JPS642508B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS642508B2 JPS642508B2 JP56042689A JP4268981A JPS642508B2 JP S642508 B2 JPS642508 B2 JP S642508B2 JP 56042689 A JP56042689 A JP 56042689A JP 4268981 A JP4268981 A JP 4268981A JP S642508 B2 JPS642508 B2 JP S642508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- hard
- base sheet
- sheet
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 24
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 24
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229920001568 phenolic resin Polymers 0.000 description 4
- KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 2-methoxy-6-methylphenol Chemical compound [CH]OC1=CC=CC([CH])=C1O KXGFMDJXCMQABM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005524 ceramic coating Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229910052582 BN Inorganic materials 0.000 description 1
- PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N Boron nitride Chemical compound N#B PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 description 1
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 description 1
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 description 1
- -1 alumina Chemical class 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009503 electrostatic coating Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 229910052863 mullite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000025 natural resin Substances 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 150000003672 ureas Chemical class 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052845 zircon Inorganic materials 0.000 description 1
- GFQYVLUOOAAOGM-UHFFFAOYSA-N zirconium(iv) silicate Chemical compound [Zr+4].[O-][Si]([O-])([O-])[O-] GFQYVLUOOAAOGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐摩性、作業性、経済性にすぐれた転
写式摩耗防止材に関する。
写式摩耗防止材に関する。
粉粒体または粉粒体を含む気液の取扱装置や輸
送管は殊にその内面の摩耗、腐蝕による損傷が甚
大で、耐摩、防蝕は産業界の重要な課題である。
送管は殊にその内面の摩耗、腐蝕による損傷が甚
大で、耐摩、防蝕は産業界の重要な課題である。
装置、管材などの耐摩、防蝕については近時、
セラミツクコートや、タイル、セラミツク板をゴ
ムシートに固着したユニツトを接着コートする方
法が行なわれるようになつた。しかしセラミツク
コートは、被コート材を工場に持ちこんで焼成炉
により焼結加工しなければならないので製造加工
が容易でなく経済的にも不利である。後者は予め
製作したタイルユニツトを被コート面に合わせて
現地加工ができるなどすぐれた面もあるが、曲げ
加工等の自由性に今一つ乏しく、さらに耐衝撃性
が充分とは云えない。
セラミツクコートや、タイル、セラミツク板をゴ
ムシートに固着したユニツトを接着コートする方
法が行なわれるようになつた。しかしセラミツク
コートは、被コート材を工場に持ちこんで焼成炉
により焼結加工しなければならないので製造加工
が容易でなく経済的にも不利である。後者は予め
製作したタイルユニツトを被コート面に合わせて
現地加工ができるなどすぐれた面もあるが、曲げ
加工等の自由性に今一つ乏しく、さらに耐衝撃性
が充分とは云えない。
本発明者らはこのような観点から耐摩性付与方
法を検討し本発明に至つた。すなわち本発明の目
的は改良された耐摩性、加工性、作業性を有する
経済的にも有利な摩耗防止材および耐摩付与方法
を提供するものであり、その特色は、ベースシー
トと、該ベースシートに接着剤で貼着させた硬質
粒体層とから成り、該硬質粒体層を被コート面に
接着した後、ベースシートが容易に離脱できるよ
うにしてなる摩耗防止材転写シートである。さら
に、該硬質粒体を把持する接着剤が重層からな
り、特に硬化樹脂の固いものを外層に、可撓性の
ある接着剤をベースシート側にした積層接着剤と
することは本発明耐摩効果を最良にする特徴であ
る。
法を検討し本発明に至つた。すなわち本発明の目
的は改良された耐摩性、加工性、作業性を有する
経済的にも有利な摩耗防止材および耐摩付与方法
を提供するものであり、その特色は、ベースシー
トと、該ベースシートに接着剤で貼着させた硬質
粒体層とから成り、該硬質粒体層を被コート面に
接着した後、ベースシートが容易に離脱できるよ
うにしてなる摩耗防止材転写シートである。さら
に、該硬質粒体を把持する接着剤が重層からな
り、特に硬化樹脂の固いものを外層に、可撓性の
ある接着剤をベースシート側にした積層接着剤と
することは本発明耐摩効果を最良にする特徴であ
る。
本発明に使用するベースシートは、硬質粒体−
接着剤層を、製造、保管およびコーテイング作業
する際の支持体として使用することができるもの
ならば、その形状、材質等特に制限するものでは
ない。例えば紙、布、ゴム、不織布、プラスチツ
ク等を単独又は併用し、単層または積層して用い
られるが、薄い金属板を使用することもできる。
接着剤層を、製造、保管およびコーテイング作業
する際の支持体として使用することができるもの
ならば、その形状、材質等特に制限するものでは
ない。例えば紙、布、ゴム、不織布、プラスチツ
ク等を単独又は併用し、単層または積層して用い
られるが、薄い金属板を使用することもできる。
本発明に使用する硬質粒体は、通常研磨材とし
て使用される各種砥粒程度の大きさ、形状がよ
く、好ましいのは通常セラミツクと呼ばれるアル
ミナ、シリカ、ジルコン、ジルコニア、ムライト
等の金属酸化物、炭化珪素、窒化ほう素、窒化珪
素等の天然又は人造の高硬度材料化合物を焼結、
細枠して得られる粉粒体である。
て使用される各種砥粒程度の大きさ、形状がよ
く、好ましいのは通常セラミツクと呼ばれるアル
ミナ、シリカ、ジルコン、ジルコニア、ムライト
等の金属酸化物、炭化珪素、窒化ほう素、窒化珪
素等の天然又は人造の高硬度材料化合物を焼結、
細枠して得られる粉粒体である。
本発明に使用するセラミツク等の硬質粒体を保
持し、かつベースシートに仮着させる接着剤とし
ては天然または合成樹脂、例えば膠、変性尿素樹
脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、常温硬化型フ
エノール樹脂、加熱硬化型フエノール樹脂、ゴム
系接着剤等が好適例として挙げられるが、これら
に制限されるものではなく、またこれら接着剤は
単独または併用することができ、コーテイング目
的によつて選別使用するのが望ましい。
持し、かつベースシートに仮着させる接着剤とし
ては天然または合成樹脂、例えば膠、変性尿素樹
脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、常温硬化型フ
エノール樹脂、加熱硬化型フエノール樹脂、ゴム
系接着剤等が好適例として挙げられるが、これら
に制限されるものではなく、またこれら接着剤は
単独または併用することができ、コーテイング目
的によつて選別使用するのが望ましい。
本発明摩耗防止材転写シートは、例えば以下の
ようにして製造される。ベースシートに直接また
はシリコン樹脂のような剥離剤をコートした上に
接着剤を塗布して硬質粒体を静電塗布などの方法
によつて撒布植設し、放置乾燥するなどして接着
硬化させる。接着剤は硬質粒体を埋没するように
しても差支えないが、好ましくは硬質粒体が表面
に突出し、硬質粒体−接着剤層の外層は凹凸な表
面としておく。また、耐摩性を向上させるにはベ
ースシートに先ず可撓性樹脂からなる接着剤を塗
布したのち硬質粒体を撒布植設して樹脂を硬化さ
せ、次いで固い樹脂成分からなる接着剤を上塗り
再硬化させる。
ようにして製造される。ベースシートに直接また
はシリコン樹脂のような剥離剤をコートした上に
接着剤を塗布して硬質粒体を静電塗布などの方法
によつて撒布植設し、放置乾燥するなどして接着
硬化させる。接着剤は硬質粒体を埋没するように
しても差支えないが、好ましくは硬質粒体が表面
に突出し、硬質粒体−接着剤層の外層は凹凸な表
面としておく。また、耐摩性を向上させるにはベ
ースシートに先ず可撓性樹脂からなる接着剤を塗
布したのち硬質粒体を撒布植設して樹脂を硬化さ
せ、次いで固い樹脂成分からなる接着剤を上塗り
再硬化させる。
斯くして得られた本発明の摩耗防止材転写シー
トは硬質粒体−接着剤層の外層を接着剤等によつ
て被コート面に接着コートされる。しかる後、ベ
ースシートを離脱するのであるが、金属や合成樹
脂製ベースシートは比較的容易に剥離できるし、
剥離剤加工しておいた各種材料ベースシートはさ
らに容易に剥離させられる。しかしベースシート
が紙や布製の場合は接着剤によつては容易にとれ
ないこととがあるが、コーテイング後、操業によ
つて摩擦により簡単に剥落することができるなら
ば本発明範囲に属する。
トは硬質粒体−接着剤層の外層を接着剤等によつ
て被コート面に接着コートされる。しかる後、ベ
ースシートを離脱するのであるが、金属や合成樹
脂製ベースシートは比較的容易に剥離できるし、
剥離剤加工しておいた各種材料ベースシートはさ
らに容易に剥離させられる。しかしベースシート
が紙や布製の場合は接着剤によつては容易にとれ
ないこととがあるが、コーテイング後、操業によ
つて摩擦により簡単に剥落することができるなら
ば本発明範囲に属する。
本発明摩耗防止材転写シートはこのような構造
から成つているので、予め大量一連のシートとし
て製造、保管しておくことが出来、施工に当つて
は、切断、曲げ加工等微細な細工も可能であり、
工程としても接着だけのために現地加工や補修に
あつても、誰でもが特殊な技術を要することなく
どこに於ても簡単に実施できる。また被コート面
への接着はベースシートを介することなく硬質粒
体層を直接接着するので固着強度が大であり、ベ
ースシートに特別の補強や耐水性加工するなどの
無駄もない。また、ベースシート側に可撓性樹脂
を、被コート両側に固い樹脂を重層固化させた場
合には、被コート面に固着、操業後、流体から受
ける衝撃の吸収が大きく、可撓性樹脂または固い
樹脂ばかりからなる同種コートに比較して耐摩性
が向上され、結果的に経済性もすぐれる。
から成つているので、予め大量一連のシートとし
て製造、保管しておくことが出来、施工に当つて
は、切断、曲げ加工等微細な細工も可能であり、
工程としても接着だけのために現地加工や補修に
あつても、誰でもが特殊な技術を要することなく
どこに於ても簡単に実施できる。また被コート面
への接着はベースシートを介することなく硬質粒
体層を直接接着するので固着強度が大であり、ベ
ースシートに特別の補強や耐水性加工するなどの
無駄もない。また、ベースシート側に可撓性樹脂
を、被コート両側に固い樹脂を重層固化させた場
合には、被コート面に固着、操業後、流体から受
ける衝撃の吸収が大きく、可撓性樹脂または固い
樹脂ばかりからなる同種コートに比較して耐摩性
が向上され、結果的に経済性もすぐれる。
実施例 1
シリコン処理したクラフト紙にロールコーター
でフエノール樹脂系接着剤を塗布し、平均粒径
1000μの褐色アルミナ粒体を静電塗布、80℃で30
分乾燥後、さらにフエノール樹脂を上塗りし、次
いで平均粒径700μの褐色アルミナ粒体を塗布し
て乾燥後、150℃で2時間保持して摩耗防止材転
写シートを作製した。
でフエノール樹脂系接着剤を塗布し、平均粒径
1000μの褐色アルミナ粒体を静電塗布、80℃で30
分乾燥後、さらにフエノール樹脂を上塗りし、次
いで平均粒径700μの褐色アルミナ粒体を塗布し
て乾燥後、150℃で2時間保持して摩耗防止材転
写シートを作製した。
この転写シートのアルミナ面にフエノール樹脂
系接着剤を塗布し、サンドブラスト、脱脂した10
×30cm軟鋼板に重ね合せて150℃で2時間加熱硬
化させて接着した。表面のクラフト紙を半分だけ
剥ぎ取つた。
系接着剤を塗布し、サンドブラスト、脱脂した10
×30cm軟鋼板に重ね合せて150℃で2時間加熱硬
化させて接着した。表面のクラフト紙を半分だけ
剥ぎ取つた。
セラミツク面およびクラフト紙面に、粒度40番
のレヂノイド型丸砥石(直径205mm、幅25mm、回
転数3600RPM)を1分間軽く接触させたところ、
クラフト紙は瞬時に剥落したが、アルミナ粒体面
は何れも僅かな擦過傷を認めるだけであつた。こ
れに対して未コート軟鋼板は丸砥石1分接着で著
るしい削傷を受けた。
のレヂノイド型丸砥石(直径205mm、幅25mm、回
転数3600RPM)を1分間軽く接触させたところ、
クラフト紙は瞬時に剥落したが、アルミナ粒体面
は何れも僅かな擦過傷を認めるだけであつた。こ
れに対して未コート軟鋼板は丸砥石1分接着で著
るしい削傷を受けた。
次いで耐衝撃性を測定するために、アルミナ粒
体コート面25×50mmに対して前記丸砥石を5秒間
隔で5秒間強く接触動作を10サイクル実施し、粒
体の欠落を調べたところ、貼着粒体の約2.5%の
欠損しか認められなかつた。
体コート面25×50mmに対して前記丸砥石を5秒間
隔で5秒間強く接触動作を10サイクル実施し、粒
体の欠落を調べたところ、貼着粒体の約2.5%の
欠損しか認められなかつた。
実施例 2
塩ビシートにウレタン接着剤をロールコーター
で塗布し、平均粒径1500μおよび800μの褐色アル
ミナ粒体混合体を静電塗布し、乾燥後さらにフエ
ノール樹脂系接着剤を上塗りし、80℃で30分乾燥
後、150℃で2時間保持して摩耗防止材転写シー
トを作製した。
で塗布し、平均粒径1500μおよび800μの褐色アル
ミナ粒体混合体を静電塗布し、乾燥後さらにフエ
ノール樹脂系接着剤を上塗りし、80℃で30分乾燥
後、150℃で2時間保持して摩耗防止材転写シー
トを作製した。
この転写シートのアルミナ粒体側面にフエノー
ル樹脂系接着剤を塗布し、サンドブラスト、脱脂
した10×30cm軟鋼板に重ね合わせて150℃で2時
間加熱硬化させて接着した。表面の塩ビシートは
容易に剥離するが半分だけ残した。
ル樹脂系接着剤を塗布し、サンドブラスト、脱脂
した10×30cm軟鋼板に重ね合わせて150℃で2時
間加熱硬化させて接着した。表面の塩ビシートは
容易に剥離するが半分だけ残した。
アルミナ粒体面及び塩ビシート面に、実施例1
に使用した丸砥石を使用して耐摩性および耐衝撃
性を調べた。塩ビシートは瞬時にして剥離したが
アルミナ粒体面は何れも痕跡程度の傷しか認めな
かつたし、粒体の欠落は殆んど認められなかつ
た。
に使用した丸砥石を使用して耐摩性および耐衝撃
性を調べた。塩ビシートは瞬時にして剥離したが
アルミナ粒体面は何れも痕跡程度の傷しか認めな
かつたし、粒体の欠落は殆んど認められなかつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベースシートと、該ベースシートに接着剤で
貼着させた硬質粒体層とから成り、該硬質粒体層
を被コート面に接着した後、ベースシートが容易
に離脱できるようにしてなる摩耗防止材転写シー
ト。 2 硬質粒体と貼着する接着剤が性質の異つた接
着剤の重層であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の摩耗防止材転写シート。 3 硬質粒体を貼着する重層接着剤において、ベ
ースシート側に可撓性のあるものを、外層側に固
い樹脂を使用することを特徴とする特許請求の範
囲第2項記載の摩耗防止材転写シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56042689A JPS57156244A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Abrasion preventive material transfer sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56042689A JPS57156244A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Abrasion preventive material transfer sheet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57156244A JPS57156244A (en) | 1982-09-27 |
JPS642508B2 true JPS642508B2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=12642999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56042689A Granted JPS57156244A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Abrasion preventive material transfer sheet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57156244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2625512B2 (ja) * | 1988-08-03 | 1997-07-02 | 株式会社日立製作所 | ガス絶縁開閉装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59128287A (ja) * | 1983-01-06 | 1984-07-24 | 昭和電工株式会社 | 被覆管体の製造法 |
-
1981
- 1981-03-23 JP JP56042689A patent/JPS57156244A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2625512B2 (ja) * | 1988-08-03 | 1997-07-02 | 株式会社日立製作所 | ガス絶縁開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57156244A (en) | 1982-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0439956B1 (en) | Abrasive sheet and method of manufacturing | |
US5984989A (en) | Coated abrasives and backing therefor | |
JP4801116B2 (ja) | 抗目つまり処理 | |
JPH01222867A (ja) | 塗装研磨物品及びその製法 | |
JP2017536254A (ja) | 角度を成した成形研磨粒子を備える研磨ベルト | |
JPH05202461A (ja) | 繊維強化プラスチック本体の被覆方法 | |
JP2008511470A (ja) | 保護コーティング及びそれを製造する方法 | |
EP0802250A3 (en) | Method for applying a coating material to sheets | |
US5669940A (en) | Abrasive article | |
JP4554942B2 (ja) | 目詰まり防止処理剤 | |
JPS642508B2 (ja) | ||
TW393382B (en) | Method of mechano-chemically treating a material | |
CN207432030U (zh) | 一种双层高分子复合基材抛光磨具 | |
EP0775035B1 (en) | Abrasive article | |
JPS6352579B2 (ja) | ||
EP3370918B1 (en) | Coated abrasive article | |
JP2003025505A (ja) | 耐摩耗性ゴムシート、その製造方法及び用途 | |
JP2003191338A (ja) | 耐摩耗性シートの製造方法及びそれを用いる耐摩耗施工方法 | |
JP2003193035A (ja) | 耐摩耗性付与材料ならびにそれを用いる耐摩耗ライニング施工方法 | |
JPS637881A (ja) | 金属表面への熱溶融性フツ素樹脂層の形成方法 | |
JPH0529817Y2 (ja) | ||
JPH02239009A (ja) | 耐摩耗性プーリー | |
JP2003039604A (ja) | 固体粒子埋め込みシートの製造方法 | |
JPH0516325B2 (ja) | ||
JPH06104221B2 (ja) | 金属表面への熱溶融性フツ素樹脂層の形成方法 |