JP2003193035A - 耐摩耗性付与材料ならびにそれを用いる耐摩耗ライニング施工方法 - Google Patents

耐摩耗性付与材料ならびにそれを用いる耐摩耗ライニング施工方法

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JP2003193035A
JP2003193035A JP2001394189A JP2001394189A JP2003193035A JP 2003193035 A JP2003193035 A JP 2003193035A JP 2001394189 A JP2001394189 A JP 2001394189A JP 2001394189 A JP2001394189 A JP 2001394189A JP 2003193035 A JP2003193035 A JP 2003193035A
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sandpaper
wear
resistant
abrasion
fixing
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Tadashi Bando
紀 坂東
Nakatsugu Nakamura
仲次 中村
Kazuo Akagane
華津男 赤金
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SANTO SHOJI KK
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SANTO SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】すべり止めの目的で、サンドペーパーなどを靴
底に接着剤を介して接着することは知られているが、サ
ンドペーパー等を装置,設備等の被着物体面の耐摩耗ラ
イニングに用いることは知られていない。本発明は上述
の如き実状に対処し、耐摩耗ライニング作業の簡素化を
課題として特に施工容易な耐摩耗性付与材料を見出すこ
とにより計画生産を可能とし、如何なる形態であっても
自由にかつ均一に好みの膜厚に容易に耐摩耗ライニング
施工を実施せしめることを目的とするものである。 【解決手段】サンドペーパー等と、該サンドペーパー等
を被着物体面に固定せしめる固着材とからなることを特
徴とする耐摩耗性付与材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンドペーパー等と、
該サンドペーパー等の裏面を被着物体面に固定せしめる
固着材とからなることを特徴とする耐摩耗性付与材料、
耐摩耗性付与物品及び該耐摩耗性付与材料及び耐摩耗性
付与物品を用いて装置,設備等の被着物体面に耐摩耗ラ
イニング保護層を形成するのに好適な耐摩耗ライニング
施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄鉱石,石炭,土砂などの原材料
を貯蔵や搬送する装置、設備等は摩耗がはげしいため各
種の耐摩耗対策が行われ、例えばベルトコンベアー搬送
においては駆動プーリーを始め、テンションプーリ、ス
ナッププーリーなど多くのプーリーに摩耗や滑りを防止
するべくゴムライニングが施されて来た。しかし従来の
ゴムライニングはベルトとプーリーとの間に石屑など硬
いものが混入したとき、プーリーのゴム被覆面を損傷,
摩耗させ、その結果として被着ゴムの剥離を生じプーリ
ー面に錆を生じさせたり摩損させる問題があった。その
ため近時、ゴム板の内面や表面に金属粒やセラミック粒
などを埋め込んだり張りつけたりしたシートをプーリー
表面に被着することが行われると共に、熱硬化性樹脂と
金属粒、セラミック粒などの耐摩耗材からなる耐摩耗性
組成物をプーリ表面に塗着することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の如き各
ライニング層の形成方法は、ゴムライニングやゴム板に
金属粒,セラミック粒を混入したものを用いる方法で
は、焼付炉や成型炉が必要であり、ライニング層形成に
装置、設備などをその都度、それら炉の所在場所に持ち
運んで形成しなければならないため現場作業に不適であ
り、また熱硬化性樹脂とセラミック粒からなる組成物を
塗着する方法は効果は頗る良好であるが、大量施工では
混合に力を要し、混合物は可使時間に制約され、塗布作
業に時間を要し、更には精密な膜厚を出すには熟練を要
するなどの問題がある。
【0004】また、いわゆるすべり止めの目的で、サン
ドペーパーなどを靴底に接着剤を介して接着することは
知られているが、サンドペーパー等を装置,設備等の被
着物体面の耐摩耗ライニングに用いることは知られてい
ない。本発明は上述の如き実状に対処し、耐摩耗ライニ
ング作業の簡素化を課題として特に施工容易な耐摩耗性
付与材料を見出すことにより計画生産を可能とし、如何
なる形態であっても自由にかつ均一に好みの膜厚に容易
に耐摩耗ライニング施工を実施せしめることを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、サンドペーパ
ー等と、該サンドペーパー等を被着物体面に固定せしめ
る固着材とからなることを特徴とする耐摩耗性付与材料
である(請求項1)。ここで、固着材が接着剤、粘着
材、貼着剤から選ばれる請求項1に記載の耐摩耗性付与
材料である(請求項2)。ここで、サンドペーパー等
が、研磨材等粒子を接着剤によって基板(紙、フィル
ム、不織布、織物、布、各種樹脂シート等)に平面的に
固着配列したシート状物である請求項1に記載の耐摩耗
性付与材料ある(請求項3)。
【0006】ここで、研磨材等粒子が、アルミナ、炭化
ケイ素、ジルコニア又はガーネットから選ばれる請求項
3に記載の耐摩耗性付与材料である(請求項4)。被着
物体が、装置、設備又は材料(半製品)から選ばれる請
求項1乃至請求項4の何れかに記載の耐摩耗性付与材料
である(請求項5)。ここで、材料(半製品)が、木
板、樹脂シート、金属板及びタイルなどから選ばれる請
求項5に記載の耐摩耗性付与材料である(請求項6)。
また、本発明は、サンドペーパー等を固着剤によって材
料(半製品)面に固定せしめることを特徴とする耐摩耗
性付与物品の製造方法である(請求項7)。ここで、材
料(半製品)が、木板、樹脂シート、金属板及びタイル
などから選ばれる請求項7に記載の耐摩耗性付与物品の
製造方法である(請求項8)。
【0007】さらに、本発明は、サンドペーパー等の裏
面に未加硫ゴムシートを重ね合わせた上、両者を加熱
(加硫)及び/又は押圧(圧着)処理して成ることを特
徴とする耐摩耗性ゴムシートの製造方法である(請求項
9)。さらにまた、本発明は、装置、設備等の被着物体
面に耐摩耗ライニング施工を行うにあたり、サンドペー
パー等を固着剤によって被着物体面に固定せしめてなる
ことを特徴とする耐摩耗ライニング施工方法である(請
求項10)。ここで、サンドペーパー等の被着物体面へ
の固定を、該サンドペーパー等に固着剤を含浸させ、次
いで被着物体面に当てて固化せしめることを特徴とする
請求項10に記載の耐摩耗ライニング施工方法である
(請求項11)。
【0008】また、サンドペーパー等の被着物体面への
固定を、該サンドペーパー等の多重積層によって行うこ
とを特徴とする請求項10に記載の耐摩耗ライニング施
工方法である(請求項12)。ここで、サンドペーパー
等の被着物体面への固定を、該サンドペーパー等の固着
剤の含浸・固化及び多重積層とによって行うことを特徴
とする請求項10に記載の耐摩耗ライニング施工方法で
ある(請求項13)。
【0009】さらに、本発明は、必要により離型剤を塗
布した型枠にサンドペーパー等を当て或いは巻きつけ、
次いで成形体を形成する物質を固着させ、型枠を外して
成ることを特徴とする耐摩耗成形物品である(請求項1
4)。ここで、型枠がパイプ状物品であることを特徴と
する請求項14に記載の耐摩耗成形物品である(請求項
15)。また、型枠が立体状物品であることを特徴とす
る請求項14に記載の耐摩耗成形物品である(請求項1
6)。更にまた、本発明は、成形体を形成する物質が、
熱可塑性樹脂であることを特徴とする請求項14乃至1
6のいずれかに記載の耐摩耗成形物品である(請求項1
7)。
【0010】以下、本発明について、更に詳細に説明す
る。本発明にいうサンドペーパー等とは、研磨材等粒子
をバインダーによって基板(紙、フィルム、不織布、織
物、布、各種樹脂シート等)に接着、貼着又は粘着して
なるシート状物を意味し、その名称はサンドペーパー、
ヤスリ紙、研磨紙、研磨布紙、研磨シートなどの名称で
使用されているが、名称を問わず、いずれをも含む概念
である。ここで、バインダーとしては、ニトロセルロー
ス、アセチルセルロース、トリエチルセルロース、ポリ
ビニルアセタール、ポリアクリル酸エステル、ポリビニ
ルアルコール、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、ポリイ
ソブチレン若しくは天然ゴム又はこれらの混合物、紫外
線硬化型樹脂接着剤であって、光開始剤、増感剤を含む
エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウ
レタンアクリレート、ジエン系アクリレート、若しくは
シリコン系アクリレート又はこれらの混合物、熱接着性
樹脂であって、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂若しくはナイロン又はこれら混
合物である。
【0011】更に、常温で硬化する、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリ酢酸樹脂、若しくはポリ塩
化ビニル樹脂、又はこれらの混合物を使用することがで
きる。このようなバインダーを均一に塗布したプラスチ
ックシート基板を研磨層に重ね、ローラ等で加圧する
(又は、熱ローラで加熱し加圧する)と、常温で、プラ
スチックシート基板を研磨層に接着することができる。
【0012】またここで、研磨材粒子とは、具体的には
例えばコルク、クルミ殻、椰子殻、獣骨等の動植物性粒
子、ベークライト、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等
の合成樹脂系物の粒子、砂、バラス、ケイ砂、石英ガラ
ス、ケイ藻土、エメリー、ガーネット、ダイヤモンド
(C)、アルミナ(Al2O3)、アルミナジルコニア、ウッ
ド若しくはRBセラミックス粒子、酸化鉄(Fe2O3)、
カーボランダム(SiC)、酸化クロム(Cr2O3)、若しく
は酸化セリウム(CeO2)、タングステン、チタン、高ク
ロム鉄、酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、カ焼アルミナ等の天然および合成の金属、金属化合
物、合金、鉱物等の粒子、炭化ケイ素、炭化ホウ素、窒
化ケイ素、窒化ホウ素、チタンナイトライド、窒化アル
ミニウム、ランタンボライド、アランダム、溶解アルミ
ナ、溶解ジルコニア等のセラミックス粒子、アルミナジ
ルコニア、ウッド若しくはRBセラミックス等が挙げら
れ、これらの天然または人造の高硬度化合物の細粒、そ
れらのウイスカまたは焼結、細砕して得られた粉粒体が
用いられ、高炉焼結鉱等の副次生産品、碍子粉砕品、コ
ンクリート粉砕品あるいは耐摩耗材含有組成物再利用と
してこれらの破砕粒等も対象となし、目的により材質、
形状、大きさ、密度などが適宜選択され、これらは単独
または併用して用いることができる。本発明の目的に特
に好ましい研磨材粒子としては、ダイヤモンド(C)、
アルミナ(Al2O3)、ジルコニア、ウッド若しくはRB
セラミックス粒子、酸化鉄(Fe2O3)、カーボランダム
(SiC)、酸化クロム(Cr2O3)、若しくは酸化セリウム
(CeO2)又はそれらの混合物である。
【0013】本発明に言う研磨材粒子をバインダーによ
り接着する基板としては、天然又は合成の紙、フィル
ム、不織布、織物、布、各種樹脂シート等を含み、具体
的にはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン又
はポリウレタンシート、和紙、皮革などを含む。本発明
に言うサンドペーパー等の製造方法は、研磨材等粒子を
固着剤によって基板(布、紙、不織布、織物又は各種樹
脂フィルム若しくはシート状物等)に平面的に固着配列
することによって容易に製造される。
【0014】本発明において、サンドペーパー等と、該
サンドペーパー等の裏面を被着物体に固定せしめる固着
材としては、固着対象物体とをよく固着することのでき
るもので、耐摩耗性に一応耐えるものならば、無機性、
有機性を問わないで使用される。例えば天然または合成
のゴム、樹脂、具体的にはゴム糊、水ガラス、セメン
ト、フェノール樹脂、フラン樹脂、ポリウレタン樹脂、
ナイロン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミドアミド樹脂、
エポキシ樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ABS樹
脂、ふっ素樹脂、シリコン樹脂等1種又は2種以上が挙
げられる。
【0015】 以下、本発明の実施の態様について更に詳
細に説明する。本発明は、サンドペーパー等と、該サン
ドペーパー等を被着物体面に固定せしめる固着材とから
なることを特徴とする耐摩耗性付与材料である。ここ
で、被着物体面としては、装置、設備などの製品、その
他材料(半製品)などあらゆる物体が考慮される。ま
た、ここで、固着材としては、接着剤、粘着材、貼着剤
など名称の如何を問わず、適宜に使用される。また、本
発明は、サンドペーパー等を固着剤によって材料(半製
品)面に固定せしめることを特徴とする耐摩耗性付与物
品の製造方法である。ここで、材料(半製品)として
は、木板、樹脂シート、金属板及びタイルなどの半製品
が挙げられる。本発明によれば、これらの材料(半製
品)に耐摩耗性を付与させる方法として極めて好都合で
あり、得られた耐摩耗性付与物品は、種々の耐摩耗を要
求される用途に適用される。
【0016】次に、本発明は、装置、設備等の被着物体
面に耐摩耗ライニング施工を行うにあたり、サンドペー
パー等を固着材を用いて被着物体に固定せしめることを
特徴とする耐摩耗ライニング施工方法である。本発明の
方法によって、サンドペーパー等を固着材を用いて被着
物体面に固定せしめるライニング施工方法としては、サ
ンドペーパー等に予め固着剤を含浸させ、被着物体面に
当てて装着したのち固化させるか、またはサンドペーパ
ー等を先に被着物体面に装置し、次いで固着剤を塗布、
含浸固化させる方法がある。後者の方法においてサンド
ペーパー等を被着物体面に装着する方法として、サンド
ペーパー等の巻きつけられるものにあっては、一端を適
宜固定して、順次巻きつけるだけでもよいが、例えば瞬
間接着剤,ホットメルト系接着剤等の速効性接着剤で点
着仮止めするのも効果的で、時には極めて有効である。
【0017】また、本発明においては、サンドペーパー
等の被着物体面への固定を、該サンドペーパー等の多重
積層によって行うことができ、本発明の最も好ましい態
様の一である。更にまた、本発明においては、サンドペ
ーパー等の被着物体面への固定を、該サンドペーパー等
の固着材の含浸・固化及び多重積層とによって行うこと
ができ、場合により、極めて効果的な固着を行うことが
出来るという特徴を有する。かくして、本発明によれ
ば、ライニング作業の簡素化が可能であり、特に施工容
易な耐摩耗性付与材料を提供することが出来、特にま
た、計画生産を可能とし、如何なる形態であっても自由
にかつ安易に、しかも均一に好みの膜厚に容易に耐摩耗
ライニング施工を実施せしめることができる。
【0018】本発明のサンドペーパー等を用いる耐摩耗
ライニング施工方法は、これを被着物体面に固着させる
固着剤と組合わせて耐摩耗性施工性の優れた耐摩耗性付
加材料・物品を形成する。このサンドペーパー等は予め
定形に製作することもできるし、薄手のものにあって
は、鋏、ダイヤモンドカッター等で適宜必要形状に切断
成型することもできる。また、厚手のもの、固いもの、
小物等にあっては重ね合わせて保管、輸送することがで
き、長尺物、薄手のもの、可撓性のあるものではロール
巻、糸巻等の状態で保管、輸送ができるという利点を兼
ね備えている。
【0019】さらに、本発明は、必要により離型剤を塗
布した型枠にサンドペーパー等を当て或いは巻きつけ、
次いで成形体を形成する物質を固着させ、型枠を外して
成ることを特徴とする耐摩耗成形物品として、効果的に
使用される。ここで、型枠がパイプ状物品である耐摩耗
成形物品として、効果的に使用される。その他、型枠が
立体状物品である場合に、効果的に使用される。本発明
のおいて、これら成形体を形成する物質としては、種々
のものが適用される。具体的には、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、アクリロニトリースチレ
ンーブタヂエン(ABS)樹脂、ポリスチレン(AS)
樹脂、メタクリル樹脂、ポリビニルアルコール(EV
A)、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、部分ケン化エチ
レン酢酸ビニル共重合樹脂、セルロース系プラスチッ
ク、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等
の熱可塑性エラストマー、ポリアミド樹脂、ポリアセタ
ール樹脂、ポリカーボネート樹脂、変性ポリフェニレン
エーテル樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリフェニ
レンスルフィド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリエ
ーテルスルホン樹脂、フッ素樹脂などのいわゆるエンジ
ニアリングプラスチック、更には、エポキシ樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ユリア・メラミ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、光硬化性
樹脂などの熱硬化性樹脂が挙げられ、これらは1種又は
2種以上を混合して用いられる。これらの中でも、熱可
塑性樹脂が本発明に好ましく適用される。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上のようにサンドペーパー等
と、該サンドペーパー等を被着物体面に固着させ得る固
着剤とからなる耐摩耗性付与材料及びこれらの材料を用
いて耐摩耗ライニング施工を行う方法であり、耐摩耗性
付与材料は予め作成可能であるため、耐摩耗ライニング
の必要に応じて随時、消費することから計画生産が可能
で無駄をなくすことができるのみならず、如何なる場所
でも搬送、保存、取扱が可能であるため現場ライニング
作業が誰でも、何時でも容易にでき、被加工体である装
置,設備などを遠隔移動させる必要がないため、作業能
率が著しく向上し、ライニング層取替えの手間も簡単と
なって装置,設備の保守管理を極めて合理化し得る顕著
な効果を有する。しかも、上記耐摩耗性付与材料である
サンドペーパー等は成型,裁断が自由で、如何なる形態
でも自由に対応し得ると共に、耐摩耗ライニング層の厚
さに応じても自由で、均厚あるいは厚さを変える必要が
ある場合でも、重合度合を変えて適宜変化させ得るなど
ライニング層形成に極めて有利であり、装置,設備本体
の摩耗損傷を防止し寿命を長期化させる実用的効果が大
である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を参考例及び実施例を掲げて更
に具体的に説明する。 参考例(サンドペーパー等の製法)サンドペーパー1 綿の平織物に、接着剤としてABSラテックス(日本エ
イアンドエル社製ゴムラテックス)を一面に塗布し、こ
れにプライマーとしてシランカップリング剤で処理した
ジルコニア系セラミック(角柱体を主体とする、平均粒
径1000ミクロン)を1300g/平方メートルを均一に撒布し、
付着されなかったセラミックを除き、ロール押し圧乾燥
してサンドペーパー1を製造した。
【0022】サンドペーパー2 平均粒径300ミクロンのジルコニア系研磨材粒子(9
5重量%)と、ニトロセルロース(5重量%)とを均一
に混合し、粘度10cpの低粘度スラリーを調製し、こ
れを保持シートとしての厚さ20μmのポリプロピレン
シートの片面に塗布し、乾燥させて、研磨材粒子をシー
ト表面に単層配列して仮保持させた。次に、ポリエステ
ル樹脂及びイソシアネート系硬化剤を混合して粘度10
0cpの高粘度バインダー接着剤を調製し、この高粘度
バインダー接着剤を、基板シートとしての厚さ20μm
のポリエステルシートの表面に一様に塗布し、厚さ10
μmの高粘度バインダー接着剤の層を形成した。次に、
基板シートと保持シートとを、上下に配置した加圧ロー
ラ(軸圧力:10kg重/cm)の間を通過させて、単
層配列した研磨材粒子を高粘度バインダー接着剤の層に
押し込み、乾燥機を通過させて高粘度バインダー接着剤
の層を乾燥させ、高粘度バインダー接着剤の乾燥物であ
る固着層に研磨材粒子を固着させた後に、固着層に固着
した研磨材粒子を保持シートから剥離し、サンドペーパ
ー2を製造した。
【0023】サンドペーパー3の製法 ポリウレタン系発泡性樹脂に水酸化アルミニウム粉末と
砥粒(平均粒径500ミクロンの炭化ケイ素)を加えて
ポットミルにて混合した後、これに気泡剤、反発回復整
泡剤及び架橋剤等を加えて混合し、さらに、硬化剤及び
増粘剤を加えて混合し、気泡分散塗料を製造した。この
気泡分散塗料を、ナイフコーターにより、厚さ75μm
のPETシートの表面に400μmの厚みに塗布し、1
00℃の雰囲気中で乾燥させた後、遠赤外線を使用して
さらに乾燥させ、気泡分散塗料を完全に硬化させた。乾
燥後、家庭用扇風機で冷却してサンドペーパー3を製造
した。
【0024】サンドペーパー4の製法 基板としての厚み75μmのテトロンSM(サンドブラ
ストによるマット加工を施し凹凸形状を設けたポリエス
テルフィルム帝人(株)製 商品名)の凹凸形状の凹凸
面に、プライマーを塗布した後、下記組成(塗工液1)
の研磨層をグラビアリバース法で5g/m2 塗工・乾燥
してサンドペーパー4を作成した。 (塗工液1の組成) ・グラスカHPC7502(ポリオルガノシロキサン系
樹脂) 25重量部 (日本合成ゴム(株)製 商品名) ・IPA−ST (イソプロパノールシリカゾル) 75
重量部 (平均粒径10〜20μm 日産化学工業(株)
製 商品名)
【0025】サンドペーパー5の製法 平均粒径1200ミクロンのRBセラミックス研磨材粒
子(=米ぬか焼成炭:95重量%)と、ニトロセルロー
ス(5重量%)とを均一に混合し、粘度10cpの低粘
度スラリーを調製し、これを保持シートとしての厚さ2
0μmのポリプロピレンシートの片面に塗布し、乾燥さ
せて、RBセラミックスをシート表面に単層配列して仮
保持させた。次に、ポリエステル樹脂及びイソシアネー
ト系硬化剤を混合して粘度100cpの高粘度バインダ
ー接着剤を調製し、この高粘度バインダー接着剤を、基
板シートとしての厚さ20μmのポリエステルシートの
表面に一様に塗布し、厚さ10μmの高粘度バインダー
接着剤の層を形成した。次に、基板シートと保持シート
とを、上下に配置した加圧ローラ(軸圧力:10kg重
/cm)の間を通過させて、単層配列した研磨材粒子を
高粘度バインダー接着剤の層に押し込み、乾燥機を通過
させて高粘度バインダー接着剤の層を乾燥させ、高粘度
バインダー接着剤の乾燥物である固着層に研磨材粒子を
固着させた後に、固着層に固着した研磨材粒子を保持シ
ートから剥離し、サンドペーパー5を製造した。
【0026】 実施例1 アルミ薄板にエポキシ樹脂を塗布し、前記サンドペーパ
ー1を当てて硬化して固着せしめて得たサンドペーパー1
の表面に一液性加熱硬化型エポキシ樹脂を塗布し、13
0℃に加熱されたパイプの穴の上に押しあてて、約30
分で硬化させ、穴塞ぎを行った。そして穴塞ぎ施工後、
高温のうちにアルミ薄板を剥ぎ取り、室温に戻ったの
ち、表面にさらにレジセラSZ−E(三東化工業株式会
社製エポキシ樹脂−セラミック粒複合耐摩耗剤)を塗
布、硬化させて膜厚の大きい耐摩耗施工を行った。極め
て良好な耐摩耗耐久性を有した。
【0027】実施例2 未加硫ゴムシートを巻きつけたロールを加熱炉に入れ、
加熱しながら表面にサンドペーパー2を巻きつけ、加硫
して、サンドペーパー付ゴムロールを得た。このロール
をベルトコンベアーのリターンローラーとして使用した
ところ、従来のゴム製リターンローラーに比しおよそ3
倍の耐摩耗耐久性を有した。
【0028】実施例3 クロロプレン未加硫ゴム板に前記サンドペーパー2を置
きその上にさらに未加硫ゴム板を重ねたのち、加圧、加
熱して加硫を行い、ゴム、サンドペーパーの層状成形体
を得た。ゴム面に#24デイスクサンダーを30秒間か
けたところ、表面のゴム層は簡単に削られ、サンドペー
パーの目が出たところで摩耗が進まず残った。比較の為
に、サンドペーパーを付けないで厚手の綿布を用い、本
実施例に準據して綿布入りクロロプレンゴム板を成形
し、#24デイスクサンダーで30秒間表面を研磨した
ところ、綿布層は切れてしまって下層のゴム層まで削ら
れた。
【0029】実施例4 サンドペーパー1の裏面をエポキシ樹脂系接着剤(スミ
エポキシELA-128及びスミキュアーP-700:いずれも住友
化学工業株式会社エポキシ樹脂及びその硬化剤の商品
名)を用いて鉄板に貼り付け、硬化させて耐摩耗製鉄板
を得た。この面にサンドブラストしたところ、優れた耐
摩耗性を有した。また、サンドブラスト後、落球衝撃を
与え、クラックを生じさせたがライニング材料が剥離飛
散することはなかった。これに比し、珪砂を接着剤で固
着させただけのライニング材では衝撃で剥離飛散した。
【0030】実施例5 サンドペーパー3をエポキシ樹脂系接着剤(スミエポキ
シELA-128及びスミキュアーP-700:いずれも住友化学工
業株式会社エポキシ樹脂及びその硬化剤の商品名)を用
いて鉄板に貼り付け、硬化させて耐摩耗製鉄板を得た。
この面にサンドブラストしたところ、優れた耐摩耗性を
有した。また、サンドブラスト後、落球衝撃を与え、ク
ラックを生じさせたがライニング材料が剥離飛散するこ
とはなかった。
【0031】実施例6 サンドペーパー4をエポキシ樹脂系接着剤(スミエポキ
シELA-128及びスミキュアーP-700:いずれも住友化学工
業株式会社エポキシ樹脂及びその硬化剤の商品名)を用
いて鉄板に貼り付け、硬化させて耐摩耗製鉄板を得た。
この面にサンドブラストしたところ、優れた耐摩耗性を
有した。また、サンドブラスト後、落球衝撃を与え、ク
ラックを生じさせたがライニング材料が剥離飛散するこ
とはなかった。
【0032】実施例7 サンドペーパー5をエポキシ樹脂系接着剤(スミエポキ
シELA-128及びスミキュアーP-700:いずれも住友化学工
業株式会社エポキシ樹脂及びその硬化剤の商品名)を用
いて鉄板に貼り付け、硬化させて耐摩耗製鉄板を得た。
この面にサンドブラストしたところ、優れた耐摩耗性を
有した。また、サンドブラスト後、落球衝撃を与え、ク
ラックを生じさせたがライニング材料が剥離飛散するこ
とはなかった。
【0033】実施例8 厚さ2mmの末加硫ゴムシートにサンドペーパー1の表面
を重ね合わせて多層構造とし、これを加圧しながら、1
20〜130℃の温度で加熱処理することによって、表
面が加硫ゴムシートで被覆された耐摩耗性ゴムシートが
得られた。
【0034】実施例9 サンドペーパー4を耐熱性接着剤を用いて、ベルトコン
ベヤー用プーリーの表面に三重にバイヤスに巻きつけ、
更にエポキシ樹脂系接着剤を塗布、含浸、硬化させて3
mm厚の耐摩耗ライニングプーリーを得た。従来、10
mmのゴムライニングで半年で摩耗していたが、本方法
で得たプーリーは2年半経過しても殆ど摩耗していな
い。
【0035】実施例10 実施例8で得られた耐摩耗性ゴムシートを250A鋼管
内壁に巻き込み、要すれば局部的に点溶接で仮止めし、
次いでエポキシ樹脂を塗布、含浸、固化させて耐摩耗ラ
イニングパイプを得た。優れた耐摩耗性を有した。
【0036】実施例11 低融点ポリオレフイン系樹脂でコーティングされたガラ
ス繊維からなる網織物(網目約1.5mm )を、低融点ポリ
オレフイン系樹脂の融点に加熱し、これに一液性加熱硬
化型エポキシ樹脂を塗布し、サンドペーパー2を当てて
固化させ、サンドペーパー付ガラス繊維網を得た。この
得られたサンドペーパー付きガラス網を次に型枠に入
れ、炭酸カルシウム粉末、硫酸カルシウム粉末、二酸化
チタン粉末を含む溶融エレチン酢酸ビニルコポリマーを
流し込み、冷却,固化させて膜厚3mmの白色帯状層状成
形体を得た。この製品を道路の清掃したアスファルト面
に敷き並べ、焼きゴテをあてて、固着させた。3ケ月後
に表面を観察したが、殆ど変化が認められなかった。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンドペーパー等と、該サンドペーパー等
    を被着物体面に固定せしめる固着材とからなることを特
    徴とする耐摩耗性付与材料。
  2. 【請求項2】固着材が接着剤、粘着材、貼着剤から選ば
    れる請求項1に記載の耐摩耗性付与材料。
  3. 【請求項3】サンドペーパー等が、研磨材等粒子を接着
    剤によって基板(紙、フィルム、不織布、織物、布、各
    種樹脂シート等)に平面的に固着配列したシート状物で
    ある請求項1に記載の耐摩耗性付与材料。
  4. 【請求項4】研磨材等粒子が、アルミナ、炭化ケイ素、
    ジルコニア又はガーネットから選ばれる請求項3に記載
    の耐摩耗性付与材料。
  5. 【請求項5】被着物体が、装置、設備又は材料(半製
    品)から選ばれる請求項1乃至請求項4の何れかに記載
    の耐摩耗性付与材料。
  6. 【請求項6】材料(半製品)が、木板、樹脂シート、金
    属板及びタイルなどから選ばれる請求項5に記載の耐摩
    耗性付与材料。
  7. 【請求項7】サンドペーパー等を固着剤によって材料
    (半製品)面に固定せしめることを特徴とする耐摩耗性
    付与物品の製造方法。
  8. 【請求項8】材料(半製品)が、木板、樹脂シート、金
    属板及びタイルなどから選ばれる請求項7に記載の耐摩
    耗性付与物品の製造方法。
  9. 【請求項9】サンドペーパー等の裏面に未加硫ゴムシー
    トを重ね合わせた上、両者を加熱(加硫)及び/又は押
    圧(圧着)処理して成ることを特徴とする耐摩耗性ゴム
    シートの製造方法。
  10. 【請求項10】装置、設備等の被着物体面に耐摩耗ライ
    ニング施工を行うにあたり、サンドペーパー等を固着剤
    によって被着物体面に固定せしめてなることを特徴とす
    る耐摩耗ライニング施工方法。
  11. 【請求項11】サンドペーパー等の被着物体面への固定
    を、該サンドペーパー等に固着剤を含浸させ、次いで被
    着物体面に当てて固化せしめることを特徴とする請求項
    10に記載の耐摩耗ライニング施工方法。
  12. 【請求項12】サンドペーパー等の被着物体面への固定
    を、該サンドペーパー等の多重積層によって行うことを
    特徴とする請求項10に記載の耐摩耗ライニング施工方
    法。
  13. 【請求項13】サンドペーパー等の被着物体面への固定
    を、該サンドペーパー等の固着剤の含浸・固化及び多重
    積層とによって行うことを特徴とする請求項10に記載
    の耐摩耗ライニング施工方法。
  14. 【請求項14】必要により離型剤を塗布した型枠にサン
    ドペーパー等を当て或いは巻きつけ、次いで成形体を形
    成する物質を固着させ、型枠を外して成ることを特徴と
    する耐摩耗成形物品。
  15. 【請求項15】型枠がパイプ状物品であることを特徴と
    する請求項14に記載の耐摩耗成形物品。
  16. 【請求項16】型枠が立体状物品であることを特徴とす
    る請求項14に記載の耐摩耗成形物品。
  17. 【請求項17】成形体を形成する物質が、熱可塑性樹脂
    であることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか
    に記載の耐摩耗成形物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101207019B1 (ko) 2011-01-11 2012-11-30 세화엔지니어링 주식회사 탄성을 갖는 내마모성 및 내열성 소재의 제조방법
CN110342902A (zh) * 2019-06-20 2019-10-18 江苏旭阳研磨科技有限公司 一种陶瓷研磨球及其制备方法

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