JPS642376B2 - - Google Patents

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JPS642376B2
JPS642376B2 JP56503226A JP50322681A JPS642376B2 JP S642376 B2 JPS642376 B2 JP S642376B2 JP 56503226 A JP56503226 A JP 56503226A JP 50322681 A JP50322681 A JP 50322681A JP S642376 B2 JPS642376 B2 JP S642376B2
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JP
Japan
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sheath
earplug
elastic material
deep
die
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JP56503226A
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JPS57501663A (ja
Inventor
Kaaruman Kushiiki
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BIRUSOMU AB
Original Assignee
BIRUSOMU AB
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Publication date
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Publication of JPS57501663A publication Critical patent/JPS57501663A/ja
Publication of JPS642376B2 publication Critical patent/JPS642376B2/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F11/00Methods or devices for treatment of the ears or hearing sense; Non-electric hearing aids; Methods or devices for enabling ear patients to achieve auditory perception through physiological senses other than hearing sense; Protective devices for the ears, carried on the body or in the hand
    • A61F11/06Protective devices for the ears
    • A61F11/08Protective devices for the ears internal, e.g. earplugs

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  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
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  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

請求の範囲 1 耳の耳道に挿入するように構成された弾性材
料の細長い本体3を備え且つ可撓性のプラスチツ
ク材料のシース1により囲繞された耳栓であり、
シース1が熱可塑性プラスチツクフイルムまたは
箔を深絞りすることにより形成されていることを
特徴とする耳栓。
2 シース1のプラスチツク材料がポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタンまたはポリエチレンであること
を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の耳栓。
3 耳栓の後方のシース1が実質的に当初のフイ
ルムまたは箔の厚さを有する外方に向いたつばな
いしフランジ部分7のような囲繞するより硬い部
分を有していることを特徴とする、請求の範囲第
1項または第2項のいずれか1項に記載の耳栓。
4 耳栓の実際の先端部5におけるシース12が
少くともシース12の前側部分11の残部と比較
してより大きい厚さ、好ましくは、実質的に当初
のフイルムまたは箔の厚さを有していることを特
徴とする、請求の範囲第1項から第3項までのい
ずれか1項に記載の耳栓。
5 耳栓の先端部5においてシース12に穴をあ
けてあることを特徴とする、請求の範囲第4項に
記載の耳栓。
6 シース1が深絞りされたシース11,13′
の主要部分の残部よりも大きい材料厚さに形成さ
れた細長いリブ状領域27を有することを特徴と
する、請求の範囲第4項または第5項のいずれか
1項に記載の耳栓。
7 耳栓が実質的に円錐形に先細(テーパ)にな
つた前側部分Aと、全般的に外方に彎曲した後側
部分Bとを有し、シース1が後側部分Bよりも前
側部分Aにおいて薄く形成されていることを特徴
とする、請求の範囲第1項から第6項までのいず
れか1項に記載の耳栓。
8 シース1の厚さが細長い本体3の先端部5か
ら本体3の後端部まで実質的に連続して増大して
いることを特徴とする、請求の範囲第7項に記載
の耳栓。
9 耳栓が実質的に円錐形に先細になつた前側部
分と、実質的に円筒形の後側部分とを有し、シー
ス1が深絞りされた部分11,13′において全
般的に均一の厚さを有していることを特徴とす
る、請求の範囲第1項から第6項までのいずれか
1項に記載の耳栓。
10 シース1に本体3の後部において減少した
直径を有する首部9が形成されていることを特徴
とする、請求の範囲第1項から第9項までのいず
れか1項に記載の耳栓。
11 弾性材料が繊維質材料、好ましくは鉱物繊
維材料、特に場合により充填材を含むいわゆるガ
ラスウールからなることを特徴とする、請求の範
囲第1項から第10項までのいずれか1項に記載
の耳栓。
12 弾性材料が重合体状材料、好ましくは場合
により充填材を含むフオームプラスチツクからな
ることを特徴とする、請求の範囲第1項から第1
1項までのいずれか1項に記載の耳栓。
13 弾性材料が重合体状材料、特に場合により
充填材を含むフオームプラスチツク21のコア
と、前記コアを囲繞し且つシース1に接触した繊
維質材料の層23とを含み、前記繊維質材料が好
ましくは鉱物繊維であり、特にいわゆるガラスウ
ールであることを特徴とする、請求の範囲第1項
から第11項までのいずれか1項に記載の耳栓。
14 耳の耳道に挿入されるように構成された可
撓性のプラスチツク材料のシース1により囲繞さ
れた弾性材料の細長い本体3を備えた耳栓の製造
方法において、熱可塑性フイルムまたは箔39を
シース41に深絞りし且つ前記シース41に弾性
材料を充填することを特徴とする耳栓の製造方
法。
15 好ましくは弾性材料の挿入により弾性材料
53が挿入されると同時にプラスチツクフイルム
またはシート39が深絞りされていることを特徴
とする、請求の範囲第14項に記載の耳栓の製造
方法。
16 弾性材料53がダイス本体を形成するプラ
ンジヤ33の自由端部のまわりで細長い本体に形
成され、且つその後プラスチツクフイルムまたは
箔39が前記ダイス本体により深絞りされその後
プランジヤ33が取り除かれ且つ弾性材料がこの
ようにして得られたシース41の中に保持される
ことを特徴とする、請求の範囲第15項に記載の
耳栓の製造方法。
17 プラスチツクフイルムまたは箔39が最終
の耳栓の形状と実質的に合致した形状を有し且つ
少くとも一つの外側弾性層を有するダイス83に
より先づ深絞りされ、且つダイス83が取り除か
れた後弾性材料153が深絞りにより得られたシ
ース41の中に挿入されることを特徴とする、請
求の範囲第14項に記載の耳栓の製造方法。
18 弾性材料153がプランジヤ33の自由端
部のまわりで細長い本体に形成され、且つ前記弾
性材料がプランジヤ33の助けにより深絞り成形
により得られたシース41の中に押しこまれるこ
とを特徴とする、請求の範囲第17項に記載の耳
栓の製造方法。
19 弾性材料本体153のシース41の中への
挿入を容易にするためにプランジヤ33上に形成
された弾性材料の本体153上にシース41と比
して低い摩擦を有する外側層148を形成するこ
とを特徴とする、請求の範囲第18項に記載の耳
栓の製造方法。
20 弾性材料がシースの中に下方に移動せしめ
られるプランジヤまたはそれに類似のものの中の
貯蔵材料片により挿入され、前記材料片はその後
シースの中に押しこまれ、且つプランジヤが前記
材料片から取り除かれることを特徴とする、請求
の範囲第17項に記載の耳栓の製造方法。
21 耳の耳道の中に挿入されるように構成され
た可撓性プラスチツク材料のシースにより囲繞さ
れた弾性材料の細長い本体を含む耳栓の製造方法
において、熱可塑性フイルムまたは箔39をシー
ス41に深絞りするための装置31−33,3
8,53;38,83,91,131と、シース
41に弾性材料53;153を充填するための装
置32,33とを含んでいることを特徴とする耳
栓の製造装置。
22 前記深絞り装置がダイス装置32,33,
53;83および協働する成形装置31;131
と、プラスチツクフイルムまたは箔39を加熱す
るための装置38と、プラスチツクフイルムを前
記ダイス装置と成形装置との間に挿入するための
装置とを含み、前記ダイス装置および成形装置が
加熱されたプラスチツクフイルムまたは箔のいず
れか一方の側から互に係合してそれにより加熱さ
れたプラスチツクフイルムまたは箔が前記ダイス
装置の上で絞られ且つ前記ダイス装置の上およ
び/または前記成形装置に対向してシース41に
形成されることを特徴とする、請求の範囲第21
項に記載の耳栓の製造装置。
23 前記ダイス装置がプランジヤ33と耳栓本
体に実質的に合致した形状の細長いダイス本体を
形成するためのプランジヤ33の自由端部のまわ
りで弾性材料53を形成するための装置32とを
含み、プランジヤ33がシース41にプランジヤ
33により弾性材料を充填するための前記装置を
も構成し、プランジヤ33はシースを形成した後
に前記成形装置31から取り除かれてシース41
の中に弾性材料を残すようになつていることを特
徴とする、請求の範囲第22項に記載の耳栓の製
造装置。
24 前記ダイス装置83が仕上げられた耳栓1
40の形状に実質的に合致した形状を有するダイ
ス本体85を含み、前記本体85が弾性を有し且
つ好ましくは少くとも外層85について好ましく
は繊維質であることを特徴とする、請求の範囲第
22項に記載の耳栓の製造装置。
25 シースを充填するための前記装置が弾性材
料153を形成されたシース41の中に下方に押
しこむためのプランジヤ33を含み、前記成形装
置131が下方に押しこむ工程中にシース41を
少くとも部分的に支持するようになつていること
を特徴とする、請求の範囲第24項に記載の耳栓
の製造装置。
技術分野 本発明は耳の耳道に挿入されるように構成され
た可撓性材料のシースにより囲繞された弾性材料
の細長い本体を含む種類の音減衰耳栓に関し且つ
かかる耳栓の製造に関する。
従来の技術 シースまたはケーシングが成形されたゴム材料
または類似の材料からなる上述した種類の耳栓は
長年知られている。このような場合には、シース
は比較的に厚く形成され且つ屈曲するが同時に荷
重のかかつていない状態の下でその所定の形状に
復帰する傾向を生ずるように構成されている。耳
栓は先細になつており、すなわち丸く形成した先
端部すなわち前側部分を備えることができ、且つ
その後側部分において外耳の中に収納するように
構成された特殊に形成された把持部分、すなわち
保持部分を備えることができる。この種類の耳栓
の例は米国特許第2785675号明細書および西独特
許出願公開第1929431号明細書に開示されている。
シースが薄いプラスチツクフイルムからなる序
文に述べた種類の耳栓はまた既に知られている。
米国特許第3771521号明細書はプラスチツクフ
イルムシートの中に完全に囲繞された粘着性重合
体状材料(シリコーンパテ)から製造された円筒
形の本体を備え、前記プラスチツクフイルムシー
トが前記本体のまわりに延び且つ前記本体の後端
部におけるノブに融合している耳栓を開示してい
る。
本発明等のスエーデン特許第7603411−5号明
細書には、薄いプラスチツクフイルムのシースに
より包囲された鉱物繊維材料の本体を備えた耳栓
が開示されている。この本体は耳の耳道の中に挿
入されるために構成された実質的に円筒形の部分
と、耳栓が挿入された後に耳道の外側の耳殻を少
くとも部分的に占有するために構成された拡大し
た端部とを備えている。プラスチツクフイルムシ
ートは本体のまわりに延びて本体の中に長手方向
のひだを形成する。耳栓は円筒形部分と拡大した
端部との間の接続部において実質的にフイルムに
施される円周方向の熱溶接により固定される。
本発明の目的 本発明の一つの目的はシースが薄い可撓性のプ
ラスチツク材料からなり且つ取扱いを簡単化する
とともに改良された音減衰特性を有する先に述べ
た種類の新規な耳栓を提供することである。
本発明のその他の目的は前記の耳栓を有利な方
式で製造することを可能ならしめる方法および装
置を提供することである。
発明の要約 上記の目的は請求の範囲に記載した特徴を有す
る耳栓ならびに耳栓の製造方法および製造装置に
より達成される。
本発明の耳栓は熱可塑性フイルムまたは箔を深
絞りすることによりシースを形成することを特徴
とするものである。シースのための好ましいプラ
スチツク材料は塩化ポリビニル(PVC)、ポリウ
レタン(PUR)ならびに特にポリエチレン
(PE)である。
プラスチツク材料は破壊点において高い引張強
さおよび伸びの値を示し且つ比較的に低い引張降
伏点の値を示すべきである。前記の値はできるか
ぎり異なる方向において同じであるべきである。
本発明の好ましい一実施態様においては、プラス
チツク材料はさらに延伸後に殆ど回復せず、すな
わち延伸後の収縮が小さくなければならない。長
手方向および横方向において類似の特性を有する
プラスチツク材料を使用すると特に有利である。
その理由はプラスチツク材料が囲繞された弾性材
料を所望の形状に維持するためにシースの保持能
力とともに広範囲に深絞りできる(すなわち延伸
部分におけるシースの全般的な厚さを非常に小さ
くできる)からである。すなわちシースの中に保
持された弾性材料から半径方向または横方向に作
用する圧力は任意の方向に顕著に低い力によりケ
ーシングの破断を惹起することはない。
前述した性質を有するプラスチツク材料を使用
することにより当初に薄いフイルムまたは箔を使
用することができ、またシースに多量の弾性材料
を効果的に囲繞する保持能力を与えるとともに一
般的に見られる深絞りされたシースの厚さを非常
に小さくすることができ、また同時に聴力を保護
する耳栓を耳の耳道の中に容易に挿入することが
でき、またそのような挿入の際に耳栓自体を極め
て良好に調節でき且つ耳道を閉めきることができ
る。耳道の中に容易に挿入でき且つ耳道に対して
良好に調節可能であることと相俟つて多量の弾性
材料は非常に良好な音減衰性および優れた安楽感
を与えることができる。
以下に詳細に述べるように、シースを深絞りす
ることにより使用するプラスチツク材料および耳
栓の形状を考慮してシースの厚さの分布を変える
ことが可能であることが判明した。
本発明によれば、耳栓の後部のシースをより厚
く形成することができ、且つ耳栓の挿入に有利な
補強効果を与え且つ耳栓の操作を非常に簡単にす
るために外方にかつ横方向に向いたつば、すなわ
ちフランジ部分をシースに形成することができ
る。耳栓の挿入後、つば、すなわちフランジ部分
は耳道の小穴に隣接し且つ耳道の丁度外側に配置
されるようになつている。つば部分のシースの厚
さは当初のフイルムまたは箔の厚さに好適にほぼ
等しくなつている。
前述したように、弾性材料を包囲するシースの
延伸部分の厚さは非常に小さく、代表的には10μ
mないしその数倍とすることができる。
別の実施態様においては、シースは丸味をつけ
た耳栓の実際の先端部にわたつて弾性材料を囲繞
する延伸された部分のシースの全般的な厚さより
も大きい厚さに形成することができる。実際の先
端部におけるシースの厚さは当初のフイルムまた
は箔の厚さに近づけることができる。この種類の
一実施態様はシースを容易に破裂させる危険を伴
わないでシースに穴を形成することができる。こ
のような穴は例えば圧力平衡の観点から設けるこ
とが望ましい。
この延伸されたシースには、その他の主要部分
よりも大きい厚さを有する長手方向のリブ状領域
を有利に形成することができる。これらのリブ状
領域がシースのより厚いつば部分およびより厚い
先端部分を連結してバスケツト状の構造に形成す
ると特に有利である。これは耳栓に剛さを与える
ことになり、それにより耳栓の収納性に悪影響を
およぼさないで耳栓の耳道への挿入を容易にす
る。リブ状領域は均一な厚さを有する必要はな
く、例えばリブ状領域は先端部からつば部分まで
変化する厚さを有するように形成することができ
る。
本発明による耳栓の第一実施態様によれば、弾
性本体の細長い本体は丸く形成した先端部を有す
るほぼ円錐形の先細になつた前側部分を有してお
り、シースのこの前側部分の厚さは後側部分より
も薄くなつている。シースの後側部分は全般的に
外方に彎曲しており、すなわちスプールの形状に
形成されている。このような場合には、シースは
本体の後側部分の後端部で耳栓に直径が減少した
首部を有利に形成し、従つてシースは前述した種
類の外方に向いたつば、すなわちフランジ部分ま
で延びている。この先細になつた前側部分は首部
までの本体、すなわち耳栓の全長の少くとも約1/
5、好適には1/4ないし約1/2、代表的には約1/3を
構成している。
先細になつた前側部分におけるシースの厚さ
は、代表的には少くとも先端領域において10μm
または数10μmないし数100μmとすることができ
る。本体の後部、特に首部およびフランジ部分に
おけるシースの厚さは代表的には約0.2mmないし
約0.6mm、好ましくは約0.3〜0.45mmとすることが
できる。
シースの厚さは耳栓の先端部からその後側部分
まで実質的に連続して増大することが好ましい。
均質に増大する厚さの分布が有利であることが判
明している。しかしながら、シースはまた前側部
分において非常に薄くすることができ且つシース
の厚さは耳栓の先端部から比較的にゆるやかに漸
増させかつ前側部分から後側部分への遷移部分に
おいて急激に増大させることができ、また耳栓が
最大の幅を有する個所において少くとも実質的に
最大の厚さになる。シースは首部およびつば部分
において若干厚く形成することができる。
第一実施態様による耳栓は大きい収縮作用を有
し且つ/または長手方向および横方向において不
均一な性質を有するシース材料に対して特に有利
である。この耳栓では実質的な利点が得られる。
耳栓の先細になつた前側部分のシースを薄く形成
することにより耳の耳道の中に耳栓を挿入する間
に耳栓に極めて大きい柔軟性を与えることができ
る。耳栓の後側部分のシースをより厚くすること
により耳栓の全般的な屈曲性に不利な影響をおよ
ぼさないで挿入中に不利な態様でしわが寄つたり
または一緒に押しこまれたりしないように耳栓に
充分な剛性を与えることができる。前側部分の良
好な柔軟性とともに耳栓の後側部分の特殊の形状
により耳栓全体を耳道に満足に収納することがで
き且つ耳道を閉ざし、その後耳道に安全に保持で
きるとともに大きい安楽感を保つことができる。
この耳栓の形態はまた耳栓が耳道を閉ざすために
必要なだけの弾性材料を必要とし且つ耳栓に任意
の特殊の複雑な把持装置または保持装置を設ける
必要なくこの弾性材料を正しく挿入できることを
意味している。
本発明による耳栓の第二の好ましい実施態様に
よれば、弾性材料の細長い本体は同様に先細にな
つた前側部分を有し、一方本体の後側部分は等し
く良好に規制されたスプールの形状を有しておら
ず、すなわち後側部分はほぼ円筒形になつてい
る。この場合には、シースは延伸された領域全体
にわたつて実質的に同一の厚さを有しており、か
つ延伸された部分においてより厚いつば、すなわ
ちフランジ部分に結合している。つば部分のシー
スの厚さは代表的には約75μmないし約200μmで
あり、好ましくは約100μmであり、またさもな
ければ5〜10μmの範位内にある。この実施態様
における前側部分は若干短くすると好適であり、
代表的には本体の全長の約1/4である。
(この実施態様に有利である)前述した事項に
よれば、先端部自体においてより厚いシース部分
を使用した場合、実際の先端部におけるシースの
厚さは代表的には80μm程度とすることができ
る。これに関連して、前述した剛性を与えるバス
ケツトの形態のシースを使用すると有利であるこ
とが判明した。
この第二実施態様による耳栓は著しく大きい収
縮作用を示さず且つ長手方向および横方向におい
て均一な性質を有するシース材料に対して特に有
利である。
この耳栓の第二実施態様はまた第一実施態様と
実質的に同じ利点を与えるが、耳栓の挿入を容易
にするために必要な剛性が異なる方式、すなわち
主として耳栓の後側部分を共にさらに明確に保持
することにより得られる。
弾性材料はおそらくは重合体状材料、特にフオ
ームプラスチツクのコアと組み合わされる繊維質
および/または重合体状材料、好ましくは鉱物繊
維、また特にいわゆるガラス「ウール」とするこ
とができる。充填材も含めることができる。重合
体状材料のコアとともに、繊維質材料はコアを包
囲し且つシースに対向して配置される一つの層に
形成すると好適である。この種類の組合せにおい
ては、繊維質の層は耳道の壁に対する非常に良好
な係合を保証し、また同時にその他の要素、例え
ば全般的な音減衰性およびコストを考慮して材
料、例えば、フオームプラスチツク材料の選択を
可能にする。
この弾性材料は成層され且つ耳栓の先端部から
離れて折り返されることが好ましい。弾性材料は
耳栓の先端部から離れて折り返され且つ耳栓の長
手方向の軸線のまわりに延びるフエルト、ウエブ
またはシート材料を構成することができる。弾性
材料は少くとも耳栓の首部までシースを充填して
いる。
実際に試験を行つた結果、本発明による耳栓が
極めて良好な音減衰性を有していることが判明し
た。本発明の出願人の前述したスエーデン特許第
7603411−5号による耳栓(この耳栓の音減衰性
が非常に良好であることを示す証拠資料がある)
と比較して、本発明による耳栓が低周波数(代表
的には125〜400Hzの周波数範囲内で10デシベルな
いし5デシベル)において実質的に音減衰率を増
大することができ、また高周波数においても前記
の既知の耳栓とほぼ同等の音減衰率を得ることが
できることが判明した。音減衰率の増大は最も低
い周波数において最大でありまた音を減衰させる
必要は一般的には低周波数において最も大きく且
つ最も困難であるので、本発明による音減衰率の
増大は大幅な進歩を意味している。
本発明はまた前述した種類の耳栓を有利に且つ
好ましく製造するための方法および装置をも包含
している。
本発明による方法は熱可塑性フイルムまたは箔
を深絞りして前方に向かつて先細になり且つ所望
のシースの厚さの分布を有する所望の耳栓の形状
に好ましくは少くとも実質的に合致したスリーブ
状のシースを形成し且つシースに弾性材料を充填
することに本質的に顕著性を有している。
シースの厚さの分布はフイルムすなわち箔の選
択(型式および厚さ)、(延伸されるべき領域の勾
配つき加熱を含む)深絞り前のフイルムまたは箔
の好適な加熱、好適な延伸割合の選択ならびに好
適に形成されたダイスおよび/または成形型の使
用により影響を受ける。例えばダイスを用いてシ
ースを深絞りするときに、シースの先細になる前
側部分についてプラスチツクフイルムまたは箔を
ダイスと自由に協働させしかもシースの後側部分
についてダイスと協働する囲繞成形型面との間の
円筒形の形状にプラスチツクフイルム、または箔
を導くのが好適であることが判明した。ダイスを
このような接触面を有するように容易に形成する
ことができ、また残りの条件を本体の実際の先端
部のまわりに得られたシース部分がなんら深絞り
されないように選択することができる。
前述したバスケツトの形態は例えば所望のリブ
に相当するシース領域に摩擦を与え且つ/または
該シース領域を選択的に冷却することにより該シ
ース領域が過大に延伸されることを阻止すること
により得ることができる。これは張出部の形状を
有するかまたは壁状部分により分離された長手方
向部分を有する深絞りのために用いるダイス本体
により達成することができる。
本発明によれば、深絞りは熱可塑性フイルムま
たは箔を加熱し且つシースに形成した後にプラス
チツクフイルムまたは箔のシース部分と囲繞部分
との接続領域において冷却中に収縮させそれによ
り先端部、すなわち前側部分に対向したシースの
部分において減少した直径を有する首部を形成す
ることにより実施することができる。この収縮は
適当な領域におけるプラスチツクフイルムまたは
箔がその厚さについて延伸されたより薄い状態か
ら当初の状態に少くとも実質的に復帰することを
意味している。形成されたシースが該シースの丸
味のついた先端部において最も薄くなりまたその
部分からシースの厚さが増大して該シースの後側
部分において当初のフイルムまたはシートの厚さ
になるように深絞りが行われるとき、弾性材料を
充填した後に仕上げられた耳栓の外方に彎曲した
形状の後側部分が保証されると同時に前述した収
縮作用が促進される。
本発明による第一の実施方法によれば、弾性材
料が挿入されると同時にプラスチツクフイルムす
なわち箔が深絞りされてシースに形成される。こ
の場合、弾性材料はダイス本体を形成する細長い
本体としてプランジヤの自由端部のまわりに好適
に形成され、次いでプラスチツクフイルムすなわ
ち箔がダイス本体により且つ該ダイス本体のまわ
りに深絞りされ、その後弾性材料が得られたシー
ス中に残るようにプランジヤが抜き出される。ダ
イス本体の形成はプランジヤのまわりに集めら
れ、すなわち、プランジヤについてそのまわりに
集められまたは後方にまわりこまされるウエブ、
フエルト、シートまたはそれに類似の形態の弾性
材料片により有利に行われる。このようにして形
成されたダイスはシースをバスケツトの形状に構
成することを可能にする種類の長手方向の部分を
有することになる。
本発明による第二の実施方法によれば、プラス
チツクフイルムないし箔が最終の耳栓の形状に実
質的に合致した形状を有し且つ少くとも弾性表面
層を有するダイスにより先づ深絞りされ、その後
弾性材料がダイスの除去後に深絞りにより得られ
たシースの中に挿入される。この挿入はプランジ
ヤの自由端部のまわりに弾性材料を細長い本体に
形成し且つその後弾性材料をプランジヤにより深
絞りにより得られたシースの中に押しこむことに
より好適に行われる。この弾性材料の形成はまた
プランジヤのまわりに後方に押しこまれるウエ
ブ、フエルト、シートまたはそれに類似の形態の
弾性材料片により有利に行われる。シースの中へ
の押しこみを容易にするために、シースと比較し
て低い摩擦係数を有するプラスチツク材料の本体
の上に外側層を設けると好適である。この外側層
は鉱物繊維のような繊維質材料を有利に含むこと
ができる。それにより、弾性材料の残りの部分は
またシースと比して高い摩擦を生ずる材料、例え
ばある種類のフオームプラスチツクを構成するこ
とができる。
弾性材料を(成形時またはその後)シースの中
に挿入するために好適な寸法に構成されたプラン
ジヤについて実質的に均一な厚さの正方形の弾性
材料片をまわりに集めまたは後方にまわりこませ
ることはプランジヤの除去後、弾性材料が本発明
に好適な耳栓の形状に非常に良好に合致したシー
スの中に分布せしめられることを意味している。
本発明による第二の実施方法においては、弾性
材料はまたより小さい小片の形状の形成されたシ
ースの中に挿入することができる。これらの材料
は好適には先づチユーブ、プランジヤまたはそれ
に類似のものの内側で圧縮された状態で保持さ
れ、その後シースの中に押しこまれる。材料片は
その後チユーブ、プランジヤまたはそれに類似の
装置が除去されると同時にチユーブ、プランジヤ
またはそれに類似の装置から好適な開口部をとお
して押し出される。
ストリツプ状のプラスチツクフイルムないし箔
材料から出発する耳栓シースの引続く形成(およ
びシースの中への弾性材料の充填)において、一
連の相互に連結した耳栓を得ることができる。こ
れらの耳栓は簡単に取り扱うことができまたこれ
らの耳栓から特に破断領域が各耳栓の外側つば、
すなわちフランジの端縁のまわりのプラスチツク
ストリツプに設けられていれば必要な時に個々の
耳栓を簡単に取り去ることができる。
本発明による装置は熱可塑性フイルムまたは箔
をシースに深絞りするための装置とシースに弾性
材料を充填するための装置とを含んでいることに
本質的に顕著性を有している。これらの深絞り装
置はダイス装置および協働する成形型すなわち成
形装置と、プラスチツクフイルムないし箔を加熱
するための装置と、プラスチツクフイルムないし
箔をダイスと成形型装置との間に供給するための
装置とを備えており、前記ダイスおよび成形型装
置は加熱されたプラスチツクフイルムないし箔の
両側から互に係合せしめられて前記プラスチツク
フイルムがダイス装置により延伸されかつ前記ダ
イス装置上でまた成形型装置に対向してシースに
形成されるようになつている。ダイスおよび成形
型装置はプラスチツクフイルムまたは箔がまずダ
イス装置上で自由に深絞りされその後ダイス装置
の外面と成形型装置の内側成形面との間で形成さ
れるように好ましく構成されている。プラスチツ
クフイルムまたは箔はダイス装置および成形型装
置と摩擦接触し、またプラスチツクフイルムまた
は箔が延伸されるべき場合にダイス装置の延伸面
がプラスチツクフイルムまたは箔に対して低い摩
擦を生ずるように所望のシースの厚さの分布を達
成することが肝要である。また、ダイス装置が少
くともある程度の弾性を有していると有利であ
る。ダイス装置は延伸されたフイルムないし箔の
起りうる収縮作用を容易にするような長さを有し
または直径の減少した後側部分を生ずるように弾
性を有するべきである。
ダイス装置と協働する成形型装置はプラスチツ
クフイルムまたは箔との接触面の成形穴オリフイ
スにおいて丸く形成した端縁を有する円筒形の成
形穴を備えた成形本体を構成することができる。
この接触面は成形穴の軸線方向に直角をなす延長
部を有し、好適に平坦になつている。この成形穴
は好適には貫通した穴であり且つ成形型からの除
去後、供給された弾性材料が拡がるときに得られ
る(つばまたはフランジから離れた)仕上げられ
た耳栓の最大幅よりも若干小さい直径を有してい
る。成形穴の深さ、すなわち長さは仕上げられた
耳栓の後側部分に少くとも等しい。深絞り中にプ
ラスチツクフイルムまたは箔を保持するための装
置が好適に設けられており、前記装置は起りうる
収縮およびつばの形成が支障なく行われるように
成形型オリフイスのまわりに接触面に対しまた該
接触面から所定の距離にフイルムまたは箔を挾握
する。
本発明による装置の第一実施態様によれば、ダ
イス装置はプランジヤと、耳栓本体に実質的に合
致した細長いダイス本体を形成するためにプラン
ジヤの自由端部のまわりに弾性物質を供給する装
置とを備えており、それによりプランジヤはまた
該プランジヤにより形成されたシースの中に弾性
材料を充填するための前記装置を構成している。
このプランジヤはシースの形成後前記成形型装置
から離脱して弾性材料をシースの中に残すように
なつている。ダイス本体を形成するために、予備
成形装置が成形型装置の上方に有利に配置されて
いる。予備成形装置は成形型装置の成形穴と整合
し且つその直径と実質的に同じ直径を有する成形
貫通穴を有している。プランジヤは(プランジヤ
のまわりに折り返すことによりダイス本体を形成
するために)弾性材料片を予備成形装置を通して
プラスチツクフイルムまたは箔に向かつて成形型
装置の中に下方に押しこむようになつている。予
備成形装置は成形型装置の直ぐ隣りに配置するこ
とが好ましい。前記二つの装置は互いに移動しう
るように配置されそれにより予備成形装置はプラ
スチツクフイルムないし箔のための前述したクラ
ンプ装置を構成することができる。このように弾
性材料片をプランジヤの端部のまわりに折り返す
ことによりダイス本体を形成することにより、ダ
イス本体がある一つの形状、特に前側部分の形状
に形成され、そのダイス本体はプラスチツクフイ
ルムないし箔を本発明により望ましい厚さの分布
を有するシースに延伸することを可能にする。
本発明による装置の第二の実施態様によればダ
イス装置は仕上げられた耳栓の形状にほぼ合致し
た形状を有するダイス本体を含んでおり、前記ダ
イス本体は少くとも外側層について弾性を有し且
つ繊維質であることが好ましい。換言すると、ダ
イス本体は前述したようにプランジヤの端部のま
わりに弾性材料を折り返すことにより得られたダ
イス装置とほぼ同じ性質を有していると好適であ
る。ダイス本体は外側に低摩擦繊維層を有する柔
軟なフエルト材料を有利に備えることができ、且
つ鈍く丸く形成された先端部を有する円錐形に先
細になつた前側部分と、成形穴の直径よりも若干
大きい直径を有する後側部分とを含むことができ
る。ダイス本体の長さは首部に至るまでの仕上げ
られた耳栓の長さにほぼ等しいかまたは仕上げら
れた耳栓の全長にほぼ等しくすることができる。
ダイス本体はシースの首およびつば部分の所望の
形状の如何により後方に形成される。形成された
シースに弾性材料を充填するための装置は、この
第二の実施態様においても同様にプランジヤと予
備形成装置とを含んでおり、これらは第一実施態
様による装置とほぼ同じ全般的な態様および機能
を有している。
もしもシースを形成するために意図されたプラ
スチツクフイルムまたは箔が成形後に仕上げられ
た耳栓のつばないしフランジの外側に余剰の材料
を含んでいるとすれば、本発明による装置に余剰
材料の切り離すためまたは個々の耳栓を複数個に
仕上げられた耳栓を含むプラスチツクフイルム、
すなわち、箔から例えば手で容易に切り離すこと
ができるような破断領域を形成するためのスタン
ピング装置を設けることができる。このようなス
タンピング装置は使用される成形型装置のフイル
ムないし箔と接触する面と協働するように構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施態様を添付図面についてさらに詳
細に説明する。第1図は本発明による耳栓の第一
実施態様の拡大縦断面略図、第2図は本発明によ
る耳栓の第二実施態様の拡大縦断面略図、第3図
は本発明による耳栓の第三実施態様の拡大側面略
図、第4図は第3図の耳栓の拡大縦断面略図、第
5図は第1図および第3図に例示した一般的な形
状の耳栓を製造するために特に好適な本発明によ
る装置の主な構造を例示した一部を断面で示した
側面略図、第6図は第2図に示した一般的な形状
の耳栓を製造するために特に好適な本発明による
装置の第5図と同様な図である。図面において、
同じ部品または互いに相当する部品については同
じ符号を使用してある。第1図、第2図および第
4図において、例示したシースの厚さは図示した
縮尺どおりではなくシースの厚さの分布を明示す
る目的のために誇張して示してある。
実施態様の説明 第1図に例示した耳栓は例えばポリ塩化ビニル
プラスチツクの薄いフイルムからなり且つ上向き
に開いた軸線方向に細長い容器の形状を有する深
絞り加工されたシース1と、いわゆるシース1の
中に囲繞されたガラスウールの形態の鉱物繊維物
質の弾性繊維質の本体3とを含んでいる。この耳
栓は下側部分すなわち耳の中に挿入する観点から
前側部分Aと上側部分すなわち後側部分Bとを有
している。前側部分Aはほぼ円錐形に先細になり
且つ鈍く丸い形に形成した先端部5に終端してい
る。耳栓の後側部分Bは全般的に僅かにスプール
状に形成され、すなわちシース1から離れて外方
に彎曲し、耳栓の後端部でつばないしフランジの
形態に突出して直径が減少した首部9を形成して
いる。シース1は耳栓全体にわたつて同一に構成
されておらず、耳栓の前側部分Aにおいて耳栓の
残りの部分と比較して実質的に異なる厚さを有し
ている。従つて、耳栓部分Aに相当するシース1
の前側部分は先端部5において代表的には約10〜
15μmの厚さを有し、その他の部分においては若
干より増大するかまたは同じ程度の厚さを有して
いる。シース1の後側部分13は代表的には約
0.1〜0.3mmの厚さを有し、且つフランジまたはつ
ば7において最大の厚さを有している。シース1
の前側部分11への転移部分において、シース1
の厚さは前記前側部分に適用される値まで比較的
急激に減少する。この急激な厚さの減少は耳栓が
(フランジまたはつば7から離れて)最大の幅す
なわち直径を有する領域の下方で始まる。
シース1は耳栓が耳の中に挿入されたときに耳
道の壁に対して与える摩擦が小さい平滑な滑り易
い外面を有している。
フランジすなわちつば7は横方向に外方に突出
し且つ耳栓の一般的な操作を容易ならしめるグリ
ツプすなわち操作部分を構成するとともに、耳栓
を耳道の中に押しこむとともに指の先端により圧
力を加えることができる環状の「プレツシヤープ
レート」を構成している。フランジすなわちつば
7はそれにより耳道の穴を包囲する外耳の部分と
協働して耳栓の好適な位置を保証するストツパを
構成している。
繊維質本体3はシース1を実質的に、すなわ
ち、首部を含む部分まで繊維物質で満たしてい
る。本体3の中の繊維物質は成層構造を有してお
り、成層の平面は耳栓の軸線15に実質的に平行
になつている。繊維物質の層は(符号17で示し
たように)耳栓の先端部5で折り重ねられ且つ耳
栓の軸線15のまわりに先端部5から離れる方向
に折り返される。この成層構造および繊維質物質
の弾性によりシース1に繊維質物質を良好に充填
し且つ耳栓を所定の形状に形成することを保証す
ることができる。
第2図に例示した耳栓はほぼ第1図の耳栓に合
致しているが、シースの厚さが耳栓の先端部5か
らその首部9までより均一に増大している点でシ
ースの厚さの分布が異なつている、例えば、ポリ
ウレタンフイルムの深絞りされたシース1を有し
ている。この耳栓はさらに異なる構造に構成され
た弾性本体3を有している。本体3はフオームプ
ラスチツクのコア21と、コア21を包囲する繊
維質物質の薄い層23とを備えており、前記繊維
質物質は鉱物繊維で所謂ガラスウールの形態に形
成されている。繊維質の層は耳栓が耳の中に挿入
されているときにシースとフオームプラスチツク
物質との相対移動を容易にする低摩擦層を構成し
ている。フオームプラスチツクの容積あたりの重
量は約30Kg/m3ないし50Kg/m3である。
第1図による耳栓を第2図による充填物質で製
造することは極めて簡単に可能であり、またその
逆に第2図による耳栓を第1図による充填物質で
製造することも同様に可能である。
第3図および第4図に例示した耳栓は第1図と
同じ種類の繊維質本体3を囲繞する例えば深絞り
加工されたPEフイルムで構成されたシース1を
有している。この耳栓は鈍く丸味をつけた先端部
5に終端する実質的に円錐形に先細になつた前側
部分と、僅かに外方に彎曲した部分、すなわち実
質的に円筒形の後側部分とを有している。この後
側部分は一層明確に形成されている。前側部分は
耳栓の全長の約1/4を構成している。シース1は
前側部分11、後側部分13′およびつばないし
フランジ7を有している。耳栓はフランジ7とと
もに首部9を有する型式になつている。このシー
ス1は、実際の先端部5に配置されたシースの部
分12が実質的により大きい厚さを有し且つシー
スがつば7と先端部分12との間に延びてそれら
を連結する同様により大きい厚さを有する長手方
向のリブ部分27を有していることを除いて、本
体3を囲繞する部分11,13′全体にわたつて
実質的に均一な厚さを有している。第3図では、
シース1のより厚い部分7,12および27に陰
影を施してある。シース1の全般的な厚さは代表
的には5〜10μmであり、一方つば、すなわち、
フランジ7の厚さは代表的には100μmであり、
領域12における厚さは代表的には80μmであ
り、またリブ27における厚さは代表的には数
10μmである。
第5図には、多数の耳栓を有利な方法で簡単に
取り扱い且つ包装することができる本発明による
相互に連結された一連の耳栓を製造するための装
置の構造を例示してある。この装置の主要構成部
分は成形型スリーブ31、予備成形室32、案内
ブロツク34と組み合わせたプランジヤ33、ガ
ラスウールウエブ36を供給するプレートすなわ
ちシユート35、装置を直線状に通過するプラス
チツクフイルムストリツプ39の加熱装置38、
ポンチパツド42およびポンチ43である。この
装置から、成形型スリーブ31の中で深絞りする
ことにより、耳栓40のシース41が熱成形され
る。
成形型スリーブ31はシースを成形するための
円筒形の成形貫通穴45と、プラスチツクフイル
ム39のための上側の平坦な環状接触面46とを
有している。前記接触面46は丸味をつけた端縁
47を介して成形穴45のオリフイスと結合して
いる。成形型スリーブはここではより詳細に記載
しない態様で二方向の矢印49で示したように垂
直方向に変位可能に配置されており、上方移動に
よりスリーブを軸線方向に上方に配置された予備
成形部材32と協働させ、また下方移動により成
形型スリーブ31の中で製造された耳栓40を放
出する。予備成形部材32は穴45と共軸に配置
され且つ穴45と同一の直径を有する円筒形の予
備成形貫通穴51を有している。予備成形穴51
はその頂部において漏斗の形に拡大し且つ正方形
のガラスウール片53を受け入れるために穴51
のまわりに延在する平坦な接触面52に開口して
いる。接触面52の延長部の形状はガラスウール
片53に対応している。ガラスウール片53を穴
51の上方にその中心に配置するために、予備成
形室32は接触面52の端縁に直立したストツパ
すなわち位置決め部材54を一つまたはそれ以上
の側に備えている。予備成形室32の下側部分は
円筒形であり且つその下側外縁に囲繞するストツ
パ突出部55を有している。この突出部55は成
形型スリーブ31が上方に変位せしめられるとき
に成形型スリーブ31の面46の外縁と協働して
その間を通過するプラスチツクフイルムストリツ
プ39を挾握するために意図されている。
プランジヤ33は案内ブロツク34の案内穴5
7および予備成形部材32の穴51に共軸に配置
されている。プランジヤ33は穴45および51
の直径の約1/3ないし1/2である直径を有しており
且つ端縁に丸味のついた実質的に平坦な端部58
を有している。プランジヤ33は図示した以上に
詳細に示していない態様で(二方向の矢印59で
示したように)下方に押し下げられガラスウール
片53を予備成形穴51を通して点鎖線59で示
したように成形穴45の中に充分に下方に押しこ
むように配置されており、ガラスウール片53は
予備成形穴51を通過する間にプランジヤ33の
端部により折り曲げられ且つその端部のまわりに
集められることにより細長い本体に形成され、成
形型スリーブ31と予備成形部材32の間のプラ
スチツクフイルムストリツプは細長い本体が成形
穴45の中に押し下げられるときにその細長い本
体のまわりに深絞りされてシース41に形成され
る。各ガラスウール片53はシユート35の中の
ガラスウールウエブ36から供給される。ガラス
ウールウエブ36は接触面52に向かつて斜め下
方に向かつて送られ接触面52から短距離に終端
する。ガラスウールウエブ36は詳細に図示して
いない態様で矢印61の方向に送られて位置決め
部材54と係合し、その後切断ナイフ37が接触
面52の上に配置されたガラスウールウエブ36
の部分を切断する。ナイフ34はブロツク34の
表面に対向して案内され且つ予備成形部材32の
端縁63と協働する。ナイフ37の垂直往復移動
は二方向の矢印65により示してある。
加熱装置38は成形型スリーブ31の直前に配
置されており且つ上側部分および下側部分を有し
ており、その間にプラスチツクフイルムストリツ
プ39が通過する。プラスチツクストリツプの幅
は成形型スリーブ31の外径よりも若干大きくし
てある。加熱装置38はプラスチツクストリツプ
39の中央部分を環状衝接部55の内径部分の下
に若干落ちこむ幅に加熱するようになつている。
このようにして、ストリツプ39には加熱されな
い境界領域が形成され、それによりより詳細に示
していない装置の助けによりこの装置を通しての
ストリツプ39の段階的な前進を容易にしてい
る。加熱は選択自由な方式、例えば、接触熱、対
流熱、放射熱または高周波熱を利用して行うこと
ができる。プラスチツクストリツプ39が加熱装
置38から出るときの代表的な最終温度はポリ塩
化ビニルフイルムを使用するときは約170℃、ま
たポリエチレンフイルムを使用するときは約130
℃である。これらの温度を考慮すると、例えば冷
却媒体を通すためのチヤンネルを成形型スリーブ
31に設けることによりスリーブ31を積極的に
冷却するのが好適である。
ポンチパツド42は貫通穴71を有する円筒形
スリーブからなつている。貫通穴71の直径は製
造された耳栓40の最大幅よりも若干大きくして
ある。穴71は管状ポンチ43の円形ポンチ端部
75のための環状衝接面73の丸味をつけた端縁
まで外方に開口している。ポンチ端部75には歯
またはそれに類似のものが形成されており、それ
により衝接面73と協働して耳栓40のフランジ
ないしつばに囲繞するプラスチツクフイルムスト
リツプ39の切裂線を形成するようになつてい
る。ポンチパツド42はプラスチツクフイルムス
トリツプ39から垂下している仕上げられた耳栓
40のまわりに下側から上方に二方向の矢印77
で示したように移動させることができる。ポンチ
43はポンチパツド42と接触せしめられるよう
に二方向の矢印78で示したように同様に移動し
うるように配置されている。
第5図について説明した装置の機能は耳栓が未
だ製造されておらず且つ収縮するプラスチツクフ
イルムを使用するものと想定すると以下述べると
おりである。
材料ウエブ36が前方に供給され且つナイフ3
7が予備成形部材32の上に配置されたガラスウ
ール片53を切断した後、ガラスウール片53は
プランジヤ33により予備成形部材32を通して
(予備成形部材32と協働するように上昇した)
成形型スリーブ31の中に押し下げられ、予備成
形部材32と成形型スリーブ31との間に保持さ
れた加熱されたプラスチツクフイルム部分が弾性
本体の形態に集められたガラスウール片53のま
わりに同時に深絞りされてシース41に形成され
る。ある所定時間経過後、シースが冷却して固化
し、首およびフランジ部分の収縮が得られる(成
形型スリーブ31の中の耳栓については示してい
ない)。この収縮は耳栓の首部における材料の量
を少くして非常に良好な圧縮性が得られるような
寸法を有するガラスウール材料片53により容易
に生ずるようになつている(首部分における材料
は方形の材料片53の隅部からなつている)。
プランジヤ33は引込められず、その代りに成
形型スリーブ31が下降せしめられそれにより仕
上げられた耳栓40がストリツプ39から自由に
垂下するようになつている。耳栓40が成形型ス
リーブ31から釈放されるとき、その円筒形の後
側部分は成形型スリーブ31の中にあるときにそ
の最終の外方に彎曲した形状になるまで膨張す
る。耳栓40が垂下したプラスチツクフイルムス
トリツプ39は新しいガラスウール片53が予備
成形部材32の上に配置されると同時に1ステツ
プ前進せしめられる。成形型スリーブ31が再び
上昇せしめられ、上述した工程を繰り返して第2
の耳栓を製造し、その後ストリツプ39はさらに
1ステツプ前進せしめられる(そのとき、ポンチ
パツド42は下降した位置にある)。成形型スリ
ーブ31およびポンチパツド42が再び作動位置
に移動した後、ポンチ43が下降してポンチパツ
ド42と係合すると同時に新しいガラスウール片
53がプランジヤ33により押し下げられ、前記
ポンチパツド42の中の最初に製造された耳栓4
0に切裂線、すなわち、破断領域が形成される。
この切断領域はプラスチツクフイルムストリツプ
39から耳栓40を容易に取り外すことを可能に
する。プランジヤ33およびポンチ43を上昇さ
せ且つ成形型スリーブ31およびポンチパツド4
2を下降せしめ、その後プラスチツクフイルムス
トリツプ39を新しく前進させる。製造された耳
栓が垂下したストリツプ39は装置から送り出さ
れて集められ、且つ適当な長さのストリツプ39
を取り去り且つ所望どおりに包装することができ
る。製造された耳栓は例えば第1図に例示した構
成になつている。
第5図に例示した装置はまた勿論第3図および
第4図に例示した種類の耳栓を製造するために使
用することができ、製造された耳栓の先端部5の
穴6はプラスチツクフイルムストリツプ39が加
熱装置38の中に送られる前に該フイルムストリ
ツプに適当な間隔で好適に形成される。フイルム
ストリツプ39の通路の下方に配置された(第5
図で符号79で示した)穴あけ装置は穴6をあけ
るために使用することができる。この穴あけ装置
は垂直に往復動しうる穴あけ針80を備えてお
り、穴あけ針80の移動はフイルムストリツプ3
9の前進に伴なつて時間的に制御されるようにな
つている。
第6図に例示した本発明による装置の実施態様
は主として耳栓のシース41が先づ別個に形成さ
れ、その後音減衰材料で充填され、且つ仕上げら
れた耳栓がフイルムストリツプ39から別々に完
全に切り離される点について第5図に示した実施
態様と異なつている。
第6図に例示した装置は相互に連結された一連
の継目無し成形型スリーブ131を有している。
成形型スリーブ131の各々は第5図の装置にお
ける成形型スリーブ31と完全に合致しており、
この図では3個のスリーブ131を示してある。
成形型スリーブ131は各スリーブが順次加熱装
置38の直後にシース形成位置、プランジヤ3
3と組み合わされた予備成形部材32の下方にシ
ース充填位置、また管状ポンチ143の下方に
プラグ分離位置を段階的に循環するようになつ
ている。位置、およびは装置を通してのプ
ラスチツクフイルムストリツプ39の前進線に整
合している。位置の後、成形型スリーブ131
は位置(図示せず)を有しており、そこで仕上げ
られた耳栓140が好適なモードでそれぞれの成
形型スリーブから取り去られる。その後、成形型
スリーブは次第に位置に復帰する。成形型スリ
ーブ131の間の接続は符号81で示してある。
ダイス83がシースを形成する位置の上方に
配置されている。ダイス83は位置における成
形型スリーブ131の成形穴45に軸線方向に整
列している。ダイス83はブロツク87の中に垂
直方向に案内される桿86の端部に構成されたダ
イス本体85を有している。ダイス83は二方向
の矢印89で示したように往復運動するようにな
つている。プラスチツクフイルムストリツプ39
の中間の加熱された部分を深絞りするために成形
穴45と協働するように設計されたダイス本体8
5は円錐形に先細になり且つ鈍く丸く形成された
前側部分と、丸く形成された後端部を有する後側
部分とを有している。ダイス本体85の長さおよ
びダイス83の下方行程は成形穴45の中のダイ
ス本体85の丸く形成された後端部が成形された
シースの首およびつば部分の自由な収縮を許容す
るように選択される。ダイス本体85はストリツ
プ39の材料に対して低摩擦係数を有する外側繊
維層を備えた柔軟なフエルト材料からなつてい
る。ダイス本体85の後側円筒形部分は成形穴4
5の直径とほぼ同一かまたは若干大きい直径を有
している。ダイス本体85の後端部に製造される
耳栓に所望される首およびつば部分に相当する首
およびつばを形成することができそれによりこの
部分において起りうるプラスチツクフイルムの収
縮を制御することができることを強調したい。
ダイス83は位置における成形型スリーブ1
31の上方に配置された締付スリーブ91を通過
するようになつている。前記締付スリーブ91は
第5図に示した装置の予備成形部材32の突出部
55に相当する環状突出部155をその下端部に
備えている。突出部155は深絞り中に成形型ス
リーブ131の面46と協働するように意図され
ている。従つて、締付スリーブ91は二方向の矢
印93で示したように移動可能になつている。位
置における準備の整のつたシース41の中への
弾性材料の挿入は第5図に示した装置の場合と同
じ方法で予備成形部材32およびプランジヤ33
を使用することにより行われる。しかしながら、
この場合には準備の整のつたシース41がストリ
ツプ39と結合している領域において充分な安定
性を有しているので、予備成形部材32は下方に
配置された成形型スリーブ131と協働するため
の衝接突出部を備える必要はない。
材料片153は矢印138で示したようにプツ
シヤー装置137の助けにより前進用シユート、
すなわち、プレート135を経て切断された状態
で予備成形室32に進められる。シユート137
にはダイス83を通すことができる穴139を設
けてある。材料片153はプレート141を好適
な距離だけ越えて進められる材料ウエブ136に
より供給される。その後、プレート141の前側
端縁143の上方に移動可能に配置され且つブロ
ツク145により案内される切断ナイフ146を
下降させてプレート141の前側端縁143と協
働することにより突出した材料ウエブ片136を
切断する。切断された材料ウエブ片136はシユ
ート135上に落下する。切断ナイフ146の移
動は二方向の矢印165で示してある。
材料ウエブ136はその下側に薄い鉱物繊維の
層148を有するフオームプラスチツク147か
らなつている。このようにして、薄い鉱物繊維の
層148の摩擦の減少、材料ウエブ136および
材料片153の変位ならびに予備成形部材32を
介してのシース41の中への材料片153の下方
への押しこみが容易になる。
仕上げられた耳栓をストリツプ39から切り離
すために使用されるポンチ143はそのポンチの
端部175が歯またはそれに類似のものを有して
いないことを除いては第5図に示した装置におけ
るポンチ43と全く同じである。成形型スリーブ
131は第5図に示した装置におけるポンチパツ
ド42と同じ機能を有している。
この装置の機能については、ダイス83、プラ
ンジヤ33およびポンチ143の下方への作動、
移動が好適に同時に行われるようになつている。
成形されたシース41が固定され且つ前記3個の
部材83,33および143が引込められた後、
成形型スリーブ131がそれぞれ1段階進めら
れ、新しい材料片153がその中に供給される。
成形型スリーブ131の前進はまた貯蔵装置(図
示せず)からのプラスチツクフイルムストリツプ
39の対応する前進を生ずることになる。その後
は上述した作動順序が繰り返される。この装置か
ら送り出され且つ耳栓に相当する穴を有する使用
されたプラスチツクフイルムストリツプは例えば
1個の容器の中に落下させることにより容易に集
めることができる。
第5図および第6図に示した装置の異なる構成
部分を移動させるために必要なすべての駆動およ
び制御装置が当業者により容易に具体化すること
ができるので、これらの装置を図示または説明し
ていないことを強調したい。さらに、本発明が例
示した実施態様に限定されず、請求の範囲に記載
の範囲内で変更および変型を実施することができ
ることもさらに強調したい。
JP56503226A 1980-10-22 1981-09-30 Expired JPS642376B2 (ja)

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