JPS642223Y2 - - Google Patents

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JPS642223Y2
JPS642223Y2 JP1982194712U JP19471282U JPS642223Y2 JP S642223 Y2 JPS642223 Y2 JP S642223Y2 JP 1982194712 U JP1982194712 U JP 1982194712U JP 19471282 U JP19471282 U JP 19471282U JP S642223 Y2 JPS642223 Y2 JP S642223Y2
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコインの投入によつて氷塊を一定量ず
つ取り出し販売する氷自動販売機に関する。
この種の氷自動販売機は定量の氷塊が出てこな
ければ購入者から苦情がもたらされるので、貯氷
庫内の氷塊の量が十分であるときには販売可能表
示を出し、そうでなければ売切れ表示を行なうこ
とが最少限必要であつて、さらに売切れ表示に併
せてコインの投入口を塞ぐかコインを返却口に戻
すかの手段を採つていることは知られるところで
ある。
ところで氷自動販売機においては氷が固まりや
すいために氷塊の放出状態によつては貯氷庫内の
氷が平均的に堆積しなく偏倚した状態となること
が屡々起こるものであり、そのために特公昭56−
27783号公報に開示されてなる如く、製氷完了後
の離氷による貯氷庫への補給の都度、所定時間だ
け撹拌機を撹拌作動させるようにした装置があ
る。
かかる従来の装置によつて庫内の氷塊の平均堆
積をはかることが一応は可能であるが、氷塊が貯
氷庫内に満杯状態であつて、次の製氷運転が暫く
行われないような場合には、長時間に亘つて氷塊
の移動がなく静止状態を呈しているために、氷塊
群は貯氷庫の内壁周囲から略々均一に融けて行
き、その結果、庫内の側壁に設けた氷量検知器が
氷塊と接触しなくなつて恰も氷量が不足している
かの如く売切れ指令を発することになるが、前述
する従来の装置によつても次の製氷運転が開始し
完了しない限り、撹拌が行われないために、売切
れ指令の発信により氷の販売を中止することにな
り、販売者、購入者いずれにとつても好ましくな
い事態を招く問題があつた。このように、従来の
氷自動販売機が販売取引上の問題点を有していた
事実に対処して本考案は成されたものであつて、
氷量検知器が貯氷量の過少と誤認して売切れ表示
をした場合に逸早くこの不自然な状態を解消させ
ることにより、販売可能、売切れの正確な表示を
可能ならしめて販売不能による不便を排除し円滑
な取引きをはかることを本考案は重要な目的とし
ている。
そのために本考案は添付図面によつて明らかな
如く、販売用氷塊が収容される貯氷庫2内に、氷
購入信号の発信によりシヤツターが開くシヤツタ
ー付氷投下口10及び前記販売用氷塊を撹拌して
前記氷投下口10に誘導し得る撹拌機7を備えた
氷自動販売機において、販売用氷塊との接触可能
に貯氷庫2の内壁に取付けられて貯氷量が多いと
接点9-1を閉成して販売可能指令を発信し販売可
能表示器17を表示作動せしめ、また貯氷量が少
ないと接点9-2を閉成して売切れ指令を発信する
少氷量検知器9と、コイル14-1及び常開接点1
-3を有し、前記撹拌機7を励磁により強制運転
せしめ、消磁により停止せしめる電磁リレー14
と、駆動部15-1への通電により計時作動し数秒
程度の計測時限によつて限時常閉接点15-2を開
放するタイマ15と、売切れを表示する売切れ表
示器16とを電気制御回路に設けて、売切れ指令
用の前記接点9-2と売切れ表示器16とを直列に
接続してこの直列回路を電源に通電可能に接続す
ると共に、前記接点9-2に前記常開接点14-3
並列接続し、また、前記駆動部15-1を売切れ表
示器16に並列接続し、さらに、前記コイル14
-1と前記限時常閉接点15-2とを直列に接続して
この直列回路を前記売切れ表示器16に並列接続
せしめた構成を特徴とするものであつて少氷量検
知器9が売切れ指令を発した場合には、それが正
常作動であるか誤作動であるかを問わず、短時間
に限つて撹拌機を強制作動させ、氷の融解による
表示誤作動現象を正常状態に復元させることによ
つて解消することが可能となり、ここに所期の目
的は達成されるに至つたのである。
以下、本考案の1実施例について添付図面にも
とづき詳細に説明する。
第1図は氷自動販売機の例の正面図であつて、
縦長形の機体は内部を3区分して上から製氷室
1、貯氷庫2、機械室3の3室に形成している。
製氷室1には製氷板4、氷切断用電熱格子5、
水タンク6などの機器を収設し、貯氷庫2には、
製氷室1から落下してくる氷塊を受け容れる庫内
に撹拌機7と、氷塊が満杯になると製氷運転を停
止するための多氷量検知器8と、貯氷量が販売可
能量を基準として多いか少いかを検知して販売可
能指令か売切れ指令かを選択して発信する少氷量
検知器9とを装備しており、さらに底部にシヤツ
ター付氷投下口10を有している。
また、機械室3には冷凍用各機器、氷取出部1
1、該氷取出部11と前記氷投下口10とを連絡
する定量器12、撹拌機7用のモータ13を収納
している。
上記撹拌機7は、通常、コインの投入に応動し
て撹拌作動し、貯氷庫2内の氷塊をシヤツター付
氷投下口10に誘導するように機能するものであ
る。
一方、多氷量検知器8および少氷量検知器9は
マイクロスイツチなどの簡易構造のものが用いら
れるのであつて、庫内壁の適当個所に取付けられ
て氷に直接々触するしかないかで検知信号を発す
るものであり、このうちの少氷量検知器9は第2
図に出力部を示しているように、貯氷量が多くて
氷が接触しているときには、接点9-1を閉成して
販売可能指令を発信し、一方、貯氷量が少なくて
氷が接触しないときには、接点9-2を閉成して売
切れ指令を発信する切換スイツチを出力部に有し
ている。
しかして上述の構造になる氷自動販売機の電気
回路要部を第2図に示しているが、この回路は前
記少氷量検知器9と、撹拌機7用のモータ13
と、電磁リレー14と、タイマ15と、売切れ表
示器16例えば赤色表示灯と、販売可能表示器1
7例えば緑色表示灯と、前記モータ13発停用電
磁開閉器18と、コイン選別器19とを備えてい
る。
電磁リレー14はコイル14-1、2個の常開接
点14-2,14-3を有していて、常開接点14-2
を前記電磁開閉器18のコイル18-1に直列接続
し該コイル18-1の付勢・消勢を行なうものであ
つて、撹拌機7用のモータ13を発停制御するた
めのリレーに形成している。
タイマ15は5秒等数秒程度の計測時限を有し
て駆動部15-1への通電により計時作動するオン
デイレー形タイマであつて、計測時限に達すると
開放する限時常閉接点15-2を有し、該接点15
-2を前記電磁リレー14のコイル14-1に直列接
続して、この直列回路に対し駆動部15-1を並列
接続している。
売切れ表示器16はタイマ15の駆動部15-1
に並列接続し、一方、販売可能表示器17とコイ
ン選別器19の電源端子部とを並列接続してい
る。
前記電磁開閉器18は2個の常開接触子18
-2,18-3とコイル18-1とを有していて、両接
触子18-2,18-3を前記モータ13の固定子側
端子に直列に接続してこの直列回路を電源間に接
続すると共に、コイル18-1とリレー常開接点1
-2とを直列に接続してこの直列回路を電源間に
接続している。
しかしてリレー14のコイル14-1と限時常開
接点15-2との直列になる回路と、タイマコイル
15-1と、売切れ表示器16との並列接続になる
回路に対して、常開接点14-3と少氷量検知器9
の売切れ指令側接点9-2との並列接続になる回路
を直列に接続して直並列回路Aを形成し、この直
並列回路Aを電源間に接続する一方、販売可能表
示器17とコイン選別器19の並列接続になる回
路に対して、販売可能指令側接点9-1を直列に接
続して直並列回路Bを形成し、この直並列回路B
と電源間に接続している。
叙上の構造になる装置の運転態様を第1図乃至
第3図によつて概要説明すると、貯氷庫2内に存
する氷量を少氷量検知器9が売切れであるか販売
可能であるかの別で検知し20、販売可能な量で
あると、該接点9-1が閉成する結果、販売可能指
令21を発し21、前記表示器17が緑色点灯し
て販売可能表示し22、かつコイン選別器19が
受付可の状態となる23。
一方、販売不可の少量であるか(融解によつて
販売不可の少量に相当する場合も含む)を判断し
て、前記接点9-2が閉成すると売切れ指令24を
発するので、リレー14は付勢し25、タイマ1
5は計時開始し26、前記表示器16は赤色点灯
して売切れ表示し27、また、コイン選別器19
は受付禁止の状態となる28。
従つて撹拌機用モータ13の駆動29により撹
拌機7は貯氷庫2内で撹拌作動すると共に、接点
14-3が閉成することによる売切れ検出の無効保
持も行なわれる30。
タイマ15が5秒経過してカウントアツプする
と31、該接点15-2の開放によつてリレー14
は消勢し32、前記モータ13は停止して34、
撹拌作動は停止すると同時に、接点14-3の開放
によつて売切れ検出の無効保持を解いて作動を復
活させる35。
そこで、少氷量検知器9が売切れ指令か販売可
能指令かのいずれかである36ことによつて、接
点9-2が依然として閉成のまゝで氷量が実際に少
ない状態であれば、タイマ15はカウントアツプ
のまゝであつて、前記表示器16は売切れ表示を
継続し37ていると同時にコイン選別器19も受
付禁止の状態を継続する38。
一方、撹拌機7が5秒間作動したことによつて
融解していた氷塊が移動により少氷量検知器9に
接触したとすると、接点9-2が開放するのでタイ
マ15はリセツトされ39、接点9-1の閉成によ
り販売可能指令21を発し21、表示器17の点
灯で販売可能表示し22、かつコイン選別器19
が受付可の状態となる23。
以上述べた一連の動作から明らかなように、少
氷量検知器9が売切れ指令を発すると撹拌機7を
短時間に限つて強制作動せしめて、真の売切れで
あるか、氷の溶融による不自然な売切れ表示であ
るかを判然とさせると共に、真の売切れ指令であ
れば売切れ表示を持続させ、不自然な売切れ指令
であれば販売可能指令に復させることが可能であ
る。
つづいて本考案の効果を挙げると次の通りであ
る。
すなわち、少氷量検知器9が売切れ指令を発信
すると貯氷庫2内の氷塊を撹拌機7によつて短時
間撹拌するようにしているので、この売切れ指令
が真の売切れにもとづくのか誤作動であるかを確
実に捕知でき、真の売切れであれば売切れ表示を
なし、誤作動であればその原因を解消して販売可
能表示に切換えることにより不必要に販売不能状
態を続けて設置者、購入者双方に不便をもたらす
従来の欠点はここに解決される。
しかも本考案は電磁リレー14、タイマ15を
追加するだけの簡単な回路構造であるので装置コ
ストも低廉におさまり、経済面にもすぐれた利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1例に係る略示正面図、第2
図は第1図々示装置の電気回路図、第3図は同じ
く作動状態のフロー線図である。 2……貯氷庫、7……撹拌機、9……少氷量検
知器、9-1……販売可能な指令用の接点、9-2
…売切れ指令用の接点、14……電磁リレー、1
-1……コイル、14-3……常開接点、15……
タイマ、15-1……駆動部、15-2…………限時
常閉接点、16……売切れ表示器、17……販売
可能表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 販売用氷塊が収容される貯氷庫2内に、氷購入
    信号の発信によりシヤツターが開くシヤツター付
    氷投下口10及び前記販売用氷塊を撹拌して前記
    氷投下口10に誘導し得る撹拌機7を備えた氷自
    動販売機において、販売用氷塊との接触可能に貯
    氷庫2の内壁に取付けられて貯氷量が多いと接点
    -1を閉成して販売可能指令を発信し販売可能表
    示器17を表示作動せしめ、また貯氷量が少ない
    と接点9-2を閉成して売切れ指令を発信する少氷
    量検知器9と、コイル14-1及び常開接点14-3
    を有し、前記撹拌機7を励磁により強制運転せし
    め、消磁により停止せしめる電磁リレー14と、
    駆動部15-1への通電により計時作動し数秒程度
    の計測時限によつて限時常閉接点15-2を開放す
    るタイマ15と、売切れを表示する売切れ表示器
    16とを電気制御回路に設けて、売切れ指令用の
    前記接点9-2と売切れ表示器16とを直列に接続
    してこの直列回路を電源に通電可能に接続すると
    共に、前記接点9-2に前記常開接点14-3を並列
    接続し、また、前記駆動部15-1を売切れ表示器
    16に並列接続し、さらに、前記コイル14-1
    前記限時常閉接点15-2とを直列に接続してこの
    直列回路を前記売切れ表示器16に並列接続せし
    めたことを特徴とする氷自動販売機。
JP19471282U 1982-12-21 1982-12-21 氷自動販売機 Granted JPS59100378U (ja)

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JPS59100378U JPS59100378U (ja) 1984-07-06
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JP19471282U Granted JPS59100378U (ja) 1982-12-21 1982-12-21 氷自動販売機

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719480A (en) * 1980-07-10 1982-02-01 Ishikawajima Kenzai Kogyo Kk Installation of bottom plate for underground storage tank

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719480A (en) * 1980-07-10 1982-02-01 Ishikawajima Kenzai Kogyo Kk Installation of bottom plate for underground storage tank

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JPS59100378U (ja) 1984-07-06

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