JPS641307Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS641307Y2
JPS641307Y2 JP12328182U JP12328182U JPS641307Y2 JP S641307 Y2 JPS641307 Y2 JP S641307Y2 JP 12328182 U JP12328182 U JP 12328182U JP 12328182 U JP12328182 U JP 12328182U JP S641307 Y2 JPS641307 Y2 JP S641307Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
photoelectric sensor
output
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12328182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5930040U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12328182U priority Critical patent/JPS5930040U/ja
Publication of JPS5930040U publication Critical patent/JPS5930040U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS641307Y2 publication Critical patent/JPS641307Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、紙葉類を搬送する装置に設置さ
れ、搬送されている紙葉類が重なつているか否か
を検知する紙葉類の重なり検知装置に関する。
(b) 従来の技術 現金自動支払機、現金自動預金支払機、自動両
替機能においては紙幣を正確に1枚づつ搬送しな
ければならないため、紙幣が2枚以上重なつて搬
送されていないかを検知する重なり検知装置が設
置されている。従来、このような重なり検知装置
としては、搬送されてくる紙葉類の厚みを機械的
に検知するか、または光学的手段を利用して紙葉
類の透過光量を直接検知する装置があつた。
(c) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、前者の機械的検知装置におて
は、紙葉類の厚みが薄いため紙葉類を通過させる
スリツトのギヤツプを極めて精度よく決めなけれ
ばならず、そのためにコスト高になり、摩耗する
にしたがつて誤動作を生じやすい欠点があつた。
また後者の光学的検知装置の場合には、透過光量
を積分せずに直接基準値と比較するため比較すべ
き基準値の設定が難しく、特にずれて2枚重なつ
ている場合には重なり部分が少なければ少ないほ
ど透過光量の減衰が少ないため基準値との差がつ
きにくく重なりが検知できない場合があるという
欠点があつた。それに加えて、一枚の紙幣であつ
ても汚れている場合や検出するトラツク上の印刷
模様等により重なつていないのに重なつていると
誤判別する場合が多分にあつた。
この考案はこのような課題に鑑み、誤動作する
ことなく紙葉類の重なりを確実に検知することの
できる紙葉類の重なり検知装置を提供することを
目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 この考案は、特定紙葉類の搬送路に設けられ紙
葉類の通過およびその透過光量を検知する光電セ
ンサと、 前記光電センサの検出値を反転する反転回路
と、 入力電圧を積分する積分回路と、 前記光電センサが紙葉類の先端を検知したのち
前記特定紙葉類が通過するために要すべき基準時
間タイミング信号を出力するタイミング発生回路
と、 前記光電センサが紙葉類を検知している間、前
記積分回路に電圧を入力し、その入力電圧を、前
記タイミング発生回路がタイミング信号を出力し
ているとき、前記光電センサの検出値とし、前記
タイミング発生回路がタイミング信号を出力して
いないとき、前記反転回路の出力とする入力制御
回路と、 前記光電センサが紙葉類を検知しなくなつたと
き、前記積分回路の出力値を前記特定紙葉類が1
枚通過したときの積分値である基準値と比較する
レベル比較回路と、 を具備したことを特徴とする。
(e) 実施例 以下に、この考案に係る紙葉類の光学的重なり
検知装置の実施例を図面に参照しながら詳細に説
明する。
第1図は光電センサ間に紙幣が搬送されている
状態の斜視図を示している。1は紙幣で、搬送ロ
ーラ2a,2bに狭持されながら矢印A方向に搬
送されてゆく。3aは発光素子、3bは受光素子
で両者を合わせて光電センサと称する。
第2図はこの装置の回路構成図である。図中、
AMPは増幅回路で、発光素子3aから発射され
た光のうち紙幣1を透過した光量を受光素子3b
で受光し、この透過光量を増幅するものである。
FDはフイードバツク回路で、紙幣1が通過しな
いときの透過光量をチエツクして発光素子3aの
発光量を常に一定に制御する回路である。この回
路により光源のバラツキ、ほこりの影響をなくし
重なり検出精度を上げている。COMPはコンパ
レータで、増幅回路AMPの出力aが一定レベル
以下になつたときに信号を出力する回路で、この
出力信号がcである。MMは後述する積分回路の
ためのタイミング発生回路で、この実施例ではワ
シンヨツト回路により構成されており、信号cの
立上りで一定時間信号dを出力するものである。
この時間は図示しない外付けの抵抗とコンデンサ
の容量との積で定まるため、任意に可変できる。
この実施例では紙幣1の走行速度で紙幣の幅l
(第1図)を通過する時間に設定している。
GTはゲート回路で、信号c,dが共に“H”
のとき信号eを出力し、信号cが“H”且つ信号
dが“L”のとき信号fを出力する。信号eが出
力されたときスイツチSW1が閉じて増幅回路
AMPの出力aを積分回路INTの入力とし、積分
してゆく。信号dは一定時間後“L”になるが、
そののちも信号cが“H”のときは信号fが出力
されてスイツチSW2が閉じ、反転回路INVによ
り信号aの反転出力bが積分回路INTの入力と
なり、前に積分された値を減少させてゆく。
CPUは信号cが“L”になつた瞬間にレベル比
較回路LCMPに信号iを送つて、積分出力gと
前記比較回路LCMPに内蔵された基準VTHを比
較させる。出力gは基準VTHより小さいときは
レベル比較回路LCMPの出力hは“H”となり、
このときには紙幣が重なつていることを意味す
る。CPUはこの信号hを受けて図示しない外部
装置、例えばブラウン管に重なり信号jを送出す
るものである。
第3図は信号a〜hのタイムチヤートを示して
いる。このタイムチヤートは下方に見えるように
紙幣1が2枚重なつた状態のものである。第2図
で説明したものに補足しながら説明してゆく。時
刻t1で紙幣1の前端エツジ1aが光電センサを通
過すると、信号aは次第に小さくなり、コンパレ
ータCOMPにより信号cが後端エツジ1bの通
過完了まで“H”になる。信号dの時間幅は丁度
紙幣1の幅の時間に一致している。信号eにより
スイツチSW1が閉成されている間は信号aが積
分回路INTにより積分されてゆく。時刻t2で重な
り部が通過するために信号aが小さくなり、その
ため積分信号gの傾斜が緩くなる(信号aの斜線
で示された部分が積分される)。次に時刻t3にな
ると、信号fによりスイツチSW2が閉成され信
号aの反転信号b(負である)が積分回路INTに
より積分されてゆくので出力gは減少し始める
(信号bの斜線で示した部分が差し引かれる)。そ
して紙幣1の後端エツジが通過した時点t4でその
積分が完了し、信号gの大きさがCPUの指令i
により基準VTHと比較される。この場合V<
VTHであるから、レベル比較回路LCMPの出力
hは“H”となり、紙幣が重なつていることを意
味する。もし紙幣が完全に一枚だけなら信号gに
示しているように、時刻t3で大きさはV0に達し、
これは基準値VTHより大きいから信号hは
“L”を維持し、重なつていないことを意味する。
したがつて重なりのチエツクは同時に紙幣の幅長
チエツクにもなつており、全く重なつていない一
枚の紙幣でも通常より幅長の長いものは本装置に
よりチエツクされることになる。
第4図A,B,Cは第3図以外の紙幣の状態を
示している。第4図Aは既に説明したように、た
だ1枚あるだけで全く重なつていない。そのため
に積分出力gの大きさVは基準値VTHより大き
い。第4図Bは2枚の紙幣が完全に重なり合つて
いる場合で、信号aが極めて小さいため大きさV
は基準値VTHより小さく、信号hは“H”とな
る。また第4図Cは1枚が折畳み状になつている
場合で、第4図Bと同様にV<VTHであり、信
号hは“H”となる。この場合、紙幣の幅を示す
信号dが“H”であるにもかかわらず紙幣検知信
号cが“L”に落ちるため、そこで積分が打ち切
られてこのような値Vとなるのである。
この実施例においては、タイミング発生回路
MMの基準信号dおよびレベル比較回路LCMP
の基準値VTHは内蔵形式にしたが、CPUから送
出制御できるようにしてもよい。例えば、千円札
と一万円札が検知される場合には、千円札の間は
CPUは千円札の基準信号d、基準値VTHを比較
回路LCMPに与え、紙幣が一万円札に変わつた
ときには、CPUの指令により基準信号d、基準
値VTHも変化するようにすれば効率的である。
(f) 考案の効果 以上のようにこの紙葉類の重なり検知装置で
は、紙葉類が通過している間の透過光量を積分す
るので、微少量であつても積分値に大きく反映す
ることができる。また、2枚の紙幣がわずかに重
なつている場合であつても、、一定時間内の積分
では一枚だけの場合と大して変わらないが、紙葉
類が1枚通過すべき時間を経過したのちは透過光
量の反転出力を積分するので殆ど重なりのない連
続した搬送の場合にも1枚搬送の積分値よりかな
り大きな差異を作り出すことができる。
これらの機能が実現したことにより、紙葉類の
重なりを確実に誤判別することなく認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙幣の走行状態を示す斜視図、第2図
はこの考案に係る重なり検知回路の回路構成図、
第3図は第2図に示す各信号のタイムチヤート、
第4図は重なり状態別による積分回路出力波形図
である。 1……紙葉類、3a……発光素子、3b……受
光素子、INT……積分回路、LCMP……レベル
比較回路、MM……タイミング発生回路、VTH
……基準値。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 特定紙葉類の搬送路に設けられ紙葉類の通過お
    よびその透過光量を検知する光電センサと、 前記光電センサの検出値を反転する反転回路
    と、 入力電圧を積分する積分回路と、 前記光電センサが紙葉類の先端を検知したのち
    前記特定紙葉類が通過するために要すべき基準時
    間タイミング信号を出力するタイミング発生回路
    と、 前記光電センサが紙葉類を検知している間、前
    記積分回路に電圧を入力し、その入力電圧を、前
    記タイミング発生回路がタイミング信号を出力し
    ているとき、前記光電センサの検出値とし、前記
    タイミング発生回路がタイミング信号を出力して
    いないとき、前記反転回路の出力とする入力制御
    回路と、 前記光電センサが紙葉類を検知しなくなつたと
    き、前記積分回路の出力値を前記特定紙葉類が1
    枚通過したときの積分値である基準値と比較する
    レベル比較回路と、 を具備したことを特徴とする紙葉類の重なり検知
    装置。
JP12328182U 1982-08-13 1982-08-13 紙葉類の重なり検知装置 Granted JPS5930040U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12328182U JPS5930040U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 紙葉類の重なり検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12328182U JPS5930040U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 紙葉類の重なり検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5930040U JPS5930040U (ja) 1984-02-24
JPS641307Y2 true JPS641307Y2 (ja) 1989-01-12

Family

ID=30281473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12328182U Granted JPS5930040U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 紙葉類の重なり検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5930040U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2654642B2 (ja) * 1987-03-03 1997-09-17 東洋通信機株式会社 光学検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5930040U (ja) 1984-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4389971A (en) Means for controlling the application of glue to a defined area
JPS641307Y2 (ja)
JPH0831158B2 (ja) 紙葉類の厚さ検知装置
JPS63256808A (ja) 紙葉類の厚さ検出装置
JP2565828Y2 (ja) 紙葉類の厚み検知装置
JPS63247895A (ja) 紙幣判別装置
JPS63210611A (ja) 紙葉類の厚さ検出装置
JPS5897603A (ja) 紙葉類の厚み検出装置
JPS5829075Y2 (ja) 印刷物の2枚重なり検出装置
JPS61246891A (ja) 印刷物判別装置
JPS60188252A (ja) 紙葉類の二枚重ね検知装置
JPS6341383Y2 (ja)
JPS5843090A (ja) シ−トの異常状態検出装置
JPS6021763Y2 (ja) 紙幣等のシ−トの継目検出装置
JPS63208710A (ja) 紙葉類の厚さ検出装置
JPS605422Y2 (ja) 異常紙幣検出装置
JPS62165291A (ja) 枚数計数装置
JPH07119599B2 (ja) 搬送紙葉厚み検知装置
JPH0144516Y2 (ja)
JPS5960592A (ja) 紙葉類の厚さ検出装置
JPH04164749A (ja) 紙葉類の重送検出装置
JPH10120246A (ja) 紙葉類の厚み検知装置
JPH0531522Y2 (ja)
JPS61270609A (ja) 紙葉類の厚み異常検出装置
JPS5811802Y2 (ja) 二枚差検出装置