JPS64127B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64127B2 JPS64127B2 JP60168432A JP16843285A JPS64127B2 JP S64127 B2 JPS64127 B2 JP S64127B2 JP 60168432 A JP60168432 A JP 60168432A JP 16843285 A JP16843285 A JP 16843285A JP S64127 B2 JPS64127 B2 JP S64127B2
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- JP
- Japan
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- steel strip
- pickling
- descaling
- nozzle
- pickling tank
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、熱間圧延鋼帯の脱スケール方法に関
するものである。
するものである。
(ロ) 従来技術
従来の熱間圧延鋼帯の脱スケール方法は、酸洗
方式を採用している。その方式は下記のとおりで
ある。
方式を採用している。その方式は下記のとおりで
ある。
塩酸または硫酸等の酸液に連続的に浸漬する
方式 酸浸漬の前処理としてメカニカル・デスケー
リング（圧延曲げ等によりスケールにクラツク
付与、ブラシ等による研掃）を実施する方式、
さらに、脱スケール時間の短縮化（生産性向
上、酸長短縮による設備費・運転費の低減）を
狙い、本出願人は特開昭57−47519号公報にお
いて圧延（圧下率γ＝３〜10％）後、引張曲げ
（0.5〜3.0％）を実施し、デスケール装置を通
過させ、脱スケールをする方法を提案した。
方式 酸浸漬の前処理としてメカニカル・デスケー
リング（圧延曲げ等によりスケールにクラツク
付与、ブラシ等による研掃）を実施する方式、
さらに、脱スケール時間の短縮化（生産性向
上、酸長短縮による設備費・運転費の低減）を
狙い、本出願人は特開昭57−47519号公報にお
いて圧延（圧下率γ＝３〜10％）後、引張曲げ
（0.5〜3.0％）を実施し、デスケール装置を通
過させ、脱スケールをする方法を提案した。
しかしながら、鋼帯のエツジ部（約100mm）は
センタ部にくらべてスケールの厚みが大きく、脱
スケールをするのが困難である。そこで、エツジ
部の脱スケール方法として、エツジ部を機械的研
削加工後、酸洗する方法が提案されている（特開
昭56−10389号公報）。しかし、この方法はブラ
シ・コスト、設備費等が高く、ブラシ・マークに
よる製品疵の問題がある。
センタ部にくらべてスケールの厚みが大きく、脱
スケールをするのが困難である。そこで、エツジ
部の脱スケール方法として、エツジ部を機械的研
削加工後、酸洗する方法が提案されている（特開
昭56−10389号公報）。しかし、この方法はブラ
シ・コスト、設備費等が高く、ブラシ・マークに
よる製品疵の問題がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
本発明が解決しようとする問題点は、安価な設
備費と小さい占有空間とによつて特に鋼帯のエツ
ジ部を良好に脱スケールをすることができる方法
を得ることにある。
備費と小さい占有空間とによつて特に鋼帯のエツ
ジ部を良好に脱スケールをすることができる方法
を得ることにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明の熱間圧延鋼帯の脱スケール方法は、熱
間圧延鋼帯に圧下率0.2〜10％の圧下を加えるこ
と、鋼帯の幅方向エツジ部から150mmの範囲内に
酸洗液を噴射すること、鋼帯を酸洗槽に誘導して
鋼帯表面からスケールを除去することによつて、
上記問題点を解決している。
間圧延鋼帯に圧下率0.2〜10％の圧下を加えるこ
と、鋼帯の幅方向エツジ部から150mmの範囲内に
酸洗液を噴射すること、鋼帯を酸洗槽に誘導して
鋼帯表面からスケールを除去することによつて、
上記問題点を解決している。
(ホ) 実施例
第１図は本発明の方法を実施する装置の概略説
明図である。熱間圧延鋼帯１は圧延機２によつて
圧下率γ＝0.2〜10％の圧下を受ける。この圧下
は、予備段階として鋼帯１の表面の機械的脱スケ
ールを行うためである。圧下率γを0.2％未満に
すると脱スケール時間を短縮できない。圧下率γ
が10％を超えると、脱スケール時間の短縮効果が
上がらない。
明図である。熱間圧延鋼帯１は圧延機２によつて
圧下率γ＝0.2〜10％の圧下を受ける。この圧下
は、予備段階として鋼帯１の表面の機械的脱スケ
ールを行うためである。圧下率γを0.2％未満に
すると脱スケール時間を短縮できない。圧下率γ
が10％を超えると、脱スケール時間の短縮効果が
上がらない。
圧延機２の入出側には通常のブライドル・ロー
ル３を設けて、圧延機２を通る圧延材、すなわち
鋼帯１に必要な張力を与える。
ル３を設けて、圧延機２を通る圧延材、すなわち
鋼帯１に必要な張力を与える。
このようにして、鋼帯１に塑性伸びを与えて、
鋼帯表面のスケールに亀裂を入れた後、鋼帯１を
酸洗槽４に誘導し、鋼帯１の表面からスケールを
除去する。酸洗槽内には通常の濃度の塩酸または
硫酸等の酸液が循環されている。
鋼帯表面のスケールに亀裂を入れた後、鋼帯１を
酸洗槽４に誘導し、鋼帯１の表面からスケールを
除去する。酸洗槽内には通常の濃度の塩酸または
硫酸等の酸液が循環されている。
鋼帯１の酸洗にさいして、鋼帯エツジ部の脱ス
ケールを促進させるために、酸洗槽４の入側また
は酸洗槽４の各ダム・ロール４１の出側付近にノ
ズル５を設けて、鋼帯エツジ部に酸洗液を噴射す
る。
ケールを促進させるために、酸洗槽４の入側また
は酸洗槽４の各ダム・ロール４１の出側付近にノ
ズル５を設けて、鋼帯エツジ部に酸洗液を噴射す
る。
ノズル５は、第２図に示すように、通常のノズ
ル・ヘツダ５０を用い、鋼帯エツジ部が最大150
mm幅程度酸洗できるように、ノズル・ヘツダ５０
の両端部ノズル５を開放し、中央部ノズル５を閉
鎖すればよい。
ル・ヘツダ５０を用い、鋼帯エツジ部が最大150
mm幅程度酸洗できるように、ノズル・ヘツダ５０
の両端部ノズル５を開放し、中央部ノズル５を閉
鎖すればよい。
酸洗液は、酸洗槽の酸洗液と同じものでよい。
例えば、濃度８％、温度90℃の塩酸溶液でよい。
ノズルからの噴射圧力は３Kg／cm2でよい。
例えば、濃度８％、温度90℃の塩酸溶液でよい。
ノズルからの噴射圧力は３Kg／cm2でよい。
(ヘ) 具体的実施例
鋼帯寸法：厚み2.6mm×幅1000〜1200mm
圧延機圧下率：γ＝７％
酸洗槽：濃度８％塩酸溶液
溶液温度90℃
ノズル：濃度８％塩酸溶液
溶液温度90℃
噴射圧力３Kg／cm2
酸洗槽入側４ｍの位置に設置
鋼帯エツジ部150mmに噴射
ライン速度：325ｍ／min
結 果 ：ライン速度８％向上
酸洗液原単位５％向上
第１図は本発明の方法の概略説明図。第２図は
本発明の方法に用いるノズル・ヘツダの概略説明
図。 １……鋼帯、２……圧延機、３……ブライド
ル・ロール、４……酸洗槽、５……ノズル。
本発明の方法に用いるノズル・ヘツダの概略説明
図。 １……鋼帯、２……圧延機、３……ブライド
ル・ロール、４……酸洗槽、５……ノズル。
Claims (1)
- １ 熱間圧延鋼帯に圧下率0.2〜10％の圧下を加
えること、鋼帯の幅方向エツジ部から150mmの範
囲内に酸洗液を噴射すること、鋼帯を酸洗槽に誘
導して鋼帯表面からスケールを除去することから
なる熱間圧延鋼帯の脱スケール方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16843285A JPS6228020A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 熱間圧延鋼帯の脱スケ−ル方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16843285A JPS6228020A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 熱間圧延鋼帯の脱スケ−ル方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228020A JPS6228020A (ja) | 1987-02-06 |
| JPS64127B2 true JPS64127B2 (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=15868007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16843285A Granted JPS6228020A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 熱間圧延鋼帯の脱スケ−ル方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6228020A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2709079B1 (fr) * | 1993-08-17 | 1995-11-10 | Clecim Sa | Installation de traitement d'un produit en bande. |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58135715A (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱延鋼板の連続脱スケ−ル装置 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP16843285A patent/JPS6228020A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58135715A (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-12 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 熱延鋼板の連続脱スケ−ル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228020A (ja) | 1987-02-06 |
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