JPS641245B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641245B2 JPS641245B2 JP13619184A JP13619184A JPS641245B2 JP S641245 B2 JPS641245 B2 JP S641245B2 JP 13619184 A JP13619184 A JP 13619184A JP 13619184 A JP13619184 A JP 13619184A JP S641245 B2 JPS641245 B2 JP S641245B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawbar
- spring
- main shaft
- shaft cylinder
- force
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 22
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 claims description 3
- 230000003578 releasing effect Effects 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007514 turning Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16233—Jaws movement actuated by oblique surfaces of a coaxial control rod
- B23B31/16266—Jaws movement actuated by oblique surfaces of a coaxial control rod using mechanical transmission through the spindle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動旋盤等の工作機械のワーク保持装
置に関する。
置に関する。
従来、この種のワーク保持装置にあつては、回
転する主軸筒内に移動可能に設けられたドローバ
と、主軸筒の前部に設けられた該ドローバの後方
への引動により内向き挾着動作し、前方への押動
により外向き解放動作するチヤツク部と、主軸筒
の後部に設けられて該ドローバを弾引用バネのバ
ネ力による引動力により後方に弾引可能な弾引機
構と、該ドローバを弾引用バネに抗して前方に強
制押動可能な押動機構とを有しており、上記押動
機構の作動でドローバを弾引用バネのバネ力に抗
して押動してチヤツク部を外向きに解放動作し、
ワークをチヤツク部に装着し、のち押動機構を戻
動作して上記弾引機構の弾引用バネのバネ力によ
る引動力によりドローバを弾引してチヤツク部を
挾着動作し、ワークを主軸筒に保持するように構
成されている。
転する主軸筒内に移動可能に設けられたドローバ
と、主軸筒の前部に設けられた該ドローバの後方
への引動により内向き挾着動作し、前方への押動
により外向き解放動作するチヤツク部と、主軸筒
の後部に設けられて該ドローバを弾引用バネのバ
ネ力による引動力により後方に弾引可能な弾引機
構と、該ドローバを弾引用バネに抗して前方に強
制押動可能な押動機構とを有しており、上記押動
機構の作動でドローバを弾引用バネのバネ力に抗
して押動してチヤツク部を外向きに解放動作し、
ワークをチヤツク部に装着し、のち押動機構を戻
動作して上記弾引機構の弾引用バネのバネ力によ
る引動力によりドローバを弾引してチヤツク部を
挾着動作し、ワークを主軸筒に保持するように構
成されている。
しかしながら、ワークの精密切削に伴い主軸筒
を高速回転するとチヤツク部には過大な遠心力が
作用して弾引機構の弾引用バネのバネ力による後
方への引動力に打勝つてドローバが後方に移動し
てチヤツク部が解放動作し、このためワークを離
脱させることがある。
を高速回転するとチヤツク部には過大な遠心力が
作用して弾引機構の弾引用バネのバネ力による後
方への引動力に打勝つてドローバが後方に移動し
てチヤツク部が解放動作し、このためワークを離
脱させることがある。
そこでこれに対処するため当該過大な遠心力を
考慮して弾引機構の弾引用バネのバネ力を強くし
て後方への引動力を大きくするとチヤツク部のワ
ーク挾着力が過大となり、この結果ワークに圧痕
を付けたりワークを変形させて同心度等の加工精
度の低下をもたらすという不都合を有している。
考慮して弾引機構の弾引用バネのバネ力を強くし
て後方への引動力を大きくするとチヤツク部のワ
ーク挾着力が過大となり、この結果ワークに圧痕
を付けたりワークを変形させて同心度等の加工精
度の低下をもたらすという不都合を有している。
本発明の要旨は、回転する主軸筒内に移動可能
に設けられたドローバと、主軸筒の前部に設けら
れて該ドローバの後方への引動により内向き挾着
動作し、前方への押動により外向き解放動作する
チヤツク部と、主軸筒の後部に設けられて該ドロ
ーバを弾引用バネのバネ力による引動力により後
方に弾引可能な弾引機構と、該ドローバを弾引用
バネに抗して前方に強制押動可能な押動機構とを
有しており、上記主軸筒の回転により遠心力を受
けて半径方向外向きに移動可能な調圧ボールを設
け、該調圧ボールの外方への移動により斜面作用
を介して上記弾引用バネに抗してそのバネ力を強
めつつ後方に移動可能な支持部材を設け、前記ド
ローバに掛かる後方への引動力を、遠心力の大小
に応じて弾引用バネのバネ力が変わることにより
可変自在に構成したことを特徴とする工作機械の
ワーク保持装置にある。
に設けられたドローバと、主軸筒の前部に設けら
れて該ドローバの後方への引動により内向き挾着
動作し、前方への押動により外向き解放動作する
チヤツク部と、主軸筒の後部に設けられて該ドロ
ーバを弾引用バネのバネ力による引動力により後
方に弾引可能な弾引機構と、該ドローバを弾引用
バネに抗して前方に強制押動可能な押動機構とを
有しており、上記主軸筒の回転により遠心力を受
けて半径方向外向きに移動可能な調圧ボールを設
け、該調圧ボールの外方への移動により斜面作用
を介して上記弾引用バネに抗してそのバネ力を強
めつつ後方に移動可能な支持部材を設け、前記ド
ローバに掛かる後方への引動力を、遠心力の大小
に応じて弾引用バネのバネ力が変わることにより
可変自在に構成したことを特徴とする工作機械の
ワーク保持装置にある。
主軸筒が高速回転すると調圧ボールにはそれに
応じた遠心力が作用し、一定以上の遠心力を受け
ると調圧ボールはその遠心力の大小に応じて半径
方向外向きに移動し、調圧ボールの外方移動によ
り斜面作用を介して支持部材は後方に移動して上
記弾引用バネのバネ力を強めることになり、この
際支持部材の後方への移動量は調圧ボールの半径
方向の移動量により定まり、ドローバに掛かる後
方への引動力は遠心力の大小に応じて弾引用バネ
のバネ力が変わることによつて可変される。
応じた遠心力が作用し、一定以上の遠心力を受け
ると調圧ボールはその遠心力の大小に応じて半径
方向外向きに移動し、調圧ボールの外方移動によ
り斜面作用を介して支持部材は後方に移動して上
記弾引用バネのバネ力を強めることになり、この
際支持部材の後方への移動量は調圧ボールの半径
方向の移動量により定まり、ドローバに掛かる後
方への引動力は遠心力の大小に応じて弾引用バネ
のバネ力が変わることによつて可変される。
第１図乃至第４図は本発明を適用した精密高速
旋盤の第１実施例を示すもので、機体１に主軸筒
２を回転自在に横設し、主軸筒２内にはドローバ
３を移動自在に貫挿してあり、主軸筒２の前部に
はチヤツク部４を配設し、その後部にはドローバ
３を弾引する弾引機構５とドローバ３を強制押動
する押動機構６を配設してある。
旋盤の第１実施例を示すもので、機体１に主軸筒
２を回転自在に横設し、主軸筒２内にはドローバ
３を移動自在に貫挿してあり、主軸筒２の前部に
はチヤツク部４を配設し、その後部にはドローバ
３を弾引する弾引機構５とドローバ３を強制押動
する押動機構６を配設してある。
この実施例のチヤツク部４は、ドローバ３の前
部に作動部材７を螺着し、その外周面に前下り状
にして第３図の如く断面⊥状の係合溝８を３個形
成し、主軸筒２の前面にチヤツク本体９を固定
し、その前部にＴ状の爪溝１０を半径方向に等配
状に３個形成し、爪溝１０にＴ状の挾着爪１１を
スライド係合し、挾着爪１１の内方部の⊥状の係
合部１２を前記係合溝８にスライド係合し、チヤ
ツク本体９の前面に爪止板１３を固定すると共に
挾着爪１１にワーク１４に適合した形状の挾着ブ
ロツク１５を固定し、ドローバ３を前方に押動す
ると挾着爪１１は外向き解放動作し、ドローバ３
を後方に引動すると挾着爪１１は内向き挾着動作
するように構成されている。
部に作動部材７を螺着し、その外周面に前下り状
にして第３図の如く断面⊥状の係合溝８を３個形
成し、主軸筒２の前面にチヤツク本体９を固定
し、その前部にＴ状の爪溝１０を半径方向に等配
状に３個形成し、爪溝１０にＴ状の挾着爪１１を
スライド係合し、挾着爪１１の内方部の⊥状の係
合部１２を前記係合溝８にスライド係合し、チヤ
ツク本体９の前面に爪止板１３を固定すると共に
挾着爪１１にワーク１４に適合した形状の挾着ブ
ロツク１５を固定し、ドローバ３を前方に押動す
ると挾着爪１１は外向き解放動作し、ドローバ３
を後方に引動すると挾着爪１１は内向き挾着動作
するように構成されている。
この実施例の弾引機構５は、弾引用バネ１６の
バネ力で引動力を得るものであり、主軸筒２の後
部にフランジ状の支持部材１７を固定し、支持部
材１７の小径外周面にスライドキー１８を固定
し、かつ小径外周面に移動部材１９をスライドキ
ー１８の係合で軸線方向にスライド自在に廻り止
め状態に嵌合し、移動部材１９の後面に数個のバ
ネ孔２０を形成し、ドローバ３の後部外周面に移
動部材１９と対向してナツト２１により外れ止め
状態に固定部材２２を緩挿し、前記バネ孔２０と
固定部材２２の対向面間に前記弾引用バネ１６を
ガイドボルト２３で案内して介在し、弾引用バネ
１６のバネ力で固定部材２２、ナツト２１を介し
てドローバ３を引動するように構成してある。
バネ力で引動力を得るものであり、主軸筒２の後
部にフランジ状の支持部材１７を固定し、支持部
材１７の小径外周面にスライドキー１８を固定
し、かつ小径外周面に移動部材１９をスライドキ
ー１８の係合で軸線方向にスライド自在に廻り止
め状態に嵌合し、移動部材１９の後面に数個のバ
ネ孔２０を形成し、ドローバ３の後部外周面に移
動部材１９と対向してナツト２１により外れ止め
状態に固定部材２２を緩挿し、前記バネ孔２０と
固定部材２２の対向面間に前記弾引用バネ１６を
ガイドボルト２３で案内して介在し、弾引用バネ
１６のバネ力で固定部材２２、ナツト２１を介し
てドローバ３を引動するように構成してある。
また、この実施例の押動機構６は、機体１に摺
動レバ２４の一方端部を支点ピン２５で枢着し、
機体１に押動用シリンダ２６を配設し、そのロツ
ド２７を揺動レバ２４の他方端部に連結ピン２８
で連結し、揺動レバ４の中程部に押圧ロツド２９
を配設し、ドローバ３の後端部に受圧部材３０を
螺着固定し、押動用シリンダ２６のロツド２７の
引動で押圧ロツド２９、受圧部材３０を介してド
ローバ３を前方に押動するように構成してある。
動レバ２４の一方端部を支点ピン２５で枢着し、
機体１に押動用シリンダ２６を配設し、そのロツ
ド２７を揺動レバ２４の他方端部に連結ピン２８
で連結し、揺動レバ４の中程部に押圧ロツド２９
を配設し、ドローバ３の後端部に受圧部材３０を
螺着固定し、押動用シリンダ２６のロツド２７の
引動で押圧ロツド２９、受圧部材３０を介してド
ローバ３を前方に押動するように構成してある。
また、本発明の要旨たる調圧ボール３１は支持
部材１７と移動部材１９との対向面間に介在さ
れ、即ち、支持部材１７の対向面に第２図の如く
放射状に複数個の弧状凹溝３２を形成し、移動部
材１９の対向面に円錐鉢状のテーパ面３３を形成
し、弧状凹溝３２の各々に調圧ボール３１を係合
し、調圧ボール３１を支持部材１７と移動部材１
９との対向面で前記弾引用バネ１６のバネ圧によ
り挾持するように構成されている。
部材１７と移動部材１９との対向面間に介在さ
れ、即ち、支持部材１７の対向面に第２図の如く
放射状に複数個の弧状凹溝３２を形成し、移動部
材１９の対向面に円錐鉢状のテーパ面３３を形成
し、弧状凹溝３２の各々に調圧ボール３１を係合
し、調圧ボール３１を支持部材１７と移動部材１
９との対向面で前記弾引用バネ１６のバネ圧によ
り挾持するように構成されている。
この第１実施例は上記構成であるから、押動機
構６の押動用シリンダ２６の引動作動でドローバ
３を弾引用バネ１６のバネ力に抗して前方に押動
し、挾着爪１１を外向き解放動作し、チヤツク部
４にワーク１４を挿入し、のち押動用シリンダ２
６を戻動作し、弾引機構５の弾引用バネ１６でド
ローバ３を後方に引動し、挾着爪１１を挾着動作
してワーク１４の挾着後、主軸筒２を高速回転
し、ワーク１４の旋削が行なわれる。
構６の押動用シリンダ２６の引動作動でドローバ
３を弾引用バネ１６のバネ力に抗して前方に押動
し、挾着爪１１を外向き解放動作し、チヤツク部
４にワーク１４を挿入し、のち押動用シリンダ２
６を戻動作し、弾引機構５の弾引用バネ１６でド
ローバ３を後方に引動し、挾着爪１１を挾着動作
してワーク１４の挾着後、主軸筒２を高速回転
し、ワーク１４の旋削が行なわれる。
この際、主軸筒２の高速回転に伴つてチヤツク
部４の各々の挾着爪１１には遠心力が作用し、即
ち、ワーク挾着保持力が弱まる傾向となり、よつ
て挾着爪１１の外向き半径方向の移動によつてド
ローバ３は前方に引移動させられることになる
が、高速回転に伴つて調圧ボール３１にも遠心力
が作用し、一定以上の遠心力を受けると各々の調
圧ボール３１はその遠心力の大小に応じて半径方
向外向きに移動し、斜面作用をなすテーパ面３３
の作用で移動部材１９は弾引用バネ１６に打勝つ
て後方移動し、よつて弾引用バネ１６のバネ圧を
強め、その強い後方への引動力でドローバ３を引
動することになり、この支持部材１７の後方移動
量は調圧ボール３１の半径方向の移動量によつて
定まり、この結果前記ドローバ３に掛かる引動力
を遠心力に応じて弾引用バネ１６のバネ力が変わ
ることにより可変でき、挾着爪１１の外向き解放
動作を防止でき、主軸筒２の回転数に応じて生ず
る遠心力作用を加味した適正な挾着力でワークを
挾着保持できる。
部４の各々の挾着爪１１には遠心力が作用し、即
ち、ワーク挾着保持力が弱まる傾向となり、よつ
て挾着爪１１の外向き半径方向の移動によつてド
ローバ３は前方に引移動させられることになる
が、高速回転に伴つて調圧ボール３１にも遠心力
が作用し、一定以上の遠心力を受けると各々の調
圧ボール３１はその遠心力の大小に応じて半径方
向外向きに移動し、斜面作用をなすテーパ面３３
の作用で移動部材１９は弾引用バネ１６に打勝つ
て後方移動し、よつて弾引用バネ１６のバネ圧を
強め、その強い後方への引動力でドローバ３を引
動することになり、この支持部材１７の後方移動
量は調圧ボール３１の半径方向の移動量によつて
定まり、この結果前記ドローバ３に掛かる引動力
を遠心力に応じて弾引用バネ１６のバネ力が変わ
ることにより可変でき、挾着爪１１の外向き解放
動作を防止でき、主軸筒２の回転数に応じて生ず
る遠心力作用を加味した適正な挾着力でワークを
挾着保持できる。
第５図はチヤツク部４の第２実施例を示し、即
ち、ドローバ３の前端部に、割溝３４を有するコ
レツト部材３５を螺着連結し、主軸筒２の前部に
テーパ係合面３６を形成し、このテーパ係合面３
６にコレツト部材３４のテーパ外面３７を係合
し、ドローバ３の後方引動で両テーパ面３６，３
７の作用で挾着動作し、ドローバ３の前方への押
動でコレツト部材３５を外向き解放動作するよう
にしたものであつて、この場合にも、第１実施例
と同様に主軸筒２の高速回転でコレツト部材３５
は外向き解放動作しするおそれがあるが、これを
調圧ボール３１及び支持部材１７の作用に基づく
弾引力でその解放が防止される。
ち、ドローバ３の前端部に、割溝３４を有するコ
レツト部材３５を螺着連結し、主軸筒２の前部に
テーパ係合面３６を形成し、このテーパ係合面３
６にコレツト部材３４のテーパ外面３７を係合
し、ドローバ３の後方引動で両テーパ面３６，３
７の作用で挾着動作し、ドローバ３の前方への押
動でコレツト部材３５を外向き解放動作するよう
にしたものであつて、この場合にも、第１実施例
と同様に主軸筒２の高速回転でコレツト部材３５
は外向き解放動作しするおそれがあるが、これを
調圧ボール３１及び支持部材１７の作用に基づく
弾引力でその解放が防止される。
尚、前記調圧ボール３１は主軸筒２の回転数等
に基づいて、その数量、重量等は適宜設計される
ものでありる。
に基づいて、その数量、重量等は適宜設計される
ものでありる。
本発明は上述の如く、主軸筒の回転により遠心
力を受けて半径方向外向きに移動可能な調圧ボー
ルを設け、該調圧ボールの外方への移動により斜
面作用を介して上記弾引用バネに抗してそのバネ
力を強めつつ後方に移動可能な支持部材を設け、
前記ドローバに掛かる後方への引動力を遠心力の
大小に応じて弾引用バネのバネ力が変わることに
より可変自在に構成したから、主軸筒が高速回転
すると調圧ボールにはそれに応じた遠心力が作用
し、一定以上の遠心力を受けると各々の調圧ボー
ルはその遠心力の大小に応じて半径方向外向きに
移動し、斜面作用で移動部材は弾引用バネに打勝
つて後方移動し、よつて弾引用バネのバネ圧を強
め、その強い後方への引動力でドローバを引動す
ることになり、この支持部材の後方移動量は調圧
ボールの半径方向の移動量によつて定まり、この
結果前記ドローバに掛かる引動力を、遠心力の大
小に応じて弾引用バネのバネ力が変わることによ
り可変でき、挾着爪の外向き解放動作を防止で
き、主軸筒の回転数に応じて生ずる遠心力作用を
加味した適正な挾着力でワークを挾着保持でき、
ワークの離脱や圧痕の発生を防止できる。
力を受けて半径方向外向きに移動可能な調圧ボー
ルを設け、該調圧ボールの外方への移動により斜
面作用を介して上記弾引用バネに抗してそのバネ
力を強めつつ後方に移動可能な支持部材を設け、
前記ドローバに掛かる後方への引動力を遠心力の
大小に応じて弾引用バネのバネ力が変わることに
より可変自在に構成したから、主軸筒が高速回転
すると調圧ボールにはそれに応じた遠心力が作用
し、一定以上の遠心力を受けると各々の調圧ボー
ルはその遠心力の大小に応じて半径方向外向きに
移動し、斜面作用で移動部材は弾引用バネに打勝
つて後方移動し、よつて弾引用バネのバネ圧を強
め、その強い後方への引動力でドローバを引動す
ることになり、この支持部材の後方移動量は調圧
ボールの半径方向の移動量によつて定まり、この
結果前記ドローバに掛かる引動力を、遠心力の大
小に応じて弾引用バネのバネ力が変わることによ
り可変でき、挾着爪の外向き解放動作を防止で
き、主軸筒の回転数に応じて生ずる遠心力作用を
加味した適正な挾着力でワークを挾着保持でき、
ワークの離脱や圧痕の発生を防止できる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は第１実施例の全体断面図、第２図はそのＡ−Ａ
断面矢視図、第３図はそのＢ−Ｂ断面矢視図、第
４図はその要部の断面図、第５図は第２実施例の
部分断面図である。 ２……主軸筒、３……ドローバ、４……チヤツ
ク部、５……弾引機構、６……押動機構、１６…
…弾引用バネ、１７……支持部材、３１……調圧
ボール。
は第１実施例の全体断面図、第２図はそのＡ−Ａ
断面矢視図、第３図はそのＢ−Ｂ断面矢視図、第
４図はその要部の断面図、第５図は第２実施例の
部分断面図である。 ２……主軸筒、３……ドローバ、４……チヤツ
ク部、５……弾引機構、６……押動機構、１６…
…弾引用バネ、１７……支持部材、３１……調圧
ボール。
Claims (1)
- １ 回転する主軸筒内に移動可能に設けられたド
ローバと、主軸筒の前部に設けられて該ドローバ
の後方への引動により内向き挾着動作し、前方へ
の押動により外向き解放動作するチヤツク部と、
主軸筒の後部に設けられて該ドローバを弾引用バ
ネのバネ力による引動力により後方に弾引可能な
弾引機構と、該ドローバを弾引用バネに抗して前
方に強制押動可能な押動機構とを有しており、上
記主軸筒の回転により遠心力を受けて半径方向外
向きに移動可能な調圧ボールを設け、該調圧ボー
ルの外方への移動により斜面作用を介して上記弾
引用バネに抗してそのバネ力を強めつつ後方に移
動可能な支持部材を設け、前記ドローバに掛かる
後方への引動力を、遠心力の大小に応じて弾引用
バネのバネ力が変わることにより可変自在に構成
したことを特徴とする工作機械のワーク保持装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13619184A JPS6130308A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 工作機械のワ−ク保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13619184A JPS6130308A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 工作機械のワ−ク保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6130308A JPS6130308A (ja) | 1986-02-12 |
| JPS641245B2 true JPS641245B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=15169469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13619184A Granted JPS6130308A (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 工作機械のワ−ク保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130308A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0588807U (ja) * | 1991-06-24 | 1993-12-03 | 友春 浦野 | カッター |
| DE102005008892A1 (de) * | 2005-02-26 | 2006-09-07 | Ott-Jakob Gmbh & Co. Spanntechnik Kg | Spannvorrichtung |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4911517U (ja) * | 1972-04-27 | 1974-01-31 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP13619184A patent/JPS6130308A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6130308A (ja) | 1986-02-12 |
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