JPS641165B2 - - Google Patents

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JPS641165B2
JPS641165B2 JP54139396A JP13939679A JPS641165B2 JP S641165 B2 JPS641165 B2 JP S641165B2 JP 54139396 A JP54139396 A JP 54139396A JP 13939679 A JP13939679 A JP 13939679A JP S641165 B2 JPS641165 B2 JP S641165B2
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adsorbent
gas
coal
test
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Sutainaa Piitaa
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Foster Wheeler Energy Corp
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Publication date
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Publication of JPS641165B2 publication Critical patent/JPS641165B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/48Sulfur dioxide; Sulfurous acid
    • C01B17/50Preparation of sulfur dioxide
    • C01B17/60Isolation of sulfur dioxide from gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • B01D53/508Sulfur oxides by treating the gases with solids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/30Active carbon
    • C01B32/354After-treatment
    • C01B32/36Reactivation or regeneration
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S502/00Catalyst, solid sorbent, or support therefor: product or process of making
    • Y10S502/515Specific contaminant removal
    • Y10S502/517Sulfur or sulfur compound removal

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、一般的には汚染制御方法に関し、よ
り詳細には煙道ガスから硫黄酸化物を除去しこの
硫黄酸化物を硫黄に還元する汚染制御方法に関す
る。 大気の汚染制御技術分野においては、煙道ガス
の脱硫のために吸着工程を利用し、硫黄含有物質
を活性化した炭素質物質から成る多孔性の系に吸
着させる方法が知られている。この種の方法の一
つにおいては、気体―固体接触装置中で吸着を行
なわせ、前記装置内において煙道ガスは活性炭と
接触し活性炭を通過するガス流中の稀釈された形
の二酸化硫黄はガス流中に存在する酸素及び水蒸
気によつて酸化されて硫酸になる。例えば酸化窒
素類のような他の酸性ガス類も同様に吸着され、
ガス流中に随伴された粒状物はガス流が活性炭を
通過する際に過される。 ベルグバウ・フオルシユング(Bergbau
Forshung)によつて開発された第1図に示す先
行技術による方法においては、硫黄含有物質の形
を化学的に変化させて硫酸を二酸化硫黄及び水に
分解する工程によつて酸負荷炭即ち酸で飽和され
た活性炭を脱着容器等の内部で熱再生させるが、
その際に炭素質吸着剤の一部分は酸化されて二酸
化炭素になる。再生工程の副産物は20乃至30容量
%の二酸化硫黄を含むガス流であり、このガス流
は分離ガス処理設備に送られて更に処理される。 第1図に示す先行技術による方法は、吸着、再
生即ち脱着及び分離ガス処理という三つの基本的
な区分工程から成る。吸着区分工程では、吸着器
10が粒状物分離器等(図示せず)を通過した蒸
気発生器からの煙道ガスを受け入れ、煙道ガスは
前記吸着器に充填されたペレツト状の吸着物質と
接触する。吸着器10の内部で通常用いられる吸
着物質は、予め酸化した歴青炭又は活性炭であ
る。 再生区分工程では、例えば砂のような不活性熱
交換媒体が砂加熱器12の内部で所定の高温度に
加熱されて再生器14に供給され、加熱された砂
と飽和した炭のペレツトとが緊密に接触しつつ再
生器を通過する。この接触によつて混合物の温度
が所定水準に上がり、活性炭から成る多孔質系中
で硫酸が先ず二酸化イオウ(SO3)に次いでSO2
に変わり、窒素化合物類はN2に変わる。高度に
濃縮されSO2を20乃至30容量%含有するSO2に富
む分離ガスが生成し、この分離ガスは普通は外部
ユニツトに送られて更に処理される。再生器14
を出た砂と活性炭の混合物は、再生された活性炭
を砂から分離する分離器16に入る。分離された
砂は砂加熱器12に戻され、再び適度の高温に加
熱されて、再生器14に再循環される。分離され
た活性炭は活性炭冷却器18に送られ、その中で
冷却され吸着器10に再循環されて再使用され
る。 上記の型の先行技術方法では、SO2に富む分離
ガスは通常は更に処理されて元素硫黄を生成する
が、この元素硫黄は貯蔵可能であり、幾つかの商
業的な用途がある。この目的のために、分離ガス
を砕いた石炭と反応させて元素硫黄を製造するこ
とができる。例えば第1図に示す方法において
は、第1図中に参照符号20で示す反応器にSO2
に富む分離ガスを導入し、容器に連続的に供給さ
れる砕いた石炭と反応させて気体状の元素硫黄を
生成させ、次いでこれをコンデンサー22に送り
液状の硫黄にする。この液状の硫黄は適宜な容器
に貯蔵することができ、冷却して固体状にするこ
ともできる。 上記の第1図に示す方法の場合、再生器14で
行なわれる化学反応によつて一定量の活性炭が消
費され、再生活性炭の連続再循環の結果として、
活性炭物質の一部分の大きさが吸着工程での効果
が減殺される大きさにまで物理的に減少してしま
う。従つて、再生器14の内部で消費される活性
炭を補充し物理的に減少した量を補給する活性炭
追加源が吸着器10に設けられている。(反応器
20の内部では、該反応器に供給された破砕石炭
が反応工程中で消費されて副産物として石炭の灰
を生じるが、この灰は工程では他の用途に利用さ
れない。) 上記第1図の先行技術工程の主たる問題点は、
吸着器に再循環させるために砂から再生された吸
着剤を分離するのが本質的に困難なことである。
又、エネルギー問題及び天然資源保護が強調され
るに伴ない、商業的に操業されている工程をより
エネルギー効率の高い工程特により低温度で同様
の効率を達成できる工程に置き換える必要が生じ
ている。 高温の再生ガスと接触させることにより、活性
炭を再生させることも周知である。例えば、米国
特許第2933454号明細書では、空気と水蒸気の混
合物を用いる再生が検討されている。然し乍ら、
脱着ガスを処理して例えば硫黄分を回収すること
を望む場合には、吸着剤を高温度の再生ガスと接
触させて再生する方法では、吸着された揮発性物
質が稀釈され、これらの揮発性物質を経済的に処
理してガス中に含有されるわずかな硫黄分を回収
することが不可能な程度にまで稀釈されてしまう
という問題が生じる。この問題の解決法の一例は
米国特許第3667910号明細書に開示されており、
再生ガスを脱着器を介して還流させて二酸化イオ
ウの濃度を上げて回収を助ける方法が教示されて
いる(前記特許明細書の第4欄、第40乃至45行目
参照)。この先行技術による工程の問題点は、適
宜に効率良く再生を行なうために一酸化炭素ガス
及び/又は水素ガスを連続的に発生させて還流し
ている吸着剤と結合させなければならないことで
ある。 今般、部分酸化された石炭を煙道ガス脱硫のた
めの吸着剤として使用し、脱着ガスの水蒸気濃度
が少なくとも40モル%であるならば前記の部分酸
化された石炭自体から脱着された脱着ガスと427
〜538℃(800〜1000〓)の範囲内の温度で接触さ
せることにより効率良く再生できることが見い出
された。実施する場合には、消耗した炭素質吸着
剤は、非静止床の形で再生区域を通つて連続的に
送られて、該再生区域内で先ず最初に還流不活性
ガスの初期充填ガスと向流接触される。脱着ガス
を再生区域に還流させる際に、揮発物が脱着され
る流量と等しい容積流速で還流回路からガス放出
流を除去することにより、循環回路内のガスは脱
着された揮発分の濃度に近づく。本発明によれ
ば、少なくとも40%の水蒸気と少なくとも15%の
SO2とを含有するガス放出流を反応区域に送入
し、該反応区域で621℃乃至843℃(1150〓乃至
1550〓)の範囲の温度で原料石炭と接触させて二
酸化イオウを気体状の元素硫黄に変え且つ石炭を
部分酸化し、部分酸化された石炭は後に吸着剤と
して使用される。 従つて、本発明の目的は再生回路、即ち自己収
納閉鎖ガス回路再生サイクルの内部で発生される
ガスによつて再生させることのできる炭素質吸着
剤を用いる煙道ガス脱硫方法を提供することであ
る。 本発明の更に別の目的は、別個に発生させた再
生用ガスの必要なしに炭素質吸着剤再生工程を操
業することである。 本発明の更に別の目的は、先行技術によるホツ
ト・サンド(hot sand)法に特有の固体物分離
の問題を避けて、炭素質吸着剤から二酸化イオウ
を脱着して硫黄の回収に適する濃度にする脱着方
法を提供することである。 本発明の更にもう一つの目的は、比較的低い温
度で吸着剤を再生することができる脱硫方法を開
発することである。 上記及びその他の本発明の目的は、以下の明細
書の記載を読めば当業者には明らかになると考え
る。 上記の説明並びに本発明の目的、特徴及び利点
は、本発明を例示する現時点において好ましい実
施例に関する以下の説明を添付の図面と関連させ
つつ参照することにより、より完全に理解できよ
う。 本発明で使用する炭素質吸着剤は、部分酸化さ
れた石炭である。この種の吸着剤の一例は、バナ
ジウム処理無煙炭から誘導されたリコール
(RECOAL 〓〓 )〔フオスター・ホイーラー社
(Fostor Wheeler)のリソツクス(RESOX )
二酸化イオウ還元工程から副生する副産物の商標
名〕であり、これは低価格である点でも好ましい
ものである。リコール(RECOAL)のもう一つ
の長所は、比較的摩損抵抗が高く、発生する粉末
が比較的粗大であつて分離しやすいことである。
このリコール(RECOAL)は、沈積した0.04乃
至約0.25重量%のバナジウムを有し、V2O5の硫
酸溶液に浸漬し約760℃(1400〓)で乾燥して調
製される。優れた吸着能を持つ点から好ましい吸
着剤はベルグバウ・フオルシユング(Bergbau
Forshung:以下BFと略記する)から市販されて
いる炭である。BF炭は破砕し、次いで部分酸化
した歴青炭からつくられたものである。 再生区域は、最高温度の個所即ちガス入口の温
度を427〜538℃(800〜1000〓)、好ましくは427
〜454℃(800〜850〓)の範囲にして操業する。 再生ガス回路には最初に例えば炭酸ガス、窒素
又はこれらの混合物の如き不活性ガスを注入す
る。所望に応じて、初期注入ガスに水蒸気を加え
てもよい。操業を進めるにつれて、最初に注入し
たガスは次第に還流脱着ガスに置換されて、定常
状態の操業に達するわけであるが、定常状態にお
ける再生ガス回路中の組成は脱着ガスの組成に近
似する。 「定常状態の操業」とは、所定個所での再生器
内部の圧力がほぼ一定に保たれた状態を意味す
る。定常状態の操業に達せしめるために、再生区
域において消耗吸着剤から脱着される揮発物の体
積量と等しい体積流量でガスを再生器から除去す
る。このためには、圧力応答制御装置を用い再生
ガス回路の圧力をほぼ大気圧に保つのが有利であ
る。再生ガス送風機(第2図中に符号32で示
す)の吸引部のゲージ圧力を水柱で約25.4cm(10
インチ)にし、送風機放出部のゲージ圧力を水柱
で約190〜254cm(75〜100インチ)にするのが代
表的な例である。 本発明の脱硫方法においては、煙道ガスは集塵
器を通つた後に吸着器に送られ、吸着器中で炭素
質吸着剤床を通つて流れる。吸着器は従来から用
いられているどの型のものでもよく、炭素質吸着
剤を固定床、移動床又は流動床の形で収納してい
る。 吸着器から出た消耗吸着剤は本発明による再生
工程に送られるが、その好ましい実施例を添付の
図面の第2図に示す。この再生工程は、送風機3
2によつて脱着された揮発物の主部分を再生器3
4に還流させる再生ガス回路30と、再生器に入
るガスを427〜538℃(800〜1000〓)、好ましく
は、427〜454℃(800〜850〓)に加熱する熱交換
器36とを有する。再生ガス回路内のガスは、定
常状態に達した後には、脱着ガス組成と同じ組成
を有する。この脱着ガスは、SO2濃度が少なくと
も15モル%、水蒸気濃度が少なくとも40モル%を
含有し、好ましくは20〜65モル%のSO2(乾燥基
準)と、35〜75モル%のCO2(乾燥基準)と、50
モル%又はそれ以上のH2O(水蒸気)とを含有す
る。このガス組成は本発明の方法において重要な
意味を有する。すなわち、消耗吸着剤の細孔中に
おいてSO2は水と反応して希硫酸(H2SO4)の形
で吸着されており、これを脱着するには再生ガス
回路30内のガスが少なくとも40モル%以上の水
蒸気と少くとも15モル%以上のSO2とを含む必要
があるからである。この脱着ガスの一部分を分離
してレソツクス(RESOX)反応器38に送り、
そこで621℃乃至843℃(1150〓乃至1550〓)で破
砕した石炭と反応させて気体状の元素硫黄を生成
させ、この元素硫黄をコンデンサー40に送つて
液化させる。次いで、液状硫黄を更に冷却して固
化させることもできる。 レソツクス(RESOX)反応器38及び再生器
34は好ましくは移動床反応器であるが、これら
の反応器に流動床又は固定床で操作できる手段を
設けることもできる。本明細書で使用する「非固
定床」なる語句は、移動床操作及び流動床操作の
両方を含むものとする。移動床操作が何を意味す
るかに関する定義については、アール・シー・オ
リバー(R.C.Oliver)に1959年4月21日付で付与
された米国特許第2883333号の明細書の第5欄の
第36〜41行目を参照されたい。 レソツクス(RESOX)方法のより詳細な説明
は、1975年11月26日に出願された米国特許出願第
635497号明細書(米国特許第4147762号)に記載
されている。 第2図に示す実施例の場合、元素硫黄及びリコ
ール(RECOAL)吸着剤の両者が価値ある副産
物である。リコール吸着剤は、レソツクス反応器
中で原料破砕石炭から形成され、該反応器内で部
分酸化されて放出ガス流中のSO2、O2及び水蒸気
の作用によつて表面が多孔性になる。蒸気対SO2
のモル比は好ましくは2:1乃至3:1であり、
接触時間は好ましくは5.1乃至9.1秒である。操作
を左右するパラメーターを制御して、最初の石炭
重量の50乃至60%を占めるリコール(RECOAL)
生成物を製造する。 実施例 1 無煙炭から誘導されたリコール(RECOAL)
を300gのV2O5と2000c.c.の硫酸と1000c.c.の水とか
ら成る溶液に浸漬した。濡れたリコール
(RECOAL)を電気炉中で760℃(1400〓)で乾
燥させた。このようにして、夫々、0.11重量%、
0.21重量%及び0.14重量%のバナジウムを含有す
る3種のリコール(RECOAL)回分を用意した。
回分No.1は、56回のSO2吸着と704℃(1300〓)
での水蒸気再生を行なつた後のリコール
(RECOAL)から調製した。回分No.2は、69回の
脱着・再生後のリコール(RECOAL)から、回
分No.3は10回の脱着・再生後のリコール
(RECOAL)から調製した。 表1の試験番号1〜12に示されるように12回の
試験を行つた。各試験では再生試験と吸着試験と
を行つた。たとえば、試験番号1の再生試験で
は、出発回分1―56―1で示されるリコール(最
初の数字1は回分No.1のリコールを用いたことを
示し、2番目の数字56は56回の吸着及び脱着を行
つたことを示し、また最後の数字1は本実施例に
おいて第1回目の再生試験であることを各々示
す。)は再生試験の開始時には反応器(内容積
0.0566cm3、2立方フイート)中にあり、一方試験
しようとする試験回分2―69―1で示されるリコ
ールは反応器への供給ホツパー中にある。反応器
内のリコール1―56―1を加熱し、平均温度が表
1に示される温度(温度測定位置は第2図に示
す)に達し、試験条件が安定した段階でリコール
1―56―1を反応器から排出し、供給ホツパー中
のリコール2―69―1を反応器に入れ、リコール
2―69―1に希硫酸の形で吸着されているSO2
脱着した。脱着は表1に示されるように1.5時間
行ない、脱着されたSO2と水蒸気とを含む脱着ガ
スの2〜30容量%の容積の脱着ガスを除去し、残
りは再循環回路内に送風器及び加熱器を設置し、
再循環させた。脱着ガスの組成及び水蒸気量(モ
ル%)を表1に示す。表1に示されるように脱着
ガス中にはSO230.4モル%及び水蒸気50モル%が
含まれていた。なお、表1の試験番号1において
再生試験に示される操業休止回分、すなわちリコ
ール3―10(回分No.3、吸着・脱着回数10回)は
休止させておき、次の試験番号2において出発回
分として反応器に入れ、一方試験回分としてはリ
コール1―57―2を反応器への供給ホツパー中に
入れて試験番号1と同様に再生試験を行つた。 吸着試験は0.2%のSO2と15.0%のCO2と、3.0%
のO2と、10.0%のH2Oと残部を占めるN2(%は容
量%である)とから成る擬似煙道ガスを再生され
たリコールに表1に示す温度及び時間通すことに
より行つた。たとえば、表1の試験番号1の吸着
試験では再生試験の出発回分であつたリコール1
―56―1を吸着試験の出発回分リコール1―57
(回分No.1、吸着・脱着回数57回)として反応器
に入れ、20時間、吸着温度268〓(131.1℃)にて
擬似煙道ガスを通したところリコール1―57、
100ポンド(45.36Kg)当り、2.71ポンド(1.23Kg)
のSO2が吸着された。次いで、反応器への供給ホ
ツパー中に入れておいた再生されたリコール2―
70(再生試験の試験回分リコール2―69―1)を
反応器へ入れ、同様にSO2を吸着させたところ、
リコール2―70、100ポンド(45.36Kg)当り2.16
ポンド(0.98Kg)のSO2が吸着された。SO2の測
定は2台のテータ型検知器US5000型を用いた。 試験番号2〜12についても同様に再生試験及び
吸着試験を行つた。表1から明らかなように、脱
着ガスの組成はSO217.5モル%(試験番号10)乃
至46.3モル%(試験番号5)と大幅に変動し、水
蒸気量についても45モル%(試験番号4)乃至70
モル%(試験番号8)と大幅に変動したが、吸着
試験に示されるようにリコールのSO2吸着量は出
発回分においても試験回分においてもほぼ一定で
あり、リコール100ポンド(45.36Kg)当り2.16ポ
ンド(0.98Kg)(試験番号1リコール2―70)乃
至3.13ポンド(1.42Kg)(試験番号7リコール2
―74)のSO2を吸着した。また、試験番号12に示
されるように8回の再生を行つたリコール3―17
―8でも吸着試験においてリコール100ポンド
(45.36Kg)当り2.55ポンド(1.17Kg)のSO2を吸
着しており、再生を繰り返してもSO2吸着能に影
響がないことが判る。 実施例 2 実施例1と同様にして再生試験と吸着試験とを
行つたが、リコールの代りに破砕部分酸化した歴
青炭からつくられたBF炭を用いた。 表2の試験番号1〜7に示されるように7回の
試験を行つた以外は表1と同様にBF炭の各回分
に番号を付し、再生試験と吸着試験とを行つた。 再生試験の結果、実施例1と同様に脱着ガスの
組成は大幅に変動したが、吸着試験の結果、BF
炭100ポンド(45.36Kg)当り4.4ポンド(1.995Kg)
(試験番号1 BF炭2―2)乃至5.53ポンド(2.5
Kg)(試験番号6、BF炭2―5)のSO2を吸着
し、ほぼ一定したSO2吸着能を示した。また、実
施例1と同様に再生を繰り返してもSO2吸着能に
影響がないことが判る。
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、煙道ガス中の二酸化イオウを除去す
る先行技術による汚染制御方法における物質の流
れを示す説明図である。第2図は本発明による再
生方法の好ましい実施例中の物質の流れを示す説
明図である。 図中、10は吸着器、12は砂加熱器、14は
再生器、20は反応器、22はコンデンサー、2
4は硫黄貯蔵タンク、32は送風機、34は再生
器、36は熱交換器、38はリソツクス
(RESOX)反応器、40はコンデンサーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭素質吸着剤を用いて煙道ガスを脱硫し消耗
    した炭素質吸着剤を再び活性化させる方法におい
    て、 (1) 炭素質吸着剤として部分酸化された石炭を使
    用し、消耗した吸着剤を非固定床の形の再生区
    域に連続的に通じ、 (2) 不活性ガスの初期注入分を再生ガス回路に送
    り消耗した吸着剤の流れ方向と向流する方向に
    流れるよう再生区域を通過させて消耗した吸着
    剤と接触させ、二酸化イオウと水蒸気とを含有
    する吸着されている揮発性物質を消耗した吸着
    剤から脱着させ、 (3) 外部からの加熱により再生区域のガス入口温
    度を427乃至538℃(800乃至1000〓)の範囲内
    に保ち且つ脱着された揮発性物質を再生区域の
    消耗した吸着剤中に還流させて、再生ガス回路
    内の水蒸気濃度を少なくとも40モル%に且つ
    SO2濃度を少なくとも15モル%にして消耗した
    吸着剤の再生を続行し、消耗した吸着剤を連続
    的に再生し、 (4) 揮発物質が脱着されて、再生ガス回路中の水
    蒸気濃度が少なくとも40モル%及びSO2濃度が
    少なくとも15モル%になるような定常状態での
    操業が行なわれる流量で等しい量の放出ガス部
    分を再生ガス回路から連続的に除去し、 (5) 上記放出ガス部分を石炭を入れた反応区域に
    連続的に供給し、温度を621℃ないし843℃
    (1150〓ないし1550〓)に維持して二酸化イオ
    ウをガス状イオウに転換すると共に石炭を部分
    的に酸化し、 (6) 反応区域からガス状イオウを連続的に除去及
    び凝縮し、 (7) 反応区域から部分的に酸化した石炭を連続的
    に取り出し少なくともその一部を前記炭素質吸
    着剤として使用することを特徴とする方法。
JP13939679A 1978-10-31 1979-10-30 Low temperature regeneration method of carbonaceous adsorbent Granted JPS5561922A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/956,458 US4219537A (en) 1978-10-31 1978-10-31 Desulfurization and low temperature regeneration of carbonaceous adsorbent

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