JPS6399884A - ゴルフボ−ルの製造方法 - Google Patents

ゴルフボ−ルの製造方法

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JPS6399884A
JPS6399884A JP61246885A JP24688586A JPS6399884A JP S6399884 A JPS6399884 A JP S6399884A JP 61246885 A JP61246885 A JP 61246885A JP 24688586 A JP24688586 A JP 24688586A JP S6399884 A JPS6399884 A JP S6399884A
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JP
Japan
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deep
recess
shallow
grinding
recesses
Prior art date
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Pending
Application number
JP61246885A
Other languages
English (en)
Inventor
野村 純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPS6399884A publication Critical patent/JPS6399884A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はゴルフボールの製造方法に係り、特にゴルフボ
ールの製造における成形バリ除去工程の作業効率を改良
することができるゴルフボールの製造方法に関する。
[従来の技術] 熱可塑性樹脂を主体とするカバーを有するゴルフボール
は、一般に射出成形により製造されるが、射出成形時の
成形バリの除去は、ツーピースボールでは通常センター
レス研磨等の表面研削によフて行なわれている。この場
合、表面研削量は約2〜60μmの範囲であって、成形
バリの大きさ、カバー材の硬度等によって適宜法められ
る。
従フて、ディンプル設計の際は、予め研削シロを見込ん
でディンプルを深くしておく。
[発明が解決しようとする問題点コ このような従来の表面研削による成形バリ除去法におい
て、適正な量だけ研削されたか否かを管理することは非
常に難しく、ゴルフボールの外径の変化量、あるいはデ
ィンプルの深さを測定し確認する以外には適当な方法が
ないのが現状である。ボールの外径測定の精度は、ディ
ンプルの設計精度より低く、しかも温度変化により影響
を受けることから、十分な精度の研削量管理を行なうこ
とができない。また、ディンプル深さは接触針式形状測
定器又は光学読取顕微鏡により測定できるが、測定は非
常に時間のかかるものである。
このように、従来においては、成形バリ除去のための表
面研削量を、精度良くしかも良好な作業性のもとに管理
する方法がなかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記従来の問題点を解決し、ゴルフボールの全
表面研削量が所定の範囲内であるか否かを一目でわかる
ようにすることにより、成形バリ除去工程の効率化を図
るものであって、ディンプル以外の平坦部に、深浅2 
ffi類の凹部を設けておき、浅い凹部が消えるまで全
面研削して成形バリの除去を行なうものである。
[作用] 一般に、ゴルフボールの製造における成形バリ除去工程
のボール表面研削量は、カバー材料、バリの大きさ等で
決まるものである。また、研削量のバラツキは、ボール
の成形方法等によるボール外径のバラツキ、研削加工方
法等による研削加工精度等の一連の製造工程の能力で決
定される。
従って、研削量の精度の管理限界は、例えば25〜35
μmというように採用する技術工程に固有の数値がある
例えば、研削量の精度の管理限界が25〜35μmであ
る場合、本発明の方法に従って、ディンプル以外の平坦
部に浅い凹部を25μm深さに、深い凹部を35μmの
深さに設けて研削加工すれば、研削が不十分の時は浅い
凹部も深い凹部も目で見て確認でき、研削過剰の時は浅
い凹部も深い凹部も見えなくなる。しかして、深い凹部
は見えるが浅い凹部は見えない状態にまで研削加工を施
せば、最適な研削量を得ることができる。
このように、本発明の方法によれば、凹部を目視により
確認することにより研削状態を知ることができるため、
研削加工精度の管理限界に対応して、成形バリ除去のた
めの研削加工を容易に行なうことが可能とされる。
[実施例] 以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
本発明の方法においては、熱可塑性樹脂を主材とする組
成物からなるカバーを有するゴルフボールの製造にあた
り、第1図に示す如く、射出成形等により得られた成形
体1のディンプル2以外の平坦部3に、予め、深浅2種
類の凹部10を設けておく。この凹部10の形成は、成
形体を製造した後、別途研削等により行なっても良いが
、好ましくは成形体の成形用モールド内面に凹部形成用
の凸部を設けておき、このモールド内面模様を成形転写
することにより、成形と同時に凹部の形成を行なうよう
にするのが、工程数を増やすことがないことから有利で
ある。
凹部10は一般に底面10aとこれを囲む側壁10bと
で構成される、方形断面のものが好ましく、この底面1
0aと側壁10bのなす角度θは90〜140度である
ことが好ましい。即ち、θが90度未満では、前述のモ
ールドの成形転写によろ凹部形成が不可能であり、また
、θが140度を超えるようであると、凹部の底面と側
壁との境が不明瞭となり、後述の表面研削において凹部
の研削状態の確認が困難となる可能性がある。
本発明において、凹部の深さは、前記のように、研削加
工精度の管理限界によって決定される。通常、成形バリ
除去のための表面研削量は2〜60μmの範囲であり、
2μm未満ではバリは殆ど除去されず、60μmを超え
る場合には、加工時間が必要以上に長くなる上に材料の
ロスが多くなり好ましくない。また、一般に成形バリ除
去のための表面研削の加工精度の管理限騨は20〜40
μmの幅におさまるが、好ましくは20μm程度とする
のが良い。
このようなことから、本発明においては、深浅2種類の
凹部のうち、深い凹部は10〜60μm、浅い凹部は2
〜40μm、深い凹部と浅い凹部との深さの差は2〜4
0μmの範囲となるように、適宜決定する。
深浅2種類の凹部の形成態様等には特に制限はなく、第
2図(a)に示す如く、深い凹部11と浅い凹部12と
を全く重ならないように成形体1の平坦部の異なる部位
に設けても良く、第2図(b)、(C)に示す如く、一
部(第2図(b))あるいは全部(第2図(C))が重
なるように設けても良い。
本発明においては、このように深浅2種類の凹部を設け
たボールの成形体1を、深い凹部を残して浅い凹部が消
えるまで、即ち目で見て確認できなくなるまで、全面研
削して成形バリの除去を行なう。例えば、第3図(a)
に示すような深浅2種類の凹部11.12を設けた成形
体1であれば、第3図(b)に示す如く、浅い凹部12
の分だけ全面研削して、深い凹部11のみが残る成形体
、1′とする。これにより、浅い凹部と深い凹部との深
さの差の範囲内で良好な加工精度のもとに研削を行なう
ことが可能とされる。
このように、本発明においては、深い凹部11は研削加
工後もボール成形体1′表面に残存することから、特に
深い凹部11の形状はゴルフボールの外観上異和感のな
いものとするのが好ましい。従って、深い凹部11は、
第4図(a)に示す如く、例えば2mm以内の大きさの
数字や文字の形状とするのが好ましいが、ディンプル全
体の配列から見て不自然でなければ第4図(b)のよう
な星形や円形、だ円形、長方形、菱形等、いずれでも良
い。
なお、凹部の設置数や配置間隔等は、全表面研削量のボ
ール表面でのムラの大きさにより決められる。即ち、ム
ラのない研削方法であれば、ボール表面に深浅1組の凹
部を設けるので十分であるが、ムラの大きいものであれ
ば数ケ所対象的に設ける必要がある。外観上は、凹部は
各々10個以下とするのが好ましい。
このようにして、本発明の方法により成形バリ除去のた
めの表面研削加工を行なった後は、塗装等の後処理工程
を経て製品とされる。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のゴルフボールの製造方法に
よれば、成形バリを除去するための表面研削加工工程に
おいて、目視により研削量を確認することができ、特別
な装置や測定を要せずに、高精度で優れた作業性のもと
に効率的に研削加工を行なうことができる。
従って、本発明によれば、ゴルフボールの生産効率が向
上し、大幅なコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法において形成する凹部を説明する
図であって、ゴルフボール成形体の部分断面図と対応す
る凹部の平面図を示す、第2図(a)〜(C)及び第4
図(a)、(b)は、各々、凹部の形成態様の例を示す
ゴルフボール成形体の部分断面図と対応する凹部の平面
図である。第3図(a)、(b)はそれぞれ表面研削前
後のゴルフボール成形体の部分断面図である。 1.1′・・・成形体、   2・・・ディンプル、3
・・・平坦部、      11・・・深い凹部、12
・・・浅い凹部。 代理人   弁理士   重 野  剛第1図 (c) 第3図 (a)       (b) 第4図 (a)       (b)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂を主材とする組成物からなるカバー
    を有するゴルフボールの製造にあたり、ディンプル以外
    の平坦部に深浅2種類の凹部を設けておき、浅い凹部が
    消えるまで全面研削して成形バリの除去を行なう工程を
    有するゴルフボールの製造方法。
  2. (2)深い凹部と浅い凹部との深さの差が2〜40μm
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  3. (3)深い凹部の深さが10〜60μmであって、浅い
    凹部の深さが2〜40μmであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。
  4. (4)深浅2種類の凹部は各々平坦部の異なる部分に設
    けることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
    項のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)深浅2種類の凹部は、浅い凹部に深い凹部の一部
    又は全部が重なるように設けることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の方
    法。
  6. (6)深浅2種類の凹部の数は各々1〜10個であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のい
    ずれか1項に記載の方法。
  7. (7)凹部はゴルフボールモールド内面模様を成形転写
    することにより設けることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. (8)凹部は底面と底面を囲む側壁より構成され、該底
    面と側壁との角度が90〜140度であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項
    に記載の方法。
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Cited By (6)

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