JPH11114092A - ゴルフボール成形用金型及びゴルフボール - Google Patents
ゴルフボール成形用金型及びゴルフボールInfo
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- JPH11114092A JPH11114092A JP9291676A JP29167697A JPH11114092A JP H11114092 A JPH11114092 A JP H11114092A JP 9291676 A JP9291676 A JP 9291676A JP 29167697 A JP29167697 A JP 29167697A JP H11114092 A JPH11114092 A JP H11114092A
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- Japan
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- parting line
- golf ball
- molding
- dimple
- dimples
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/2669—Moulds with means for removing excess material, e.g. with overflow cavities
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0025—Preventing defects on the moulded article, e.g. weld lines, shrinkage marks
- B29C2045/0027—Gate or gate mark locations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/54—Balls
- B29L2031/545—Football balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 内部に球状キャビティを有し、このキャ
ビティ壁面にディンプルを型付けるための多数のディン
プル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビティの実
質上赤道の位置にパーティングラインを有する２分割可
能なゴルフボール成形用金型において、上記ディンプル
形成用凸部の少なくとも１つをパーティングライン上に
有すると共に、該凸部の近傍に成形材料注入ゲート又は
突出部形成用小孔を有することを特徴とするゴルフボー
ル成形用金型。 【効果】 本発明によれば、パーティングライン位置に
ディンプルを有するシームレスゴルフボールにおいて、
成形後のバリや突出部の研磨作業時にディンプル部分の
磨減を有利に回避することができるものである。
ビティ壁面にディンプルを型付けるための多数のディン
プル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビティの実
質上赤道の位置にパーティングラインを有する２分割可
能なゴルフボール成形用金型において、上記ディンプル
形成用凸部の少なくとも１つをパーティングライン上に
有すると共に、該凸部の近傍に成形材料注入ゲート又は
突出部形成用小孔を有することを特徴とするゴルフボー
ル成形用金型。 【効果】 本発明によれば、パーティングライン位置に
ディンプルを有するシームレスゴルフボールにおいて、
成形後のバリや突出部の研磨作業時にディンプル部分の
磨減を有利に回避することができるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーティングライ
ン位置にディンプルを有しても、パーティングライン位
置又はその近傍に形成された突出部やバリの研磨作業時
に上記パーティングライン位置のディンプル部分の磨減
を有利に回避することができるゴルフボール成形用金型
及び該金型により成形されたゴルフボールに関する。
ン位置にディンプルを有しても、パーティングライン位
置又はその近傍に形成された突出部やバリの研磨作業時
に上記パーティングライン位置のディンプル部分の磨減
を有利に回避することができるゴルフボール成形用金型
及び該金型により成形されたゴルフボールに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ゴルフ
ボールの成形は、広く知られているように、内部に球状
のキャビティを有し、このキャビティ壁面にディンプル
を型付する多数の突部（ディンプル形成用凸部）を形成
すると共に、キャビティの実質上赤道の位置にパーティ
ングラインを有する２分割可能な成形用金型を用いて行
われている。
ボールの成形は、広く知られているように、内部に球状
のキャビティを有し、このキャビティ壁面にディンプル
を型付する多数の突部（ディンプル形成用凸部）を形成
すると共に、キャビティの実質上赤道の位置にパーティ
ングラインを有する２分割可能な成形用金型を用いて行
われている。
【０００３】上記金型のパーティングライン上には、射
出成形タイプの場合、ボールのカバー材（樹脂材料）注
入のための成形材料注入ゲートが周上等間隔に８箇所前
後設けられており、カバー材注入（射出）によって成形
されたボール上には、ゲート内で硬化したカバー材が突
出した状態で残り突出部を形成し、その他、金型のパー
ティングライン位置にも細かなバリが生じる。また、加
熱加圧成形タイプの場合、パーティングライン上に余分
のカバー材が土星のつば状にはみ出した状態で成形され
る。
出成形タイプの場合、ボールのカバー材（樹脂材料）注
入のための成形材料注入ゲートが周上等間隔に８箇所前
後設けられており、カバー材注入（射出）によって成形
されたボール上には、ゲート内で硬化したカバー材が突
出した状態で残り突出部を形成し、その他、金型のパー
ティングライン位置にも細かなバリが生じる。また、加
熱加圧成形タイプの場合、パーティングライン上に余分
のカバー材が土星のつば状にはみ出した状態で成形され
る。
【０００４】このため、特に射出成形タイプの場合、突
出部やバリの研磨に先立って、予め所定の長さ（高さ）
に突出部を切断し、その後、パーティングラインに沿っ
て研磨を行っている。このような研磨作業は、例えば、
図７に示したように、ボール押えａと台座ｂとの間にボ
ールＧを、該ボールＧの南北両極を通る軸線Ｈを中心に
回転可能にホールドすると共に、先端部にボール曲面に
類似した凹状研削面１４ａを有する砥石１４を備えた研
削手段１５を、図中矢印Ｘ方向に回転するボールのパー
ティングライン位置Ｐに向って（ボールＧの中心方向）
押圧することにより行われている。ｅは突出部である。
なお、図示していないが、研削手段はボールを挟むよう
に左右に一対設けることもできる。
出部やバリの研磨に先立って、予め所定の長さ（高さ）
に突出部を切断し、その後、パーティングラインに沿っ
て研磨を行っている。このような研磨作業は、例えば、
図７に示したように、ボール押えａと台座ｂとの間にボ
ールＧを、該ボールＧの南北両極を通る軸線Ｈを中心に
回転可能にホールドすると共に、先端部にボール曲面に
類似した凹状研削面１４ａを有する砥石１４を備えた研
削手段１５を、図中矢印Ｘ方向に回転するボールのパー
ティングライン位置Ｐに向って（ボールＧの中心方向）
押圧することにより行われている。ｅは突出部である。
なお、図示していないが、研削手段はボールを挟むよう
に左右に一対設けることもできる。
【０００５】そして、従来は、このような研磨を施す必
要上、パーティングライン位置にディンプルを配置せ
ず、エンドレスの陸部を形成したゴルフボールが成形さ
れていた。
要上、パーティングライン位置にディンプルを配置せ
ず、エンドレスの陸部を形成したゴルフボールが成形さ
れていた。
【０００６】しかしながら、このようなパーティングラ
イン位置にエンドレスの陸部（ディンプルが交差しない
大円）を有するゴルフボールは、ディンプル配置に制約
が生じ、ディンプル配置の均一性に欠け、飛び性能が劣
るという問題がある。
イン位置にエンドレスの陸部（ディンプルが交差しない
大円）を有するゴルフボールは、ディンプル配置に制約
が生じ、ディンプル配置の均一性に欠け、飛び性能が劣
るという問題がある。
【０００７】そこで、かかる問題点を解決すべく、最
近、パーティングライン（通常、ボールの赤道線と一致
する）上にもディンプルを配置した、所謂シームレスゴ
ルフボールが種々提案されている。このシームレスゴル
フボールは、ディンプル配置の自由度が高く、ボール表
面にディンプルを均一かつ高密度に配置することがで
き、優れた飛び性能を有するものである。
近、パーティングライン（通常、ボールの赤道線と一致
する）上にもディンプルを配置した、所謂シームレスゴ
ルフボールが種々提案されている。このシームレスゴル
フボールは、ディンプル配置の自由度が高く、ボール表
面にディンプルを均一かつ高密度に配置することがで
き、優れた飛び性能を有するものである。
【０００８】しかしながら、上記シームレスゴルフボー
ルは、パーティングライン上の突出部やバリを研磨除去
する際、ディンプル部分（特にディンプル縁部）も同時
に研磨され、ディンプルが浅くなり、当然のことながら
ボールの飛び性能が損なわれてしまう。
ルは、パーティングライン上の突出部やバリを研磨除去
する際、ディンプル部分（特にディンプル縁部）も同時
に研磨され、ディンプルが浅くなり、当然のことながら
ボールの飛び性能が損なわれてしまう。
【０００９】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、パーティングライン位置にディンプルを有するシー
ムレスゴルフボールにおいて、成形後のバリや突出部の
研磨作業時にディンプル部分の磨減を有利に回避するこ
とができるゴルフボール成形用金型及び該金型により成
形されたゴルフボールを提供することを目的とする。
で、パーティングライン位置にディンプルを有するシー
ムレスゴルフボールにおいて、成形後のバリや突出部の
研磨作業時にディンプル部分の磨減を有利に回避するこ
とができるゴルフボール成形用金型及び該金型により成
形されたゴルフボールを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、下記のゴルフボール成形用金型及びゴルフ
ボールを提供する。
成するため、下記のゴルフボール成形用金型及びゴルフ
ボールを提供する。
【００１１】請求項１：内部に球状キャビティを有し、
このキャビティ壁面にディンプルを型付けるための多数
のディンプル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビ
ティの実質上赤道の位置にパーティングラインを有する
２分割可能なゴルフボール成形用金型において、上記デ
ィンプル形成用凸部の少なくとも１つをパーティングラ
イン上に有すると共に、該凸部の近傍に成形材料注入ゲ
ート又は突出部形成用小孔を有することを特徴とするゴ
ルフボール成形用金型。
このキャビティ壁面にディンプルを型付けるための多数
のディンプル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビ
ティの実質上赤道の位置にパーティングラインを有する
２分割可能なゴルフボール成形用金型において、上記デ
ィンプル形成用凸部の少なくとも１つをパーティングラ
イン上に有すると共に、該凸部の近傍に成形材料注入ゲ
ート又は突出部形成用小孔を有することを特徴とするゴ
ルフボール成形用金型。
【００１２】請求項２：上記ゲート又は小孔をパーティ
ングライン上に有する請求項１記載の金型。
ングライン上に有する請求項１記載の金型。
【００１３】請求項３：上記ゲート又は小孔をパーティ
ングライン上のディンプル形成用凸部の端縁から５ｍｍ
を超えない範囲で該凸部を挟むように一対備えた請求項
１又は２記載の金型。
ングライン上のディンプル形成用凸部の端縁から５ｍｍ
を超えない範囲で該凸部を挟むように一対備えた請求項
１又は２記載の金型。
【００１４】請求項４：請求項１乃至３のいずれか１項
記載の金型により成形されたゴルフボール。
記載の金型により成形されたゴルフボール。
【００１５】本発明によれば、パーティングライン上に
ディンプルを有するシームレスゴルフボールにおいて、
成形後の研磨作業時にパーティングライン上に配置され
たディンプル部分の磨減を有利に回避できるものであ
る。
ディンプルを有するシームレスゴルフボールにおいて、
成形後の研磨作業時にパーティングライン上に配置され
たディンプル部分の磨減を有利に回避できるものであ
る。
【００１６】即ち、内部に球状キャビティを有し、この
キャビティ壁面にディンプルを型付けるための多数のデ
ィンプル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビティ
の実質上赤道の位置にパーティングラインを有する成形
用金型において、上記ディンプル形成用凸部の少なくと
も１つをパーティングライン上に有すると共に、該凸部
の近傍に成形材料注入ゲート又は突出部形成用小孔を有
すること、好ましくは上記ゲート又は小孔をパーティン
グライン上に有し、これらゲート又は小孔をパーティン
グライン上のディンプル形成用凸部の端縁から５ｍｍを
超えない範囲で該凸部を挟むように一対備えることによ
り、成形されたゴルフボールのパーティングライン上に
ディンプルが形成され、該ディンプルの近傍に突出部が
設けられているので、研磨作業時に研削手段の砥石が研
磨対象である突出部に当接し、研磨する際、突出部以外
の部分に当接してディンプル部分（特にディンプル縁
部）を研磨することを有利に回避でき、突出部やバリを
削り残しなく綺麗に研磨除去できると共に、ディンプル
部分が磨減し、ディンプルが浅くなることを可及的に防
止できるものである。
キャビティ壁面にディンプルを型付けるための多数のデ
ィンプル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビティ
の実質上赤道の位置にパーティングラインを有する成形
用金型において、上記ディンプル形成用凸部の少なくと
も１つをパーティングライン上に有すると共に、該凸部
の近傍に成形材料注入ゲート又は突出部形成用小孔を有
すること、好ましくは上記ゲート又は小孔をパーティン
グライン上に有し、これらゲート又は小孔をパーティン
グライン上のディンプル形成用凸部の端縁から５ｍｍを
超えない範囲で該凸部を挟むように一対備えることによ
り、成形されたゴルフボールのパーティングライン上に
ディンプルが形成され、該ディンプルの近傍に突出部が
設けられているので、研磨作業時に研削手段の砥石が研
磨対象である突出部に当接し、研磨する際、突出部以外
の部分に当接してディンプル部分（特にディンプル縁
部）を研磨することを有利に回避でき、突出部やバリを
削り残しなく綺麗に研磨除去できると共に、ディンプル
部分が磨減し、ディンプルが浅くなることを可及的に防
止できるものである。
【００１７】また、本発明の金型により成形されたパー
ティングライン上にディンプルを有するシームレスゴル
フボールは、研磨作業時にパーティングライン位置のデ
ィンプル部分の磨減がなく、ディンプル効果を十分に発
揮し得、シームレスゴルフボールが有する優れた特質を
損なうことがなく、ディンプル配置の自由度が高く、デ
ィンプルを均一かつ高密度に配置でき、優れた飛び性能
を有するものである。
ティングライン上にディンプルを有するシームレスゴル
フボールは、研磨作業時にパーティングライン位置のデ
ィンプル部分の磨減がなく、ディンプル効果を十分に発
揮し得、シームレスゴルフボールが有する優れた特質を
損なうことがなく、ディンプル配置の自由度が高く、デ
ィンプルを均一かつ高密度に配置でき、優れた飛び性能
を有するものである。
【００１８】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明の一実施
例につき図面を参照して説明する。図１は本発明のゴル
フボール成形用金型の一実施例として、射出成形金型に
よる例を示す断面図、図２は同金型の上型又は下型を分
割面側から見た平面図であり、この金型１は、内部に球
状のキャビティ２を有し、このキャビティ２の赤道対応
位置にパーティングラインＰを有する２分割可能な上型
１ａと下型１ｂから構成されている。これら上下型１
ａ，１ｂを分離可能に接合することにより内部に形成さ
れた球状キャビティ２の中心部に、予め成形したコア３
をキャビティの両極部に進退可能にそれぞれ複数本（図
１では４本ずつ、合計８本）設けたサポートピン７によ
り支持すると共に、上記キャビティ２の赤道をとりまく
位置又は近傍に沿ってリング状のランナー４を備え、こ
のリング状ランナー４の内周部に周方向に沿って等間隔
又は不等間隔離間して複数箇所、好ましくは４〜１２個
キャビティ内に開口する成形材料注入ゲート５を備えて
いる（図２参照）。本実施例ではゲートをパーティング
ライン上に等間隔離間して８個備えており、その内径は
通常１ｍｍ前後である。
例につき図面を参照して説明する。図１は本発明のゴル
フボール成形用金型の一実施例として、射出成形金型に
よる例を示す断面図、図２は同金型の上型又は下型を分
割面側から見た平面図であり、この金型１は、内部に球
状のキャビティ２を有し、このキャビティ２の赤道対応
位置にパーティングラインＰを有する２分割可能な上型
１ａと下型１ｂから構成されている。これら上下型１
ａ，１ｂを分離可能に接合することにより内部に形成さ
れた球状キャビティ２の中心部に、予め成形したコア３
をキャビティの両極部に進退可能にそれぞれ複数本（図
１では４本ずつ、合計８本）設けたサポートピン７によ
り支持すると共に、上記キャビティ２の赤道をとりまく
位置又は近傍に沿ってリング状のランナー４を備え、こ
のリング状ランナー４の内周部に周方向に沿って等間隔
又は不等間隔離間して複数箇所、好ましくは４〜１２個
キャビティ内に開口する成形材料注入ゲート５を備えて
いる（図２参照）。本実施例ではゲートをパーティング
ライン上に等間隔離間して８個備えており、その内径は
通常１ｍｍ前後である。
【００１９】なお、６は射出成形機と通じる主ランナー
であり、８はガス抜き孔、９はこの孔内に挿入されたガ
ス抜きピン、１０は該ピン９とガス抜き孔８内周面との
間に形成されたガス抜き用の隙間である。
であり、８はガス抜き孔、９はこの孔内に挿入されたガ
ス抜きピン、１０は該ピン９とガス抜き孔８内周面との
間に形成されたガス抜き用の隙間である。
【００２０】また、本発明の金型は、図１では図示を省
略しているが、その球状キャビティの壁面２ａにディン
プルを型付するための突部（ディンプル形成用凸部）を
多数有すると共に、図２に示したように、パーティング
ライン上にディンプル形成用凸部１１を少なくとも１
個、好ましくは４〜２０個備えている。なお、本実施例
ではパーティングライン上にディンプル形成用凸部を１
２個備えている。
略しているが、その球状キャビティの壁面２ａにディン
プルを型付するための突部（ディンプル形成用凸部）を
多数有すると共に、図２に示したように、パーティング
ライン上にディンプル形成用凸部１１を少なくとも１
個、好ましくは４〜２０個備えている。なお、本実施例
ではパーティングライン上にディンプル形成用凸部を１
２個備えている。
【００２１】これらパーティングライン上のディンプル
形成用凸部は、上下型１ａ，１ｂが分離可能に接合する
ことによりパーティングライン上に形成されるものであ
り、該凸部の少なくとも一部がパーティングラインと交
差していればよく、必ずしも凸部の中心をパーティング
ラインが通る（凸部が二分割される）必要はない。
形成用凸部は、上下型１ａ，１ｂが分離可能に接合する
ことによりパーティングライン上に形成されるものであ
り、該凸部の少なくとも一部がパーティングラインと交
差していればよく、必ずしも凸部の中心をパーティング
ラインが通る（凸部が二分割される）必要はない。
【００２２】本発明の成形用金型は、上記ディンプル形
成用凸部をパーティングライン上に少なくとも１つ有す
ると共に、このパーティングラインＰ上のディンプル形
成用凸部１１の近傍に上記成形材料注入ゲート５又は突
出部形成用小孔１２を有するものである。
成用凸部をパーティングライン上に少なくとも１つ有す
ると共に、このパーティングラインＰ上のディンプル形
成用凸部１１の近傍に上記成形材料注入ゲート５又は突
出部形成用小孔１２を有するものである。
【００２３】これらゲート又は小孔は、図２，３に示し
たように、パーティングライン上のディンプル形成用凸
部１１を挟むように好ましくはパーティングライン上に
一対備えることが好ましく、例えばゲートと小孔とを組
み合わせて凸部を挟むように一対備えてもよく、或いは
ゲートのみ又は小孔のみで凸部を挟むように形成しても
構わない。この小孔１２は成形時に成形材料が流入し、
硬化して、ゲート内で硬化した成形材料により形成され
る突出部と類似の突出部を形成するもので、小孔１２は
後工程である研磨作業時の能率性などを考慮して、ゲー
ト内に形成される突出部と類似の太さ（直径）×長さ
（高さ）＝約１ｍｍ×約１ｍｍの突出部を形成し得るも
のであることが好ましい。
たように、パーティングライン上のディンプル形成用凸
部１１を挟むように好ましくはパーティングライン上に
一対備えることが好ましく、例えばゲートと小孔とを組
み合わせて凸部を挟むように一対備えてもよく、或いは
ゲートのみ又は小孔のみで凸部を挟むように形成しても
構わない。この小孔１２は成形時に成形材料が流入し、
硬化して、ゲート内で硬化した成形材料により形成され
る突出部と類似の突出部を形成するもので、小孔１２は
後工程である研磨作業時の能率性などを考慮して、ゲー
ト内に形成される突出部と類似の太さ（直径）×長さ
（高さ）＝約１ｍｍ×約１ｍｍの突出部を形成し得るも
のであることが好ましい。
【００２４】上記ゲート及び小孔は、図３に示したよう
に、ディンプル形成用凸部１１の端縁１１ａとゲート５
又は小孔１２との間の距離ｎが好ましくは５ｍｍを超え
ない範囲、より好ましくは３ｍｍ以下、更に好ましくは
実質上０ｍｍとなるように形成される。距離ｎが５ｍｍ
を超えると成形後のゴルフボールを研磨作業時に研削手
段の砥石が突出部以外のボール表面に当接し易く、ディ
ンプル部分、特にディンプル縁部が磨減し、ディンプル
が浅くなってしまう場合がある。
に、ディンプル形成用凸部１１の端縁１１ａとゲート５
又は小孔１２との間の距離ｎが好ましくは５ｍｍを超え
ない範囲、より好ましくは３ｍｍ以下、更に好ましくは
実質上０ｍｍとなるように形成される。距離ｎが５ｍｍ
を超えると成形後のゴルフボールを研磨作業時に研削手
段の砥石が突出部以外のボール表面に当接し易く、ディ
ンプル部分、特にディンプル縁部が磨減し、ディンプル
が浅くなってしまう場合がある。
【００２５】なお、本発明は、上記実施例において述べ
た射出成形用金型の他、圧縮成形用金型にも適用するこ
とができる。この場合、ゲート位置にも突出部形成用小
孔が形成される。
た射出成形用金型の他、圧縮成形用金型にも適用するこ
とができる。この場合、ゲート位置にも突出部形成用小
孔が形成される。
【００２６】本発明の成形用金型は、上記構成とするこ
とにより、パーティングライン上にディンプルを有する
シームレスゴルフボールを成形し得ると共に、成形後の
研磨作業においてディンプル部分の磨減を有利に回避で
きるゴルフボールを成形できるものである。
とにより、パーティングライン上にディンプルを有する
シームレスゴルフボールを成形し得ると共に、成形後の
研磨作業においてディンプル部分の磨減を有利に回避で
きるゴルフボールを成形できるものである。
【００２７】上記本発明の成形用金型を用いたゴルフボ
ールの成形方法としては、特に制限されず、通常の方法
を採用することができ、例えば、図１，２に示した射出
成形用金型を用いてコアの周囲にカバーを形成する場合
は、上型１ａと下型１ｂとを分割可能に接合した状態
で、射出成形機（図示せず）に通じる主ランナー６から
リング状ランナー４を通じて、キャビティ２のパーティ
ングライン位置Ｐに開口した成形材料注入ゲート５を介
してカバー材をコア３とキャビティ壁面２ａとの空隙に
射出供給し、射出完了直前又は射出完了と同時に成形材
料からサポートピン７をキャビティ面位置まで後退させ
ることによりコアの周囲にカバーを形成する。なお、カ
バー材は通常ゴルフボールのカバーとして用いられる熱
可塑性樹脂などを使用することができる。
ールの成形方法としては、特に制限されず、通常の方法
を採用することができ、例えば、図１，２に示した射出
成形用金型を用いてコアの周囲にカバーを形成する場合
は、上型１ａと下型１ｂとを分割可能に接合した状態
で、射出成形機（図示せず）に通じる主ランナー６から
リング状ランナー４を通じて、キャビティ２のパーティ
ングライン位置Ｐに開口した成形材料注入ゲート５を介
してカバー材をコア３とキャビティ壁面２ａとの空隙に
射出供給し、射出完了直前又は射出完了と同時に成形材
料からサポートピン７をキャビティ面位置まで後退させ
ることによりコアの周囲にカバーを形成する。なお、カ
バー材は通常ゴルフボールのカバーとして用いられる熱
可塑性樹脂などを使用することができる。
【００２８】このように成形され、金型から取り出され
たゴルフボールは、赤道（金型のパーティングラインと
一致する）上にディンプルを有するシームレスゴルフボ
ールであり、その赤道上のディンプル近傍には上記ゲー
ト又は小孔に基づく突出部が形成されたものである。
たゴルフボールは、赤道（金型のパーティングラインと
一致する）上にディンプルを有するシームレスゴルフボ
ールであり、その赤道上のディンプル近傍には上記ゲー
ト又は小孔に基づく突出部が形成されたものである。
【００２９】なお、上記金型を用いて得られるゴルフボ
ールは、例えば図４に示したものである。
ールは、例えば図４に示したものである。
【００３０】この成形後のゴルフボールは、引き続い
て、図７と同様な研削手段１５を用いて赤道位置の突出
部やバリを研磨する。
て、図７と同様な研削手段１５を用いて赤道位置の突出
部やバリを研磨する。
【００３１】この場合、本発明のゴルフボールは、図５
に示したように、赤道（パーティングライン）位置Ｐの
ディンプル１３の近傍に突出部１６が該ディンプル１３
を挟んで左右一対、所定の間隔をあけて、ほぼ同じ長さ
（高さ）約１ｍｍで設けられている。これら突出部は、
そのまま直接又は約０．２ｍｍの長さを残して所定手段
を用い切断後、研磨除去を行う。そして、図６に示した
ように、研磨作業時に、砥石１４の凹状研削面１４ａを
ボールに対して押圧しても、研削面１４ａは突出部１６
に偏り無く当接し、砥石１４が傾くことがないので、突
出部及びバリに局限して、削り残し無く綺麗に研磨する
ことができるものである。この場合、突出部１６がディ
ンプル１３から遠い位置にあるときは、図８に示すよう
に、砥石１４が傾いてディンプル１３縁部に当接し、突
出部１６が磨滅してしまうまで砥石１４に圧を加えて研
磨作業を行うため、ディンプル１３縁部がかなり研磨さ
れてしまうおそれがあるが、図６のように突出部１６を
ディンプル１３近傍に、しかもディンプル１３を挟んで
一対の突出部１６を研磨除去する場合には、かかる不都
合は生じ難いものである。
に示したように、赤道（パーティングライン）位置Ｐの
ディンプル１３の近傍に突出部１６が該ディンプル１３
を挟んで左右一対、所定の間隔をあけて、ほぼ同じ長さ
（高さ）約１ｍｍで設けられている。これら突出部は、
そのまま直接又は約０．２ｍｍの長さを残して所定手段
を用い切断後、研磨除去を行う。そして、図６に示した
ように、研磨作業時に、砥石１４の凹状研削面１４ａを
ボールに対して押圧しても、研削面１４ａは突出部１６
に偏り無く当接し、砥石１４が傾くことがないので、突
出部及びバリに局限して、削り残し無く綺麗に研磨する
ことができるものである。この場合、突出部１６がディ
ンプル１３から遠い位置にあるときは、図８に示すよう
に、砥石１４が傾いてディンプル１３縁部に当接し、突
出部１６が磨滅してしまうまで砥石１４に圧を加えて研
磨作業を行うため、ディンプル１３縁部がかなり研磨さ
れてしまうおそれがあるが、図６のように突出部１６を
ディンプル１３近傍に、しかもディンプル１３を挟んで
一対の突出部１６を研磨除去する場合には、かかる不都
合は生じ難いものである。
【００３２】このように本発明の金型により成形された
ゴルフボールは、赤道位置（パーティングライン）にデ
ィンプルを有する所謂シームレスゴルフボールであり、
このためディンプル配置の自由度が高くなり、ボール表
面にディンプルを均一かつ密度高く配置でき、優れた飛
び性能を有するものであると共に、成形後の研磨作業に
おいて赤道位置のディンプル部分が磨減することがない
ので、上記シームレスゴルフボールの有する優れた特質
を損なうことがないものである。
ゴルフボールは、赤道位置（パーティングライン）にデ
ィンプルを有する所謂シームレスゴルフボールであり、
このためディンプル配置の自由度が高くなり、ボール表
面にディンプルを均一かつ密度高く配置でき、優れた飛
び性能を有するものであると共に、成形後の研磨作業に
おいて赤道位置のディンプル部分が磨減することがない
ので、上記シームレスゴルフボールの有する優れた特質
を損なうことがないものである。
【００３３】なお、本発明の成形用金型は、コアの周囲
にカバーを形成する場合に好適なものであるが、これに
限られるものではなく、ワンピースタイプのゴルフボー
ルの場合にも適用できる。また、ゴルフボールの構造
は、特に制限されず、糸巻きゴルフボールとしても、ソ
リッドゴルフボールとしても差し支えない。
にカバーを形成する場合に好適なものであるが、これに
限られるものではなく、ワンピースタイプのゴルフボー
ルの場合にも適用できる。また、ゴルフボールの構造
は、特に制限されず、糸巻きゴルフボールとしても、ソ
リッドゴルフボールとしても差し支えない。
【００３４】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更しても差し支え
ない。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更しても差し支え
ない。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、パーティングライン位
置にディンプルを有するシームレスゴルフボールにおい
て、成形後のバリや突出部の研磨作業時にディンプル部
分の磨減を有利に回避することができるものである。
置にディンプルを有するシームレスゴルフボールにおい
て、成形後のバリや突出部の研磨作業時にディンプル部
分の磨減を有利に回避することができるものである。
【図１】本発明の一実施例に係るゴルフボール成形用金
型の断面図である。
型の断面図である。
【図２】同金型の水平方向平面図である。
【図３】同金型のパーティングライン位置の部分拡大図
である。
である。
【図４】本発明の一実施例に係るゴルフボールの平面図
である。
である。
【図５】同ボール表面の赤道位置の部分拡大図である。
【図６】同ボールの突出部を研磨する状態を示す説明図
である。
である。
【図７】従来及び本発明の研削手段によりボールを研磨
する状態を示す側面図である。
する状態を示す側面図である。
【図８】従来の成形後のボール表面を研磨する状態を示
す説明図である。
す説明図である。
１ 成形用金型 ２ キャビティ ３ コア ４ リング状ランナー ５ ゲート １１ ディンプル形成用凸部 １２ 小孔 １３ ディンプル １４ 砥石 １５ 研削手段 １６ 突出部 Ｐ パーティングライン Ｇ ゴルフボール
Claims (4)
- 【請求項１】 内部に球状キャビティを有し、このキャ
ビティ壁面にディンプルを型付けるための多数のディン
プル形成用凸部を形成すると共に、上記キャビティの実
質上赤道の位置にパーティングラインを有する２分割可
能なゴルフボール成形用金型において、上記ディンプル
形成用凸部の少なくとも１つをパーティングライン上に
有すると共に、該凸部の近傍に成形材料注入ゲート又は
突出部形成用小孔を有することを特徴とするゴルフボー
ル成形用金型。 - 【請求項２】 上記ゲート又は小孔をパーティングライ
ン上に有する請求項１記載の金型。 - 【請求項３】 上記ゲート又は小孔をパーティングライ
ン上のディンプル形成用凸部の端縁から５ｍｍを超えな
い範囲で該凸部を挟むように一対備えた請求項１又は２
記載の金型。 - 【請求項４】 請求項１乃至３のいずれか１項記載の金
型により成形されたゴルフボール。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9291676A JPH11114092A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ゴルフボール成形用金型及びゴルフボール |
| US09/168,084 US6168407B1 (en) | 1997-10-08 | 1998-10-08 | Golf ball mold |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9291676A JPH11114092A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ゴルフボール成形用金型及びゴルフボール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114092A true JPH11114092A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17771990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9291676A Pending JPH11114092A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ゴルフボール成形用金型及びゴルフボール |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6168407B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11114092A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007136182A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Acushnet Co | ゴルフボール用の金型 |
| USD627017S1 (en) * | 2010-05-20 | 2010-11-09 | Acushnet Company | Golf ball |
| USD627016S1 (en) * | 2010-05-20 | 2010-11-09 | Acushnet Company | Golf ball |
| USD627839S1 (en) * | 2010-05-20 | 2010-11-23 | Acushnet Company | Golf ball |
| USD627838S1 (en) * | 2010-05-20 | 2010-11-23 | Acushnet Company | Golf ball |
| US8267809B2 (en) | 2009-12-28 | 2012-09-18 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Mold for forming golf ball, method to manufacture golf ball with same, and golf ball manufactured using the same |
| US8282376B2 (en) | 2009-06-12 | 2012-10-09 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Mold for forming golf ball and golf ball manufactured using the same |
| US8926878B2 (en) | 2009-06-12 | 2015-01-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball and method for manufacturing the same |
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|---|---|---|---|---|
| JP3556851B2 (ja) * | 1999-01-18 | 2004-08-25 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボールの製造方法 |
| JP2000237351A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-05 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボ−ルの製造方法 |
| JP2000288123A (ja) * | 1999-04-12 | 2000-10-17 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボ−ル |
| US6685455B2 (en) * | 2001-10-12 | 2004-02-03 | Callaway Golf Company | Golf ball casting mold |
| US6702696B1 (en) | 2002-09-10 | 2004-03-09 | Acushnet Company | Dimpled golf ball and dimple distributing method |
| US7473194B2 (en) * | 2002-09-10 | 2009-01-06 | Acushnet Company | Dimpled golf ball and dimple distributing method |
| US6893362B2 (en) * | 2003-01-10 | 2005-05-17 | Acushnet Company | Mold and method of molding golf ball having dimples on the equator |
| US7422529B2 (en) * | 2004-03-10 | 2008-09-09 | Acushnet Company | Mold for a golf ball |
| US8414428B2 (en) * | 2004-03-10 | 2013-04-09 | Acushnet Company | Mold for a golf ball |
| US8961264B2 (en) | 2010-12-14 | 2015-02-24 | Nike, Inc. | Method of deburring a ball |
| US8469773B2 (en) | 2010-12-14 | 2013-06-25 | Nike, Inc. | Golf ball deburring apparatus |
| US8828292B2 (en) * | 2011-11-30 | 2014-09-09 | Nike, Inc. | Method of creating a dimple |
| US9545741B2 (en) | 2012-03-30 | 2017-01-17 | Nike, Inc. | Method of making a golf ball |
| US8662882B2 (en) | 2012-03-30 | 2014-03-04 | Nike, Inc. | Golf ball mold |
| US11406878B2 (en) | 2019-10-01 | 2022-08-09 | Acushnet Company | Methods and molds for molding golf balls incorporating a thermoplastic polyurethane cover |
| US11697231B2 (en) | 2019-10-01 | 2023-07-11 | Acushnet Company | Methods and molds for molding golf balls incorporating a thermoplastic polyurethane cover |
| US11618192B2 (en) | 2019-12-12 | 2023-04-04 | Acushnet Company | Injection molding method and mold |
| US11679307B2 (en) | 2021-04-05 | 2023-06-20 | Acushnet Company | Method of forming a plurality of golf balls |
| US11813500B2 (en) | 2022-03-23 | 2023-11-14 | Acushnet Company | Fan-shaped golf ball dimple |
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| JP2574030Y2 (ja) * | 1992-12-09 | 1998-06-11 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボール射出成型用金型 |
| JP2971721B2 (ja) | 1993-12-21 | 1999-11-08 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボ−ルの成形法 |
| JP3292042B2 (ja) * | 1996-05-28 | 2002-06-17 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボールの射出成形用金型及び該金型を用いたゴルフボールの製造方法 |
| JPH10127826A (ja) * | 1996-11-01 | 1998-05-19 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール射出成形用金型及びゴルフボールの製造方法 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP9291676A patent/JPH11114092A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-08 US US09/168,084 patent/US6168407B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
| US6168407B1 (en) | 2001-01-02 |
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| A521 | Written amendment |
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