JPS6399404A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPS6399404A
JPS6399404A JP61243909A JP24390986A JPS6399404A JP S6399404 A JPS6399404 A JP S6399404A JP 61243909 A JP61243909 A JP 61243909A JP 24390986 A JP24390986 A JP 24390986A JP S6399404 A JPS6399404 A JP S6399404A
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fuel
combustion
oil
fluid fuel
burner
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JP61243909A
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Katsumi Kaneda
克己 金田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 CA業上の利用分野) 本発明は、粘性の大きい重油や、不純物を含む廃油、低
粘度の洗油からコムまで、あらゆる種類の流体燃料を燃
焼させることができる燃焼装置に関するものである。
(従来の技術) 一般にボイラーなどの燃焼方式としては、灯油や重油な
どを流体燃料とする石油燃焼バーナーが用いられている
これは、例えば第9図に示すように、タンク1に入れた
流体燃料2を、オイルポンプ3を介して、ノズル4の先
端から書状に噴射し、後方から送風ファン5で空気を供
給しながら、トランス6に接続したイグナイタ−7で電
気火花を発生させて着火し、燃焼室8の側壁に挿入した
火口9からバーナー炎10を、噴出して燃焼室8内で燃
焼させ、燃焼炎が上昇して、氷室ll内の水12を加熱
するものである。
この石油燃焼バーナー13は、通常、流体燃料2として
粘性の大きい重油を用いる場合にはノズル4を太くし、
オイルポンプ3も出力の大きいものを必要とし、同時に
送風ファン5も大きくなるので装置が大型となっていた
しかしながら、従来の装置では、使用済みのモーターオ
イルや切削油、てんぷら油など、微細な金属粉や固形分
など不純物を含む廃油を燃料として用いると、ノズル4
が目詰まりし、また金属粉などによりオイルポンプ3の
ギヤが摩耗して故障を起すなどの問題があるため、その
まま燃料として利用することができなかった。
このため、従来は廃油を再生処理などして多くの手間を
かけていたが、石油価格の低落によりその回収や処理さ
えも十分に行えなくなってきた。
また従来の石油燃焼バーナー13は、流体燃料2をノズ
ル4から霧状に噴射し、多量の空気を供給して瞬間的に
燃焼させるため、騒音が大きい上、高温燃焼であるため
窒素酸化物や硫黄酸化物などの有害ガスの発生も多く公
害上も問題となっていた。
また従来の装置は、使用する流体燃料が機器ごとに定め
られ、その種類を自由に選択することができず、特にB
fi油を使用するものは装置が大型で高価となる欠点が
あった。
また蒸発式燃焼の場合、重油に含まれる灰分や廃油に含
まれる不純物が蒸発せずに燃焼室の底部にスラッジ状の
残滓として残り、これが次第に堆積して給油口を塞いで
しまう欠点があった。
このため手間がかからずメンテナンスフリー化を回走に
した燃焼装置の実用化が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる点に鑑み種々研究を行った結果、灰分を
多く含む重油や不純物を多く含む廃油、各種洗油などの
油から1石炭粉末と重油を混合したコムまであらゆる種
類の流体燃料を用いることができる上、燃焼の立上がり
が速く。
しかも効率良く静かに燃焼して有毒な廃ガスの発生も少
なく、その上装置も小型から大型まで設計し易く、プラ
ントの加熱炉やボイラー並に暖房用としても好適な燃焼
装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、燃焼室内に形成された燃料溜部とこの燃料溜
部に流体燃料を供給する燃料供給機構と、流体燃料に着
火する着火機構と、燃料溜部に回転自在に設けられ、流
体燃料に含まれる残滓を攪乱する攪乱機構と、燃焼室内
に空気を供給する空気供給機構と、燃焼室内の温度を検
知して着火−消火を制御する制御機構とから成り、燃こ
の燃料溜部に流体燃料を供給する燃料制御する制御機構
とから成り、燃料溜部の流体燃料を蒸発させながら燃焼
するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 次に本発明の作用について説明すると、本発明の燃焼装
置はクリーンな流体燃料を燃焼させたバーナー炎を、燃
焼室の底部や燃焼室内に設けた皿状体などの燃料溜部に
向けて噴射して加熱した後、残滓の多い廃油や灰分の多
く含まれている重油などの筐体燃料を燃料溜部に供給し
て、前記バーナー炎で流体燃料に着火し、所定の温度に
達したときにバーナー炎の噴射を停止して、バーナーの
火口と燃焼室の側壁やその上方から空気を同時に送って
流体燃料を完全に燃焼させる。
一方、燃料溜部に設けた攪乱機構を回転させて燃料溜部
内に溜った重油や廃油に含まれる灰分や不純物などの残
滓を攪乱して燃料溜部から除去して残滓による給油管の
目詰まりを防止してあらゆる種類の流体燃料を効率良く
燃焼させることができるものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図および第2図を参照して
詳細に説明する。
図において14は燃焼Pで、この上部に円筒状の水室1
1が取付けられてボイラー15を構成している。
前記燃焼P14は、円筒状に形成された外缶16とこの
内側に内街17が設けられ、この間に円筒状の空気流路
18を形成した二重構造となっている。前記内街17の
内側は燃焼室8となっており、この底部に攪乱機構19
が回転自在に取付けられている。またこの燃焼室8とな
る内街17の側壁には、空気流路18と連通する多数の
通気孔20・・・が開孔され、特に上部内側周縁には、
小さなピッチで多数開孔されている。
また燃焼yF 14の底部側の空気流路18は連通管2
1を介して送風ファン22に接続され空気を燃焼室8内
に吹き込むようになっている。
23は若人用バーナーで、これはトランス6に接続され
たイグナイター7の後方に燃料噴射ノズル4が取付けら
れ、更にその後方に送風ファン5が設けられ、従来の石
油燃焼バーナーとほぼ同じ構成となっている。この着火
用バーナー23は傾斜して取付けられ、その口径が絞ら
れた先端の火口9は燃焼室8の底部の燃料溜部24に向
けて設はされている。またノズル4はオイルポンプ3を
介して灯油やへ重油などクリーンな流体燃料2が入れら
れたタンク1に接続されている。
なお25はノズル4の前方に設けられたリング状の風切
板である。
また燃焼室8の底部に形成された燃料溜部24は、燃焼
室8の下方に形成された空気流路I8内に設置されたヤ
アーモーター26と、上部が燃焼室8内に突出したN′
アーモーター26の回転軸34と、その上端に接続され
た回転羽根35とから構成されている。
この回転羽根35はwS2図および第3図に示すように
、耐熱金属製のキャップ36の両側に2木のアーム37
.37が水平に突設され、この一方のアーム37に複数
のブレード38・・・が内側に向って斜めに、他方のア
ーム37に複数のブレード 38・・・が外側に向って
斜めに取付けられ燃料溜部24の底部全体を掻き取るよ
うになっている。
39は燃焼室8の底部側壁に設けられた給油管で、この
給油管39は?ltm弁40全40て液面vR整器41
に接続され、更にこれは別の電磁弁42を介して、B重
油や廃油、洗油などの流体燃料43の入ったタンク44
に接続されている。
前記液面調整器41は、ポール浮子45Aの上下動によ
り弁46の開閉を行って液面を調整するもので、燃料溜
部24内に供給する流体燃料43の液面を一定に調整す
るようになっている。 更にこの内側を方には別のボー
ル浮子45Bが取付けられ、液面の調整動作が働かなく
なって、規定液面より上昇したときに作動して電磁弁4
0.42を遮断し、流体燃料43の供給を停止する安全
装置である。
47は燃焼室8の内側上部に水平に取付けられた感熱棒
で、この感熱棒47の基端側はバイメタルスイッチ48
に接続され、そのスイッチの切換によりバーナー23と
送風ファン22の動作を制御するようになっている。
49は氷室it内に設けられた湯温サーモスイッチで、
温度の設定機構が備えられ、所定の湯温に達したときに
、燃焼室8内への流体燃料43の供給を止めて運転を停
止するようになっている。
第4図は上記ボイラーの制御回路を示すもので、電源5
0の一方の端子50aに感熱wS47の基端に取付けた
バイメタルスイッチ48が接続され、このバイメタルス
イッチ48の一方の接点48&は着火用バーナー23の
オイルポンプ3およびイグナイタ−7に夫々接続されて
いる。更にこのオイルポンプ3およびイグナイタ−7は
温度の設定機構が備えられた湯温サーモスイッチ49と
始動スイッチ54を介して電源端子50bに接続されて
いる。
51は電源50の端子50bと送風ファン22どの間に
接続された電磁リレーコイルでこれが励磁されると、そ
の2個の可動接点52a53aが同時に切換わるように
なっている。
一方の可動接点52aは送風ファン5と攪乱機構19に
接続し、その一方の固定接点52bはt源50の端子5
0aに、他方の固定接点52cはオイルポンプ3および
イグナイター7に接続されている。
また、他方の可!!bta点53aは送風ファン5と攪
乱機構19のマイナス側に接続し、その一方の固定接点
53bは始動スイッチ54を介して電源50の端子50
aに、他方の固定接点53cはイグナイター7と湯温サ
ーモスイッチ49とを結ぶ線路にに接続されている。ま
た給油管38に取付けられ流体燃料43の供給−停止を
行う電磁弁40はこのイグナイター7と湯温サーモスイ
ッチ49とを結ぶ線路と電源50の端子50aとの間に
接続されている。
更にバイメタルスイッチ48の他方の接点48bは送風
ファン22と電磁リレーコイル51とを結ぶ線路との間
に接続されている。
次に上記構成をなすボイラーの動作を説明する。
先ず、第4図に示すように始動スイッチ54を入れると
1を源端子50aからバイメタルスイッチ48の一方の
接点48aを経て電流がオイルポンプ3とイグナイタ−
7に流れ、更にオン状態になっている湯温サーモスイッ
チ49.始動スイッチ54を通って電源端子50bに流
れオイルポンプ3とイグナイタ−7が作動する。
一方、バイメタルスイッチ48の一方の接点48a奢経
て分流した電流は固定接点52c、可動接点52aを経
て送風ファン5と攪乱機構19、可動接点53a、固定
接点53C,湯温サーモスイッチ49.始動スイッチ5
4.電源端子50bに流れて送風ファン5と攪乱機構1
9が動作する。
また’it!ニア1弁40弁才0状態になっている湯温
サーモスイッチ49、始動スイッチ54を通って電流が
流れ弁が開放されて流体燃料43が燃料溜部24に流入
する。
この結果、攪乱機構19のVアーモーター26が駆動し
て燃料溜部24に設けたの回転羽根35が回転し始める
と共に、着火用バーナー23の送風ファン5が回転する
。またオイルポンプ3によりノズル4から灯油などのク
リーンな流体燃料2が霧状に噴射され、同時にトランス
6から高電圧が発生し、イグナイター7で火花が点弧し
て、流体燃料2に着火して急激に燃焼シバーナー炎10
は火口9から噴射する。
このバーナー炎10は第1図に示すように燃焼室8の底
部の燃料溜部24に噴射されて、ここを数秒間を加熱し
つづける。
またこの時、攪乱機構19のギ゛アーモーター26が駆
動して燃料溜部24に設けたの回転羽根35が回転し始
め燃料溜部24に残留していた残滓56がブレード38
により掻き落されて攪乱され、バーナー炎lOにより焼
却されクリーニング作用が行れる。
このバーナー23への通電と同時に、給油管39に取付
けた電磁弁40が開いて液面調整器41から粘性の大き
いB重油や、不純物を含む廃油などの流体燃料43が流
れる。このときバーナー23の点火と同時に電磁弁40
は開くが、流体燃843の粘性が大きいため、燃焼室8
の燃料溜部24に流入するまで時間差があり流入してS
だ流体燃料43は、加熱されている燃料溜部24に触れ
て急激に温度が上昇し、直ちに蒸気化する。この蒸気化
した流体燃料43は、火口9から噴射している高温のバ
ーナー炎10により着火するので、燃料溜部24に流入
と同時に炎が燃上がり燃焼の立上が速い。
このようにバーナー炎10による燃焼と、流体燃料43
の燃焼とが同時に進行し、燃焼室8内の温度が所定の温
度に達したとき、これを感熱棒47で検知し、この基端
に取付けたバイメタルスイッチ48の接点48aが第5
図に示すように接点48b側に切換わる。
このため、電流は電源端子50aからバイメタルスイッ
チ48の他方の接点48bを経て電磁リレーコイル51
.始動スイッチ54を通って電源端子50bに流れると
共に、接点48bから電流が送風ファン22、始動スイ
ッチ54を通って電源端子50bに流れ送風ファン22
が回転し始める。
また電磁リレーコイル51の励磁により、その2個の可
動接点52a、53aが同時にすJ換わると電源端子5
0a、固定接点52b、可動接点52aを通り更に送風
ファン5と攪乱機構19を通って可動接点53a、固定
接点53b始動スイツチ54を経て電源端子50bに流
れる。
この結果、送風ファン22が回転し始めると共に、オイ
ルポンプ3とイグナイター7が遮断され、バーナー炎1
0の噴射が停止し送風ファン5とW1aL機構19だけ
が運転を続は火口9からは空気だけが吹き込まれる。
送風ファン22の回転により、if図に示すように連通
管21を通って空気が空気流路18を経てヤ゛アーモー
ター26を冷却しながら、燃焼室8に送られその側壁の
通気孔20がら空気が吹き込まれて通常燃焼に入る。
この場合、若人用バーナー23は送風ファン5だけが運
転され、火口9から燃焼炎55の中心に空気が吹き込ま
れると共に、送風ファン22から通気孔20を通して同
時に吹き込まれる空気と合わせて燃焼が促進され更に効
率よく燃焼させることができる。
従って、i体燃料43を蒸気化しながら燃焼させ、燃焼
炎55の中心にも火口9がら空気を吹込んで燃焼させる
ので、重油など高カロリーの燃料も小型の燃焼f′14
で効率よく燃焼させることができる。
またこの時、攪乱機構19のギアーモーター26が駆動
して燃料溜部24に設けた回転羽根35が回転している
ので流体燃料43を攪乱して蒸気化を助けると共に、ス
ラッジの堆積固化を防いで給油管39の目詰りを防止す
ることもできる。
この場合、燃料溜部24に流入する流体燃料43は液面
調整器41で、そのレベルが調整されて所定以上多量に
供給されないようになっている。
このように、近火時だけバーナー炎10で、燃料溜部2
4の底部に堆積しているスラッジ状の残滓56を焼却し
てクリーニングした後、給油管39から底部に流下して
きた流体燃料43に着火する。この後、流体燃料43を
攪乱機構19で攪乱しながら蒸発させて燃焼させるので
音も静かで、ゆっくり完全に燃焼して黒煙や悪臭の発生
もなく、また窒素酸化物や硫黄酸化物など有害ガスも少
なく、公害上の問題もない。
燃焼炎55は、上昇して、水室11内の水を加熱し、湯
の温度が所定の温度に達するとここに挿着した湯温サー
モスイッチ49が切れる。
このため@温す−モスイッチ49に接続された電磁弁4
0が遮断して、給油管43からの流体燃料43の供給が
停止される。しかし、送風ファン5と攪乱機構19およ
び送風ファン22は通電されたままの状態であるので、
燃料溜部24に残留する流体燃料43は完全に燃焼して
燃え尽き、残ったスラッジ状の残滓56が赤熱状態のま
ま回転羽根35で掻き取られ、火粉となって焼却されて
上昇し、底部に残滓56を残さず給油管39の目詰まり
を防上することができる。
燃焼室8内の温度が規定より下がると、感熱棒47に取
付けたバイメタルスイッチ48の接点48bが接点48
aに切換わるが、Wは規定温度以上に加熱されているの
で、湯温サーモスイッチ49は切れており、バーナー2
3は点火しない。
水室11内の水温が規定温度より下がると、これを湯温
サーモスイッチ49で検知して、スイッチが入り、前述
と同様にバーナー23が着火し、燃料溜部24の底部を
加熱しながらクリーニングし、流入してきた流体燃料4
3に着火して、運転が再開される。
従って、粘性の大きいB重油や廃油を流体燃料43とし
て用いても、オイルポンプ3により加圧してノズル4か
ら噴射される従来のものと異なり、流下させて燃焼室8
に供給するのでノズル4の目詰まりや高圧のオイルポン
プ3も不要である。
また微細な金属粉など不純物を含む使用済みのモーター
オイルや、切削油などの廃油を用いても給油管39から
流下させて供給するので従来の如くオイルポンプ3のギ
ヤの庁耗もなく、また残滓56が多いものでも、燃焼の
前後に焼却するので、堆積物による給油管39の目詰ま
りも防止できる。
このため、粘性の大きい重油や、不純物を含む廃油、低
粘度の洗油まで、あらゆる種類の流体燃料43を種類を
選ばず単独でも混合したものでも小型の装置で燃焼させ
ることができる。
またバーナー23用の送風ファン5と、流体燃料43の
燃焼用の送風ファン22とは、別個のものに限らず、共
用しても良く、必要に応じて弁操作により切換えても良
い。
第6図は本発明の他の実施例を示すもので、燃焼7j 
14の側壁に石炭57の投入口58を設け、3本の青火
用バーナー23を口状に配置して火口9・・・を燃料溜
部24に向けて設置したものである。
この燃焼装置は、流体燃料43の他に、必要に応じて石
炭燃焼に切変えることができ、この場合も燃料溜部24
に投入された石炭57を回転羽根35で攪乱しながら燃
焼させるので燃焼効率が良く、その上、灰分が火粉とな
って燃焼し、灰分の残留を少なくすることができる。
また第7図は本発明の異なる他の実施例を示すもので燃
焼室8の内側上部に皿状体59を設けこの皿状体59の
側壁を貫通して給油管39を取付けて燃料溜部24とし
、ここに攪乱機構19の回転羽根35を設けたものであ
る。またこの回転羽根35の回転軸34に反射板60を
設けてこの間に着火用バーナー23の火口9を配こする
と共に、送風ファン22を燃焼室8の上部に下向きに取
付けたものである。
この燃焼装置は燃焼炎55が下向きに噴射させるので燃
焼室8内の滞留時間が長く燃焼効率を向上させることが
できる。
また第8図は本発明の更に異なる他の実施例を示すもの
で燃焼室8の内側下部に皿状体59を浮かせて設置し、
皿状体59の側壁を貫通して給油管39を取付けて燃料
溜部24とし、ここに攪乱機構19の回転羽根35を設
けたものである。この回転羽根35は第9図に示すよう
に帯板を湾曲して形成した2枚のブレード38をキャッ
プ36の両側に取付は燃料溜部24に残留していた残滓
56を掻き取るようになっている。またこの回転羽根3
5の回転軸34とP外に設けたモーター61に接続され
た水平回転軸62とはベベルギヤ63.63で噛合して
いる。
また燃料溜部24となる皿状体59の上方にはリング状
の側板64が劇め下向きに取付られている。
この燃焼装置は、先ず燃焼開始前に、攪乱機構19のモ
ーター61を駆動させると燃料溜部24に設けた回転羽
根35が高速回転して燃料溜部24に残留していた残滓
56がブレード38により掻き落されて攪乱し、更に遠
心力により皿状体59の周縁から吹き飛ばされて燃料溜
部24の下方に溜る。このように給油管39の目詰まり
を防止してから着火用バーナー23を点火して燃焼を開
始するものである。
なおこの場合、燃焼中に回転羽根35を低速回転させて
流体燃料を攪乱しながら蒸発を促進させてもよい、また
空気を吹き込む通気孔は燃焼室8の上方に設けたもので
もよい。
また上記実施例では、流体燃料43を給油管39から燃
料溜部24に流入させる構造について示したが、流体燃
料43を燃料溜部24の上方からシャワー状に散布して
供給する構造でもよい。
また上記実施例では、青火機構として青火用バーナー2
3を用いたもののついて示したがクリーンな燃料油の噴
射ノズル4とイグナイター7とを燃焼室8内に設け、こ
れとは別に空気供給管を燃料溜部24に向けて設けたも
のでもよい。
なお上記記実施例では、燃焼装置をボイラーの加熱に用
いた場合について説明したが、燃焼Pだけを用いて暖房
用としても適用することができる。
(発明の効果) 以上説明した如く本発明に係わる燃焼装置によれば、灰
分を多く含む重油や不純物を多く含む廃油や、各種洗油
まであらゆる種類の油や石炭粉末と重油を混合したコム
などを燃料とじて用いることができる上、燃焼の立上が
りが速くしかも効率良く静かに燃焼して有毒な廃ガスの
発生も少なく、その上装置も小型から大型まで設計し易
く、プラントの加熱炉やボイラー、並に暖房用としても
好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による燃焼装置をボイラーに適用した場
合の概略構成図、第2図は第1図の攪乱機構を示す斜視
図、第3図は攪乱機構を示す平面図、第4図および第5
図は本発明装置の制u4回路を示す回路図、第6図乃至
第8図は夫々異なる本発明の他の実施例による燃焼装置
の概略構成図、第9図は第8図の攪乱機構を示す平面図
、第1O図は従来の石油燃焼式による燃焼装置の概略構
成図。 1・・・タンク        2・・・流体燃料3・
・・オイルポンプ    4・・・ノズル5・・・送風
ファン     6・・・トランス7・・・イグナイタ
ー    8・・・燃焼室9・・・火口       
1.0・・・バーナー炎14・・・燃焼f5     
15・・・ボイラー18・・・空気流路     19
・・・攪乱機構20・・・通気孔      22・・
・送風ファン23・・・若人用バーナー  24・・・
燃料溜部35・・・回転羽根     36・・・流体
燃料39・・・給油管      40.42・・・電
磁弁41・・・液面調整器    39・・・給油管4
3・・・流体燃料     47・・・感熱棒48・・
・バイメタルスイッチ 49・・・湯温サーモスイッチ54・・・始動スイッチ
55・・・燃焼炎      56・・・残滓59・・
・皿状体 出  願  人  代  理  人 弁理士 吉 川 勝 部5− ゛。 5勺ユL 第2図 第3図 叱 第4図 4941寸−七スイー/+ 第 8 図 第10図 手続補正書 昭和61年11月18日 場13午庁長−tb  4県 1)明 如iJ段1.2
□1oよイ     藤 昭和61年特許願第243909号 2、発明の名称 燃焼装置 3、補正をする者 事件との関係 開山ぷい、 住所 福島県MMル繍^’、47HでゲゼにゲJA’a
& 165番地氏名  金円克己 4、代理人 (a)o 249−3 s −o a 83氏名(77
88)弁理士 吉 川 勝 部5、補正命令の日付  
自発補正 6、補正の対象 7、補正の内容 (1)明細書第5頁第6〜7行目の「燃この燃料溜部に
流体燃料を供給する燃料制御する制御機構とからなり」
を削除する。 (2)明細書第22頁第10〜11行目の「設けたもの
でもよい。」の次に下記の文を加入する。 記 「更に着火機構としては、灯油を石綿に流下させてしみ
込ませ、これをイグナイターで着火する構造のものや、
ガスバーナーを用いたものなどでもよい、」 手続補正書  7゜ を 1、π件の表示 昭和61年特許願第243909号     (22、
発明の名称             設燃焼装置  
          第 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 「 燃 4、代理人               気あ □さ 瑠 二里 士 た 6、補正の対象  明細書および図面 補正の内容 )明細書第2頁第4行目に「第9図」とある「第12図
」に訂正する。 )明細書第21頁第20行目目に「・・・上方にけだも
のでもよい、」の次に下記の文を加入る。 記 第10図は本発明の他の実施例を示すもので焼室8の内
壁に添って螺旋状に空気供給管6を巻回し、この空気供
給管65に開口した通孔20がら空気を吹き出すように
したちのでる。更に燃焼室8の外周は断熱材66で被覆
れている。 なをこの場合、断熱材66の部分を氷室としものでも良
い。 また第11図は異なる他の実施例を示すもの回転軸をパ
イプで形成し、この上部周面に通気孔20を開孔して空
気供給管65を立設したものである。更に燃焼室8の外
周には水室11が形成されている。 この構造では、燃焼用の空気が燃焼炎の中心から吹き込
まれるので効率よく燃焼させることができると共に、燃
焼室8の外周に水室11が形成されているので加熱効率
も向上する。」(3)明細書第23頁第14行目乃至同
第15行目に「第1O図は従来の石油燃焼式による燃焼
装置の概略構成図。」とあるを下記のとおり訂正する。 記 「第10図および第11図は本発明の他の実施例による
燃焼装置の概略構成図、第12図は従来の石油燃焼式に
よる燃焼装置の概略構成図である。」 (4)図面の第10図乃至第12図奄別紙の通り訂正す
る。 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃焼室内に形成された燃料溜部と、この燃料溜部に流体
    燃料を供給する燃料供給機構と、流体燃料に着火する着
    火機構と、燃料溜部に回転自在に設けられ、流体燃料に
    含まれる残滓を攪乱する攪乱機構と、燃焼室内に空気を
    供給する空気供給機構と、燃焼室内の温度を検知して着
    火−消火を制御する制御機構とから成り、燃料溜部の流
    体燃料を蒸発させながら燃焼するようにしたことを特徴
    とする燃焼装置。
JP61243909A 1986-10-14 1986-10-14 燃焼装置 Pending JPS6399404A (ja)

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JP61243909A JPS6399404A (ja) 1986-10-14 1986-10-14 燃焼装置

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