JPS639865A - 脊椎動物の組織中で抗体形成を開始する方法 - Google Patents

脊椎動物の組織中で抗体形成を開始する方法

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JPS639865A
JPS639865A JP62154610A JP15461087A JPS639865A JP S639865 A JPS639865 A JP S639865A JP 62154610 A JP62154610 A JP 62154610A JP 15461087 A JP15461087 A JP 15461087A JP S639865 A JPS639865 A JP S639865A
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antigenic
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JP62154610A
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ローラント・ハルトル
デイーター・クレーマー
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Roehm GmbH Darmstadt
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K2039/60Medicinal preparations containing antigens or antibodies characteristics by the carrier linked to the antigen
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は脊椎動物の組織中で抗体形成を開始する方法に
関する。
従来の技術 抗体はヒト−および動物医薬での診断−および治療目的
のためにならびに生化学の分野での分析目的のために幅
広く適用する。ウィルス疾患の治療および予防のための
血清は数十午前から使用されている、古典的な抗体製剤
である。
抗体の発生のための通常の方法はいわゆる免疫反応とし
て抗体を生じる、脊椎動物の組織中での抗体の投与で成
立する。これは直接脊椎動物の血液から得られるか、ま
たは処理された組織を取り除き、これを抗体装造細胞培
地にさらに発展させる。
抗原は脊椎動物の組織中で大体において急速に分解する
ので、抗原は十分に強い抗体形成に至るまで、たいてい
数回投与されねばならない。
既に抗原は、それ自体は脊椎動物の組織中で崩壊しない
、粒子形の担持物質に結合された。
このような支持体結合された抗原は多くの場合強められ
たまたは延長された免疫反応を開始することかできる。
支持体への抗原の結合は吸着により行う。たとえばウィ
ルス、Fab−断片または花粉抗原を水酸化アルミニウ
ムーデル、微細結晶セルロース、アクリルアミド、メチ
ルメタクリレートまたはイオンのビニルモノマーを主体
とする合成ポリマーに吸着結合した(米国特許 第3651213号明細書; G、 T、ステイーブン
ソン(5tevenson )、ネイチャー(Natu
re)1974.247(5441)、第477〜47
8ページ:西ドイツ国特許出願公開第1942196号
明#l書;西ドイツ国特許出願公開第1942161号
明細書)。吸着結合は抗原が結合工程により変化しない
という利点を有するが、結合が可逆的であり、そこで抗
原が結合されていない状態よりよりゆるやかに、しかし
それにもかかわらずひっきりなしに失われるという欠点
を有する。
U、グレシエルースチュクート(Grピschθ1−8
t1−8te )その他は抗原−タンパク質をポリアク
リルアミド−支持体に共有結合し く U、 Gr’oechel−8tewartその他
、ヒストケミスト リ − (Hlstochemis
try  )  5  Q  、  271〜279(
1977年))およびイエクサヤ−組織中で免疫反応を
得た。共有結合はアミド基の形成下に抗原のアミノ基に
影響を及ぼす。根本のアミノ基とは反対にアミド基は電
気的に中性である。
抗原の電気化学的状態はまたこの結合によりアミド基を
介して変化する。これは、免疫反応も変化し、結合され
ていない抗原のためによりわずかに特異的であるという
結果を生じる。さらにアミケ結合は加水分解安定でない
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、脊椎動物の組織中への抗原の導入の陳
腐められた特異性の抗体の形成が始まり、さらに抗体形
成の時間をできるかぎりさら纜延長することである。
問題点を解決するための手段 この課題は本発明により特許請求の範囲に記載された方
法により解決する。本発明は抗原作用性物質のカルボキ
シル−およびアミ7基がその電気化学的状態でその際変
化されるように結合工程に含まれないような自体公知の
結合方法を使用する。電気化学的状態は、カルボキシル
−およびアミン基が一一価または充電された粒子とのそ
の交換作用に依存して、充填されたイオン、つまりカル
ボキシレート−ないしはアンモニウムイオンに変換する
ことにより可能にされる。この可能性は本発明の方法に
よる結合の際得られたままである。結合された抗原作用
物質の変化されていない電気化学的状態のため、免疫反
応が電気化学的状態の変化下に結合された抗原作用物質
で惹起されたとすれば、結合されていない抗原作用物質
に対するより高い特異性を有する免疫反応が脊椎動物の
組織中で惹起される。
脊椎動物の組織中で分解可能でない粒子状担持物質への
、アミノ−および/またはカルボキシル基を有する抗原
作用性物質の共有結合のために種々の可能性が成立し、
その際特定の方法で構成された担持物質の使用が決定的
に重要である。
オキシラン基を含有する合成ポリマーを主体とする担持
物質が有利である。オキシラン基は穏かな条件下た第一
または第ニアミノ基を用いて、共有的に、アミノ基で付
加的な置換基としテ生シる、β−ヒrロキシエチル基に
反応することができ、その際第一アミノ基は第ニアミノ
基におよび第ニアミノ基は第三アミノ基に変換する。ヨ
ーロッパ特許第54249号明細書から、グリシジル(
メタ)アクリレートの重合体ないしは親水性コモノマー
とのその混合重合体から成り、抗原または抗体のような
免疫作用物質が共有結合されている、0.03〜10μ
mの平均直径を有する粒子が公知である。脊椎動物の組
織中の抗体結合の開始のためのこの種の免疫粒子の使用
は公知でない。生物学的に活性の作用物質の形成のため
のより大きな支持体粒子は、西ドイツ国特許第2722
751号明細書により、オキシラン基を含有するモノマ
ー、アクリルアミドないしけメタクリルアミVおよび/
またはメチレンビス−(メタ)アクリルアミドから製造
される。これは5〜1000μmの直径を有する。
他の結合方法は西ドイツ国特許 第2263289号明細書に記載された方法による。こ
れはペプチド構造を有する抗原作用物質のために特に好
適であり、その際殊にグリシン、システィン、シスチン
、メチオニンまたはトリプトファンの単位が結合可能で
ある。結合反応はペプチドの炭化水素基および支持体ポ
リマーのラジカル活性化可能な基の間のラジカル機構に
より行い、その際アミノ−およびカルボキシル基は不変
のままである。この意味でラジカル活性化可能な基はた
とえばアルケニル−おヨヒアルキルフェニル基、特にア
リル−およびトルイル基である。活性化は感光剤の存在
で紫外線光を用いて、または−有機過酸化物の付加的な
存在の際−可視光を用いて酸素の不在で行う。
ペプチド構造を有する抗原作用性物質の、オレフィン性
C=C−二重結合を有する合成支持体ポリマー材料への
結合は、西ドイツ国特許第2430128号明細書に記
載された方法により、ラジカルに分解する化合物または
レドックス系の存在で成功する。抗原作用物質が共有結
合なしに生じるビニル式すマーのマトリックス中へ結び
付けられる、封入方法とは逆に、ここで挙げられた方法
はラジカル重合可能なモノマーの不在で実施する。
ペプチドまたは他の生物発生物質の、ラテックス形支持
体での抗原作用との結合は、ヨーロッパ特許出願公開第
65069号明細書に記載されている。そこで記載され
た方法が本発明の目的のためた適用されるかぎり、抗原
作用物質のアミノ−およびカルボキシル基の獲得下に共
有結合を生じるような、結合活性基が選択されねばなら
ない。つまりアミノ基とアミド形成下に反応された、活
性カルボン酸−またはスルホン酸基は不適である。既に
挙げられたオキシラン基の他に、結合のためにたとえば
ハロダンアルキル−おヨヒハロゲンーアルコイルー基カ
好適である。
支持体粒子の主な特性は脊椎動物の組織中での分解に対
するその安定性である。その中に結合された物質がその
抗原作用性を保持するように、少なくともその支持体機
能がはたらく限り、支持体は本発明の意味で分解可能で
ないとみなされる。これが組織中に広く分布した加水分
解酵素により分離可能でない、連続する炭素鎖を有する
ので、特に合成ビニルポリマーがこの特性を有する。
既に挙げられた特許文献が好適なポリマーを詳述してい
る。このポリマーの特徴的な構成成分は次のようなもの
である: 1、a)抗原作用物質のアミ7基と、オキシラン環の開
環および窒素原子のアルキル化下に反応する、オキシラ
ン基を含有するモノマー〇 たとえばニゲリシジルアクリレートおよび一メタクリレ
ート、アルキルグリシジルエーテル; b)アミノ基とN−アルキル化下に反応するハロゲンア
ルキル基含有上ツマ−1殊にクロルアルキル−またハブ
ロムアルキル化合物。
たとえば:クロルアセトキシアルキル(メタ)アクリレ
ート、ブロムアルキル(メタ)アクリレート、クロル酢
酸ビニルエステル;C)活性放射の作用下に、抗原作用
物質の炭化水素結合と、共有C−C−結合の形成下に反
応する、芳香族基を含有する七ツマ−0これには次のも
のが含まれるニスチロール、ビニルドルオール ベンジ
ルアク’)L/−)および−メタクリレート; d)活性放射または化学的に生じたラジカルによる刺激
の際抗原作用性物質の炭化水素結合と、共有a−a−結
合の形成下に反応できる、アルケニル−側基をラジカル
重合可能なビニル−ないしはビニリデン基と同時に含有
するモノマー。好適な七ツマ−の例は:アリルアクリレ
ートおよび−メタクリレート、トリアリールシアヌレー
トのような多塩基性酸のポリアリールエステル のような結合活性基を有するモノマー。
2、分子中に2またはそれより多くのラジカル重合可能
な炭素二重結合を有する架橋モノマー。1dで挙げられ
たモノマーは部分的に重合の際架橋作用する。そこで挙
げられたアルケニルit含有するモノマーとは逆に、架
橋モノマーは隣接された電子吸引基により活性化される
、少なくとも2つの炭素二重結合全含有する。その例は
エチレングリコール、プロピレングリコールまたはブチ
レングリコールのようなグリコールのジアクリレートま
たはジメタクリレート、トリメチロールプロパンまたは
ペンタエリトリットのような3−または4−価のアルコ
ールのトリーおよびテトラアクリレートないしはトリー
およびテトラメチルアクリレート;メチレンービスーア
クリルアミドまたは−メタクリルアミド、ジビニルペン
ゾールである。
3、 特定の水溶性により特徴づけられる、親水性モノ
マー。特にこれは25℃で少なくとも10%の水溶液を
形成する。これにはアクリルアミド、メタクリルアミド
、ビニルぎロリドン、特にヒドロキシアルキル基中に2
〜4のC−原子を有する、アクリル−またはメタクリル
酸のヒドロキシアルキルエステル。これが電気的に中性
でありおよび結合された活性作用性物質の電気化学的状
態を影響しないので、このモノマーが有利である。多く
の場合イオン化可能なモノマーも使用できる;これには
エチレン性不飽和、重合可能なモノ−およびジカルボン
酸ならびにその水溶性塩、たとえばアクリル−、メタク
リル−、イタコン−、マレイン−またはフマル酸が属す
る。
さらにこれらの群に、アルキル基中に有利に1〜5のC
−原子を含有する、アクリル−およびメタクリル酸のジ
アルキルアミノアルキルエステルまたはジアルキルアミ
ノアルキルアミrのような不飽和カルボン酸のアミノア
ルキルエステルおよびアミノアルキルアミドが属する。
親水性モノマーの高い配分はポリマーを水溶性にし、こ
れは粒子状抗原としての使用のために不適である。従っ
てこの場合に、ポリマーを水溶性にするために十分な量
の架橋モノマーを共使用する。たとえば51景%より下
の低い架橋剤配分−般にデル状に膨潤可能なポリマーを
生じ、一方高い架橋剤配分は膨潤可能でない巨大孔性粒
子または中空パールに造を有するようなものを生じる。
4、25℃で10%より下の水溶性により卓れている、
疎水性モノマー。これはたとえば、支持体ポリマーをラ
テックス形で製造する場合に適用される。多くの場合こ
れは抗原作用物質との疎水性交換作用によりその結合を
促進することができる。1Cおよび1dで挙げられたモ
ノマーは同時に疎水性モノマーの群に入る。さらにこれ
には特に1〜12、殊に1〜4のC−原子を含有する脂
肪族アルコールを有する重合可能な不飽和モノ−および
ジカルボン酸のエステル、たとえばメチル−、エチル−
またはブチル−アクリレートまたは−メタクリレート1
.さらにエチレンまたはプロピレンのようなオレフィン
、塩化ビニル、2〜10のC−原子を有する飽和脂肪族
カルM7酸のビニルエステルが属する。
分配されたモノマーの比較配分はその機能、即ちその作
用のために必要な必要量に左右される。上述の特許文献
に既に好適なモノマー配分が記載されていないかぎり、
次の範囲を概算値として使用する。
1)結合活性モノマー:1〜80ft%、特に5〜50
重量% 2)架橋モノマー:0〜50重量%、特に0.01〜3
0重量% 3)親水性モノマー二〇〜99重量%、特に20〜95
N量% 4)疎水性モノマー:0〜50重量%、特に0〜30J
!量% 支持体ポリマーの得ようと努められた作用のために、ポ
リマー粒子の最外部層が、多孔性ないしは巨大孔性ポリ
マー粒子の際は孔壁も記載されたポリマー材料から成る
場合、これは十分である。その中には他の材料から成る
核、たとえば無機支持体またはポリスチロール、ポリ(
メタ)アクリルエステルおよびそのようなもののような
疎水性ポリマーから成る種ラテックス核が存在していて
よい。
支持体ポリマーの粒子の大きさは脊椎動物の組織中への
導入の&ehに左右される。血管中へ粒子状抗原を導入
し、そこで粒径は有利に0.01〜10μmの範囲にあ
る。組織中への貯蔵の際、たとえば100μmまでのよ
り大きな粒子も使用できる。0.01〜2μmの範囲の
支持体粒子が有利に乳化重合により生じる。1〜50μ
mの大きさでの粒子は沈殿重合により、モノマーのため
の溶剤およびポリマーのための非溶剤を表わす、媒体中
で容易に得られる。モツマー相もポリマー粒子も溶解し
ない、媒体中の懸濁−ないしはパール重合は2〜100
μmの粒子に導く。より粗大な粒子または物質重合体は
ハンマーミル、ホモジナイザーおよびそのようなものに
よりこの範囲の粒子に細分化される。抗原作用物質と担
持物質の量比は広い範囲にある。高い作用性−般に1=
10〜1:1000の範囲で達成される。
抗原作用物質は脊椎動物の組織中で免疫反応を開始でき
る、全ての物質を表わす。これには2000より上の分
子量を有する、全ての異質の、天然または合成粗大分子
、同様にこの種の粗大粒子から構成されている、活性ま
たは不活性微生物またはウィルスのような異質粒子の表
面構造が属する。本発明は1種またはそれより多くのカ
ルボキシル−および/またはアミノ基を含有する、この
ような抗原作用物質の使用を企図する。方法は抗原作用
物質を用いてカルボキシル−およびアミノ基なした同様
の方法で実施でき、しかしその後電気化学的状態の獲得
に因る、本発明による利点を示す。塩形成によりこれか
ら生じるアンモニウム−ないしはカルボキシレート基は
アミノ−ないしはカルボキシル基と同じである。アミン
基は第一、第二または第三であってよい。そのつど少な
くとも1つのアミノ基およびカルボキシル基の存在が標
準であるにもかかわらず、ただ1種または数種のアミノ
基を有し、しかしカルボキシル基を有さないか、または
1種または数種のカルボキシル基を有し、しかしアミン
基を有しない、抗原作用性物質が本発明の範囲に属する
本発明の意味で抗原作用物質にはへブタンも属し;これ
は結合されていない状態で抗原を表わさないだけでなく
、支持体での結合後初めて抗原にされる。実際、免疫反
応が多くの場合溶解されない生体に特有な物質への結合
後初めて開始されるので、特定の物質が結合されていな
くても抗原として作用するかどうかという問いは決定す
るのが難しい。従って分子量または抗原作用物質の量の
原則的な種類の限界は存在しない。物質は水溶性または
非水溶性であってよく、および後者の場合共有結合のた
めに好適な液体中で溶性でなげればならない。
抗原作用物質の傑出した群は、単独でまたは非蛋白質−
ないしはペプチげ種類の配分との結合で生じてよい、蛋
白質−ないしはペプチド構造を有するようなものである
。ペプチドおよび蛋白質は大体において各々1つのアミ
ノ−およびカルボキシル基を末端基として含有する。実
際に重要な他の基は多糖および核酸である。これがそれ
自体カルボキシル−またはアミノ基を有しないかぎり、
これはそのような基を含有する物質と結合されて込てよ
い。ハプテンの例としてペニシリン、テトラサイクリン
およびジゴキシンが挙げられる。   ′ 本発明により治療される脊椎動物は有利に温血動物であ
る。たとえばウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、イヌ、
ネコ、ウサギ、ラットおよびネズミが哺乳動物としてお
よびニワトリ、アヒル、ガチョウ、雌のシチメンチョウ
、ハトが鳥として適している。本発明は魚およびハ虫類
のような冷血動物でも適用できる。
投与のために粒子状抗原を等張溶液に懸濁しおよび血管
中に注入するかまたは皮膚−または結合組織中に貯蔵す
る。免疫反応はたいてい3〜20日の潜伏期間後観察さ
れる。大体において、このために抗原の1回の投与で十
分である。
細胞培地の設置のための、抗体を含有する血液ないしは
血清または抗体を生じる細胞の除去は、担持物質粒子で
結合されていない抗原を用いる免疫反応の惹起によるよ
うな自体公知の方法で行う。
実施例 例: 結合活性オキシラン基を含有する、粉末状の、約1マイ
クロメーター直径の粒子に再分散可能な担持物質(市販
生成物オイペルギット(Kupergit ) CIZ
 、  レーム(R′6hm ) GmbH。
ダルムシュタット)(西ドイツ国特許 第3116995号明細書;ないしは米国特許出願第9
30023号明細書)2gをpH7,3の緩衝溶液(1
,0MNa−リン酸塩+〇、15 NaC1)4 mg
に忍濁し、ウシ血清アルブミン(ゝBSA“、製造者ミ
ルズ(Mile8 ) Lab %Lot /1663
、コードA31−001 )201ngを添加する。懸
濁液を72時間室温で放置さ7せる。その後数回水で洗
浄し、遠心分離する。ブラッドフォート(Bradfo
rd )による蛋白質試験(ビオ−ラード(Bio−R
ad)社のテストキラトラ用いて実施)担持物質!毎に
共有結合されたBSA 、71.4■の含量を生じる。
B5A2.Qm9を含有する、得られた不動態化物45
5■を不完全なフロイド(Freud )のアジュバン
ト(免疫化学で一般に公知の助剤) 1mlと混合し、
40分間超音波を用いて水−油中−エマルジョンに懸濁
する。懸濁液を10の個々の配量に分配してウサギに皮
下投与する。全処理1&:3週間後免疫効果の強化のた
めに繰り返す。
さらに4週間後処理されたウサギから、血液1omtt
耳静脈から採取する。除去された血液を37℃で1時間
および冷却棚でさらに36時間放置する。その後通常の
方法で抗−血清を血餅から分離する。抗血清中での抗体
濃度は間車な方法で毛管試験で測定できる。このために
抗原、つまりBSAをPBS (I)ン酸塩緩衝液、生
理食塩水、pH7,3)中1mt) / mlの濃度に
溶解する。
溶液を3crILの充填高さでガラス毛管中へ充填する
。その後毛管の斜め保持により、ウサギ血液から得られ
た抗血清のほぼ同量を同じ毛管中へ入れ、毛管の下端を
結合剤で閉鎖する。毛管を37℃で1時間および5〜8
℃でさらに48時間放置し、毛管の下端で沈殿された沈
殿物の高さを測定する。12龍の沈殿物高さを測定する
10+niの沈殿物高さは約1m9/mlの抗体濃度に
相当する。これから抗血清中1.2my/mlの抗体−
濃度が生じる。
比較のために未処理のウサギの血清を同じ方法で抗血清
で処理する。その際毛管中で全く沈殿が形成しない。
他の試験で不動態化されたBSA (不完全なフロイド
のアジュバントなしに)のみをウサギに皮下投与し、上
述のように処理を繰り返す。免疫試験の際4!1!の沈
殿物高さのみが生じ、これは0.4■/ mlの抗体濃
度に相当する。これから不完全なフロイドのアジュバン
トの存在での不動態化されたBSAの高められた作用が
生じる。
相当する方法でBSAの代わりにインシュリンまたは甲
状腺刺激ホルモン(’TSH“)の使用で、相当する抗
血清を製造する。これはインシュリンないしはTSHの
確定のための診断目的用に使用する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、抗原作用性アミノ−および/またはカルボキシル基
    を含有する溶性物質を脊椎動物の組織中で分解できない
    粒子状の支持体への共有結合により粒子状抗原の形成下
    に不動態化し、この抗原を脊椎動物の組織中へ導入する
    ことにより脊椎動物の組織中で抗体形成を開始する方法
    において、抗原作用物質をそのアミノ−およびカルボキ
    シル基を得ながら支持体に共有結合させることを特徴と
    する、脊椎動物の組織中で抗体形成を開始する方法。 2、オキシラン基を含有する支持体を使用し、抗原作用
    物質をオキシラン基との反応により不動態化する、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、アルケニル基および/またはアルキルフェニル基含
    有支持体を使用し、抗原作用物質を感光剤の存在で紫外
    線光を用いて、または−有機過酸化物の付加的な存在の
    際−可視光を用いて酸素の不在で共有的に支持体で不動
    態化する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、オレフィン性C=C−二重結合を有する支持体を使
    用し、抗原作用物質がラジカルに分解する化合物または
    レドックス系の存在で、ラジカル重合可能なモノマーの
    不在で支持体に共有結合する、特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 5、1)1〜88重量%オキシラン基、ハロゲンアルキ
    ル基、芳香 族基また−重合可能 なビニル−またはビニ リデン基と同時に−ア ルケニル側基を含有す る、結合活性モノマー、 2)0〜50重量% 分子中に2つまたはそれより多く
    のラジカル 重合可能な炭素二重結 合を有する架橋モノマ 3)0〜99重量%25℃で少なくとも 10%の水溶液を形成 する、親水性モノマー、 4)0〜50重量% 25℃で少なくとも 10%の水溶液として 形成する、疎水性モノ マー から構成される支持体を使用する、特許請求の範囲第1
    項から第4項までのいずれか1項記載の方法。 6、抗原作用物質が0.01〜100μmの平均粒子直
    径を有する粒子状支持体に結合される、特許請求の範囲
    第1項から第5項までのいずれか1項記載の方法。 7、抗原作用物質が0.01〜2μmの粒径を有する、
    水性ラテックスとして存在する支持体に結合される、特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8、抗原作用物質として蛋白質−ないしはペプチド構造
    を有する物質を使用する、特許請求の範囲第1項から第
    7項までのいずれか1項記載の方法。 9 抗原作用物質として1つまたはそれより多くのアミ
    ノ−および/またはカルボキシル基含有ハプテンを使用
    する、特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか
    1項記載の方法。 10、粒子状抗原を温血脊椎動物の組織中へ導入する、
    特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれか1項記
    載の方法。 11、粒子状抗原を脊椎動物の組織中へ皮下注入する、
    特許請求の範囲第10項記載の方法。 12、粒子状抗原を水−油中−エマルジョンの形で脊椎
    動物の組織中へ導入する、特許請求の範囲第10項記載
    の方法。
JP62154610A 1986-06-28 1987-06-23 脊椎動物の組織中で抗体形成を開始する方法 Pending JPS639865A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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