JPS635019A - 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子 - Google Patents

生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子

Info

Publication number
JPS635019A
JPS635019A JP14791286A JP14791286A JPS635019A JP S635019 A JPS635019 A JP S635019A JP 14791286 A JP14791286 A JP 14791286A JP 14791286 A JP14791286 A JP 14791286A JP S635019 A JPS635019 A JP S635019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrafine particles
magnetic
particles
group
microencapsulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14791286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0725664B2 (ja
Inventor
Hideo Tsunoda
英男 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Research Development Corp of Japan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Research Development Corp of Japan filed Critical Research Development Corp of Japan
Priority to JP14791286A priority Critical patent/JPH0725664B2/ja
Publication of JPS635019A publication Critical patent/JPS635019A/ja
Publication of JPH0725664B2 publication Critical patent/JPH0725664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロカプセル化磁性体超微粒子に関し、
更に詳細に言えば、大巾に改質し機能化され、細胞の分
離、アフィニティークロマト用支持体等として有用な生
体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子に
関するものである。
従来の技術 現在、有機、無機及び金属などの微粒子は、窯業材料、
顔料、薬品あるいは電子材料として多くの工業領域で用
いられている。特に、磁性体微粒子は、磁場誘導あるい
は磁場による選択的分離回収が可能である等の特質を有
している為、例えば磁性流体、磁性インクなどの成分、
あるいは医薬物質、触媒、生体高分子および微生物、細
胞等の担体として種々の利用分野が開拓されつつある。
この様な産業上多岐にわたる微粒子および磁性体微粒子
の使用頻度の上昇に伴い、微粒子の高性能化に対する必
要性が高まりその研究開発が注目されている。
例えば、微粒子の特性を高度化する方法として超微粒子
化があり、粒径が数十人〜サブミクロンの超微粒子の製
造方法が既に提案されている。超微粒子となると、従来
の微粒子と比較して、様々な物理的、化学的特性が改善
あるいは改質される。
例えば、単位ダラムあたりの表面積(比表面積)が非常
に大きくなり、その結果、融点が低下する、表面張力が
大きく内部が高圧である、磁性体材料からなる超微粒子
はきわめて強磁性である、熱伝導性および光の吸収が良
い等様々な特性が超微粒子化の結果としてもたらされる
この様な特質を有する超微粒子を工業的に応用するに際
しては、微粒子素材の複合化(マイクロカプセル化等)
による表面改質や高機能化が重要な課題となる。例えば
、マイクロカプセル化の1つの目的は、高い活性を有す
る微粒子表面を高分子被覆等により保護することにより
、耐食性、粒子分散性等を改善することにあり、例えば
、磁性体微粒子においては、強磁性微粒子を界面活性剤
を用いて媒体中に分肢させて磁性インク(特開昭57−
105468号)を作製する場合、あるいはこれを担体
として用いる場合等の担持操作等において上記耐食性お
よび分散性は不可欠の条件である。
更に別の目的として池の材料との複合化により、本来そ
の微粒子の持つ特質に別の機能あるいは特質を付与し、
使用することが挙げられる。特に医薬物質、酵素等の生
体高分子および触媒用の担体として磁性体微粒子あるい
はその複合物をマイクロカプセル化する方法が近年注目
されている。
微粒子は、大きな塊状物と比較して、そのダラム単位当
りの表面積が大きく、従ってこれを担体として用いた場
合、医薬物質、酵素あるいは触媒などの高い活性並びに
有効性を維持するのに好適である。さらに、磁性体超微
粒子あるいはその複合物微粒子を担体として用いること
により以下に述べる様な利点をえることができる。
例えば、薬剤においては、磁場誘導によって医薬物質を
病巣ないし病巣付近の部位に選択的に到達せしめ、該到
達箇所において、その医薬的効力を発揮し得る。医薬と
して体内に投与される種々の物質の中には、直接治療対
象部位である病巣にのみ作用させ、正常組織に対する副
作用を最小ならしめることが望まれる物があり、例えば
、制癌剤などはその代表的なものである。従って、磁性
体超微粒子を含有するマイクロカプセルは、この種の医
薬物質に好適に使用し得るものである。・また酵素、触
媒においては、酵素および触媒を所定の反応に使用した
後、さらに磁場をかけることにより選択的に分別できる
ので、再利用が容易となる。酵素および触媒は、みずか
らは化学的変化を起さず、対象の化学反応速度を速め、
選択的に目的物を生成させる等の特性を有しており、複
数回の反応に利用することが能率的、経済的である場合
が多い。しかしながら、酵素は通常可溶性であり、事実
上、分離の後再度利用することは不可能である。従って
不溶性となすために酵素を不溶性物質に担持させること
が望ましい。その担体として磁性体微粒子は、比活性の
保持、分離の容易さ等の点で優れており、効果的に使用
できる。
また、触媒の場合においても、同様に比活性の維持、分
離の容易さ等の理由により、磁性体微粒子を担体として
用いることが好ましい。また、このような磁場による分
離回収が可能であるとい特質は、相補性DNA分離ある
いは、特定のバクテリアなどの細菌の分離等への利用も
可能となる。
近年、磁性体微粒子および医薬物質からなるマイクロカ
プセルとして、医薬物質を有機高分子物質(エチルセル
ロース、ゼラチン、アルブミン等)により被覆せしめ、
さらに磁性体微粒子を固着させるか、あるいは、医薬物
質および磁性体の混合物からなる微粒子を有機高分子物
質により被覆せしめた例(特開昭56−15411号)
が報告されている。
また、磁性体微粒子および酵素からなるマイクロカプセ
ルとして、磁性体微粒子を分散せしめた多孔質微粒子を
過剰の二官能性試薬で架橋したポリアミンで含浸せしめ
、さらにそのポリアミンに酵素を結合させた例(特開昭
59−28477号)も報告されている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記したような従来例は、以下に詳述す
る様な各種問題点を有していた。
即ち、特開昭56−51411号の開示するマイクロカ
プセル化剤は、芯部を磁性体粒子が分散された医薬物質
とし、有機高分子材料で被覆するか、もしくは、芯部を
医薬物質とし、磁性体粒子が分散された有機高分子材料
で被覆していることから、比較的粒径の大きなものとな
らざるを得ない。その結果、毛細血管への移行が困難で
あり、真に病巣部分に到達し得す、病巣部位での薬理効
果が低く、かつ正常組織に副作用を起こす危険性が高い
という問題点を有している。さらに、本方法においては
、磁性体微粒子の保護が完全でなく、はなはだしい場合
には、外部に露出している。従って、体内移動中に該磁
性体微粒子が溶解し、磁場誘導が効果的に行われなくな
るばかりか、溶解した微粒子元素が生体に河等かの悪影
響を及ぼす危険性がまったくないとはいいきれない。
また、特開昭59−28477号開示の磁性支持マトリ
ックス及び固定化酵素は、芯部としての多孔質耐火性無
機酸化物をポリアミンで含浸しただけの構成をとってい
るため、その被覆膜と、芯部との結合強度が低く、さら
に被覆が不完全である可能性があり、耐食性、耐環境性
に劣るという問題があった。
この様な、従来の磁性体微粒子を担体として用いた場合
の問題点を解決することができ、さらに耐食性、耐環境
性に優れ、かつ高殿能化されたマイクロカプセル化磁性
体超微粒子およびその製造法を開発することは非常に重
要なことである。
そこで、本発明者等は既に磁性体超微粒子を芯部とし、
これと強く結合した被覆を有し、特に耐食性、耐環境性
の点で大巾に改善されたマイクロカプセル化磁性体超微
粒子を開発し、既に特願昭60−223133号として
別途特許出願している。
本発明は上記マイクロカプセル化磁性!を超微粒子の応
用に係り、その目的は、磁性体超微粒子を芯部に有し、
これと結合剤を介して高分子を被覆して、該高分子の周
囲に、訂禦、蛋白、抗体等の生体成分を担持したマイク
ロカプセル化磁性体超微粒子を提供することにある。
本発明の別の目的は、上記生体成分担持マイクロカプセ
ル化磁性体微粒子の製造法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記の従来例のごとき諸問題点を解決し、
上記本発明の目的を達成すべく種々研究、検討した結果
、本発明を開発した。
即ち、本発明によるマイクロカプセル化磁性体超微粒子
は、 (i)磁性体超微粒子からなる芯材、 (ii )該芯材とその表面で化学結合した結合剤から
なるカップリング層、 (iii )該結合剤の重合性官能基と少なくとも1種
の重合性モノマーとの重合により得られる高分子被覆層
、および (1■)該高分子被覆層に固定された生体成分からなる
ことを特徴とする。
本発明のマイクロカプセル化磁性体超微粒子において、
使用する磁性体芯材としては、公知の各種のものが使用
可能である。ただし、その表面に該芯材と結合剤とを化
学的に結合する必要上、該芯材はその表面上に水酸基な
どの活性基を有することが要求される。
そこで、本発明σマイクロカプセル化磁性体超微粒子に
使用する磁性体芯材を具体的に示せば、強磁性鉄、ニッ
ケル、コバルトあるいはマグネタイト及びこれらの強磁
性合金または化合物が挙げられる。
また、該磁性体芯部は、超微粒子であり、該磁性体超微
粒子は、例えば希ガス中で磁性体を加熱蒸発させ、得ら
れる蒸気を希ガス中で凝結させて超微粒子化する方法(
ガス中蒸発法)、電気抵抗体、プラズマジェット、イン
ダクションレーザ等、種々の公知の技術によって得るこ
とができる。
次に本発明で使用する重合性結合剤は、−般式%式% 〔タタしXは、ハロゲン、アルコキシ基、アルキルオキ
シアルキレンオキシ基またはアルキルカルボニルオキシ
基(3個のXは同一である必要はない)であり、Rはビ
ニル基または、置換ビニルカルボニルオキシアルキル基
である〕 を有するシラン系化合物であり、例えば、ビニルトリエ
トキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルビ
ス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリクロロ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、トリメトキシシラン等を挙げることができる。
これら結合剤は、前記無機芯剤の表面上に存在する水酸
基あるいは化学吸着した水分子との縮合反応により、該
芯材と化学的に結合する。
この反応メカニズムをビニルトリメトキシシランを例に
とって説明するとニ ー〇H 響 となるものと思われる。
またこの反応式により明らかなように、上記結合材は他
方で重合性単量体との重合により、高分子被覆層を形成
するための重合性官能基Rを提供する。
更に、前記重合性単量体としては、例えば、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、ベンジルアクリレート、エチレングリ
コールジメタクリレート等のアクリル酸エステル類、ア
クロレイン等の官能基を有する官能性モノマー、o−1
m−1p−メチルスチレン、○−1m  ’、l:)−
エチルスチレン、ビニルナフクレン、ビニルトルエンお
よびスチレン等を挙げることができ、これ等は2種以上
混合して使用することも可能である。これらの重合性単
量体は、該マイクロカプセル化磁性体超微粒子に担持す
べき抗体、酵素あるいはその他のタンパク等に応じて、
適当に選択するかあるいは、特定の官能基を導入するこ
とが可能であり、例えば担持させる物質が酵素等のアミ
ノ基を有する場合、上記重合性単量体としてアクロレイ
ンなどのアルデヒド基を有するものを使用し共重合させ
ると、表面にアルデヒド基が存在することとなり、アミ
ノ基と特異的に反応しやすい表面が得られる。
かくして、本発明の生体成分を担持する磁性体超微粒子
では該生体成分として酸素例えばグルコースオキシダー
ゼ、グルコースイソメラーゼ、インベルターゼ、カタラ
ーゼ、アミノアシラーゼ、リパーゼ、コリンオキシダー
ゼ、グルタミン酸デカルボキシラーゼ、リシンデカルボ
キシラーゼ、ペルオキシダーゼ、α−キモトリプシン等
の各種のものが、また抗体としてはヒトあるいは動物の
IgA、IgD、IgE、IgG、IgM (これらの
各種サブクラスを含む)などが、更にその他の蛋白とし
てはアルブミン、グロブリン、プロラミン、グルテリン
、ヒストン、プロタミン、硬タンノくり、核タンパク、
糖タンパク、リポタンパク、色素タンパク、金属タンパ
クなどが例示でき、更には各種抗原、毒素などもこの生
体成分に含まれる。
本発明による、マイクロカプセル化磁性体超微粒子は、
以下の工程により製造される。
即ち、本発明によるマイクロカプセル化磁性体超微粒子
の製造法は、(i)従来公知の方法で得られた磁性体超
微粒子の芯材と結合剤とのカブプリング反応を行い、次
に(ii )芯材表面の結合剤と少なくとも1種の重合
性単量体との重合を行い、更に(iii )重合体表面
に生体成分を固定化することからなる。
前記磁性体芯材と結合剤とのカップリング反応は、まず
磁性体超微粒子である芯材、結合剤及び不活性溶媒を混
合し、所定時間、加熱攪拌することにより行なわれる。
得られた反応物は、該溶媒により洗浄し、乾燥する。
ここにおいて使用可能な不活性溶媒としては、磁性体芯
剤および結合剤に対して非反応性であり、かつ相溶性の
ものであればいかなる溶媒でもよく、例えばイソオクタ
ン、石油ベンジン、ベンゼン、トルエン、石油エーテノ
ペn−ヘキサン、シクロヘキサン、メタノーノベエタノ
ール、インブロパノーノペアセトン、エチルエーテル等
を挙ケることができる。
次に行なわれる芯材表面上の結合材と重合性単量体との
重合反応は、まず前記カップリング反応により得られた
反応生成物と、不活性溶媒と、少なくとも1種の重合性
単量体とを混合し、所定温度に加熱後、重合開始剤を加
え、上記温度を保ちながら所定時間攪拌を続け、芯材表
面上の結合材の重合性官能基および重合性単量体を重合
させることより成る。
この工程において、使用可能な不活性溶媒は、結合材、
重合性単量体および重合開始剤と、非反応性であり、か
つ相溶性であり、また該芯材および該重合反応生成物と
非反応性であればよく、例えばアミルアルコール、流動
性パラフィン類、メチルイソカルビトーノペへブタン、
ブクノール、トルエン等を挙げることができる。
更に、重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、過酸化
ラウロイル、アゾビスイソブチロニトリル、t−ブチル
パーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネート、2,2゛−アゾビス−2,4−ジメチルな
どを例示できる。これら2つの反応に用いられる不活性
溶媒および反応開始剤の組み合せは、マイクロカプセル
化磁性体超微粒子に用いられる芯材、結合剤および重合
性単量体の種類、性質に応じて適当に組み合せることが
好ましい。
かくして、得られる本発明のマイクロカプセル化磁性体
超微粒子は、分散性、耐食性に優れ、かつ非常に微細で
ある。また担体として用いる場合、担持する生体成分に
合わせて、その被覆を適宜変えることが可能である。即
ち、これによって例えば表面の親木性等を制御できる。
次いで、かくして得たマイクロカプセル化磁I生体超微
粒子上に生体成分を固定するが、これは従来公知の各種
酵素固定化法、あるいはその改良法により行うことがで
きる。就中、担!、を結合法である共有結合法および架
橋法を有利に使用できる。
例えば、共有結合法による場合には磁性体超微粒子のマ
イクロカプセル化の際に2−ヒドロキシニチルメタクリ
レート(HEMA)やアク口レイン等を共重合により組
込み、表面にアミン基との反応性の高いアルデヒド基等
を導入し直接共有結合させることにより固定できる。
また、上記マイクロカプセル化磁性体超微粒子担体とし
て、酵素、抗体、その他の蛋白、核酸等を担持させる場
合、これら物質中の特定の基あるいはサイトにスペーサ
と呼ばれる介在分子を結合させ、該スペーサを介してマ
イクロカプセル層上の官能基にカップリングさせること
が一般に望ましいとされている。このようなスペーサと
してはアシル化剤、アルキル化剤、ジアミンなどが用い
られる。
例えば、アルキル化剤としては、ハロカルボン酸;ラク
トン、エポキシ等の環状混合物;アルデヒド等を上げる
ことができ、ハロカルボン酸としテハ、4−ハロ吉草酸
、5−ハロカプロン酸等を用いることができる。また、
ラクトンとしては、β−1T−1σ−およびε−ラクト
ンが、アルデヒドとしては、グルタルアルデヒド、テレ
フタルアルデヒド等が、さらにエポキシとしては、エチ
レンオキシド、トリメチレンオキシド等がそれぞれ有効
に使用できる。
また、アシル化剤としては、酸クロリド、酸無水物、ラ
クタム、脂肪族ジイソシアネート等を挙げることができ
る。酸クロリドとしては、例えばテレフタロイルクロリ
ド、β−ホルミルプロピオン酸クロリド等を挙げること
ができ、さらに、ラクタムとしては、β−プロピオラク
タム、δ−バレロラクタム等が挙げられる。
また、ジアミンとしては、例えばヘキサメチレンジアミ
ン、ヘプタメチレンジアミン等が挙げられる。
、更に、勿論架橋法において多用されている各種架橋試
薬、例えばグルタルアルデヒド、ペプチド結合を形成す
るイソシアン酸誘導体、ジアゾカップリングするビスジ
アゾベンジジン N 、 N ’ −ポリメチレンビス
ヨードアセトアミド N、N′−ポリメチレンビスマレ
イミドなどを使用して固定化することもてきる。
一作月 超微粒子の工業的利用において、磁場誘導、あるいは磁
場による選択的分離、回収が可能であるとの特質により
磁性体超微粒子が注目されており、本発明の生体成分を
固定化したマイクロカプセル化磁性体、超微粒子では、
芯剤として、磁性体超微粒子を用いている。
すでに述べた様に、超微粒子の効果的かつ広範な産業へ
の応用の為には、その表面の巧妙な改質と修飾が必要で
ある。超微粒子表面を改質あるいは修飾するには、その
表面に高分子化合物により被覆する方法が効果的であり
、その方法としては、芯オである超微粒子と、被覆する
高分子とを結合剤を介して共有結合させる方法を採用し
ている。
超微粒子の被覆法は、芯剤である超微粒子表面の水酸基
等と、結合剤であるシランカップラーとのカップリング
反応により化学結合させ、しかる後にこのカップリング
反応により超微粒子表面に化学結合したシランカップラ
ーの重合性官能基と重合性単量体とを重合させることに
より超微粒子表面の被覆を得ている。
本発明によれば超微粒子に均一な高分子膜をマイクロカ
プセル化することができる。
更に、本発明によると、超微粒子の支持体である水不溶
性の被覆層すなわち高分子と、蛋白、抗体、酵素などと
は共有結合で結合して固定化されている。従って、蛋白
、抗体、酵素などと共有結合によって強く結合している
ため、高濃度の基質溶液あるいは塩類溶液などによって
簡単に脱離しないという利点を有している。この点で物
理的吸着法やイオン結合法を用いる担体結合法よりも漫
れていると言える。
本発明による、マイクロカプセル化磁性体超微粒子は、
磁性流体を用いることにより磁場誘導あるいは選択的分
離、回収が可能であるが、以上述べた様な構成とするこ
とによりさらに以下の特徴を有する。
即ち、生体成分の担体となる磁性体超粒子の直径が数十
人〜数千人の範囲であるため、得られる生体成分担持マ
イクロカプセル化磁性体超微粒子も、非常に微細なもの
となる。
また、マイクロカプセル化により超微粒子表面電荷が負
となり、溶液中での分散性が大であり、従って担持され
た基質の均一分散性が保証される。
さらに超微粒子表面と化学結合した強靭な被覆を有する
ことにより、耐食性、耐環境性が優れている。
かくして、本発明による生体成分を担持する磁性体超微
粒子は担持した生体成分の種類性質に応じて、各種の用
途に対して適用できる。例えば、所定の生体成分と特異
的に結合し得る細胞の分離、アフィニティクロマトグラ
フィー用担体、あるいはバイオリアクター用の構成要素
として有利に使用でき、磁性体超微粒子の特徴に基き、
容易に回収できる。従って、回収後再生、賦活処理を施
した後にあるいはそのまま再利用できることになる。
本発明の生体成分を担持した磁性体超微粒子は外部比表
面積が大きいく超微粒子であることによる)ことから、
−般には均一相反応、流動床による反応等において有利
に使用でき、高い単位体積当たりの含有率で使用できる
ので、極めて効果的  □である。
実施例 次に、本発明の生体成分担持マイクロカプセル化磁性体
超微粒子をその製造例に基き更に詳しく説明する。また
、得られた製品の各種物性等についても併せて記載する
参考例1 マイクロカプセル化磁性体超微粒子の製造 まず芯剤として、ガス中蒸発法によって作製した強磁性
体の鉄超微粒子を用いた。形態は短径が約3Qnm、長
径が約500nmの鎖状の超微粒子(超微粒子A)、及
び平均粒径20nmの孤立超微粒子(超微粒子B)の二
種類である。両者を以下の二段階に分けてマイクロカプ
セル化を行った:第1段階:芯剤である超微粒子1gを
、攪拌機を備えた丸底フラスコに導入後、結合材として
ビニルトリメトキシシラン(VTS)0.5ml 及ヒ
有機溶媒としてアセトンを100m1を添加し、50分
間還流することによりカップリング反応を行なった。
ついで上記反応により得られた生成物を遠心分離し、エ
タノールで洗浄し、乾燥した。
第2段階:次に、フラスコ内に該反応生成物、有機溶媒
として酢酸エチルを100 ml、および重合性1m体
(ビニルモノマー)として、スチレン<ST) 、アク
ロレイン、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート(H
EMA)から成る群から2種選択して、それらのビニル
モノマーを適当な重量比率で、合計2g添加し、更にS
DSを1%(W/V) i加し、攪拌しながら、60〜
70℃に加熱し、さらに重合開始剤としてアゾビスイソ
ブチルニトリル(A I’B N ) 100 mgを
添加する。該温度で維持し、2時間攪拌しながら重合反
応を行なう。
かくしてマイクロカプセル化の完了した強磁性体超微粒
子は、各々暗視野光学顕微鏡や電子顕微鏡により、その
マイクロカプセル化の状態及び膜の厚さ等を調べた。
得られた電子顕微鏡写真を添付第1図及び第2図に示し
た。添付第1図は超微粒子Aよりなるマイクロカプセル
の電子顕微鏡写真の一例であり、第2図は超微粒子Bよ
りなるマイクロカプセルの電子顕微鏡写真の一例である
。写真より明らかなように、超微粒子A及びBとも表面
が一様に高分子に覆われていることが解かる。
各々の超微粒子の測定結果の例を第1表に示し*高分子
被覆層:スチレン(50%) / HE M A (D
O96)木本高分子被覆層:スチレン(10%)/アク
ロレイン(90%’i第1段階の完了後、VTS処理の
際に鉄超微粒子に導入されたVTS量を同処理後の試料
中の炭素分析により決定した。
その炭素含量の測定は、燃焼法を用いた。得られた結果
を第3図に示した。図中、横軸は処理時のVTSの濃度
(・Nt%)であり、縦軸は鉄超微粒子に導入された炭
素含量(wt%)である。図から明らかなように、VT
Sの濃度が約1wt%までは、該炭素含量が急速に増大
するが、約1wt%を超えるとある一定の平衡値に近づ
いてゆくことが解かる。
次に、マイクロカプセル化前の鉄超微粒子及びVTS処
理後の鉄超微粒子のζ電位を測定する。
ゼータ電位の測定は、超微粒子を水に適当な濃度で懸濁
し、マルバーン社(Malvern Corporat
ion)製のゼータサイザータイプII (Zeta 
5izer Type II)を用いて測定した。
得られた結果の一例を第2表に示した。
第2表の結果から、ゼータ電位がマイクロカプセル化後
にはマイクロカプセル化前の正の値から、負の大きな値
に変イヒしている。従って、上記マイクロカプセル化超
微粒子は極めて良好な分散性を有するものであることが
わかる。また、ゼータ電位が負であり、これは後の生成
成分の担持処理にとって存利である。
本例に記載の方法で得られたマイクロカプセル化超微粒
子(A)及び非マイクロカプセル化超微粒子(該超微粒
子の素材)についてフーリエ分光赤外吸収スペクトルを
求めた。フーリエ分光赤外吸収スペクトルは拡散反射法
により測定した。
マイクロカプセル化前後のスペクトルの比較によれば、
マイクロカプセル化に伴うモノマー間の特異な結合に対
応する特性吸収がみられた。
参考例2: モノマーとして、MMASST、HEMA。
EGDMAを選び、参考例1に記載の反応条件下で、各
種のモノマー及び各種の仕込み量で、結合剤(VTS)
を介して強磁外鉄超微粒子のマイクロカプセル化を行っ
た。ただし、この例では有機溶媒としてトルエンを用い
た。得られた製品の状態および分散性を評価した。
分散性の評価は、マイクロカプセル化された超微粒子1
00mgを、100m1の溶媒に懸濁し、超音波を照射
した後、10m1の試験管に分注して、沈降試験を実施
した。その分散性は、10分後に粗大2次粒子を生ずる
ものとして半定量的に評価した。
また、超微粒子への高分子の被覆状態は暗視野光学顕微
鏡や電子顕微鏡により、調べた。
得られた結果を第3表にまとめた。
第3表 *エチレングリコールジメタアクリレート次に、上記参
考例に従ってマイクロカプセル化した超微粒子への生体
成分の結合を行った。
製造例1:生体成分の結合 (1)牛血清アルブミン(BSA)の結合平均粒径30
 X500nmの磁性鉄超微粒子の1.5mg/m1分
散液(P B 5SPH=7.2) に、30℃にてB
SAを500μm/m+および120 μm/mlの割
合で添加し、同温度にて3時間反応を行った。生成した
BSA担持超微粒子を遠心分離し、PBSにて数回洗浄
し、回収した。
(ii )グルコースオキシダーゼ(COD)の結合上
記(1)と同様な超微粒子3Qmgを、30℃にて20
m1のP B S (PH=7.2)に分散させ、次い
で10mgのCOD (シグマ社 Sigma Che
mical Company製)を加え、同温度で3時
間反応させた。得られた生成物を遠心分離により回収し
、PBSで3回洗浄した。
(iii) IgG−F ITC(フルオレセインイン
チオシアネート)の結合 uFP2mgをIgG 490μgを含むPBS8ml
中に懸濁し、4℃にて2時間結合反応を行う。その後U
FPを遠心分離し、PBSで5回洗浄し、螢光顕微鏡で
観察し、IgGが結合されていることを確認した。また
結合量は検量線法による螢光測定で実施できる。
(iv)BSAおよびCODの結合量の決定上記の如く
して得たBSAおよびCODを担持した超微粒子のBS
AおよびCODの結合量はローリ−法(Lowry法)
によって実施した。即ち、上記(i)および(ii )
の条件下で所定の反応時間経過後の溶媒としてのPBS
および洗液を併合し、その中に含まれるBSAおよびC
ODの量を公知のローリ−法で決定した。
得られた測定結果の1例(BSAの場合)を第4図に示
した。図において曲線1及び2は、それぞれBSAの初
期添加量が500及び120 p g /mlの時のデ
ータである。このデータをもとに計算すると、1gの超
微粒子(UFP)当たりのBSAの結合量は140+t
+g/ g LI F P (初期添加量500μm/
ml)および3Qmg/gU F P (初期添加量1
20 μm/ml)となった。
(■):生体成分の結合したUFPの分散性BSA及び
CODが結合したマイクロカプセル鉄超微粒子(BSA
−UFP及びGOD−UFP)のゼータ電位を前記の測
定法で求め分散性を評価した。
得られた結果を第4表に示した。
マイクロカプセル化鉄超微粒子に結合したCODの活性
を測定した。活性の評価は溶存酸素電極法により行った
。即ち、4mlの0゜1Mクエン酸−リン酸バッファー
(p)15.4)に空気をバブリングして飽和させ、こ
れに1.5mg/mlの割合で(ii)で得た超微粒子
を添加し、次いで0.1mlの0.5Mのデキストロー
ス溶液を添加した。この分散液の酸素濃度を溶存酸素測
定電極を用いて追跡することにより決定した。活性は消
費02のμmol/g U F P・m1n(II/g
)で表示した。得られた結果は、1330μmole○
2/ g−UF P−minであった。このイ直はピー
・イー・マーキイー(P、 E6Markey)著のバ
イオテクノロジー・アンド・バイオエンジニアリング(
Biotech、 and Bioeng、、)、Vo
l、X■(1975)に記載のCODの活性のデータの
約30倍であり、固定化後も非常に高い活性を維持して
いることが理解される。
発明の効果 一般に、生体成分を固定化することにより、熱、pH,
有機溶媒などに不安定であり緩和な条件下でしか使用で
きず、比較的失活し易いという生体成分の問題点が解消
され、適当な特異性を有し、高い活性を維持でき、固体
の化学触媒と同様に取扱うことができることは公知であ
る。本発明の生体成分担持マイクロカプセル化超微粒子
は、微粒子として強磁性体を用いているために、磁場誘
導による選択、分離、回収が可能である。従って、回収
後に再生、賦活化等を行いあるいは行うことなく再利用
することができる。これは高価な酵素等を用いる場合に
は経済的に極めて有利である。また本発明によるマイク
ロカプセル化磁性超微粒子は、微細であるため、毛細血
管等への移行が容易であり各種の生体成分を冒的とする
生体部位に遅搬し得る。
近年、生体成分を固定化して治療への応用も考えられて
いる。酵素療法は日々重要I生を増しつつあり、これに
は固定化アスパラギナーゼ、酵素欠損症、免疫吸着が挙
げられる。更に、人工腎耳嵌、人工肝臓、人工膵臓とし
て人工臓器への応用も考えられ、抗血栓性材料、遊離ヘ
モグロビン除去材料として生体適合性医療材料へも応用
でき、最近の傾向としては、人工血管、人工肺、人工腎
、人工肺などの人工臓器の機能素子としての応用も試み
られ始めた。従って、本発明の超微粒子は以上のような
各種応用分野において実用化を図るために有利であると
思われる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明において有用なマイ
クロカプセル化磁性体超微粒子A及びBの電子顕微鏡写
真であり、 第3図はVTSで処理した鉄超微粒子の炭素含量と、V
TSI度との関係をプロットしたグラフであり、 第4図は、固定化処理中におけるPBS中に残存する牛
血清アルブミンの濃度の反応時間に伴う変化を示したも
のである。 特許出願人  新技術開発事業団 角田美男

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性体超微粒子からなる芯材と、該芯材とその表
    面で化学結合した結合材からなるカップリング層と、該
    結合材の重合性官能基と少なくとも1種の重合性単量体
    との重合により得られた高分子被覆層と、該高分子被覆
    層に生体成分を固定化した担持層とで構成されることを
    特徴とする生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性
    体超微粒子。
  2. (2)上記磁性体超微粒子が、鉄、コバルト、ニッケル
    、マグネタイト及びこれらの強磁性合金及び化合物から
    成る群から選ばれることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載の生体成分を担持したマイクロカプセル化磁
    性体超微粒子。
  3. (3)上記結合材は、一般式 R−Si−X_3 〔ただしXは、ハロゲン、アルコキシ基、アルキルオキ
    シアルキレンオキシ基またはアルキルカルボニルオキシ
    基(3個のXは同一である必要はない)であり、Rはビ
    ニル基または、置換ビニルカルボニルオキシアルキル基
    である〕 を有するシラン系化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の生体成分を担持した
    マイクロカプセル化磁性体超微粒子。
  4. (4)上記シラン系化合物が、ビニルトリエトキシシラ
    ン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルビス(β−メ
    トキシエトキシ)シラン、ビニルトリクロロシラン、γ
    −メタクリロキシプロピルトリメトキシシランおよびト
    リメトキシシランから成る群から選ばれることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に
    記載の生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超
    微粒子。
  5. (5)上記重合性単量体が、メチルアクリレート、エチ
    ルアクリレート、ベンジルアクリレート、アクロレイン
    、o−、m−、p−メチルスチレン、o−、m−、p−
    エチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルトルエンお
    よびスチレンから成る群から選ばれる少なくとも1種か
    ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれか1項に記載の生成成分を担持したマイク
    ロカプセル化磁性体超微粒子。
  6. (6)上記生体成分が、酵素、蛋白、抗体の中から選ば
    れた1種であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第5項のいずれか1項に記載の生体成分を担持し
    たマイクロカプセル化磁性体超微粒子。
JP14791286A 1986-06-24 1986-06-24 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子 Expired - Lifetime JPH0725664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14791286A JPH0725664B2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14791286A JPH0725664B2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS635019A true JPS635019A (ja) 1988-01-11
JPH0725664B2 JPH0725664B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=15440916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14791286A Expired - Lifetime JPH0725664B2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725664B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522621A (ja) * 1998-03-19 2003-07-29 マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ 分解性コロイド原型上のナノ複合多層の静電的自己集成体による多層被覆粒子及び中空シェルの製造
JP2005287354A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Japan Science & Technology Agency バイオリアクター用担体およびこれを用いたバイオリアクター
WO2009067046A2 (fr) 2007-11-21 2009-05-28 Emanuel Institute Of Biochemical Physics Of Russian Academy Of Sciences (Ibcp Ras) Procédé de production de revêtement polymère sur la surface de particules
US8053073B2 (en) 2003-10-14 2011-11-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Process for producing resin-coated metal particles, resin-coated metal particles, and toner for forming circuit

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003522621A (ja) * 1998-03-19 2003-07-29 マックス−プランク−ゲゼルシャフト・ツア・フェルデルング・デア・ヴィッセンシャフテン・エー・ファオ 分解性コロイド原型上のナノ複合多層の静電的自己集成体による多層被覆粒子及び中空シェルの製造
US8053073B2 (en) 2003-10-14 2011-11-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Process for producing resin-coated metal particles, resin-coated metal particles, and toner for forming circuit
JP2005287354A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Japan Science & Technology Agency バイオリアクター用担体およびこれを用いたバイオリアクター
WO2009067046A2 (fr) 2007-11-21 2009-05-28 Emanuel Institute Of Biochemical Physics Of Russian Academy Of Sciences (Ibcp Ras) Procédé de production de revêtement polymère sur la surface de particules
WO2009067046A3 (en) * 2007-11-21 2009-08-06 Emanuel Inst Of Biochemical Ph Method for producing polymer coating on particle surfaces
EP2223758A2 (en) * 2007-11-21 2010-09-01 Emanuel Institute of Biochemical Physics of Russian Academy of Sciences (IBCP RAS) Method for producing polymer coating on particle surfaces
US8691347B2 (en) 2007-11-21 2014-04-08 Emanuel Institute Of Biochemical Physics Of Russian Academy Of Sciences (Ibcp Ras) Method for producing polymer coating on particle surfaces
EP2223758A4 (en) * 2007-11-21 2014-09-17 Emanuel Inst Of Biochemical Physics Of Russian Academy Of Sciences Ibcp Ras PROCESS FOR PRODUCING POLYMERIC COATING ON PARTICLE SURFACE

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0725664B2 (ja) 1995-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100355006B1 (ko) 폴리비닐알콜을 토대로 한 자기중합체 입자, 그것의 제조방법 및 용도
US4438239A (en) Microsphere coated substrate containing reactive aldehyde groups
US4678814A (en) Polyacrolein microspheres
CN1152055C (zh) 磁性微球的表面包覆和基团功能化修饰方法及所得微球及其应用
US4413070A (en) Polyacrolein microspheres
US4622362A (en) Polyacrolein microspheres
JP2536995B2 (ja) 酵素固定法
US5814687A (en) Magnetic polymer particle and process for manufacturing the same
US20090099342A1 (en) Process for Preparing Composite Particles, Composite Particles Obtained, and Their Use in a Diagnostic Test
JPH06501394A (ja) アズラクトン官能性の高分子担体に共有結合で固定化した生理活性物質とその製法
CA1212058A (en) High-surface-area systems for immobilization of substrates containing nucleophilic groups
JPS6315551B2 (ja)
US20130149538A1 (en) Carrier polymer particle, process for producing the same, magnetic particle for specific trapping, and process for producing the same
Piskin et al. Monosize microbeads based on polystyrene and their modified forms for some selected medical and biological applications
US4534996A (en) Hybrid microspheres
JP3441496B2 (ja) アフィニティー分離材料
JP4911280B2 (ja) 有機ポリマー粒子およびその製造方法
JPS635019A (ja) 生体成分を担持したマイクロカプセル化磁性体超微粒子
JPS6119103A (ja) 磁性粒子
JPH0131931B2 (ja)
JPS62231171A (ja) 標識複合体
JPH074243B2 (ja) 再分散性生理活性物質固定化用担体粒子
JP2009106797A (ja) 粗面化処理が施された高密度機能性粒子、その製造方法およびそれを用いた標的物質の処理方法
JPS63198872A (ja) 再分散性生理活性物質固定化用担体粒子及びその製造方法
Dinc Inhibitor-assisted synthesis of core-shell molecularly imprinted microparticles for protease recognition