JPS6398442A - 印刷版検査方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、印刷製版に使用する印刷用分解版及び刷版
の印刷版検査方法に関する。

（発明の技術的背景とその問題点） 従来、印刷物の製版から本機刷りまでの印刷工程では専
門の係員が目視により印刷版の検査を行なっていた。

第５図はこの印刷工程の動作を示すフローチャートであ
り、カラー原矛高をカラースキャナで色分解し、作成さ
れた印刷用分解版を写真的な方法（ネガの焼付、現像）
による簡易校正システムにより簡易校正をしくステップ
ｓｉ）　、簡易校正された分解版を目視検査する。

この目視検査は検査項目として、 ■色調 ■トーン ■シャープネス ０倍率（寸法） について行ない、０にであれは製版をして（ステップＳ
２．Ｓ３）、得られた原版（色分解版）を１］視検査を
する（ステップＳ４　、　Ｓ５）。

この目視検査は検査項目として ■印刷物のゴミ、キズ ■絵柄の色調 ■文字の差替え状態 ■全体の体裁 について行ない、ＯＫであれば校正刷と称される印刷物
を作成しくステップ５６．Ｓ７）、発注元の承認をとり
（この時点で校正刷は校了紙と称される）本機（木香の
印刷を行なうための印刷機）で刷出しを行い得られた印
刷物が目視検査される（ステップＳ８，５９）。

この目視検査は検査項目として ■刷版のゴミ、キズ ■刷版の見当 ■絵柄の色調 ■文字及び絵柄の仕様体裁 ０頁面付け について行なう。なお、ここでの目視検査はステップＳ
７で得られた校了紙を参考として行なわれ、ＯＫであれ
は（ステップ５１０）、本機刷りが行なわれ印刷物が完
成する（ステップ５ｌｌ）。

しかし、このような目視による検査方法では検査に多大
な時間を要すると共に、検査中は印刷機が本稼動せず、
全体の印刷工程の効率が低下してしまう。又、目視検査
は熟練された専門の係員が必要であり、係員の見落しに
よる検査のバラツキを生ずるという問題点がある。又、
一部電気的手段を使用して検査をする装置も知られてお
り、この装置は各色毎に画像をカメラで人力し、デジタ
ル化してメモリに格納しておき、ゴミ、キズ、見当等の
状態をディスプレイ装置に表示し、この表示と校了紙を
係員が目視でチェックするようになっている。しかし、
このような装置では合成ポジ（集版後の原版）の検査し
かすることができず、上述のような印刷工程の全体には
適用することはできなかった。

（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされた。ものであり
、この発明の目的は、印刷製版工程から米機刷工程まで
の検査工程の能率化を計ることで、印刷機の稼動率を向
上した印刷版検査方法を提供することにある。

（発明の概要） この発明は印刷版検査方法に関するもので、印刷製版に
用いる印刷分解版より刷版を得ると共に、前記刷版を撮
像して刷版画像データを作成し、前記印刷分解版より校
了紙を得ると共に、前記校了紙を撮像して校了紙の像デ
ータを作成し、前記刷版画像データと前記校了紙画像デ
ータとを比較して得た差データに基づいて、前記刷版の
検査をするようにしたものである。

（発明の実施例） 第１図はこの発明の一実施例である印刷版検査方法の動
作を示すフローヂャ−１・であり、この方法では、先ず
カラー原稿がカラースキャナで色分解され、作成された
分解版が上述のようにして簡易校正をされ（ステップ５
２０）、検査がＯＫであれば製版をしくステップ５２１
，５２２）、得られた原版（分解版）から（ステップ５
２２）、校正機を使用して校正刷りを作成しくステップ
５２３）、得られた校了紙をヂエック（文字２色調、ゴ
ミ、キズ、見当等）し、ＯＫであれば（ステップ５２４
）、校了紙の校了画像を後述する検査装置で人力し画像
データとして記憶する（ステップ５２５）。

一方、校了紙に対応する刷版（印刷用版）を作成しくス
テップ５２６）、この刷版の画像を上述の検査装置で入
力し画像データとして記憶する（ステップ５２７）。検
査装置により刷版の画像データと校了紙の画像データと
を比較しくステップ５２８）、両画像データ間の差デー
タを抽出する。抽出された差データを検査装置に設けら
れた表示装置に表示する（ステップ５２９）。

ここにおいて、差データの表示項目どしては■差データ
の画像 ■差データと校了紙の画像データとを重合せた画像 ■差データと刷版の画像データとを重合せた画像 ■校了紙の画像 ■刷版の画像 ■校了紙の画像データ及び刷版の画像データを重合せた
画像 があり、これらの表示項目は検査装置により自動的に判
定され、刷版の良、不良の判断か行なわれ、ＯＫであれ
ば本機刷りを行なって印刷物を作成する（ステップ５３
０，５３２）。又、不良であれは検査装置はその不良が
刷版時のものか、製版時のものかを判定して表示しくス
テップ５３０゜５３１）、また不良個所にアイマーク等
が示され、オペレータか不良の発生した工程を再度やり
直す。

第２図は上述の校了紙及び刷版を〜】像人力する検査装
置７０の正面を示し、第３図はその側面を示している。

この検査装置７０の人力機構には、本出願人により出願
されている特開昭５６−５４３０９号の人力機構と同様
なものが使用される。すなわち、第２図及び第３図に示
すように、検査装置７０の前面パネル７１は傾斜を有し
た斜面となっており、その上部端及び下部端にはそれぞ
れラック３１及び７３が設けられていると共に、前記パ
ネル７１の中央部には対象物２０（校了紙及び刷版）を
装着するためのステ°−シフ４が配置されている。対象
物２０はビン７５及び７６により位置決めされると共に
、吸引装置（図示せず）でステージ７４に吸着されるよ
うになっている。

又、ステージ７４は多孔性シート又は多数の小孔が穿設
された板で構成されている。ラック３１及び７３の間に
は画像検査装置を有し、上部には箱状の走査装置１〇八
が配設されており、この走査装置１０Δの上面にはキー
ホード４７と表示装置４８とが設けられている。なお、
対象物２０はこの走査装置１〇八とステージ７４との間
に挿入して装着されるようになっており、走査装置１０
Δを図示のＭＮ方向に移動させることにより、その内部
下方に設けられた画像検査装置か対象物２０を線走査す
るようになっている。

第４図は画像検査装置のブロック構成を示しており、画
像検査装置は上述機構ＸＹに走査される１次元ＣＣＤカ
メラ１００と、画像処理を実行する画像処理装置１．１
０と、コンピュータ１３０とから構成されており、コン
ピュータ１３０には表示装置１ｉ４８及びキーボード４
７か接続され、キーボード４７により必要データが人力
され、表示装置４８に画像が表示されるようになってい
る。

このような構成において、対象物（刷版等）２０はＣＣ
Ｄカメラ１００により撮像される。この場合、ＣＣＤカ
メラ１００は走査装置１０Ａ内でＹ方向に上下動し、走
査装置１０ＡのＭＮ方向（Ｘ）への移動と相撲って対象
物２ｏを２次元的に撮像する。

出力された画像データＧＤが画像処理装置１１０に人力
され、画像のシェーディング補正、ノツチコントロール
、ランレングス化が行なわれ、処理データＳＤがコンピ
ュータ１３０に入力され、キーボード４７による必要デ
ータが人力される。

これによりコンピュータ１３０は処理データＳＤをデー
タ処理し、上述の如く表示装置４８に表示すると共に、
自動的に刷版の良、不良の判断が行なわれ、良品であれ
ば表示装置４８に例えはＯＫを表示し、不良であれば例
えはＮＧを表示する。

又、不良の場合はその不良が刷版時のものが製版時のも
のかを自動的に判定して表示する。

（発明の効果） この発明の印刷版検査方法によれば、製版工程の検査と
刷版工程の検査が並行して行なえるので、製版から本機
刷りに至るまでの時間を大幅に短縮することができ、さ
らに刷版の不良箇所の発見がきわめて容易に行なえると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例である印刷版検査方法の動
作を示すフローヂャート、第２図は検査装置の正面図、
第３図はその側面図、第４図は画像検査装置のブロック
構成図、第５図は従来の印刷工程の動作を示すフローヂ
ャートである。 ４７・・・キーボード、４８・・・表示装置、７ｏ・・
・検査装置、１００・・・１次元ＣＣＤカメラ、１１０
　用画像処理装首、１３０・・・コンピュータ。 １Ｎ開１］、’７Ｇ３−９８４４２（４）某２日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印刷製版に用いる印刷分解版より刷版を得ると共に、前
   記刷版を撮像して刷版画像データを作成し、前記印刷分
   解版より校了紙を得ると共に、前記校了紙を撮像して校
   了紙画像データを作成し、前記刷版画像データと前記校
   了紙画像データとを比較して得た差データに基づいて、
   前記刷版の検査をするようにしたことを特徴とする印刷
   版検査方法。