JP2001022892A - 背景のモデルと文字のモデルとを結合することによって構造化された背景上の文字を自動認識する方法 - Google Patents

背景のモデルと文字のモデルとを結合することによって構造化された背景上の文字を自動認識する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字の自動認識方法に関し、コントラストの
高い構造化された背景の図柄に印字された、文字を電子
手段によって自動認識する方法を提供する。 【解決手段】 背景のモデルを生成する段階では、電子
カメラで数個のサンプルの背景だけの画像を取込む。次
に白い背景に印字された文字集合の画像を取込むか、又
は選択されたフォントの文字から成る市販のコンピュー
タファイルを使用して認識対象のモデルを生成する。認
識段階では、認識対象の各文字の位置が背景の図柄の印
字位置に対して測定される。各認識対象の文字は、未確
認の文字の相対位置はそのままで記号のモデルと背景の
モデルとを結合して得られたモデルと比較される。背景
付き文字は、任意の周知の認識方法を用いて同一の位置
で同一の背景に結合された文字のモデルと比較される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背景が非常にコン
トラストの高い構造物の図柄であってそのため文字構造
にかなり干渉するような構造物の図柄を表す場合でも、
任意の媒体に印字された文字を自動認識する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のシステムは、大抵、非常に巧妙に
精巧に設定された閾値を用いて背景から文字を分離する
ことによって、上記の干渉を回避する。しかし、背景の
構造物の図柄のコントラストが非常に高い時、特に、文
字の位置が構造物の図柄に対して可変である場合、この
方法はうまくいかない。その場合、文字の画像には背景
の痕跡が残ることがある(閾値を越える痕跡)。あるい
は、文字構造の一部は閾値を越えていなければ、文字画
像は不完全なものとなる。例えば、紙幣の場合、通し番
号の印字は残りの部分の印字とは別の段階( 通常後に)
に通常別のプリンタで行われる。そのため、記入は不完
全で、通し番号は背景に対して「 移動」 してしまう。通
し番号は、紙幣の構造化領域すなわち図柄領域に印字さ
れる場合、背景の構造物の図柄に対して移動する。この
場合、背景の構造物の図柄のために、文字の検索や文字
の区分けを行っても失敗する恐れがある。
【0003】実際、一概には言えないが、抽出認識方法
は次の段階で構成される。
【0004】・文書の画像、より一般的には、認識対象
の文字を含むオブジェクトを取込む段階。取込みは、電
子カメラで実行される。その後、普通は、コントラスト
を向上させノイズを削減するために演算が実行される。
【0005】・認識対象の文字の位置を画像(電子画
像)から検索する段階。検索は、照度の突然の変化(例
えば、白から黒への切替わり)、特に変化の空間分布に
対する分析に基づいて実施される。
【0006】・識別領域を小領域へ区分けする段階。各
小領域には文字が一つ存在する。区分けは、例えば、文
字行に平行な部分への黒濃度の投影を分析することによ
って実施される。黒濃度の最小値が文字間の白空間に相
関づけられる。
【0007】・このように分離された文字を、一つ一
つ、重畳性の観点(「 テンプレート整合」 として周知の
手法)あるいは垂直や水平や斜めに一列になった特徴的
な構造物の図柄の順序(「 特徴抽出」 あるいは構造分析
として周知の手法)の見地から、活字全部および/ある
いは数字全部の基本型( モデル)と比較する段階。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この場合、文字として
区分された画像部分に実際の文字の形状とは程遠い構造
物の図柄が存在する(例えば、背景の構造物の図柄に属
する線)とき、前記の基本型との比較が失敗する恐れが
非常に高い。この場合、文字/背景分離段階で非常に極
端な閾値を決定した後には文字構造の各部を識別するこ
とができない恐れがある。
【0009】そのため、前述の高いコントラストを伴い
高度に構造化された背景に印字された文字の自動認識方
法は真価が十分に発揮されないことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、認識対
象の文字が印字されたオブジェクトは、例えば(リニア
あるいはマトリックス型白黒あるいはカラー)CCD カメ
ラ等の周知の光電子手段を用いて、認識対象の文字の電
子画像を生成するのに望ましい解像度で光学的に分析さ
れる。「 限界点」 画像が電子画像として使用される。特
に、矩形マトリックスとして組織される濃度値の離散的
な集合が使用される。マトリックスの各要素は、所謂ピ
クセルであり、オブジェクトの対応部分から反射される
光の強度に対応する。カラー画像の場合、各ピクセルの
赤成分と緑成分と青成分とに対応する三つのマトリック
スで構成される。簡単のために、白黒画像の場合につい
て述べる。カラー画像の場合は、同様の動作を三つのマ
トリックスに対して繰り返すだけである。本発明の目的
は、高度に構造化された背景に印字された文字の電子画
像における自動認識である。背景のコントラストは文字
構造のコントラストに匹敵する( 例: 図1の(c))。本
発明にかかわる方法の第一段階は、一つ以上のサンプル
背景の図柄だけで文字の何もない画像を取込んで背景の
モデルを生成することである(図1の(b))。
【0011】特に、所謂サンプル画像の平均画像をモデ
ルとして使用することができる。黒白画像の場合、平均
マトリックスは一つであるが、カラー画像の場合、平均
マトリックスは赤のと緑のと青のと三つ存在する。認識
対象のシンボル(例えば、活字および/あるいは数字)
モデルは、白い背景に印字された文字集合の画像を取込
むことによって、あるいは、コンピュータファイルの電
子画像を直接用いることによって順じ生成される。コン
ピュータファイルの電子画像は、現在では、大抵の「 フ
ォント」 のものが市販されている。第一の例では、認識
対象である各シンボルのモデルが、白い背景に印字され
た同一の記号の一定数の標本の画像の平均画像として構
築される。
【0012】シンボルのモデルと背景のモデルとが構築
されると、第一段階が終了する。第一段階を「 学習段
階」 と呼ぶ。
【0013】認識段階では、次の段階が実行される。 −認識対象のサンプルの画像であって、背景に印字され
た未確認文字が未確認の位置に存在する画像を取込む段
階(例えば、図2の(a))。
【0014】−周知の画像登録方法のどれか、例えば最
大相関法を用いて取込んだ画像に伴う背景モデルを登録
する段階。
【0015】−取込んだ画像から(登録された)モデル
を減算する段階。背景がほとんど除去された差画像か
ら、文字位置が明らかとなる(図2の(b)、画像から登
録された背景のモデルを差引いた差)。
【0016】−差画像における各文字の位置を検出する
段階。これは、濃度の急峻な変化を分析して白黒切替え
するなどの文字を探し出し区分けするための周知の方法
のどれかに従って実施される。文字位置毎に、シンボル
のモデルと同じ寸法の小画像に分離する(図3の(b)、
区分けされた文字の小画像)。
【0017】−各未確認文字に対応する背景の小画像か
ら登録された背景のモデルを抽出する段階。
【0018】−文字位置毎に、シンボルのモデルと対応
する背景モデルの小画像とを結合する段階( 図3の
(c))。背景のモデルは、認識対象の文字を含む画像の
背景と一緒に登録されているので、結合小画像における
数字のモデルおよび/あるいは活字のモデル、すなわち
相対的な文字/背景位置は未確認画像のと同じである。
合成では、未確認画像と同じ背景をもつ記号(活字およ
び/あるいは数字)の新しい基本型( 合成モデル)が、
各文字位置毎に生成される。改良された一つ合成方法に
ついて「 好適な態様例の説明」 で述べる。ただし、別の
人によって提案された方法のいずれも使用することが可
能である。
【0019】−未確認文字を一つ一つ前段階に結合され
た全てのモデルと比較する段階。背景が同じで位置が同
じ記号のモデルとの比較によって背景付きの文字を認識
できる。周知の認識方法のどれか例えばテンプレート整
合法や特徴抽出法を使用することも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、紙幣に印字された通し番号
の自動認識にかかわる好適な態様例の一つについて、本
発明の一例として述べる。実際、紙幣の通し番号は、紙
幣の図柄の一部あるいは全部として印字されている。特
に、紙幣の印字は、異なる方法、一般的には少なくとも
オフセット法と銅版法とを混合させた方法に従って実施
される。後者は、非常にコントラストを高くして多数の
線を用いて領域を表す。この領域に通し番号が印字され
ると、従来の方法では背景から文字を分離してさらに認
識することは困難である。シリアル番号は通常、オフセ
ット及び銅板の後、最終製造段階で印刷され、異なる機
械によって行なわれる。非常に高性能の登記システムを
使用しても、通し番号と背景の図柄との間の相対的な記
入具合は変動する。通し番号は普通2 、3 ミリ「 移動」
する。
【0021】図4は、紙幣の通し番号を認識するための
システムの構成を示す。リニアCCDカメラ1 は、レンズ2
と照明系3 と共に使用され紙幣4 の画像を取込む。紙
幣4が吸着リボン5 で搬送される間に、通し番号が読取
られる。
【0022】カメラによって走査された線は、画像演算
サブシステム6 の第一バッファメモリ回路に順次格納さ
れ、各紙幣の電子画像が生成される。
【0023】画像演算サブシステム6 は、特別のハード
ウェアかデジタル信号プロセッサ(DSP) や超高速PCなど
のプログラム可能コンピュータに基づくものであり、学
習段階(背景のモデルと文字のモデル)と認識段階とに
おいて様々な演算を実行する。
【0024】背景モデル学習段階では、 −「 背景学習集合(BLS)」として選択された番号のない紙
幣の画像を取込み適宜のメモリに格納する。
【0025】−操作インターフェイス7 のコンソールを
用いて、自動的に(例えば、BLS の最初の画像)あるい
はオペレータの助けを得てBLS から登録する「 基準」 画
像を抽出する。
【0026】−まず各画像の基準画像に関して水平変位
Δx と垂直変位Δy とを識別し、次に−Δx と−Δy だ
け移動させることによって、BLS の全ての画像全部を登
録する。本態様例では、変位は最大相関法に従って測定
される。例えば、オペレータによって選択された座標(x
0 、y0) (文字印刷の領域外)に中心を合わせた基準画
像の小さな矩形部分S0( 登録の芯部) と、中心がBLS の
画像の各位置( ピクセル) に合わせて少しづつずらされ
る。寸法が同じ部分S1とを比較して、相関係数が最大に
なる(二つの画像が最良の状態で重畳されることを示
す)位置(x1 、y1)を検出する。ずれは、次の式で与え
られる: Δx=x1 −x0 及びΔy=y1 −y0
【0027】本態様例によれば、背景のモデルMbは、基
準画像として登録されたBLS の画像の演算平均として求
められる。
【0028】シンボルのモデルの学習段階に、画像演算
サブシステム6 は、 −白い背景上で印字をしたい紙幣集合の画像を取込む、
すなわち、通し番号に用いられて周知の位置に存在する
数字および/あるいは活字全部を取込む(文字学習集合
(CLS) )。
【0029】−CLS の画像を小画像へと区分けする。各
小画像には一つの文字が存在する。本態様例によれば、
区分けは、文字が白い背景に印字されているときには非
常に有効な標準的な方法であり白黒変遷を分析する方法
に従って実施される。
【0030】−例えば、基準にとられたCLS の最初の紙
幣の位置に対し、登録された小画像の各位置のCLS に対
する平均として各シンボル(数字又は文字)のモデルMs
を生成する。登録と平均化とは、上記の背景の場合のよ
うに実行されるが、登録の芯部は文字の小画像全体に一
致する。普通、紙幣の通し番号は、単一のフォントのア
ルファベットと数字とで構成されるため、シンボルのCL
S 紙幣上の位置は、通常一つで充分である(単一のA,単
一のB など)。あるいは、フォントが多数用いられる場
合は、フォントと同数の位置がシンボル一つに対して必
要である(例えば、ニューヨーク、クーリエ、ジュネー
ブなど)。
【0031】認識段階には、本発明の本態様例によれ
ば、画像演算サブシステム6 は、画像の取込みの後に、 −まず、モデルの学習のために使用したのと同じ登録の
芯部と同じ相関方法とを用いて、読取り対象の各紙幣の
背景の画像を背景のモデルに登録する。
【0032】−完全な紙幣から(登録された)背景のモ
デルを差引いた差画像を生成し、文字位置を検索する。
前記の変遷分析法を使用する。通し番号が印字されるの
は背景の図柄からほんの2 、3 ミリだけ移動した位置の
ため、通常、検索は紙幣の限られた領域に対して実行さ
れる。
【0033】−異なる画像に登録された文字位置毎に、
背景モデルの対応する小画像を抽出する。登録されてい
るので、小画像は未確認の文字が印字された背景の一部
となっている。
【0034】−各文字位置毎に、背景のモデルMbの対応
する小画像と記号のモデルMsとを結合する。
【0035】文字と背景とが結合した新しいモデルが、
読取り対象の紙幣上の同一の相対位置に各文字位置毎に
生成される。本発明のこの態様例では、前記の結合モデ
ルMcは次の等式に従ってピクセル毎に生成される。
【数3】
【0036】背景が最初に印字されて次に文字が印字さ
れる場合、
【数4】
【0037】いかなる場合にも、K0及びK1はインクの特
徴と用紙の特徴とを示す定数である。等式(1) と(2) に
おいて、第一項(K0MbMsの積)にはインクの透過率と用
紙の反射率とが反映される。一方、第二項は最後に印字
されたインクの表面の反射率と関連する。
【0038】−文字位置毎に、紙幣の対応する小画像と
新しい全てのモデル(文字と背景)との間の相関係数を
算出する。処理対象の文字は前記の相関係数の最大値に
対応する結合モデルのものとして認識される。
【0039】−本発明の本態様例によれば、相関係数の
最大値は閾値と比較され、これによって、文字の印字品
質と各文字位置に対応する小画像の背景の印字品質とが
検証される。印字品質が良い(処理対象の小画像と結合
モデルとがほぼ同じ)場合、係数は1 に非常に近くな
り、一方印字品質が非常に悪いとゼロに近い係数が得ら
れる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば高い
コントラストを伴い高度に構造化された背景に印字され
た文字の自動認識が可能となる。別の好適な態様例とし
ては次のものが上げられる。 a)手紙、はがき、ラベル、小切手、又は郵便為替とい
った紙幣以外の文書中の文字の認識への応用例。
【0041】b)リボン搬送系の代わりに寸法の大きな
用紙に望ましい搬送系、例えば印刷機のシリンダや参照
文献(4 )の特許に係わる搬送系を用いる例。 c)リニアカメラの代わりにマトリック型カメラを用い
る例。
【0042】d)BLS の画像の平均画像を背景の登録用
の基準画像として使用する例。 e)背景の登録のための登録芯部を、例えば参照文献
(1 )の方法に従って自動的に抽出する例。 f)背景のモデルを平均化以外の方法、例えば参照文献
(2 )の方法に従って構築する例。
【0043】参照文献 (1 )L .ストリンガ(Stringa): 「 弾力性のあるモデ
ルによる印字品質の自動点検」 (モナコ公国国務省によ
って認可された特許第2411.99.2479号(1999年4月27
日)) (2 )L .ストリンガ(Stringa):「 基準モデルの生成方
法」 (米国特許第5.778.088 号(1998年7 月7 日)) (3 )L .ストリンガ(Stringa):「 多色画像の印字品質
を自動的に調べるための方法」 (欧州特許出願第978101
60.8-2304 号) (4 )L .ストリンガ(Stringa):「 印字用紙特に安全保
障用紙の品質管理のための設備」 (米国特許第5.598.00
6 号(1998年1 月28日)) (5 )ライス・ナギィ・ナルトカ(Rice Nagy Nartkr):
「 光学文字認識」 (クルワール(Kluwer)学術出版(1999
年))
【図面の簡単な説明】
【図1】コントラストの高い高度に構造化された背景に
印字された文字の一例(1)を示す図である。ここで、
(a)は白い背景に印字された文字列であり、(b)は背景
の図柄であり、(c)は背景(b)に印字された文字列(a)
である。
【図2】コントラストの高い高度に構造化された背景に
印字された文字の一例(2)を示す図である。ここで、
(a)は図1の(c) と同じである。(b)は、完璧に印字さ
れた紙幣の画像から登録された背景モデルを差引いた結
果を示す。
【図3】コントラストの高い高度に構造化された背景に
印字された文字の一例(3)を示す図である。ここで、
(a)は認識対象の文字が存在する紙幣の一部を示し、
(b)は区分けの結果としての各文字位置に対応する小画
像を示す。(c)は、登録された背景の小画像と全ての可
能なシンボルのモデルとが結合されたモデルを各文字位
置毎に示す。図示の例では、処理対象の文字(b) は、白
い背景に印字されたシンボルのモデル(d) ではなく結合
モデル(c) と比較されるため、一層効率良く認識され
る。(d)は白い背景に印字されたシンボルを示す。
【図4】本文中に記載の認識システムの典型的な構成を
示す図である。
【符号の説明】
1…リニアCCDカメラ 2…レンズ 3…照明系 4…紙幣 5…吸着リボン 6…画像演算サブシステム 7…コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 7/00 350 G06T 7/00 350Z G07D 7/12 G07D 7/12 7/20 7/20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景が非常にコントラストの高い構造物
    の図柄を表す場合であっても、画像取入れ用の光電子装
    置と画像演算システムとを使用して、任意の媒体に印字
    された文字を電子手段によって自動認識するための方法
    であって、次の段階で構成され、 a)学習段階 a−1 )一つ以上のサンプルの背景だけの画像を取込む
    ことによって背景のモデルを生成すること、 a−2 )一つの記号に対して少なくとも一つの文字を含
    む白い背景に印字された文字集合の画像を取込むことに
    よって文字(記号、アルファベットおよび/あるいは数
    字)のモデルを生成すること、 b)認識段階 b−1 )認識対象のサンプルの画像であって、背景に未
    確認文字が印字された画像を取込むこと、 b−2 )取込んだ画像の背景を有する背景のモデルを登
    録すること、 b−3 )各未確認文字に対応する背景の小画像から登録
    された背景のモデルを抽出すること、 b−4 )文字位置毎に、活字のモデルおよび/あるいは
    数字のモデルと対応する背景の小画像とを結合すること
    (結合モデル)。 b−5 )未確認文字と同一の文字位置に対応する全ての
    結合モデルとを比較すること、 b−6 )「 テンプレート整合」 法によって記号に対応す
    る未確認文字、最適に重畳された結合画像、を認識する
    こと、から成る方法。
  2. 【請求項2】 背景のモデルは、BLS (背景学習集合)
    の画像の一つである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 背景のモデルは、相いに登録されたBLS
    画像の平均画像である、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 背景のモデルは、周知の文字/背景分離
    方法に従って、背景又は文字のいずれかが存在するサン
    プル集合から求められる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 認識対象の記号のモデルは、CLS の対応
    する画像の平均画像として求められる、請求項1 〜4 の
    いずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 認識対象の記号のモデルは、コンピュー
    タファイルから求められる、請求項1 〜4 のいずれか一
    つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 良好に重畳されたカラーチャネルに対し
    て認識を実行するカラー画像取込み系を使用する、請求
    項1 〜6 のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 色の組合せに対して認識を実行するカラ
    ー画像取込み系を使用する、請求項1 〜6 のいずれか一
    つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,7,8に従って
    構築される登録された背景のモデルを差引くことによっ
    て、各処理すべき画像について背景から未確認の文字を
    分離することを特徴とする画像を得る方法。
  10. 【請求項10】 背景のモデルと記号のモデルとの結合
    は、下記式(1 )と(2 )とに従って実行される請求項
    1 〜8 のいずれか一つに記載の方法。 【数1】 【数2】
  11. 【請求項11】 各文字位置の小画像と認識段階に選択
    された対応する結合モデルとの間の相関係数値と閾値と
    を比較することによって印字品質を検証する、請求項1
    〜10のいずれか一つに記載の方法。
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