JPS6398372A - 顆粒状食品の製法 - Google Patents

顆粒状食品の製法

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JPS6398372A
JPS6398372A JP61244832A JP24483286A JPS6398372A JP S6398372 A JPS6398372 A JP S6398372A JP 61244832 A JP61244832 A JP 61244832A JP 24483286 A JP24483286 A JP 24483286A JP S6398372 A JPS6398372 A JP S6398372A
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JP
Japan
Prior art keywords
stirring
food
particle size
granules
granulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP61244832A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Koiwa
小岩 洋一
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KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は顆粒状食品の製法に関する。特に、本発明方法
は該食品の連続的製法としてすぐれている。
従来の技術及び問題点 粉末状食品の流動性、吸湿性、同化性、飛散性、溶解性
等の欠点を改善する目的で食品を、顆粒状にすることが
広く行われている。
従来、食品の顆粒製造装置としては、押し出し造粒機、
流動層造粒機、混合攪拌造粒機、連続式攪拌造粒機等が
よく使われている。押し出し造粒法は形状の揃った外観
の優れた顆粒を作ることが出来るが生産性が低い。流動
層造粒法は造粒時間が長く生産性は高くないが、顆粒は
ソフトで溶解性に優れている。混合攪拌造粒法では、他
の造粒方法に比較して大きな顆粒を得ることが出来るが
連続生産には適していない。連続式攪拌造粒機としては
、第1図に示す様な、高速回転する翼を装備した垂直円
筒容器よりなる造粒機があげられる。
原料は投入口4から、又バインダー液はノズル6から連
続的に供給される。原料は高速回転する攪拌翼3で攪拌
され、旋回しながら落下する間にバインダー液の作用を
受けて造粒される。この様な造粒過程は連続的に進行す
るので生産性が極めて高<400kg〜3 t /hr
の造粒を一人の作業員で行うことも可能である。しかし
顆粒の品質は、粒度分布がやや広く、又、一般的に顆粒
の粒径が他の造粒法によって得られる顆粒よりも小さく
いわゆる細粒を作るのに適している。また気流中で造粒
される為、顆粒の形状は不定形で比容の大きいソフト顆
粒が得られ易い。従って生産性が極めて優れているにも
係らずこの方法で製造される顆粒状食品の種類は制限さ
れる場合がある。
粒子形状がある程度光まっていて粒径が大きくまた粒度
分布が狭い顆粒を所望の見掛比容の範囲内に連続的に効
率良く生産する方法はまだ開発されていない。
問題点を解決するための手段 本発明方法によると、垂直に保持された円筒内を、円筒
の中心線方向に軸をもつ攪拌翼で攪拌され、旋回しなが
ら落下する粉末状の食品にバインダー液を噴霧して造粒
した後、該造粒した顆粒を更に混合攪拌又は転動させ、
ついで乾燥することにより、粒子形状が丸く、粒径が大
きくかつ粒度分布の狭い顆粒食品を連続的に効率よく生
産することができる。
本発明方法で得られる顆粒状食品としては、例エバ、イ
ンスタントスープ、コーヒー、ミルク、カレー、各種調
味料、各種エキス類等があげられ前記顆粒状食品を得る
為の原料としては、インスタントスープでは小麦粉、澱
粉、食塩、肉、野菜エキス粉末等が、コーヒーではコー
ヒー粉末、グラニユー糖、デキストリン、油脂粉末等が
、ミルクでは脱脂粉乳、全脂粉乳、グラニユー糖等が、
カレーでは小麦粉、カレー粉末、コーンスターチ、食塩
、砂糖、オニオン粉末、グルタミン酸ソーダ等が、調味
料では食塩、グルタミン酸ソーダ、核酸、有機酸、蛋白
加水分解物、エキス類、デキストリン等がそれぞれあげ
られる。
バインダーとしては、水、油脂、パインデクス、澱粉、
グルコース、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、カゼイ
ン、コラーゲン、アビセル、アラビアガム等があげられ
る。
本発明で用いられる高速攪拌型連続式造粒機の一例を第
1図に示す。この造粒機は、主に円筒容器1と高速回転
軸2から構成されていて、両者の中心線は一致している
。高速の回転軸2には羽根ホルダーが取りつけられてい
て、この羽根ホルダーには攪拌翼3が固定されている。
原料は投入口4から投入され、2000〜3000 r
pmで高速で回転する攪拌翼3によって生じる旋回気流
によって浮遊旋回しながら落下する。バインダー液は、
ノズル6から連続的に噴霧される。浮遊旋回しながら落
下する原料粉末は、粉末同志の衝突及び衝突によって形
成された粒子と粉体との衝突によって相互に付着し造粒
される。円筒容器1の内面は、濡れた粉体や顆粒が付着
してスケールを形成しないように、例えば、テフロンの
様な撥水性の素材で表面を処理しても良いし、又はゴム
の様な素材で作り外部から力又は衝撃を加えてスケール
の成長を防止する様に工夫することも出来る。
本発明で用いられる混合攪拌型造粒機の一例を第2図に
示す。この造粒機は、変形円筒容器7と底面に垂直方向
に回転軸をもつ攪拌装置によって構成されている。攪拌
装置としては、攪拌翼8を装備したものが用いられる。
攪拌翼8の替りに皿状の円板を装備しても良い。ここで
云う混合攪拌型造粒機は、前記の高速攪拌型連続式造粒
機の筒底部下方に設置される。この高速攪拌型連続式造
粒機と混合攪拌型造粒機とが組み合わされた装置が第3
図に示される。第1図で示される様な高速攪拌型連続式
造粒機で造粒され落下してくる湿潤顆粒を第2図に示さ
れる様な混合攪拌型造粒機に直接又はシュート等によっ
て導く。混合攪拌型造粒機の回転軸は通常3Qrpmか
ら1100Orpの範囲で回転させる。このとき大き過
ぎる粒が形成される場合を想定して円筒容器側面に円筒
の半径方向に回転軸をもつ解砕装置9を装備することも
出来る。攪拌翼8によって混合、攪拌及び/又は転動さ
れ相互に付着し圧密化され、丸められた湿顆粒は排出口
12より連続的又は断続的に排出される。
連続的に排出せしめる場合、排出口11の位置及び面積
は目的とする顆粒の品質に応じて変化させ得るよう工夫
しておくと便利である。例えば、第3a図に示すように
排出口11を3乃至4こつけておき必要な排出口のみを
残し他にはふたをして封じておく様にすれば良い。どの
排出口を解放にするかは目的とする顆粒の性質によって
適宜選択される。また、例えば、第3b図に示すように
長方形の排出口11を作り、この排出口にスライド式の
ふたをつけておき、必要に応じて排出口11の位置と面
積を設定出来るようにしても良い。
断続的に排出せしめる場合は、第4図に示す様に混合攪
拌型造粒機の排出口11を断続的に開閉すれば良い。開
閉の周期は目的とする顆粒の品質によって決定されるが
、通常2秒から5分間閉じた後、2秒から4分間開放に
する操作を繰り返す。
この操作は自動的に制御されるようにすることが好まし
い。混合攪拌型造粒機を第5図に示す様に、高速攪拌型
連続式造粒機一台に対し2台装備し、高速攪拌型連続式
造粒機から出てくる湿顆粒をダンパー等によって交互に
供給し、一方で混合、攪拌及び/又は転動作用を加えて
いる間はその造粒機の出口は閉じておき、この間に他の
一台の出口を開放にして排出を行い、次に出口を閉じて
湿顆粒の供給を受ける。要するに2台で交互に混合、攪
拌及び/又は転動作用を加えるザイクルを繰り返す。各
混合攪拌型造粒機中に滞留せしめる時間は、目的とする
顆粒の品質によって適宜選択され設定されるが、通常2
秒から5分程度である。ダンパー12の切り替えと混合
攪拌型造粒機の排出口の断続的開閉は連動して合口的に
行われるように電気的に制御される。
混合攪拌型造粒機の回転軸は連続的に回転させておいて
も良いし、必要な時だけ断続的に回転するように制御し
ても良い。回転速度は目的とする顆粒の品質によって決
定されるが、通常30〜11000rp程度である。
これらの方法により造粒された湿顆粒を乾燥機で乾燥し
顆粒状食品とする。乾燥機としては通常用いられるもの
全てが使用可能であるが特に、ジャイロ乾燥機、横型連
続式流動層乾燥機が連続生産するのに適している。
この様にして得られる顆粒は、従来の高速攪拌型連続式
造粒機のみで造粒した場合よりも、顆粒の色調は濃く、
粒子径は大きく丸味を持ち、見掛けの粗比容は小さくな
る。又、これらの顆粒の品質を目的によって容易に変化
させることも可能である。
また完全な連続生産が可能であり、生産量に依らず造粒
工程の作業員は1名で充分であり極めて生産性が良い。
以下に実施例を示す。
実施例1 食塩            30(部)DL−リンゴ
酸ソーダ     12 グルタミン酸ソーダ      36 アスパラギン酸ソーダ     6 大豆蛋白分解物       16 前記の調味料粉末を高速攪拌型連続式造粒機(第1図)
と混合攪拌型造粒機(第2図)を組み合せたシステム(
第3図)で造粒し、横型連続式流動層乾燥機を用いて7
0℃で乾燥し第1表の結果を得た。対照として高速攪拌
型連続式造粒機(第1図)のみで造粒した場合も併せて
示す。但しいずれの場合も原末供給速度は600kg/
hr、高速攪拌型連続式造粒機の回転速度は270Or
pm 、バインダーとしての水の供給速度は24A/h
rとした。
実施例2 コーンスターチ         12(i)コーンパ
ウダー         35α化ワキシーコーンスタ
ーチ   10食    塩            
     6グルタミン酸モノナトリウム    4砂
    糖                 8脱脂
粉乳            15植物油      
        5デキストリン          
  5前記のコーンクリームスープ粉末を実施例1の場
合と同様の各種のシステムで造粒し、振動型乾燥機を用
いて75℃の熱風で乾燥し第2表の結果を得た。対照と
して高速攪拌型連続式造粒機(第1図)のみで造粒した
場合も併せて示す。但しいずれの場合も原末供給速度は
750 kg/hr、高速攪拌型連続造粒機の回転速度
は3000rpm 、バインダーとして2.5%澱粉溶
液を581/hrの速度で噴霧した。
発明の効果 本発明方法により、粒子形状が丸く、粒径が大きく、粒
度分布の狭い顆粒食品を連続的に効率よく生産すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は高速攪拌型連続式造粒機の一例を示す。 第2図は混合攪拌型造粒機の一例を示す。 第3図〜第5図は本発明方法に用いる高速攪拌型連続式
造粒機と混合攪拌型造粒機との組み合わせ装置システム
の一例を示す。 に円筒容器、2:回転軸、3:攪拌翼、4:原料投入口
、5・ブーIJ−16:ノズル、7;変形円筒容器、8
:攪拌翼、9:解砕装置、10:原料投入口、11:排
出口、12;ダンパー手続補正書く方式)     章
; 「 昭和62年2月lL日 1、事件の表示 昭和61年特許願第244832号 2、発明の名称 顆粒状食品の製法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都千代田区大手町−丁目6番1号名称 (
102)協和醗酵工業株式会社(TBL : 03−2
82−0036)昭和62年1月7日(発送日:62年
1月27日)5、補正の対象 訃加入する。 第3a図は4この排出口のうち、上から2段」の排出口
を残し、他の3この排出口にふたがしである状態を示す
。 第3b図は排出口のスライド式のふたが移動され、排出
口の上部が開放されている状態を示r0」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 垂直に保持された円筒内を、円筒の中心線方向に軸をも
    つ攪拌翼で攪拌され、旋回しながら落下する粉末状の食
    品にバインダー液を噴霧して造粒した後、該造粒した顆
    粒を更に混合攪拌又は転動させ、ついで乾燥することを
    特徴とする顆粒状食品の製法。
JP61244832A 1986-10-15 1986-10-15 顆粒状食品の製法 Pending JPS6398372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61244832A JPS6398372A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 顆粒状食品の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61244832A JPS6398372A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 顆粒状食品の製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6398372A true JPS6398372A (ja) 1988-04-28

Family

ID=17124621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61244832A Pending JPS6398372A (ja) 1986-10-15 1986-10-15 顆粒状食品の製法

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JP (1) JPS6398372A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08302475A (ja) * 1995-05-10 1996-11-19 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 金属被覆希土類元素含有粉体の製造方法
KR100796322B1 (ko) 2006-12-06 2008-01-21 이은관 튀김옷 도포장치
JP2011194343A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Ajinomoto Co Inc 耐吸湿固結性を有する粉体造粒物の製造方法および粉体造粒物

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JP2011194343A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Ajinomoto Co Inc 耐吸湿固結性を有する粉体造粒物の製造方法および粉体造粒物

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