JPS639809Y2 - - Google Patents

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JPS639809Y2
JPS639809Y2 JP5681982U JP5681982U JPS639809Y2 JP S639809 Y2 JPS639809 Y2 JP S639809Y2 JP 5681982 U JP5681982 U JP 5681982U JP 5681982 U JP5681982 U JP 5681982U JP S639809 Y2 JPS639809 Y2 JP S639809Y2
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JP
Japan
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gear
rotation angle
tooth
stopper
teeth
Prior art date
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Expired
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JP5681982U
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JPS58173861U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、360゜以上の所定の回転角の範囲内に
回転角を限定するようにした回転角限定器に関す
るものである。
例えば、回転部と固定部との間をリード線を用
いて電気的に接続する場合、このリード線が切れ
るのを防止するため回転部を360゜以上の所定の回
転角を越えて回転することができないように限定
することが要求される。この種の回転角限定器と
して種々のものが用いられている。その1つの従
来技術の回転角限定器は、相互に噛合う2つの大
小の歯車から成つており、大歯車は小歯車の360゜
以上の所定の回転角に相応する角度をあけて歯切
欠部を有し、小歯車は所定の回転角で大歯車の歯
切欠部に合致して歯埋込部を有し、小歯車の所定
の回転角で歯埋込部が歯切欠部に遭遇してそれ以
上は回転することがないようにしている。しか
し、この従来技術では歯車の歯数、直径の組合せ
が限定されるので所定の回転角を自由に設定する
ことができない上に組立時に歯の噛合せ位置がず
れると歯の飛越しが発生するので高精度を必要と
し、また歯切欠部があるため回転が滑らかではな
い欠点があつた。
本考案の目的は、所定の回転角(回転可能角)
を自由に設定することができ、また低い精度で高
い信頼性を有し、且つ滑らかに回転することがで
きる回転角限定器を提供することにある。
本考案の実施例を図面を参照してのべると、第
1図乃至第3図は本考案に係る回転角限定器10
の一実施例を示し、この回転角限定器10は相互
に噛合う1対の歯車12,14から成り、一方の
歯車12は原動軸16に固定されたアーム18に
支持された回転歯車であり、他方の歯車14は固
定軸20(第3図参照)に図示しない適宜の手段
で支持された静止歯車である。静止歯車14は、
図示の実施例では内歯歯車であり、回転歯車12
の歯数の整数倍以外の歯数を有する。第1図乃至
第3図の実施例では、静止歯車14はその1つの
又は複数の歯溝14aが跨がるように形成された
第1のストツパ22を有し、回転歯車12はその
1つの歯12aから軸線方向に平行に延び第1の
ストツパ22に係合すべき第2のストツパ24を
有する。従つて、歯車12,14の歯数、第1と
第2のストツパ22,24の数及びこれらのスト
ツパが取付けられている歯車14,12の歯の相
対位置を適当に選択することによつて原動軸16
が所要の回転角を回転したところでストツパ2
2,24が相対的に衝合してそれ以上回転するこ
とがない。即ち、第3図に示すように、原動軸1
6が回転すると、回転歯車12が内歯の静止歯車
14の内側に沿つて転動するが、原動軸16が1
回転しても回転歯車12のストツパ24は静止歯
車14のストツパ22に係合しないので回転歯車
12の歯は静止歯車14のストツパ22内の歯溝
14aに噛合つて通過する。原動軸16が1回転
(360゜)以上の所定の回転角を回転すると、第2
のストツパ24が第1のストツパ22に衝合して
それ以上は回転しない。例えば、第4図に示すよ
うに歯車12の歯数が15で歯車14の歯数が8
1であると仮定し、第1のストツパ22を第12番
目と第69番目の歯溝14a上に設け、第2のスト
ツパ24を第0番目の歯12a上に設けて歯車1
4の第0番目の歯溝と歯車12の第0番目の歯が
噛合うように設定すると、1.85回転(666゜)で原
動軸16の回転を拘束することができる。また、
逆方向にも同様にして1.85回転で停止することが
できる。尚、第1のストツパ22を第0番目の歯
溝14a上に設け、第2のストツパ24を第10番
目の歯12a上に設けると、±2回転で原動軸1
6の回転を停止することができる。
第5図は本考案の他の実施例を示し、この実施
例では静止歯車14が外歯歯車となつており、第
1のストツパ22が回転歯車12の1つの歯溝1
2bに跨るように設けられ、第2のストツパ24
が静止歯車14の1つ又は複数の歯14b上に形
成されていることを除いて第1図乃至第3図の実
施例と実質的に同じである。この実施例で歯車1
4の歯数が32で歯車12の歯数が15であると
仮定し、第2のストツパ24を第4番目と第8番
目の歯上に形成し、第1のストツパ22を第0番
目の歯溝上に形成し、歯車14の第0番目の歯が
歯車12の第0番目の歯溝と噛合うものとする
と、原動軸16の回転につれて歯車12の第0番
目の歯溝は歯車14の第0,15,30,13番目の歯
と順次噛合うが、これらの歯の上にはストツパ2
4がないのでそのまま回転する。そして次の第28
番目の歯と噛合う時この歯にストツパ24がある
のでストツパ22が24と衝合しそれ以上回転す
ることができない。このようにして±1.85回転
(666゜)の範囲で原動軸16の回転角を限定する。
本考案によれば、上記のように、歯切欠部を有
しないので回転が滑らかであり、また歯数の組合
せ、ストツパの相対的位置を自由に選ぶことによ
つて広範囲の回転角を得ることができ、更に低い
精度でも正確に働くので製作が容易である上に構
造が極めて簡単で部品数が少なく安価に量産でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る回転角限定器
の上面図、断面図及び要部斜視図、第4図は2つ
の歯車上のストツパの相対位置を示す説明図、第
5図は本考案の他の実施例の要部斜視図である。 10……回転角限定器、12……回転歯車、1
4……静止歯車、12a,14b……歯、12
b,14a……歯溝、16……原動軸、20……
固定軸、22,24……第1及び第2のストツ
パ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 相互に噛合う1対の歯車から成り、一方の歯
    車は原動軸に支持された回転歯車であり、他方
    の歯車は固定部に支持された静止歯車であり、
    前記静止歯車は前記回転歯車の歯数の整数倍以
    外の歯数を有し、一方の歯車にはその1つの歯
    溝を跨がるように形成された第1のストツパを
    有し他方の歯車にはその1つの歯から軸線方向
    に平行に延び前記第1のストツパに相対的に係
    合すべき第2のストツパを有することを特徴と
    する回転角限定器。 2 前記静止歯車は内歯歯車である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の回転角限定器。 3 前記静止歯車は外歯歯車である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の回転角限定器。
JP5681982U 1982-04-21 1982-04-21 回転角限定器 Granted JPS58173861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5681982U JPS58173861U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 回転角限定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5681982U JPS58173861U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 回転角限定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58173861U JPS58173861U (ja) 1983-11-21
JPS639809Y2 true JPS639809Y2 (ja) 1988-03-23

Family

ID=30067320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5681982U Granted JPS58173861U (ja) 1982-04-21 1982-04-21 回転角限定器

Country Status (1)

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JP (1) JPS58173861U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021153372A (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 日本電産コパル電子株式会社 リニア駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58173861U (ja) 1983-11-21

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