JPS6397908A - 光フアイバ複合架空地線接続箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、架空地線に光ケーブルを内蔵した光ファイバ
複合架空地線の接続箱に関するものである。

〔従来の技術］ 近年、架空地線に光ファイバを内蔵させたいわゆる光フ
ァイバ複合架空地線（以下、単に０ＰＧＷと称する）が
種々提案され、実用化され始めている。

一般に、０ＰＧＷ内の光ファイバは、長距離通信を目的
としたシングルモードファイバと、送電線の送電及び鉄
塔監視システム等を制御するための情報を伝送すること
を目的としたマルチモードファイバからなっているが、
このマルチモードファイバから情報を取り出すためには
、０ＰＧＷを切断して接続箱に固定する必要がある。

第８図及び第９図は従来の０ＰＧＷ接続箱を示す説明図
である。

切断された０ＰＧＷ３は接続箱本体２１のケーブルグラ
ンド２２に挿入固定され、０ＰＧＷ３の先端からシング
ルモードファイバ１５及びマルチモードファイバ１４が
露出されている。

通信用のシングルモードファイバ１５は互いに接続され
るが、マルチモードファイバ１４はマルチモードファイ
バ１４の情報を外部に引き出すためのアプローチケーブ
ル６のマルチモードファイバ８と接続されている。

シングルモードファイバ１５同志の接続及びマルチモー
ドファイバ１４とマルチモードファイツク８との接続が
完了後、カバー２１ｂを接続箱２１ｉこ固定している。

［従来技術の問題点］ ところが、従来の０ＰＧＷ接続箱では、接続が必要なの
はマルチモードファイノ（１４とアプローチケーブル６
のマルチモードファイノ（８だけであるのにもかかわら
ず、０ＰＧＷ３自体を切断してしまうため、不要に切断
されたシングルモードファイバ１５をも接続する必要が
あった。

しかし、シングルモードファイバくはそのコア径が小さ
く接続作業が面倒なばかりか、接続損失力（生じてしま
うため、０ＰＧＷの接続点が多くなるほどシングルモー
ドファイバの接続作業および接続損失が増大してしまう
という問題があった。

［発明の目的］ 本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、シングル
モードファイバを切断することなく、シングルモードフ
ァイバ及びマルチモードファイノ（の接続部及び接続余
長を収容できる、長距離通信に適した光ファイバ複合架
空地線接続箱を提供することを目的とする。

［発明の概要］ すなわち、本発明の要旨は、０ＰＧＷを固定するための
ケーブルグランドが分割されており、上記０ＰＧＷが上
記分割されたケーブルグランドにより接続箱本体とカバ
ーとの境界に挟持されるよう固定されていることにある
。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す正面図であり、第２
図は第１図における左側面図、第３図は第１図における
底面図である。

０　、Ｐ　Ｇ　Ｗ接続箱１は接続箱本体１ａとカバー１
ｂよりなり、接続箱本体１ａに設けられた反割りケーブ
ルグランド２ａとカバー１ｂに設けられた反割りケーブ
ルグランド２ｂにより０ＰＧＷを把持固定するようにし
ている。すなわち、接続箱本体１ａとカバー１ｂとの境
界部分に０ＰＧＷ３が挟持されるようにしである。

接続作業手順を説明すると、まず、ＯＰ　ＧＷ　３は第
７図に示すように、切断されずに段剥きされ、シングル
モードファイバ５ａ及びマルチモードファイバ５ｂが露
出されており、アプローチ光ケーブル６と接続されるマ
ルチモードファイバ５ｂだけが切断される。尚、４は光
ファイバ５ａｓ５ｂを収納している金属バイブである。

切断されたマルチモードファイバ５ｂは、接続箱本体１
ａに引き込まれたアプローチ光ケーブル６のマルチモー
ドファイバ８とそれぞれ接続され、接続部７が形成され
る。

次に、０ＰＧＷ３．３はそれぞれ接続箱本体１ａの半割
ケーブルグランド２８％２ａに配置され、マルチモード
ファイバ５ｂとマルチモードファイバ８の接続余長及び
シングルモードファイバ５ａは適宜ループ取りされ、接
続箱本体１ａに収納される。

その後、カバー１ｂを接続箱本体１ａに被せてボルト１
０により固定することにより、０ＰＧＷ接続箱１が完成
される。尚、９はボルト用孔、１１は防水及び防湿のた
めのパツキンである。

この様に、接続箱本体１ａとカバー１ｂとの境界部分に
半割ケーブルグランド２ａ、２ｂを設けたことにより、
シングルモードファイバ５ａを切断することなく、シン
グルモードファイバ５ａ及びマルチモードファイバ５ｂ
の接続部及び接続余長を接続箱１に収容できる。

第４図は本！発明の他の実施例を示す説明図であり、第
５図は第４図における右側面図である。

カバー１ｂはヒンジ１３により接続箱本体１ａに取り付
けられており、ヒンジ１３を支点に開閉可能になってい
る。また、カバー１ｂは接続箱本体１ａに蝶番ボルト２
０にて締め付けて、シーリング及び固定を行うようにし
ている。

また、０ＰＧＷ３を固定するケーブルグランドは、接続
箱本体１ａに設けた半割ケーブルグランド２ａ及び独立
した半割ケーブルグランド片１２からなり、第６図に示
すように半割ケーブルグランド１ａと半割ケーブルグラ
ンド片１２により０ＰＧＷを挟み、ボルト１０により締
め付は固定するようにしである。

この様な半割ケーブルグランド片１２を用いれば、カバ
ー１ｂを開いた状態で予め段剥きした０ＰＧＷ３を半割
ケーブルグランド２ａ及び半割ケーブルグランド片１２
により固定した状態で、マルチモードファイバの接続が
でき、作業性が良い。また、０ＰＧＷ３を固定した状態
で、カバー１ｂが開閉自在であるので、接続箱１内の保
守・点検も可能である。

［発明の効果］ 以上に説明した如く、本発明の０ＰＧＷ接続箱によれば
、０ＰＧＷを固定するためのケーブルグランドが分割さ
れており、０ＰＧＷが分割されたケーブルグランドによ
り接続箱本体とカバーとの境界に挟持されるよう固定さ
れていることにより、次のような顕著な効果を奏する。

（１）通信用のシングルモードファイバが切断されるこ
とかないため、安定した長距離通信が可能になる。

（２）　　シングルモードファイバを接続する必要がな
いため、０ＰＧＷの接続作業時間及び工数を大幅に削減
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は第１
図における左側面図、第３図は第１図における底面図、
第４図は本発明の他の実施例を示す正面図、第５図は第
４図における右側面図、第６図は第４げにおけるケーブ
ルグランド部の拡大図、第７図は本発明において接続箱
に収納される光ファイバ複合架空地線の説明図、第８図
及び第９図は従来例を示す説明図である。 １・・・光ファイバ複合架空地線接続箱、１ａ・・・接
続箱本体、 １ｂ・・・カバー、 ２・・・半割ケーブルグランド、 ３・・・光ファイバ複合架空地線、 ５ａ・・・シングルモードファイバ、 ５ｂ・・・マルチモードファイバ、 ６・・・アプローチケーブル、 １２・・・半割ケーブルグランド片、 １３・・・ヒンジ、 ２０・・・蝶番ボルト。 蔦　１１ｚｌ 第２０　　　　　　　児３目 第４０ 第６図 幕　８　旧 驚　５　口 早　７図 Ｍ９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）光ファイバ複合架空地線の光ファイバ芯線を収納
   する接続箱本体と、該接続箱本体に被せられるカバーと
   、光ファイバ複合架空地線を固定するためのケーブルグ
   ランドとを有する光ファイバ複合架空地線接続箱におい
   て、前記ケーブルグランド分割されており、前記光ファ
   イバ複合架空地線が前記分割されたケーブルグランドに
   より前記接続箱本体とカバーとの境界に挟持されるよう
   固定されていることを特徴とする光ファイバ複合架空地
   線接続箱。