JPS639684Y2 - - Google Patents

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JPS639684Y2
JPS639684Y2 JP1980139560U JP13956080U JPS639684Y2 JP S639684 Y2 JPS639684 Y2 JP S639684Y2 JP 1980139560 U JP1980139560 U JP 1980139560U JP 13956080 U JP13956080 U JP 13956080U JP S639684 Y2 JPS639684 Y2 JP S639684Y2
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ribs
bases
locking
ridge
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JP1980139560U
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JPS5761007U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は伸縮継手カバーに関する。
ビルデングとか道路など構造体の床と床、壁と
床、壁と壁などの間には、それら構造体に生じた
伸縮振動・変形などの変動を、一方から他方へ伝
達せしめないよう数十ミリないし数百ミリ、例え
ば100〜200ミリ程度の隙間が設けられている。こ
の隙間は防水ならびに塵芥等の溜り場とならない
ように、伸縮継手によつてカバーされなければな
らない。これがため、隙間をなす二つの構造体に
一対の基台を対設し、該基台の蓋板支承壁間に、
隙間巾よりも巾の広い蓋板を相跨させ、その両側
部を押縁を用いて挾持することが行わる。この挾
持は構造体の変動によつて破壊されないよう摺動
可能でなければならず、また取付工事の作業性が
良くなければならないので、本考案者は別途スナ
ツプインクリツプ方式で基台に取付け、それによ
つて所期効果を挙げることができた。この取付
は、隙間が天井板相互間のような機械的強度を要
さない場合に極めて能率的であるが、上述したよ
うな隙間巾が大きく、取付後も高い機械強度の要
求される個所には必ずしも十分ではない。
典型的な他の先行技術は、たとえば特公昭45−
16029に示されている伸縮継手のカバーである。
この先行技術では、建築構造物の両接合端に一対
の取付部材をそれぞれ固定し、これらの取付部材
は相互に対向して開放する空腔を有し、この取付
部材の前記空腔内に、板の両端部を摺動可能にそ
れぞれ係合して橋渡し、前記各空腔内には、前記
板を取付部材の空腔内で摺動可能に保持するよう
に相互の近接方向にばね付勢する板ばねを有す
る。
このような先行技術では、取付部材の空腔内に
板の両端部を挿入して橋渡さなければならず、し
たがつてこのような空腔内に、板の両端部を挿入
する作業が円滑に行ないがたく、作業性が悪いと
いう問題点を有している。
本考案の目的は、構造体の隙間が大きい場合で
あつても、高い機械強度を得ることができ、しか
も作業性が良好である伸縮継手カバーを提供する
ことである。
本考案は、隙間をなす両構造体に対設した一対
の基台10,10″の蓋板支承リブ12b,12
b″縁と、一対の押縁20,20″の蓋板押圧部2
2,22との間に蓋板30の両側部32,33
を挟持した伸縮継手装置において、 基台10,10″は、 基台10,10″相互の近接方向に位置してい
る基壁11,11″と、 基壁11,11″よりも基台10,10″の相互
の離反方向に位置している支壁14,14″と、 支壁14,14″の外端部に突設される押縁取
付リブ16,16″と、 基壁11,11″と押縁取付リブ16,16″と
の間で、支壁14,14″に突設される押縁係止
リブ15,15″とを有し、 押縁係止リブ15,15″の遊端部は、支壁1
4,14″に沿つて基台10,10″の相互の離反
方向に延びて屈曲しており、 押縁20は、 平板部21,21″を有し、 前記蓋板押圧部22,22″は、平板部21,
21″の前記近接方向の端部に形成されており、
さらに、 平板部21,21″の前記離反方向端部に形成
され、押縁取付リブ16,16″に前記離反方向
側で重ねられて固定される基台取付リブ24,2
4″と、 平板部21,21″の蓋板押圧部22,22″と
基台取付リブ24,24″との間に設けられ、平
板部21,21″に沿う係止空間60,60″を有
し、押縁係止リブ15,15″の遊端部が前記係
止空間60,60″に係止する基台係止リブ23,
23″とを有することを特徴とする伸縮継手カバ
ーである。基台10,10″相互の近接方向と言
うのは、第1図イおよび第1図ロの右方であり、
離反方向と言うのは、第1図イおよび第1図ロの
左方を言う。
いまこれを添付図面に従つて説明する。
本考案に使用する基台は、第1図に示した通
り、上部において内側(取付状態下隙間に臨んだ
側をいう)に向けて折曲12aし、ついで上方に
折曲して蓋板支承リブ12bとなつている蓋板嵌
合部12を有し、下端部に内側に向けた溝である
止水板取付部13を有する基壁が、その中間部か
ら外側(取付状態下・隙間と反対側をいう)へ向
けた押縁係止リブ15および押縁取付リブ16を
その順序に有する支壁14を波出している一対の
金属押出型材製部品である。一対というのはこれ
と全く対称形状である10′が第4図に示される。
第1図ロ図に示される基台10″は第1図イの変
型態様であつて、第1図イにあつては支壁が一枚
の平板状であるのに対し、第1図ロの場合は、そ
れが14″a−14″bと直角方向に折曲してい
て、この垂直壁が、第5図に示したように垂直な
構造体1cへの固着壁14″bとなつている。な
お、第1図イに示される符(17,18は固着リ
ブである。
押縁20は、第2図1の通りその基板21の裏
面に、使用状態における基台10の支承リブ12
b、押縁係止リブ15、押縁取付リブ16に対向
した位置に、それぞれパツキン挿着溝を有する蓋
板押圧部22、基台係止リブ23、基台取付リブ
24が設けられている一対の金属押出型材製部品
である。一対のうち、断面形状が全く対称形であ
るのは第4図に符20′として示される。第2図
ロの押縁20″は、第2図イの押縁における平板
部21が、21a−21bと直角方向に折曲した
ものであつて、その使用状態は第5図に示され
る。
蓋板30は、隙間をカバーするに十分な巾を有
する平板部31の裏側に、基台の蓋板嵌合部12
を外嵌する形状・大きさである係合リブ34が設
けられている金属押出型材製部品であつて、好ま
しくは左・右両側縁35,36に係止溝35a,
36aが設けられている。なお、符37は必要に
応じて設けられる補強リブである。
止水板40は、第4図、第5図に示した通り、
両側辺部に基台の止水板取付部の溝に挿嵌される
突条42,43が設けられている不透水性かつ可
撓性の長尺な平板状膜体41であつて、その巾は
隙間をカバーした際に、その中央部が垂れ下つて
樋状を呈するほどであることが望まれる。材質と
しては天然もしくは人造のゴムないし樹脂が適当
とされる。
以上が本考案に係る主要部品であるが、既述の
通り、第1図ロに示した基台は、第5図に示した
通り、構造物1cに支壁の固着壁14″bを直接、
取付ボルト3で打着するから、格別な取付用金具
は必要としないが、第1図イの基台の場合は、第
4図の通り取付用のアンカー金具5,5′を用い
て構造体1a,1bに固着する。このような金具
による固着することは公知であるが、念のため第
4図左側の金具5に略記しておく。この金具は構
造体1aに取付ける基壁5a、それから直角に折
曲した起立壁5bその先端が基台の固着リブ1
7,18に対応した形状の取付壁5cとなつてい
て、この取付壁5cには、前記固着リブ17,1
8を嵌着できるよう鉤状切曲部5dが設けられて
いる鉄製ピース材である。
つぎに、本考案継手カバーの取りつけ方を、第
4図につき述べる。即ち、隙間をなす2つの構造
体の上隅端に、まず上記アンカー金具5,5′を
介して、基台10,10′を隙間長手方向に沿つ
て設置する。アンカー金具5は適当間隔をおい
て、その鉤状切曲部5dが基台10の固着リブ1
7,18に嵌装され、該金具は、構造体に埋設さ
れているアンカーボルト2に溶着される。むろん
隙間の両側において基台10,10′が対向して
取付けられる。そうしたら基台における止水板取
付溝13,13′に止水板の突条42,43を挿
嵌させ、それによつて止水板を隙間上に樋状に渡
架できた。ついで、基台の相対向する基台の蓋板
支承リブ12b,12b′上に、蓋板の両側部3
2,33を載せ、第6図に示したように蓋板を横
方向にズラしてその基台係合リブ34をもつて基
台における蓋板嵌合部12を外嵌する。そうして
おくことにより、作業間に生ずることのある多少
の位置ズレを防止できて作業がし易い。つぎに、
パツキン7を押圧部22の溝に挿着させた押縁2
0をもつて来て、その基台係止リブ23を基台の
押縁係止リブ15に係止させ、また押縁の基台取
付リブ24を、基台の押縁取付リブにネジ6で止
着する。右側の基台10′と押縁20′との間に、
同様にして蓋板の右側部33を挾持させ、必要あ
れば蓋板をズラし、外嵌されていた蓋板係合部1
2と、係合リブ34の係合を解いて、蓋板を隙間
の上に均等に上置挟持させることによつて、本継
手カバーの取付けは完了した。上述したような蓋
板のズラしを可能ならしめるためには、距離L>
lに指定される。そこで必要なモルタル仕上げ
4,4′やコーキング8,8′を施こして外装も完
了した。
第5図の場合は、既に述べた通り、基台10″
ならびに押縁20″が、中間部で直角に折曲した
ものに相当し、各部材の相対的関係、使用の仕方
など第4図の場合と異らない。
なお、押縁は係合リブ、取付リブの2か所にお
いて基台に取付けられているから、単に嵌合させ
た程度のものと違つて極めて強固に取付けられて
いる。
本考案によれば、次のような効果(a)〜(d)が達成
される。
(a) 本考案では、押縁20,20″は押縁取付リ
ブ16,16″と押縁係止リブ15,15″とに
おいて支持されるので、上方から大きな押圧力
が作用しても押縁20,20″と基台10,1
0″との変形を防ぐことができ、高い機械強度
を達成することができる。
(b) また本考案では、基台10,10″を構造体
1a,1bにそれぞれ固定し、この基台10,
10″にわたつて蓋板30を橋渡し、次に基台
10,10″に押縁20,20″を取付けるよう
にしたので、作業性が向上される。
(c) さらにまた本考案では、押縁係止リブ15,
15″の遊端部は、支壁14,14″に沿つて基
台10,10″の相互の離反方向に延びて屈曲
しており、押縁20,20″の基台係止リブ2
3,23″は平板部21,21″に沿う係止空間
60,60″を有し、この係止空間60,6
0″に押縁係止リブ15,15″の遊端部が係止
する。これとともに押縁取付リブ16,16″
には、基台取付リブ24,24″が重ねられて
固定される。このようにして基台10,10″
と押縁20,20″とが正確に位置決めされて
固定されることが可能になる。
(d) 本考案では、押縁係止リブ15,15″の遊
端部は、上述のように支壁14,14″に沿つ
て基台10,10″の相互の離反方向(第1図
イの左方、第1図ロの上方)に延びて屈曲して
おり、押縁20には基台取付リブ24,24″
が形成され、この基台取付リブ24,24″は
平板部21,21″において前記離反方向端部
に形成されており、この基台取付リブ24,2
4″は押縁取付リブ16,16″に前記離反方向
側で重ねられて固定される。押縁係止リブ1
5,15″の遊端部には、基台係止リブ23,
23″の係止空間60,60″が係止し、この係
止空間60,60″は平板部21,21″に沿つ
て形成されている。
したがつて押縁係止リブ15,15″の遊端
部を前記係止空間60,60″に係止するとと
もに、基台取付リブ24,24″を押縁取付リ
ブ1616″に前記離反方向側で重ねることに
よつて、基台10,10″と押縁20,20″と
の仮設をして位置を調整することが可能であ
り、したがつて正確な施工作業を行なうことが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は基台の断面図、第2図は押縁の断面
図、第3図は蓋板の断面図、第4図および第5図
は使用状態を示す断面図、第6図は蓋板取付を説
明するための第4図の点円A部の部分拡大図であ
る。 1,a,b,cは構造物、2はアンカーボル
ト、3は取付ボルト、4はモルタル、5はアンカ
ー金具、6はネジ、7はパツキン、8はコーキン
グ、10は基台、11は基壁、12は蓋板嵌合
部、13は止水板取付部、14は支壁、15は押
縁係止リブ、16は押縁取付リブ、17,18は
固着リブ、20は押縁、21は基板、22は押圧
部、23は基台係止リブ、24は基台取付リブ、
30は蓋板、31は平板部、32は左側部、33
は右側部、34は基台係合リブ、35は左側縁、
36は右側縁、37は補強リブ、40は止水板、
41は平板部、42,43は取付突条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 隙間をなす両構造体に対設した一対の基台1
    0,10″の蓋板支承リブ12b,12b″縁と、
    一対の押縁20,20″の蓋板押圧部22,2
    2″との間に蓋板30の両側部32,33を挟持
    した伸縮継手装置において、 基台10,10″は、 基台10,10″相互の近接方向に位置してい
    る基壁11,11″と、 基壁11,11″よりも基台10,10″の相互
    の離反方向に位置している支壁14,14″と、 支壁14,14″の外端部に突設される押縁取
    付リブ16,16″と、 基壁11,11″と押縁取付リブ16,16″と
    の間で、支壁14,14″に突設される押縁係止
    リブ15,15″とを有し、 押縁係止リブ15,15″の遊端部は、支壁1
    4,14″に沿つて基台10,10″の相互の離反
    方向に延びて屈曲しており、 押縁20は、 平板部21,21″を有し、 前記蓋板押圧部22,22″は、平板部21,
    21″の前記近接方向の端部に形成されており、
    さらに、 平板部21,21″の前記離反方向端部に形成
    され、押縁取付リブ16,16″に前記離反方向
    側で重ねられて固定される基台取付リブ24,2
    4″と、 平板部21,21″の蓋板押圧部22,22″と
    基台取付リブ24,24″との間に設けられ、平
    板部21,21″に沿う係止空間60,60″を有
    し、押縁係止リブ15,15″の遊端部が前記係
    止空間60,60″に係止する基台係止リブ23,
    23″とを有することを特徴とする伸縮継手カバ
    ー。
JP1980139560U 1980-09-29 1980-09-29 Expired JPS639684Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5761007U JPS5761007U (ja) 1982-04-10
JPS639684Y2 true JPS639684Y2 (ja) 1988-03-23

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ID=29499536

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59115018U (ja) * 1983-01-25 1984-08-03 理研軽金属工業株式会社 エキスパンション・ジョイントの防水装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334235B2 (ja) * 1972-12-25 1978-09-19
JPS5423184A (en) * 1977-07-18 1979-02-21 Mitsubishi Electric Corp Fermentor of organic waste

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5334235U (ja) * 1976-08-31 1978-03-25

Patent Citations (2)

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