JPS639670Y2 - - Google Patents

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JPS639670Y2
JPS639670Y2 JP1418283U JP1418283U JPS639670Y2 JP S639670 Y2 JPS639670 Y2 JP S639670Y2 JP 1418283 U JP1418283 U JP 1418283U JP 1418283 U JP1418283 U JP 1418283U JP S639670 Y2 JPS639670 Y2 JP S639670Y2
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JP
Japan
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claw
pedestal
receiving groove
pin
groove
Prior art date
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JP1418283U
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JPS59121090U (ja
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Priority to JP1418283U priority Critical patent/JPS59121090U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、アースオーガーに採用する着脱式掘
削爪の取付構造に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 第1図に示す如きアースオーガーヘツドの螺旋
翼1先端に取付ける掘削爪2を、着脱式にしてそ
の交換作業を容易にすることは、例えば実公昭55
−20876号や実願昭50−169609号によつて既に提
案されている。
しかしながら、前者は、経済的に不利な面があ
り、一方、後者は、重荷重掘削に使用すると、爪
の締結ボルトに負荷がかゝり過ぎてボルトの緩み
や折損の生じることがある。
即ち、アースオーガーの掘削爪には、軸方向の
垂直な荷重Pと、回転トルクP1との合成された
力が作用し、最外周刃については、この他に穿孔
壁面より軸中心に向かつて働らく力も加わる。こ
のため、実公昭55−20876号では、掘削爪の後方
に螺旋翼先端に形成して取付部の受け入れ溝を設
けて軸方向荷重による爪の上下方向への回転をな
くすと同時に、受け入れ溝の対向面に突出して設
けた嵌入部を取付部の上下面に設けた嵌着溝に嵌
合し、横方向荷重(壁面よりの荷重)による爪の
横ずれをなくす工夫をしている。しかし、この方
式は、嵌合溝が中央のくびれる段付溝となるの
で、加工に多くの時間と手間を費し、特に爪は消
耗工具としての思想を逸脱する程高価になる。
また、実願昭50−169609号では、掘削爪の横ず
れ防止をボルト締めによる台金接合面との面圧に
よつて行なつているため、上述の問題が生起す
る。
(ハ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の欠点を無くすため、台金先端
の上下面に、掘削爪の少なくとも内端面と後面を
当接させる位置決め溝を設け、一方、掘削爪の後
方中央部には、上記溝間に残された上下面の互い
に平行な支持部を差し込む受け入れ溝を内外端面
に開放して設け、さらに台座の支持部前面には取
外し自在の横ずれ防止ピンを突出して設け、この
ピンを掘削爪の受け入れ溝最奥端面に設けた孔に
嵌挿入、掘削爪とその受け入れ溝に嵌入した支持
部とを貫通ボルトによつて締結するようにしたも
のであつて、この構造によれば、掘削爪及び台座
の加工が容易となり、また、垂直荷重及び回転方
向に力に対応できるのは勿論、横荷重に対しても
爪の位置ずれが起らず、しかも保守の手間及び経
費もより一層削減される。
(ニ) 実施例 添付第2図乃至第6図にこの考案の実施例を示
す。
第2図乃至第5図の符号10は、鋼板、鋳造片
又は鋳鋼製の台座であり、その外面11,12
は、それぞれオーガヘツドの螺旋翼1先端に設け
た切り欠き部に溶接される。この台座先端の上下
面には、掘削爪20の内端面を当接させる面13
と、爪20の後面を当接させる面14を有する位
置決め溝15,15を設けてあり、両溝間に残さ
れた上下面の互いに平行な薄肉部が爪20の支持
部16として使用される。また、支持部16には
締結ボルトを通すボルト穴17が複数貫通して設
けられ、さらに、この支持部の前面には、後部が
ねじ込み又は圧入等によつて支持部内に取外し自
在に埋め込まれる円柱又は円筒状の横ずれ防止ピ
ン18を突出して設けてある。
一方、掘削爪20は、台座10と同様の材料で
作られており、その先端には超硬合金等を用いた
硬質の掘削刃21が鑞付けするなどして固着され
ている。この爪の後面側には、台座の支持部を適
合して受け入れる溝22が設けられ、この溝の両
側部は爪の内外端面に開放している。さらに、受
け入れ溝22の最奥端面には、台座先端の横ずれ
防止ピンを嵌挿する孔23が加工されている。
また、爪20の上面には、支持部のボルト穴1
7に対応するボルト穴24があけられ、この穴
は、溝22を通過して下面に抜け、かつ上面と下
面の開口部はボルト頭及びナツトの外面よりの飛
び出しを無くすため座ぐり加工した大径穴とされ
ている。
以上の構成とした掘削爪は、前方から台座10
に組み入れて孔23に台座の横ずれ防止ピン18
をピツタリ収め、その後位置の合致したボルト穴
17,24に第5図に示す締結ボルト25を通し
て下面側からナツト締めすればよく、ボルト止め
後の支持状態は極めて安定する。
なお、横ずれ防止ピン18の径は、掘削爪の横
断面寸法(巾及び厚み)の狭い方の対辺寸法より
小さければよく、その大きさは、爪の受ける横方
向荷重を推定して決定する。
また、孔23の径を溝22の対向面間の寸法l
より大きくし、その孔を爪の後面より穿孔すれば
爪20の重量を軽減できる。この場合、ピン18
は突出部の径だけを支持部16の肉厚より大きく
する。
さらに、爪20の刃先形状は、第6図に示す平
型にしてもよく、また、支持部及び爪のボルト穴
は1個以上設ければよい。
(ホ) 効果 以上説明した通り、本考案の取付構造は垂直荷
重による爪の上下方向への回転は支持部の上下面
を挾着することによつて防止し、一方、回転方向
逆向きに加わる力は台座の位置決め溝の後方に起
立した面と支持部前面とで受け止め、さらに横荷
重による位置ずれは支持部前面に設けたピンを爪
の孔に嵌合して防止するようにしたので、台座と
爪の加工が容易で、それ等が安価に得られ、掘削
性能も安定する。
また、実公昭55−20876号に示されるものは、
台座の横ずれ防止面が摩耗した場合、台座全体を
取替える必要があつたが、本考案では、横ずれ防
止ピンを取外し自在としたのでピンの交換のみで
よく、保守に要する手間及び経費も少なくて済
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般的なアースオーガーヘツドを示
す正面図、第2図はこの考案の台座の固着状態を
示す斜視図、第3図は第2図の台座と掘削爪の取
付前の斜視図、第4図は取付後の一部破断側面
図、第5図は取付後の斜視図、第6図は掘削爪の
他の例を示す斜視図である。 10……台座、13,14……当接面、15…
…位置決め溝、16……支持部、17……ボルト
穴、18……横ずれ防止ピン、20……掘削爪、
21……掘削刃、22……受け入れ溝、23……
孔、24……ボルト穴、25……締結ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台座先端の上下面に、掘削爪の少なくとも内端
    面と後面を当接させる位置決め溝を設け、一方、
    掘削爪の後方中央部には、上記2つの位置決め溝
    間に残された上下面の互いに平行な支持部を差し
    込む受け入れ溝を内外端面に開放して設け、さら
    に台座の支持部前面には取外し自在の横ずれ防止
    ピンを突出して設け、このピンを掘削爪の受け入
    れ溝最奥端面に設けた孔に嵌挿し、掘削爪とその
    受け入れ溝に嵌入した支持部とを貫通ボルトによ
    り締結するようにしたアースオーガー用着脱式掘
    削爪の取付構造。
JP1418283U 1983-02-01 1983-02-01 ア−スオ−ガ−用着脱式掘削爪の取付構造 Granted JPS59121090U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1418283U JPS59121090U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 ア−スオ−ガ−用着脱式掘削爪の取付構造

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JP1418283U JPS59121090U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 ア−スオ−ガ−用着脱式掘削爪の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59121090U JPS59121090U (ja) 1984-08-15
JPS639670Y2 true JPS639670Y2 (ja) 1988-03-22

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ID=30145553

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1418283U Granted JPS59121090U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 ア−スオ−ガ−用着脱式掘削爪の取付構造

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JP2006009538A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Sanwa Kizai Co Ltd 掘削用ビット及び掘削用ヘッド
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