JPS6395843A - ハイブリツトモ−タ - Google Patents

ハイブリツトモ−タ

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JPS6395843A
JPS6395843A JP23924286A JP23924286A JPS6395843A JP S6395843 A JPS6395843 A JP S6395843A JP 23924286 A JP23924286 A JP 23924286A JP 23924286 A JP23924286 A JP 23924286A JP S6395843 A JPS6395843 A JP S6395843A
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JP
Japan
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rotor
stator
phase
teeth
stator cores
Prior art date
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Pending
Application number
JP23924286A
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English (en)
Inventor
Nariaki Koyama
小山 成昭
Kazuyuki Hirata
平田 一行
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はステップモータやACモータとして使用される
ハイブリットモータに関する。
従来の技術 従来のハイブリットモータはロータの中心部に円筒形で
長さ方向に磁化された永久磁石を有し、該永久磁石の周
囲には外周に多くの歯(凹凸)をもった成層珪素鋼板等
の軟磁性体が2個の部分に分けて固着されロータを構成
しており、該軟磁性体の外周部の歯は上記永久磁石のN
極側とS極側では半ピツチずれている。そして、ステー
タの極歯(極)には、上記ロータの軟磁性体の外周部の
歯と同ピツチで小歯が設けられている。ロータの永久磁
石の生み出す磁束はロータの軸方向、即ちユニポーラ形
の分布をとり、ステータの巻線の作り出す磁束はロータ
軸に垂直な平面上で磁路を形成するヘテロポーラ形の磁
路を形成し、このユニポーラ分布の永久磁石による磁束
とへトロポーラ分布のステータ巻線による磁束とが作用
し合ってトルクを発生するものである。
発明が解決しようとする問題点 上記従来のハイブリットモータは、ロータの中心部に設
けられた永久磁石が軸方向に磁化され、N極側とS極側
のロータの軟磁性体の歯が半ピツチずれていることから
、製造が難しく、又、モータの軸方向に長い形状となり
、薄いモータ、即ち、モータ軸方向において短いモータ
を形成することができなかった。
又、モータ軸の軸方向にも上述したように磁束が流れる
からうず電流が発生しやすく、そのため鉄損が大きいと
いう欠点がある。
そこで、本発明は、製造が容易でうず電流の発生を少な
くし鉄損を少なくすると共に、ロータ歯。
ステータコアの小歯部に生じる磁気飽和を防止すること
によって効率のよいハイブリットモータを提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 ステータのヨーク面上にヨーク面圧直方向に磁化方向が
交互に逆になるように永久磁石を固着し、該各永久磁石
上に2つのステータコアが固着近傍で所定スリット空間
をもつようにして固着し、各ステータコアの先端には各
々同数の小歯を設け、ロータコアの上記各ステータコア
と対面する側には上記小歯と同一ピッチのロータ歯を設
け、隣り合う2つの永久磁石上の4つのステータコアで
1相分のコアを構成し該1相分の各ステータコアに対し
1相分の巻線が両端のステータコアには同一方向の磁束
が生じ、中間の2つのステータコアには両端の極歯とは
逆方向に磁束が生じるように巻き、上記1相分を構成す
る4つのステータコア間は各々隣り合う小歯の中心線間
が(n+−0,5)ピッチ(nは整数)g!シて配設し
、相が異なるステータコア間は隣り合う小歯の中心線間
を(n+1/6)ピッチ(nは整数)離して配設するこ
とによって上記問題点を解決した。
作用 1相分の極を構成する4つのステータコアは隣り合う極
性が異なる永久磁石の上に2つずつ固着されているから
、永久磁石から発生する磁束は一方の永久磁石より該永
久磁石上のステータコアを通り、ロータコア、他方のス
テータコアを通り他方の永久磁石へとなる磁束分布を構
成する。一方、巻線に電流を流すと、該巻線電流による
磁束は4つのステータコアの両端のステータコアにおい
ては同一方向の磁束の方向で、中間の2つのステータコ
アに対しては両端のステータコアの磁束の方向とは逆に
なるから、1相分の極を構成する4個のステータコアの
一方の永久磁石上の端側のステータコアと他方の永久磁
石上の内側(中間部)のステータコアに流れる永久磁石
による磁束の方向と巻線電流による磁束の方向が一致し
、他方の永久磁石上の内側のステータコアと一方の永久
磁石上の端側のステータコアに流れる永久磁石による磁
束の方向と巻線電流による磁束の方向は逆となる。そし
て、1相分の4つのステータコアの間は小歯の中心線間
で(1+0.5)ピッチ、(2+0.5ピツチ)・・・
・・・と0.5ピツチの間隔があるため、一方の永久磁
石上の端側のステータコア及び他方の永久磁石上の内側
のステータコアの各々の小歯はロータ歯に対し同一ピッ
チずれを生じていることとなり、一方の永久磁石上の端
側のステータコア及び他方の永久磁石上の内側のステー
タコアに永久磁石及び巻線電流による各々の磁束が同一
方向のときは該ステータコアの小歯はロータ歯を吸引し
、磁束方向が異なる他方の永久磁石上の端側及び一方の
永久磁石上の内側のステータコアの小歯はロータ歯を反
発させ、その結果ロータを回転さけることとなる。
そして、同一永久磁石上に固着されたステータコアは固
着部分の根本において所定のスリット空間をもって固着
され、該スリットは起磁力の大きい永久磁石の磁束は通
し、起磁力の小さい巻線電流による磁束は通さないため
、巻線電流による磁束によって、ロータ歯とステータコ
アの小歯部分で磁気飽和を生じることがなく、巻線電流
即ち、駆[流に比例した出力トルクを得ることができる
実施例 以下、本発明の一実施例として3相ハイブリツトモータ
を例にとって詳細に説明する。
第1図は該ハイブリットモータのモータ軸に対し、垂直
な断面の部分図で、本実施例のハイブリットモータはス
テータ2を中心部に配設し、ロータ1を該ステータ2の
外周部に配設している。即ち、アウタロータ型のハイブ
リットモータである。
ロータ1のロータコア3の内周間には同ピツチの凹凸部
が形成され、該凸部によってロータ歯4を形成している
。この歯4の歯幅は、凹部である谷5の谷幅より少し小
さく形成され、この歯4と谷5によって1ビツアを構成
している。
ステータ2はヨーク6の外周面に永久磁石7が固着され
、該永久磁石7はステータ2の半径方向に磁化されてお
り、ヨーク6の円周方向に交互に極性が変わるように配
設されている。即ち、半径方向に磁化された永久磁石7
の磁化方向が円周方向に沿って交互に逆方向になるよう
配設されている。
上記各永久磁石7の外周面には各々2つのステータコア
8,9が固着され、各ステータコア8゜9の永久磁石7
への固着部側、即ち、根本はスリット10の空間によっ
て微ずか隔てられており、又、各ステータコア8.9の
先端は凹凸状に形成され、この凸状部によって小歯11
を構成しており、この小歯11を形成するステータコア
8.9の先端の凹凸部はロータ1の凹凸部のビッヂと同
一に形成されている。
本実施例では、ステ7タコア8,9に8個の小歯11が
設けられている。そして、本発明は隣り合う2つの永久
磁石7上に固着されたステータコア8.9の合計4個の
ステータコア8.9.8゜9によって1相分の穫を構成
しており、該1相分内のステータコア8,9.8.9の
先端部における3つの間隔は隣り合う小歯11の中心線
間において(n+0.5)ピッチ(nは整数)とされ、
本実施例は1.5ピツチ隔てられている(第2図参照)
又、各相の4個のステータコア8.9.8.9は永久磁
石7の外周面に円周方向にU相、■相。
W相・・・・・・と順次配設されており、隣り合う相間
のステータコア8.9の小歯11の中心線間の距離は第
2図に示すように、(n+1/6)ピッチ(nは整数)
とされ、本実施例は7/6ビツプとして配設されている
第1図で示す■相分の4つのステータコア8゜9.8.
9の内在側のステータコア8,9は内側にN極、外側に
S極に磁化された永久磁石7の外周面に固着されている
。なお、説明を簡単にするために、■相における左側の
永久磁石7上のステータコア8、即ちU相のステータコ
ア9ど隣り合うステータコア8を■a1次のステータコ
ア9を■b1右側の永久磁石7上のステータコア8をV
C、ステータコア9をVdと呼ぶことにする。
同様に、W相の各ステータコア8,9もV相のステータ
コア■dと隣り合う極歯をWaとし、以下、Wb、Wc
、Wdと呼し、U極のステータコア8゜9も同様にW相
のステータコアWdと隣り合うステータコア8からUa
、Ub、tJc、Udと呼ぶことにする(第2図参照)
そして、1重分の巻線12は1重分の4つのステータコ
アUa、Ub、Uc、Lld又はステータコアVa、V
b、Vc、Vd31N;&ステー’)コアWa、Wb、
Wc、Wdに各々巻かれ、第1図の■相について記載さ
れているように、電流を流したとき、この巻線電流によ
って生じる磁束が1点鎖線の矢印13が示すようにステ
ータコアVa。
Vdは外から内へ、ステータコアVb、Vcは内から外
へ生じるように各ステータコアの巻線は巻かれている。
又、上記ロータコア3.ステータコア8.ヨーク6は珪
素鋼板等の軟磁性体の薄鋼板を第1図紙面垂直方向に成
層して構成されており、永久磁石7以外はすべて成唐構
造で作成されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
第2図は本実施例の動作を説明するためにロータ1とス
テータ2を直線状に展開し、各ステータコア8.9の小
歯11の中間部を4つ省略し、4個の小歯11を有する
ステータコア8.9で構成している。又、ロータ歯4.
小歯11の歯幅と歯間の谷の谷幅を同一とした図を示し
ており、第1図のように谷幅より歯4.11の歯幅を小
さくする場合は1i14.11の両側を同−量削り小さ
くすればよいから、この痕開図と第1図の実施例の動作
原理は同一となる。又、第2図においては図面作成上2
段に分かれて記載されているが、U、V。
W、・・・・・・相と連続しているもので、上段の右側
のW相は、下段のW相と同じもので説明上2重に記載し
ているのみである。又、U、V、W相の各相1個のみ示
しているが、さらに各相分を増加してもよいもので、例
えば、U、V、W相各相1組以上で該ハイブリットモー
タは構成される。
まず、ステップモータとして、1相励!iPJ式で該ハ
イブリットモータを駆動する場合について説明する。
第1図及び第2図はU相に対する励磁が終了し、U相の
ステータコアUa、Ucの小歯11とロータ歯4は対面
し、ステータコアUb、tJdの小歯11はロータ1の
谷5と対面している。
ここで、この状態のとき、各ステータコアUa〜Ud、
Va〜vd、Wa〜Wdの小歯11とロータ歯4のピッ
チずれを求めると同一相のステータコア間は隣り合う小
歯11の中心線間が1.5ピツチ(以下ピッチをPと記
す)の距離であること、文責なる相間の小歯11の中心
線間は7/6Pの距離に配設されていることから各ステ
ータコアの小歯11のずれは以下のとおりになる。
Ua=ミニ同一ピ ッチ=1/2P Uc=1/2P+1.5P=2P−同一ビッヂUd=1
/2P Va=1/2P+7/6P=1 P+2/3P−2/3
 P Vb=2/3P+1.5P=2P+1/6P=1/6P Vc=1/6P+1.5P=1P+2/3P=2/3P Vd=2/3P+1.5P=2P+1/6P−1/6P Wa=1/6P+7/6P=1 P+2/6P−1/3
 P Wb=1/3P+1.5P−1P+5/6P=5/6P Wc−5/6P+1.5P=2P+2/6P= 1 /
3 P Wd−1/3P+1.5P−1P+5/6P−5/6P LJa−5/6P+7/6P=2P−同一ピッチ次に、
■相の巻線10に第1図、第2図に示すように電流を流
すと、該巻線電流によって生じた磁束は第1図、第2図
で一点鎖線の矢印13に示す方向に生じる。一方、永久
磁石7によって生じる磁束は破線の矢印14によって示
される方向であるから、これらの磁束はステータコア■
a。
VCで同一方向で、ステータコアVb、Vcでは逆方向
になるため、ステータコアVa、Vcの小歯11はロー
タ歯4を吸引し、ステータコア■b。
VCはロータ歯4を反発させ、その結果、ロータ1は第
1図中反時計方向、第2図中左側に移動させ、ステータ
コアva、vcの小歯11がローラ歯4と対面し極歯V
b、Vdの小歯11は谷4と対面する状態、即ち第1図
、第2図に示すU相の状態と同じになる。即ち、極歯v
a、vcの小歯11はロータ歯4に対し2/3Pずれて
いたものが同一ピッチとなることからロータ1は1/3
Pだけ移動しロータ歯4に対し同一ピッチとなるもので
、V相励磁によってロータ1は1/3ピッチ回転するこ
ととなる。
次に、W相を励磁することとなるが、ロータ1が1/3
ピッチ回転したことにより、W相の各小歯11とロータ
歯4の関係は第1図、第2図に示すV相の各小歯11と
ロータ歯4の関係と同じとなり、W相を励磁すれば、■
相励磁のときと同じ動作となりロータ1を1/3ピッチ
回転させることとなる。以下同様に、U相を励磁すれば
ロータ1は1/3ピッチ回転し、第1図、第2図の状態
となる。即ち、U、V、W相を各々1回励磁することに
よりロータ1は1ピッチ回転することとなる。
次に、ACモータとして使用するときの動作について述
べる。永久磁石7によって生じる磁束13は、ロータ歯
4とステータコアの小歯11が対面したとき一番多く流
れ、小歯11がロータの谷5と対面したとき一番受なく
なる。例えば、第1図、第2図の状態ではり相のステー
タコアUa。
UCの小歯11はロータ歯4と対面し、ステータコアu
b、 Udの小歯11はロータの谷5と対面しているた
め永久磁石7の磁束は、U相の右側の永久磁石7(第2
図参照)のN極から出た磁束はステータコアUC,ロー
タ1のロータコア3.ステータコアIJaを通り左側の
永久磁石7のS極に入る磁気回路が構成され、このとき
のステータコアUa、UCの小歯11を通る磁束は最大
Φとなりロータ1が回転するにつれて減少する。このス
テータコアua、ucを通る磁束をΦCOSθ(Φは最
大磁束、θは電気角)とすると、該U相の巻線12に流
す電流が−1sinθ(■は最大°電流)となるように
、各相に3相ff1lを流すと、U相のステータコアU
a、UCの磁束分布φと各相の巻線12に流れる電流U
i、Vi、Wiは第3図(i)〜(iv)のような関係
となる。そこで、ステータコアua、ucの小歯11が
ロータ歯4と対面しているときは、第3図中aの位置の
ときであり、この位置より微ずかロータ1が回転しbの
位置になったときの状態を第4図に示し、各相の巻線1
2に流れる電流の方向は第4図に示す状態となる。即ち
、■相のみ逆向きの電流が流れる状態となり、ステータ
コアUa、Uc、Vb、Vd。
Wa、WCの小歯11はロータm4を反発させ、ステー
タ17Ub、Ud、Va、Vc、 Wb。
Wdはロータ歯4を吸引する。これは、ロータ1は第1
図、第2図の状態から比べ微ずか回転している状態であ
るから、ステータコアUa、UCの小歯11に対しロー
タ歯4は微ずか第4図中左方向にあるため、ロータ歯4
はステータコアlJa。
Uc、Vb、Vd、Wa、Wcの小歯11より微ずか左
側に移動した位置にあり、反発させることによりロータ
1を左方向へ回転させ、ステータコアUb、Ud、Va
、Vc、Wb、Wdの小歯11に対しロータ歯4は右側
にあるため、ロータ1は吸引されロータ1は左方向へ回
転することとなる。かくして、1/6ビツチ回転し、第
3図中C点の位置に達すると、ステータコアWb、Wd
の小歯11とロータ歯4は対面するようになるが、この
0点の位置から微ずか回転したd点の位置ではW相の巻
線12に流れる電流の向きが逆になり、かつステータコ
アWa−Wdの小歯11に対するロータ歯4の位置が逆
となる。即ち、ロータ歯4はステータコアWa、WCに
対し右側にステータコアWb、Wdに対し左側にずれた
状態となり、巻線電流が逆になることにより第4図中の
W相の巻線電流による磁束の向きが逆になるためロータ
歯4はステータコアWa、WCで吸引され、ステータコ
アWb、Wdで反発されて左方向ヘロータ1を回転させ
ることとなる。なお、U相、■相は小歯11とロータ歯
4との位置関係及び巻線電流の向きが変わらないことに
より、前に説明したと同様ロータ1を左方向に回転させ
るようトルクを発生させている。
そして、第3図e点に達すると、■相のステータコアV
a、Vcの小111111がロータ歯4と対面一致し、
その後、■相の極歯Va−Vdの小歯11とロータ歯4
の位置関係が変わるか、■相の巻線電流の向きが変わり
、W相について述べたと同様にして、ロータ1を左方向
へ回転させることとなる。
以下同様な動作を繰り返すことによってロータ1は左方
向へ回転しつづけることとなる。
以上が、本発明におけるハイブリットモータの動作原理
の定性的な説明であるが、そもそも、ハイブリットモー
タは巻線と鎖交する永久磁石から発生する磁束の変化、
即ち、鎖交磁束の変化によってトルクを生みだすもので
ある。先にも述べたように、永久磁石7の磁束はロータ
歯4とステータコアの小歯11が対面したとき一番多く
流れ、小歯11とロータの谷5が対面したとき一番少な
くなる。例えば第4図において、U相における永久磁石
7からステータコアUc、ロータコア3゜ステータコア
(Ja、永久磁石7への磁気回路15の磁束は一番多く
なり、永久磁石7からステータコアUd、ロータコア3
.ステータコアUb、永久磁石7への磁気回路16の磁
束は一番少なくなる。この各ステータコアを流れる永久
磁石7からの磁束は正弦波状の変化をする。即ち、各ス
テータコアの巻線と鎖交する鎖交磁束は第3図(i)に
示すようなΦCO3θ状に変化する。そして、巻線10
に第3図に示すように−Hsinθの電流を流すことに
よりトルクを発生させる。U相についてみるとステータ
コアua、ucの小歯11と、ステータコアUb、tJ
dの小歯11は0.5ピツチずれ、ステータコアUa、
Ucの巻線に対する鎖交磁束の変化とステータコアub
、IJdの巻線に対する鎖交磁束の変化は180If位
相がずれているが、永久磁石の磁束の向きに対しステー
タコアub、udの巻線の電流の向きがステータコアU
a、tJcの巻線の電流の向きと逆であることから、ス
テータコアua、ucの巻線に対する鎖交磁束の変化と
巻11%f流の変化との関係はステータコアub、ud
の巻線に対しても同じものとなり、各ステータコアua
、ub、uc、udはロータ1を回転させるものである
このように、巻線と鎖交する永久磁石7がら発生する磁
束14、即ち鎖交磁束の変化によってトルクを発生する
ものであるが、巻線12に流れる電流によって発生する
磁界によって、永久磁石7から発生する磁界がゆがめら
れ、1つの永久磁石7上に固着された2つのステータコ
アの根本にスリット10がないと、巻$1電流を増大さ
せると、ロータ歯4とステータコアの小歯9部分で巻線
電流による磁束13によって飽和を起こし永久磁石の磁
束14を通りにククシ、駆動電流と発生トルクの比例関
係をくずしてしまう。そこで、起磁力の大ぎい永久磁石
の磁束14は通すが、巻線電流によって生じる磁束13
はほとんど通さないようなスリット10を同一永久磁石
7上に固着されたステータコア8.9間に設ける。この
スリット10の間隔は永久磁石7の厚みの115以下程
度である。このスリット10を設けることによってイン
ダクタンスを小さくし、磁気回路内に蓄えられる磁気エ
ネルギーの変化邑を小さくし、出力機械エネルギー、即
ち、出力トルクを巻線電流と比例させることができる。
以上が本実施例の動作であるが、上記実施例において、
各相の巻線は各相のステータコア8,9゜8.9 (L
la 〜Ud、Va 〜Vd、Wa−Wd)毎に巻いた
が、第1図、第2図、第4図に示すように同一相におけ
る中間のステータコア9,8、即ち極歯ubとUC,V
bとvc、wbとWCの巻線による磁束の方向が同一の
ことから、これらステータコアubとUc、VbとVc
、WbとWcは共に巻線を巻き、巻線を共用するように
してもよい。
又、上記実施例はアウタロータ型のハイブリットモータ
であったが、ロータを中心部に配置しロータコアの外周
面にロータ歯を設け、該ロータの外周面にステータコア
の各小雨が対面するように配設してインナロータ型のハ
イブリットモータを構成してもよい。さらに、ロータ及
びステータを直線上に形成し、リニアモータとしてもよ
い。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、永久磁石がステータの円
周方向に交互に極が変るように配列され、該永久磁石に
よって発生する磁路は、ロータ軸に垂直な面上で形成さ
れ、従来のハイブリットモータのようにロータ軸方向へ
の磁路が形成されないため、永久磁石以外のロータコア
、ステータコア。
ヨークをすべて珪素鋼板等を成層して成層鋼板で構成す
ることができ、そのためうず電流の発生が少なく鉄損を
防止することができる。又、従来のハイブリットモータ
のように軸方向に磁化された永久磁石のN極側とS極側
でロータの小歯のビッヂを半ピツチずらすことを必要と
しないからFJ gが簡単である。
さらに、各永久磁石−ヒに固着される2つのステータコ
ア間に永久磁石の磁束は通すが巻線電流により発生する
磁束は流さない程度のスリットを設けることによってロ
ータ歯とステータコアの小歯部分で生じる飽和を防止し
、駆動電流と出力トルクが比例するハイブリットモータ
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のモータ軸に対し垂直な断面
の部分図、第2図は同実施例のステップモータとしての
動作説明図、第3図は同実施例におけるロータの回転に
よるU相においての永久磁石の磁束変化と各相の巻線電
流の変化を示す図、第4図は同実施例によるACモータ
としての動作説明図である。 1・・・ロータ、2・・・ステータ、3・・・ロータコ
ア、4・・・ロータ歯、5・・・谷、6・・・ヨーク、
7・・・永久磁石、8.9.Ua−Ud、Va−Vd、
Wa 〜Wd・・・ステータコア、11・・・小歯、1
2・・・巻線、13・・・巻線電流による磁束、14・
・・永久磁石による磁束。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステータのヨーク面上にヨーク面垂直方向に磁化
    方向が交互に逆になるように永久磁石が固着され、該各
    永久磁石上に2つのステータコアが固着近傍で所定スリ
    ット空間をもって固着され、各ステータコアの先端には
    各々同数の小歯が設けられ、ロータコアの上記各ステー
    タコアと対面する側には上記小歯と同一ピッチのロータ
    歯が設けられ、隣り合う2つの永久磁石上の4つのステ
    ータコアで1相分のコアを構成し該1相分の各ステータ
    コアに対し1相分の巻線が両端のステータコアには同一
    方向の磁束が生じ、中間の2つのステータコアには両端
    の極歯とは逆方向に磁束が生じるよう巻かれ、上記1相
    分を構成する4つのステータコア間は各々隣り合う小歯
    の中心線間が(n+0.5)ピッチ(nは整数)離れて
    配設され、相が異なるステータコア間は隣り合う小歯の
    中心線間が(n+1/6)ピッチ(nは整数)離れて配
    設されているハイブリットモータ。
  2. (2)上記各相の巻線は、各ステータコアに対し各々巻
    かれている特許請求の範囲第1項記載のハイブリットモ
    ータ。
  3. (3)上記各相の巻線は、上記中間の2つのステータコ
    アに対し束ねて巻いてある特許請求の範囲第1項記載の
    ハイブリットモータ。
  4. (4)上記ステータコア、ロータコア及びヨークは軟磁
    性体の薄鋼板を永久磁石から発生する磁束に対し垂直方
    向に成層して構成されている特許請求の範囲第1項、第
    2項又は第3項記載のハイブリットモータ。
  5. (5)上記ハイブリットモータはアウタロータ型である
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4項記載
    のハイブリットモータ。
  6. (6)上記ハイブリットモータはインナロータ型である
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4項記載
    のハイブリットモータ。
  7. (7)上記ハイブリットモータはリニア形である特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4項記載のハイ
    ブリットモータ。
JP23924286A 1986-10-09 1986-10-09 ハイブリツトモ−タ Pending JPS6395843A (ja)

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