JPH0799925B2 - ハイブリツトモ−タ - Google Patents

ハイブリツトモ−タ

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JPH0799925B2
JPH0799925B2 JP23924386A JP23924386A JPH0799925B2 JP H0799925 B2 JPH0799925 B2 JP H0799925B2 JP 23924386 A JP23924386 A JP 23924386A JP 23924386 A JP23924386 A JP 23924386A JP H0799925 B2 JPH0799925 B2 JP H0799925B2
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teeth
rotor
phase
pole
pole teeth
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成昭 小山
一行 平田
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フアナツク株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はステップモータやACモータとして使用されるハ
イブリットモータに関する。
従来の技術 従来のハイブリットモータはロータの中心部に円筒形で
長さ方向に磁化された永久磁石を有し、該永久磁石の周
囲には外周に多くの歯(凹凸)をもった成層珪素鋼板等
の軟磁性体が2個の部分に分けて固着されてロータを構
成しており、該軟磁性体の外周部の歯は上記永久磁石の
N極側とS極側では半ピッチずれている。そして、ステ
ータの極歯(極)には、上記ロータの軟磁性体の外周部
の歯と同じピッチで小歯が設けられている。ロータの永
久磁石の生み出す磁束はロータの軸方向、即ちユニポー
ラ型の分布を取り、ステータの巻線の作り出す磁束はロ
ータ軸に垂直な平面上で磁路を形成するヘテロポーラ型
の磁路を形成し、このユニポーラ分布の永久磁石による
磁束とヘトロポーラ分布のステータ巻線による磁束とが
作用し合ってトルクを発生するものである。
発明が解決しようとする問題点 上記従来のハイブリットモータは、ローラの中心部に設
けられた永久磁石が軸方向に磁化され、N極側とS極側
のローラの軟磁性体の歯が半ピッチずれていることか
ら、製造が難しく、又、モータの軸方向に長い形状とな
り、薄いモータ、即ち、モータ軸方向において短いモー
タを形成することができなかった。
又、モータ軸の軸方向にも上述したように磁束が流れる
からうず電流が発生しやすく、そのため鉄損が大きいと
いう欠点がある。
そこで、本発明は、製造が容易でうず電流の発生を少な
くし鉄損の少ないハイブリットモータを提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 ステータのヨーク面上にヨーク面垂直方向に磁化方向が
交互に逆になるように永久磁石を固着し、該各永久磁石
上にステータコアを固着する。該ステータコアは2つに
枝分れして極歯を構成し、各極歯の先端には各々同数の
小歯を設ける。ロータコアの上記各極歯と対面する側に
は上記小歯と同一ピッチのロータ歯を設ける。そして、
隣り合う2つのステータコアで1相分のコアを構成し該
1相分の極歯に対し1相分の巻線が両端の極歯には同一
方向の磁束が生じ、中間の2つの極歯には両端の極歯と
は逆方向に磁束が生じるよう巻き、上記1相分を構成す
る2つのステータコアの各極歯間は隣り合う小歯の中心
線間が1.5ピッチ,2.5ピッチと(n+0.5)ピッチ(nは
整数)離れて配設し、相が異なる極歯間は隣り合う小歯
の中心線間が(n+1/6)ピッチ(nは整数)離れて配
設することによって上記問題点を解決した。
作用 1相分の極を構成する2つのステータコアは極性が異な
る永久磁石の上に固着されているから、永久磁石から発
生する磁束は一方の永久磁石より該永久磁石上のステー
タコアを通り、ロータコア、他方のステータコアを通り
他方の永久磁石へとなる磁束分布を構成する。一方、巻
線に電流を流すと、該巻線電流による磁束は4つの極歯
の両端の極歯においては同一方向の磁束の方向で、中間
の2つの極歯に対しては両端の極歯の磁束の方向とは逆
になるから、1相分の極を構成する2個のステータコア
の一方のステータコアの端側の極歯と他方のステータコ
アの内側(中間部)の極歯に流れる永久磁石による磁束
の方向と巻線電流による磁束の方向が一致し、他方のス
テータコアの内側の極歯と一方の端側の極歯に流れる永
久磁石による磁束の方向と巻線電流による磁束の方向は
逆となる。そして、1相分の2つのステータコアの極歯
間は(1+0.5)ピッチ,(2+0.5ピッチ)……と0.5
ピッチの間隔があるため、一方のステータコアの端側の
極歯及び他方の内側の極歯の各々の小歯はロータ歯に対
し同一ピッチずれを生じていることとなるから、一方の
ステータコアの端側の極歯及び他方のステータコアの内
側の極歯に、永久磁石及び巻線電流による各々の磁束が
同一方向のときは該極歯の小歯はロータ歯を吸引し、磁
束方向が異なる他方のステータコアの端側及び一方のス
テータコアの内側の極歯の小歯はロータ歯を反発させ、
その結果ロータを回転させることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例として3相ハイブリットモータ
を例にとって詳細に説明する。
第1図は該ハイブリットモータのモータ軸に対し、垂直
な断面の部分図で、本実施例のハイブリットモータはス
テータ2を中心部に配設し、ロータ1を該ステータ2の
外周部に配設している。即ち、アウタロータ型のハイブ
リットモータである。
ロータ1のロータコア3の内周囲には同ピッチの凹凸部
が形成され、該凸部によってロータ歯4を形成してい
る。この歯4の歯幅は、凹部である谷5の谷幅より少し
小さく形成され、この歯4と谷5によって1ピッチを構
成している。
ステータ2はヨーク6の外周面に永久磁石7が固着さ
れ、該永久磁石7はステータ2の半径方向に磁化されて
おり、ヨーク6の円周方向に交互に極性が変わるように
配設されている。即ち、半径方向に磁化された永久磁石
7の磁化方向が円周方向に沿って交互に逆方向になるよ
う配設されている。
上記各永久磁石7の外周面には各々ステータコア8が固
着され、各ステータコア8は2つに枝分かれして、2つ
の極歯け8′,8″を構成し、各極歯8′,8″の先端は凹
凸状に形成され、この凸状部によって小歯9を構成して
おり、この小歯9を形成する極歯8′,8″の先端の凹凸
部はロータ1の凹凸部のピッチと同一に形成されてい
る。
本実施例では、各極歯8′,8″に8個の小歯9が設けら
れ、極歯8′と極歯8″間の隣り合う小歯9の中心線間
が1.5ピッチの間隔となっている。なお、この間隔は
(n+0.5)ピッチ(nは整数)でもよい。
そして、本発明は隣り合う2つのステータコア8によっ
て1相分を構成しており、この1相分の隣り合う2つの
ステータコアの間隔も小歯9の中心線間で1.5ピッチの
幅に配設してある。即ち、1相分内に存在する極歯
8′,8″間の3つの間隔はすべて隣り合う小歯9の中心
線間で1.5ピッチ(前述同様(n+0.5)ピッチでもよ
い)の幅に配設されている。そして、各相の隣り合う2
つのステータコア8は永久磁石7の外周面に円周方向に
U相,V相,W相,……と順次配設されており、隣り合う相
間の極歯の小歯9の中心線間の距離は第2図に示すよう
に7/6ピッチとして配設されている。
第1図で示すV相分の2つステータコア8は左側は内側
にN極、外側にS極に磁化された永久磁石7の外周面に
固着され、右側は内側にS極、外側にN極に磁化された
永久磁石7の外周面に固着されている。なお、説明を簡
単にするために、V相における左側のステータコア8、
即ちU相側のステータコア8と隣り合うステータコア8
の極歯8′をVa、極歯8″をVb、右側のステータコア8
の極歯8′をVc、極歯8″をVdと呼ぶことにする。同様
に、W相の各極歯8′,8″もV相の極歯Vd(=8″)と
隣り合う極歯をWaとし、以下、Wb,Wc,Wdと呼し、U極の
極歯8′,8″も同様にW相の極歯Wdと隣り合う極歯8′
からUa,Ub,Uc,Udと呼ぶことにする(第2図参照)。
そして、1相分の巻線10は1相分の2つのステータコア
の各々の極歯8′,8″(=Ua,Ub,Uc,Ud,Va,Vb,Vc,Vd,W
a,Wb,Wc,Wd)に巻かれ、第1図のV相について記載され
ているように、電流を流したとき、この巻線電流によっ
て生じる磁束が1点左遷の矢印11が示すように極歯Va,V
dは外から内へ、極歯Vb,Vcは内から外へ生じるように各
極歯の巻線は巻かれている。
又、上記ロータコア3,ステータコア8,ヨーク6は珪素鋼
板等の軟磁性体の薄鋼板を第1図紙面垂直方向に成層し
て構成されており、永久磁石7以外はすべて成層構造で
作成されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
第2図は本実施例の動作を説明するためにロータ1とス
テータ2を直線状に展開し、各極歯8′,8″小歯9の中
間部を4つ省略し、4個の小歯9を有する極歯8′,8″
で構成している。又、ロータ歯4,小歯9の歯幅と歯間の
谷の谷幅を同一とした図を示しており、第1図のように
谷幅よりは4,9の歯幅を小さくする場合は歯4,9の両側を
同一量削り小さくすればよいから、この展開図と第1図
の実施例の動作原理は同一となる。又、第2図において
は図面作成上2段に分かれて記載されているが、U,V,W,
……相と連続しているもので、上段の右側のW相は、下
段のW相と同じもので説明上2重に記載しているのみで
ある。又、U,V,W相の各相1個のみ示しているが、さら
に各相分を増加してもよいもので、例えば、U,V,W相各
相1組以上で該ハイブリットモータは構成される。
まず、ステータモータとして、1相励磁方式で該ハイブ
リットモータを駆動する場合について説明する。
第1図及び第2図はU相に対する励磁が終了し、U相の
極歯Ua,Ucの小歯9とロタ歯4は対面し、極歯Ub,Udの小
歯9はロータ1の谷5と対面している。
ここで、この状態のとき、各極歯Ua〜Ud,Va〜Vd,Wa〜Wd
の小歯9とロータ歯4のピッチずれを求めると同一相の
極歯8′,8″の極歯間は隣り合う小歯9の中心線間が1.
5ピッチ(以下ピッチをPと記す)の距離であること、
又異なる相間の小歯9の中心線間は7/6Pの距離に配設さ
れていることから各極歯の小歯9のずれは以下のとおり
になる。
Ua=同一ピッチ Ub=1/2P Uc=1/2P+1,5P=2P=同一ピッチ Ud=1/2P Va=1/2P+7/6P=1P+2/3P=2/3P Vb=2/3P+1.5P=2P+1/6P=1/6P Vc=1/6P+1.5P=1P+2/3P=2/3P Vd=2/3P+1.5P=2P+1/6P=1/6P Wa=1/6P+7/6P=1P+2/6P=1/3P Wb=1/3P+1.5P=1P+5/6P=5/6P Wc=5/6P+1.5P=2P+2/6P=1/3P Wd=1/3P+1.5P=1P+5/6P=5/6P Ua=5/6P+7/6P=2P=同一ピッチ 次に、V相の巻線10に第1図,第2図に示すように電流
を流すと、該巻線電流によって生じた磁束は第1図,第
2図で一点鎖線の矢印11に示す方向に生じる。一方、永
久磁石7によって生じる磁束は破線の矢印12によって示
される方向であるから、これらの磁束は極歯Va,Vcで同
一方向で、極歯Vb,Vcでは逆方向になるため、極歯Va,Vc
の小歯9はロータ歯4を吸引し、極歯Vb,Vcはロータ歯
4を反発させ、その結果、ロータ1は第1図中反時計方
向、第2図中左側に移動させ、極歯Va,Vcの小歯9がロ
ーラ歯4と対面し極歯Vb,Vdの小歯9は谷4と対面する
状態、即ち第1図,第2図に示すU相の状態と同じにな
る。即ち、極歯Va,Vcの小歯9はロータ歯4に対し2/3P
ずれていたものが同一ピッチとなることからロータ1は
1/3Pだけ移動しロータ歯4に対し同一ピッチとなるもの
で、V相励磁によってロータ1は1/3ピッチ回転するこ
ととなる。
次に、W相を励磁することとなるが、ロータ1が1/3ピ
ッチ回転したことにより、W相の各小歯9とロータ歯4
の関係は第1図,第2図に示すV相の各小歯9とロータ
歯4の関係と同じとなり、W相を励磁すれば、V相励磁
のときと同じ動作となりロータ1を1/3ピッチ回転させ
ることとなる。以下同様に、U相を励磁すればロータ1
は1/3ピッチ回転し、第1図,第2図の状態となる。即
ち、U,V,W相を各々1回励磁することによりロータ1は
1ピッチ回転することとなる。
次に、ACモータとして使用するときの動作について述べ
る。永久磁石7によって生じる磁束12は、ロータ歯4と
極歯の小歯9が対面したとき一番多く流れ、小歯9がロ
ータの谷5と対面したとき一番少なくなる。例えば、第
1図,第2図の状態ではU相の極歯Ua,Ucの小歯9はロ
ータ歯4と対面し、極歯Ub,Udの小歯9はロータの谷5
と対面しているため永久磁石7の磁束は、U相の右側の
永久磁石7(第2図参照)のN極から出た磁束は極歯U
c,ロータ1のロータコア3,極歯Uaを通り左側の永久磁石
7のS極に入る磁気回路が構成され、このときの磁極U
a,Ucの小歯9を通る磁束は最大Φとなりロータ1が回転
するにつれて減少する。この磁極Ua,Ucを通る磁束をΦc
osθ(Φは最大磁束、θは電気角)とすると、該U相の
巻線10に流す電流が−Isinθ(Iは最大電流)となるよ
うに、各相に3相電流を流すと、U相の磁極Ua,Ucの磁
束分布とφと各相の巻線10に流れる電流Ui,Vi,Wiは第3
図(i)〜(iv)のような関係となる。そこで、極歯U
a,Ucの小歯9がロータ歯4と対面しているときは、第3
図中aの位置のときであり、この位置より微ずかロータ
1が回転しbの位置になったときの状態を第4図に示
し、各相の巻線10に流れる電流の方向は第4図に示す状
態となる。即ち、V相のみ逆向きの電流が流れる状態と
なり、極歯Ua,Uc,Vb,Vd,Wa,Wcの小歯9はロータ歯4を
反発させ、極歯Ub,Ud,Va,Vc,Wb,Wdはロータ歯4を吸引
する。これは、ロータ1は第1図,第2図の状態から比
べ微ずか回転している状態であるから、極歯Ua,Ucの小
歯9に対しロータ歯は微ずか第4図中左方向にあるた
め、ロータは4は極歯Ua,Uc,Vb,Vd,Wa,Wcの小歯9より
微ずか左側に移動した位置にあり、反発させることによ
りロータ1を左方向へ回転させ、極歯Ub,Ud,Va,Vc,Wb,W
dの小歯9に対しロータ歯4は右側にあるため、ロータ
1は吸引されロータ1は左方向へ回転することとなる。
かくして、1/6ピッチ回転し、第3図中c点の位置に達
すると、極歯Wb,Wdの小歯9とロータ歯4は対面するよ
うになるが、このc点の位置から微ずか回転したd点の
位置ではW相の巻線10に流れる電流の向きが逆になり、
かつ極歯Wa〜Wdの小歯9に対するロータ歯4の位置が逆
となる。即ち、ロータ歯4は極歯Wa,Wcに対し右側に極
歯Wb,Wdに対し左側にずれた状態となり、巻線電流が逆
になることにより第4図中のW相の巻線電流による磁束
の向きが逆になるためロータ歯4は極歯Wa,Wcで吸引さ
れ、極歯Wb,Wdで反発されて左方向へロータ1を回転さ
せることとなる。なお、U相,V相は小歯9とロータ歯4
との位置関係及び巻線電流の向きが変わらないことによ
り、前に説明したと同様ロータ1を左方向に回転させる
ようトルクを発生させている。
そして、第3図e点に達すると、V相の極歯Va,Vcの小
歯9がロータ歯4と対面一致し、その後、V相の極歯Va
〜Vdの小歯9とロータ歯4の位置関係が変わるか、V相
の巻線電流の向きが変わり、W相について述べたと同様
にして、ロータ1を左方向へ回転させることとなる。
以下同様な動作を繰り返すことによってロータ1は左方
向へ回転しつづけることとなる。
以上が本実施例の動作であるが、上記実施例において、
各相の巻線は各相の極歯8′,8″(Ua〜Ud,Va〜Vd,Wa〜
Wd)毎に巻いたが、第1図、第2図,第4図に示すよう
に同一相における2つのステータコア8の隣り合う極歯
8′,8″、即ち極歯UbとUc,VbとVc,WbとWcの巻線による
磁束の方向が同一のことからこれら極歯UbとUc、VbとV
c、WbとWcは共に巻線を巻き、巻線を共用するようにし
てもよい。
又、上記実施例はアウタロータ型のハイブリットモータ
であったが、ロータを中心部に配置しロータコアの外周
面にロータ歯を設け、該ロータの外周面にステータコア
の各小歯が対面するように配設してインナロータ型のハ
イブリットモータを構成してもよい。さらに、ロータ及
びステータを直線上に形成し、リニアモータとしてもよ
い。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、永久磁石がステータの円
周方向に交互に極が変るように配列され、該永久磁石に
よって発生する磁路は、ロータ軸に垂直な面上で形成さ
れ、従来のハイブリットモータのようにロータ軸方向へ
の磁路が形成されないため、永久磁石以外のロータコ
ア,ステータコア,ヨークをすべて珪素鋼板等を成層し
て成層鋼板で構成することができ、そのためうず電流の
発生が少なく鉄損を防止することができる。又、従来の
ハイブリットモータのように軸方向に磁化された永久磁
石のN極側とS極側のロータの小歯のピッチを半ピッチ
ずらすこと必要としないから製造が簡単である。
又、軸方向に磁化された永久磁石を必要としないから、
モータの厚み(モータ軸方向の長さ)を薄くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のモータ軸に対し垂直な断面
の部分図、第2図は同実施例のステップモータとしての
動作説明図、第3図は同実施例におけるロータの回転に
よるU相においての永久磁石の磁束変化と各相の巻線電
流の変化を示す図、第4図は同実施例によるACモータと
しての動作説明図である。 1……ロータ、2……ステータ、3……ロータコア、4
……ロータ歯、5……谷、6……ヨーク、7……永久磁
石、8……ステータコア、9……小歯、8′,8″,Ua〜U
d,Va〜Vd,Wa〜Wd……極歯、10……巻線、11……巻線電
流による磁束、12……永久磁石による磁束。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータのヨーク面上にヨーク面垂直方向
    に磁化方向が交互に逆になるように永久磁石が固着さ
    れ、該各永久磁石上にステータコアが固着され、該ステ
    ータコアは2つに枝分れして極歯を構成し、各極歯の先
    端には各々同数の小歯が設けられ、ロータコアの上記各
    極歯と対面する側には上記小歯と同一ピッチのロータ歯
    が設けられ、隣り合う2つのステータコアで1相分のコ
    アを構成し該1相分の極歯に対し1相分の巻線が両端の
    極歯には同一方向の磁束が生じ、中間の2つの極歯には
    両端の極歯とは逆方向に磁束が生じるよう巻かれ、上記
    1相分を構成する2つのステータコアの各極歯間は隣り
    合う小歯の中心線間が(n+0.5)ピッチ(nは整数)
    離れて配設され、相が異なる極歯間は隣り合う小歯の中
    心線間が(n+1/6)ピッチ(nは整数)離れて配設さ
    れているハイブリットモータ。
  2. 【請求項2】上記各相の巻線は、各極歯に対し各々巻か
    れている特許請求の範囲第1項記載のハイブリットモー
    タ。
  3. 【請求項3】上記各相の巻線は、上記中間の2つの極歯
    に対し束ねて巻いてある特許請求の範囲第1項記載のハ
    イブリットモータ。
  4. 【請求項4】上記ステータコア,ロータコア及びヨーク
    は軟磁性体の薄鋼板を永久磁石から発生する磁束に対し
    垂直方向に成層して構成されている特許請求の範囲第1
    項,第2項又は第3項記載のハイブリットモータ。
  5. 【請求項5】上記ハイブリットモータはアウタロータ型
    である特許請求の範囲第1項,第2項,第3項又は第4
    項記載のハイブリットモータ。
  6. 【請求項6】上記ハイブリットモータはインナロータ型
    である特許請求の範囲第1項,第2項,第3項又は第4
    項記載のハイブリットモータ。
  7. 【請求項7】上記ハイブリットモータはリニア形である
    特許請求の範囲第1項,第2項,第3項又は第4項記載
    のハイブリットモータ。
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DE112009001148B4 (de) * 2008-05-08 2017-09-21 Mitsubishi Electric Corp. Rotierende elektrische Maschine und Lüfter, welcher diese verwendet

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