JPS6395219A - ウレタン樹脂組成物 - Google Patents

ウレタン樹脂組成物

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JPS6395219A
JPS6395219A JP61242266A JP24226686A JPS6395219A JP S6395219 A JPS6395219 A JP S6395219A JP 61242266 A JP61242266 A JP 61242266A JP 24226686 A JP24226686 A JP 24226686A JP S6395219 A JPS6395219 A JP S6395219A
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JP
Japan
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compound
urethane resin
hydroxyl group
resin composition
containing compound
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Pending
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JP61242266A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Obara
小原 正且
Yasuo Sugawara
泰男 菅原
Akira Kageyama
景山 晃
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発゛明はウレタン樹脂組成物に関し、特に伸長性およ
び耐湿熱性に優れた硬化物を与えるウレタン樹脂組成物
に関する。
(従来の技術) ウレタン樹脂は水酸基を含むポリオール化合物とイソシ
アネート化合物を反応させることによって得られる。こ
のウレタン樹脂のポリオール成分としてはヒマシ油が一
般的に知られている。
ヒマシ油はリシノールM(1,2−ヒドロキシオレイン
@)を主成分とするトリグリセリドであり、その構成脂
肪酸の約90重量%がリシノール酸である。残りのほと
んどの脂肪酸は水酸基を持たないためヒマシ油は分子内
に約2.7の水酸基を持つことになり、その水酸基は互
いに遠く離れて位置し、その間はほとんどがメチレン基
でつながっている。この化学構造によりヒマシ油は一般
的なポリエーテルポリオールやポリエステルポリオール
より耐水性や電気特性のすぐれた可とう性を与える素材
である。
ヒマシ油はこのような性質を持つため、例えば電気・電
子部品封止用のウレタン樹脂のポリオール成分として用
いられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、電気・電子部品の多機能化、小型化技術
の開発が進むにつれ、封止用樹脂に対する要求特性もき
びしくなり、ヒマシ油をポリオール成分としたウレタン
樹脂よりさらに伸長性および耐湿熱性を高めることが要
望されている。また、ヒマシ油は、ポリブタジェン系ポ
リオール等の高粘度炭化水素系ポリオールをポリオール
成分としたウレタン樹脂の粘度を低下させ、かつポット
ライフを長くする改質剤としても知られているが高粘度
炭化水素系ポリオールのような水酸基当量の大きいポリ
オールとの相溶性に限界があり、特に低温では使用制限
を受けるという問題がある。
本発明の目的は、上記ヒマシ油を用いたウレタン樹脂組
成物の問題点を解決し、水酸基当量の大きいポリオール
との相溶性に優れた反応物を用い、かつ伸長性、耐湿熱
性に優れたウレタン樹脂組成物を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、鋭意研究を進めた結果、ヒマシ油に代わる
水酸基を含むポリオール化合物として水酸基当量の大き
いポリオールとの相溶性に優れた脂肪族長鎖二塩基酸と
モノエポキシ化合物との反応物を使用し、かつ、伸長性
、耐湿熱性の優れた硬化物を与えるウレタン樹脂組成物
が得られることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、水酸基含有化合物(A)とポリイソ
シアネート(B)を含有するウレタン樹脂組成物におい
て、水酸基含有化合物(A)の少なくとも一部を、脂肪
族長鎖二塩基酸(a)とモノエポキシ化合物(b)との
反応物(A1)および1.4−ポリブタジエン系ポリオ
ール(A2)としてなるウレタン樹脂組成物に関する。
上記水酸基含有化合物(A)は、前記反応物(A1)の
他に1.4−ポリブタジエン系ポリオール(A2)を含
有する。
本発明における水酸基含有化合物(A)の反応物(A1
)とは、例えば一般式(I)〜(Vl)で示される脂肪
族長鎖二塩基酸(a) HOOC−(CH2)n−C0OH(1)HOOC−(
CH2)n−CH−(CH2)m−COOH(I[[)
HOOC−(CH)n−CH−CH−(CH2)m−C
OOH(1’/)HOOC−(CH2)n−CH=CH
−CH2−CH=CH−(CH2)ITI−COOH(
■) HOOC−(CH2)n −CH−(CH2)n−CH
=CH−(CH2)ITI C00HR2(Vl) (ただし式中、l、m、nはtt +m+n= 10〜
18となる整数であり、R1はアルキル基、R2はビニ
ル基である。) と例えば一般式(■)〜(■)で示されるモノエポキシ
化合物(b) (ただし式中、R3およびR4はC3〜C14の炭化水
素基である。)との付加反応によって得られる化合物で
ある。
脂肪族長鎖二塩基酸(a)としては、例えば商品名03
K−DA  5B−12(一般式(II)で示されnは
5) 、03K−DA  5B−20(一般式(III
)で示されmは6または10、nは5)(開本製油社製
)などがある。またモノエポキシ化合物(b)としては
、例えば商品名カージュラE(一般式(■)で示されR
3はC12〜C14の混合物)(油化シェル社製)、ブ
チルグリシジルエーテル(一般式(■)で示されR4は
ブチル基)などがある。
脂肪族長鎖二塩基酸(a)とモノエポキシ化合物(b)
の反応は、脂肪族長鎖二塩基酸1当量に対してモノエポ
キシ化合物0.8〜1.2当量として、無触媒系あるい
はカチオン系触媒の存在下に80〜150℃で3〜15
時間で行うことが好まししい。
水酸基含有化合物(A)の一部として用いられる1、4
−ポリブタジエン系ポリオール(A2)としては、分子
量700〜8000、特に1000〜3000の1.4
−ポリブタジエン系ポリオールが好ましく、例えば商品
名Po1y  bdR−45HT、R−45M (出光
石油化学社製)などがある。
脂肪族長鎖二塩基酸(a)とモノエポキシ化合物(b)
との反応物(A1)と1,4−ポリブタジエン系ポリオ
ール(A2)の配合比率は、作業性、硬化物の電気特性
および耐湿熱性の上から(A2)100重量部に対して
(At)10〜50重量部が好ましい。
本発明におけるポリイソシアネート(B)は水酸基含有
化合物(A)の硬化剤として用いられる。
このようなポリイソシアネート(B)としては、トリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ジフェニルスルホンジイソシアネート、トリ
フェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、3−イソシアネートメチル−3,5,5
−)リンチルシクロヘキシルイソシアネート、3−イソ
シアネートエチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキ
シルイソシアネート、3−イソシアネートエチル−3,
5,5−トリエチルシクロヘキシルイソシアネート、ジ
フェニルプロパンジイソシアネート、フェニレンジイソ
シアネート、シクロヘキシリレンジイソシアネート、3
.31−ジイソシアネートジプロピルエーテル、トリフ
ェニルメタンジイソシアネート、ジフェニルエーテル−
4゜4f−ジイソシアネートなどのポリイソシアネート
、または上記イソシアネートをフェノール類、オキシム
類、イミド類、メルカプタン類、アルコール類、ε−カ
ブロラククン、エチレンイミン、α−ピロリドン、マロ
ン酸ジエチル、亜硫酸水素ナトリウム、ホウ酸等でブロ
ック化したものなどが挙げられる。これらは単独または
2種類以上混合したものが用いられるが、上述のものに
限定されるものではない。
水酸基含有化合物(A)とポリイソシアネート(B)の
配合比率は、ポリイソシアネート(B)中のイソシアネ
ート基が水酸基含有化合物(A)中の水酸基の総量に対
して0.8〜1.3当量の比率になるようにすることが
、ウレタン樹脂組成物の充分な硬化性および絶縁性を得
る上から好ましい。
硬化は常温硬化または加熱硬化によって行なうことがで
きる。
なお、本発明のウレタン樹脂組成物には適度の粘度およ
び硬化物の硬度を調整するため短鎖ジオール、短鎖トリ
オール、トリメチロールアルカンの脂肪酸エステルの少
なくとも1種を水酸基含有化合物として用いることがで
きる。短鎖ジオールとしては、2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオール、N、N−ビス(2−ヒドロキシプロピ
ル)アニリン、ブタンジオールなどがあり、短鎖トリオ
ールとしては1.2.6−ヘキサンジオール、グリセリ
ンなどがある。またトリメチロールアルカンの脂肪酸エ
ステルとしては商品名URIC−Y−403(伊藷裂油
社製)などがある。
また、本発明になるウレタン樹脂組成物にはリン化合物
、ハロゲン化合物、酸化アンチモン等の難燃剤、フタル
酸エステル、セパチン酸エステル等の可塑剤、合成ゼオ
ライト、タルク、シリカ粉、アルミナ、酸化チタン等の
充填剤、顔料、染料などの各種の添加剤を必要に応じて
配合してもよい。
本発明のウレタン樹脂組成物は、注型用組成物、含浸用
組成物、塗料、接着剤などの用途に有用である。
(実施例) 次に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、下記側中の部は重量部を意味する。
実施例1 脂肪族長鎖二塩基酸(a)として商品名(O3K−DA
  5B−20(間材製油社製、分子量342)342
部、モノエポキシ化合物(b)として商品名カージュラ
E(油化シェル社製、エポキシ当量250)525部を
11の四ツロフラスコに仕込み、窒素ガスを吹き込みな
がら120℃で5時間反応させ、酸価3.7、水酸基価
109の油状反応物(A1)を得た。
上記反応で得た油状の反応物(A1)15部、1.4−
ポリブタジエンポリオール(A2)(出光石油化学社製
、商品名:polybdR−45HT、分子量2800
)80部、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール5部
、トリクレジルホスフェート20部および変性液状a 
、  4 T −シフエニルメタンジイソシアネー) 
(B)C8本、)!リウレタン製、商品名二ミリオネー
トMTL、NCO当量145)23.5部を混合して5
 mmHg以下の減圧下で真空脱泡を行った後、80℃
で2時間加熱して硬化させ試験片を作成した。
実施例2 実施例1で使用した油状の反応物(Ai)25部、1,
4−ポリブタジエンポリオール(A2)(出光石油化学
社製、商品名:Po1y  bdR−45HT、分子量
2800)70部、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
ール5部、トリクレジルホスフェート20部および変性
液状4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(B
)(日本ポリウレタン社製、商品名:ミリオネートMT
L、NCO当量145)25.1部を混合して5mmH
g以下の減圧下で真空脱泡を行った後、80℃で2時間
加熱して硬化させ試験片を作成した。
比較例1 ヒマシ油25部、1.4−ポリブタジエンポリオール(
A2)(出光石油化学社製、商品名:Po1y  bd
  R−45HT、分子量2800)70部、2−エチ
ル−1,3−ヘキサンジオール5部、トリクレジルホス
フェート20部および変性液状4.41−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(B)(日本ポリウレタン社製、
商品名:ミリオネートMTLSNCO当量145)31
部を混合して5 m+mHg以下の低圧下で真空脱泡を
行った後、0℃で2時間加熱して硬化させ試験片を作成
した。
各試験片の硬化物特性、および反応物(A1)またはヒ
マシ油と1.4−ポリブタジエンポリオールとの相溶性
を調べ結果を第1表に示した。
表より本発明における反応物(A1)は1.4−ポリブ
タジエンポリオールとの相溶性がヒマシ油よりも優れ、
また硬化物特性も優れていることがわかった。
以下余白 第1表 *1 杵Y譜生 師艮で観察bo:透明Gぷ×;白濁と
した。
*2 硬引1衡勇寛:  JISK6301に4吋処し
て演1定した。
*3 引張りq鍍:  JISK6301に4吋処して
測定し大−*4 神び率:     JISK6301
に明処して711淀した。
*!I エキ1識:  JISC2105に準拠して屓
1淀し六−*6 if!!性:  硬化物(601峠×
10−を121℃、2気aイシ牛下に放置し、各萌損招
に周ぎ4力硬度(23℃)をJISK6301に準拠し
て測定した。
(発明の効果) 本発明になるウレタン樹脂組成物は、ヒマシ油系ウレタ
ン樹脂組成物よりポリオールとの相溶性に優れた反応物
を用いることにより、クリアーな熔解状態を保ち、かつ
その硬化物は伸長性、耐湿熱性にも優れている。
ど− 代理人 弁理士 若 林 邦 彦(1、。
゛・、−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、水酸基含有化合物(A)およびポリイソシアネート
    (B)を含有するウレタン樹脂組成物において、水酸基
    含有化合物(A)の少なくとも一部を、脂肪族長鎖二塩
    基酸(a)とモノエポキシ化合物(b)との反応物(A
    _1)および1,4−ポリブタジエン系ポリオール(A
    _2)としてなるウレタン樹脂組成物。
JP61242266A 1986-10-13 1986-10-13 ウレタン樹脂組成物 Pending JPS6395219A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019188255A1 (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 リンテック株式会社 樹脂シートおよびその製造方法

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