JPS6394803A - ポリマ−セメントコンクリ−トの製造法 - Google Patents

ポリマ−セメントコンクリ−トの製造法

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JPS6394803A
JPS6394803A JP23935486A JP23935486A JPS6394803A JP S6394803 A JPS6394803 A JP S6394803A JP 23935486 A JP23935486 A JP 23935486A JP 23935486 A JP23935486 A JP 23935486A JP S6394803 A JPS6394803 A JP S6394803A
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JP
Japan
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polymer
cement
kneading
water
cement concrete
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JP23935486A
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English (en)
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田沢 栄一
伊東 靖郎
康弘 山本
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明はポリマーセメントコンクリートの製造法に係り
、ポリマーセメントモルタルにおいて、引張りおよび曲
げ強度を適切に向上することのできる方法を提供しよう
とするものである。
産業上の利用分野 ポリマーセメントコンクリートの製造 従来の技術 セメントコンクリートの結合剤としてポリマーを用いる
ことについては従来からそれなりの検討がなされており
、セメントと共にポリマーを結合剤成分として用いるこ
とにより接着性、強度、耐久性、耐候性などにおいて優
れたものとなり、施工時のワーカビリティにおいても一
般コンクリートより優れたものとなる。
即ちこの場合のポリマーセメント比(セメントに対する
ポリマーディバージョンにおける全固形分比)は5〜2
0%程度の範囲で目的とする製品に要求される引張強度
、耐酸性などを考慮し適当な値を決定し、調整操作、取
扱いについても従来の一般的コンクリートと殆んど同様
で容易に調整施工し得る。
発明が解決しようとする問題点 ポリマーセメントコンクリートには上記のような有利性
があるが、それによって得られる強度その他の特性は用
いられたポリマーの種類、配合比などによる配合組成で
略一定し、同一配合組成によってそのような特性を高め
ることはできない。
即ちより優れた特性を得るためにはより優れたポリマー
を用い、或いは多量のポリマーを配合することが必要で
あって、必然的に高価となる。
「発明の構成」 問題点を解決するための手段 セメント、ポリマーおよび水を用いてポリマーセメント
コンクリートを得るに当り、混練に必要な水を分割し、
その一方をセメントに添加混練する1次混練後に残部の
水を添加して混練する2次混練を行い、しかも前記ポリ
マーを1次混練時に添加して前記1次2次の混練を経し
めることを特徴とするポリマーセメントコンクリートの
製造法。
作用 混練に必要な水を分割し、その一方にセメントを添加し
た1次混練後に残部の水を加えて2次混練し且つその1
次混練時にポリマーを加えて各混練を経しめることによ
りセメント、ポリマーおよび水の分散性が向上され、結
合度を高めて該混練物で得られる成形体の強度を増大す
る。
実施例 上記したような本発明について更に説明すると、本発明
者等は同じ配合組成のポリマーコンクリートにおいて、
その製品特性を向上することについて検討を重ね、即ち
混練方法について変化を与え、混純に必要な水を分割し
、その一方をセメントに添加混練して一定時間の混練を
なす1次混練をなしてから他方の水を添加して再び所定
時間の2次混練をなす方式を採用し、ポリマーについて
は1次混練に添加して混練を加えることにより比較的短
時間の混練で曲げ引張および圧縮の何れの強度をも有効
に高めることができることを確認した。
用いるセメントとして普通または早強ポルトランドセメ
ントの外、高炉セメント、シリカセメント、フライアッ
シュセメントの何れでもよ(、ポリマーとしては天然ま
たは合成ゴムラテックス、熱可塑性または熱硬化性の樹
脂エマルジョン、ポリビニルアルコールやポリアクリル
酸塩などの水溶性ポリマーの何れを採用してもよい。
本発明によるものの具体的な製造例について、比較例と
共に説明すると以下の如くである。
本発明者等が採用したセメントの1例は日本セメント株
式会社製の普通ポルトランドセメントで、比重が3.1
6、比表面積が3240rrr/gのものであり、又モ
ルタル用細骨材としては山口県豊浦産の標準砂である。
更にポリマーとしてはスチレンブタジェン系ラテックス
、アクリル系エマルジョン(A社製)および同じくアク
リル系エマルジョン(B社製)であって、これらのもの
の特性は次の第1〜3表の如くである。
第1表 ■ 第2表 第3表 なお消泡剤としてシリコーン系消泡材(ダウコーニング
社製)を用いた。混練および配合については、ホバート
型モルタルミキサーを用い、セメントペーストは比較例
(SMおよびD M l ”)と本発明(D M z)
として以下の如くである。
SM:全量の水とポリマーを低速(100rpm)で3
0秒間撹拌しながらセメントを添加し、引続き5分間高
速(200rpm)で撹拌する。
DM+:1次水を低速で30秒間撹拌しながらセメント
を添加し、次いで3分間高速撹拌してから2次水とポリ
マーを添加し更に2分間高速撹拌する。
DMz:1次水にポリマーを添加して低速で30秒間撹
拌しながらセメントを添加し、次いで3分間の高速撹拌
してから2次水を添加して2分間の高速撹拌を行う。
又モルタルについては、前記したペースト調整法による
SM、DM、およびDM、の各ペーストを調整してから
砂を添加して1分間の高速撹拌を行い、S M 、 D
 M 1およびDM2のモルタルを得た。
ペーストおよびモルタルの配合は次の第4表の如くであ
る。
第4表 然してこのような混練調整物について、その1次水率と
最大ブリージングの関係を検討した結果は第1図(A)
 (B)の如くであって、(A)は前記DM。
の方式で混練したもの、(B)は本発明によるDM。
の方式によって混練したものであって得られた混練物の
W/Cとしては50%の場合と、70%の場合を夫々示
しているが、DM、方式による第1図(八)の場合は何
れのものも1次混練水(Wl/C)が16〜28%のも
のにおいてブリージング率が低く、特にL/C=24%
のときに最低である。これに対し本発明によるDM、の
場合(第1図(B))では−+/Cが15%以下のとき
にブリージング率が少くなり、特にWl/C= 12%
で最低であって、このDM、の場合はポリマーを使用す
ることにより最適W+/cが大幅に小さくなっている。
又このときのブリージング水中におけるポリマー固形分
濃度を測定した結果は第3図に示す通りであって、w1
/Cが24%のDM、は9.38%、W、/Cが9%の
ときのDM、は18.14%であり、SMは15.48
%であって、W、/Cが9%のDM、およびSMは練り
混ぜ水のポリマー濃度15.01%より高濃度のもので
あることが確認されたのに対し、前記のようにIL/C
= 12%のDM、はこの第3図に示すように5.26
%であり、ポリマーが有効に成形体中に分散しているこ
とが確認され、1次水に加えるポリマーを水の一部と考
えて最適Wl/Cを定めることが好ましい。
上記したことはセメント、水の2成分系において特願昭
56−153974号(特開昭58=56815号)に
示されているように2次混練をなすに当ってのW、/C
最適範囲が15〜38%であることはその様相を異にし
ていることが明かである。
前記した第1図(^)(B)のものは第1表のポリマー
を用いた場合であるが、第2表および第3表のポリマー
を用いた場合について水セメント比を50%、70%と
するときの1火水率W、/Cによるブリージング率の関
係は別に第2図において(A) (B)として示す通り
である。即ち第2表のポリマーを用いた場合には一1/
C= 13%附近、第3表のポリマーの場合にはW、/
C= 20%附近でブリージングが最小となるが、これ
はポリマー自体の界面化学的性質の差によるものと認め
られる。又セメントに対するポリマーの添加量が変化す
るに従い最適WI/Cは第4図に示すように変化するこ
とになる。
更に撹拌時間については本発明者等が前記のような配合
のものについて30分に亘る夫々の撹拌結果を検討した
が2〜5分程度で略一定の混練結果が得られ、それ以上
の長時間混練を行っても実質的に変化がない。
然して前記した第4表のような配合による調整で得られ
た各成形体を次の第5表に示すような養生材令を経しめ
た。即ちペーストについてはひび割れ防止のため水中養
生期間を長くし、何れにしても強度試験材令はJISR
5201に準拠して総べて28日とした。
第5表 このようにして得られた各試験片について曲げ試験を行
った結果を要約して示しているのが第5図であって、本
発明によるモルタルD M t (△印)のものは12
0〜135kg/crA程度の高く且つばらつきの少い
値を示しているのに対し、DM、のちのはそれ以下で、
しかも70kg/cn+のような低強度のものもあって
、ばらつき範囲が3倍であって品質的に安定しない。
又圧縮強度を1次混練時間との関係で示すと第6図の如
くであって、本発明のものは1分以上で一般的に500
kg/CIA以上の圧縮強度が得られるのに対し、比較
例のものは450〜350kg/cTAであって、品質
的に相当に劣ったものである。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときはこの種ポリマー
セメントコンクリートを製造するに当り、その引張りお
よび曲げ強度を適切に向上し又安定した品質の製品を得
しめるものであって、工業的にその効果の大きい発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
はスチレンブタジェン系ラテックスを用いた場合の1次
混練水とブリージング率の関係を要約して示した図表、
第2図はアクリル系エマルジョンをポリマーとした場合
の第1図と同様な関係を示した図表、第3図は1次水率
と固形分濃度の関係を示した図表、第4図はポリマー添
加量と最適1次水率の関係を示した各図表、第5図は本
発明によるものと比較例について曲げ強度関係の測定結
果を要約して示した図表、第6図は本発明によるものと
比較例について圧縮強度を1次混練時間との関係で示し
た図表である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セメント、ポリマーおよび水を用いてポリマーセメント
    コンクリートを得るに当り、混練に必要な水を分割し、
    その一方をセメントに添加混練する1次混練後に残部の
    水を添加して混練する2次混練を行い、しかも前記ポリ
    マーを1次混練時に添加して前記1次2次の混練を経し
    めることを特徴とするポリマーセメントコンクリートの
    製造法。
JP23935486A 1986-10-09 1986-10-09 ポリマ−セメントコンクリ−トの製造法 Pending JPS6394803A (ja)

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JP23935486A JPS6394803A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 ポリマ−セメントコンクリ−トの製造法

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JP23935486A JPS6394803A (ja) 1986-10-09 1986-10-09 ポリマ−セメントコンクリ−トの製造法

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JPS63130309A (ja) * 1986-11-21 1988-06-02 伊東 靖郎 ポリマ−セメントコンクリ−ト用混練物の製造法
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