JPS6393775A - 4−アミノ−2(5h)−フラノン誘導体の製造法 - Google Patents

4−アミノ−2(5h)−フラノン誘導体の製造法

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JPS6393775A
JPS6393775A JP24073586A JP24073586A JPS6393775A JP S6393775 A JPS6393775 A JP S6393775A JP 24073586 A JP24073586 A JP 24073586A JP 24073586 A JP24073586 A JP 24073586A JP S6393775 A JPS6393775 A JP S6393775A
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JP
Japan
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formula
amino
group
lower alkyl
general formula
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JP24073586A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakai
武 中井
Katsuhisa Masumoto
勝久 増本
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は4−アミノ−2(5H)−フラノン誘導体の製
造法に関し、さらに詳しくは制癌作用、殺菌作用または
抗高血圧作用などの生理活性を有する種々の2−フラノ
ン誘導体の合成中〔式中 R1は水素原子、低級アルキ
ル基、フェニル基またはベンジル基を表わす・R1は水
素原子または低級アルキル基を表わす・〕で示される4
−アミノ−2(5H)−フラッジ誘導体の製造法に関す
る〇 〈従来の技術〉 これ迄の4−アミノ−2(5H)−フラノン誘導体の合
成法としては、特開昭61−100677号公報、特開
昭52−189056号公報などに記載の方法が知られ
ている。
しかしながら、これらの方法は、収率や操作性の面で工
業的な製造法としては必ずしも充分なものとは言い無い
。さらに、上記一般式〔ηのように、5,5−ジf1i
換体でない場合、即ち、フラノン環の6位の炭素原子に
水素原子が結合している場合には収率が極めて低かった
〇〈発明が解決しようとする問題点〉 このような状況の下で、水元開音らは、工業的にも有利
な上記一般式[1)で示される4−アミノ−2(5n 
)−フラッジ誘導体の製造法につき検討を重ねた結果、
本発明方法を完成するに至ったO 〈問題を解決するための手段〉 本発明は一般式(資) c式中 R1およびBaFi前述と同じ意味を表わす。
 R” 、R’およびRsは同一または相異なシ、メチ
ル基、エチル基またはt−ブチル基を表わす・〕 で示されるシアノ化合物と、一般式亘 R’ −8i−O8OICF、    0II1Ha 〔式中 R@ 、RFおよびHaは同−又は相異なジメ
チル基、エチル基またはt−ブチル基を表わす0〕 で示されるシリル化合物とを反応させた後、反応生成物
を弱酸性〜匈アルカリ性条件下に加水分解することによ
る上記一般式〔υで示される4−アミノ−2(5H)−
7ラノン誘導体の製造法を提供するものである。
以下に本発明方法につき詳述する。
前記一般式(4)で示されるシアノ化合物は、シアノヒ
ドリンと、例えばT*trah@dron Lett@
rs。
(1B)、1108(1977)に記載の方法によシ合
成した2−トリアルキルシリルカルボン とを反応させることにより得られる◇ 前記一般弐囲で示されるシアノ化合物において、置換基
HlおよびR8の低級アルキル基としては例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基を挙げ
ることができる。
本発明方法において、一般式園で示されるシアノ化合物
と一般式(資)で示されるシリル化合物の使用量は、通
常、シアノ化合物1モルに対し、シリル化合物0.1〜
4モルである。また度忘温度および反応時間は特に限定
されるものではないが、通常夫々0〜100℃および8
0分〜72時間である・ 上記の反応に際し、反応eg媒は必伯ではないが、通常
、不活性離V&が使用され、該溶媒としては、例えばヘ
キサン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテル専の脂肪
族膨化水素、ベンゼン、トルエン、キンレン等の芳香族
法化水素、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタ
ン、四N 化炭m 、りpロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン専のハロゲン化炭化水素、ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
エチレングリコールジメチルエーテル 媒を挙げることができる・ このようにして反応を行なった後、反応生成物をpH 
8〜11の弱酸性〜弱アルカリ性条件下で加水分解する
ことKよシ、容易に目的の4−アミノ−2(5H)−フ
ラッジ誘導体が得られる。
該加水分解反応に際し、反応系を弱酸性あるいは弱アル
カリ性に調整するために用いられる弱酸としては例えば
リン酸二水素ナトリウム、増化アンモニウムなどが挙げ
られ、また弱塩基としては、例えば炭酸水素ナトリウム
、リン酸−水素ナトリウムなどが挙げられる。また該加
水分解反応は通常0℃〜室温で極めて迅速に進行する。
このようにして得られる反応生成物に抽出、濃縮等の通
常の後処理操作を施すこと忙よシ、目的の4−アミノ−
2(5H)−フッノン誘導体が得られ、該化合物はさら
忙必要に応じ、クロマトグツフィー再結晶等の操作によ
シ精製することもできる・ 〈発明の効果〉 本発明によれば従来法に比し、操作的にも容易に短工程
で取シ扱い難い叉応試剤を使用することなく、効率よく
目的の4−アミノ−2(5I()−フッノン誘導体が得
られ、工業的製法としても有利である。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例でさらに詳細に説明するO 実施例1 2−()リメチルシリルアセトキシ)−2−メチルプロ
ピオニトリル8.99 F (0,020七ル)、塩化
イチレン20m1およびトリメチルシリルトリフルオロ
メタンスルホナート6.67F(0,080モル)を反
応容器に入れ、室温下に17時間攪拌を続けた後、これ
に飽和型ソウ水50fを加え酢酸エチルで抽出した・有
機層を飽和型ソウ水および水で順次洗浄した後、減圧下
にfg謀を留去し、4−アミノ−5,5−ジメチル−2
(5H)−フッノン2.44 f (m、p、 204
=206℃、収率96%)を得た・ スペクトルデータ NMR(DMSO−ds ) δ(ppm)  1.40(1,6H)4.40(s、
IH) 7.11(br、s、2H) IR(KBr)  8B70,8210.1?10.1
655゜1595cm−” 元素分析値 実施例2 2−()リメチルシリルアセトキシ)プロピオニトリル
8.71 F (0,020七し)、塩化メチレン20
m1およびトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホ
ナート6.67F(0,080モル)を反応容器に入れ
、室温で44時間攪拌を続けた後、実施例1と同様の操
作を行ない、さらにここで得られた生成物をシリカゲル
ヵフムクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル)で処
理することによシ、4−アミノ−5−メチル−2(5H
)−フフノ:y 2.18 f (m、 p、 150
〜151℃、収率94m)を得た@ スペクトルデータ NMR(DMSO−d、) δ(ppm):1.86(d、J−7,8Hi、8H)
4.48(s、IH) 4.76 (q 、 J=7.8Hz 、 IH)7、
06 (b r e s −2H)IR(KBr): 
 8480.8850.8220.1710゜1655
.1585鋼−1 実施例8 2−(2−)リメチルシリルブロピオニルオキシ)−2
−メチルプロピオニトリル4.27?(0,020モル
)、1.2−ジクロロエタン20mjおよびトリメチル
シリルトリフルオロメタンスルホナート6.67F(0
,080モル)を反応容器に入れ、加熱し、還流下に2
1時間攪拌を続けた@反応液を放冷した後、!!!施例
施色1様に処理することによシ4−アミノ−8,5,5
−トリメチル−2(5H)−フラノン2.68 f(m
、p、218〜215℃、収率95弗)を得た。
スペクトルデータ NMR(DMSO−d@) δ(ppm): 1.18(a、6H)1.49(s、
8H) 6.68(br、s、2H) IR(KBr): 8850.8200.1785.1
660゜159551” 実施例4 2−()リメチルシリルアセトキシ)フェニルアセトニ
トリル4.95F(0,020モル)、塩化メチレン2
0mjおよびトリメチルシリルトリフルオロメタンスル
ホナートs、e7r(0,080モル)を反応容器に入
れ、室温で87時間攪拌を続けた後、実施例1と同様に
処理することによシ、4−アミノ−5−フェニル−2(
5H)−フラノン8.88f(収率95g6)を得九〇
スペクトルデータ NMR(DMSO−d@ ) J(ppm):4.62(s、IH) 5.71(s、IH) 6.95(br、s、2H) 7J9(m、5H) IR(KBr):8480,8850.8210.17
10゜1640.1595cm−1 実施例6 2−()リメチルシリルアセトキシ)アセトニトリル8
.48F(0,020モル)、塩化メチレン20mjお
よびトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホナー)
 6.67 F (0,080モル)を反応容器に入れ
、室温で61時間攪拌を続けた後、実施例2と同様に処
理することにより4−アミノ−2(5H)−フラノン1
.01 f (m、p。
158〜160℃、収率51%)を得た。
スペクトルデータ NMR(0M80−d、) J(ppm):4.46(s、IH) 4.55(m、IH) 7.02(br、s、2H) IR(KBr):8420.8B80,8200.17
05゜1640.1570国−1 手続補正書(自発) 昭和61年10月24日 2、発明の名称 4−アミノ−2(5H)−フラノン誘 導体の製造法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市東区北浜5丁目15番地 (209)住友化学工業株式会社 代表者 森 英雄 4、代理人 大阪市東区北浜5丁目15番地 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 /て=ミ、 6、補正の内容 (1)明細書の第7真下から第2行目に「を実施例」と
あるを「を参考例及び実施例」と訂正する。
(2)明細書の第8頁第1行目に「実施例1」とあるを
「参考例」と訂正する。
(3)明細書の第9頁第2行目に「実施例2」とあるを
「実施例1」と訂正する。
(4)明細書の第9真下から第9行目から下から第8行
目に「実施例1」とあるを「参考例」と訂正する。
(5)明細書の第10頁第7行目から第11頁第4行目
に「実施例3〜1595car’Jとあるを削除する。
(6)  明細書の第11頁第5行目に「実施例4」と
あるを「実施例2」と訂正する。
(7)明細書の第11頁第11行目に「実施例1」とあ
るを「参考例」と訂正する。
(8)  明細書の第12頁第2行目に「実施例5」と
あるを「実施例3」と訂正する。
(9)明細書の第12頁第8行目に「実施例2」とある
を「実施例1」と訂正する。
以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、低級アルキル基、フェニル
    基またはベンジル基を表わす。R^2は水素原子または
    低級アルキル基を表わす。R^3、R^4およびR^5
    は同一又は相異なり、メチル基、エチル基またはt−ブ
    チル基を表わす。〕 で示されるシアノ化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^6、R^7およびR^8は同一又は相異な
    りメチル基、エチル基またはt−ブチル基を表わす。〕 で示されるシリル化合物とを反応させた後、反応生成物
    を弱酸性〜弱アルカリ性条件下で加水分解することを特
    徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1およびR^2は前述と同じ意味を表わす
    。〕 で示される4−アミノ−2(5H)−フラノン誘導体の
    製造法。
JP24073586A 1986-10-09 1986-10-09 4−アミノ−2(5h)−フラノン誘導体の製造法 Pending JPS6393775A (ja)

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