JPS6393749A - ビフエニルカルボン酸エステル誘導体および液晶組成物 - Google Patents

ビフエニルカルボン酸エステル誘導体および液晶組成物

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JPS6393749A
JPS6393749A JP23781886A JP23781886A JPS6393749A JP S6393749 A JPS6393749 A JP S6393749A JP 23781886 A JP23781886 A JP 23781886A JP 23781886 A JP23781886 A JP 23781886A JP S6393749 A JPS6393749 A JP S6393749A
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carbon atoms
benzene
methyloctyl
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Kenji Suzuki
賢治 鈴木
Atsushi Sugiura
杉浦 淳
Tsunenori Fujii
藤井 恒宣
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Kanto Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な液晶性化合物およびその化合物少なくと
も1種を含有する液晶組成物に関する。液晶表示素子は
、時計のデジタル化に端を発し、計算機、ゲーム等に用
いられ、すでにそれらの商品における液晶表示は技術的
に完全に定着化している。現在ではポケットテレビ等に
用いられて来でいるが、それらの表示方式においては液
晶の中のネマチック相を利用したTN(ツイストネマチ
ック)型が玉流となっている。
この方式の欠点として、応答が遅い、視る角度によって
表示が見えない(視角特性が悪い)等がある。液晶表示
素子は受光型で眼が疲れない、消費電力が極めて少ない
、ICとの相性が良好といった優れた特徴を有しており
、用途の拡大が望まれているがそれには前記の欠点の改
善は不可欠の問題とされてbる。
この問題を解決するため種々の研究がされてきているが
、その中にTN屋表示方式に代る新しい液晶表示方式と
して強誘電性液晶を用いた表示デバイス(N、A、 C
1ark、 8.T、 Lagerwall ;App
l、Phya、Lett、、36.899 (1980
))がある。
強誘電性液晶はRoB、 Meyerらにより見い出さ
れたものでおる。(R,B、 Meyer、 、L P
hysique。
36、 L−69(1975) ) この表示方式は強誘電性液晶のカイラルスメクチックC
相(以下SmC”と略記する)、カイラルスメクチック
■相(SmH”と略記する)を利用するものでゴ型方式
に比べ格段に応答速度が速いところから各方面で実用化
の研究が活発に行われている。しかしこの表示方式に用
いる強誘電性液晶材料は未だ数が少なく又それらは安定
性等の点で冥用上問題がある。
本発明者らは実用に供し得る、化学的に安定で広いSm
C”相を有する液晶化合物、及び組成物取分として有用
な液晶化合物の開発を目的として鋭意研究した結果、本
発明に到達した。
すなわち本発明は、一般式 (式中、Roは炭素原子数4〜14の不整炭素原子を有
するアルキル基を表わし、nは1〜12の整数を表わし
、Rは炭素原子数1〜12のアルキル基を表わし、nの
数とRの炭素原子数の和は14以下である)で表わされ
るビフェニルカルボン酸エステル誘導体並びにその化合
物の少なくとも1種を含有する液晶組成物を提供するも
のである。
本発明に係る新規強誘電性液晶化合物は、化学的に安定
な物質であり、それ自身単独でも広い温度範囲でSmC
”相を有しているがそれらを相互に混合し、或は他の液
晶組成物に添加することによりSmC”相の温度範囲を
さらに拡張することができ、表示素子の動作温度範囲を
拡張するのに有効に利用される。
以下に、本発明に係る化合物の合成ルートを式で示し、
また、実施例によりその製造方法及び使用例を具体的に
説明する。図式中に示された(1)〜休)の記号は、い
ずれも実施例中の対応する各化合物に符されている。
なお本明細書に使用した略記号は以下のとおりの意衆な
表わす。
m、p、 :融点 Sm:  スメクテイツク相 SmC” :  カイラルスメクチックC相SmA  
:  スメクテイツクA相 SmB  :  スメクテイツクB相 Sx:  同定できなかったスメクテイツク相Ch: 
 コレステリック相 Xso  :  等方性液体 cryst :結晶状態 CH3 I C2H5CHC)(2Br 実施例1 (a)↓Br (CH2)aBr実施例1(
C)↓ 実施例1(d)■ 及び 実施例 1 (S) −P −(3−エトキシプロピル)フェニル4
′−((6“′−メチルオクチル)オキシ〕ビフェニル
−4“−カルホキシレー) (V)の合成(a)(8)
−6−メチルオクチルブロマイド(1)の合成 反応容器に粉末マグネシウム1&8Fおよびテトラヒド
ロフラン(水素化リチウムアルミニウムで処理した後に
蒸留して精製)160CCを仕込み、これに(S) −
2−メチルブチループワマイ(ド、(Mol。
Cryst、 Liq、 Cryst、、 48.37
〜52,1978の反応例に従って合成り1123〜1
24C)71を滴下してグリニヤール試薬を調製した。
別に、反応容器に1.4−ジブロモブタン1232、テ
トラヒドロフラン(THF) 350 ecおよび0.
1mol/Lのジリチウムテトラクロロキュープレート
−THF溶液(Li2CuCA4/THF) 18 e
Cを仕込み、OC以下で上記のグリニヤール試薬を滴下
した。
0℃以下で1時間、10℃で1時間、式らに室温下で1
時間攪拌した後、反応液を希塩酸中に注加した。遊離し
た有機層をベンゼンで抽出し、ベンゼン層を充分に水洗
した。ベンゼン層を芒硝で乾燥させた後、溶媒を留去し
、残留分を減圧蒸留して、(S) −6−メチルオクチ
ルブロマイド(1) 6 o tを得た。b、p、10
2〜114℃727 mmHg (b)  (S)−メチル4−C(6“−メチルオクチ
ル)オキシフビフェニル−4′−カルボキシレート(I
I)の合成 反応容器に、メチル4−ヒドロキシビフェニル−4′−
カルボキシレート38f、(816−メチルオクチルブ
ロマイド(1) 38 t、無水炭酸ナトリウム53r
およびシクロヘキサノン500CCを仕込み、130〜
140℃で5時間攪拌した。
放冷後、反応液を水へあけ、遊離した有機層をベンゼン
で蒲出した。ベンゼン層をよく水洗した後、芒硝で乾燥
させた。溶媒を留去し、残留分もアセトンより再結晶す
ることにより50tの(S)−メチル4−((6“−メ
チルオクチル)オキシ〕ヒフェニルー4′−カルボキシ
レー) (i)Sm を得た。m、p、 113  125 (c)  (S) −4−((6“−メチルオクチル)
オキシラビフェニル−4′−カルボン酸(It)の合成
反応容器に(S)−メチル4−((6“−メチルオクチ
ル)オキシフビフェニル−4′−カルボキシレー) (
II) 50 t (テトラヒトo7ラン200ccに
溶解)、メタノール200ccおよび95俤苛性ソーダ
15t(水150ccに溶解)を仕込み、還流下に4時
間攪拌した。次に反応液へ塩酸を投入して酸性とした後
、析出物を減圧−過した。
戸果した結晶を加熱乾燥して459の(S) −4−[
(6“−メチルオクチル)オキシラビフェニル−4′−
カルボン酸(llI)′を得た。
(d)  (S)−4−[(6“−メチルオクチル)オ
キシ〕ビフェニルー4′−カルボニルクロライドOv)
の合成 反応容器に(S)−4−((6“−メチルオクチル)オ
キシ〕ビフェニルー4′−カルボンill (Ifl)
459゜ベンゼンs o 000 >よび少量のピリジ
ンを仕込み、還流下に攪拌しながら塩化チオニル521
を滴下した。次いで同温度で10時間反応させた後、溶
媒と過剰の塩化チオニルを留去して、471の(S) 
−4−((6“−メチルオクチル)オキシ〕ビフェニル
ー4′−カルボニルクロライド(〜)を得た。
(e)  (S)−P −(3−エトキシプロピル)フ
ェニル4/ −((6111−メチルオクチル)オキシ
フビフェニル−4“−カルボキシレート(V)の合成 反応容器に、P−(3−エトキシプロピル)フェノール
(特開昭58−85825公報155頁記載の4−(γ
−メトキシプロピル)フェノールの合成例に準じて合成
したもの)1.7t、ベンゼン10ccおよびピリジン
α8tを仕込み、攪拌しながら室温下(S)−4−((
6“−メチルオクチル)オキシ〕ヒフェニルー4′−カ
ルボニルクロライド(IV) 3.5 ? (ベンゼン
20ccに溶解させた)を滴下した。室温下で2時間、
さらに還流下で3時間反応させた後、反応液を水へ注加
した。遊離したベンゼン層をよく水洗し、芒硝で乾燥さ
せた。ベンゼンな留去し、残留分をアセトンより2回再
結晶して■)−P−(3−エトキシプロピル)フェニル
41− ((blll−メチルオクチル)オキシ〕ヒフ
ェニル−4“−カルボキシレート(v)189を得た。
このものの含量は、液体クロマトグラフィーにて99%
以上であり、薄層クロマトグラフィーにて1スポツトで
おった。
また、赤外線吸収スペクトル測定によれば特性値は、2
800〜3000m−’ 、1720aa−’、127
0c!R−’、1180i:*−1であった。また、マ
ススペクトル分析では、503に分子イオンピーク、3
23 K基準ピークが認められ、このものの化学構造が
支持された。
このものをメトラーホットステージFP−82にはさみ
、偏光顕微鏡下で相変化を観察したところ、以下のよう
であった。
Cryst 、−Sx −SmC” −SmA −Ch
−Is。
実施例 2 (s) −p −(s−メトキシペンチル)フェニル4
′+ ((6all−メチルオクチル)オキシフビフェ
ニル−4”−カルホキシレー) (Vl)の合成反応容
器に、P−(5−メトキシペンチル)フェノール(後記
の製造法により合成)tsr。
ベンゼン10ccおよびピリジンQ、7fを仕込み、攪
拌しながら室温下(S)−4−((6”−メチルオクチ
ル)オキシ〕ヒフェニルー4′−カルボニルクロライド
(lv) 2.8 ? (ベンゼy20ccKfg解)
を滴下した。室温下で2時間、さらに還流下で3時間反
応させた後、反応液を水へ注加した。
遊離したベンゼン層をよく水洗し、芒硝で乾燥させた。
ベンゼンを留去し、残留分をアセトンより2回再結晶し
て(S) −P −(5−メトキシペンチル)フェニル
4J −((6111−メチルオクチル)オキシフビフ
ェニル−4“−カルホキシレー)(vl)t7rを得た
。このものの含量は、液体クロマトグラフィーにて99
%以上であり、薄層クロマトグラフィーてて1スポツト
であった。
また、赤外線吸収スにクトル測定によれば、特性値は、
2800〜30005m−1,1730ak−’、12
70Cal−’ 、119051−1でおった。また、
マススペクトル分析では、516に分子イオンビーク、
323に基準ピークが認められ、このものの化学構造が
支持された。
このものをメトラーホットステージFP−82にはさみ
、偏光顕微鏡下で相変化を観察したところ以下のようで
あった。
62 74.5  135  14B、5 155.5
Cryst、→Sx−→8mC−−8mA−→Ch−−
→Is。
本実施例で使用したP−(5−メトキシペンチル)フェ
ノールは下記の如くして製造した。
p−(s−メトキシペンチル)フェノールの合成a) 
 3−ベンゾイル酪酸の合成 反応容器に、ベンゼン2.5tおよび粉末状に砕いた無
水塩化アルミニウム512tを仕込んだ。
この混合物に、無水グルタル酸200t(ベンゼン5o
oecに溶解)を攪拌下、25〜30℃で滴下し、さら
に同温度で7時間攪拌した。反応液をを希塩数に注加し
、析出した結晶をP別した。
結晶を苛性ソーダ水溶液に溶解させ、不溶物を除いた後
、塩酸を加えて酸性とした。析出した結晶をP集して3
−ベンゾイル酪酸320tを得た。m、p、 122〜
126C b)  5−フェニル吉草酸の合成 反応容器に3−ベンゾイル酪酸3202,811119
6抱水ヒドラジン5sot、ジエチレングリコール2t
および85嘩苛性カリ254t(水400cCK溶解)
を仕込み、還流下に3時間攪拌した。次に水を留去しな
がら220℃まで昇温し、同温度で6時間攪拌した。
放冷後、反応液を水へあけ、塩酸を加えて酸性とした。
析出した結晶をベンゼンで抽出し、ベンゼン層を水洗し
た後芒硝で乾燥させた。
ベンゼンを留去し、残留分をりグロインから再結晶して
5−フェニル吉草酸260tを得た。
m、b−57〜59℃ c)5−7二二ルペンタノ一ルノ合成 反応容器に、エチルエーテル700ccおよび水素化リ
チウムアルミニウム629を仕込み、5−フエニル吉草
醗260t(エチルエーテル1tに溶解させた)な攪拌
下、30C以下で滴下した。同温度でさらに2時間攪拌
した後、反応液を希塩酸中へ注加した。遊離したエチル
エーテル層を水洗した後芒硝で乾燥させた。
エチルエーテルな留去後、残留分を蒸留して5−フェニ
ルペンタノール200fを得た。
b、p、 97〜103℃70.1 mmHgd)1−
クロロ−5−フェニルペンタンの合成反応容器に、塩化
チオニル2902、ピリジン20tおよびベンゼン5o
occt’仕込み、5−フェニルペンタノール200t
を還流下撹拌しながら滴下した。同温度で4時間攪拌し
た後、反応液を水へ注加した。
ベンゼン層を苛性ソーダ水溶液で洗浄し、さらに水洗し
た後、芒硝で乾燥させた。ベンゼンを留去した後、残留
分を蒸留して1−クロロ−5−フェニルペンタン195
tを得た。b、p、139〜b e)1−メトキシ−5−フェニルベンタンノ合成反応容
器に、メタノール1tを仕込み、金属ナトリウム50t
を溶解させた。次Vc1−クロロー5−フェニルペンタ
ン195tを還流下に、攪拌しながら滴下し、さらに、
同温度で32時間攪拌した。
反応液を水へ注加し、遊離したオイルをベンゼンで抽出
した。ベンゼン層をよく水洗した後、芒硝で乾燥させた
。ベンゼンを留去し、残留分を蒸留して1−メトキシ−
5−フェニルペンタン181tを得た。b、p、127
〜bf)P−(5−メトキシはンチル)アセトフェノン
の合成 反応容器に、塩化メチレン21.無水塩化アルミニウム
295tおよび1−メトキシ−5−フェニルペンタン1
80tを仕込んだ。次に塩化アセチル158?を攪拌し
なから0〜5℃で滴下し、同温度でさらに4時間攪拌し
た。
反応液を希塩酸中に注加し、分離した塩化メチレン層を
水洗した後芒硝で乾燥させた。
塩化メチレンを留去した後、残留分を蒸留してp−(s
−メトキシペンチル)アセトフェノン202tを得た。
b、p、128℃/α6 mmHg 〜136℃/Q、
 4 mmHg g)P−(5−メトキシペンチル)フェノールの合成 反応容器に、p−(s−メトキシはンチル)アセトフェ
ノン200?、 88%ぎ酸t6t、無水酢酸α8t1
濃硫酸10CCおよび35%過酸化水素水300CCを
仕込み、40〜50℃で8時間攪拌した。反応液を水へ
あけ、水溶液をエーテルで抽出した。エーテル層を炭酸
ナトリウム水溶液で洗浄し水洗した後、芒硝で乾燥させ
た。エーテルな留去後、残留分を蒸留した(b、p、 
130〜b 物74t、メタノール200Ce、苛性ソーダ52t(
水100eeに溶解させた)を仕込み、還流下に2時間
攪拌した。反応液を希塩酸へ注加し、遊離したオイルを
エーテルで抽出した。エーテル層を水洗後、芒硝で乾燥
させた。
エーテルな留去後、残留分を蒸留してp−(s−メトキ
シはンチル)フェノール549を得た。
b、p、 128〜150℃/ cL3 mmHg〈反
応経路〉 )COCH2CH2CH2COOH b)  ↓ )CH2CH2CH2CH2COOH C)  ↓ (凶CH2CH2CH2CH2CH20Hd)  ↓ 忰CH2CH2CH2CH2CH2CAe)  ↓ ecH2cH2cH2cH2cH20cHsf)  ↓ 0M3Co(鎮CHCH2CH2CH2CH2CH20
CHs  ↓ HO舎四2四2CH2CH2CH20CH3実施例 3
〜5 実施例1.2に準拠して、同様にして各種の誘導体を合
成し、相転移温度を測定した結果を次に示す。
実施例 6 (s) −p −(s−メトキシはメチル)フェニル4
′−((a///−メチルヘキシル)オキシフビフェニ
ル−4“−カルホキシレー) (X)の合成(a)  
(S)−メチル4−((4“−メチルヘキシル)オキシ
〕ビフェニルー4′−カルボキシレート(V−)の合成 反応容器にメチル4−ヒドロキシビフェニル−4′−カ
ルボキシレート67.5?、 (S)−4−メチルヘキ
シルブロマイド(Mo1. Cryst、 Liq。
Cryst、 114237〜2471984の反応例
に従い合成。b、p、 71〜72℃/23.5mmH
g )58.5?、無水炭酸カリウム829およびシク
ロヘキサノン750ccを仕込み、130〜140℃で
5時間、攪拌した。
放冷後、反応液を水へあけ、遊離した有機層をベンゼン
で抽出した。ベンゼン層なよく水洗した後、芒硝で乾燥
させた。溶媒を留去し、残留分をア七トンより再結晶す
ることにより75tの(S)−メチル4−[:(4“−
メチルへ中シル)オキシフビフェニル−4′−カルボキ
シレートυ瞭を得た。このものの相変化を偏光顕微鏡下
で観察したところ以下のようでめった。
(b)  (8)−4−((4“−メチルヘキシル)オ
キシ〕ビフェニルー4′−カルボン[(Vll)の合成
反応容器に、(S)−メチル4−((4“−メチルヘキ
シル)オキシュビフェニル−4′−カルボキシレー) 
(V舗)75F(テトラヒドロフラン200伐に溶解さ
せた)、メタノール200ccおよび95俤苛性ンーダ
30t(水150ccに溶解させた)を仕込み還流下に
4時間攪拌した。
次に、反応液へ基数を投入して酸性とした後、析出物を
減圧−過した。F集した結晶を加熱乾燥して671の(
8)−4−((4“−メチルヘキシル)オキシフビフェ
ニル−4′−カルボン酸(will)を得た。
(c)  (S)−4−((、a“−メチルヘキシル)
オキシ〕ビフェニルー4′−カルボニルクロラ()’0
4の合成 反応容器に、(S)−4−((4“−メチルヘキシル)
オキシ〕ヒフェニルー4′−カルボンM、 (Vl)6
7t、ベンゼン600ccおよび少量のピリジンを仕込
み、還流下に攪拌しながら塩化チオニル511Fを滴下
した。次いで同温度で10時間反応させた後、溶媒と過
剰の塩化チオニルを留去シテ(s)−4−C(4“−メ
チルヘキシル)オキシフビフェニル−l−カルボニルク
ローy イ)’ (lx)70tを得た。
(d)(31F −(5−メトキシペンチル)フェニル
4/ −((4//I−メチルヘキシル)オキシ〕ビフ
ェニルー4〃−カルボキシレー) (X)の合成 反応容器に、実施例2に記載の如くして製造したP−(
5−メトキシペンチル)フェノール2t、ベンゼン1Q
ee、ピリジン0,8tを仕込み、攪拌しながら室温下
(S)−4−[(4“−メチルヘキシル)オキシフビフ
ェニル−4′−カルボニルクロライド(lx) S、 
4 ? (ベンゼン20 ec K溶解させた)を滴下
した。室温下で2時間、さらに還流下で3時間反応させ
た後、反応液を水に注加した。遊離したベンゼン層をよ
く水洗し、芒硝で乾燥させた。ベンゼンを留去し、残留
分をア七トンより2回再結晶して(S) −P −(5
−メトキシペンチル)フェニルa/ −((4/// 
−、t チルヘキシル)オキシフビフェニル−4“−カ
ルボ中シレー)(X)2.1fを得た。
このものの含量は、液体クロマトグラフィーにて99%
以上であり、薄層クロマトグラフィーにて1スポツトで
あった。
また、赤外線吸収スペクトル測定によれば、特性値は2
800〜30003″″1.1750国−1,1270
es−’ 、1180(III−’であった。また、マ
ススペクトル分析では、488に分子イオンビーク、2
95に基準ピークが認められ、このものの化学構造が支
持された。
このものを、メトラーホットステージFP−82にはさ
み、偏光顕微鏡下で相変化を観察したところ、以下のよ
うであった。
51   6t5    104    126   
148Cr7St、−8x □ SmC−−SmA −
ch □ISO実施例 7 (S) −P −(5−メトキシペンチル)フェニル4
′、−((2#/−メチルブチル)オキシフビフェニル
−4“−カルボキシレートの合成 実施例6において(S) −4−メチルヘキシルブロマ
イドの替わりに、(8) −2−メチルブチルブロマイ
ドを用い、同様に操作して(s) −p −(s−メト
キシはメチル)フェニル4’−((2”’−メチルブチ
ル)オキシフビフェニル−4“−カルボキシレートを得
た。
このものの含量は、液体クロマトグラフィーにて99囁
以上、薄層クロマトグラフィーにて1スポツトであった
また赤外線吸収スペクトル測定によれば特性値は280
0〜3000a、−1,173051−’、12703
−1.119 Qcm−’であった。またマススペクト
ル分析では、460に分子イオンビーク、267に基準
ピークが認められ、このものの化学構造が支持された。
このものをメトラーホットステージFP −82にはさ
み、偏光顕微鏡下で相変化を観察したところ以下のよう
であった。
x 実施例 8 表面にポリイミド系高分子膜を塗布し、ラビング処理し
た2枚の透明電極を有するガラス基板に、マイラーフィ
ルムをはさんで、液晶セルを組立てた。なお、2枚の基
板は、そのラビング方向は平行になるようにされ、セル
間隔は、9μmである。このような液晶セルを炸裂し、
それらに各実施例で得られたSmC”相を有する各化合
物をそれぞれ封入し、等方性液体からSmC”相まで徐
冷した。
この液晶セルを2枚の偏光板にはさみ、電圧を印加し、
極性を反転させると表示状態が変化した。各実施例で得
られた各化合物のSmC”相は、強誘電性を示し、電気
光学素子として使用し得るものである。
実施例 9 既存の強誘電性液晶(8)−p−オクチルオキシフェニ
ル4−((2“−メチルブチル)〕〕ビフェニルー4′
−カルボキシレー (Mo1. Cryst、 Liq
Cryst、 37 1891976)に実施例1で得
られた(S) −p −(3−エトキシプロピル)フェ
ニル4′−((6“−メチルオクチル)オキシフビフェ
ニル−4“−カルボキシレートを20囁(重量比)添加
したときのSmC”相の温度範囲を表に示した。
(S) −p −(S−エトキシプロピル)フェニル4
’−((6“−メチルオクチル)オ中シ〕ビフェニル−
4“−カルボキシレートを20%添加することにより(
S) −p−オクチルオキシフェニル4−((2”−メ
チルブチル)〕〕ビフェニルー4′−カルボキシレーの
SmC”相の温度範囲は12.60から33℃へと拡張
した。
本発明に係る化合物は、化学的に安定であって強誘電液
晶組成物の温度範囲を拡張する成分として有用なもので
ある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^*は炭素原子数4〜14の不整炭素原子を
    有するアルキル基を表わし、nは1〜12の整数を表わ
    し、Rは炭素原子数1〜12のアルキル基を表わし、n
    の数とRの炭素原子数の和は14以下である)で表わさ
    れるビフェニルカルボン酸エステル誘導体。
  2. (2)上記〔 I 〕式においてR^*が一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中mは、0〜10の整数を表わし、nは1〜12の
    整数を表わし、Rは炭素原子数1〜12のアルキル基を
    表わし、nの数とRの炭素原子数の和は14以下である
    )で表わされるアルキル基である特許請求の範囲第1項
    記載のビフェニルカルボン酸エステル誘導体。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^*は炭素原子数4〜14の不整炭素原子を
    有するアルキル基を表わし、nは1〜12の整数を表わ
    し、Rは炭素原子数1〜12のアルキル基を表わし、n
    の数とRの炭素原子数の和は14以下である)で表わさ
    れるビフェニルカルボン酸エステル誘導体の少なくとも
    1種を含有することを特徴とする液晶組成物。
  4. (4)前記〔 I 〕式においてR^*が一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼ (式中、mは、0〜10の整数を表わし、nは、1〜1
    2の整数を表わし、Rは炭素原子数1〜12のアルキル
    基を表わし、nの数と、Rの炭素原子数の和は14以下
    である)で表わされるアルキル基である特許請求の範囲
    第3項に記載の液晶組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5124070A (en) * 1988-08-29 1992-06-23 Sumitomo Chemical Company, Limited Optically active ester derivatives, preparation process thereof, liquid crystal materials and a light switching element
US5264151A (en) * 1988-08-29 1993-11-23 Sumitomo Chemical Company, Limited Optically active ester derivatives, preparation process thereof, liquid crystal materials and a light switching element
JP2002295649A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd モータ内蔵タイプのパイプ駆動機構の冷却構造

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