JPS6392865A - ネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置 - Google Patents
ネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置Info
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- JPS6392865A JPS6392865A JP23965486A JP23965486A JPS6392865A JP S6392865 A JPS6392865 A JP S6392865A JP 23965486 A JP23965486 A JP 23965486A JP 23965486 A JP23965486 A JP 23965486A JP S6392865 A JPS6392865 A JP S6392865A
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- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く本発明が属する技術分野〉
本発明は、ネジ軸とこれに螺合するナツトをJ(に回転
させ、両者の回転数の差(=相対回転数)により直線移
動が得られるようにしたネジ軸とナツトとの螺合回転に
よる直線移動装置に関する。
させ、両者の回転数の差(=相対回転数)により直線移
動が得られるようにしたネジ軸とナツトとの螺合回転に
よる直線移動装置に関する。
く本発明の背景〉
従来、回転を入力すると直線連動が得られるネジ軸とナ
ツトの螺動を利用した装置には、(1)ネジ軸を回転可
能かつ軸方向移動不能に固定側に取付けるとともに、ネ
ジ軸に螺合したナツトを直線ガイドに案内される可動体
に固定し、ネジ軸をモータまたはハンドルで回転する方
法。
ツトの螺動を利用した装置には、(1)ネジ軸を回転可
能かつ軸方向移動不能に固定側に取付けるとともに、ネ
ジ軸に螺合したナツトを直線ガイドに案内される可動体
に固定し、ネジ軸をモータまたはハンドルで回転する方
法。
(2)ネジ軸を固定するとともに、ネジ軸に螺合したナ
ツトを直線ガイドに案内される可動体に回転可能に取付
け、ナー、トを可動体より設けたモータまたはハンドル
で回転する方法。
ツトを直線ガイドに案内される可動体に回転可能に取付
け、ナー、トを可動体より設けたモータまたはハンドル
で回転する方法。
(3) ネジ軸を直線ガイドに案内される可動体に固定
し、ネジ軸に螺合したナツトを回転可能かつネジ軸方向
移動率ス近に固定側に取付け、ナツトを固:+i2側よ
り設けたモータまたはハンドルで回転する方法。
し、ネジ軸に螺合したナツトを回転可能かつネジ軸方向
移動率ス近に固定側に取付け、ナツトを固:+i2側よ
り設けたモータまたはハンドルで回転する方法。
(4)ネジ軸を直線ガイドに案内される可動体に回転可
能かつ軸方向移動不能に取付け、ネジ軸に螺合したナツ
トを固定側に固定し、ネジ軸をj+f動体より設けたモ
ータまたはハンドルで回転する方法。
能かつ軸方向移動不能に取付け、ネジ軸に螺合したナツ
トを固定側に固定し、ネジ軸をj+f動体より設けたモ
ータまたはハンドルで回転する方法。
の四つの方法以外は提供されていなかった。
マイクロメーターや精密位置決めテーブルに応用されて
いる差動ネジの原理も、ネジ軸とナツトの一方を回転し
他方を固定した機構を重複して有していて移動1tが相
殺されるようになっているにすぎない。
いる差動ネジの原理も、ネジ軸とナツトの一方を回転し
他方を固定した機構を重複して有していて移動1tが相
殺されるようになっているにすぎない。
他方、ネジ軸とナツトの螺動と利用して高速移動を行わ
せるには、ポールネジが使用され、ネジ軸の一回転で一
ピッチ移動するので、高速移動には限度がある。ネジ軸
を−・条ネジでなく二条ネジまたは三条ネジにすれば一
条ネジの二倍または二倍の高速移動が実現できる訳であ
るが、ボールナツトがきわめて大径になるとともに製造
には困難が伴い、あまりに高価となる。
せるには、ポールネジが使用され、ネジ軸の一回転で一
ピッチ移動するので、高速移動には限度がある。ネジ軸
を−・条ネジでなく二条ネジまたは三条ネジにすれば一
条ネジの二倍または二倍の高速移動が実現できる訳であ
るが、ボールナツトがきわめて大径になるとともに製造
には困難が伴い、あまりに高価となる。
本発明者は、ji星差動歯車機構のように、それぞれ高
速で回転する二つの回転体の回転数の差(=相対回転数
)を実際の回転として取出すことができる機構を構成す
れば、それは大幅に減速した減速機構を実現することな
るものと認識し、相対回転数を実際の回転や直線移動量
として取出すことができる機構を研究していたところ、
ネジ軸とこれに螺合するナツトを同一方向に回転させ、
かつ回転数を僅かに異ならせると、減速機を用いなくて
も入力回転数に対して大幅に減速した直線移動が得られ
ることを思い付いた。
速で回転する二つの回転体の回転数の差(=相対回転数
)を実際の回転として取出すことができる機構を構成す
れば、それは大幅に減速した減速機構を実現することな
るものと認識し、相対回転数を実際の回転や直線移動量
として取出すことができる機構を研究していたところ、
ネジ軸とこれに螺合するナツトを同一方向に回転させ、
かつ回転数を僅かに異ならせると、減速機を用いなくて
も入力回転数に対して大幅に減速した直線移動が得られ
ることを思い付いた。
く従来技術とその問題点〉
そこで1本願出願人が特許調査したところによれば、従
来において、ネジ軸とこれに螺合するナットを共に回転
させ、両者の回転数の差により直線移動が得られるよう
にしたネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置
は、口木国や特許出順公開公報・昭和58年第5755
7号にかかる発1!1が唯一存在するのみであった。
来において、ネジ軸とこれに螺合するナットを共に回転
させ、両者の回転数の差により直線移動が得られるよう
にしたネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置
は、口木国や特許出順公開公報・昭和58年第5755
7号にかかる発1!1が唯一存在するのみであった。
しかしながら、同発明は、ネジ軸をモーターでダイレク
トドライブするとともに、ネジ軸に螺合するナツトをス
ライダー(可動テーブル)に固定したモーターでダイレ
クトドライブする構成であり、スライダー下面にモータ
ーを取付けるときは該モーターがベッドとの関係におい
て邪魔となるか、またはスライダー上面にモーターを取
付けるときはスライダー上面の複式刃物台やワーク支持
装置や角度割出盤等の設置スペースを邪魔することにな
り、またモーターがテーブルとともに移動するので電気
配線に不便を残すこととなっている。
トドライブするとともに、ネジ軸に螺合するナツトをス
ライダー(可動テーブル)に固定したモーターでダイレ
クトドライブする構成であり、スライダー下面にモータ
ーを取付けるときは該モーターがベッドとの関係におい
て邪魔となるか、またはスライダー上面にモーターを取
付けるときはスライダー上面の複式刃物台やワーク支持
装置や角度割出盤等の設置スペースを邪魔することにな
り、またモーターがテーブルとともに移動するので電気
配線に不便を残すこととなっている。
また、このようなネジ軸とナツトが同時回転する直線移
動装置は、一方のモーターの回転が他方のモーターの回
転に影響を及ぼすようになっていて1例えば一方のモー
ターを1.00Orpm、他方のモーターを950rp
+*としてネジ軸とナツトをイ・pかに回転数を相違さ
せて共回り回転させるには精密なコントロールに最大の
難点がある。しかし、上記したように、減速機を用いな
くても入力回転数に対して大幅に減速した直線移動と大
きな推力が得られる優れた長所がある。従って、位置決
めテーブルやモーター駆動式シリンダー装置などとして
駆動ユニット化することが産業トの利用価値が大きく高
まるが、上記の特許公開公報にかかる発明はスライダー
にモーターが設けられていて駆動ユニット化することが
困難である。
動装置は、一方のモーターの回転が他方のモーターの回
転に影響を及ぼすようになっていて1例えば一方のモー
ターを1.00Orpm、他方のモーターを950rp
+*としてネジ軸とナツトをイ・pかに回転数を相違さ
せて共回り回転させるには精密なコントロールに最大の
難点がある。しかし、上記したように、減速機を用いな
くても入力回転数に対して大幅に減速した直線移動と大
きな推力が得られる優れた長所がある。従って、位置決
めテーブルやモーター駆動式シリンダー装置などとして
駆動ユニット化することが産業トの利用価値が大きく高
まるが、上記の特許公開公報にかかる発明はスライダー
にモーターが設けられていて駆動ユニット化することが
困難である。
く本発明の目的〉
本発明は、ネジ軸とナツトを僅かに回転数が相違するよ
うに同一方向に同時回転させることにより、微速ないし
a微速か得られ、またネジ軸とナツトを互いに反対方向
に回転させることにより、ネジのリードの二倍の相当す
る高速移動が得られる直線移動装置を提供することを主
たる目的としている。
うに同一方向に同時回転させることにより、微速ないし
a微速か得られ、またネジ軸とナツトを互いに反対方向
に回転させることにより、ネジのリードの二倍の相当す
る高速移動が得られる直線移動装置を提供することを主
たる目的としている。
また本発明は、精雀位置決めテーブルや高速位置決めテ
ーブル、モーター駆動式の大推力もしくは高速のシリン
ダー装置などの駆動ユニットとして好適な構造であるネ
ジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置を提供す
ることを副次的な目的としている。
ーブル、モーター駆動式の大推力もしくは高速のシリン
ダー装置などの駆動ユニットとして好適な構造であるネ
ジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置を提供す
ることを副次的な目的としている。
また本発明は、従来のモーターの設置スペースや電気配
線の不便を解消できるネジ軸とナツトとの螺合回転によ
る直線移動装置を提供することを副次的な目的としてい
る。
線の不便を解消できるネジ軸とナツトとの螺合回転によ
る直線移動装置を提供することを副次的な目的としてい
る。
く本発明の概要〉
本発明のネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装
置は、ナツトが螺合するネジ軸と、相対回転不能に被嵌
されかつ軸方向移動可俺に案内される回転体を有する回
転伝達軸とが、互いに平行されそれぞれ回転可能かつ軸
方向相対移動不能に軸支持要素により支持されるととも
に、前記ナツトと前記回転体の両者がナツト支持要素に
よりそれぞれ回転可能かつ軸方向相対移動不能に支持さ
れ、さらにナツトと回転体の両者間、並びにネジ軸と回
転伝達軸の両者間がそれぞれ回転伝達手段により接続さ
れ、ネジ軸と回転伝達軸またはナツトと回転体が、それ
ぞれ別個のモーターに接続され回転されることにより、
上記のナツトとネジ軸とが同一方向に回転数を相違させ
て同時回転されるか、互いに反対方向に同時回転される
ようになっていて、ナツト支持要素または軸支持要素の
一方が固定側され、他方の支持要素がナツトとネジ軸の
相対回転数差による直線移動を生じる構成であり。
置は、ナツトが螺合するネジ軸と、相対回転不能に被嵌
されかつ軸方向移動可俺に案内される回転体を有する回
転伝達軸とが、互いに平行されそれぞれ回転可能かつ軸
方向相対移動不能に軸支持要素により支持されるととも
に、前記ナツトと前記回転体の両者がナツト支持要素に
よりそれぞれ回転可能かつ軸方向相対移動不能に支持さ
れ、さらにナツトと回転体の両者間、並びにネジ軸と回
転伝達軸の両者間がそれぞれ回転伝達手段により接続さ
れ、ネジ軸と回転伝達軸またはナツトと回転体が、それ
ぞれ別個のモーターに接続され回転されることにより、
上記のナツトとネジ軸とが同一方向に回転数を相違させ
て同時回転されるか、互いに反対方向に同時回転される
ようになっていて、ナツト支持要素または軸支持要素の
一方が固定側され、他方の支持要素がナツトとネジ軸の
相対回転数差による直線移動を生じる構成であり。
ネジ軸とナツトを同一方向に僅かに異なる回転数で同時
回転する構成にあっては、ネジ軸とナツトの螺動は、入
力回転数に対して大幅に減速された回転となり、可動側
の支持要素において微速ないし超々微速で移動が得られ
、また、ネジ軸とナツトを互いに反対方向に同時回転す
る構成にあっては、可動側の支持要素においてネジのリ
ードの二倍に相当する高速移動が得られるものである。
回転する構成にあっては、ネジ軸とナツトの螺動は、入
力回転数に対して大幅に減速された回転となり、可動側
の支持要素において微速ないし超々微速で移動が得られ
、また、ネジ軸とナツトを互いに反対方向に同時回転す
る構成にあっては、可動側の支持要素においてネジのリ
ードの二倍に相当する高速移動が得られるものである。
く本発明の目的達成の手段〉
本発明のネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装
置は、例えば第1図に示すように、ネジ軸と、ネジ軸に
螺合するナツトと、ナツトドライブ用の回転伝達軸と、
回転伝達軸に被嵌され軸方向にスライド自在で回転伝達
軸と一体回転するナツト駆動用の回転体と、ナツト及び
回転体を回転可能かつ軸方向相対移動不能に支持するナ
ツト支持要素と、ネジ軸と回転伝達軸をそれぞれ回転0
■能に互いに平行させかつ軸方向相対移動不能に支持す
る軸支持要素と、ナツトと回転体の両者間を相互接続す
るナツト−回転体Φ回転伝達手段と、ネジ軸と回転伝達
軸の両者間を相互接続する二軸会回転伝達手段とを有し
、軸支持要素が固定側、ナツト支持要素が可動側とされ
ている構成であるか、 あるいは、第4図に示すように、 ネジ軸と、ネジ軸に螺合するナツトと、回転スライド用
の回転伝達軸と、回転伝達軸に被嵌され軸方向にスライ
ド自在で回転伝達軸と一体回転するネジ軸駆動用の回転
体と、ナツト及び回転体を回転可能かつ軸方向相対移動
不能に支持するナツト支持要素と、ネジ軸と回転伝達軸
をそれぞれ回転可能にLLいに平行させかつ軸方向相対
移動不能に支持する軸支持要素と、ナツトと回転体の両
者間を相互接続するナツト−回転体・回転伝達手段と、
ネジ軸と回転伝達軸の両者間を相互接続する二軸・回転
伝達手段とを右し、ナット支持要素が固定側、軸支持要
素が可動側とされる構成である。
置は、例えば第1図に示すように、ネジ軸と、ネジ軸に
螺合するナツトと、ナツトドライブ用の回転伝達軸と、
回転伝達軸に被嵌され軸方向にスライド自在で回転伝達
軸と一体回転するナツト駆動用の回転体と、ナツト及び
回転体を回転可能かつ軸方向相対移動不能に支持するナ
ツト支持要素と、ネジ軸と回転伝達軸をそれぞれ回転0
■能に互いに平行させかつ軸方向相対移動不能に支持す
る軸支持要素と、ナツトと回転体の両者間を相互接続す
るナツト−回転体Φ回転伝達手段と、ネジ軸と回転伝達
軸の両者間を相互接続する二軸会回転伝達手段とを有し
、軸支持要素が固定側、ナツト支持要素が可動側とされ
ている構成であるか、 あるいは、第4図に示すように、 ネジ軸と、ネジ軸に螺合するナツトと、回転スライド用
の回転伝達軸と、回転伝達軸に被嵌され軸方向にスライ
ド自在で回転伝達軸と一体回転するネジ軸駆動用の回転
体と、ナツト及び回転体を回転可能かつ軸方向相対移動
不能に支持するナツト支持要素と、ネジ軸と回転伝達軸
をそれぞれ回転可能にLLいに平行させかつ軸方向相対
移動不能に支持する軸支持要素と、ナツトと回転体の両
者間を相互接続するナツト−回転体・回転伝達手段と、
ネジ軸と回転伝達軸の両者間を相互接続する二軸・回転
伝達手段とを右し、ナット支持要素が固定側、軸支持要
素が可動側とされる構成である。
第1図または第4図のいずれにしても、ネジ輛とナット
の一方がモーターで直結回転されており、ネジ軸とナツ
トの他方には、回転体と回転伝達軸と二つの回転伝達手
段を介してモーターの回転が伝達されるようになってい
る。
の一方がモーターで直結回転されており、ネジ軸とナツ
トの他方には、回転体と回転伝達軸と二つの回転伝達手
段を介してモーターの回転が伝達されるようになってい
る。
第1図及び第4図は、二つの回転伝達手段が、ネジ軸と
ナツトを回転数を相違させて回−・方向に回転させるよ
うになっている。このため、ネジ軸とナツトの螺動が入
力回転(=実回転)に対して大幅に減速され、可動側の
支持要素において微速ないし超々微速で移動が得られる
ようになっている。
ナツトを回転数を相違させて回−・方向に回転させるよ
うになっている。このため、ネジ軸とナツトの螺動が入
力回転(=実回転)に対して大幅に減速され、可動側の
支持要素において微速ないし超々微速で移動が得られる
ようになっている。
しかし、本発明は、二つの回転伝達手段が、ネジ軸とナ
ツトを互いに反対方向に回転させるようになっていて、
ネジのリードの二倍に相当する高速移動が得られる構成
や、 一方の回転伝達手段がクラッチ書ブレーキを含んで構成
されていて、ネジ軸とナツトの一方のみが回転して中速
ないし高速移動が(!)られる構成についても権利内容
として包含してものである。
ツトを互いに反対方向に回転させるようになっていて、
ネジのリードの二倍に相当する高速移動が得られる構成
や、 一方の回転伝達手段がクラッチ書ブレーキを含んで構成
されていて、ネジ軸とナツトの一方のみが回転して中速
ないし高速移動が(!)られる構成についても権利内容
として包含してものである。
以下1本発明のネジ軸とナツトとの螺合回転による直線
移動装置がどのように具体化されるか実施例によって詳
しく説IJIする。
移動装置がどのように具体化されるか実施例によって詳
しく説IJIする。
く第一実施例・Q@第1図〉
先ず、構成を説明する。
ナラ)lが螺合するネジ軸2と、ナツト駆動用回転体3
が被嵌しており該回転体3を相対回転不能にかつ軸方向
移動可fEに案内するナー、トドライブ用の回転伝達軸
4とが、固定ブラケットとなる軸支持要素5により互い
に平行してそれぞれが回転回部にかつ軸方向相対移動不
要に両端支持されるとともに、前記ナツトlと前記回転
体3の両者が分割組付は構造とされている可動ステージ
となるナツト支持要素6により、それぞれが回転可tF
にかつ軸方向相対移動不要に両端支持されている0回転
伝達軸4は、その略全長に渡りキー7が凸段して設けら
れ これに対応して回転体3の軸孔にはキー溝(符号な
し)が設けられている。
が被嵌しており該回転体3を相対回転不能にかつ軸方向
移動可fEに案内するナー、トドライブ用の回転伝達軸
4とが、固定ブラケットとなる軸支持要素5により互い
に平行してそれぞれが回転回部にかつ軸方向相対移動不
要に両端支持されるとともに、前記ナツトlと前記回転
体3の両者が分割組付は構造とされている可動ステージ
となるナツト支持要素6により、それぞれが回転可tF
にかつ軸方向相対移動不要に両端支持されている0回転
伝達軸4は、その略全長に渡りキー7が凸段して設けら
れ これに対応して回転体3の軸孔にはキー溝(符号な
し)が設けられている。
従って、回転伝達軸4は回転体3を相対回転不能にかつ
軸方向移動可能に案内している。ネジ軸2と回転伝達軸
4は、それぞれ軸受8,8、書・を介して軸支持要素5
に支持されており、また、回転体3とナツトlは、中程
が大径で両端が小径となる段輪状に形成され、小径部が
軸受9.9、・會を介してナツト支持要素6に支持され
ている。
軸方向移動可能に案内している。ネジ軸2と回転伝達軸
4は、それぞれ軸受8,8、書・を介して軸支持要素5
に支持されており、また、回転体3とナツトlは、中程
が大径で両端が小径となる段輪状に形成され、小径部が
軸受9.9、・會を介してナツト支持要素6に支持され
ている。
ネジ軸2の左端部は軸支持要素5の左直立壁外面5aを
貫通して外方に延びていて、そこに、軸支持要素5の左
直立壁外面5aへ取付けたダイレクトドライブ用す−ボ
ΦモーターlOの中空コアが被嵌している。ナラ)1の
外側に歯車12が設けられ、また回転体3の外側に歯車
13が設けられ、歯車12と13は互いに噛合されてい
る。南、if 12と13は回転体3の回転をナラ)1
に伝達する両車−回転体・回転伝達手段である。ネジ軸
2は軸支持要素5の右直立壁外面5bを貫通して外方に
延びており、その右端部に歯車14が設けられ、また回
転体3の軸支持要素5を貫通して外方に延びており、そ
の右端部に尚1K 15が設けられ、南IIC14と1
5はLl=いに11合され、i&1東カバカバー16わ
れている。歯車14と15はネジ軸2の回転を回転伝達
軸4に伝達する二軸・回転伝達手段である。
貫通して外方に延びていて、そこに、軸支持要素5の左
直立壁外面5aへ取付けたダイレクトドライブ用す−ボ
ΦモーターlOの中空コアが被嵌している。ナラ)1の
外側に歯車12が設けられ、また回転体3の外側に歯車
13が設けられ、歯車12と13は互いに噛合されてい
る。南、if 12と13は回転体3の回転をナラ)1
に伝達する両車−回転体・回転伝達手段である。ネジ軸
2は軸支持要素5の右直立壁外面5bを貫通して外方に
延びており、その右端部に歯車14が設けられ、また回
転体3の軸支持要素5を貫通して外方に延びており、そ
の右端部に尚1K 15が設けられ、南IIC14と1
5はLl=いに11合され、i&1東カバカバー16わ
れている。歯車14と15はネジ軸2の回転を回転伝達
軸4に伝達する二軸・回転伝達手段である。
従って、サーボ・モーター10を回転駆動すると、ネジ
軸2が直接回転されるとともに、ネジ軸2の回転が歯車
14.15の噛合回転を介して回転伝達軸4に伝達され
回転体3が回転しさらに歯車13.12の噛合回転を介
してナツトlが回転されるようになっている。このよう
にナツトlの回転は、歯車14.15の噛合回転と歯車
12.13の噛合回転とを介して行われるから、ナツト
1とネジ軸2は同一方向に回転することになる。
軸2が直接回転されるとともに、ネジ軸2の回転が歯車
14.15の噛合回転を介して回転伝達軸4に伝達され
回転体3が回転しさらに歯車13.12の噛合回転を介
してナツトlが回転されるようになっている。このよう
にナツトlの回転は、歯車14.15の噛合回転と歯車
12.13の噛合回転とを介して行われるから、ナツト
1とネジ軸2は同一方向に回転することになる。
歯車12.13.14.15は、ナツトlとネジ軸2と
を回転数を相違させて同一方向に回転させる関係となる
ようにそれぞれ歯数が決められている必要がある。歯車
12.13の歯数が同一であるとともに歯車14.15
の歯数が同一であると、ナツト1とネジ軸2は同一回転
数となり螺動は行われない、また例えば、歯車12.1
3の歯数比がl:2であるとともに歯車14.15の歯
数が2:lであるときも、ナツト1とネジ軸2は同一回
転数となり螺動は行われない、要するに、v11車12
.13.14.15は、+−/)lとネジ軸2は同一回
転数とならないようにそれぞれの歯数が決められていれ
ば必要十分である。
を回転数を相違させて同一方向に回転させる関係となる
ようにそれぞれ歯数が決められている必要がある。歯車
12.13の歯数が同一であるとともに歯車14.15
の歯数が同一であると、ナツト1とネジ軸2は同一回転
数となり螺動は行われない、また例えば、歯車12.1
3の歯数比がl:2であるとともに歯車14.15の歯
数が2:lであるときも、ナツト1とネジ軸2は同一回
転数となり螺動は行われない、要するに、v11車12
.13.14.15は、+−/)lとネジ軸2は同一回
転数とならないようにそれぞれの歯数が決められていれ
ば必要十分である。
次に作用を説明する。
山車12.13のそれぞれの歯数をZ12.213とし
、またそれぞれの回転数をN12、N13とすれIf、
212/ZI3=N12/Nl3−−−一式(a)と
なる、また、歯車14.15のそれぞれの歯数を214
.215とし、またそれぞれの回転数をNI4、N15
とすれば、Z 14/ Z 15= N 14/ N
15・・争・式%式% ところが1回転体3と回転伝達軸4は一体回転するもの
であるから、 N+3=N15 となる、従って、式
(a)を N15= N+2− Z13/212 と
変形し、tり式(b)ヲN15=N14−215/21
4 、!l:変形すると、 N 13= N 12・Z 13/ Z 12= N
15二N+4・Z 15/ Z 14の式が得られ、こ
れを整理す6と、N12/N14=Z17−215/2
13−214・・・式(c)が得られる。
、またそれぞれの回転数をN12、N13とすれIf、
212/ZI3=N12/Nl3−−−一式(a)と
なる、また、歯車14.15のそれぞれの歯数を214
.215とし、またそれぞれの回転数をNI4、N15
とすれば、Z 14/ Z 15= N 14/ N
15・・争・式%式% ところが1回転体3と回転伝達軸4は一体回転するもの
であるから、 N+3=N15 となる、従って、式
(a)を N15= N+2− Z13/212 と
変形し、tり式(b)ヲN15=N14−215/21
4 、!l:変形すると、 N 13= N 12・Z 13/ Z 12= N
15二N+4・Z 15/ Z 14の式が得られ、こ
れを整理す6と、N12/N14=Z17−215/2
13−214・・・式(c)が得られる。
式(C)において、N12はナツト1の回転数であり、
N14はネジ軸2の回転数であり、ナツト1とネジ軸2
は同一方向に回転するから、結局、式(C) # 1の
とき、ナツト1とネジ軸2との間で螺動が行われる。
N14はネジ軸2の回転数であり、ナツト1とネジ軸2
は同一方向に回転するから、結局、式(C) # 1の
とき、ナツト1とネジ軸2との間で螺動が行われる。
式(c)>1のときは、サーボ・モーター10により図
のように右ネジのネジ軸2を右回転させると、ナツトl
は、ネジ軸2よりも大きく右回転し、すなわちネジ軸2
に対して右回転の螺動を行うことになり、またサーボ争
モーター10によりネジ軸2を左回転させると、ナラ)
1は、ネジ軸2よりも大きく左回転し、すなわちネジ軸
2に対して左回転の螺動を行うことになる。また、式(
c)<1のときは、サーボ・モーター10により図のよ
うに右ネジのネジ軸2を右回転させると、ナツトlは、
ネジ軸2よりも小さく右回転し、すなわちネジ軸2に対
して左回転の螺動を行うことになり、またサーボ・モー
ター10によりネジ軸2を左回転させると、ナツトlは
、ネジ軸2よりも小さく左回転し、すなわちネジ軸2に
対して右回転の螺動を行うことになる6以上により、ナ
ツト支持要素6が左右に微速ないし超々微速移動できる
。
のように右ネジのネジ軸2を右回転させると、ナツトl
は、ネジ軸2よりも大きく右回転し、すなわちネジ軸2
に対して右回転の螺動を行うことになり、またサーボ争
モーター10によりネジ軸2を左回転させると、ナラ)
1は、ネジ軸2よりも大きく左回転し、すなわちネジ軸
2に対して左回転の螺動を行うことになる。また、式(
c)<1のときは、サーボ・モーター10により図のよ
うに右ネジのネジ軸2を右回転させると、ナツトlは、
ネジ軸2よりも小さく右回転し、すなわちネジ軸2に対
して左回転の螺動を行うことになり、またサーボ・モー
ター10によりネジ軸2を左回転させると、ナツトlは
、ネジ軸2よりも小さく左回転し、すなわちネジ軸2に
対して右回転の螺動を行うことになる6以上により、ナ
ツト支持要素6が左右に微速ないし超々微速移動できる
。
どの位に減速された移動が行われるかについて、具体的
な一計算例を以下に示す。
な一計算例を以下に示す。
仮に、Z 12= 213= 215= 100 、2
14= 99トすれば、式(C) = 100/99と
なり、モーター10が1回転すると、ネジ軸2も1回転
し、ナラ)1は9!3/ 100回転し、 1/ 10
0回転の螺動が行われる。同様に仮に、Z 12= Z
13= Z 14= 100、ZI5=9fllとす
れば、モーター10が1回転すると、ネジ軸2も1回転
し、ナツトlは+01/ 100回転し、やはり I/
100回転の螺動が行われる。
14= 99トすれば、式(C) = 100/99と
なり、モーター10が1回転すると、ネジ軸2も1回転
し、ナラ)1は9!3/ 100回転し、 1/ 10
0回転の螺動が行われる。同様に仮に、Z 12= Z
13= Z 14= 100、ZI5=9fllとす
れば、モーター10が1回転すると、ネジ軸2も1回転
し、ナツトlは+01/ 100回転し、やはり I/
100回転の螺動が行われる。
すなわち、モーター10の一回転当り、ナツト支持要素
6が17100ピツチ移動できる。
6が17100ピツチ移動できる。
なお、上記のように、軸間距離が同一である二ケ所にお
いて、二軸・回転伝達子役としての二つの山車14.1
5と、ナツト−回転体・回転伝達p段としての二つの南
軍12.13の四つのfk −1fのうち、任意の三つ
の歯・Vを同−歯数とし、他の一つの歯車を歯数を異な
らせるような関係が実現できることについて以下に付言
しておく。
いて、二軸・回転伝達子役としての二つの山車14.1
5と、ナツト−回転体・回転伝達p段としての二つの南
軍12.13の四つのfk −1fのうち、任意の三つ
の歯・Vを同−歯数とし、他の一つの歯車を歯数を異な
らせるような関係が実現できることについて以下に付言
しておく。
まず、1!I数が多いときは問題なく実現できる。
゛例えば、三つの歯車の歯数が100で残り一つの
南jlfの歯数を97〜88とすることができる。しか
し、歯数が少いときは、干渉を起して円滑な回転かでき
なくなる虞れがある0例えば、一般的に最小とされる歯
数12.11のときは、三つの歯−トの歯数が13、残
り一つの歯車の歯数を12または14とすることはでき
ない。
゛例えば、三つの歯車の歯数が100で残り一つの
南jlfの歯数を97〜88とすることができる。しか
し、歯数が少いときは、干渉を起して円滑な回転かでき
なくなる虞れがある0例えば、一般的に最小とされる歯
数12.11のときは、三つの歯−トの歯数が13、残
り一つの歯車の歯数を12または14とすることはでき
ない。
これは、歯数が少いときは、−尚違いが歯1μの圧力角
に大きな変化を及ぼして、干渉を起すからである。そこ
で歯数が少いときは、いづれか−・対の歯車を転移(ア
ンダーカット)歯車とすると、実現できる。
に大きな変化を及ぼして、干渉を起すからである。そこ
で歯数が少いときは、いづれか−・対の歯車を転移(ア
ンダーカット)歯車とすると、実現できる。
く第二実施例・・・第2図〉
先ず、構成を説明する。
ネジ+h2と回転伝達軸4とが固定ブラダ−/ )とな
る軸支持要素5に互いに平行してそれぞれが回転可能に
かつ軸方向相対移動不fオに両端支持さねている、ネジ
軸2に螺合されたナツトlと回転伝達軸4にスライド自
在に被嵌された回転体3とが可動ステージとなるナツト
支持要素6に回転自在に支持されている。ネジ軸2はサ
ーボモーターlOにより回転される。ネジ軸2と回転伝
達軸4は、二軸φ回転伝達手段である歯車14,15、
中間伝達軸18及びクラッチ−ブレーキ17により接続
されている。該クラッチ−ブレーキ17は、回転伝達軸
4の側17aがブレーキであり。
る軸支持要素5に互いに平行してそれぞれが回転可能に
かつ軸方向相対移動不fオに両端支持さねている、ネジ
軸2に螺合されたナツトlと回転伝達軸4にスライド自
在に被嵌された回転体3とが可動ステージとなるナツト
支持要素6に回転自在に支持されている。ネジ軸2はサ
ーボモーターlOにより回転される。ネジ軸2と回転伝
達軸4は、二軸φ回転伝達手段である歯車14,15、
中間伝達軸18及びクラッチ−ブレーキ17により接続
されている。該クラッチ−ブレーキ17は、回転伝達軸
4の側17aがブレーキであり。
ブレーキオンのとき回転伝達軸4を停止できるようにな
っているとともに、歯車15の側がクラッチ17bであ
りオン・オフによって該歯車15と一体の中間伝達軸1
8の回転を回転伝達軸4に伝達したり遮断したりする。
っているとともに、歯車15の側がクラッチ17bであ
りオン・オフによって該歯車15と一体の中間伝達軸1
8の回転を回転伝達軸4に伝達したり遮断したりする。
ネジ軸2の回転は、歯11t、14.15、中間伝達軸
18.クラッチ・ブレーキ17を介して回転伝達軸4に
伝達され、さらに回転伝達軸4の回転はキー7により回
転体3に伝達され、歯車−回転体・回転伝達手段である
回転体3の外側の歯車13及びナツト1の外側の歯車1
2を介してナツトlに伝達される。ナフト1はネジ軸2
と同一方向に回転される。
18.クラッチ・ブレーキ17を介して回転伝達軸4に
伝達され、さらに回転伝達軸4の回転はキー7により回
転体3に伝達され、歯車−回転体・回転伝達手段である
回転体3の外側の歯車13及びナツト1の外側の歯車1
2を介してナツトlに伝達される。ナフト1はネジ軸2
と同一方向に回転される。
従って、クラッチ・ブレーキ17は、ブレーキ17aが
オフのとき回転伝達軸4の回転が保障され、このときク
ラッチ17bがオンとなりネジ軸2の回転が回転伝達軸
4に伝達され、このときのネジ軸2とナラ)lの螺動は
上述した第一実施例の作用と同一となる。すなわち、ネ
ジ軸2とナツトlの螺動が入力回転(=実回転)に対し
て大幅に減速され、可動側の支持要素において微速ない
し超々微速で移動が得られる。
オフのとき回転伝達軸4の回転が保障され、このときク
ラッチ17bがオンとなりネジ軸2の回転が回転伝達軸
4に伝達され、このときのネジ軸2とナラ)lの螺動は
上述した第一実施例の作用と同一となる。すなわち、ネ
ジ軸2とナツトlの螺動が入力回転(=実回転)に対し
て大幅に減速され、可動側の支持要素において微速ない
し超々微速で移動が得られる。
他方、ブレーキ17aがオンのとき回転伝達軸4は回転
停止され、このときクラッチ17bはオフとなり、ネジ
軸2の回転が回転伝達軸4に伝達されることはない、従
って、ナツト1が回転しないから、サーボ・モーターI
Oを駆動するとネジ軸lのみが回転される。すなわち、
ネジ軸2の一回転でナツトlが一ピッチ移動し、ナツト
支持要素6の中速ないし高速移動が得られる。
停止され、このときクラッチ17bはオフとなり、ネジ
軸2の回転が回転伝達軸4に伝達されることはない、従
って、ナツト1が回転しないから、サーボ・モーターI
Oを駆動するとネジ軸lのみが回転される。すなわち、
ネジ軸2の一回転でナツトlが一ピッチ移動し、ナツト
支持要素6の中速ないし高速移動が得られる。
く第三実施例・・・第3図〉
先ず、4R成を説明する。
ネジ軸2と回転伝達軸4が、上面が長尺なベッド面とな
る軸支持要素5に互いに平行してそれぞれが回転可俺に
かつ軸方向相対移動不衡に両端支持されている。ネジ軸
2に螺合されたナツトlと回転伝達軸4にスライド1”
J在に被嵌された回転体3とが可動ブロックとなるナツ
ト支持要素6に回転自在に支持されている、ナット支持
要素6の両側部下端と、軸支持要素5をn形に跨ぐIT
T動スデステージ19端とが一体に連結されている。
る軸支持要素5に互いに平行してそれぞれが回転可俺に
かつ軸方向相対移動不衡に両端支持されている。ネジ軸
2に螺合されたナツトlと回転伝達軸4にスライド1”
J在に被嵌された回転体3とが可動ブロックとなるナツ
ト支持要素6に回転自在に支持されている、ナット支持
要素6の両側部下端と、軸支持要素5をn形に跨ぐIT
T動スデステージ19端とが一体に連結されている。
該可動ステージ19は、ステージ部19aの下面19に
付設された直線ガイドブロック20と、軸支持要素5の
上面に備えられたガイドレール21との保合案内を介し
て、安定して直線移動されるようになっている。ネジ軸
2はサーボモーター10により回転される。ネジ軸2と
回転伝達軸4は、二軸・回転伝達手段である歯車14.
15により接続されている0回転伝達軸4の回転はキー
7により回転体3に伝達され、歯車−回転体・回転伝達
手段である回転体3の外側の歯車13及びナツト1の外
側の歯車12を介してナツトlに伝達される、ナットl
はネジ軸2と同一方向に回転される。
付設された直線ガイドブロック20と、軸支持要素5の
上面に備えられたガイドレール21との保合案内を介し
て、安定して直線移動されるようになっている。ネジ軸
2はサーボモーター10により回転される。ネジ軸2と
回転伝達軸4は、二軸・回転伝達手段である歯車14.
15により接続されている0回転伝達軸4の回転はキー
7により回転体3に伝達され、歯車−回転体・回転伝達
手段である回転体3の外側の歯車13及びナツト1の外
側の歯車12を介してナツトlに伝達される、ナットl
はネジ軸2と同一方向に回転される。
従って、作用は、第1図の第一実施例の作用と同一であ
り、説明は省略する。
り、説明は省略する。
く第四実施例・・・第4図〉
先ず、構成を説明する。
ナツト1が螺合するネジ軸2と、軸駆動用回転体3が被
嵌しており該回転体3を相対回転不能にかつ軸方向移動
可能に案内する回転スライド用の、回転伝達軸4とが、
大型の可動ステージとなる軸支持要素5により互いに平
行してそれぞれが回転可能にかつ軸方向相対移動不能に
両端支持されるとともに、前記ナツトlと1111記回
転体3の両者が分割組付は構造とされている固定ブラケ
ットとなるナツト支持要素6により、それぞれが回転可
濠にかつ軸方向相対移動不能彪に両端支持されている0
回転伝達軸4は、その略全長に渡りキー7が曲設して設
けられ、これに対応して回転体3の軸孔にはキー溝(符
号なし)が設けられている。
嵌しており該回転体3を相対回転不能にかつ軸方向移動
可能に案内する回転スライド用の、回転伝達軸4とが、
大型の可動ステージとなる軸支持要素5により互いに平
行してそれぞれが回転可能にかつ軸方向相対移動不能に
両端支持されるとともに、前記ナツトlと1111記回
転体3の両者が分割組付は構造とされている固定ブラケ
ットとなるナツト支持要素6により、それぞれが回転可
濠にかつ軸方向相対移動不能彪に両端支持されている0
回転伝達軸4は、その略全長に渡りキー7が曲設して設
けられ、これに対応して回転体3の軸孔にはキー溝(符
号なし)が設けられている。
従って1回転体3は、回転伝達軸4と相対回転不能かつ
軸方向相対移動可能である。
軸方向相対移動可能である。
ナラ)1の外側に歯車12が被嵌され、回転体3の外側
に歯車13が被嵌され、歯車12.13は、回転体3の
回転をナツト1に伝達するナツト−回転体・回転伝達手
段である。
に歯車13が被嵌され、歯車12.13は、回転体3の
回転をナツト1に伝達するナツト−回転体・回転伝達手
段である。
ネジ軸2と回転伝達軸4は、それぞれ軸受8.8、・・
を介して軸支持要素5に支持されており、また1回転体
3とナツトlは、中程が大径で両端が小径となる段輪状
に形成され、小径部が軸受9.9、―・を介してナツト
支持要素6に支持されている、ナット1の左端部はナツ
ト支持要素6を貫通して外方に延びていて、そこに、ナ
ツト支持要素6の左側壁へ取付けたダイレクトドライブ
用サーボ・モーター10の中空コアが被嵌している。ネ
ジ軸2と回転伝達軸4のそれぞれの左端は、軸支持要素
5を貫通して外方に延びていて、それぞれの左端に設け
られた歯車14.15が噛合している。歯車14.15
は回転伝達軸4の回転をネジ軸2に伝達する二軸・回転
伝達手段である。
を介して軸支持要素5に支持されており、また1回転体
3とナツトlは、中程が大径で両端が小径となる段輪状
に形成され、小径部が軸受9.9、―・を介してナツト
支持要素6に支持されている、ナット1の左端部はナツ
ト支持要素6を貫通して外方に延びていて、そこに、ナ
ツト支持要素6の左側壁へ取付けたダイレクトドライブ
用サーボ・モーター10の中空コアが被嵌している。ネ
ジ軸2と回転伝達軸4のそれぞれの左端は、軸支持要素
5を貫通して外方に延びていて、それぞれの左端に設け
られた歯車14.15が噛合している。歯車14.15
は回転伝達軸4の回転をネジ軸2に伝達する二軸・回転
伝達手段である。
従って、サーボ争モーター10を回転駆動すると、回転
体3が回転して回転伝達軸4も回転する9回転伝達軸4
の回転は、歯車14.15のi−合回転を介してネジ軸
2に伝達され、ネジ軸2が回転伝達軸4とは反対方向に
回転されるようになっている。そのため、ナツト1と回
転体3とを互いに反対方向に回転させると、ナツトlと
ネジ軸2は同一方向に回転することになる。
体3が回転して回転伝達軸4も回転する9回転伝達軸4
の回転は、歯車14.15のi−合回転を介してネジ軸
2に伝達され、ネジ軸2が回転伝達軸4とは反対方向に
回転されるようになっている。そのため、ナツト1と回
転体3とを互いに反対方向に回転させると、ナツトlと
ネジ軸2は同一方向に回転することになる。
従って、第一実施例との相違を比較した場合、固定側と
可動側が完全に逆になっただけであり。
可動側が完全に逆になっただけであり。
ネジ軸とナツトを同時回転させ、回転数の差により直線
移動が得られる等の作用は第一実施例の場合と同一であ
る。
移動が得られる等の作用は第一実施例の場合と同一であ
る。
く第五実施例・・・第5図〉
この実施例は、」二記第−実施例と略同−のメカニカル
構造をしているシリンダー装置である。軸支持要素5は
端板ブロック5C15dと円筒5eとからなり、端板ブ
ロック5C15dによりネジ軸2と回転伝達軸4を両端
支持している。ネジ軸2は、端板ブロック5dを貫通し
ていて右端に歯車14が設けられ、また回転伝達軸4も
端板ブロック5dを貫通していて右端に歯車15が設け
られ、出力軸が端板ブロック5dを貫通するように取付
けたサーボ争モーターlOの出力軸に設けられた歯車2
4が中間歯車となって歯車14゜15に噛合している。
構造をしているシリンダー装置である。軸支持要素5は
端板ブロック5C15dと円筒5eとからなり、端板ブ
ロック5C15dによりネジ軸2と回転伝達軸4を両端
支持している。ネジ軸2は、端板ブロック5dを貫通し
ていて右端に歯車14が設けられ、また回転伝達軸4も
端板ブロック5dを貫通していて右端に歯車15が設け
られ、出力軸が端板ブロック5dを貫通するように取付
けたサーボ争モーターlOの出力軸に設けられた歯車2
4が中間歯車となって歯車14゜15に噛合している。
歯車14.15.24は二軸・回転伝達手段である。
また、ネジ軸2に螺合するナツトlの外側に歯車12が
設けられ、また回転伝達軸4に被1il−される回転体
3の外側に歯車13が設けられ、歯車12と歯車13は
軸付中間歯車23を介して噛合されている。歯車12.
13.23は、回転体3の回転をナツト1に伝達するナ
ツト−回転体、争回転伝達手段である。
設けられ、また回転伝達軸4に被1il−される回転体
3の外側に歯車13が設けられ、歯車12と歯車13は
軸付中間歯車23を介して噛合されている。歯車12.
13.23は、回転体3の回転をナツト1に伝達するナ
ツト−回転体、争回転伝達手段である。
回転体3は回転伝達軸4にスライド自在に被嵌されかつ
回転伝達軸4によりキー7の働きで回転されるようにな
っている。そして、円筒5eの内側でスライダーとなる
ナット支持要素5が、ナー7ト1と回転体3と軸付中間
歯車23を内部に収容するように回転自在に両端支持し
ている。ピストンロッド22は、ナツト支持要素6に穿
設されたり−マ孔に嵌入され、リーマポルト25により
連結され、軸支持要素5の端板5Cに貫通案内されてい
る。
回転伝達軸4によりキー7の働きで回転されるようにな
っている。そして、円筒5eの内側でスライダーとなる
ナット支持要素5が、ナー7ト1と回転体3と軸付中間
歯車23を内部に収容するように回転自在に両端支持し
ている。ピストンロッド22は、ナツト支持要素6に穿
設されたり−マ孔に嵌入され、リーマポルト25により
連結され、軸支持要素5の端板5Cに貫通案内されてい
る。
しかして、そのメカニカル構造の木質は上記第一実施例
と同一であり、従って1作用についても第一実施例とほ
ぼ同一であるので説明は省略する。
と同一であり、従って1作用についても第一実施例とほ
ぼ同一であるので説明は省略する。
く変形例、本発明に含まれる範囲拳・図示しない〉(1
)ネジ軸とナツトを逆方向に同時回転させるときは、ネ
ジ軸とナツトの相対回転数がそれぞれの実際の回転数の
和になりネジ軸とナツトの回転数が等しいときは二条ネ
ジに相当する超高速直線移動が得られる。すなわち、第
1図において、ナツトの外側の歯車と回転体の外側の歯
車との間に中間歯車を入れるか、またはネジ軸の外側の
歯車と回転伝達軸の外側の歯車との間に中間歯車を入れ
ると、ネジ軸とナツトが互いに反対方向に同時回転する
ことになる。このように、未発151は、二つの回転伝
達手段の回転伝達の関係が、ネジ軸とナツトを逆方向に
同時回転させるようになっている構成についても権利内
容として包含しているものである。
)ネジ軸とナツトを逆方向に同時回転させるときは、ネ
ジ軸とナツトの相対回転数がそれぞれの実際の回転数の
和になりネジ軸とナツトの回転数が等しいときは二条ネ
ジに相当する超高速直線移動が得られる。すなわち、第
1図において、ナツトの外側の歯車と回転体の外側の歯
車との間に中間歯車を入れるか、またはネジ軸の外側の
歯車と回転伝達軸の外側の歯車との間に中間歯車を入れ
ると、ネジ軸とナツトが互いに反対方向に同時回転する
ことになる。このように、未発151は、二つの回転伝
達手段の回転伝達の関係が、ネジ軸とナツトを逆方向に
同時回転させるようになっている構成についても権利内
容として包含しているものである。
また、第2図に示すように、一方の回転伝達手段がクラ
ッチ会ブレーキを含んで構成されている構成との組合せ
についても包含するものである。
ッチ会ブレーキを含んで構成されている構成との組合せ
についても包含するものである。
すなわち、ネジ軸とナツトを反対方向に同時回転させら
れるだけでなく、ネジ軸とナツトの一方のみを回転させ
られるようになっており、可動側の支持要素において超
高速移動が得られるのみならず、クラッチ・ブレーキの
作用によりネジ軸とナツトの一方のみの回転して中速な
いし高速移動が得られる構成についても権利内容として
包含しているものである。
れるだけでなく、ネジ軸とナツトの一方のみを回転させ
られるようになっており、可動側の支持要素において超
高速移動が得られるのみならず、クラッチ・ブレーキの
作用によりネジ軸とナツトの一方のみの回転して中速な
いし高速移動が得られる構成についても権利内容として
包含しているものである。
(2)回転伝達軸は、スプライン軸、角軸、その他回転
体の摺動する部分が断面非円形であり1回転体に対して
相対的に軸方向に摺動案内するとともに回転体と一体的
な回転が行われる軸であれば良い。
体の摺動する部分が断面非円形であり1回転体に対して
相対的に軸方向に摺動案内するとともに回転体と一体的
な回転が行われる軸であれば良い。
(3)ネジ軸とナツトのネジの種類は、ポールネジ、角
ネジ、台形ネジ、三角ネジまたは丸ネジのいずれでも良
い、ナツトは、ネジ軸とのパックラッシを0とするため
に、ダブルナツト構造とするのが良い。
ネジ、台形ネジ、三角ネジまたは丸ネジのいずれでも良
い、ナツトは、ネジ軸とのパックラッシを0とするため
に、ダブルナツト構造とするのが良い。
(4)二軸間回転伝達手段は、二個の歯車に限定される
ものでなく、三個以上の歯車列であっても良い、中間歯
車が奇数の場合と偶数の場合とに可変る構成であっても
良い。歯車列が多段もしくは無段変速機を構成していて
も良い、ナットとその外側に歯車は一体形成品または組
立品のいずれでも良い0回転体とその外側の歯車につい
ても同様である。その他、m車列に変えて、ベルトもし
くはチェーン等の捲掛装置であっても良い。
ものでなく、三個以上の歯車列であっても良い、中間歯
車が奇数の場合と偶数の場合とに可変る構成であっても
良い。歯車列が多段もしくは無段変速機を構成していて
も良い、ナットとその外側に歯車は一体形成品または組
立品のいずれでも良い0回転体とその外側の歯車につい
ても同様である。その他、m車列に変えて、ベルトもし
くはチェーン等の捲掛装置であっても良い。
(5)回転駆動手段は必須構成要件ではなく、モーター
と手動ハンドルのいずれにより、回転し得るどの部品に
対して回転入力が行われても良い。
と手動ハンドルのいずれにより、回転し得るどの部品に
対して回転入力が行われても良い。
(6)移動量または位置検出のためリニアエンコーダを
用いても良い。
用いても良い。
(7)ナツトとネジ軸にロータリーエンコーダをそれぞ
れ直接取付けて、モーター始動時における二つのロータ
リーエンコーダのいずれか一方のパルス信号が入力した
ときではなく、他方のパルス信号が入力したときに、二
軸間回転伝達手段のバックラッシが解消され、ナツトと
ネジ軸の螺動が行われると考えられるの、このときに可
動側の支持要素が移動開始するものとして、それ以後の
いずれか一方のパルス信号を得て移動量または位置検出
制御をすること。
れ直接取付けて、モーター始動時における二つのロータ
リーエンコーダのいずれか一方のパルス信号が入力した
ときではなく、他方のパルス信号が入力したときに、二
軸間回転伝達手段のバックラッシが解消され、ナツトと
ネジ軸の螺動が行われると考えられるの、このときに可
動側の支持要素が移動開始するものとして、それ以後の
いずれか一方のパルス信号を得て移動量または位置検出
制御をすること。
〈発明の効果〉
以上説明してきたように、本発明のネジ軸とナツトとの
螺合回転による直線移動装置は。
螺合回転による直線移動装置は。
ネジ軸に螺合するナツトと、回転伝達軸に被嵌され回転
体とをナツト支持要素で支持するとともに、ネジ軸と回
転伝達軸とを軸支持要素で支持し、ネジ軸と回転伝達軸
及びナツトと回転体をそれぞれ回転伝達手段で連結し、
モーターの回転伝達系を二つに分けてネジ軸とナツトの
うち一方はグイレフトドライブでき他方は回転・スライ
ド系を介して回転する構成なので以下の効果を有する。
体とをナツト支持要素で支持するとともに、ネジ軸と回
転伝達軸とを軸支持要素で支持し、ネジ軸と回転伝達軸
及びナツトと回転体をそれぞれ回転伝達手段で連結し、
モーターの回転伝達系を二つに分けてネジ軸とナツトの
うち一方はグイレフトドライブでき他方は回転・スライ
ド系を介して回転する構成なので以下の効果を有する。
(1)ネジ軸とナツトを僅かに回転数が相違するように
同一方向に同時回転させ得る場合にあっては微速ないし
超々微速か得られ、またネジ軸とナツトを互いに反対方
向に回転させ得る場合にあってはネジのリードの二倍の
相当する高速移動が得られる。
同一方向に同時回転させ得る場合にあっては微速ないし
超々微速か得られ、またネジ軸とナツトを互いに反対方
向に回転させ得る場合にあってはネジのリードの二倍の
相当する高速移動が得られる。
(2)減速機なしに大幅な減速が行われ、減速機が不要
である。
である。
(3)モーターは減速機を備える場合のトルク出力と同
じにすることができる。この結果、従来のサーボ・モー
ター、パルスモータ−1またはステップモーターはダイ
レクトドライブ用となり得る。これは重大なコストパー
フォーマンスをもたらすことになる。すなわち、ダイレ
クトドライブ用モーターは、高トルク・低回転を得るた
めにコイルの巻数が数十倍となりきわめて大径かつ高価
である。
じにすることができる。この結果、従来のサーボ・モー
ター、パルスモータ−1またはステップモーターはダイ
レクトドライブ用となり得る。これは重大なコストパー
フォーマンスをもたらすことになる。すなわち、ダイレ
クトドライブ用モーターは、高トルク・低回転を得るた
めにコイルの巻数が数十倍となりきわめて大径かつ高価
である。
(4)上記の(1)ないしく3)により、計測機械、直
交座標ロボット、超精密加工機、半導体製造・検査装置
の超精密位置決めテーブルまたは超精密位置決め駆動手
段として、あるいは、光ディスクの原盤記憶装置やコン
パクトディスクやビデオディスクのピックアップ装置と
して、あるいは、枚葉印刷機や枚葉包装機のシート紙の
テーブル昇降手段として好適である。また、プリンター
やプロッターやカラースキャナー等における高速移動手
段としても好適である。
交座標ロボット、超精密加工機、半導体製造・検査装置
の超精密位置決めテーブルまたは超精密位置決め駆動手
段として、あるいは、光ディスクの原盤記憶装置やコン
パクトディスクやビデオディスクのピックアップ装置と
して、あるいは、枚葉印刷機や枚葉包装機のシート紙の
テーブル昇降手段として好適である。また、プリンター
やプロッターやカラースキャナー等における高速移動手
段としても好適である。
(5)大幅な減速が行われる構成では、大きな推力が得
られ、モーターが停止ヒした場合セルフロックが働くの
で、減速機やブレーキ装置が不要な(クラッチは必要)
小型大出力のモータ一式シリンダー装置が実現できる。
られ、モーターが停止ヒした場合セルフロックが働くの
で、減速機やブレーキ装置が不要な(クラッチは必要)
小型大出力のモータ一式シリンダー装置が実現できる。
また、重量物を無重力状態に吊−しげるバランサーのシ
リンダー装置にも好適である。他方、ネジのリードの二
倍の相当する高速移動が得られる構成では高速位置決め
が実現できる。
リンダー装置にも好適である。他方、ネジのリードの二
倍の相当する高速移動が得られる構成では高速位置決め
が実現できる。
(6)位置決めテーブルやモーター駆動式シリンダー装
置などとして駆動ユニット化するヒで好適なa造である
。
置などとして駆動ユニット化するヒで好適なa造である
。
(7)部品点数が少く、構造が簡単で、製作コストがは
るかに安価である。
るかに安価である。
既存の超精密位置決め用の微速移動装置、特に差動ネジ
式のものに比べてもストロークをはるかに大きくとるこ
とができ、部品点数が少く、構造が簡単で、製作コスト
がはるかに安価である。
式のものに比べてもストロークをはるかに大きくとるこ
とができ、部品点数が少く、構造が簡単で、製作コスト
がはるかに安価である。
(8)ストロークをいくらでも大きく取れるので、モー
タ等、磁界発生源が近くにあってはならない用 とされる電子ビームパターン転写装置/テーブルにも採
用可能である。
タ等、磁界発生源が近くにあってはならない用 とされる電子ビームパターン転写装置/テーブルにも採
用可能である。
なお、クラッチ・ブレーキを備えた実施態様のものにあ
っては、微速ないし超々微速移動または超高速移動のい
ずれかが得られるだけでなく、中速ないし高速移動も合
わせて得られる。すなわち、クラッチ舎ブレーキの作用
でネジ軸とナツトを択一的に回転させることができ、従
来の螺動が行われるからである。
っては、微速ないし超々微速移動または超高速移動のい
ずれかが得られるだけでなく、中速ないし高速移動も合
わせて得られる。すなわち、クラッチ舎ブレーキの作用
でネジ軸とナツトを択一的に回転させることができ、従
来の螺動が行われるからである。
図面はいずれも本発明のネジ軸とナツトとの螺合回転に
よる直線移動装置にかかり、第1図はテーブル装置とし
た第一実施例の縦断正面図であり、第2図はテーブル装
置とした第二実施例の縦断正面図であり、第3図はテー
ブル装置とした第三実施例の縦断正面図であり、第4図
はテーブルJAtとした第四実施例の縦断正面図であり
、第5図はシリンダー装置とした第五実施例の縦断正面
図である。 l−争ナット、 21) 1+ネジ軸、−3φ
ψ回転体、 4@・回転伝達軸、 5・・軸支持要素、6・・ナツ
ト支持要素、 12.13.23・ψ−尚歯車ナツト−回転体・回転伝
達手段)、 17・・・クラッチ・ブレーキ、 14.15.24・・・山車(二軸・回転伝達手段)。 第1図 第3図 第4図 第5図
よる直線移動装置にかかり、第1図はテーブル装置とし
た第一実施例の縦断正面図であり、第2図はテーブル装
置とした第二実施例の縦断正面図であり、第3図はテー
ブル装置とした第三実施例の縦断正面図であり、第4図
はテーブルJAtとした第四実施例の縦断正面図であり
、第5図はシリンダー装置とした第五実施例の縦断正面
図である。 l−争ナット、 21) 1+ネジ軸、−3φ
ψ回転体、 4@・回転伝達軸、 5・・軸支持要素、6・・ナツ
ト支持要素、 12.13.23・ψ−尚歯車ナツト−回転体・回転伝
達手段)、 17・・・クラッチ・ブレーキ、 14.15.24・・・山車(二軸・回転伝達手段)。 第1図 第3図 第4図 第5図
Claims (4)
- (1)ネジ軸と、ネジ軸に螺合するナットと、回転伝達
軸と、回転伝達軸に被嵌され軸方向にスライド自在で回
転伝達軸と一体回転する回転体と、ナット及び回転体を
回転可能かつ軸方向相対移動不能に支持するナット支持
要素と、ネジ軸と回転伝達軸をそれぞれ回転可能に互い
に平行させかつ軸方向相対移動不能に支持する軸支持要
素と、ナットと回転体の両者間を相互接続するナット−
回転体・回転伝達手段と、ネジ軸と回転伝達軸の両者間
を相互接続する二軸・回転伝達手段とを有し、 軸支持要素とナット支持要素の一方が固定側、他方が可
動側とされ、いずれかにおいて回転入力が行われて可動
側の支持要素がナットとネジ軸の相対回転数差に応じた
直線移動を生じるようになっていることを特徴とするネ
ジ軸とナットとの螺合回転による直線移動装置。 - (2)二つの回転伝達手段が、ネジ軸とナットを回転数
を相違させて同一方向に回転させるようになっている構
成である特許請求の範囲第1項記載のネジ軸とナットと
の螺合回転による直線移動装置。 - (3)二つの回転伝達手段が、ネジ軸とナットを互いに
反対方向に回転させるようになっている構成である特許
請求の範囲第1項記載のネジ軸とナットとの螺合回転に
よる直線移動装置。 - (4)一方の回転伝達手段がクラッチ・ブレーキを含ん
で構成されている特許請求の範囲第1項または第2項記
載のネジ軸とナットとの螺合回転による直線移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23965486A JPS6392865A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | ネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23965486A JPS6392865A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | ネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6392865A true JPS6392865A (ja) | 1988-04-23 |
Family
ID=17047916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23965486A Pending JPS6392865A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | ネジ軸とナツトとの螺合回転による直線移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6392865A (ja) |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP23965486A patent/JPS6392865A/ja active Pending
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