JPS6392322A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄ノズルに複数の洗浄水流路が設けられ、
流路切換手段により洗浄水を複数の流路に切換えて流す
食器洗い機に関するものである。

従来の技術 ２べ−７ 現在第９図に示すような構成の食器洗い機を発明者らが
提案している。この内容は以下の通りである。即ち、洗
浄ノズル１の内部に複数の洗浄水流路２，３を構成し、
各洗浄水流路２．３に異なる噴射角、噴射位置を有する
噴射孔４を設けて、これらの流路を切換ることにより、
同等のポンプ能力でもより広範囲に、丑だ、被洗浄物全
体に均等に洗浄水を噴射させて洗浄能力の同上ならびに
被洗浄物のセツティングの容易化をねらった食器洗い機
である。ここで提案している流路切換の手段は、ソレノ
イド５を１駆動源として流路切換弁６を回転させて第１
洗浄水流路２と第２洗浄水流路３を切換えるものであり
、流路切換弁６の回転軸Ｙのシール、ソレノイド６の往
復運動を回転運動に変えるだめのリンク機構８、回転す
る洗浄ノズル１の軸受機能を備え、各洗浄水流路２，３
の一部金形成する２重構造の管部材９等が必要であった
。

発明が解決しようとする問題点 前述の流路切換手段は各部材が複雑であり、高価なもの
となっていたため、新たにソレノイドのような、駆動源
を必要としなくとも簡易的に洗浄水流路の切換が行なえ
る手段が所望されていた。

本発明は上記点に鑑み、駆動源を必要とぜず流路を切換
えることを目的としている。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、洗浄ノズルの回転
中心近傍に洗浄ポンプの起動丑たは停止時に生じる洗浄
ノズルとの回転差を利用して前記各洗浄水流路を切換え
る弁体を備え、１駆動源と１〜て洗浄ポンプそのものを
利用する構成とするものである。

作　　用 上記構成により、弁体は洗浄ポンプの運転中、その吐出
圧により洗浄ノズルとの嵌合部で合わさり一体となって
回転するが、洗浄ポンプの起動および停止時に、意図的
に洗浄水の流れや部材白身の慣性力により洗浄ノズルと
の間に回転差を生じさせ、これを契機に弁体の開口部を
各洗浄水流路の入日に移動させて流路切換を行なうもの
である。

実施例 本発明による洗浄水流路切換の一実施例を第１図〜第６
図に基づいて説明する。

第１図〜第３図においで、１ｏは皿、お椀、箸、スプ一
ン等の被洗浄物１１がセットされたカゴ１２を収納し底
部に、洗浄水を貯溜する洗浄槽１３ば、洗浄槽１０の下
方に設けられ、モータ１４によって、駆動される洗浄ポ
ンプ、１５は内部に第１洗浄水流路１６と第２洗浄水流
路１７を形成し各流路に噴射角お」：び噴射位置の異な
る噴射孔１８を配設してこれらからの噴射反力によって
回転する洗浄ノズノペ１９は洗浄ノズル１６の回転中心
部に固定され各洗浄水流路１６．１７の入ｒ］２０．２
１を形成し、才だ、洗浄ノズル１５の回転軸の役割をす
る洗浄ノズルロータ、２２は洗浄ポンプ１３の吐出フラ
ンジ部２３に螺着され、洗浄ノズル「１−夕１９を受け
る洗浄ノズル軸受、２４は洗浄ノズルロータ１９に内包
され側壁面に各洗浄水流路１６．１７の入口２０．２１
に対応する開口部２６を備えた弁体であｐｌこの弁体２
４のフランジ部５　・・− ２６上面には第４図に示すように、１８ｏＯの間隔を有
して四部２７が設けられ、洗浄ノズルロータ１９の下端
面２８にこれと係合する凸部２９が設けられている。ま
た、弁体２４の頭部３０にはコイルバネ３１が挿入され
ており、洗浄ポンプ１３が停止し吐出圧が無い場合には
下方に押えられ、弁体２４のフランジ部２６下面に設け
られた突起部３２が、吐出フランジ２３の上端面３３に
並設された突起部３４に当接係止されるようになってい
る。

以上の構成においてその動作を説明する。なお、第４図
〜第６図は弁体２４、洗浄ノズルロータ１９、吐出フラ
ンジ部２３の関係を示す側方から見た展開図である。ま
ず、洗浄ポンプ１３が停止している状態では、弁体２４
と洗浄ノズルロータ１９および弁体２４と吐出７ランジ
部２３が係止されてお９洗浄ノズル１５は回転しない（
第４図）。洗浄ポンプ１３が起動されると弁体２４に洗
浄水の吐出圧が働いて洗浄ノズル口〜り１９ならびに弁
体２４が浮上すると同時に、いま、弁体２４の開口部２
５が第１洗浄水流路１６（入口２０）と連通しているた
め、ここに設けられている噴射孔１８から噴出される洗
浄水の噴射反力によって洗浄ノズル１５が弁体２４とと
もに回転し、洗浄ポンプ１３の運転中はこの状態が続く
（第５図）。続いて洗浄ポンプ１３が停止すると吐出圧
が減少し、弁体２４はコイルバネ３１に押されていち早
く下降して吐出７ランジ部２３に係止されるが、洗浄ノ
ズル１５はその慣性力によって回転しながら下降するた
め、洗浄ノズルロータ１９の凸部２９が１８００ずれた
弁体２４の四部２７に向って移動する結果（第６図）、
弁体２４の開口部２６が対向する第２洗浄水流路１７（
入口２１）と連通して流路の切換が完了する。以後、同
様に洗浄ポンプ１３の起動、停止を契機として各洗浄水
流路１６゜１７の切換が連続して行なわれる。

次に本発明による洗浄水流路切換の他の実施例を第７図
に示す。３６は内部に洗浄水が通過する際に回転力を発
生する翼部３６を設け、外周壁３７の下方に突起部３８
を備えた弁体、３９は洗浄ノＹ　＼ ズル４０に固定され内壁４１の下方に前記弁体３５の突
起部３８と係合する山形状の溝部４２を有した洗浄ノズ
ルロータ、また、前記溝部４２の頂点４３は、対向して
設けられた第１および第２の洗浄水流路の入口４４．４
５に弁体３５の開口部４６が対応するよう１８０’間隔
に設定されており、他の構成は第一実施例と同様である
。なお、第８図は洗浄ノズルロータ３９と弁体３６との
関係を示す側方から見た展開図である。

洗浄ポンプ１３が停止している場合、弁体３５は自重で
Ｆ降した状態にあり突起部３８は溝部４２の谷４７に位
置する。次に洗浄ポンプ１３が運転されると弁体３５中
を洗浄水が流れ翼部３６がこ扛を受けて弁体３５を回転
させながら上昇させる。

弁体３５側壁の突起部３８は溝部４２に沿って移動する
が、その頂点４３に達したところで回転は規制さ規制さ
れて弁体３５が洗浄ノズルロータ３９と一体で回転する
。この占き、弁体３５の開口部４６は第１洗浄水流路１
６の入口４４と連通しており、洗浄ポンプ１３から吐出
される洗浄水は第１洗浄水流路１６に設けらハた噴射孔
１８から噴射される。洗浄ポンプ１３が停止すると洗浄
水の流れが無くなり自重で弁体３５は下降して、次に洗
浄ポンプ１３が運転されると前記の動作により第２洗浄
水流路１７の入口４５と弁体３５の開口部４６が連通ず
る。

なお、この実施例は、洗浄ポンプ１３の起動および停止
に伴ない主に弁体３５を能動的に動かずことにより洗浄
水流路の切換を行なうものであシ、前記実施例の洗浄ノ
ズルの慣性力を利用するものとは異なるが、要は洗浄ポ
ンプの起動または停止時に洗浄ノズルと弁体とに回転差
を生じさせればよく、この方法については特に限定する
ものではない。

発明の効果 上述の実施例からも明らかなように本発明によればソレ
ノイド等の駆動源を新たに必要とせず、非常に簡単な構
成で洗浄水流路の切換を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

９、、− 第１図は本発明の一実施例による食器洗い機の洗浄水流
路切換手段の平面図、第２図は同断面図、第３図は同食
器洗い機の断面図、第４〜第６図ｄ：同弁体と洗浄ノズ
ルロータの動作２位置関係を示す側方展開図、第７図は
第２の実施例を示す断面図、第８図ｉｑｊ：　ｒＭ］弁
体の動作を示す側方展開図、第９図は従来の洗浄水流路
切換手段を示す断面図である。 １０・・・・・洗浄槽、１３・・・・・・洗浄ポンプ、
１５・・・・・・洗浄ノズル、１６・・・・・・第１洗
浄水流路、１７・・・・・・第２洗浄水流路、１９・・
・・・・洗浄ノズルロータ、２４・・・・・・弁体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ＣＯ Ｃつ 城

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部に複数の洗浄水流路を有し、洗浄水の噴射反
   力により回転する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルの回転
   中心近傍にて洗浄ポンプの起動または停止時に生じる前
   記洗浄ノズルとの回転差を利用して前記各洗浄水流路を
   切換える弁体とを備えた食器洗い機。
2. （２）洗浄ポンプの吐出圧の有無にともなう弁体の上下
   動によって洗浄ノズルと弁体とを係止ならびに解除する
   ように構成した特許請求の範囲第１項記載の食器洗い機
   。