JPS6392317A - コ−ヒ−等の簡易抽出器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童」Ｊｌ儂止年互 本発明は、コーヒー等の簡易抽出器に関し、更に詳述す
ると、ドリップコーヒー等を簡便にいれることができる
と共に、その濃度を好みに応じて調節することができる
簡易抽出器に関する。

鉋米僧韮亙 従来、簡便にドリップコーヒーを入れることができるカ
ートリッジ式の簡易抽出器として、第９図に示すような
構成のものが知られている。

即ち、第９図においてａは底部にカー１ヘリッジ嵌合部
すが膨出形成された略有底円筒状のプラスチック製ドリ
ッパ−で、このドリッパ−ａの上記嵌合部す底壁には円
形透孔Ｃが穿設されている。

また、ｄは上端縁に円形リング状鍔部ｅが一体に突設さ
れてなる略有底短軸円筒状のプラスチック製カートリッ
ジ容器で、この容器ｄ底壁には複数のドリップ孔ｆが穿
設されている。更に、ｈはカートリッジ容器ａ内に充填
されたコーヒー粉、ｉは容器ｄの」―端開口部を閉塞す
る上側フィルタ１、ｊは容器ｄの底部に配設された下側
フィルタである。

上記簡易抽出器を用いてドリップコーヒーを入れる場合
、まずドリッパ−ａ内に」１方からカートリッジ容器ｄ
を押し込んで第９図に示すようにカートリッジ嵌合部す
にカートリッジ容器ｄを嵌合すると共に、ドリッパ−ａ
をコーヒーカップ上に載置した後、ドリッパ−ａに熱湯
を注ぎ、カートリッジ容器ｄから上記ドリップ孔ｆ、透
孔Ｃを通してコーヒー抽出液を滴下させるものである。

なお、抽出終了後はドリッパ−ａを逆さにしカー１−リ
ッジ容器ｄの底部を押して容器ｄをドリッパ−ａから取
り外す。

炎班ハ解遣μ走）よ−ずＡ−Ｉ址販穂−しかしながら、
」−述したカー１−リッジ式簡易抽出器は、ドリッパ−
ａに注入した熱湯がすべてカー１−リッジ容器ａ内のコ
ーヒー粉りを通過する方式であるため、コーヒー抽出液
の濃度を調節することができないものであり、従って各
人が好みに応じて種々濃度のコー　ヒーをいれることが
できず、不便なものであった。

本発明は、１−記事情に鑑みなされたもので、ドリップ
コーヒー等の濃度を好みに応じて適宜調節することがで
きるコーヒー等の簡易抽出器を提供することを目的とす
る。

世−販−１佐（邂−汲１夫液−Φ−■−即ち、本発明は
一ヒ記目的を達成するため、底壁中央部に下方に突出す
る連絡管が突設された有底筒状の注入容器と、底壁中央
部にカートリッジ容器取付孔が穿設され、上部が上記注
入容器の下部に回転ｉｉＪ能に取り付ＩＪられる有底筒
状の濃度調節−３＝ 容器と、底壁に所定数のドリップ孔が穿設され、−上部
が上記濃度調節容器の取付孔に着脱可能に取り付けられ
るカートリッジ容器とを具備し、かつ上記注入容器の底
壁に上記連絡管と離間してその先端が」二記濃度調節容
器の底壁に当接するバイパス管を突設すると共に、濃度
調節容器の底壁に上記取付孔と離間して上記注入容器を
回転させた時に一ト記バイパス管先端と対向し得る位置
に所定数の濃度調節孔を穿設してなり、上記バイパス管
と濃度調節孔とを連通ずることにより、注入容器に注入
した水等の液体の−・部を上記連絡管からカートリッジ
容器内に充填したコーヒー粉等の充填物を通してドリッ
プ孔より外部に流出させ、かつ残部を上記バイパス管を
通して濃度調節孔より外部に流出させると共に、注入容
器を回転してバイパス管と濃度調節孔との連通を解除す
ることにより、注入容器に注入した水等の液体の全部を
連絡管から上記カートリッジ容器内の充填物を通してド
リップ孔より外部に流出させるようにしたことを特徴と
するコーヒー等の簡易抽出器を提供するものである。

作圃− 本発明の簡易抽出器は、上述した構成としたことにより
、バイパス管と濃度調節孔とを連通した場合、注入容器
に注入した熱湯等の一部は連絡管からカートリッジ容器
内のコーヒー粉等の充填物を通ってコーヒー等の充填物
の抽出液として滴下し、残部はバイパス管から濃度調節
孔を通ってそのまま滴下するので、これらが抽出器下方
のカップ内等で混合して抽出液が薄められ１、従って濃
度の薄いドリップコーヒー等を得ることができる。

また、注入容器を回転してバイパス管と濃度調節孔との
連通を解除した場合、バイパス管先端が濃度調節容器底
壁に当接して先端開口部が閉塞され、バイパス管内の熱
湯等の流通が聞書されるため、注入容器に注入した熱湯
等はそのほぼ全部がカートリッジ容器内のコーヒー粉等
の充填物を通って抽出液として滴下し、この抽出液は薄
められないので、濃度の濃いドリップコーヒー等を得る
ことができる。

次に実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発
明はド記実施例に限定されるものではなし）。

失旅狙 第１図は本発明の一実施例に係るコーヒーの簡易抽出器
を示す。

図中１はプラスチックからなる注入容器である。

この注入容器１は、略有底円筒状注入部２の底壁３中央
部よりド方に膨出し、外周面がテーバ状をなした略有底
短軸円筒状の膨出部４を設け、かっこの膨出部４の底壁
５中央部に大径の連絡管６を突設すると共に、この連絡
管６とやや離間して底壁５に細径のバイパスｖ７を突設
することにより形成され、注入部２に注入した水等が上
記連絡管６及びバイバ°ス管７を通って容器１外に流出
するようになっている。な才辷上記膨出部４の底壁５下
端外周縁は下方に向けて突出し、これによりリング状突
出部８が形成されていると共に、膨出部４の側壁９上端
外周而には全周に亘って溝部１０が形成されている。

また、図中１−１はプラスチックからなる略有底円筒状
の濃度調節容器である。この濃度調節容器］１の周壁１
２上端内周縁にはＬ記注入容器１の溝部］０に係合する
係合突部１３が全周に亘って突設されていると共に、周
壁１２の上部には第２図に示すように軸方向に沿って所
定数の切欠溝１４が切り欠かれて周壁１２上部が外方に
撓み得るようになっている。従って、濃度調節容器１１
内に注入容器］の膨出部４を押し込んだ場合、膨出部４
の側壁９外周テーバ而が係合突部１３を押圧して濃度調
節容器］１の周壁１２上部を外方に撓ませなから膨出部
４が濃度調節容器１１内に進行し、更に濃度調節容器１
１の上端面が注入容器１の注入部２の底壁３に当接した
時点でこの進行が停止すると共に、プラスチックの有す
る復元力で第１図に示すように係合突部１３が溝部１０
内に入り、これによって注入容器１に濃度調節容器１１
が回転可能かつ着脱可能に取り伺けられる。

Ｉ−記濃度調節容器１１の底壁］５中央部には、第３図
に示すように中央円形孔］−６ａの両側方に一対の扇形
孔１６ｂ及び１６ｃが互に対向して形成されてなるカー
トリッジ容器取付孔１６が穿設され、これにより底壁１
５に互に対向する一対の扇状突板部１７ａ及び１７ｂが
形成されている。

また、上記注入容器１のバイパス管７は、注入容器１に
濃度調節容器１１を取り付けた時にその先端が濃度調節
容器］１の底壁］−５上面に当接するように形成されて
いると共に、底壁１５の一方の扇状突板部１７ａには、
一方の扇状孔１６ｂ近傍でバイパス管７先端と対向し得
る箇所に存して大径の濃度調節孔１．８　ａ及び小径の
濃度調節孔］−８ｂがそれぞｔシ穿設されており、注入
容器１に濃度調節容器】−１を取り付けた状態で注入容
器１に対して濃度調節容器］−１を回転させることによ
りバイパスＭ７内と濃度調節孔１８ａ又は１−８ｂ内と
がその対向位置で連通し得るようになっている。更に、
濃度調節容器１１の周壁］２には、第２図に示すように
他方の扇状孔１６ｃ近傍に存して略Ｕ字形の線状孔１９
が穿設され、これにより周壁１２の一上部から下部に達
する方形状弾性片２０が形成されていると共に、この弾
性片の下端には、第４図に示すように容器１１内に向け
てやや下降傾斜した状態で突出するストップ片２１が突
設されている。なお、２２は濃度調節容器１１の底壁１
５下面に突設されたコーヒーカップの位置ずれを防止す
るためのリング状突起である。

また、２３は第５図に示すように底壁２４に所定数（本
実施例においては４個）のドリップ孔２５が穿設された
カートリッジ容器で、この容器２３の上端外周縁部には
第５図に示すように水平方向に突出する一対の扇形羽根
部２６ａ、２６ｂが互に対向してそれぞれ突設されてい
る。この場合、カートリッジ容器２３上壁は、上記濃度
調節容器１１のカートリッジ容器取付孔１６と形状がほ
ぼ等しく、大きさがやや小さく形成され、これにより取
付孔１６を通してカートリッジ容器２３上部を濃度調節
容器１］−内にその下側から挿入できるようになってお
り、このようにカー１〜リツジ容器２３上部を取付孔１
６の下側から通して濃度調節容器１１内に挿入した後、
カー１−リッジ容器２３を上記濃度調節孔］、８ａ、１
８ｂからストップ片２１方向に回転すると、第４図に示
すようにカートリッジ容器２３の羽根部２６ａ又は２６
ｂの側部がストップ片２１に当り、この時点で回転が停
止すると共に５両羽根部２６ａ、２６ｂが濃度調節容器
１１の面突板部１７ａ、１７ｂ上に載置され、これによ
ってカートリッジ容器２３が濃度調節容器１１に着脱可
能に取り付けられる。

また、カートリッジ容器２３の上端面には上端開口部を
覆って」二側フィルタ２７が熱融着され、かつ底壁２４
−Ｌ面にはドリップ孔２５を覆って下側フィルタ２８が
熱融着されていると共に、上記上側フィルタ２７と下側
フィルタ２８との間にはコーヒー粉２９が充填されてい
る。

なお、上記注入容器１の連絡管６は、濃度調節容器１１
にカートリッジ容器２３を取り付けた時その先端が上記
上側フィルタ２７に当接するように形成されており、こ
れにより後述するように連絡管６を流れる水が」−側フ
ィルタ２７、コーヒー粉２９及び下側フィルタ２８を通
ってドリップ孔２５から流出するようになっている。

上記簡易抽出器を用いてコーヒーを入れる場合、まず上
記のようにして注入容器１に濃度調節容器６を取り付け
た後、この濃度調節容器６にカートリッジ容器２３を取
り付けるものであるが、このカートリッジ容器取付操作
は以下のように行う。

即ち、まず第６図に示すように注入容器１のバイパス管
７先端を濃度調節容器１１の濃度調節孔１８ａ、１８ｂ
が穿設されていない方の突板部１７ｂに当接させた状態
で取付孔］−６の下側から通して濃度調節容器１１内に
カートリッジ容器２３上部を挿入するものであるが、こ
の時」二側フィルタ２７が連絡管６に当接し、カートリ
ッジ容器２３の羽根部２６ａ、２６ｂ下面と濃度調節容
器１５の底壁」−面とがほぼ同一平面上に位置するよう
になった時点でカートリッジ容器２３の進入は停止する
。次に、濃度調節容器１］−を手などで抑え、注入容器
１を濃度調節孔１８ａ、１８ｂからストップ片２１方向
（図中矢印方向）に回すことにより、バイパス管７先端
部がカーミルリッジ容ＩＩ− 器２３ａの一方の羽根部２６ａを押圧するのでカートリ
ッジ容器２３が回転し、更に第７図に示すように羽根部
２６ａ側部がストップ片２１に当った時点で回転が停止
すると共に、上述したようにカートリッジ容器２３が濃
度調節容器１１に取り付けられる。この場合、羽根部２
６ａとストップ片２１とが接触している状態においてバ
イパス管７先端は突板部」−７ａの小径濃度調節孔１．
８　ｂ側方に存して濃度調節容器１１の底壁１５と当接
し、これによりバイパス管７先端開ロ部が閉塞されてい
る。従って、この状態で注入容器１の底壁３又は濃度調
節容器１１の底Ｍ１５をコーヒーカップの上に載せると
共に、注入容器１に熱湯を注ぐと、熱湯はバイパス管７
内を流れず、全量が連絡管６を通ってカートリッジ容器
２３内に流入し、熱湯が全てコーヒー粉を通過するので
、濃いドリップコーヒーを得ることができる。また、注
入容器１を上記と逆方向にわずかに回転させ、小径の濃
度調節孔１８ｂとバイパス管７内とを連通ずることによ
り、熱湯の一部はバイパス管７内を＝１２− 通って濃度調節孔１．８　ｂから滴下するので、やや薄
いコーヒーを得ることができる。更に、注入容器１を回
して大径の濃度調節１８ａとバイパス管７内を連通ずる
ことにより、熱湯の一部が小径の調節孔１８ｂと連通し
た場合よりも多量にバイパス管７内を通って調節孔］、
　８　ａから滴下するので、更に簿いコーヒーを得るこ
とができるものである。

なお、コーヒーを入れ終わった後、カートリッジ容器２
３を濃度調節容器１１から取り外す場合、第８図に示す
ように弾性片２０を指等で内側に押圧してス１〜ツブ片
２１を羽根部２６ｂより上方に押し上げた後、注入容器
］を第６図中矢印方向に回すことにより、カートリッジ
容器２３が回転して羽根部２６ａ、２６ｂが取付孔１．
６の扇形孔１６ａ、１６ｂの位置に移動し、この時カー
トリッジ容器２３上部が取付孔１６から抜は出て落下す
る。

従って、本実施例の簡易抽出器によれば、バイパス管７
先端を濃度調節容器１−１の底壁１５上面に当接させる
ことによりバイパス管７を閉塞したリ、バイパス管７を
濃度調節孔１８　ａ又は１８ｂと連通させることにより
、種々濃度のコーヒーを入れることができる。

また、カートリッジ容器２３の上端部に互に対向する羽
根部２６ａ、２６ｂを設けると共に、濃度調節容器１１
の底壁１５にカートリッジ容器２３の上面形状に相応す
る形状の取付孔１６を穿設し、カートリッジ容器２；３
上部を取付孔１６から濃度調節容器１１内に入れた後、
注入容器１を回してバイパス管７で羽根部２６ａ又は２
６ｂを押ずことによってカートリッジ容器２３を濃度調
節容器１１に取り付けるようにしたので、例えばカー１
〜リツジ容器２３をテーブル上等に置き、注入容器１及
びこれと連結した濃度調節容器］−１を手で持ってＩ−
記操作を行うことにより、カートリッジ容器２３を手で
触ることなく簡単に取り付けることができると共に、こ
れを取り外す場合も上記のようにカートリッジ容器２３
を手で触れることなく簡単に濃度調節容器１１から落下
させることができる。

即ち、第９図に示した従来の簡易抽出器は、上述したよ
うにドリッパ−にカートリッジ容器を押し込んで取り付
けると共に、抽出終了後はカートリッジ容器を押して取
り外すものであり、カートリッジ容器の着脱作業が面倒
であると共に、この時にカートリッジ容器を手で触らな
ければならず、衛生上問題が生じる場合がある上、取り
外しの際には手が汚れるものであったが、本実施例の簡
易抽出器は上述した構成としたことにより、従来の抽出
器が有する上記欠点を解消したものである。

なお、上記実施例においては濃度調節孔を２個形成した
が、本発明においては調節孔の数に特に制限はなく、１
個或いは３個以」二形成してもよい。

また、カートリッジ容器２３の取付機構の構成も上記の
ものに限られず、その他の構成としてもよい。更に、上
記実施例においてはコーヒー粉を抽出するようにしたが
、紅茶等を抽出するようにしてもよく、その他の構成に
ついても本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して
も差支えない。

発明の蝮釆 以上説明したように、本発明に係るコーヒー等の簡易抽
出器は、ドリップコーヒー等の濃度を好みに応じて適宜
調節することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同側
の濃度調節容器を示す正面図、第３図は同容器を示す平
面図、第４図は濃度調節容器にカートリッジ容器を取り
付けた状態を示す断面図、第５図はカートリッジ容器を
示す平面図、第６図は濃度調節容器の取付孔にカートリ
ッジ容器上部を挿入した状態を示す平面図、第７図は濃
度調節容器にカートリッジ容器を取り付けた状態を示す
平面図、第８図は濃度調節容器の弾性片を押した状態を
示す断面図、第９図は従来のコーヒー簡易抽出器を示す
断面図である。 ■・・・注入容器、６・・・連絡管、７・・・バイパス
管、１１・・・濃度調節容器、 １６・・・カートリッジ容器取付孔、 １８ａ、１８ｂ・・・濃度調節孔、 ２３・・・カートリッジ容器、２５・・ドリップ孔、２
９・・・コーヒー粉。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、底壁中央部に下方に突出する連絡管が突設された有
   底筒状の注入容器と、底壁中央部にカートリッジ容器取
   付孔が穿設され、上部が上記注入容器の下部に回転可能
   に取り付けられる有底筒状の濃度調節容器と、底壁に所
   定数のドリップ孔が穿設され、上部が上記濃度調節容器
   の取付孔に着脱可能に取り付けられるカートリッジ容器
   とを具備し、かつ上記注入容器の底壁に上記連絡管と離
   間してその先端が上記濃度調節容器の底壁に当接するバ
   イパス管を突設すると共に、濃度調節容器の底壁に上記
   取付孔と離間して上記注入容器を回転させた時に上記バ
   イパス管先端と対向し得る位置に所定数の濃度調節孔を
   穿設してなり、上記バイパス管と濃度調節孔とを連通す
   ることにより、注入容器に注入した水等の液体の一部を
   上記連絡管からカートリッジ容器内に充填したコーヒー
   粉等の充填物を通してドリップ孔より外部に流出させ、
   かつ残部を上記バイパス管を通して濃度調節孔より外部
   に流出させると共に、注入容器を回転してバイパス管と
   濃度調節孔との連通を解除することにより、注入容器に
   注入した水等の液体の全部を連絡管から上記カートリッ
   ジ容器内の充填物を通してドリップ孔より外部に流出さ
   せるようにしたことを特徴とするコーヒー等の簡易抽出
   器。