JPS6392122A - 超音波遅延線 - Google Patents
超音波遅延線Info
- Publication number
- JPS6392122A JPS6392122A JP23836286A JP23836286A JPS6392122A JP S6392122 A JPS6392122 A JP S6392122A JP 23836286 A JP23836286 A JP 23836286A JP 23836286 A JP23836286 A JP 23836286A JP S6392122 A JPS6392122 A JP S6392122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay line
- ultrasonic wave
- unnecessary
- unnecessary reflection
- reflected
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は主にビデオデツキ、ビデオカメラ等の映像機器
に用いられる超音波遅延線に関するものである。
に用いられる超音波遅延線に関するものである。
従来の技術
第２図に一般的な超音波遅延線の構造例を示す。
第２図において、１はガラス等の超音波遅延媒体、２は
電極、３は入力用圧電振動子、４は電極、５は半田ある
いは接着剤、６は出力用圧電振動子、７は電極、８は超
音波の不要振動を吸収するためのエポキシ系樹脂から成
る不要反射吸収材、９は信妥雷圧印加用のリード線、１
０は遅延信号取出し用リード線である。
電極、３は入力用圧電振動子、４は電極、５は半田ある
いは接着剤、６は出力用圧電振動子、７は電極、８は超
音波の不要振動を吸収するためのエポキシ系樹脂から成
る不要反射吸収材、９は信妥雷圧印加用のリード線、１
０は遅延信号取出し用リード線である。
この超音波遅延線の動作原理は、信号印加用リード線９
に信号電圧を印加することにより入力用圧電振動子３が
励振され、超音波遅延媒体１の内部および表面を横波（
ＳＨ波）として伝播し、ある一定の遅延時間を持って出
力用圧電振動子６に到達し振動する。この振動を遅延電
気信号として遅延信号取出し用リード線１０より取り出
すというものである。
に信号電圧を印加することにより入力用圧電振動子３が
励振され、超音波遅延媒体１の内部および表面を横波（
ＳＨ波）として伝播し、ある一定の遅延時間を持って出
力用圧電振動子６に到達し振動する。この振動を遅延電
気信号として遅延信号取出し用リード線１０より取り出
すというものである。
超音波はその性質として広がりながら伝播するため、正
規の超音波進行経路とは異なる経路を進行する不要反射
が現われる。この不要反射の抑圧方法として、超音波遅
延媒体１の厚さ方向の両面にタングステン、炭酸カルシ
ウム等の粉体を含有したエポキシ樹脂から成る不要反射
吸収材８を塗布している。ところが、この不要反射吸収
材８は超音波遅延媒体の音響インピーダンスと異なるた
め、超音波は不要反射吸収材８の内部で吸収されるもの
と超音波遅延媒体１と不要反射吸収材８の境界線で反射
されるものに分かれる。不要反射吸取材８の形状は従来
第３図ａ、ｂに示すように、超音波遅延媒体１と不要反
射吸収材８の境界は直線となっているため、この境界線
で反射する超音波は同一方向へ反射する傾向があり、新
だな不要反射の発生要因となる。
規の超音波進行経路とは異なる経路を進行する不要反射
が現われる。この不要反射の抑圧方法として、超音波遅
延媒体１の厚さ方向の両面にタングステン、炭酸カルシ
ウム等の粉体を含有したエポキシ樹脂から成る不要反射
吸収材８を塗布している。ところが、この不要反射吸収
材８は超音波遅延媒体の音響インピーダンスと異なるた
め、超音波は不要反射吸収材８の内部で吸収されるもの
と超音波遅延媒体１と不要反射吸収材８の境界線で反射
されるものに分かれる。不要反射吸取材８の形状は従来
第３図ａ、ｂに示すように、超音波遅延媒体１と不要反
射吸収材８の境界は直線となっているため、この境界線
で反射する超音波は同一方向へ反射する傾向があり、新
だな不要反射の発生要因となる。
発明が解決しようとする問題点
このように不要反射吸収材の従来形状では、不要反射の
発生を持たらすという欠点があった。
発生を持たらすという欠点があった。
本発明はこのような問題点を解決するものであり、不要
反射吸収材の形状工夫により低不要反射の超音波遅延線
を提供すると共に、挿入損失の向上も兼ねることを目的
とするものである。
反射吸収材の形状工夫により低不要反射の超音波遅延線
を提供すると共に、挿入損失の向上も兼ねることを目的
とするものである。
問題点を解決するだめの手段
この問題点を解決するために本発明は、超音波遅延媒体
と不要反射吸収材の境界を湾曲とすることによシ実現す
るものである。
と不要反射吸収材の境界を湾曲とすることによシ実現す
るものである。
作用
本発明の採用により、低不要反射でしかも挿入損失の向
上した超音波遅延線を得ることとなる。
上した超音波遅延線を得ることとなる。
実施例
以下、本発明について説明するが、超音波遅延線の全体
構成は第２図と同様であるので説明を省略する。
構成は第２図と同様であるので説明を省略する。
本発明である不要反射吸収材８の形状の実施例の一部を
第１図ａ、ｂに示す。
第１図ａ、ｂに示す。
超音波遅延媒体に不要反射吸収材８の境界が直線の場合
は、超音波は同一方向へ反射するが、実施例で示すよう
に湾曲形状８′にすれば超音波はいろいろな方向へ散乱
する。したがって、低不要反射の超音波遅延線を実現で
きる。まだ、湾曲の曲率を選ぶことにより、超音波遅延
媒体１と不要反射吸収材の境界で反射、散乱する超音波
の大部分は超音波進行方向に対し斜め前方の不要反射吸
収材に集まり、また、この不要反射吸収材と超音波遅延
媒体の境界で超音波進行方向に対し斜め前方の不要反射
吸収材に超音波を反射、散乱する。
は、超音波は同一方向へ反射するが、実施例で示すよう
に湾曲形状８′にすれば超音波はいろいろな方向へ散乱
する。したがって、低不要反射の超音波遅延線を実現で
きる。まだ、湾曲の曲率を選ぶことにより、超音波遅延
媒体１と不要反射吸収材の境界で反射、散乱する超音波
の大部分は超音波進行方向に対し斜め前方の不要反射吸
収材に集まり、また、この不要反射吸収材と超音波遅延
媒体の境界で超音波進行方向に対し斜め前方の不要反射
吸収材に超音波を反射、散乱する。
これを繰り返すことにより、不要反射となる超音波を有
効利用できるため、挿入損失の向上にもつながる。
効利用できるため、挿入損失の向上にもつながる。
発明の効果
本発明により、低不要反射でしかも挿入損失の向上も兼
ねた超音波遅延線を得ることができる。
ねた超音波遅延線を得ることができる。
第１図ａ、ｂぼは本発明の実施例に係る不要反射吸収材
の形状平面図、第２図は超音波遅延線の従来構造図、第
３図ａ、ｂは従来の不要反射吸収材の形状平面図である
。 ８・・・・・・不要反射吸収材、８′・・・・・湾曲形
状。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名ｔＲ
Ｚ図 第３図
の形状平面図、第２図は超音波遅延線の従来構造図、第
３図ａ、ｂは従来の不要反射吸収材の形状平面図である
。 ８・・・・・・不要反射吸収材、８′・・・・・湾曲形
状。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名ｔＲ
Ｚ図 第３図
Claims (1)
- 超音波遅延媒体の厚さ方向の両表面に取り付ける不要
反射吸収材を湾曲形状とすることを特徴とする超音波遅
延線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23836286A JPS6392122A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 超音波遅延線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23836286A JPS6392122A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 超音波遅延線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6392122A true JPS6392122A (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=17029059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23836286A Pending JPS6392122A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 超音波遅延線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6392122A (ja) |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP23836286A patent/JPS6392122A/ja active Pending
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