JPS639173Y2 - - Google Patents

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JPS639173Y2
JPS639173Y2 JP15586380U JP15586380U JPS639173Y2 JP S639173 Y2 JPS639173 Y2 JP S639173Y2 JP 15586380 U JP15586380 U JP 15586380U JP 15586380 U JP15586380 U JP 15586380U JP S639173 Y2 JPS639173 Y2 JP S639173Y2
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JP
Japan
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plate
housing
coin
track plate
raceway
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JP15586380U
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JPS5780958U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は公衆電話機の筐体内に硬貨軌道板を取
り付ける取り付け構造に関する。
公衆電話機では硬貨投入口から投入された硬貨
の選別、検出、返却、その他の処理を行なうため
に硬貨軌道板を用いている。この硬貨軌道板は硬
貨処理上のトラブルの点検、保守、検査などのた
め公衆電話機筐体の蓋を開いて前方へ引き出した
り取りはずしたりする必要がある。このため第1
図に示すように公衆電話機筐体1の内部の側壁1
aの近傍に支持部材2を設け、硬貨軌道板3の側
端部に固定した蝶番部材4を介して硬貨軌道板3
を取りはずし可能に且つ回動自在に取り付けるよ
うにし、筐体1内に固定するには筐体1の奥部へ
と硬貨軌道板3を回動させて筐体1内に固定し、
検査、点検などの場合は前蓋5を開いて硬貨軌道
板3を回動させて引き出したり蝶番部材4を支持
部材2からはずして筐体1から取り出したりでき
るように構成されている。
しかして従来の公衆電話機の硬貨軌道板の取り
付けは、筐体1の内部に設ける前記上下二つの支
持部材2,2に円柱状の凸部を形成し、硬貨軌道
板3に固定する蝶番部材4,4に前記凸部に対応
した丸穴を設けて丸穴に凸部を嵌めて回動自在に
取り付けているが、回転角度を規制する手段がな
いために第1図に示すように硬貨軌道板3を回動
させて筐体1内から引き出す際に硬貨軌道板3が
筐体1の側壁1aや電話ボツクスに衝突して硬貨
軌道板3の実装部品が変形、破損するおそれがあ
つた。また蝶番部材4,4を単に支持部材2,2
の凸部に上から嵌め込んで取り付けているためい
たずら等によつて公衆電話機を激しく振動させる
とはずれるおそれがあつた。
本考案はこのような欠点を改めた公衆電話機の
硬貨軌道板の筐体内取り付け構造を提供するもの
である。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
硬貨軌道板10の軌道板本体11の一側端部に
は第2図に示すように軌道板本体11に対して垂
直に蝶番板12がねじ止めなどの適宜手段で固定
されている。この軌道板本体11は矩形平板状を
なし、その一方の面に多数の硬貨処理実装部品1
3が取り付けられていて、この硬貨処理実装部品
13の両側を囲うように軌道板本体11を垂直に
折曲した保護突起14,15が設けられ、前記蝶
番板12の基部12aが一方の保護突起14の基
部14aの外側に固定されている。
蝶番板12は前記保護突起片14とは反対方向
に基部12aから水平方向に延設された上下二つ
の水平突片16,17を有し、この水平突片1
6,17の基部12aから等しい距離の位置には
下方へ突出した軸突起16a,17aを有してい
る。また蝶番板12はその基部12aの下端部に
おいて下方の水平突片17の下部に延設された回
転角度規制のための係止部18を有し、基部12
aの上方の水平突片16よりやや下部において水
平方向に延設された上抜け防止用の突起19を有
している。
公衆電話機の筐体30の内部の左側(第2図に
おいて)の側壁31の上部及び下部に前記蝶番板
12を取り付けるための支持部材20,21が固
定されている。
支持部材20,21はそれぞれ軸穴22,23
を有し、この軸穴22,23にそれぞれ軸突起1
6a,17aを上方から挿入することによつて蝶
番板12が回動自在に取り付けられる。
上方の支持部材20は第2〜3図に示すように
取付部材24によつて側壁31に取り付けられた
板状物であつて、筐体30の背壁側へと延設され
た係止部25を有している。この係止部25は、
第2図に示すように軌道板本体11を筐体30の
背壁33に平行に、即ち蝶番板12を筐体30の
側壁31に平行にしたときに蝶番板12が上方へ
抜けはずれようとしても突起19が係止部25に
係止されて抜け止めを防止する役割を担つてい
る。
下方の支持部材21は第2図に示すように筐体
30の底壁に脚部21a,21bによつて固定さ
れた凸状をなし、第3図に示すように蝶番板12
を回動させて軌道板本体11を筐体30の外方へ
引き出したときにそれ以上回転しないように回転
角度を規制するためのストツパー26が水平部2
1cの側端部に突設され、このストツパー26に
蝶番板12の係止部18が当接する。
なお基板11他方の保護突片15には第2図に
示す基板11を筐体30の背壁33に平行にした
ときに筐体30内に設けた係合突起27に係合さ
せるための係止部28が設けられている。
硬貨軌道板10を公衆電話機の筐体30の内部
に取り付けるには第3図に示すように前蓋(図示
せず)を開き、蝶番板12の水平突片16,17
を筐体30の内部に入れて支持部材20,21の
軸穴22,23に上方から軸突起16a,17a
を挿入し、蝶番板12(及び硬貨軌道板10)を
回動させて筐体30の奥部にいれ、軌道板本体1
1を背壁33に平行にして保護突起15の係止部
28を筐体30内部の係合突起27に係止する。
蝶番板12の上抜け防止用の突起19が上方の支
持部材20の係止部25の下側に位置しているの
で公衆電話機の筐体30が振動しても抜けはずれ
たり、ずれたりすることがない。また軌道板本体
11の保護突起15の係止部28を筐体30内の
係合突起27からはずして軌道板本体11を回動
させると上抜け防止用の突起19は支持部材20
によつて上方を塞がれない状態となるから上方へ
持ちあげて軸突起16a,17aを軸穴22,2
3から抜去すれば筐体30から硬貨軌道板10を
取り外すことができる。
本考案によればストツパー26によつて硬貨軌
道板10の回転角度が規制されるので筐体30の
側壁などに硬貨軌道板10が衝突することが防止
でき、また上抜け防止用の突起19によつて硬貨
軌道板10を筐体30内に係止した状態での上抜
けが防止されるので筐体30が激しく振動しても
上抜けしたりずれたりすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の公衆電話機の硬貨軌道板の取り
付け構造を示す概略図、第2図は本考案の一実施
例を示す斜視図、第3図は硬貨軌道板の回動を示
す図である。 10……硬貨軌道板、11……軌道板本体、1
2……蝶番板、16……水平突片、16a……軸
突起、17……水平突片、17a……軸突起、1
8……係止部、19……突起、20……支持部
材、21……支持部材、22……軸穴、23……
軸穴、25……係止部、26……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の水平突片を有する蝶番板を、軌道板本体
    に対して水平突片がほぼ垂直になるように硬貨軌
    道板の軌道板本体の側端部に固定し、前記水平突
    片の先端近傍に垂設した軸突起を公衆電話機筐体
    の内部に設けた支持部材の軸穴に回動自在に且つ
    取りはずし可能に嵌合すると共に、前記蝶番板に
    前記軌道板本体の所定の回転角度において当接す
    るストツパーを前記支持部材に設けて軌道板本体
    の回転角度を規制し、前記蝶番板に所定回転位置
    で支持部材に係止される上抜け防止用突起を設け
    て軌道板本体の所定取り付け位置における上抜け
    を防止するようにした公衆電話機の硬貨軌道板の
    筐体内取り付け構造。
JP15586380U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS639173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15586380U JPS639173Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15586380U JPS639173Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5780958U JPS5780958U (ja) 1982-05-19
JPS639173Y2 true JPS639173Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=29515040

Family Applications (1)

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JP15586380U Expired JPS639173Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JPS5780958U (ja) 1982-05-19

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