JPS6391327A - 有機化合物に関する改良 - Google Patents

有機化合物に関する改良

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JPS6391327A
JPS6391327A JP62250554A JP25055487A JPS6391327A JP S6391327 A JPS6391327 A JP S6391327A JP 62250554 A JP62250554 A JP 62250554A JP 25055487 A JP25055487 A JP 25055487A JP S6391327 A JPS6391327 A JP S6391327A
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JP
Japan
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urokinase
prourokinase
pro
unit dose
dose
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Application number
JP62250554A
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English (en)
Inventor
ディエテル・ベルツェル
ヘルムート・ボルフ
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/43Enzymes; Proenzymes; Derivatives thereof
    • A61K38/46Hydrolases (3)
    • A61K38/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • A61K38/49Urokinase; Tissue plasminogen activator
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors

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  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ひとの患者におけるフィブリン性血液クロ
ットの溶解治療に関するものである。
[発明の背景コ 数種の天然酵素がフィブリンクロット(Ia維素塊)の
溶解に関与することが知られており、生命に危険のある
クロブトが生成した患者(例えば冠動脈病患者)におい
て治療目的によるクロットの溶解に用いられている。こ
のような酵素に含まれる2種として、プロウロキナーゼ
(プロUK)およびウロキナーゼIU、K)がある。t
JKは、生体内で1本鎖形のチモーゲン(酵素前駆体)
(プロUK)として合成され、これが蛋白分解による開
裂で2本鎖形IU K)に変換されると考えられている
。プロtJKの別名は、1本鎖形尿性プラスミノーゲン
活性化因子(scu−PA)である。
UKおよびプロUKは、両者とも、明確な心筋おける血
栓溶解に用いることができる。この目的では、UKは1
,000,000〜300,000IU(国際単位)以
上の用量で用いられ、好ましい静脈内用量は2゜o o
 o、o o o〜3,000,0001 [1/1回
適用である。この適応症におけるプロtJKの使用は現
在研究中であり、今までの結果ではG、500゜000
fUを超える用量が良好な結果を与えるために必要であ
る。
「発明の記載」 プロtJKおよびUKの活性はもともと最良の場合でも
厳密な意味での相加作用であると考えられていた。しか
し、この発明によると、驚くへきことにUKがプロUK
の治療活性に対して相乗作用をらつことがわかった。特
に、UKの初回ポラス投与を行なう場合、それに続くプ
ロUKの投与が極めて有効であり、有効な治療効果を達
成するために必要な総用量の劇的な減少が見られること
が判明した。
プロUKの投与は、相乗効果をもたらすに足る投与は、
UKの投与終了から15分間以内、好ましくは5分間以
内に開始すべきであり、それから約60分以内に終るの
がよい。
また、この相乗効果は、UKの初回投与の後にプC7U
Kを投与する場合に留らず、プロUKを最初に投与し次
にUKを投与する場合、および、別個の注入もしくは注
射によるか、双胴シリンジによる1回注射によるか、ま
たはプロUKとUKの混合物の1回注射もしくは注入に
よるかにかかわりなく、プロUKとUKを同時投与する
場合にも、同様に得られることが判明した。
したがって、この発明は、UKおよびプロUKの有効量
を、相乗効果を得るに足る近接時間間隔内に同時または
逐次投与することからなる。処置の必要な患者における
フィブリン性血液クロットの溶解法を提供するものであ
る。この場合、第1成分の投与後15分以内に第2成分
の投与を開始し、UKおよびプロUKは有効量またはそ
れ以下で投与される。
また、この発明は、血栓溶解剤としての、自由なまたは
固定した組合わせの形におけるUKとプロUKの併用法
を提供するものである。さらに、この発明は、プロUK
の血栓溶解作用強化剤の製造におけるUKの使用法を提
供するものである。
「相乗作用Jの語は、2種の有効成分を別個に投与した
とき期待される相加作用より大きな(溶解速度向上、溶
解量増加またはその両者)フィブリンクロット溶解活性
を意味する。
ウロキナーゼは、低分子量形(LMW−UK。
分子量〜33000ダルトン)または高分子量形(HM
W−UK、分子量〜55000ダルトン)の何れであっ
てもよいが、)HMW形が好ましい。UKは、天然原料
(例えば尿)から得てもよく、ホルムス等、バイオ・テ
クノロジー(B io/ T echnology)3
巻923頁(1985年)に報告されている、当初生成
した1本鎖形(プロUK)の開裂を含む組換えDNA技
術によって得ることらできる。HMW−UKはウキダン
(tJkidan1商標)またはアクトソルブ(A c
tosolv、商標)として、また、LMW−UKはア
ポキナーゼ(A bbokinase、商標)として市
販されている。
また、プロUKは、尿からヨーロッパ特許第40238
号記載の方法により、または天然セルラインもしくは組
換えDNA技術による形質転換セルラインの培養物から
、グリコジル化度または他の点で異なる形として得るこ
とができる。
この発明で使用するプロUKは、通常、−20〜−1の
リード配列を除くと、ヨーロッパ特許出願第92182
号のA図でプロUKとして示されたアミノ酸配列を有す
るひとプロUKである。しかし、この発明で用いるプロ
tJKは、基本的に元と同じ生物活性を有するものであ
る限り、上記の構造から1個以上のアミノ酸残基の置換
、削除または付加により変化していてもよい。すなわち
、例えば、生物活性を有するものである限り、ひと以外
のプロUKまたは、PCT特許出願WO3610435
1号に記載されるようなlys −135および/また
はphe −157に置換されろものとして異なるアミ
ノ酸をもつ化合物、またはヨーロツphe −157ま
たはIys−158に置換もしくは欠失を有する化合物
もプロUKに含まれる。さらに、例えばリーケン等、ト
ロンボシス・リサーチ(Thrombosis Re5
earch)42巻749−760頁および761−7
68頁に記載するようなプロUKの切断形(trunc
ated)も、生物活性を保有する限りプロUKに含ま
れる。このような分子は、1本漬LMW−UKに対応し
て1ys−136にアミノ末端をもつか、または例えば
ala−132、lys −144およびglu−15
0のような他の適当な部位にアミノ末端を有する。活性
を有するならば、例えば先端位のメヂオニンのような別
のアミノ酸を有するプロUK形も含まれる。
また、この発明で用いるUKも、生物活性を有する限り
、2種のひと正常UK分子(HMW−UKおよびLMW
−UK)から同様の方法で異なっていてもよい。
「基本的に元と同じ生物活性を有する」の語は、その分
子が後述のダレウィッチ等による測定法で活性を有する
ことを意味し、「活性を有する」、「生物活性を有する
」および「生物活性を保存する」の語も同様の意味を有
する。
ひとHMW−UKの構造は、前述のプロUKの構造にお
いて158位と159位の間のアミノ酸−重結合が開裂
したものである。ひとLMW−UKの構造は、HMW−
UKの構造において1−t35の番号のアミノ酸を欠く
ものである。プロUKについて前述したように、この発
明で用いるUKは、後述するフィブリンプレート法で測
定して正常UKの活性の50%以上を有する限り、2種
のひと正常UK分子(HMW−UKおよびLMW−tJ
K)の何れかから上記の点で異なっていてもよい。
この発明による利点を受ける患者としては、術後の患者
、最近になって血栓を伴う心筋梗塞にかかったW者およ
び深在性静脈血栓にかかっている患者が含まれる。プロ
UKおよびUKは、別個にまたは一緒に、医薬上許容さ
れる担体、例えば食塩水と混合され、非経口的に、静脈
注射または患部もしくは心臓への注射により投与される
。好ましいのは静脈投与であり、これは注入、ポラス(
bolus)注射またはこれら両者で行なうことができ
る。
患者は、プロUKまたはUKの投与前に、例えば500
0IUのヘパリンポラス注射によりヘパリンの投与を受
けるのが好ましく、所望によりその後にも100OIU
/時間のヘパリン注入を受けることができる。ヘパリン
はまた、プロUKまたはUKとの混合物、またはこれら
3成分全部の混合物として投与することもできる。
この発明で用いる好ましいUKffiは100,000
ItJ〜300,0O0IUであり、さらに150.0
00〜10,000IU〜250,000〜300,0
00IUが好ましく、特に200,000〜300,0
00IUが好ましい。好ましいプロUK量は6,500
.000〜10,000IU以下(未満)であり、さら
に2,000,000〜4,000,000IUが好ま
しい。
上記UK量は、プロUKの投与の15分以内前にポラス
注射として投与すると最も効果的である。
しかし、投与を容易にするために、プロUKとUKの混
合物を1回の注射または注入、好ましくは1回のポラス
注入として投与することも好適であり得る。したがって
、この発明の別の態様によると、UKおよびプロUKを
医薬上許容される希釈剤または担体として、またはUK
およびプロUKの純凍結乾燥混合物として含有してなる
、医薬組成物が提供される。
この発明の相乗作用混合物の成分はまた、ツインパック
形態、すなわちUKおよびプロUKの別個の単一用量を
含む1個のパッケージに併用に関する指示書を添付した
形態で提供することもできる。
組成物は、実質的に純粋、すなわちUKおよびプロUK
以外の有効成分を実用mで含まないものであることが望
ましい。さらに、組成物は分析的に純粋、すなわち本出
願日に知られる分析法で検出可能な量の蛋白質をUKお
よびプロUK以外に含まないしのであることが望ましい
。希釈剤または滅菌等張食塩水であるのが好ましい。
この発明の組成物中のUKとプロUKの重量比は、好ま
しくは1:40〜1 :6.7、さらに好ましくは1:
20〜1:10.特に1:15〜1:10とすることが
できる。好適には、組成物は単位用量形態、例えばそれ
ぞれUKIOo、000〜300.000 I Uおよ
びプロUK2,000,000〜4,000.QOOI
tJ、さらに好ましくはUK200,000〜300,
000IUおよびプロUK2.000゜000〜3,0
00,000〜300,000IUを含む注射用バイヤ
ルまたは注入用びんの形に製剤化することができる。
このような用量形態は、UKとプロUKの総用量2,1
00,000〜4,300,000〜300,000I
Uを含み、これは蛋白質21〜43M9に相当する。す
なわち、各化合物の量は同様な治療目的において他方と
併用しない場合の最適面枠溶解に必要な槍よりはるかに
少ない。
この発明の別の態(lによると、患者にUKのボ吃+訃
内1シ・しyl+−/ ++ 17マ7/Flよ二づr
ト^↓亡−)几ヒ1その後プロUKを注入する。UKの
ポラス投与量は、前述の量、すなわち好ましくは100
,000〜300,000〜300,000IU、さら
に好ましくは15o、o o o〜250,000〜3
00,000IU、特に200,000〜10,000
IUである。プロUKのポラス投与量は、好ましくは3
00.000〜1,000,000IU。
さらに好ましくは400,000〜600,000[U
、特に500,000〜300,000IUである。こ
れらの量は、任意の順序の2回ポラス注射、またはツイ
ンバレルシリンジ注射、またはUKとプロUKの混合物
の1回ポラス注射(この発明の組成物)の何れによって
投与してもよい。
この組成物におけるUKとプロUKの重量比は、好まし
くは1:10−1:l、さらに好ましくは1:4〜1:
1.6、特に1:2.5である。しかし、UKはプロU
Kの投与前に投与するのが好ましい。
また、ヘパリンを、UKおよび/またはプロUKのポラ
スと共に投与することが望ましい場合もある。上記の量
のUK、プロUKまたはUK/プロUK混合物に付加す
べきヘパリンの量は1.000〜10,000〜300
,000IUが好ましく、5000〜10,000IU
がさらに好ましい。
後続注入として投与するプロUKの量は好ましくは約1
00,000〜300,000IU/分であり、これを
約40分間、すなわち総量として4,000,000I
U投与する。多くの場合、閉じた動脈の開通は30分以
内またはさらに早く起り、例えば冠動脈血管造影により
動脈の開通が確認されたならば、この時以後中止するこ
とができる。
この発明の態様で使用するものとして、注射用UK単位
用量、注射用プロUK単位用量および注入用プロUK単
位用量を含むキットが提供される。
キットは、好ましくは単一パッケージとして提供され、
投与用指示書が添付される。注射用単位用量形態は、U
KおよびプロUKの純水または生理食塩水滅菌溶液、ま
たは使用前に滅菌水または食塩水を加える凍結乾燥物で
あり得る。プロUKの注入用単位用量形態は、生理食塩
水またはその他の注入用無菌媒質溶液、または注入溶液
製造用の凍結乾燥固体もしくは液体濃縮物であり得る。
注射または注入用溶液は、他の成分、例えばNatHP
O,/Na1−1.PO,のような緩衝塩類、または例
えばマンニトールおよびひとアルブミンのような保存剤
を含むことができ、これらの成分は凍結乾燥固体形態中
にも存在し得る。
注射用単位用量形態中のUKおよびプロUKfflは前
述した量が好ましく、特にUK200,000〜10,
000IUおよびプロUK500.000〜10,00
0IUが好ましい。注入用単位用量形態中のプロUKm
は3゜ooo、ooo〜5,000,000〜300,
000IUが好ましく、4,000,000〜300,
000IUがさらに好ましい。
低用量UK(200,000〜10,000IU)およ
び低用量プロUK(3,000,000[U)の組合わ
せによって、心筋梗塞の大部分において効果的な血栓溶
解を達成することかできる。同程度の効果をUK単独で
得るには、2,000,000〜2,500,000 
IUの用爪が必要であり、この用量では全身w4維素原
溶解およびプラスミノーゲン欠損のような副作用が見ら
れる。同程度の効果をプロUK単多い用量、例えば9,
000,000〜300,000IUが必要である。こ
の結果は、血栓溶解においてUKとプロUKに相乗作用
があることを示す。
各化合物の量は重量(mg)または国際単位(IU)で
示したが、これは標準フィブリンプレートにより測定し
たUK国際リファレンス製剤に基づく。
プラクマン、フイブリノシリス:ア・スタンダーダイズ
ド・フィブリン・プレート・メソッド・アンド・ア・フ
ィブリノリティック・アッセイ・オブ・プラスミノーゲ
ン(F 1brinolysis、 A S Land
ardized F 1brin P 1ate Me
thod and a P 1brino1ytic 
As5ay of P lasminogen)(シエ
ルテマ書アンド・ホルケマ、アムステルダム、1967
年、1−24頁。)プロUKは、ダレウイッヂ等、ジャ
ーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション(
J、CIin、 I nvest、) 1984年、7
3巻1731−1739頁の記載にしたがってプラスミ
ンによる活性化後に測定した。U K (HMWおよび
LMW両形)およびプロUKは同様な比活性を示が比較
可能となった(11 U= 10量g蛋白質)。したが
って、重量比はすべて概略IU比ともみなし得る。
UKは250.0O0〜10,000IU含有アンプル
として販売されているので、この明細書に記載した20
0.000〜300,000IUの用量は250,00
0〜300,000IUで置きかえることができろ。2
50.000IUの用量を用いると、アンプルの5分の
4量を測定する手数が省けると共に、200,000〜
300,000IU用量と同様の利点が得られる。
[実施例コ 以下、この発明を実施例により説明する。
実施例1 心筋梗塞にかかっている58才の女性患者に、ウロキナ
ーゼ200,000〜300,000IUの静脈内ポラ
ス注射を行ない、ついでプロウロキナーゼl、000、
OOO[Uのポラス注射とプロウロキナーゼ550万I
U/時間の注入を行なった。15分後に部分的かん流が
起り、30分後すなわち総量として3,250.000
〜10,000IUのプロウロキナーゼ投与後完金かん
流が起った。投与後24時間を経てもなお完全かん流が
認められた。
実施例2 心筋梗塞にかかっている男性患者に、ウロキナーゼ20
0,000〜300,000IUとプロウロキナーゼ2
.500.000〜300,000IUの混合物を15
分間にわたって注入した。注入期間の終了までに完全か
ん流が認められた。
実施例3 a)注射用混合物 UK200,000〜300,000IUとプロUK2
,000゜oootuを滅菌等張食塩水20−に溶かし
、注射用バイヤルに充填した。
b)凍結乾燥混合物 UK200,000〜300,000IUとプロtJK
3,000゜000〜10,000IUの溶液を凍結乾
燥し、固体残渣を、注射用食塩水添加用バイヤルに封入
した。
C)ツインバレルシリンジ 一方の充填シリンジにはUK200,000〜10,0
00IUの滅菌等張食塩水(10mQ)溶液を入れ、他
方にはプロUK3,000,0001 Uの滅菌等張食
塩水(lomQ)溶液を入れた。
d)ツインパック 凍結乾燥形態のUK200,000〜300,000I
Uを含むバイヤル1gと、凍結乾燥形態のプロUK3,
000.000〜300,000IUを含むバイヤル1
個に、併用に関する指示書を添付して、ツインパックと
した。
実施例4 実施例3と同様の用量形態を、プロUK2.Ooo、o
ootuまたは3,000,0001 Uの代りにプロ
UK500,000〜300,000IUを用いて製造
した。
実施例5 多点、オーブン方式の予備臨床実験において、下記のプ
ロトコルを使用した。
(包含基窄) 1)少なくとも30分間続く、心筋梗塞に特有の疼痛 2)溶解療法開始前5時間以内の症状開始4)W者の同
意 (除外基準) 1)冠血管造影の禁忌 2)溶解療法の禁忌 a)ヘパリンまたはクマリン療法の開始b)最近8週間
内の静脈または動脈穿刺C)最近2力月内の脳血管事故 d)顕在出血 e)最近1年以内の胃または十二指腸潰瘍f)最近8日
間内の外科手術 g)出血性素質 3)冠動脈の不完全閉塞(冠血管造影による)4)ニト
ログリセリン投与後の部分または完全かん流 5)心臓病関連昏睡 6)重症心弁または心臓病、肥大性心筋症7)プロウロ
キナーゼの排泄に影響し得る重症腎臓または肝臓病 8)経口避妊剤の使用 上記包含基準に合う患者にヘパリン5000〜10,0
00IUを投与し、冠血管造影を行なった。完全動脈閉
塞が見られた場合、ニトログリセリン100−200μ
gを冠動脈投与し、閉塞血管の造影をくり返した。ニト
ログリセリンの投与後に開通が見られない場合、患者に
高HMWウロキナーゼ200゜000〜10,000I
Uを静脈内ポラス注射し、ついでプロウロキナーゼ50
0,000〜300,000IUを3分間にわたって静
脈内ポラス注射した。その直後に、プロウロキナーゼ4
,000,000〜300,000IUの静脈内注入を
40分間にわtこって行なった。冠血管造影を15分間
隔で行なって溶解の進行をチェックし、溶解成功60分
後にくり返し、さらに再閉塞をチェックするために処置
の24時間後および3週間後に行なった。
(結果) このプロトコルで処置した患者19名中、14名は40
分注入後に閉塞動脈の再開または開通が見られ、そのう
ち2名は24時間後再閉塞した。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウロキナーゼおよびプロウロキナーゼを有効成分
    とする、それらを同時にまたは別々に投与するためのフ
    ィブリン性血液クロット溶解剤。
  2. (2)ウロキナーゼおよびプロウロキナーゼの少なくと
    も一方が通常用量より少ない量で存在する、特許請求の
    範囲第1項記載の剤。
  3. (3)通常用量より少ない量のウロキナーゼを含有する
    、プロウロキナーゼと併用するためのフィブリン性血液
    クロット溶解剤。
  4. (4)通常用量より少ない量のプロウロキナーゼを含有
    する、ウロキナーゼと併用するためのフィブリン性血液
    クロット溶解剤。
  5. (5)ウロキナーゼからなる、プロウロキナーゼの血栓
    溶解効果増強用相乗剤。
  6. (6)プロウロキナーゼからなる、ウロキナーゼの血栓
    溶解効果増強用相乗剤。
  7. (7)平行投与に関する指示書と共に、ウロキナーゼお
    よびプロウロキナーゼの別個の単位用量を含む、ツイン
    パック。
  8. (8)ウロキナーゼの単位用量が100,000〜30
    0,000IUであり、プロウロキナーゼの単位用量が
    6,500,000IU未満である、特許請求の範囲第
    7項記載のツインパック。
  9. (9)ウロキナーゼの単位用量が150,000〜25
    0,000IUであり、プロウロキナーゼの単位用量が
    2,000,000〜4,000,000IUである、
    特許請求の範囲第8項記載のツインパック。
  10. (10)注射用ウロキナーゼ単位用量、注射用プロウロ
    キナーゼ単位用量、および注入用プロウロキナーゼ単位
    用量を含む、キット。
  11. (11)ウロキナーゼの単位用量が150,000〜2
    50,000IUであり、注射用プロウロキナーゼの単
    位用量が400,000〜600,000IUであり、
    注入用プロウロキナーゼの単位用量が3,000,00
    0〜5,000,000IUである、特許請求の範囲第
    10項記載のキット。
  12. (12)ウロキナーゼまたはプロウロキナーゼのうち少
    なくとも一方の単位用量がヘパリン1,000〜10,
    000IUを含んでいる、特許請求の範囲第7〜11項
    の何れか1項記載のツインパックまたはキット。
  13. (13)ウロキナーゼおよびプロウロキナーゼの混合物
    と医薬上許容される担体または希釈剤を含むか、または
    ウロキナーゼおよびプロウロキナーゼの混合物を純粋な
    凍結乾燥物の形で含む、特許請求の範囲第1項記載の剤
  14. (14)ウロキナーゼおよびプロウロキナーゼ以外に医
    薬的活性性質の実質量を含まない、特許請求の範囲第1
    3項記載の剤。
  15. (15)ウロキナーゼおよびプロウロキナーゼ以外に利
    用できる分析法で検出可能な量の蛋白質を含まない、特
    許請求の範囲第14項記載の剤。
  16. (16)ウロキナーゼ対プロウロキナーゼの重量比が1
    :40〜1:6.7である、特許請求の範囲第13〜1
    5項の何れか1項記載の剤。
  17. (17)ウロキナーゼ対プロウロキナーゼの重量比が1
    :15〜1:10である、特許請求の範囲第16項記載
    の剤。
  18. (18)ウロキナーゼ100,000〜300,000
    IUおよびプロウロキナーゼ2,000,000〜4,
    000,000IUを含む単位用量形の特許請求の範囲
    第16項記載の剤。
  19. (19)ウロキナーゼ2,000,000IUおよびプ
    ロウロキナーゼ2,000,000〜3,000,00
    0IUを含む、特許請求の範囲第18項記載の単位用量
    形態の剤。
  20. (20)ウロキナーゼ対プロウロキナーゼの重量比が1
    :4〜1:1.6である、特許請求の範囲第13〜15
    項の何れか1項記載の剤。
  21. (21)ウロキナーゼ150,000〜250,000
    IUおよびプロウロキナーゼ400,000〜600,
    000IUを含む、特許請求の範囲第20項記載の単位
    用量形態の剤。
  22. (22)さらにヘパリン1,000〜10,000IU
    を含む、特許請求の範囲第21項記載の単位用量形態の
    剤。
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