JPS6391235A - タイヤヤーンのための浸漬浸透調節剤 - Google Patents

タイヤヤーンのための浸漬浸透調節剤

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JPS6391235A
JPS6391235A JP62239997A JP23999787A JPS6391235A JP S6391235 A JPS6391235 A JP S6391235A JP 62239997 A JP62239997 A JP 62239997A JP 23999787 A JP23999787 A JP 23999787A JP S6391235 A JPS6391235 A JP S6391235A
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cord
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F11/00Chemical after-treatment of artificial filaments or the like during manufacture
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M13/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M13/10Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing oxygen
    • D06M13/224Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic acid
    • D06M13/2243Mono-, di-, or triglycerides

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリアミドヤーンの表面に27℃より高い融点を持った
疎水性有機エステル浸漬浸透調節剤(dippenet
ration regulator)を有しそして低い
剛性と高い空気透過性を持ったタイヤコードに慣用の手
段により転化可能であるポリアミドヤーンに関するもの
でありそしてポリマータイヤヤーンを製造する方法に関
する。
常温より低い融点を持った疎水性有機エステル成分を有
する繊維仕上げ剤は常温で取り扱いが容易なため繊維製
造業者により使用されてきた。これらの液体エステル類
は、紡糸、プライング、加熱及び77ブリツク製織操作
の開繊維に潤滑を与える。都合−悪いことに、こkらあ
液体滑剤は、レゾルシノール−ホルムアルデヒドラテッ
クス(RFL)で処理したコードの過剰の剛性を促進す
る傾向がある。この剛性は、タイヤ製造の際の取り扱い
の問題を生じさせモしてRFL浸漬コードの低い空気透
過性を伴い、これはタイヤにおける過大な加硫ブロー(
curiB blows)を引き起こす。
市販の仕上げ剤に使用されるトリグリセリドエステル滑
剤は、剛性促進性仕上げ成分の例である。
このようなエステルの例は、グリセリルトリオレエート
、やし油及びパーム油から製造された約21℃の融点を
持つエステル交換されたトリグリセリド類及び約24−
27℃の融点を持ったやし油である。
タイヤコードが過剰の剛性又は貧弱な空気透過性を持た
ないことが特に重要であるが、これらの過剰の剛性又は
貧弱な空気透過性の原因はタイヤコード中への過剰の浸
漬浸透であると考えられる。
本発−の目的は、低い剛性と高い空気透過性を持ったタ
イヤコードに転化可能なタイヤヤーン及びこのようなタ
イヤヤーンを製造する方法を開発することである。
浸漬されたコードの高い剛性は、7アブリツクのホット
ストレッチング工程の間7アブリツクに機械的に影響を
及ぼすことによって減少させることがで外る。例えば、
7アブリツクを比較的高い張力下にブレーカ−又は屈曲
バーの上を通して、積み重なったフィラメントを物理的
にばらばらにして浸漬されたコードの剛性を減少させる
ことができる。しかしながら、これはいくらかの浸漬液
が除去されそして7アブリツクが損傷されることがある
という点で望ましくない。更に、7γブリツクの機械的
処理は浸漬されたコードの透過性を増加させない。
7アブリツクのホットストレッチング温度及び張力は浸
漬されたコードの空気透過性に影響を与えるが、接着性
の如き他の性質に不利に影響することなく空気透過性を
有意に増加させることは困難である。低い空気透過性の
浸漬されたコードにより引き起こされる加硫ブローは、
より低い温度、より長いタイヤ加硫サイクルを使用する
ことによって減少さることができるが、これはタイヤ製
造コストを増加させる。
浸漬されたコー1tの過剰の剛性は、きちっとした( 
tight)均一な折り返しくturn−ups)を作
る際の困難及びタイヤにおける加硫ブローを悪化させる
過剰のトラップされた空気を包含するタイヤ成形の際の
いくつかの問題を引き起こすことがある。
ビードの回りにカーカス7γブリツクプライ(care
ass fabric plies)を折り返す(tu
rns)ことは物理的により困難であり、オペレータを
不快にする。
プライが自動的に折り返される場合にすら、折り返しが
緩くなる傾向がある。低い空気透過性は、タイヤにおけ
る過剰の加硫ブローに導く。タイヤが組み立てられるに
つれていくらかの空気が部重量にトラップされることは
避けがたい。この空気がタイヤ加硫工程の間ポケットに
JIまるならば、加硫されたタイヤに気泡が生じ、この
タイヤは不合格品としなければならない。
9グラム/デニールより大きい強力と、40ppmより
大きい銅含有率を有することと、ポリアミドヤーンの表
面に27℃より商い融点を持った疎水性有機エステル浸
漬浸透調節剤、好ましくはペンタエリスリトールテトラ
ラウレート又は水素化やし油をポリアミドヤーンの重量
を基準として少なくとも0.05%有することと、ウィ
ッキング(wicking)により測定して少なくとも
0.4リットル730分、好ましくは0.7リットル/
30分の空気透過性と好ましくは40グラムより小さく
、更に好ましくは30グラムより小さい剛性を持ったタ
イヤコードに慣用の手段により転化可能であることを特
徴とするタイヤヤーンとして使用するのに好適なポリア
ミドヤーンが見出だされた。
好ましくはエトキシル化非イオン性表面活性剤をポリア
ミドヤーンの表面に加えることができる。
゛ 合成ポリマーヤーンに対する27℃より高い融点を
持った疎水性有機エステル浸漬浸透調節剤、好ましくは
ポリオールエステル、更に好ましくはペンタエリスリト
ールエステル又はトリグリセリド、好ましくは水素化や
し油を、該合成ポリマーヤーンの重量を基準として少な
くとも0.05%、好ましくは該合成ポリマーヤーンの
重量を基準として少なくとも0.25%該合成ポリマー
ヤーンに施すことを含み、得られるタイヤヤーンが40
グラムより小さい、好ましくは30グラムより小さい低
い剛性と好ましくは少なくとも0.4リットル/30分
、更に好ましくは少なくとも0.7リットル/30分の
高い空気透過性を持ったタイヤコードに慣用の手段によ
り転化可能であることを特徴とするタイヤヤーンを製造
する方法が見出だされた。合成ポリマーヤーンの重量を
基準として0,05−0.5重量%のエトキシル化非イ
オン性表面活性剤を合成ポリマーヤーンに施すのが好ま
しい。合成ポリマーヤーンの重量を基準として0.00
1−0.05重量%の酸化防止剤を合成ポリマーヤーン
に施すのが好ましい。合成ポリマーヤーンは好ましくは
ポリアミドヤーン、好ましくはポリヘキサメチレンアジ
パミドヤーンである。
浸漬浸透調節剤は、ヤーンを紡糸、延伸(drawin
g)、巻き取り又は後巻か取り(post −w in
d ing)操作の間に合成ポリマーヤーンに施される
。浸漬浸透調節剤は、それ自体で又は希釈剤と共に又は
仕上げ剤と組み合わせて施すことができる。浸漬浸透調
節剤を“紡糸”仕上げ剤に加えそして急冷の直後に且っ
ヤーンを供給ロールに前進させる前に施すことにより施
すのが好都合である。適当な“紡糸”仕上げ剤は、典型
的には常温以下の融点な持った疎水性エステル滑剤0−
90重量%、非イオン性表面活性剤0−95重量%、酸
化防止剤〇−5重量%及び場合により少量の他の成分を
含有する。典型的な非イオン性表面活性剤にはエトキシ
ル化ソルビトール及びソルビタン脂肪酸エステルが包含
される。本発明の浸漬浸透調節剤を“紡糸”仕上げ剤と
一緒に施す場合には、常温又は常温以上の水性エマルジ
ョンとして又は常温以上のニートオイル(neat o
il)として施すことができる。
浸漬浸透調節剤は、ヤーンを紡糸及び延伸した後、巻き
取りの直前に“オーバーレイ”仕上げ剤(“overl
ay″finish)としてヤーンに都合良く施すこと
もできる。紡糸、延伸及び巻き取り繰作の後別個の操作
において、例えば再巻き取り又はビーム巻き返しくbe
aming)’M1作において施すこともできる。
後者の適用方法においては、その融点以上の温度でニー
トオイルとして浸漬浸透調節剤を施すのが好都合である
が、乳化した形態で施すこともできる。
本発明に有用な代表的な合成り−ンは、ポリアミド、例
えば6,6ナイロン、6ナイロン及びそのコポリマー、
アラミド及びポリビニルアルコールである。タイヤ用途
に対する強度及び耐久性の要求を適えるために、ヤーン
は普通は安定剤を含有する高粘度ポリマーから製造され
そして高延伸比で延伸されて高強力ヤーンが得られる。
タイヤ用途に好適な9g p d (グラム/デニール
)より大きい強力を持ったポリアミドヤーンを製造する
ための典型的な方法は米国特許@3,311,691号
に記載されている。
合成ポリマータイヤは下記の工程を含む一連の工程によ
ってタイヤコードに転化される: 1本ヤーン(sin
gles yarn)を加熱すること、加熱されたヤー
ンをケーブル化してタイヤコードとすること、常温のレ
ゾルシノール、ホルムアルデヒド及びラテックスの反応
生成物(RFL)を含む浴にこのコードを浸漬すること
、このRFL含有コードを加熱及びストレッチングして
、ゴムに埋め込む用意の整った強い安定化したコードを
生成すること。
ケーブル化の後、タイヤコードを織って7アブリツクと
しそしてそのように製造した77ブリツクを浸漬しそし
てホットストレッチングすることが普通に行なわれる。
ヤーンのタイプ及びデニール、フィラメント当たりのデ
ニール、加熱レベル、プライの数、RFL組成、浸漬ピ
ックアップ(dip pick up)、ホットストレ
ッチング処理条件等の選択によって広範囲のコード組成
及び構造が可能である。ポリエステル及びアラミドタイ
ヤコード又は77ブリツクは、許容しうる接着力を達成
するためにはRFL浸漬の前に予備浸漬を必要とするこ
とがある。
ヤーンの重量を基準として浸漬浸透調節剤中なくとも0
.05重量%を含有する本発明のヤーンを前記の如きR
FL含有タイヤコードに加工する場合には、ゴムに埋め
込んだ後ウィッキングにより測定して驚くほど増加した
空気透過性及び鋭敏に減少した剛性を有することが見出
だされた。この改良はヤーンに対して0.05重量%と
いう少量で有意でありそして0.1重量%及びそれ以上
の如きより高いレベルの浸漬浸透調節剤では極めて劇的
である。空気透過性及び剛性の改良がゴムに対するコー
ド接着力という重要な性質が殆ど損なわれないで又は全
然損なわれないで達成されるということも同じく驚くべ
きことである。浸漬浸透調節剤は、コード加工の間コー
ドの表面近くの区域へのRFL浸漬浸透を制限すること
によって機能すると考えられる。
浸漬されたコードの低い剛性は、ビードの回りにカーカ
ス7アプリツクプライを曲げるのに必要な力が少ないの
で均一なきちっとした折り返しを作る際の問題をなくし
そしで折り返しが緩くなる傾向はない。これは多数のカ
ーカスプライが同時に折り返される場合に特に重要であ
る。浸漬されたコードの高い空気透過性はコードがトラ
ップされた空気を消散させることを許容し、それにより
加硫ブローをなくする。
試lし仏法− コード剛性、コードウイッ苺ング及びコード接着力の試
験のために、対照例1の第2節に記載の方法によってタ
イヤヤーン試料をタイヤコードに転化した。コード当た
りのヤーンのプライの数はヤーンデニールと共に変えた
。1070デニール及びそれ以上のヤーンについては、
2プライ構造を使用し、1本ヤーン#f&?) (si
ngles yarn twist)は10  ’Z’
tpiでありそしてケーブル撚りが10 ’ S ’t
piであった。1070デニールより小さいヤーンにつ
いては、3プライ構造を使用し、1本撚りは10  ’
Z’tpiでありそしてケーブル撚りが10’S’tp
iであった。
ス4コ!Lニヱ」11 コード剛性は、テフロンのポリテトラフルオロエチレン
プレートの穴を通してタイヤの試料を引っ張るのに必要
な、ダラムで表した力の尺度である。
2インチの曲がっていない、よじれをなくした(Unk
inked)コードの試料を水平なテフロンプレート(
90X60X5mm)の中心の直径1.0cI11の円
形の穴を通して挿入された鉛直方向ワイヤの端部のフッ
クに中心を合わせそして水平にバランスさせた。ワイヤ
をゆっくりと上昇させて、コードがテフロンプレートの
下側に接触するまでコードを上昇させた。ワイヤを上向
きに上昇させ続けるにつれて、コードはほぼその中点で
曲がりそしてブレーFを通しで引っ張られた。コード当
たり10個の試料を平均してダラムで表した剛性を得た
タイヤコードのウィッキング 下記の点が異なることを除いては、試験はAsTM試験
D試験 692−79(499−503JiにASTM
標準の19847ニユアルブツク、部門7.7.01巻
)[ASTHTe5t D−2692−79(page
s499−503); 1984^nnual Boo
k of ASTH5tandardSt 5ecti
onフ、 Volume 7.01]に記載の如くして
行った。ウィッキングされるガスとして空気ではなく窒
素を使用しそしてプレシジタンウエットテストメーター
(Precision Net Te5t Meter
)[プレシシ町ンサイエンティフィック社、シカゴ、I
L(Precision 5cientific Co
、、 Chicago、 IL)]を使用して容積測定
により決定した。成形された試料の寸法は試験D−26
92−79のものと同じであったが、2層の77ブリツ
クではなくて1層のタイヤコーYのみを使用した。故に
各試料は6゜4X89X3.2鶴輪ゴムストック2層、
38×76X3,2+amゴムストックの層、20本の
タイヤコードの層、38X76X3.2+omゴムスト
ック2層から成っていた。20本のタイヤコードを相互
に平行に且つゴムストックの3811116寸法の縁に
平行に横たえた(張力なしで)。このコードは50論論
の全距離にわたり一様に間隔を置いて配置され、76m
m寸法に沿って中心を合わせられた。使用したゴムスト
ックは天然ゴム(80fCIli) 、スチレンブタツ
エンゴム(20M)、N351ブラツク(N 351 
Black)(35部)及び少量の他の慣用の成分の組
み合わせであった。モールドにおける試料**を完了し
た後、ゴムを20トン(178kN)の圧力で150℃
にて40分間プレスにおいて加硫した。次いで成形され
た試料を室温に冷却しそしてD−2692の如くしてト
リミングしてコードの新たな端部を露出させた。
試験チャンバのプレート間に試料をクランプすることに
よってウィッキングを決定した。試料の縁の回りの漏洩
がないことを確実にした後、試験チャンバの1側を窒素
ガスにより100psi(690kPa)まで加圧した
。ウィッキングは、ウェットテストメーターに記録され
た30分間にタイヤコードに沿って/タイヤコードな通
って通過したリットルで表した窒素の量であった。タイ
ヤコード当たり3つの成形された試料を試験しそして結
果を平均した。そのようにして決定されたウィッキング
はタイヤにおけるタイヤコードの空気透過性を予測可能
とすると考えられる。
2プライストリツプホツト   − 使用した試験は、いくらかの改変を施したAsTM試験
D試験393−85、強化コード又は77プリツクのゴ
ムコンパウンドに対するストラップ剥離試験(1133
−1142頁、ASTM標準の1985年7ニユアルブ
ツク、部門?、7.01巻)[337M Te5t D
−4393−85w 5trap Peel^dl+e
sion of Reinforcing Cords
 or Fbrics to RubberCompo
unds(pages  1133−1142  ’、
1985  ^nnual  Bookof ASTH
5tandards、 5ection 7. Vol
ume 7.01)]と同じであった。使用した特定の
変更は、単独にRFL浸漬された個々のタイヤコード、
1260デニール/2ブライを試験することであった。
ゴムストックはウィッキング試験法のところで記載した
天然ゴム及びスチレンブタジェンゴムの同じ配合物であ
った。1260/1/2タイヤコードを36本/インチ
(36ends/1nch)(D −4393−85で
は24であるのに対して)で整経した(warped)
。ゴムストックにコードを埋め込んだ後、試料を62k
Nにて160℃±2℃で20分間加硫した。ホット接着
力が所望されたので、試料を試験に先立ち120℃±2
℃で25±5分間インストロンオーブン(Instro
n oven)中で加熱した。
分離力は選択1 (Option 1)又は分離力の高
いピークと低いピークとの闇の中線(mid−l 1n
e)に基づいた。経糸歯たり4つの試料を試験しそして
結果をボンド/インチの平均力として報告した。
米国特許第2.385,890号に記載の如くして測定
した相対粘度70でありそして第一銅塩の形態において
安定剤として64ppmの銅を含有するポリへキサメチ
レンアジパミドの紡糸したばかりのヤーンを2段階延伸
しく5.2倍)、アニーリングしく220℃)、弛緩し
く5−6%)そして米国特許第3,311,691号に
記載の方法に従って巻き取った。仕上げ剤(ヤーンの重
量を基準として1.2重量%)を、供給ロールの直ぐ前
に、紡糸筒の底部に位置したキスロールアプリケータを
介して約75℃でニートオイルとしてヤーンに施した。
これは通常“紡糸”仕上げ剤と呼ばれる。紡糸仕上げ剤
は4つの成分、ソルビタンのポリエトキモル化オレ二一
トである非イオン性表面活性剤29重量%、立体障害7
ヱノ一ル系酸化防止剤3重景%、置換ポリシロキサン1
重景%及びグリセリルトリオレエーF1やし油及びパー
ム油から誘導された不飽和トリグリセリド(融点21℃
)である疎水性有機エステル滑剤67重量%の混合物で
あった。そのようにして製造したタイヤヤーンは126
0デニールでありそして210本のフィラメントを含有
していた。それは3tpiルミヤーンで測定して9.8
g/デニールの代表的タイヤヤーン強力を持っていた。
前記タイヤヤーンな慣用の2プライ1260/1/2タ
イヤコード(1本の撚り=io’z’tpi、ケーブル
撚り=10’ S’ t p i )に転化しそしてマ
ルチエンド(multi−end) 3オーブンホツト
ストレツチング装置によりオーブン1/2/3における
下記のプロセスパラメータ、温度=138℃/室温/2
38℃、露出時間=108154154秒、かけられた
ストレッチ2,4/2゜410.0%を使用して加工し
た。第1オープンに入る前にコードをレゾルシノール−
ホルムアルデヒド−ラテックス(D5A)浸漬液(20
%浸漬固形分)に通した。
そのようにして製造した浸漬され且つストレッチングさ
れたコードを浸漬ピックアップ(D P U )、剛性
、ウィッキング及び2プライホット接着力によって特徴
付けた。データについては表■参照。
多くの点で優れたタイヤコードであるが、このタイヤコ
ードは望ましくない程に剛性であり(41g)そして低
いウィッキングレベル(0,08リットル/30分)を
示した。
、UUW 本実施例は、“紡糸”仕上げ剤変性を介して剛性及びウ
ィッキングの点で対照例1に勝る実質的利点を示したポ
リヘキサメチレンアジパミドタイヤコードの11!造を
説明する。
紡糸仕上げ剤が下記の点で異なっていることを除いて、
ポリヘキサメチレンアジパミドタイヤヤーンの5つの異
なった試料、A−Eを前記対照例1と同じ方法で製造し
た。試料のすべてにおいで不飽和トリグリセリドの代わ
りに高融点疎水性有機エステルで代替しく表■参照)そ
して試料Cにおいては非イオン性表面活性剤としてソル
ビタンのポリエトキシル化オレエートの代わりにポリエ
トキシル化ソルビトール脂肪酸エステルの混合物を使用
した。より高い融点のエステル、水素化やし油(融点3
9℃、試料A−C)及びペンタエリスリトールテトララ
ウレート(融点34℃、試料D−E)は、本発明の特徴
的な浸漬浸透調節剤の種類を例示する。より低い融点の
やし油(融点24−27℃)は、浸漬浸透調節剤を添加
しないで唯一の紡糸仕上げ滑剤として使用する場合には
、本発明の望ましい結果を生じない(対照例2参照)。
上記の試料ヤーン及び対照例1ヤーンに施された仕上げ
剤の組成は表■に示される。
試料タイヤヤーンA−Eを対照例1と同じ方法でタイヤ
コードに転化し、タイヤコードの性質を表■に示す。表
■から、27℃より高い融点を持った疎水性有機エステ
ル浸漬浸透調節剤を少なくとも成る量合有するようにタ
イヤヤーンの仕上げ剤の組成の比較的簡単な変化は、タ
イヤコードの剛性及びウィッキングにおいてどちらかと
いえば劇的な変化をもたらした。故に、試料A−Eのタ
イヤコード剛性は対照例1のそれより39−40%低い
範囲にあるが、ウィッキングは対照例1より12.5−
40倍大外かった。試料A−Eについての2プライホッ
ト接着力値は対照例1の値とほぼ同じであった。
夾11」− この実施例は“オーバーレイ”仕上げ剤の使用による改
良された剛性及びウィッキングを持ったポリへキサメチ
レンアジパミドタイヤコードの製造を説明する。
前述の如くして製造されそして対照例1″紡糸6仕上げ
剤1.2%を含有する対照例1ポリへキサメチレンアジ
パミドタイヤヤーンな、延伸され、アニーリングされそ
して弛緩されたヤーンに、オフラインプロセスにおいて
“オーバーレイ”仕上げ剤として高融点浸漬浸透調節剤
を施すことにより変性した。使用した高融点浸漬浸透調
節剤は水素化やし油(融点39°C)、試料F及びペン
タエリスリトールテトララウレート(融点34℃)、試
料Gであった。“オーバーレイ”仕上げ剤の塗被は、浸
漬浸透調節剤を約70℃の温度でニートオイルとして計
量送りされたスロット付きアプリケータを通して対照例
1ヤーンを走行させることにより行った。条件は、ヤー
ンの重量を基準として試料Fが水素化やし油0.6重量
%をピックアップし、一方試料Gはペンタエリスリトー
ルテトララウレート0.5重量%をピックアップするよ
うに調節された。
上記の如くして製造したタイヤヤーンを対照例1ヤーン
と同じ方法でタイヤコードに転化した。
コード特性を表Iに示す。対照例1と反対に、試料F及
びGはコード剛性の46%の顕著な減少と9−24倍の
劇的なウィッキングの増加とを示すことが分かる。
3 び・  2 実施例3は、ポリへキサメチレンアジパミドタイヤコー
ドの剛性及びウィッキングに対する非常に低いレベルの
高融点浸漬浸透調節剤の有利な効果を示す。
“紡糸”仕上げ剤を下記の組成に変えたことを除いて対
照例1と同じ方法で、ポリヘキサメチレンアッパミドタ
イヤヤーンを製造した。やし油(82重量%、融点士2
4−27℃)、立体障害フェノール系酸化防止剤(3重
量%)及びソルビタントリステアレート−20エチレン
オキサイド(15重量%)。このヤーンは対照例2であ
った。仕上げ剤中のやし油のレベルを77重量%に減少
させそして水素化パーム油(融点61℃)5重量%を加
えたことを除いて、対照例2と同じ仕上げ剤を使用して
同じ方法で他のヤーンを製造した。このヤーンは実施例
3であった。実施例3及び対照例2を対照例1で使用し
た手順と同様な手順によってタイヤコードに転化しそし
てホットストレッチングした。コードに対する試験結果
を表■に示す。
水素化パーム油の如き“紡糸”仕上げ剤中の高融点浸漬
浸透調節剤が仕上げ剤の重量を基準として5重量%とい
う少ない量で、タイヤコード剛性は12%減少し、ウィ
ッキングは顕著に増加しそして接着力は不利な影響を受
けなかった。
人−1 実施例    対照例ii  1i  t  i  i
  を剛 性(g)     41  21 21 1
8 25 12 22 22人−一エ 実施例       対照例11 1 1 1 1非イ
オン性表面活性剤  29  29 29 30 29
 29置換ポリシロキサン    1  11−11滑
 剤: 浸漬浸透調節剤: ヤーンに対する仕上げ剤(重量%)1.2    1.
4筺11八象ジ:を

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、合成ポリマーヤーンに対する27℃より高い融点を
    持った疎水性有機エステル浸漬浸透調節剤を該合成ポリ
    マーヤーンの重量を基準として少なくとも0.05%該
    合成ポリマーヤーンに施すことを含み、得られるタイヤ
    ヤーンが低い剛性及び高い空気透過性を持ったタイヤコ
    ードに慣用の手段により転化可能であることを特徴とす
    るタイヤヤーンを製造する方法。 2、前記調節剤がポリオールエステルである特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3、ポリオールエステルがペンタエリスリトールエステ
    ルである特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、ポリオールエステルがトリグリセリドである特許請
    求の範囲第2項記載の方法。 5、トリグリセリドが水素化やし油である特許請求の範
    囲第4項記載の方法。 6、合成ポリマーヤーンの重量を基準として0.05−
    0.5重量%のエトキシル化非イオン性表面活性剤を施
    すことを更に含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、合成ポリマーヤーンの重量を基準として少なくとも
    0.25重量%の水素化やし油を施す特許請求の範囲第
    5項記載の方法。 8、合成ポリマーヤーンの重量を基準として0.001
    −0.05重量%の酸化防止剤化合物を施すことを更に
    含む特許請求の範囲第6項記載の方法。 9、合成ポリマーヤーンがポリアミドヤーンである特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 10、ポリアミドヤーンがポリヘキサメチレンアジパミ
    ドヤーンである特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、タイヤコードのウイッキングにより測定した空気
    透過性少なくとも0.40リットル/30分である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 12、タイヤコードの剛性が40グラムより小さい特許
    請求の範囲第11項記載の方法。 13、タイヤコードのウイッキングにより測定した空気
    透過性が少なくとも0.7リットル/30分である特許
    請求の範囲第12項記載の方法。 14、タイヤコードの剛性が30グラムより小さい特許
    請求の範囲第11項記載の方法。 15、9グラム/デニールより大きい強力と、40pp
    mより大きい銅含有率を有することと、ポリアミドヤー
    ンの表面に27℃より高い融点を持った疎水性有機エス
    テル浸漬浸透調節剤をポリアミドヤーンの重量を基準と
    して少なくとも0.05%有することと、ウイッキング
    により測定した空気透過性が少なくとも0.4リットル
    /30分のタイヤコードに慣用の手段により転化可能で
    あることを特徴とするタイヤヤーンとして使用するのに
    好適なポリアミドヤーン。 16、40グラムより小さい剛性を有するタイヤコード
    により更に特徴付けられる特許請求の範囲第15項記載
    のポリアミドヤーン。 17、前記調節剤がペンタエリスリトールテトララウレ
    ートである特許請求の範囲第16項記載のポリアミドヤ
    ーン。 18、前記調節剤が水素化やし油である特許請求の範囲
    第16項記載のポリアミドヤーン。 19、ポリアミドヤーンの表面にポリアミドヤーンの重
    量を基準として0.05−0.5重量%のエトキシル化
    非イオン性表面活性剤を有することを更に特徴とする特
    許請求の範囲第16項記載のポリアミドヤーン。 20、空気透過性が0.7リットル/30分より大きく
    、剛性が30グラムより小さい特許請求の範囲第16項
    記載のポリアミドヤーン。 21、ポリアミドヤーンがポリヘキサメチレンアジパミ
    ドヤーンである特許請求の範囲第20項記載のポリアミ
    ドヤーン。
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