JPS6391149A

JPS6391149A - 文書細断機

Info

Publication number: JPS6391149A
Application number: JP23598086A
Authority: JP
Inventors: 岩井　昇吾
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-10-02
Filing date: 1986-10-02
Publication date: 1988-04-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、文書細断機（シュレッダ−）の給紙量の調整
に関するものである。

〈従来技術〉従来、秘密文書を細断するための文書細断機（シュレッ
ダ−）は、単一の給紙口しか備えていなかつた。そのた
め、オペレータが大量の書類を連続して細断処理してい
る時に、緊急に細断処理したい文書が発生した場合、オ
ペレータが現在続行している処理を中断させて、緊急文
書の細断処理を行うか、あるいは、処理中の細断が終了
してから緊急文書の細断処理を行なわなければならなか
った。

しかし、オペレータの処理を中断させて緊急の書類の細
断処理を行ったり、オペレータの細断処理が終了した後
に自分自身で細断処理をする場合には時間的ロスが生じ
る欠点があった。

また、処理中の細断処理が終了した後に緊急の書類の細
断処理を行うようにオペレータに依頼した場合には秘密
内容が漏洩してしまう心配があった。

また、機密書類等を細断する装置を複数台設けることは
コスト、スペースの点で無駄があった。

本出願人は、上記欠点を解決するために、先に、複数の
給紙口を有する文書細断機を提案した（特願昭６１−１
０５８７８号）。この先行技術によると、細断刃（カッ
ターローラ）の細断能力は２２枚であり、第一拾紙部、
第二給紙部の各々からカッターローラへ給送する文書は
、１５枚以下、７枚以下となるように規制しである。し
たがって、第一給紙部および第二給紙部から同時に文書
をカッターローラへ給送しても、細断能力を越える２３
枚以上の文書がカッターへ送り込まれることなく、文書
が細断でトる。

〈　発明が解決しようとする問題点　〉しかし、このよ
うな構成の文書細断機で、第一給紙部のみを用いて文書
細断処理を行う時、カッター（細断刃）の細断能力は２
２枚であるにもかかわらず、１５枚の文書の細断しか行
えないため細断効率が非常に悪い。

本発明は、上記の問題点に鑑み、複数の給紙部を有する
文書細断機において、一つの給紙部から細断刃へ給送す
る文書（細断用紙）の量を、細断刃の細断能力に合わせ
ることにより細断効率を向上させ、また、他の給紙部か
らの用紙の給送があったときに該用紙の細断を優先させ
て秘密文書内容の漏洩化を防止し、かつ細断刃の能力以
上の用紙の給送を防止することを目的とする。

〈　問題点を解決するための手段　〉本発明による問題点解決手段は、第１図の制御回路図お
よび第２図の文書細断機の断面図のように、文書細断機
本体１の上部に配された細断刃２と、該細断刃２に細断
用紙を給送するための第一給紙部４および第二給紙部５
と、該第一給紙部４および第二給紙部５に設けられ用紙
給送量を前記細断刃２の細断能力に合せるための規制手
段６と、前記第一給紙部４に設けられた給紙装置７と、
該給紙装置７を駆動停止させるための選択スイッチ８と
、該選択スイッチ８の出力信号により給紙装置７を制御
する制御装置１０とを具えている。

該制御装置１０は、前記選択スイッチ８のＯＮ信号によ
り前記給紙装置７を駆動する信号を出力し選択スイッチ
８のＯＦＦ信号により前記給紙装置７を停止する信号を
出力する機能を有せしめられている。

〈作用〉上記問題点解決手段において、制御装置１０は、選択ス
イッチ８のＯＮ信号により給紙装置７を駆動し、選択ス
イッチ８のＯＦＦ信号により給紙装置７を停止するので
、第一給紙部４の処理中に選択スイッチ８をＯＦＦとし
て給紙装置７の駆動を停止した後、第二給紙部５にｆｉ
密文書を投入細断すると、規制手段６により第二給紙部
５から細断刃２の細断能力に合った量の用紙が給紙され
る。

そして、第二給紙部５の細断処理が終了したならば、選
択スイッチ８をＯＮとして給紙装置７を駆動上第一給紙
部４で細断処理を再開できる。

このと外、規制手段６により第一給紙部４から細断刃２
の細断能力に合った量の用紙が給紙され、細断刃２の駆
動モータの過負荷も防止できる。

〈実施例〉以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。第１
図は本発明の一実施例である文書細断機の制御回路図、
第２図は同文書細断機の断面図、第３図は同文書細断機
の斜視図である。

図示の如く、文書細断機は、文書細断機本体１の上部に
回転自在に配された一対の細断刃２と、該細断刃２を回
転駆動するための駆動装置３と、前記細断刃２に細断用
紙を給送するための第一給紙部４および第二給紙部５と
、該第一給紙部４および第二給紙部５に設けられ用紙給
送量を前記細断刃２の細断能力に合せるための規制手段
６と、前記第一給紙部４に設けられた給紙装置７と、該
給紙装置７を駆動停止させるための選択スイッチ８と、
前記給紙装置７および駆動装置３を駆動停止させるため
の開始スイッチ９と、該選択スイッチ８および開始スイ
ッチ９の出力信号により前記駆動装置３および給紙部Ｗ
７を制御する制御装置１０とを具えている。

該制御装置１０は、前記開始スイッチ９のＯＮ時に前記
選択スイッチ８のＯＮ信号により前記給紙装置７をＯＮ
する信号を出力し、開始スイッチ９のＯＮ時に選択スイ
ッチ８のＯＦＦ信号により前記給紙装置７をＯＦＦする
信号を出力する機能を有せしめられている。

文書細断機は、細断用紙を給送するための前記給紙装置
７と、該給紙装置７から送られた細断用紙を細断するた
め細断装置１２と、該細断装置１２で細断された細断用
紙を収納する層相１３とから成る。

前記第一給紙部４は本体の上部前面に形成され、第二給
紙部５は本体の上面中央に形成される。前記給紙装置７
は、第一給紙部４にセットされた細断用紙を細断刃２へ
給送するためのローラ１４゜１５と、該ローラ１４，１
５に張架された搬送ベルト１６と、前記ローラ１４，１
５を駆動するためのモータ１７と、該モータ１７からの
駆動力を前記ローラ１４，１５に伝達するクラッチ１８
とから成る。

前記用紙給送量規制手段６は、前記第一給紙部４では、
前記搬送ベルト１６の上方に配された反転ローラ６Ａか
ら成り、第二給紙部５では、投入口を形成する上下一対
の案内板２１．２２から成る。そして、前記第二給紙部
５には該給紙部５を開閉するカバ１−５Ａが設けられて
いる。

また本体１の上面には、第３図の如く、操作部１９に前
記選択スイッチ８、開始スイッチ９、細断処理を中断す
る停止スイッチ２０、および給紙装置７の駆動を報知す
る報知ランプ２１が設けられている。

前記細断装置１２は、前記細断刃２と、該細断刃２を駆
動するための駆動装置３として前記給紙装置と兼用する
前記モータ１７等とを具えている。

細断刃２（カッターローラ）の細断能力は５０ｇ／ｍ２
の紙で約２０枚である。

前記制御装置１０は、第３図の如く、交流電源４０に電
源スィッチ４１および開始スイッチ９を介してダイオー
ド４２、コンデンサ４３および抵抗４４から成る整流平
滑回路が接続され、該整流平滑回路に選択スイッチ８お
よび停止スイッチ２０のＯＮ−ＯＦＦにより駆動停止す
る第一リレー４５および第二リレー４６が接続されてい
る。

そして第一リレー４５のリレーコイル４５Ａは選択スイ
ッチ８に直列に接続されてそのＯＮ動作により前記クラ
ッチ１８がＯＮするよう構成される。

また選択スイッチ８は、ＯＮ接点８Ａと、ＯＦＦ接点８
Ｂとを有する。また第二リレー４６のコイル４６Ａは停
止スイッチ２０に直列に接続され、第二リレー４６の常
開リレー接点４６Ｂは前記モータ１７に電源スィッチ４
１と共に直列に接続される。

また、第４図中４７は層相１３の前側のドアである。

上記構成において、第一給紙部４のみで処理する場合、
電源スィッチ４１を投入し開始スイッチ９を押すと、ダ
イオード４２、コンデンサ４３、抵抗４４により直流電
圧が得られる。そして第二リレー４６のコイル４６Ａが
励磁され、常開接点４６Ｂは閉成し、モータ１７が回転
し、文書細断処理を行う。このとぎ、選択スイッチ８が
ＯＮ接点にあると、ランプ２１が点灯し、コイル４５Ａ
が励磁されてクラッチ１８がＯＮとなり給紙装置７が駆
動される。

ここで選択スイッチ８は一回押すと、その接片はＯＦＦ
接点側へ切換り、ランプ２１は消灯し、−８＝クラッチ１８はＯＦＦし、給紙装置７は停止する。

しかしこのとき、モータ１７は、停止スイッチ２０をＯ
ＦＦしない限り停止しないので、細断刃２は駆動され続
ける。

そこで、第一給紙部４の処理中に選択スイッチ８をＯＦ
Ｆとして給紙装置７の駆動を停止した後、第二給紙部５
に機密文書を投入細断することができる。

そして、第二給紙部５の細断処理が終了したならば、選
択スイッチ８をＯＮとして給紙装置７を駆動し、第一給
紙部４で細断処理を再開できる。

また、給紙装置７の動作を細断刃２の回転駆動とかかわ
りなく切替ることかできるので、細断刃２の細断能力以
上の文書が投入されるのを未然に防ぐことがで外る。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかな通り、本発明におυ）て、制御
装置は、選択スイッチのＯＮ信号により給紙装置を駆動
する信号を出力し、選択スイッチのＯＦＦ信号により給
紙装置を停止するので、第一給紙部の処理中に選択スイ
ッチをＯＦＦとして給紙装置の駆動を停止した後、第二
給紙部に機密文書を投入細断することができ、第二給紙
部の細断処理が終了したならば、選択スイッチをＯＮと
して給紙装置を駆動し、第一給紙部で細断処理を再開で
きる。このとき、規制手段により給紙部から細断刃へ給
送する文書（細断用紙）の量を、細断刃の細断能力に合
わせているので、細断効率を向上させることができ、ま
た、第二給紙部からの用紙の給送があったときに該用紙
の細断を優先させて秘密文書内容の漏洩化を防止でき、
かつ細断刃の能力以上の用紙の給送を防止することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である文書細断機の制御回路
図、第２図は同文書細断機の断面図、第３図は同文書細
断機の斜視図である。１：本体、２：細断刃、３：駆動装置、４：第一給紙部
、５：第二給紙部、６：用紙給送量規制手段、７：給紙
装置、８：選択スイッチ、９：開始スイッチ、１０：制
御装置、１２：細断装置、１３：層相、１４．１５：ロ
ーラ、１６：搬送ベルト、１７：モータ、１８：クラッ
チ、１９：操作部、２０：停止スイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

文書細断機本体の上部に配された細断刃と、該細断刃に
細断用紙を給送するための第一給紙部および第二給紙部
と、該第一給紙部および第二給紙部に設けられ用紙給送
量を前記細断刃の細断能力に合せるための規制手段と、
前記第一給紙部に設けられた給紙装置と、該給紙装置を
駆動停止させるための選択スイッチと、該選択スイッチ
の出力信号により給紙装置を制御する制御装置とを備え
ていることを特徴とする文書細断機。