JPS638987A - 三次元図形塗り潰し表示装置 - Google Patents

三次元図形塗り潰し表示装置

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JPS638987A
JPS638987A JP61151675A JP15167586A JPS638987A JP S638987 A JPS638987 A JP S638987A JP 61151675 A JP61151675 A JP 61151675A JP 15167586 A JP15167586 A JP 15167586A JP S638987 A JPS638987 A JP S638987A
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徹 酒井原
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Takeshi Kato
猛 加藤
Juntaro Kamei
亀井 淳太郎
Shuichi Senda
仙田 修一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、図形表示方式に係り、特に複雑な形状の三次
元図形の高速な塗り潰し方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の多角形の塗り潰しの1つの方法として、スキャン
コンバージ露ン法が考えられている。この方法は、多角
形の幾何学的な情報から多角形の内部の点を求め、この
点を塗るものである。すなわち、多角形の最も上の点を
横切る走査線から最も下の点を横切る走査線まで順次走
査線と多角形の辺の交点を求め、この交点を走査線方向
にソートして、交点間を走査線に沿って塗るものである
この方法では、多角形の辺の数が多い場合や、多角形が
凹である場合、多角形が自分自身で交差している場合な
ど処理が複雑になり、塗り潰しに時間がかかる問題があ
る。この方法の詳細てついては、ジエームズ ディ フ
ォーサとアンドリースパン ダム共著の ファンダメン
タルズ オプインターラクテイプ コンビエータ グラ
フィックス 、アデイソン ウニスリ パブリッシング
カンパニイ 1982 (James D、Foggy
 、 Aruirias VanDam 、  Fun
ctamtntalz of Interactive
 ComputeτGrαphi−cz    、  
Adttigon  Waylay  Publizh
inダ Compony  、   1982  )の
第11章7節を参照されたい。
このスキャンコンバージ1ン法の欠点を改良すべく次の
方法が考案されている。すなわち基本的には、最初に塗
り潰し対象多角形の境界線を作業用のメモリブレーン上
に書き、この内部を塗り潰すもので、まずこの多角形を
含む矩形領域を求め、この矩形領域の1画素、1画素に
対して、この画素が塗り潰し対象多角形の内部にあるか
否かを判定し、内部である場合に塗るものである。この
判定法は、前記矩形を左端から右i、1まで走査方向に
辿り、奇数番目に境界線と交差した点から次に交゛ゝ・
差する点までを塗べき画素であると判定するもの″であ
る。ただし、単に前記境界線を用いて前記判定を行った
場合、塗り赳りが出るので第2図〜第4図で示した方法
により塗り潰しを行う。なお、この改良方法の詳細につ
いては、本出願人による%願昭57−181311号「
塗り潰し図形発生装置」を参照されたい。ここではこの
改良方法の概要の説明にとどめる。第2図は前記改良方
法により塗り潰しを行う二次元図形表示システムである
。4は図形データバッファで塗り潰し対象多角形の頂点
数や頂点の座標(二次元空間内座標)等、塗り潰し図形
の幾何学的な情報を保持す桑。5は描画プロセッサで、
図形データバッファ4に保持されている塗り潰し対象図
形の塗り潰しを行い、フレームメそす6に書込む。フレ
ームメモリ6に書込まれた画像情報は、CRT等の表示
装置101に表示される。ここまでの構成は通常の表示
システムと同様のものであるであるが、これらの他、始
終点メモリ7および境界線メモリ8を前記二次元図形素
示システムは備えている。ここで始終点メモリ7は、各
画素毎に1ビツトの情報を記憶するメモリで、塗るべき
画素か否かを判定するためのもので、この始終点メモリ
7の前記矩形領域の各走査線をたどり、各走査線で奇数
番目に 1 が書かねた点から、次に 1 が書かれた
点までを塗る、すなわち、始終点メモリ7は文字どうり
、塗り潰しの開始点および終了点を記憶している。境界
線メモリ8は、各画素毎に1ビツトの情報を記憶するメ
モリである。塗り潰しの誤りを防止するため始終点メモ
リ7には境界線上の後に述べる特異点を書込まない、こ
のため境界線上に塗り残しの点が出る。これを補うため
あるいは、境界線を一切表示しない場合に境界線である
ことを判定するため、境界線メモリ8に境界線上の点に
 1 を書込んでおく。
第3図(α)は始終点メモリ、同図(b)は境界線メモ
リを示したものである。これらの図の丸印はメモリに 
1 が書込まれていることを示す。同図(A)に示され
た自分自身で交差し、三角形を二個合わせたような図形
を塗る場合を考えると、始終点メモリ7では、Y方向の
極大点P1.P8〜P11が、同じく極小点P4〜P6
が特異点としてそれぞれ除かれて(・る。もし、除かれ
℃いないと、Y=4.l’==1の走査線上で5個、3
個の 1 が書込まれていることになり、点(6,4)
 、点(5,1)、および点(6,1)が塗られてしま
うことになる。また図形の交差のための縮退点P3も特
異点として除かれている。もし、除かれ℃いないと、Y
=2の走査線上で1個1 が書込まれることになり、点
(4,2) 、点(5゜2)および点(6、2)が塗ら
れてしまう。従って、始終点メモリ7にはP2とP7の
点にのみ 1 が立てられることになる。この状態で塗
り潰しを行うことを考える。
まず、走査を行う矩形を画面全体7×6画素とする。ま
ずY=5の走査線では一切塗り潰しを行わない、y=4
の走査線では、始終点メモリを走査しても塗り潰し対象
画素は無いが、境界線メモリ8を辿ると、境界線となっ
ている画素があり、この点、P1+P8〜Pilに対し
て所定の色情報をフレームメモリ6に書込む。すなわち
、始終点メモリ7にて、奇数番目の 1 の点から次の
 1 までの点であるか、又は境界線メモリ8に 1 
が立っている点かの場合のいずれかの場合に、フレーム
メモリ6に対して書込みを行う。Y=3の走査線では、
R2とR7の間が塗られ、Y=2の走査線ではR3が、
Y=1の走査線では、P4〜P6が塗られる。”[’=
Qについては一点も塗られない。この結果の所望の図形
の塗り潰しが行われることになる。
前記特異点の除去に関して、極大点、極小点の判定は、
第4図(a)〜(イ)に示した6つの場合に集約するこ
とができる。第4図中の白丸は極大あるいは極小と判定
される点である。この判定は、一連の点列における各点
が次の点へ進む方向、すなわち、上向、下向および水平
と1つ前の点が刻点へ進んだ方向により行う。ただし、
点列が水平に進んだ時は、水平に進む直前の進行方向を
も加味して判定を行う。この判定法と前記縮退点の除去
法は直接本発明とは関係がないので説明を省略するが、
詳細については、前記特許出願明細書を参照されたい。
前記改良塗り潰し法では、複#:な形状の二次元図形を
高速に表示することが出来た。ところが、三次元図形の
場合、物体の隠にある物体の表示を抑止する隠面消去お
よび、物体に陰影付を行って立体感を出すシ二二ケ)シ
ンに行う必要がある。
隠面消去法として最も一般的であるZパンファ法を用い
た場合、塗り潰す各画素のZ座標(奥行き値)を塗り潰
し対象多角形の頂点のZ座標から補間して求める必要が
ある。また、一般的な輝度補間シェーディングを行う場
合、塗り潰し対象多角形の輝度から、塗り潰す各画素の
輝度を補間する必要がある。前記改良塗り潰し法にて、
塗り潰すべき画素か否かの判定は高速に行えるようにな
ったが、画素毎に前に述べたよりなZ座標の補間および
輝度の補間な表示図形の全頂点の値をもとに行う必要が
あり、塗り潰し速度を著しく低下させてしまう。また前
記補間処理を単純化し、高速化するため境界線上の点の
Z座標および輝度を記憶し、走査線と境界線の交点上の
Z座標および輝度から走査線上の点のZ座標および輝度
を補間する方法も考えられるが、始終点メモリ7および
境界線メモリ8の他にZ座標および輝度を記憶するメモ
リが必要となる。
なお、隠面消去およびシェーディングについては前掲フ
ォーり他の著書を参照されたい。
また、三次元CADでは円筒のパイプの側面に円筒を継
ぐような場合が多く、円筒、通常は円周方向に何分側し
た多面体で表現され、継ぎ目では円筒を構成する多角形
から継がる円筒の部分を取除いた形となり、凹多角形等
、複雑な形状の多角形が出来やす(、これを高速に表示
できることは重要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は隠面消去やシェーディングを必要とする
三次元図形の塗り潰しについては配慮されておらず、塗
り潰しに時間がかかる問題があった。また、上記塗り潰
しを高速化するためには、境界線上のZ座標および輝度
を記憶する必要があり、ハードウェア規模が大きくなる
問題があった。
本発明の目的は、凹多角形や中空きの多角形等複雑な形
状の三次元図形の塗り潰しを高速かつ小規模なハードウ
ェアで実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、各塗り潰し画素の
Z座標および輝度を指定する凸である9多角形と塗り潰
し領域を指定する境界線の両方な用い、塗り潰しを行う
もので、9凸多角形の内部の画素をスキャンコンバージ
タン法と同様の方法にて走査し、走査した画素点が塗り
潰し領域内か否かの判定は、従来の境界線を用いること
により達成される。ここで、9凸多角形をスキャンコン
バージタン法で塗る場合は、走査線と凸多角形の交点は
高々2個であり、凹多角形の場合に比べ、著しく簡単に
なる。
〔作用〕
第1図に本発明の塗り潰し法を示す。1は塗り潰し図形
の境界線QIQ2 、 Q2Q3 、 Q3Q4 、 
Q4Q1.2は9凸多角形V1.V2 、V3.V4.
3は走査線である。
9凸多角形2の頂点Vl、V2.V3.V4の座標値は
そhぞFLcXt、Yl、Zt)+ (X21Y21Z
2)p (Xs。
Y3 、Z3)オヨヒ(X41Y41Z4) テhル。
ス#+yコンバージ目ン法と同様の方法で、9凸多角形
2の最上部()””Y4 )から最下部(Y=Y2)ま
で、左側の辺から右側の辺の間を走査する。この時走査
の両端のX、X座標および輝度は、この走査線が交差す
る辺の両端点の値から線形補間にて求める。例えば走査
線3の左端の値は頂点Vlと頂点V2の値から線形補間
にて求める。さらに、走査線上の各点のZm標および輝
度は、走査線の両端の値から線形補間にて求めろ。
一方、本発明では走査線上の各点が、塗り潰すべき領域
内かどうかは、前記塗り潰し法と全(同様の方法で判定
する。もし、塗り潰すべき点である場合は、先に述べた
方法により求めたX座標とZバッファの値を比較して、
他の面に隠されていないと判定された時は、先に述べた
方法により求めた輝度をフレームメモリに書込む。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第5図〜第7図によ
り説明する。第5図(a)に本発明による塗り潰しを行
う三次元図形表示システムを示す。
4は図形データバッファで、三次図形の幾何情報を記憶
する。5は描画プロセッサで、本塗り潰し法による塗り
潰しを行う。6〜8は第2図に示した二次元図形システ
ムのものと同一のものである。すなわち、6はフレーム
メモリで、表示装置画面の各画素の輝度情報を記憶する
。7は始終点メモリで、塗り潰し領域の始終点を記憶す
る。8は境界線メモリで、塗り潰し領域の境界線を記憶
する。9はZバッフ1で、表示図形の各画素点の奥Mi
tM、すなわち2座標乞記憶し、次に同一画素点に他の
図形を書く場合、この図形の奥行き値と、zバッファ9
の値を比較して、より手前にある図形、具体的にはX座
標のより小さい図形の画素点を表示する、すなわち、隠
面消去のためのものである。描画プロセッサ5では、三
次元図形を取扱うため、三次図形の投影、シェーディン
グおよび隠面消去のための処理が必要となる。
第5図(h) K描画プロセッサ5の詳細な構成を示す
。51はマイクロプロセンサで、ローカルメモリ52上
のプログラム及びデータにより本塗り潰し処理を行う。
53は図形データバッファ制御回路で、マイクロプロセ
ッサ510指令で、図形データバッファからマイクロプ
ロセッサ51のレジスタあるいは、ローカルメモリ52
に図形データを読み出す処理を行う。54はメモリ制御
回路で、マイクロプロセッサ510指令で、フレームメ
モリ6、始終点メモリ7、境界線メモリ8あるいはZバ
ッファとマイクロプロセッサ51のレジスタあるいはロ
ーカルメモリ52間でデータの転送を行う処理を行う。
55は、マイクロプロセッサ51.ローカルメモIJ 
52 。
図形データバッファ制御回路53およびメモリ制御回路
54を結ぶ内部バスである。
さて、第1図の表示図形を例にとり、本塗り演法を説明
する。まず表示図形の指定は以下のように行う。
M−AREA−DEF (Vl、11 、 I2,12
 、 I3,13. I4.I4) (α)POLY−
LINE(Ql、Q2.Q3.Q4.Ql)   (A
IPART I T I ON           
   (c)POLY LINECQs、Qe、Ch、
Q5)     (d)AREA−DEF−END  
         (g)(α)は9凸多角形V1+ 
’2 +メ3.V4を定義するとともに、本塗り潰し領
域の定義開始を宣言する。(b)は境界線QIQ2. 
Q2Q3 、 Q3Q4 、 に’4Q1の定義を行う
。境界線は閉じていることが必要である。(C)は複数
の境界線がある場合の境界線の区切りを示す。なお、境
界線が閉じていれば、1つの境界線を複数の線分指定の
列として定義してもよい。fd)は境界線の定義である
。(J)は本塗り潰し領域の定義終了の宣)言である。
なお、第1図の例では(C)および(d)は不要である
通常この指定はホスト計算機(図示せず)の三次元CA
Dアブケージタンプログラム等(図示せず)により行わ
れ、ホスト計算機から、表示図形に関するデータが第9
図に示したコマンドの形式で、図形データバッファ4に
送られ記憶される。
第9図の41は9凸多角形の定義コマンドで、411に
この旨を示すオペレージ肩ンコード、412に9凸多角
形の頂点数、413〜415には頂点の座標および輝度
を記憶する。すなわち、4121には第一頂点のX座標
、4122には同Y座標、4123には同Z座標、41
24には同輝度がそれぞれ記憶される。414〜415
の形式も、413同様である。
42に線分列すなわちポリラインのコマンド形式を示す
。421にポリラインであることを示すオペレージ層ン
コード、422には頂点の数、423〜425には頂点
の座標が記憶される。423には、4231にX座標、
4232にX座標、4233にX座標の形式で頂点の座
標が記憶される。43は境界線区切コマンドで、431
にこの旨を示すオペレージ曹ンコートカ記憶される。4
4に定義終了コマンドで、441にはこの旨を示すオペ
レーションコードな記憶する。
描画プロセッサ5すなわち、マイクロプロセッサ51は
、図形データバッファ4に保持された前記コマンドを図
形データバッファ制御回路53を介して取込み、第6図
に示した手順300に従って、塗り潰しを行う。この際
、第8図に示したローカルメモリ52上のテーブルを用
いる。
第8図において、15は後に述べる左辺列の頂点の座標
を記憶するテーブル、左辺座標列テーブルで151に左
辺列の第1の頂点すなわち、−基土にある頂点のx、y
、X座標が記憶される。以後上の頂点から順番に左辺列
の頂点の座標が152〜154に記憶される。16は右
辺座標列テーブルで、後に述べる右辺列の頂点の座標を
、左辺座標列テーブルと同様に上の頂点から順番に16
1〜164に記憶する。17は左辺輝度列テーブルで、
左辺列の頂点の輝度を、上の頂点から順番に171〜1
74に記憶する。18は右辺輝度列テーブルで、右辺列
の頂点の輝度を、上の頂点から順に181〜184に記
憶する。10は処理中右辺番号エリアであり、処理中の
走査線と交わる右辺の番号(上から1.2.3と番号付
けられている)を保持する。第8図に示したように該当
辺の上側の頂点の右辺座標列テーブル16および右辺輝
度列テーブル18のエントリを指していることになる。
11は処理中左辺番号エリアで、処理中の走査線と交わ
る左辺の番号を保持する。12は処理中走査線X座標エ
リアで、処理中の走査線のX座標を保持する。13は最
終走査線X座標エリアで、走査処理の終了を知るための
もので最終走査線、すなわち処理すべき最も下の走査線
のX座標を保持する。14は走査線上を処理している点
のX座標を保持する。
19は走査線左端座標テーブルで、処理中の走査線ト左
辺トノ交点ノx 、 Zmmヲ191 、1921C保
持する。20は走査線右端座標テーブルで、処理中の走
査線と右辺との交点のX、X座標を201 、202に
保持する。21は走査線左端輝度エリアで、処理中の走
査線と左辺との交点の輝度で、この辺の両端の輝度から
計算される値を保持する。22は走査線右端輝度エリア
で、処理中の走査線と右辺との交点の輝度を保持する。
ここで、処理中走査線X座標エリア12および処理中X
座標エリア14にて指定される画素に対して、走査線左
端座標テーブル19、走査線左端輝度エリア21.走査
線右端座標テーブル20.走査線右端輝度エリア22の
内容から、補間処理によりこの画素のX座標および輝度
が得られ、塗り潰しが可能であることは言うまでもない
さて、第6図の301で、始終点メモリ7に対して、前
記塗り潰し法に従って塗り潰し領域(h T Q2゜Q
3 、 Q4の始終点をメモリ制御回路54を経由して
設定する。302にて、境界線メモリ8に対して塗り潰
し領域の境界線QIQ2 、 Q2(23、(hQa 
、 Q4Q1をメモリ制御回路54を経由して書込む。
303では9凸多角形2(Vl、V2.〆31 V4 
)を、第7図(α) 、 (A)にそれぞれ示したよう
に、左側の辺の列、左辺列と右側の辺の列、右辺列に分
離して、左辺列の頂点V4゜Vl s V2の座標?:
第8図の左辺座標列テーブル15にX座標の大きい順、
すなわち、上の頂点から順に設定する。151にはV4
の座標、152にはV】の座標。
153にはV2の座標をそれぞれ設定する。また左辺列
の頂点V4 + Vl + V2の輝度14.11. 
I2を第8図の左辺輝度列テーブル17に座標の場合と
同じ順序で設定する。すなわち、171には14.17
2には11゜173にはI2をそれぞれ設定する。右辺
列についても同様に、V4 + V3 、’2の座標を
右辺座標列テーブル16に、輝度I4.I3.I2を右
辺輝度列テーブル18に設定する。
304にて、処理中左辺番号エリア10および処理中左
辺番号エリア11に最初の辺であることを示す1 を設
定する。305にて、塗り潰し処理を行う最初の走査線
、すなわち最も上の走査線のX座標、これは左辺列の第
1頂点のX座標となるが、この値を処理中走査線X座標
エリア12に設定する。306にて最終走査線のX座標
、これは左辺列の最終頂点のX座標となるか、この値を
最終走査線X座標エリア13に設定する。
307にて処理中走査線X座標エリア12で指定される
走査線と処理中左辺番号エリア11にて指定される左辺
と交わる点のX、X座標を前記辺の両端の座標(これは
、左辺座標列テーブル15に保持されている)から補間
にて求め、走査線左端テーブル19に設定する。308
にて左辺の場合と同様の方法により、処理中の走査線と
右辺との交点の座標を求め、これを走査線右端座標テー
ブル20に設定する。309では、307にて求めた処
理中の走査線と左辺との交点の輝度を、この左辺の両端
の輝度から補間にて求め、走査線左端輝度エリア21に
設定する。ここでこの左辺の両端の輝度は、処理中左辺
番号エリア110指示している左辺輝度列テーブル17
のエントリと次のエントリから得られる。
310では、309と同様の方法で、処理中の走査線と
右辺の交点の輝度を求め、走査線右端輝度エリア22に
設定する。311にて、処理中X座標エリア14に対し
て、一番最初に処理する画素のX座標、すなわち、走査
線左端X座標エリア191の内容を設定する。
312にて、処理中X座標エリア14にて指定される画
素のX座標を、処理中の走査線の両端のX座標(これは
、走査線右端座標テーブル19と走査線右端座標テーブ
ル20に保持されている)から補間にて求める。313
にて、処理対象画素の輝度を、312と同様に、走査線
左端輝度エリア21および走査線右端輝度エリア22の
内容から補間にて求めろ。
続いて、314では、従来の塗り潰し方法と同様に、始
終点メモリ7および境界線メモリ8をメモリ制御回路5
4経由で参照して、対象面が、塗り潰し領域内の点であ
るか判定する。もし、領域外であれば、315および3
16の処理をスキップする。315では、312で求め
た対象画素の2座標と、メモリ制御回路54経由で読み
込んだZバック7上の対象画素の値を比較し、Zバッフ
ァの値が大きい場合すなわち、前に書かれた図形の方か
、今、書こうとする図形より英にある場合は、2パンフ
7の内容を書込もとしている画素のX座標の値に更新し
、316へ進む。Zバッファの値の方が小さい場合は、
316の処理をスキップする。316では、313で求
めた輝度をフレームメモリ6にメモリ制御回路54経由
で書込む。処理中の走査線上の次の画素の処理に進むた
め、317にて、処理中X座標エリア14の内容を+1
だけ更新する。318にて、処理中の走査線上の全画素
の処理が終ったかどうかを、処理中X座標エリア14の
内容が、走査線右端X座標エリアの内容を越えたかどう
かで判定する。もし越えている場合は、319に進み、
越えていない場合は、312に戻り、同一走査線上の右
隣の画素の処理を行う。319では、処理中走査X座標
エリア12の内容を−1更新し、直ぐ下の走査線の処理
に移る。320にて、全ての走査線の処理が終了したか
どうかを判定する。これは319にて更新した処理中走
査線X座標エリア12の内容が最終走査線X座標エリア
13の内容より小さいかどうかで判定する。もし、小さ
い場合は塗り潰し処理が終了したことを示し終了する。
そうでない時は、321へ進み処理中の左辺が更新され
るかどうかを判定し、更新される場合、処理中左辺番号
エリア11の内容を+1だけ更新する。この判定は、処
理中の左辺(処理中左辺番号エリア11により指されて
いる。)の下端のX座標が、319で更新された処理中
走査線X座標エリア12の内容より大きい場合、更新と
判定する。同様に、必要ならば処理中右辺番号エリア1
0を更新する。321から307へ戻り、新しい走査線
の処理に移る。
このように9凸多角形の上端から、左辺、右辺を更新し
なから頴次、下端まで走査線の処理を行うことにより、
所望の領域を隠面消去およびシェーディングを施して塗
り潰すことができる。
ここで、隠面消去やシェーディングを行うために用いた
母図形は、凸多角形であったが、これを同筒形や球面な
ど内部の点の座標が幾何情報から比較的容易に求めるこ
とが可能で、またシェーディングのため輝度の計算がで
きるものであれば、どんな母図形でも本発明を適用でき
る。また、本実施例では、シェーディングは、9凸多角
形の頂点の輝度から内部を線形補間して求める輝度補間
シェーディングと呼ばれるものであるが、9凸多角形の
頂点の法線ベクトルから各画素の法線ベクトルを補間に
℃求め、この法線と光源方向、視点方向を用いて各画素
の輝度を計算する法線補間シェーディングに対しても、
本発明を適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、凹条角形、自分自身で交差した図形あ
るいは中抜きのある図形等複雑な形状をした三次元図形
を、隠面消去およびシェーディングを施した場合にも、
高速に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の塗り潰し法を示した図、第2図は従来
の塗り潰し法を用いた二次元図形表示システムを示す図
、第3図は従来の塗り潰し法で用いた始終点メモリと境
界線メモリの内容、第4図は極太、極小の判定を示した
図、第5図は本発明の塗り潰しを行う三次元図形表示シ
ステムを示す図、第6図は本発明の塗り潰し処理手順を
示す70−チャート、第7図は9凸多角形の左辺列およ
び右辺列を示す図、第8図は本発明の塗り潰し処理で用
いろテーブル、第9図は塗り潰しのためのコマンドの形
式を示す図である。 1・・・塗り潰し図形の境界線、 2・・・9凸多角形、  3・・・走査線、4・・・図
形データバッファ、 5・・・描画プロセッサ、6・・・フレームメモリ、7
・・・始終点メモリ、 8・・・境界線メモリ、9・・
・Zバッファ、 300・・・塗り潰し処理フローチャート。 −一、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二次元領域の境界線位置を入力情報として、その内
    部を塗り潰す三次元図形塗り潰し方式において、母図形
    の情報と該母形上の塗り潰し対象領域を示す境界線の情
    報を入力し、隠面消去のための塗り潰し画素の奥行情報
    の算出およびシェーディングのための塗り潰し画素の輝
    度の算出を前記母図形の情報をもとに行い、塗り潰すべ
    き領域内の画素であるか否かの判定は前記境界線の情報
    をもとに行うことを特徴とする三次元図形塗り潰し方式
    。 2、前記母図形を凸多角形であるとしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の三次元図形塗り潰し方式
    。 3、前記母図形を走査し、前記境界線の情報をもとに塗
    り潰し画素を求めることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の三次元図形塗り潰し方式。
JP61151675A 1986-06-30 1986-06-30 三次元図形塗り潰し表示装置 Expired - Lifetime JPH0752470B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1612054A1 (en) 2004-07-02 2006-01-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Inkjet recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129897A (ja) * 1983-01-17 1984-07-26 アディジ インコ−ポレ−テッド 三次元表示システム

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