JPS638851B2 - - Google Patents
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- JPS638851B2 JPS638851B2 JP52155270A JP15527077A JPS638851B2 JP S638851 B2 JPS638851 B2 JP S638851B2 JP 52155270 A JP52155270 A JP 52155270A JP 15527077 A JP15527077 A JP 15527077A JP S638851 B2 JPS638851 B2 JP S638851B2
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- Japan
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- wire
- precious metal
- pipe
- brazing
- noble metal
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- Expired
Links
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Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、装飾用ろう芯入貴金属線の製造方法
に係るものである。
に係るものである。
従来から腕輪、指輪、ネツクレス等の装飾用リ
ングの接合方法の１つに、予め内部にろう材を挿
入したろう芯入貴金属線をリング状に突き合せ、
内部のろう材を溶かしてろう付けする方法があ
る。
ングの接合方法の１つに、予め内部にろう材を挿
入したろう芯入貴金属線をリング状に突き合せ、
内部のろう材を溶かしてろう付けする方法があ
る。
ところで、腕輪、指輪、ネツクレス等の装飾用
リングとしての価値は、金や白金等の貴金属の品
等（純度）の高いもの程価値があるもので、その
為に貴金属線の内部に挿入されたろう材の径に対
し、貴金属線の径の比は大きいろう芯入貴金属線
が必要であるが、第１図に示すように肉厚の厚い
貴金属パイプ１中に細い線状のろう材２を挿入
し、伸線加工すると、外側の貴金属パイプ１が主
に加工され、内部のろう材２が外側の貴金属パイ
プ１の加工に追従できず、内部のろう材２が断線
してしまい、必要とするろう芯入貴金属線を製造
することが極めて困難であつた。
リングとしての価値は、金や白金等の貴金属の品
等（純度）の高いもの程価値があるもので、その
為に貴金属線の内部に挿入されたろう材の径に対
し、貴金属線の径の比は大きいろう芯入貴金属線
が必要であるが、第１図に示すように肉厚の厚い
貴金属パイプ１中に細い線状のろう材２を挿入
し、伸線加工すると、外側の貴金属パイプ１が主
に加工され、内部のろう材２が外側の貴金属パイ
プ１の加工に追従できず、内部のろう材２が断線
してしまい、必要とするろう芯入貴金属線を製造
することが極めて困難であつた。
ところで、上記のようにろう材２の径に対し貴
金属パイプ１の外径の比が大きい場合、パイプ１
のみが加工され、ろう材２がそれに追従しないの
は、ろう材２とパイプ１が充分接合されていない
為である。
金属パイプ１の外径の比が大きい場合、パイプ１
のみが加工され、ろう材２がそれに追従しないの
は、ろう材２とパイプ１が充分接合されていない
為である。
本発明はこの点に着目して、前記問題点を解決
すべくなされたものである。
すべくなされたものである。
本発明の装飾用ろう芯材入貴金属線の製造方法
は、第２図に示す如く外径の内径に対する比があ
まり大きくない貴金属パイプ３内に、該パイプの
内径よりも僅かに小径で且つ前記貴金属よりも融
点の低い線状のろう材４を挿入し、伸線加工、熱
処理を繰返し行つて貴金属パイプ３とろう材４と
を十分接合して第３図に示す如くろう芯入貴金属
線５を作り、然る後このろう芯入貴金属線５を第
４図に示す如く前記貴金属パイプ３と同一の貴金
属パイプ３内に挿入し、伸線加工、熱処理を繰返
し行つて第５図に示す如く所要の線径のろう芯入
貴金属線６を作るものである。
は、第２図に示す如く外径の内径に対する比があ
まり大きくない貴金属パイプ３内に、該パイプの
内径よりも僅かに小径で且つ前記貴金属よりも融
点の低い線状のろう材４を挿入し、伸線加工、熱
処理を繰返し行つて貴金属パイプ３とろう材４と
を十分接合して第３図に示す如くろう芯入貴金属
線５を作り、然る後このろう芯入貴金属線５を第
４図に示す如く前記貴金属パイプ３と同一の貴金
属パイプ３内に挿入し、伸線加工、熱処理を繰返
し行つて第５図に示す如く所要の線径のろう芯入
貴金属線６を作るものである。
本発明における外径の内径に対する比があまり
大きくない貴金属パイプとは、伸線加工時にパイ
プと一緒に芯材も加工され芯材の加工がパイプの
加工に追従する場合のパイプを云う。勿論この場
合のパイプの外径の内径に対する比は、それ自体
の材質、芯材の材質、伸線加工時のリダクシヨン
等によつて異なるものである。
大きくない貴金属パイプとは、伸線加工時にパイ
プと一緒に芯材も加工され芯材の加工がパイプの
加工に追従する場合のパイプを云う。勿論この場
合のパイプの外径の内径に対する比は、それ自体
の材質、芯材の材質、伸線加工時のリダクシヨン
等によつて異なるものである。
次に本法の具体的な実施例について説明する。
白金−12w／ｏパラジウム合金の外径10φmm内
径3.6φmmのパイプ内に、金−10w／ｏニツケルの
外径3.4φmmの線状のろう材を第２図の如く挿入
し、伸線加工、熱処理を繰返し行つて外径3.4φmm
の第３図の如きろう芯入貴金属線を得た。このろ
う芯入貴金属線を前記パイプと同種のパイプ内に
第４図の如く挿入し、伸線加工、熱処理を繰返し
行つて外径0.4φmm、ろう材直径0.08φmmの白金品
位85％の第５図の如きろう芯入貴金属線を得た。
径3.6φmmのパイプ内に、金−10w／ｏニツケルの
外径3.4φmmの線状のろう材を第２図の如く挿入
し、伸線加工、熱処理を繰返し行つて外径3.4φmm
の第３図の如きろう芯入貴金属線を得た。このろ
う芯入貴金属線を前記パイプと同種のパイプ内に
第４図の如く挿入し、伸線加工、熱処理を繰返し
行つて外径0.4φmm、ろう材直径0.08φmmの白金品
位85％の第５図の如きろう芯入貴金属線を得た。
このろう芯入貴金属線を使用してネツクレス用
のチエンを作る為に、該貴金属線を一定長さに順
次切断し、この切断した多数の貴金属線をリング
に曲成しつつ順次連結し、これを電気炉内で加熱
したところ、各リングは完全に接合できた。
のチエンを作る為に、該貴金属線を一定長さに順
次切断し、この切断した多数の貴金属線をリング
に曲成しつつ順次連結し、これを電気炉内で加熱
したところ、各リングは完全に接合できた。
一方本発明の装飾用ろう芯入貴金属線の製造方
法に対し、従来の方法により前記実施例と同じろ
う芯入貴金属線を作る為に、白金−12w／ｏパラ
ジウムの外径10φmm、内径2φmmのパイプ内に、金
−10w／ｏのニツケルの外径1.8φmmの線状のろう
材を挿入し、伸線加工、熱処理を繰返したとこ
ろ、外径5φmmに伸線された時点でろう材が断線
し、それ以降伸線加工することが不可能であつ
た。
法に対し、従来の方法により前記実施例と同じろ
う芯入貴金属線を作る為に、白金−12w／ｏパラ
ジウムの外径10φmm、内径2φmmのパイプ内に、金
−10w／ｏのニツケルの外径1.8φmmの線状のろう
材を挿入し、伸線加工、熱処理を繰返したとこ
ろ、外径5φmmに伸線された時点でろう材が断線
し、それ以降伸線加工することが不可能であつ
た。
以上の説明で明らかなように本発明の装飾用ろ
う芯入貴金属線の製造方法によれば、中心のろう
材に対し外側貴金属の量比の高いものの製造が容
易であることが判る。またこのように外側貴金属
の量比が高いことは貴金属装飾品の品位の向上に
寄与でき、接合時のろう材のはみ出し、飛び散り
等の防止にも効果がある。
う芯入貴金属線の製造方法によれば、中心のろう
材に対し外側貴金属の量比の高いものの製造が容
易であることが判る。またこのように外側貴金属
の量比が高いことは貴金属装飾品の品位の向上に
寄与でき、接合時のろう材のはみ出し、飛び散り
等の防止にも効果がある。
第１図は従来の製造方法における伸線加工前の
ろう芯入貴金属線の断面図、第２図乃至第５図は
本発明の製造方法の各工程におけるろう芯入貴金
属線の断面図である。 ３……貴金属パイプ、４……ろう材、５，６…
…ろう芯入貴金属線。
ろう芯入貴金属線の断面図、第２図乃至第５図は
本発明の製造方法の各工程におけるろう芯入貴金
属線の断面図である。 ３……貴金属パイプ、４……ろう材、５，６…
…ろう芯入貴金属線。
Claims (1)
- １ 外径の内径に対する比があまり大きくない貴
金属パイプ内に、そのパイプ内径よりも僅かに小
径で且つ前記貴金属よりも融点の低い線状のろう
材を挿入し、伸線加工、熱処理を繰返し行つて貴
金属パイプとろう材とを接合してろう芯入貴金属
線を作り、然る後そのろう芯入貴金属線を前記貴
金属パイプと同種の貴金属パイプ内に挿入し、伸
線加工、熱処理を繰返し行つて所要の線径のろう
芯入貴金属線を作ることを特徴とする装飾用ろう
芯入貴金属線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15527077A JPS5487661A (en) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | Production of precious metal wire containing decorative solder core |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15527077A JPS5487661A (en) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | Production of precious metal wire containing decorative solder core |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5487661A JPS5487661A (en) | 1979-07-12 |
| JPS638851B2 true JPS638851B2 (ja) | 1988-02-24 |
Family
ID=15602227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15527077A Granted JPS5487661A (en) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | Production of precious metal wire containing decorative solder core |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5487661A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5677015A (en) * | 1979-11-30 | 1981-06-25 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | Manufacture of pipe with thick wall and small inner diameter |
| JPS58157590A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-19 | Tokuriki Honten Co Ltd | 環状体接合用貴金属クラツド素材 |
| JPS6192770A (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 | Fujikura Ltd | デイツプフオ−ミング法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49107175A (ja) * | 1973-02-12 | 1974-10-11 |
-
1977
- 1977-12-23 JP JP15527077A patent/JPS5487661A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49107175A (ja) * | 1973-02-12 | 1974-10-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5487661A (en) | 1979-07-12 |
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