JPS6388212A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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Publication number
JPS6388212A
JPS6388212A JP23306786A JP23306786A JPS6388212A JP S6388212 A JPS6388212 A JP S6388212A JP 23306786 A JP23306786 A JP 23306786A JP 23306786 A JP23306786 A JP 23306786A JP S6388212 A JPS6388212 A JP S6388212A
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JP
Japan
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temperature
heat
exhaust gas
heat exchanger
valve body
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Pending
Application number
JP23306786A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Nozaki
野崎 敏弘
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6388212A publication Critical patent/JPS6388212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F27/00Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus
    • F28F27/02Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus for controlling the distribution of heat-exchange media between different channels

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は熱交換器に関し、特に、これに限る意図ではな
いが、燃焼排ガスを所定温度範囲まで冷媒で冷却しこの
冷媒の吸収熱を暖房などに使用する省エネルギー熱交換
装置に関する。
(従来の技術) この種の熱交換装置は、多管式熱交換器など良く知られ
たものがある。多管式熱交換器は、与熱流体入口および
出口、それぞれが与熱流体入口と出口を結ぶ流体通路を
有する複数個の管体、ならびに、該複数個の管体の外側
面に接する空間に連通した受熱流体入口および出口を有
する。与熱流体入口には、燃焼排ガスが供給され、受熱
流体入口には冷媒(例えば水)が供給され、受熱流体出
口で回収した冷媒は、例えば暖房用ボイラ又は放熱器に
供給される。
自動車においては、エンジン排気系(例えばマフラ)の
過熱防止、車内暖房などの目的、あるいはその他の目的
で、エンジン排ガスの冷却あるいは熱回収が行なわれる
。このため、エンジンのエギゾーストマニホールドとマ
フラの間に熱交換器が配置され、この熱交換器に冷媒と
して水が供給され、望ましい態様ではこの水が車内暖房
用の放熱器に供給される。
マフラの熱歪や酸化による物理的な劣化を低減するため
には、エンジン排ガスを低温に冷却するのが良いが、例
えば120°C以下では排ガス中の水分が液化して、こ
れがマフラなどの腐蝕を早めるという問題がある。一方
、車の排ガス量は運転状態と道路状態により大きく変動
する。
(発明が解決しようとする問題点) このため従来においては、エンジンのエギゾーストマニ
ホールドと排気マフラの間に、熱交換能力の低い熱交換
器を用いた場合には、低負荷運転(アイドリング時や低
車載重量での平担路の中速定速走行など)では、排ガス
を所要温度範囲に冷却しかつ所要の低量熱回収を行なう
が、高負荷運転(高速走行、高車載重量、登り坂路走行
等)では。
排ガス流路が多く、排気ガスの十分な冷却、又は。
排気ガスの熱の十分な回収が行なわれない。高負荷条件
に適合する、熱交換能力が比較的に高い熱交換器を用い
た場合には、低負荷運転時に、排ガスの冷却による温度
低下が大きく排ガス中の水分が液化して多量の水を生じ
てこれがマフラなどの腐蝕を早めるし、また、高負荷運
転時には、熱回収量が低いという問題もある。
本発明はエンジンの排気ガスなど、流量および含熱量の
変動が大きい与熱流体に対して、その温度を所定範囲に
冷却し、しかも可及的に高い熱回収を行なう熱交換装置
を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明熱交換装置は、与熱流
体入口および出口、それぞれが与熱流体入口と出口を結
ぶ流体通路を有する複数個の管体。
ならびに、該複数個の管体の少なくとも一部分のものの
外側面に接する空間に連通した受熱流体入口および出口
を有する熱交換器;前記複数個の管体の所定個数のもの
の流体通路を開閉する通路開閉手段;該通路開閉手段を
開閉駆動する駆動手段;前記熱交換器を通った与熱流体
の温度を検出する温度センサ;および、該温度センサが
検出した温度に対応して、該受熱流体通流空間に接する
管体を通る与熱流体流量を多くし又は前記所定個数の管
体の与熱流体流量を多くする方向に、前記駆動手段を付
勢し、低いときには該方向とは逆の方向に付勢する開閉
制御手段;を備える。
(作用) これによれば1例えばエンジンのエギゾース1−マニホ
ールドとマフラの間にこれを配設した場合。
熱交換器を通った徘ガス温度が高くなると、すなわち排
ガス流量および含熱量が大きいとき、熱交換管体を通る
排ガス量を多くする方向、又は、実質上熱交換を行なう
管体の数を多くする方向、に通路開閉手段が駆動されて
熱交換器の交換能力が大きくなり、排ガス温度が低くな
りしかも熱回収量が多くなる。熱交換器を通った排ガス
温度が低くなると、すなわち排ガス流量および含熱量が
小さくなると、熱交換管体を通る排ガス亀を少くする方
向、又は、実質上熱交換を行なう管体の数を少くする方
向、に通路開閉手段が駆動されて熱交換器の交換能力が
小さくなり、排ガス温度が高くなる。したがって、排ガ
ス流量の変動にもかかわらず、熱交換器から出る排ガス
の温度が所定範囲のものとなり、しかも、排ガスの熱回
収効率が高く維持される。
本発明の第1実施例では、熱交換器は受熱流体通流空間
との接触率が高い熱交換管体と、接触率が低いバイパス
管体を有するものとし、通路開閉手段はバイパス管体の
流体通路を開閉するものとし、開閉制御手段は、温度セ
ンサが検出した温度に対応して、それが高いときには、
通路開閉手段を閉とする方向に駆動手段を付勢し、低い
ときには、通路開閉手段を開とする方向に駆動手段を付
勢するものとする。
これによれば、熱交換器を出る排ガスの温度が高いとき
には、バイパス管体が通路開閉手段で閉じられて、排ガ
スのバイパス量が減り、熱交換器の交換能力が高くなっ
て、熱回収量が多くなり。
排ガスの温度が低下する。熱交換器を出る排ガスの温度
が低くなると、バイパス管体が通路開閉手段で開かれて
、排ガスのバイパス量が増え、熱交換器の交換能力が低
くなって、排ガスの温度が上昇(バイパスしないときよ
りも上昇)する。このようにして高負荷運転および低負
荷運転のいずれにおいても(マフラに排出される)排ガ
ス温度が所定範囲内となり、かつ高負荷運転時の熱回収
量が多くなる。
本発明の第2実施例では、熱交換器は、その管体のすべ
てが実質上同じ接触率で受熱流体通流空間に接触するも
のとし1通路開閉手段は管体の一部のものの流体通路を
開閉するものとし、開閉制御手段は、温度センサが検出
した温度に対応して、それが高いときには、通路開閉手
段を開とする方向に駆動手段を付勢し、低いときには、
通路開閉手段を閉とする方向に駆動手段を付勢するもの
とする。
これによれば、熱交換器を出る排ガスの温度が高いとき
には、通路開閉手段が開駆動されて熱交換管体のすべて
が熱交換に寄与して、熱交換能力が高くなって、熱回収
量が多くなり、排ガスの温度が低下する。熱交換器を出
る排ガスの温度が低くなると、熱交換管体の一部のもの
が通路開閉手段で閉じられて、実質上熱交換に寄与する
管体数が少くなり、熱交換器の交換能力が低くなって、
排ガスの温度が上昇する。このようにして高負荷運転お
よび低負荷運転のいずれにおいても(マフラに排出され
る)排ガス温度が所定範囲内となり。
かつ高負荷運転時の熱回収量が多くなる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(第1実施例) 第1a図に本発明の第1実施例を示す。この例では、エ
ンジンのエギゾーストマニホールド(図示せず)よりエ
ンジンの排ガスが熱交換器1の入口9に排出される。排
ガスは、熱交換用管体131゜132.133および1
34を通って排ガス出口10からマフラ7に出る。熱交
換用管体131〜134は熱交換器1の外ケースで取り
囲まれた水冷空間に接している。14は仕切板であり、
水冷空間の上側を左右に2分している。冷却水入口から
水冷空間に入った水は、熱交換用管体131〜134に
接触して排ガスの熱を吸収し冷却数量口12から出る。
車内の暖房が行なわれるときには車内の放熱器(図示せ
ず)に、出口12から出た水が供給され、放熱器から出
た水が入口11に供給される。暖房が行なわれていない
ときには、出口12から出た水は、車室外の放熱器(図
示せず)に供給されこの放熱器から出た水が入口11に
供給される。排ガス人口9と排ガス出口10の間はバイ
パス管2でつながれており、このバイパス管2は水冷空
間に接していない。したがって冷却水に対する熱交換は
実質上行なわない。
バイパス管2に回転弁体3が装着されている。
回転弁体3の回転軸には、バイパス管2の外部において
、減速機4Rの出力軸が固着されている。
減速機4Rの入力軸には直流モータ4Mの回転軸が結合
されている。直流モータ4Mが正転すると回転弁体3が
反時計方向に回転する。弁体3が図示実線位置にあると
きにバイパス管2は全開であり、排ガスは熱交換用管体
131〜134のみを通ってマフラ7に流れ、このとき
熱交換器1の熱交換能力が最高である。直流モータ4M
を正転させて、弁体3を図示実線位置(全開)より反時
計方向に略45°回転させると、弁体3がバイパス管2
の管軸に平行(全開)となり、排ガスの多くが、バイパ
ス管2を通って出口lOに至るので、このとき熱交換器
1の熱交換能力が最低である。。
熱交換用管体131〜134を通った低温排ガスとバイ
パス管2を通った高温排ガスとは、出口10およびマフ
ラ7を通る間に混り合う。
マフラの出口につながった排気管8には熱電対6が装着
されており、これが排気管8を流れる排ガスの温度を検
出する。
弁体3を駆動する軸には、弁体3の開閉検出用のカム4
Cが固着されており、その周縁部に2個のマイクロスイ
ッチSc(全閉検出用)およびSo(全開検出用)が配
置されている。
熱電対6およびスイッチSc、Soが開閉制御装置5に
接続されている。装置5は、概略で言うと。
熱電対6で検出した温度Bを、装置5に設定された温度
A(例えば120℃前後)と比較して、B>Aのときに
は弁体3を全閉(モータ4Mを逆転付勢)とし、B:5
Aのときには弁体3を全開(モータ4Mを正転付勢)す
る。
第1b図に開閉制御装置5の構成を示し、また、カム4
Cの形状とスイッチSc、Soの配置位置を示す。カム
4Cには、略45′ (弁体3の回転範囲)の凹所が形
成されており、弁体3が時計方向(モータ逆転)の回転
で第1a図に示す全閉位置(実線)になったとき、凹所
の立上り4CcでスイッチScが開(出力H)から閉(
出力し)になる。
弁閉位置から1反時計方向(モータ正転)の回転で弁体
3が全開(第1a図に点線で示す)になったとき、凹所
の立上り4CoでスイッチSOが開(出力H)から閉(
出力し)になる。
第1b図に示す開閉制御装置5の増幅器5spは、熱電
対6の発生電位(検出温度対応)を増幅しかつ波形整形
して、検出温度対応の電圧Bを発生する。一方可変抵抗
5vrにより、120℃を中心値とする設定温度を示す
電圧Aが発生され、電圧BとAが比較器5cmに与えら
れる。比較器5c+sは、B〉Aのときに高レベルH(
検出温度が設定温度より高い)を、B≦Aのときに低レ
ベルL(検出温度が設定温度以下)を発生する。この2
値信号は、立上り時定数dTr(充電時定数)および立
下り時定数dTt、(放電時定数)を有する遅延回路5
dyに与えられる。遅延回路5dyは、上記時定数を有
するので、2値信号がLからHに立上っても。
それからHがdTr継続しなければHを出力しない。ま
たHからLに立下っても、それからしがdTt継続しな
ければLを出力しない。このような遅延は、検出温度B
が設定温度Aのあたりにあるときの、弁体3のひんばん
な開閉駆動の繰り返しを防止するためである。
遅延回路5dyの出力がH(排ガス温度が高い)であっ
て、しかもスイッチScがHを出力している(弁体3が
全開でない)と、アンドゲート5rdの出力がH(逆転
指示)であって、モータドライバ5mdが、モータ4M
に逆転付勢通電し、弁体3が反時計方向に回転し、弁体
3が全閉となってスイッチScの出力がHからLになっ
たときに、アンドゲート5rdの出力がHからL(逆転
停止)となり、モータ4Mの逆転付勢が止まる。これに
より、バイパス管2が全開となり、排ガスが熱交換用管
体131〜134のみを通過し、交換器1において冷却
水が多量の熱を吸収するので、熱電対6が検出する排ガ
ス温度が低下する。
遅延回路5dyの出力がL(排ガス温度が低い)であっ
て、しかもスイッチSOがHを出力している(弁体3が
全開でない)と、アンドゲート5ndの出力がH(正転
指示)であって、モータドライバ5n+dが、モータ4
Mに正転付勢通電し、弁体3が時計方向に回転し、弁体
3が全開となってスイッチSOの出力がHからLになっ
たときに、アンドゲート5ndの出力がHからL(正転
停止)となり、モータ4Mの正転付勢が止まる。これに
より、バイパス管2が全開となり、排ガスがバイパス管
2にも流れて熱交換用管体131〜134を通る排ガス
流量が低下し、交換器工において冷却水が小量の熱しか
吸収しないので、熱電対6が検出する排ガス温度が上昇
する。
このようにして、設定温度A(例えば120℃)を境に
、熱電対6の検出温度がそれより高いときには弁体3が
バイパス管2を閉じ、低いときには開く。熱電対6によ
り検出点での排ガス温度が設定温度A近くのときには、
該排ガス温度のわずかな変動により、あるいはエンジン
の負荷状態のわずかな変動により、極く短時間で弁体3
が開閉駆動されるのを防ぐために、すなわち、弁体3の
駆動回数を低くしかつ振動的な駆動を防止するために。
遅延回路5dyが介挿されている。この遅延回路5dy
により、弁体3の開から閉への切換えは、閉が必要な状
態が連続してdTrの間継続してから始めて開始され、
弁体3の閉から開への切換えは、開が必要な状態が連続
してdTtの間継続してから始めて開始される。長時間
の時間軸で見ると、この実施例では、弁体3の開閉デユ
ーティ制御で徘ガス温度が設定値Aに維持される(排ガ
ス温度Bの時系列平均値=設定値A)と言うことができ
る。
(第2実施例) 第2a図に本発明の第2実施例を示す。この例では、熱
交換器1にはバイパス管は無く、熱交換用管体13+〜
134の2つ133,134を1個の回転弁体3で開閉
するようにしている。この第2実施例では、弁体3で管
体133,134を全閉とすることにより、排ガスが残
りの管体131゜132のみを流れて、熱交換器1の熱
交換能力は実質上管体131,132のみのものとなっ
て最低能力となり、弁体3を全開とすることにより。
排ガスが管体131〜134のすべてを流れるので、熱
交換器1の熱交換能力が最高となる。
この第2実施例ではこのように、弁体3の開閉と熱交換
能力との関係が、第1実施例とは逆になっている点に注
目されたい。
第2実施例(第2a図)では、熱交換器1の熱交換能力
を、最低〔弁体3全閉(開度0)〕から最高〔弁体3全
開(開度15〕まで、16段階で設定し得るように、弁
体3の開度制御をするようにしている。このため、弁体
3の回転軸に、アブソリュートロータリエンコーダ(開
度を示すコードを発生するエンコーダ)4Aを結合して
、それから開度コード0を得るようにしている。
また、開閉制御装置5は、第2b図に示すように、増幅
器5Spのアナログ出力をデジタルデータに変換するA
/D変換器5 ad *アブソリュートエンコーダ4A
のデータ出力を増幅および波形整形する信号処理インタ
ーフェイス回路5pi、およびマイクロプロセッサ5I
IIPを含むものとしている。マイクロプロセッサ5+
opは、熱電対6が検出している温度を、A/D変換器
5adに変換指示を発してデジタルデータで読込み、こ
れと設定値(複数)とを比較して、検出温度に対応して
、また弁体3のそのときの開度(5piの出力0)を参
照して、弁体3の所要開度を演算し、弁体3の開度をこ
れに設定する。
第2C図に、マイクロプロセッサ5mpの弁体3開閉駆
動制御動作を示す。これはプロセッサ5IIIPに組込
まれたプログラム(マイクロプログラム)に基づくもの
である。
電源が投入される(ステップ1:以下カッコ内ではステ
ップという語を省略する)とプロセッサ5n+pは、内
部レジスタ、タイマ(プログラムタイマ)等をクリアし
て初期値(待機状態の値)にセットし、入出力ポートを
初期化する(2)。そして開閉制御の繰返し周期を定め
るToタイマ(クロックパルスをTo時間分カウントす
るタイマ)をセットする(3)。次に、A/D変換器5
adに変換を指示して、熱電対6が検出している温度信
号をデジタルデータTに変換してレジスタTPに書込む
(5)。次にアブソリュートエンコーダ4Aの開度デー
タ0を読んでレジスタ○Pに書込む(5)。
そしてステップ8〜15で、熱電対6で検出している温
度Tの範囲の判定と1判定した範囲に基づく弁体3の開
度設定を行なう。この内容は次の通りである。
(1)熱電対6の検出温度Tが、120°C以下のとき
これはエンジン負荷が極く低いとき(例えば車両停止)
である。このときには、熱交換器l、出ロ10.マフラ
7および排気管8等における水分の凝縮を避けるために
、熱交換器1の冷却能力を下げる必要がある。しかし、
いずれ排ガスの流量が増大して熱電対6が検出する温度
が上昇することが見込まれるので、また1次の(2)の
温度適値範囲に隣接する温度領域であって、ハンチング
などの、適値近傍での振動的な開閉駆動、を避けるため
に、熱電対6が検出する温度が上るように弁体3を閉と
する操作は、高速でする必要がない。
ステップ8および9を経て、開度がO(零)であるか否
かをチェックする(10)、0(零)であると弁体3が
全開であり、熱交換器1の熱交換能力(排ガス冷却能力
)は最低に設定されているので、ステップ13に進む。
0 (零)でないと、現在の開度Op(レジスタOpの
内容)より1を減算した値が0(零)以上か否か(弁体
3の開度を1ステップ低くできるか否か)をチェックし
く11)、減算値が0 (雰)以上であると弁体3の開
度0(オー)を1ステップ低い値に設定する(12)。
このステップ12においては、モータドライバ5mdに
逆転を指示し、アブソリュートエンゴーダ4Aの出力が
0p−iの値になるとモータドライバ5+mdに停止を
指示(逆転付勢指示の解除)する。
そしてステップ13に進む。ステップ13に進むと、T
oタイマがタイムオーバしているか否かをチェックしく
13)、タイムオーバしていないとタイムオーバを待ち
、タイムオーバするとToタイマを再セットしく14)
 、またタイムオーバを待って(15)、タイムオーバ
するとステップ3に戻り、ステップ3〜10−13〜1
4−3とめぐる。
熱電対6の検出温度Tが、120℃以下の間はこのよう
にして、弁体3が最低開度0(零)になるまで、弁体3
が1ステツプづつ閉駆動される。閉駆動周期は、ステッ
プ3,13.14および15を経過するので、略2To
である。なお、Toは。
エンジンの排ガス温度および流量が一定のときに弁体3
の開度を変えてから、これにより熱電対6が検出する温
度に変化が現わ九るまでの時間より少し長い時間である
(2)熱電対6の検出温度Tが、120℃を越え124
℃以下のとき。
この実施例ではこの温度範囲が適値であり、弁体3の開
度を変更する必要がない。
ステップ9から13に進み、熱電対6の検出温度Tが、
1209Cを越え124℃以下の間、ステップ3〜9−
13〜15−3とめぐり、弁体3は操作しない。
(3)熱電対6の検出温度Tが、124°Cを越え15
0℃未満のとき。
前記(2)の温度適値範囲に隣接する温度領域であって
、ハンチングなどの、適値近傍での振動的な開閉駆動を
避けるために、熱電対6が検出する温度が下がるように
弁体3を開とする操作は、低速でする。
ステップ8−16−17と進んで1次に弁体3が全開で
あるかをチェックする(18)。全開(15)であると
、熱交換器1の熱交換能力(排ガス冷却能力)は最高に
設定されているので、ステップ13に進む。全IA(1
5)でないと、現在の開度Op(レジスタOpの内容)
に1を加算した値が15(全開)以下か否か(弁体3の
開度を1ステップ高くできるか否か)をチェックしく1
9)、加算値が15(全開)以下であると弁体3の開度
○(オー)を1ステップ高い値に設定する(20)。こ
れにおいては、モータドライバ5mdに正転を指示し、
アブソリュートエンコーダ4Aの出力がop+1の値に
なるとモータドライバ5mdに停止を指示(正転付勢指
示の解除)する。そしてステップ13に進む。熱電対6
の検出温度Tが、124℃を越え150℃未満の間は、
ステップ3〜8−16〜20−13〜15−3とめぐり
、弁体3の開度が全開になるまで、2Toの周期で、1
ステツプづつ弁体3の開度を高く設定する。
(4)熱電対6の検出温度Tが、150°C以上180
°C未満のとき。
熱電対6が検出する排ガス温度が高過ぎる領域である。
そこで高速で弁体3を開設室する。
ステップ8−16−17と進んで、次に弁体3が全開で
あるかをチェックする(21)。全開(15)であると
、熱交換器1の熱交換能力(排ガス冷却能力)は最高に
設定されているので、ステップ13に進む。全開(15
)でないと、現在の開度Op(レジスタOPの内容)に
1を加算した値が15(全開)以下か否か(弁体3の開
度を1ステップ高くできるか否か)をチェックしく22
)。
加算値が15 (全開)以下であると弁体3の開度O(
オー)を1ステップ高い値に設定する(23)。次にス
テップ15に進んで、Toのタイムオーバを待って、タ
イムオーバするとステップ3に進む。熱電対6の検出温
度Tが、150℃以上180℃未満の間、ステップ3〜
8−16.17−21〜23−15−3とめぐり、弁体
3が全開(15)になるまで、To同周期弁体3の開度
を1ステツプづつ高くする。熱電対6の検出温度Tが、
150℃以上180℃未満の範囲では、排ガス温度を比
較的に速く低下させるために、To間隔で1ステツプづ
つ弁体3の開度を高くする。
(5)熱電対6の検出温度Tが、180℃以上のとき。
熱電対6が検出する排ガス温度が極く高温であるので、
弁体3の開度を全開(15)にして熱交換器1の熱交換
能力を最高にする。
ステップ8−16を経て、弁体3の現在開度が全開(1
5)であるか否かをチェックする(24)。全開である
とステップ15に進む。全開でないと弁体3の開度を1
5に設定しく25)、ステップ15に進む。熱電対6の
検出温度Tが、180°C以上の間は、排ガス温度を早
急に低下させるために、弁体3の開度を一気に全開とし
、ステップ3〜8−16−24.25−15−3とめぐ
り、弁体3の開度を全開(15)に維持する。
なお、第1実施例のように、弁体3を全開と全開に、2
値的に設定する実施態様では、駆動手段としてモータ4
Mおよび減速fi4Rに代えて、往復動型又は回転型の
ソレノイド装置および必要に応じてリンク機構を用いて
もよい。このようにするときには、リミット位置検出用
のスイッチSc。
Soや、カム40などを省略し得る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、熱交換器にバイパス管
を付設してそのバイパス管を、あるいは熱交換器の熱交
換用の管体を、通路開閉手段で開閉する構成とし1.熱
交換器を経た与熱流体(排ガス)の温度を温度センサで
検出し、開閉制御手段で、検出温度が所定値又は所定範
囲になるように。
駆動手段を付勢するので、熱交換器に与えられる与熱流
体の温度および流量に変動があっても、熱交換器から出
る与熱流体の温度が適値に制御される。この適値制御の
範囲内で与熱流体の熱回収が行なわれ、与熱流体の温度
又は流量が低いときには、熱交換器を出る与熱流体の温
度が適値になり。
与熱流体の温度又は流量が高いときには、熱交換器を出
る与熱流体の温度が適値になりしかも熱回収量が多い。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の第1実施例の構成概要を示すブロッ
ク図であり、熱交換器1は縦断面を示す。 第1b図は第1a図に示す開閉制御装置5の構成を示す
電気回路図である。 第2a図は本発明の第2実施例の構成概要を示すブロッ
ク図であり、熱交換器1は縦断面を示す。 第2b図は第2a図に示す開閉制御装置5の構成を示す
電気回路図である。 第2c図は第2b図に示すマイクロプロセッサ5mpの
制御動作を示すフローチャートである。 I:熱交換器 2:バイパス管(複数個の管体の所定個数のもの) 3:回転弁体(通路開閉手段) 4M=直流モータ   4R:減速機 (4M、4R:駆動手段) 4C:カム   Sc、 SO:マイクロスイッチ4A
:アブソリュートロータリエンコーダ5:開閉制御装置
i1(開閉制御手段)5sρ:増幅回路    5 v
r :可変抵抗器5c+s:比較器     5dy:
遅延回路5rd、 5nd:アンドゲート 5md:モータドライバ 5 ad : A/D変換器
5mp:マイクロプロセッサ 5pi:信号処理インターフェイス回路6:熱電対(温
度センサ) 7:マフラ      8:排気管 9:排ガス入口(与熱流体入口) 10:排ガス出口(与熱流体出口) 1に水入口(受熱流体入口) 12:水出口(受熱流体出口) 131〜134:熱交換用管体(複数個の管体の少くと
も一部分のもの) 14:仕切板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)与熱流体入口および出口、それぞれが与熱流体入
    口と出口を結ぶ流体通路を有する複数個の管体、ならび
    に、該複数個の管体の少なくとも一部分のものの外側面
    に接する受熱流体通流空間に連通した受熱流体入口およ
    び出口を有する熱交換器前記複数個の管体の所定個数の
    ものの流体通路を開閉する通路開閉手段; 該通路開閉手段を開閉駆動する駆動手段; 前記熱交換器を通った与熱流体の温度を検出する温度セ
    ンサ;および、 該温度センサが検出した温度に対応して、それが高いと
    きには、該受熱流体通流空間に接する管体を通る与熱流
    体流量を多くし又は前記所定個数の管体の与熱流体流量
    を多くする方向に、前記駆動手段を付勢し、低いときに
    は該方向とは逆の方向に付勢する開閉制御手段; を備える熱交換装置。
  2. (2)熱交換器の管体は、受熱流体通流空間との接触率
    が高い熱交換管体と、接触率が低いバイパス管体でなり
    ;通路開閉手段はバイパス管体の流体通路を開閉し;開
    閉制御手段は、該温度センサが検出した温度に対応して
    、それが高いときには、通路開閉手段を閉とする方向に
    駆動手段を付勢し、低いときには、通路開閉手段を開と
    する方向に駆動手段を付勢する;前記特許請求の範囲第
    (1)項記載の熱交換装置。
  3. (3)熱交換器の管体のすべてが実質上同じ接触率で受
    熱流体通流空間に接触し;通路開閉手段は管体の一部の
    ものの流体通路を開閉し;開閉制御手段は、該温度セン
    サが検出した温度に対応して、それが高いときには、通
    路開閉手段を開とする方向に駆動手段を付勢し、低いと
    きには、通路開閉手段を閉とする方向に駆動手段を付勢
    する;前記特許請求の範囲第(1)項記載の熱交換装置
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