JPS638818Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638818Y2 JPS638818Y2 JP1982073485U JP7348582U JPS638818Y2 JP S638818 Y2 JPS638818 Y2 JP S638818Y2 JP 1982073485 U JP1982073485 U JP 1982073485U JP 7348582 U JP7348582 U JP 7348582U JP S638818 Y2 JPS638818 Y2 JP S638818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary equipment
- auxiliary
- engine
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 21
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、内燃機関の車両搭載の際の作業性
を向上せしめることを目的とした内燃機関の補機
取付装置に関するものである。
を向上せしめることを目的とした内燃機関の補機
取付装置に関するものである。
近年、省資源,省燃費の関係から車両の機関搭
載スペースが狭くなつてきている。したがつて、
機関に取付けられる補機の配置位置決定の自由度
が制限され、このため作業性が極めて悪くなつて
いる。
載スペースが狭くなつてきている。したがつて、
機関に取付けられる補機の配置位置決定の自由度
が制限され、このため作業性が極めて悪くなつて
いる。
これを第1図について説明する。第1図は従来
の内燃機関の補機取付装置の概略を示すもので、
1は内燃機関で、補機ブラケツト5を内燃機関1
のシリンダ・ブロツク2およびシリンダ・ヘツド
3に取付け、この補機ブラケツト5に取付けられ
る補機6を内燃機関1を車両搭載する前に補機6
の取付部6a,6bのうち上側の取付部6aを支
点にして上方6′の位置に転動する。これにより
補機付機関の全幅寸法を縮小し、車体のエンジン
ルーム最小幅より小さくし補機付機関の車両搭載
を容易ならしめている(実願昭56−106538号参
照)。なお、4はロツカーカバーである。
の内燃機関の補機取付装置の概略を示すもので、
1は内燃機関で、補機ブラケツト5を内燃機関1
のシリンダ・ブロツク2およびシリンダ・ヘツド
3に取付け、この補機ブラケツト5に取付けられ
る補機6を内燃機関1を車両搭載する前に補機6
の取付部6a,6bのうち上側の取付部6aを支
点にして上方6′の位置に転動する。これにより
補機付機関の全幅寸法を縮小し、車体のエンジン
ルーム最小幅より小さくし補機付機関の車両搭載
を容易ならしめている(実願昭56−106538号参
照)。なお、4はロツカーカバーである。
しかしながら、このような従来の内燃機関の補
機取付装置にあつては、補機6を転動させる支点
となる取付部6aの位置が一点に固定されている
ため、補機6を内燃機関1の下方に取付けた時に
は他の部品に接触するため補機6を十分に転動さ
せられず、したがつて、補機付機関の全幅寸法を
十分に縮小できなかつたり、補機6の重心位置が
支点となる取付部6aより内燃機関1寄りにこな
いため、作業中手を放すと補機6が下方へ再転動
し内燃機関1を車両に搭載できない他、作業者が
危険にさらされるという問題点があつた。
機取付装置にあつては、補機6を転動させる支点
となる取付部6aの位置が一点に固定されている
ため、補機6を内燃機関1の下方に取付けた時に
は他の部品に接触するため補機6を十分に転動さ
せられず、したがつて、補機付機関の全幅寸法を
十分に縮小できなかつたり、補機6の重心位置が
支点となる取付部6aより内燃機関1寄りにこな
いため、作業中手を放すと補機6が下方へ再転動
し内燃機関1を車両に搭載できない他、作業者が
危険にさらされるという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、補機取付装置の補機取付部の
支点を丸穴から略上下方向の長穴にし、補機を上
方へ移動させてから転動させるようにし、かつ車
両搭載されるまで補機を内燃機関側に保持してお
くストツパを設けることにより、上記問題点を解
決することを目的としている。
てなされたもので、補機取付装置の補機取付部の
支点を丸穴から略上下方向の長穴にし、補機を上
方へ移動させてから転動させるようにし、かつ車
両搭載されるまで補機を内燃機関側に保持してお
くストツパを設けることにより、上記問題点を解
決することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第2図はこの考案の一実施例を示す図である。
この実施例においては、車両搭載限界が厳しい場
合にできるだけ内燃機関1側に補機6が寄せられ
るように補機ブラケツト5の上方の取付穴を長穴
5aとして転動時に他の部品を逃げて内燃機関1
側にできるだけ寄せられるようにしたものであ
る。また、補機6を内燃機関1側に転動した時に
補機6が下方へ転動しないように補機6本体へ当
接させるストツパー7を設け、さらに、ロツカー
カバー4等の他の部品と干渉しないようにストツ
パー8を設けてある。
この実施例においては、車両搭載限界が厳しい場
合にできるだけ内燃機関1側に補機6が寄せられ
るように補機ブラケツト5の上方の取付穴を長穴
5aとして転動時に他の部品を逃げて内燃機関1
側にできるだけ寄せられるようにしたものであ
る。また、補機6を内燃機関1側に転動した時に
補機6が下方へ転動しないように補機6本体へ当
接させるストツパー7を設け、さらに、ロツカー
カバー4等の他の部品と干渉しないようにストツ
パー8を設けてある。
なお、ストツパー7とストツパー8は必ずしも
両方つける必要はなく、機関部品のレイアウトに
よつては少なくともストツパ8のみでもよい。
両方つける必要はなく、機関部品のレイアウトに
よつては少なくともストツパ8のみでもよい。
次に作用を説明する。補機ブラケツト5を内燃
機関1のシリンダ・ブロツク2およびシリンダ・
ヘツド3に取付ける。補機6を補機ブラケツト5
の長穴5aの部分に移動可能なくらいにボルト,
ナツト(図示せず)を用いて締め付け、補機6を
長穴5aの最上部まで持ち上げストツパー7に当
接するまで転動させて固定する。これにより補機
6は内燃機関1側に寄つて固定されたことにな
り、したがつて、補機付機関の全幅寸法を縮小し
て保持させることができる。この状態で車両搭載
を行い、車両搭載後補機6を正規の位置に戻し下
側の取付部6bを締付けてから上側の取付部6a
を締付け、内燃機関1の車両搭載は完了する。
機関1のシリンダ・ブロツク2およびシリンダ・
ヘツド3に取付ける。補機6を補機ブラケツト5
の長穴5aの部分に移動可能なくらいにボルト,
ナツト(図示せず)を用いて締め付け、補機6を
長穴5aの最上部まで持ち上げストツパー7に当
接するまで転動させて固定する。これにより補機
6は内燃機関1側に寄つて固定されたことにな
り、したがつて、補機付機関の全幅寸法を縮小し
て保持させることができる。この状態で車両搭載
を行い、車両搭載後補機6を正規の位置に戻し下
側の取付部6bを締付けてから上側の取付部6a
を締付け、内燃機関1の車両搭載は完了する。
このように補機6を安定して保持させておくこ
とにより広い取付個所にて作業を行うことができ
るので、極めて作業性が向上するとともに、作業
中に補機6が落下することもなく作業者を危険に
さらすこともない。
とにより広い取付個所にて作業を行うことができ
るので、極めて作業性が向上するとともに、作業
中に補機6が落下することもなく作業者を危険に
さらすこともない。
以上説明したように、この考案によれば、その
構成を補機ブラケツトの補機の取付穴を略上下方
向の長穴とし、補機を長穴に沿つて上方へ移動さ
せ転動できるようにしたので、従来の補機取付装
置では十分に機関全幅寸法を小さくできないよう
な場合においても、この考案によれば十分に機関
全幅寸法を小さくすることができ、機関の車両へ
の搭載を容易にできるという効果が得られる。
構成を補機ブラケツトの補機の取付穴を略上下方
向の長穴とし、補機を長穴に沿つて上方へ移動さ
せ転動できるようにしたので、従来の補機取付装
置では十分に機関全幅寸法を小さくできないよう
な場合においても、この考案によれば十分に機関
全幅寸法を小さくすることができ、機関の車両へ
の搭載を容易にできるという効果が得られる。
また、補機を転動させたときに作用する補機ブ
ラケツトのストツパを長穴の支点より内燃機関寄
りに形成したので、作業中に補機が落下する危険
を防止することができ、作業者の安全を確保でき
る利点がある。
ラケツトのストツパを長穴の支点より内燃機関寄
りに形成したので、作業中に補機が落下する危険
を防止することができ、作業者の安全を確保でき
る利点がある。
第1図は従来の補機付機関の概略構成を示す正
面図、第2図はこの考案の一実施例の概略構成を
示す正面図である。 図中、1は内燃機関、5は補機ブラケツト、5
aは長穴、6は補機、6a,6bは取付部、7,
8はストツパーである。
面図、第2図はこの考案の一実施例の概略構成を
示す正面図である。 図中、1は内燃機関、5は補機ブラケツト、5
aは長穴、6は補機、6a,6bは取付部、7,
8はストツパーである。
Claims (1)
- 内燃機関に取付けられた補機ブラケツトに補機
を取付ける補機取付装置において、前記補機を転
動する支点となる前記補機ブラケツトの取付穴を
略上下方向の長穴に形成するとともに、前記補機
を転動した際、前記補機が下方に転動しないよう
に、かつ補機付機関の全幅寸法を縮小する位置に
保持するストツパを前記補機ブラケツトに前記長
穴の支点より前記内燃機関寄りに設けたことを特
徴とする内燃機関の補機取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7348582U JPS58177531U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 内燃機関の補機取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7348582U JPS58177531U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 内燃機関の補機取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177531U JPS58177531U (ja) | 1983-11-28 |
JPS638818Y2 true JPS638818Y2 (ja) | 1988-03-16 |
Family
ID=30082993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7348582U Granted JPS58177531U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 内燃機関の補機取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177531U (ja) |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP7348582U patent/JPS58177531U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58177531U (ja) | 1983-11-28 |
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