JPS638774Y2 - - Google Patents

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JPS638774Y2
JPS638774Y2 JP3855784U JP3855784U JPS638774Y2 JP S638774 Y2 JPS638774 Y2 JP S638774Y2 JP 3855784 U JP3855784 U JP 3855784U JP 3855784 U JP3855784 U JP 3855784U JP S638774 Y2 JPS638774 Y2 JP S638774Y2
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JP
Japan
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water tank
pipe
filtration net
turbid
water
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JP3855784U
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JPS60152681U (ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 実施例ついて説明する。
第1図におけるAは加湿機本体であつて、周知
のように、内部の上方に設けてあるフアンBによ
つて機本体Aの下部に設けられた窓孔Cから工場
内の空気が吸引され、パイプDからの噴水により
この吸気が加湿され、並設屈曲板Eによつて過分
の水分が分離落下させられ、この屈曲板間を通つ
た空気が前記フアンBに相対して設けられた送気
スリツトFから繊維工場内に放出され、工場内の
空気に所定の湿度を付与させるようになされてい
る。
繊維工場内の空気中には相当多量の風綿等が混
在しているのである。それ故、この工場内の空気
が吸い込まれ、これがフアンBに到る間において
分離落下させられた水分中には多量の風綿等が含
まれているのである。この水分を従来のように、
循環させて送気湿潤用のパイプDに戻そうとする
と、循環路に介設された送水ポンプ、パイプ、ノ
ズルその他に風綿等が付着し、円滑な水の流れが
期待できないおそれがあつたのである。
このような不都合を避けるために、従来諸種の
手段が試みられたのである。例えば、加湿機本体
底に落下した水分を、濾過網を通して環流させ、
適時、送水パイプに送られた水道水を、ノズルか
ら濾過網面に吹きつけ、濾過網に付着した風綿等
を濾過網から引き離そうという試みがなされた。
しかしながら、この試みは、前記水道水のノズ
ルからの噴出が水中において行われるようになさ
れたために、放出される水道水は、ノズルを包む
水のために、大きな抵抗を受けその圧力が極端に
弱められ、濾過網の洗浄効果はいちゞるしく減退
し、かりに、洗浄可能としても、甚だしく長時間
を要し、経済的に成立できない状態であつた、そ
れ故、随時濾過網を取り外して洗浄することも考
えられたが、その着脱操作が煩わしく、また、場
合によつては、予備の濾過網を必要とする事態と
もなり、この方策はとうてい採用することができ
なかつた。
本考案は上記事例にかんがみ、提起したもので
あつて、濾過網洗浄のための水道水噴射を、空気
中で行わせ、噴射水に対し、大きな抵抗を受ける
ことなく、水道水の圧力を一杯に利用して濾過網
に噴射作用させるようにしたのである。それ故
に、濾過網に付着した風綿等は迅速、容易に、し
かも完全にちかく取り除くことができ、能率のい
ちゞるしい向上を見るに到つたのである。
本考案の構成を図示の実施例についてさらに詳
述する。
加湿機本体Aに近接して補助槽1が設けられ、
この補助槽1は濁水槽2と清水槽3とに区劃さ
れ、清水槽3の上部と濁水槽2とが濾過網4を介
して連通されている。
濁水槽には、一端部に、上下動できる開閉弁板
5が設けられている。この弁板5は、その上方に
設けられた電磁装置におけるソレノイド6が励磁
されると、弁板5の弁杆21の上端に設けた吸引
体7が吸引され、案内板8(第3図参照)に案内
されている上記弁板5が引き上げられ、濁水槽2
の下部が開放されるようになつている。
清水槽3にはフロートバルブ9が設けられ、こ
の槽内の水位が、前記濾過網4よりも常に下方に
あるようになされている。すなわち、水位が所定
の高さに達すると、フロートバルブ9が作動しそ
れ以上に水位が上らないようになされている。ま
た、清水槽3の底から上方へ向けて突出するパイ
プ10はフロートバルブ9の故障その他万一に備
えて設けられたオバーフロー用のもので、これに
よつても、清水槽3内の水位の過度の上昇を来た
さないようになつている。
清水槽3の下部側壁に設けた開口11はこれに
続くパイプと、加湿機本体A内の噴射ノズルに到
るパイプDとがポンプPを介して連結させられて
いる。
水道水供給源に繋がるパイプ12が清水槽3内
に導入せられ、このパイプ12の先端部に濾過網
4に向けて多数の噴水ノズル13が設けられ、ま
た、加湿機本体Aの底壁Gを、落下水を円滑に導
くために補助槽1に向けて低くなるように傾斜さ
せてある。そして、この傾斜下端部を、清水槽3
上から濁水槽2上に取り外し自在に架設された案
内路板14端の上に支えさせてある。
第6図に示す15は清水槽3における上端開放
部の覆板である。
加湿機本体Aの底に落下した水分は案内路板1
4上を流下して濁水槽2内に入り、濾過網4で風
綿等が捕捉されて清水槽3内に入り、開口11か
らポンプPを経てパイプDから加湿機本体A内の
加湿ノズルに到るのである。
図示しないタイマーによつて、予め定められた
時間だけ、この作動を継続して工場内の空気に所
定の湿度を付与するのである。そして、所定の時
間(濾過網4に所定量の風綿等が付着すると思わ
れる時間)が経過したとき、上記の作動を停止さ
せるとともに、前記タイマーあるいは他の図示し
ない切換装置によつて、水道パイプ12に給水
し、かつ電磁装置におけるソレノイド6を励磁し
て吸引体7、弁杆21を介して弁板5を引き上
げ、水道パイプ12に供給された水道水をノズル
13から濾過網4に噴射し、濾過網4に付着停留
していた風綿等を濁水槽2内に放出させ、弁板5
が前記のようにして引き上げられたことによつ
て、第8図に示したように弁板と濁水槽の底との
間に間隙ができるので、この間隙から風綿等を含
む濁水槽内の濁水が放出口20から外部に流出さ
せられるのである。
このようにして、濾過網4の清掃が完了したと
き、図示しない切換装置によつて、ソレノイド6
の励磁が止み、弁板5が落下して濁水槽2の一端
部における底部と放水口20との連絡が止めら
れ、濁水槽2からの濁水の流出が止むとともに、
水道パイプ12からの給水が止み、かつ、ポンプ
Pが作動を開始し、上記した平常の状態に復帰す
る。
本考案によれば、清水槽3内の水位は常に濾過
網4の下方にあるように設定されていて、換言す
れば、濾過網4の清掃用の水道水ノズル13は、
その作動時において完全に空気中にあるので、ほ
とんど、無抵抗に近い状態において濾過網4に向
け噴水させられる。すなわち、噴水圧は水道水の
圧力そのままであつて、濾過網4に対し強力に作
用するので、濾過網4に停留している風綿等はほ
とんど完全に、たやすく、迅速に除去され、この
種の加湿装置における能率増進に寄与するところ
がきわめて大きい。
本考案においてタイマーや上記切換装置を自動
的に作動させるよう設定することは簡単であり、
必要に応じかくすることによつて、人力を省く上
からも好都合であることはいうまでもない。
第1図、第4図において見るように、案内路板
14は、清水槽3の側壁に設けた支持板16と、
両槽区劃壁17の切込部18に支えられ、支持板
16の上面を、切込部18の下底よりも高くし、
平板状の案内路板14を載置したとき、この路板
14の上面が濁水槽に向け傾斜するようにしてお
く。なお、19はソレノイド6の支持板である。
【図面の簡単な説明】
第1図は加湿機本体との関連において本考案に
おける補助槽の所在を示す正面図で一部を切り欠
いて示し、第2図は加湿機本体の空気取入口付近
の断面図、第3図は補助槽の内部を示す斜面図、
第4図は補助槽における一部の覆板を取り除いた
平面図で一部を切り欠いて示し、第5図は流水案
内路板の斜面図、第6図は前記路板の側方におけ
る開放部覆板の斜面図、第7図、第8図は第4図
X−Xにおける断面図で、第7図は弁板が下降し
ている時、第8図は弁板が引き上げられた時を示
すが、両図とも案内板8を取り去つて示した。 1……補助槽、2……濁水槽、3……清水槽、
4……濾過網、5……開閉弁板、6……ソレノイ
ド、9……フロートバルブ、10……オバーフロ
ーパイプ、11……加湿機本体A内に続くパイ
プ、12……水道源に続くパイプ、13……噴水
ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 補助槽を、濁水槽と清水槽とに区画し、清水槽
    の上部と濁水槽とを濾過網を介して連通させ、濾
    過網の濁水槽側面に風綿等が所定量係止されたと
    みられる所定時に開放されるようになされ、濾過
    網の下記する清掃が終了したとみられる所定時に
    閉鎖されるようになされた弁装置を濁水槽に設
    け、清水槽に、同槽内の水位を、常に前記濾過網
    の下方にあるように設定する調整装置を設け、濾
    過網に所定量の風綿等が係止されたとみられる所
    定時に、水道水がパイプ内に供給されるようにな
    された水道水パイプを清水槽内に導入し、このパ
    イプに、前記濾過網に相対向させて噴水ノズルを
    設け、清水槽と、加湿機本体内の加湿用噴水装置
    付パイプとが送水ポンプを介して、また、加湿機
    本体底と濁水槽とが案内路を介してそれぞれ連結
    されるようになつている繊維工場等に設けられる
    加湿装置における風綿等の処理装置。
JP3855784U 1984-03-16 1984-03-16 繊維工場等に設けられる加湿装置における風綿等の処理装置 Granted JPS60152681U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3855784U JPS60152681U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 繊維工場等に設けられる加湿装置における風綿等の処理装置

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JP3855784U JPS60152681U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 繊維工場等に設けられる加湿装置における風綿等の処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152681U JPS60152681U (ja) 1985-10-11
JPS638774Y2 true JPS638774Y2 (ja) 1988-03-16

Family

ID=30545674

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JP3855784U Granted JPS60152681U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 繊維工場等に設けられる加湿装置における風綿等の処理装置

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JPS60152681U (ja) 1985-10-11

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