JPS6387359A - バツテリ−搭載電車利用の荷役装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、走行用駆動モーターに給電するバッテリーを
搭載した電車にモーター駆動の荷役手段を設けて成る荷
役装置に関するものである。

（従来の技術及びその問題点） バッテリー駆動の電車に電動の荷役手段、例えば荷移載
用コンベヤやランニングフォーク、或いは昇降荷台等を
搭載した場合、電車に搭載のバッテリーは電車走行用駆
動モーターと荷役手段駆動モーターの両者に給電するこ
とになる。従って電車走行中に荷役手段を稼動させるこ
とがなくとも、走行用駆動モーターにのみ給電する場合
と比較してバッテリーの放電量が多くなるので容量の大
きなバッテリーを搭載しなければならなくなる。

又、荷役手段によっては電車走行用駆動モーターよりも
容量の大きな駆動モーターが必要となる場合もあり、こ
のような場合には更に大容量のバッテリーを搭載する必
要が生じる。

このように容量の大きな大型のバッテリーを搭載する場
合には、電車全体の大型化、重量アンプに繋がるので、
従来は前記のようにモーター駆動の荷役手段、特に大き
な駆動力が必要な荷役手段を併用する場合にはバッテリ
ー給電方式ではなく給電線給電方式に頼らざるを得なか
った。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る荷役装
置を捷案するものであって、その特徴は走行用駆動モー
ターに給電するバッテリーを搭載した搬送用電車にモー
ター駆動の荷役手段を設けると共に、この荷役手段駆動
用モーターに給電する集電子を設け、前記電車の走行経
路中に設定された荷役作業用停止位置には、前記集電子
と摺接する給電線を架設した点にある。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第１図及び第２図に於いて、１は上下相対向す
る案内溝１ａ、ｌｂを備えたガイドレールであって、吊
り下げ部材２により頭上位置に架設されている。３は搬
送用電車であって、駆動トロリー４と従動トロリー５と
によって前記ガイドレール１から吊り下げられる電車本
体３ａには、前記両トロリー４．５間に於いてバッテリ
ー６とモーター制御装置７とが搭載され、前記電車本体
３ａの下側には被搬送物８を支持する移載用コンベヤ９
ａを備えた荷役手段９が設けられている。

前記駆動トロリー４には、前記ガイドレール１の下側案
内溝１ｂに談合する駆動車輪１０、この駆動車輪１０の
前後で前記案内溝１ｂに嵌合する振れ止め用垂直軸ロー
ラー１１ａ、１１ｂ、駆動車輪１０の真上で前記ガイド
レール１の上側案内？ａ１　ａに嵌合する振れ止め用垂
直軸ローラー１１Ｃ１及びこのローラー１１ｃの前後で
前記案内溝１１ｃに嵌合するバンクアンプローラー１２
ａ。

１２ｂが軸支され、更に前記駆動車輪１０と連動連結す
るブレーキ付きモーター１３が直結されている。このモ
ーター１３は、前記バッテリー６から前記制御装置７を
経由して供給される電力により駆動される。

前記従動トロリー５には、前記ガイドレール１の下側案
内溝１ｂに嵌合する遊転車輪１４、この遊転車輪１４の
前後で前記案内溝１ｂに嵌合する振れ止め用垂直軸ロー
ラー１５ａ、１５ｂ、及び遊転車輪１４の真上で前記ガ
イドレール１の上側案内溝１ａに嵌合する振れ止め用垂
直軸ローラー１５ｃが軸支され、更に前記荷役手段９に
於ける移載用コンベヤ９ａを駆動するモーター１６に前
記制御装置７を経由して給電する２紐の集電子１？ａ、
１７ｂが取り付けられている。尚、前記各トロリー４．
５は、前記ガイドレール１の真下位置で前記台車本体３
ａの中方向中央位置に夫々垂直ピン１８の周りで相対回
転自在に結合されている。

第３図に示すように前記搬送用電車３の移動経路１９中
には、停止した前記電車３の荷役手段９に於ける移載用
コンベヤ９ａと接続する荷搬入又は搬出用コンベヤ２０
が併設された荷役作業用停止位置２１が設定され、この
停止位置２１には、第１図、第２図及び第４図に示すよ
うに当該停止位置２１に停止した電車３に於ける前記集
電子１７ａ、１７ｂと摺接する検電線２２ａ、２２ｂが
架設されている。

以上のように構成された搬送装置は、バッテリー６から
供給される電力によりモーター１３を稼動させて駆動車
輪１０を回転させることにより、ガイドレール１に吊り
下げられている搬送用電車３を当該ガイドレール１に沿
って前進走行又は後進走行させることが出来る。この場
合の電車３の発進、変速、及び所定位置での停止等の走
行制御は、地上側から光線、磁力、電波等によって電車
３０制御装置７に於ける走行駆動用モーター１３の制御
回路に与えられる制御信号に基づいて自動的に行われる
。

上記のようにガイド１にそって走行する電車３を荷役作
業用停止位置２１に停止させると、当該電車３の集電子
１７ａ、１７ｂが給電線２２ａ。

２２ｂに摺接することになるので、制御装置７に於ける
荷役手段駆動用モーター１６の制御回路を外部からの制
御信号等により作動させて前記給電線２２ａ、２２ｂか
ら供給される電力により前記モーター１６を稼動させ、
以て移載用コンベヤ９　　　ａを駆動して当該コンベヤ
９ａ上から地上側のコンベヤ２０上へ被搬送物８を搬出
させたり、又はこの逆に地上側のコンベヤ２０上から電
車３側のコンベヤ９ａ上へ被搬送物８を搬入させること
が出来る。

上記実施例ではバッテリー搭載の電車３に荷役手段９を
連設したが、荷役手段を備えた被牽引台車を前記電車３
で牽引するように構成しても良い、又、電車３を、駆動
車輪１０と駆動モーター１３とを備えた牽引台車と、ハ
・ノテリー６を搭載した被牽引台車とから構成すること
も出来る。更に上記実施例では懸垂形モルレールタイプ
の電車３を使用したが、電車の支持案内形式はこれに限
定されない、勿論、荷役手段も移載用コンベヤに限定さ
れない。

（発明の作用及び効果） 以上のように本発明のバッテリー搭ｉ！電車利用の荷役
装置によれば、電車の走行駆動用モーターへの給電のた
めに給電線を電車走行経路にそって架設する必要のない
、バッテリー給電方式による荷役装置でありながら、電
車上の荷役手段には当該荷役手段を作動させる荷役作業
用停止位置に併設した給電線から電車側の集電子を経由
して給電することが出来るので、搭載バッテリーは電車
の走行駆動用モーターの電源としてのみ使用することが
出来、搭載バッテリーの容量を荷役手段駆動のために大
きくする必要がない、しかも荷役手段には搭載バッテリ
ーでは駆動することの出来ない３相交流モーター等、必
要な任童の駆動用モーターを使用することが出来るので
、荷役手段の駆動系に制約を受けることがな（なる。換
言すれば、大きな駆動力を要するような荷役手段等、必
要な任意の荷役手段を利用することが出来るに至ったの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は縦断正面図、第３図は荷役作
業用停止位置の構成を説明する機略平面図、第４図は荷
役手段駆動用モーターへの給電系を説明するブロック線
図である。 １・・・ガイドレール、３・・・電車、４・・・駆動ト
ロリー、５・・・従動トロリー、６・・・バフテリー、
７・・・制御装置、８・・・被搬送物、９・・・荷役手
段、９ａ・・・移載用コンベヤ、１０・・・駆動車輪、
１４・・・遊転車輪、１６・・・荷役手段駆動用モータ
ー、１７ａ、１７ｂ・・・給電用集電子、１９・・・電
車移動経路、２０・・・第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行用駆動モーターに給電するバッテリーを搭載した搬
   送用電車にモーター駆動の荷役手段を設けると共に、こ
   の荷役手段駆動用モーターに給電する集電子を設け、前
   記電車の走行経路中に設定された荷役作業用停止位置に
   は、前記集電子と摺接する給電線を架設して成るバッテ
   リー搭載電車利用の荷役装置。