JPS6387348A - 伸縮ア−ム式ウインドワイパ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伸縮アーム式ウィンドワイパーに関する。

〔従来技術〕

従来の伸縮アーム式ウィンドワイパーとしては、例えば
第９図および第１Ｏ図（特開昭５８−８４４５号公報参
照）に示すようなものがある。

即ち、ウィンドワイパー１は、車体２に支持され、図外
のモータで回転自在とされたアーム駆動軸３に固設され
たメインフレーム４と、該メインフレーム４に対して長
さ方向に摺動可能に嵌合され且つブラッシセット５に連
結されたスライドフレーム６とよりなる。そして、アー
ム駆動軸３と同軸のピニオン７に噛み合ったピニオン８
は内歯車９に噛み合い、この内歯車９の形成されたハウ
ジング１０の大きさは、押し棒１１の長さと、アーム駆
動軸３からピニオン８までの長さとが等しくなるように
して形成される。押し棒１２は、押し棒１１に一方が関
節接続され、他方がスライドフレーム６に接続されてい
る。

尚、１３はベロー、１４はカバーである。

又、１５はスライドフレーム６の回動軌跡、１６は押し
棒１１の回動軌跡、１７は押し棒１２の他方の回動軌跡
である。

〔本発明が解決しようとする問題点〕

ところが、かかる構成によれば、例えば、アーム駆動軸
３からブラッシセット５までの長さしを７００　ミリメ
ートルとし、ブラッシセット５の移動量ｌを７０ミリメ
ートル（１０％）とすれば、アーム駆動軸３からピニオ
ン８までの長さＳが７０ミリメートルの半分３５ミリメ
ートルとなり、ピニオン８、内歯車９の関係で、ハウジ
ング１０の直径は略１００ミリメートルである。

このため、ハウジング１０は著しく大きいものとなり、
取付部のスペースを大きくとり且つ美観を損なうことに
なり、対策が望まれていた。

そこで、本発明はワイパー駆動軸周りの直径を小さくし
且つブラッシセットの移動量を大きくしたウィンドワイ
パーを提供することを目的としている。

〔本発明の構成〕

本発明は、かかる目的を達するために、車体に固設され
た軸管の中空部内を回動自在に軸支され且つ車体内に配
された駆動装置により回動駆動されるワイパー軸と、該
ワイパー軸に固設されたメインフレームと、該メインフ
レームに対して長さ方向に摺動可能に嵌合され且つブラ
ッシセットに連結されたスライドフレームと、前記メイ
ンフレーム内に夫々対向して配され、双方とも摺動自在
で、その一方が前記スライドフレームと連結されたラッ
クと、該ラックのスライドフレームと連結された方に噛
み合う大歯車および他方に噛み合う小歯車で形成された
異径歯車と、前記メインフレームおよび車体の間に前記
メインフレームの揺動方向に略平行なるように面を配さ
れ、且つその面内に２条のガイドレールを有するガイド
プレートと、前記異径歯車の軸に一方を支持し、メイン
フレームに沿って、ワイパー軸側に他方を延在し、前記
ガイドレールの一方に摺動自在に係合した異径歯車ガイ
ド棒を支持したブラケットと、前記大歯車に噛み合わな
い方のラックに一方を支持し、メインフレームに沿って
、ワイパー軸側に他方を延在し、前記ガイドレールの他
方に摺動自在に係合したラックガイド棒を支持した安定
棒と、メインフレームに固設され、前記ブラケットおよ
び安定棒にメインフレームの揺動力を伝達するようにし
たプッシュプレートとより構成したものである。

〔作　用〕

従って本発明によれば、駆動装置により、ワイパー軸を
回転するとメインフレームが揺動し、メインフレームに
固設されたガイドプレートが、メインフレームの回転力
によって、安定棒とブラケットとを一定方向に押し、安
定棒に支持されたラックガイド棒と、ブラケットに支持
された異径歯車ガイド棒とがガイドレール内を摺動し、
ガイドレールの形状によってラックおよび異径歯車を押
し出し、スライドフレームが移動されるようになり、ス
ライドフレームの移動量が太き（、且つ移動量の割りに
、メインフレームが細く且つ小さいものとすることがで
きる。

〔実施例〕

第１図乃至第４図は、本発明の第１実施例を示す図であ
る。

伸縮アーム式ウィンドワイパー２０は、ワイパー軸２１
と、メインフレーム２２と、スライドフレーム２３と、
ラック２４と、異径歯車２５と、ガイドプレート２６と
、ブラケット２７と、安定棒２８と、プッシュプレート
２９とよりなる。

ワイパー軸２１は、車体３１に支持された軸管３２の中
空部内に回動自在に軸支され、上端部にメインフレーム
２２がスプライン嵌合して、ナツト３３でもって固持さ
れ、下端部が駆動装置３４に結合されている。軸管３２
は、駆動装置３４のケーシング３５に支持され、段部で
、パツキン３６を介在し、更にワッシャ３７を介してナ
ンド３８でワイパー軸２１に固持している。

メインフレーム２２は、ワイパー軸２１とスプライン嵌
合している軸受部３９は厚肉だが、それ以外は薄いプレ
ートで形成されている。

スライドフレーム２３は、メインフレーム２２に対して
長さ方向に摺動可能に嵌合され、且つ、ブラソシセソト
４０を連結している。

ラック２４は、メインフレーム２２の上下面に夫々長さ
方向で摺動可能に配され、上方の第１ラツク４１は下面
に歯４２を有し、スライドフレーム２３にピン４３で連
結され、下方の第２ラツク４４は、上面に歯４５を有し
ている。

異径歯車２５は、第２ラツク４４に噛み合う小歯車４６
と、第１ラフク４１に噛み合う大歯車４７とが、−体に
形成され、小歯車４６に対して大歯車４７の径は２倍と
しである。

ガイドプレート２６は、前記メインフレーム２２と車体
３１との間にメインフレーム２２の揺動方向に略平行な
るように面５０を配されて、ボス５１がナツト５２によ
り、又ボルト５３がナツト５４により夫々車体３１に支
持され、且つその面５０内に２条のガイドレール５５．
５６を有する。このガイドレールの一方５５と他方５６
とは、第３図に示すように、ワイパー軸２１を中心７０
からの基準円弧７１．７２をなし、中心７０を通る直線
Ｘ−Ｘが、窓の底辺２−２と平行となる方向である。そ
して、基準円弧７１．７２に対しての変位７３．　７４
が、夫々反対方向に生ずるような形状となっている。又
、第３図は、メインフレーム２２の揺動角が１８０　”
の場合のガイドプレート２６を示している。

５７は補強板、５８は面５０に形成したナツト３８との
干渉よけ穴である。

ブラケット２７は、異径歯車２５の軸６０に一方を支持
して二叉状をなし、その基部に異径歯車ガイド棒６１を
垂設し、更に、メインフレーム２２に沿って、ワイパー
軸２１側に他方を延在している。前記異径歯車ガイド棒
６１はガイドレールの一方５５内に摺動自在に係合して
いる。

安定棒２８は、大歯車４７と噛み合わない方のう・ツク
、即ち第２ラツク４４にビス６２で一方を支持し、メイ
ンフレーム２２に沿ってワイパー軸２１側に他方を延在
し、ガイドレールの他方５６内に摺動自在に係合したラ
ックガイド捧６３を垂設している。６４はナツトである
。６９は安定棒２８．２Ｂを連結した連結部材である。

そして、プッシュプレート２９は、第１ラツク４１のラ
ックガイド６５と、メインフレーム２２の下面とに架橋
状に固設され、しかもブラケット２７と、安定棒２８と
が挿通しうるガイド孔６６、６７が形成されている。

６８はメインフレーム２２の下面に形成されたガイド棒
６１などの逃げ穴である。

従って、ワイパー軸２１を回転すると、メインフレーム
２２が回転し、プッシュプレート２９が、ブラケット２
７と安定棒２８を押し、夫々に支持された異径歯車ガイ
ド捧６１とラックガイド捧６３とがガイドレール５５．
５６内を摺動し、それにともなって異径歯車２５および
ラック２４が動き、スライドフレーム２３が摺動するこ
とで、払拭面積が大きくなる。

又、第５図乃至第８図は、本発明の第２実施例で、第１
実施例と主に異なる点は、安定棒２８の代わりに安定ロ
ーラーを用いたこと、ガイドプレートを軸管に支持した
ことである。

即ち、ガイドプレート１００は、前記軸管３２にスプラ
イン嵌合され、パツキン３６の上に載置され、ナンド３
８で共締め固定され、メインフレーム２２と車体３１と
の間にメインフレーム２２の揺動方向に略平行なるよう
に面１０１が配されて、この面１０１に２条のガイドレ
ール５５．５６を有する。

このガイドレールの一方５５と他方５６とは、第８図に
示すように、ワイパー軸２１を中心７０からの基準円弧
７１．７２をなし、中心７０を通る直線Ｘ−Ｘが、窓の
底辺Ｚ−Ｚと平行となる方向である。そして、基準円弧
７１．７２に対しての変位７３．　７４が、夫々反対方
向に生ずるような形状となっている。又、第８図は、メ
インフレーム２２の揺動角が９０＠の場合のガイドプレ
ート１００を示している。

ブラケット１１０は、異径歯車２５の軸６０に一方を支
持して二叉状をなし、その基部からワイパー軸２１より
に延在し、更に、その端部に第１安定ローラー１１２を
設け、異径歯車ガイド棒１１３を垂設して前記ガイドレ
ールの一方５６に係合している。この第１安定ローラー
１１２は、メインフレーム２２のプッシュプレートたる
上部ローラーガイド１１４に支持されている。

安定棒１２０は、大歯車４７と噛み合わない方のラック
、即ち、第２ラフク４４にビス６２で一方を支持し、メ
インフレーム２２に沿って、ワイパー軸２１側に他方を
延在し、ガイドレールの他方５５内に摺動自在に係合し
たラックガイド棒１２１を垂設していると共に、連結棒
１２２より突出したピン１２３を介して、第２安定ロー
ラー１２４を支持している。この第２安定ローラー１２
４も前記上部ローラーガイド１１４にガイドされている
。１２５は、プッシュプレートたる下部ローラーガイド
である。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、この発明によれば、スライド
フレームはその移動量が従来に比べて大きくできるので
払拭面積が広がり、前方視界が向上する。

又、メインフレームの根部中が小さくなるのでスマート
になり、美観が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係る伸縮アーム式ウィン
ドワイパーの要部断面図、第２図は、第１図の■−■線
断面図、第３図は、ガイドプレート２６の詳細平面図、
第４図は第３図のＩＩ／−ＩＶ線断面図、第５図は本発
明の第２実施例の断面説明図、第６図は、第５図のＶＩ
−ＶＩ線断面図、第７図は、第６図の■−■線断面図、
第８図はガイドプレート１００の詳細平面図、第９図は
従来例の要部断面図、第１０図は第９図の正面説明図で
ある。 ２０・・・・・・伸縮アーム式ウィンドワイパー、２１
・・・・・・ワイパー軸、２２・・・・・・メインフレ
ーム、２３・・・・・・スライドフレーム、２４・・・
・・・ラック、２５・・・・・・異径歯車、２６、１０
０・・・・・・ガイドプレート、２７・・・・・・ブラ
ケット、２８・・・・・・安定棒、２’１．１１４　、
１２５・・・・・・プッシュプレート、３１・・・・・
・車体、３２・・・・・・軸管、３４・・・・・・駆動
装置、４０・・・・・・ブラソシセット、４６・・・・
・・小歯車、４７・・・・・・大歯車、５０．１０１・
・・・・・面、５６．５７・・・・・・ガイドレール、
６１、１１３・・・・・・異径歯車ガイド棒、６３．１
２１・・・・・・ラックガイド棒。 代理人弁理士　　　石　　戸　　　１じ％、、ｉ、・答
７頂 箋θ目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体に固設された軸管の中空部内を回動自在に軸支され
   且つ車体内に配された駆動装置により回動駆動されるワ
   イパー軸と、該ワイパー軸に固設されたメインフレーム
   と、該メインフレームに対して長さ方向に摺動可能に嵌
   合され且つブラッシセットに連結されたスライドフレー
   ムと、前記メインフレーム内に夫々対向して配され、双
   方とも摺動自在で、その一方が前記スライドフレームと
   連結されたラックと、該ラックのスライドフレームと連
   結された方に噛み合う大歯車および他方に噛み合う小歯
   車で形成された異径歯車と、前記メインフレームおよび
   車体の間に前記メインフレームの揺動方向に略平行なる
   ように面を配され、且つその面内に２条のガイドレール
   を有するガイドプレートと、前記異径歯車の軸に一方を
   支持し、メインフレームに沿って、ワイパー軸側に他方
   を延在し、前記ガイドレールの一方に摺動自在に係合し
   た異径歯車ガイド棒を支持したブラケットと、前記大歯
   車に噛み合わない方のラックに一方を支持し、メインフ
   レームに沿って、ワイパー軸側に他方を延在し、前記ガ
   イドレールの他方に摺動自在に係合したラックガイド棒
   を支持した安定棒と、メインフレームに固設され、前記
   ブラケットおよび安定棒にメインフレームの揺動力を伝
   達するようにしたプッシュプレートとより構成したこと
   を特徴とする伸縮アーム式ウィンドワイパー。