JPS60261755A - 回転式ウインドクリ−ナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は各種車輌のウィンドガラスに装備して、掃拭体
の回転により雨雪を拭除させる回転式ウィンドクリーナ
ーに関する。

（ロ）従来の技術 従来、車輌用ウィンドクリーナーとして、例えば特公昭
！；０−１ｌΩ／ｌｌ−号公報所載のものが知られてお
り、このものは掃拭体を一方向へ連続回転させるため、
その回転を速ぐして、豪雨雪時の高速走行においても、
雨雪を完全に拭除させて、視界障害を生じない様にする
ことができる格別な効果を奏するものであった。

しかし、このものは固定の昇降ガイド４にクリーナーホ
ルダー５の摺動部６を係合させて昇降自在とし、このク
リーナーホルダー５の先端に掃拭体８を支持させ、該掃
拭体８ヘモ−１９の回転を可撓軸１．ＯＫより伝達させ
るものであった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 従って、前述の回転式クリーナーは、掃拭体の支持系統
と、駆動系統と、昇降系統とが個々別々に存在し、可撓
軸又はリンク等により連係されるから、構造が複雑で部
品数が多くなり、このため製作費が高くつくだけでなく
、車輌への組付けが甚だ面倒で、技術を要し、且つ、大
きな取付スペースを要するため、その性能を認められな
がらも一般に普及するに至らない問題点があった。

そこで本発明は、掃拭体の支持系統と駆動系統と昇降系
統を一つに集約することにより、安価に製作できて、車
輌への取付けも技術を要さず簡単に行われて、小スペー
スへの設置が可能ｌ な回転式ウィンドクリーナーを提供することを技術的課
覇とする。

に）問題を解決するだめの技術手段 固定部とこれに対して回動自在の回動部とを備える歯車
ケース内に、モー〃から受動して後記する掃拭体へ減速
伝動させる歯車を収容し、前記歯車ケースの回動部にウ
ィンドガラスへ向う支持筒を延設して、この支持筒の先
端に前記歯車から受動して回転する掃拭体を支持させ、
前記回動部には操作部材を附設し、この操作部材に左右
方向の運動により掃拭体の支持筒を起伏させる起伏手段
を連係させたものである。

（ホ）作　用 前述の技術手段における掃拭体の支持筒を起伏手段によ
り起し、この支持筒に支持される掃拭体をウィンドガラ
スの被掃拭部に対応させて、。。７−２゜６６．、。、
へｍ’ｉｇ−ｔ−、ｂ、＝、。３　＼゛式ウィンドクリ
ーナーは簡単に車輌へ取付けられて掃拭体の回転により
ウィンドガラスを拭い、不用時支持筒を倒せば、掃拭体
を視界障害にならない位置に格納する操作が歯車ケース
における回動部の回転により行われる。

歯車ケースの可動部に掃拭体の支持筒と、起伏手段によ
り操作される操作部材を附設し、歯車ケース内にモータ
の回転を減速して掃拭体へ伝達させる歯車を収容するこ
とにより、掃拭体の支持系統と、駆動系統と、昇降系統
が歯車ケースにより一つに集約されて、構造の簡単化。

使用部品数の削減、全体の大巾な小形化を可能上するも
のである。

（へ）実施例 本発明は、図面筒１図〜第乙図に示す通り実ＩＦ１され
るもので、１は歯車ケースであり、図面第２図に示す様
に取付部材２により車輌の取付部３へねじ４等により固
定する固定部ａと、この固定部ａに対して図面第３図に
示す様に印籠嵌めとしだ回動部すとによめ形成し、両者
を中心に挿通しだ軸５の頭６と、軸５の先端の環状溝７
へ保合させたスナップリング８とにより軽く回転できる
様に接合してあって、この歯車ケース１の中には後記す
るモータの軸に固定したウオーム９と、とのウオーム９
に噛合させたウオームホイールｔｏト、該ウオームホイ
ール［ｏと一体結合したベベルギヤ［１とを前記軸５に
支持させて収容しである。

１２は後記する掃拭体の支持筒で、図面第１図〜第３図
に示す様に前記した歯車ケース１の可動部すからウィン
ドガラスに向って延設し、その先端にガラスを拭わせる
公知の掃拭体１３を図面第３図に示す様に軸１４に支持
させて設けてあリ、内部には６角断面の中継軸１５を挿
嵌して、その先端に前記した掃拭体１３の軸１４に固定
したベベルギヤ１６に噛合させたベベルギヤ１７を取付
け、歯車ケース１内に突出する基端には前記したベベル
ギヤ［ｌに噛合させたベベルギヤ１８を取付けて、掃拭
体１３が後記するモータにより回転される様にしたもの
で、中継軸１５に対するベベルギヤ１６　、１８の取付
けは、ベベルギヤ１６　、１８のボスに中継軸１５の６
角断面に適合する孔を設けて、これに中継軸１５を嵌合
して行う。

１９は前記した歯車ケース１における回動部すの下側に
附設したレバー形の操作部材で、その下周面にギヤー２
０を形成しである。

匍　２、は歯車ヶ−２□。Ｔ　（ＥＩ　Ｋ設は１掃８ニ
オ、３．）支持筒１２を起伏させる手段で、図面第３図
に示す様に可逆モータ２２の回転を歯車ケース２３内の
ウオーム２４とウオームホイール２５トにより減速され
て伝えられるピニオンを用い、とのピニオン２１を前記
操作部材１９のギヤー２０に噛合させて、掃拭体１３の
支持筒１２がモー〃２２より起伏される様にしである。

２６は前記した掃拭体１３を駆動させる可逆モータで、
図面第３図に示す様にその軸２７の歯車ケース１内へ挿
入される部分に前記したウオームホイール１０と噛合す
るウオーム２８を設けである。

２９は前記掃拭体１３を常に水平に近い状態で止まらせ
る停止位置規制部材で、図面第３図及び第１図に示す様
にウオームホイール［０の側面に絶縁して取付けた欠円
形の接電リングを用い、これに給電路を中断して接続し
た接触子３０　、３１が接触する間はスイッチオンを保
ち、前記接触子が欠内部において離れたとき、スイッチ
オンとなってモー’７２６を停止させ、掃拭体の停止位
置を決める作用をする。

３２　、３３は掃拭体１３の支持筒１２を使用位置と、
格納位置で停止させるスイッチで、図面第１図に示す様
に支持筒１２が使用位置に達したとき、操作部材１９に
附設した操作片３４により作動される位置と、支持筒１
２が格納位置に達したとき操作片３４により作動される
位置とに取付けて、作動時にモー７７２２の回転を止め
させる。

３５　、３６は図面第７図及び第ｇ図に示す様に回転式
クリーナーを２個以上連装する場合、各掃拭体１３の干
渉を防ぐため中継軸１５を中断して設けた回転遅れの設
定部材で、その一方３５を突起とし、他方３６を切欠と
して、両者間に遊隙を設け、との遊隙分だけ一方の掃拭
体１３よりも他方の掃拭体１３が回転遅れを生ずる様に
したものである。

３７は前記した歯車ケース１の取付けを弾力的に行わせ
るだめの可動取付板で、その上端を図面第１／図に示す
様にベース板３８へ蝶着し、下端にはベース板３８と車
輌の取付部３とを貫通させだ軸杆３９を固定し、との軸
杆３９にスプリングｌＩＯを外装して、このスプリング
４０により可動取付板３７をウィンドガラス側へ傾かせ
、前記した掃拭体１３がウィンドガラスに接触してこれ
を掃拭するときは、スプリング４０の力に抗して可動取
付板３７が起され、その反力を掃拭体１３のガラス面へ
の押付力として働かせる様にしたものである。

尚、前記実施例は、小形車輌で７個の掃拭体１３により
ウィンドガラスの掃拭ができる場合は、７個だけ用いる
が、一般車輌の場合は、２個を連装し、大形車輌や特に
ウィンドの広い車輌においては３個を連装することもあ
るので、前記ノ連装設置において、一対の歯車ケース１
．１を図面第７図に示す様にモー７７２６の両側に組イ
１ける場合は、掃拭体１３　、１３の支持筒１２　、１
２を夫々外方へ倒伏させて格納状態とし、内方へ起して
使用状態とするものとし、一対の歯車ケース１．１を両
側へ離れさせて配置し、その中間にモー’７２６を配置
し、モータ軸２７を延長して歯車ケース１．１に挿入す
る場合は、掃拭体１３の支持筒１２を夫々内方へ倒伏さ
せて格納し、外方へ起して使用状態とする。

又、回転式の掃拭体１３はその回転の一部においてガラ
ス面を外れるから、この部分にはガラス面に連続して、
摩擦係数もガラスに近い案内面（図面には示して々い）
を設けて掃拭体が損傷することなく円滑な回転掃拭を行
う様にするものである。

前記実施例に示す回転式ウィンドクリーナーは、掃拭体
１３の支持筒１２を起した状態において、掃拭体１３が
ウィンドガラスの被掃拭部に対応する様に歯車ケース１
を車輌の取付部３へ固定すると、何等技術を要せず簡便
に車輌へ取付けられて、モータ２６を回転させると、こ
れから歯車９．１０と１１　、１８より道連伝動される
掃拭体１３がヘ ウィンドガラスの被掃拭位置を回転によ：ノ効果的に掃
拭する様になる。

しかし、掃拭体支持筒１２の起伏手段２１をモータ２２
により回転させて、操作部材２１により歯車ケース１の
回動部すを支持筒ト２が倒れる方向へ、１ 回転すると、掃拭体１３はウィンドガラスの下隅　１の
視界障害とならない位置に倒伏して格納状態になる。

又、掃拭体１３を使うときは、モータ２２によｈ起伏手
段２１ｆ：反対に回転させると、歯車ケース１の回動部
すは支持筒１２が起きる方向へ回転して、掃拭体１３を
つＩンドガラスの被掃拭部に位置させ、七−〃２６によ
り回転させると、ガラス面を適当速度でとすりながら通
懸し、耐着しようとする雨雪を拭い去って、雨雪時の一
般走行においても、又、豪雨、Ｎ時の高速走行において
も雨、雪による視界障害を全く生じさせないものである
。

図面第９図〜第７０図は本発明の実施の他の例を示すも
ので、掃拭体１３の支持系統と駆動系統は図面第１図〜
第に図に示す実施例のものと同一であるが、昇降系統が
異るものである。

即ち、図゛画筆９図に示すものは歯車ケース１の回動部
すに附設した扇形の操作部材１９にゼネバ歯車４１を形
成したもので、欠円リング４２を附設し、その欠内部の
中間にピン４３を植設してモー　’７２２の回転を図面
第３図の起伏手段２１の様に減速して伝えられるピン車
４４を用い、ピン車４４の左右の運動により、回動部す
を回動させて掃拭体１３の支持筒１２を起伏させるもの
である。

次に図面第１０図に示すものは、歯車ケース１の回動部
すに附設した操作部材１９をレバーとし、このレバーに
小形シリンダ４５のロッド４６ヲ連結し、前記シリンダ
４５の二基へ切換弁４７により選択的に加圧流体を圧入
するか、二基を交互に減圧してロッド４６を左右に運動
させ、歯車ケース１０凹動部すを回動させて掃拭体１３
の支持筒１２を起伏させるもので、その作用は図面第１
図〜第ｇ図に示す実施例のものと同一であるから説明を
省略する。

（ト）発明の効果 本発明の回転式ウィンドクリーナーは、掃拭体の支持系
統と、駆動系統と、昇降系統とが歯車ケースによって一
つに集約されるから、構造が簡単になって、使用する部
品数も減るため、安価に製作できる。

全体がコンパクトにまとまっているため、取付スペース
が小さくて足ｂ１小形車輌へも装備できる。

歯車ケ−７の固定部を取付片に固定するだけで、取付が
完了するため、取付が技術を要さず、迅速、正確に行わ
れて充分に所期の性能を発揮Ｘ　さ鹸得る。

特有の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に関する車輌用の回転式ウィンドクリー
ナーの実施の一例を示十一部切欠正面図。第２図は同上
側面図。第３図は第１図のＡ−Ａ線における断面図。第
１図は掃拭体支持筒の停止位置規制手段の正面図。第５
図は二連装の場合一方の掃拭体に回転遅れを起させる手
段の分解斜視図。第乙図は歯車ケース内の各ギヤーの配
列を示す正面図。第７図及び第ｇ図は二連装の場合を示
す正面図。第９図及び第７０図は、他の実施例における
引降系統を示す正面図。第１／図は歯車ケースの取イ１
と弾力的に行う手段の側面図である。 図中１は歯車ケース、ａは固定部、ｂは回動部、９　、
　ｔｏ　、　１１は減速伝動用歯車、２６はモーｌ、　
、′ｌ巳 １３は掃拭体、１２は支持筒、１９は操作部材、２１．
′４４．４５は起伏手段である。 珠Ｌｎ　回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定部と、これに対して回転自在の回動部とを備える歯
   車ケースと、この歯車ケース内に収容して、モータから
   掃拭体への減速伝動を行わせる歯車と、前記歯車ケース
   のｌ？ｉｌＩ動部からウィンドガラスへ向って延設し、
   先端に前記歯車から受動して回転する掃拭体を支持させ
   た支持筒と、前記回動部に附設した操作部材と連係させ
   、左右方向の運動により掃拭体の支持筒を起伏させる起
   伏手段とを備えさせたことを特徴とする回転式ウィンド
   クリーナー。