JPS6387166A - ヒステリシスカツプリング - Google Patents

ヒステリシスカツプリング

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Publication number
JPS6387166A
JPS6387166A JP22921686A JP22921686A JPS6387166A JP S6387166 A JPS6387166 A JP S6387166A JP 22921686 A JP22921686 A JP 22921686A JP 22921686 A JP22921686 A JP 22921686A JP S6387166 A JPS6387166 A JP S6387166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
semi
permanent magnet
coupling
hysteresis
Prior art date
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Pending
Application number
JP22921686A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Nagata
謙次郎 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPS6387166A publication Critical patent/JPS6387166A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、永久磁石界磁と希土類磁石との間の結合ト
ルクを向上させたヒステリシスカップリングに関するも
のである。
従来技術 円板状の半硬質磁石に対し所定の空隙を保持して永久磁
石界磁を対向配置し、磁気ヒステリシス現象により両磁
石を非接触で結合するよう構成したヒステリシスカップ
リングが一般に知られている。このヒステリシスカップ
リングは、例えばワイヤ等の巻取機における定張力伝達
機構として好適に使用されている。ここに半硬質磁石と
は、磁気的に軟らかい材料(軟質磁性材料例:高透磁率
材料)および磁気的に硬い材料(硬質磁性材料例:永久
磁石)に対応する概念であって、保磁力BHC等の特性
が、前記両材料の中間に位置する性質を有するものであ
る。すなわち半硬質磁石は、ある程度の保磁力を持ち、
外部磁界の強さによりその磁化状態が変化するヒステリ
シス材をいう。
前記ヒステリシスカップリングに使用される半硬質磁石
は、永久磁石界磁に近接して配置されるとそれ自体が磁
化され、その永久磁石界磁が相対回転することにより、
両磁石間に第3図に示す磁気ヒステリシスループの面積
に比例する結合トルクを生ずる。そして図中の第2象限
にある磁気ヒステリシスループ(これを減磁曲線という
)上のB(磁束密度)とH(磁場)の積である最大磁気
エネルギー積(BH)waxが大きくなる程、永久磁石
界磁によって半硬質磁石を磁気的に拘束する力も大きく
なる。この拘束力は、半硬質磁石が回転側の場合は、永
久磁石界磁により与えられる磁気的な制動力と言い換え
ることができる。
発明が解決しようとする問題点 例えば第2図に示すように、回転自在な円板状の永久磁
石界磁10と、この永久磁石界磁10に対し軸方向に所
定の空隙Gを保持して回転可能に配置した半硬質磁石1
2とからなる軸方向空隙形のヒステリシスカップリング
では、従来より永久磁石界磁の材質としてフェライト永
久磁石が使用されている。しかしこのフェライト永久磁
石の磁力は必ずしも強力でないために、この界磁と半硬
質磁石との間に充分な結合トルク、換言すれば充分な磁
気ヒステリシスループの面積が一般に得られなかった。
この場合に大きな結合トルクを得るには、前記フェライ
ト永久磁石の界磁を大型化することが考えられるが、こ
のときはカップリング全体が大型化してしまう欠点があ
る。
そこで発明者は、前述したヒステリシスカップリングに
内在している前記欠点を克服するべく、磁石の種類や保
磁力の大きさを変更してトルク値の測定を行なった結果
、前記永久磁石界磁に希土類磁石を使用し、半硬質磁石
に所要値以上の保磁力を保有させることにより、装置全
体を大型化することなく、充分な結合トルクが得られる
ことを突き止めた。
発明の目的 従って本発明は、装置全体を大型化することなく、半硬
質磁石と永久磁石界磁との間に充分な結合トルクを得る
ことのできるヒステリシスカップリングを提供すること
を目的とする。
実施例 次に本発明に係るヒステリシスカップリングにつき、好
適な実施例を挙げて以下説明する。本実施例では、後述
の如く、ヒステリシスカップリングの永久磁石界磁とし
て希土類磁石を使用し、半硬質磁石として保磁力が50
00e以上のものを使用することによりトルク向上の好
結果を得た。すなわち第2図に示すと同じく、永久磁石
界磁と半硬質磁石との間に軸方向の空隙を介在させたヒ
ステリシスカップリングにおいて、前記永久磁石界磁に
例えばサマリウムコバルト(S Tnz COxt>系
の希土類磁石を使用した。この場合の希土類磁石はドー
ナツ状円盤の形態を墨していて、外径100φ、内径6
0φ、厚みlitであった。
また半硬質磁石としては、Al−N1−Go系やAl−
Ni系のヒステリシス材を選択的に使用した。
この場合において半硬質磁石は、その材料組成により保
磁力BHCが異なるので、前記希土類磁石からなる永久
磁石界磁に、保磁力BHCの異る半硬質磁石を対向させ
た場合に結合トルクがどのように変動するか、を実験す
ることとした。そこで外径100φ、内径60φ、厚み
5tのドーナツ状円盤からなるAl−N1−Go系の半
硬質磁石を使用し、この半硬質磁石を希土類永久磁石の
界磁に対して1.5t1mの間隙を保持して種々のトル
ク値を測定した。このときA l−N i −G o系
半硬質磁石の組成を種々に変更してみた。その結果を第
1図にグラフとして示す、このグラフ図において、縦軸
は結合トルク値(噴位kg / m )を示し、横軸は
半硬質磁石の保持力B HC(単位Oe)を示している
例1に示す如く、9A l −17,5N i −10
G o −3Cu−0,2T i残りFeからなる半硬
質磁石で、保磁力BHCが3500eのものを使用して
トルク値を測定したところ、そのトルク値は約11〜1
3kg/mであった。この値は、ヒステリシスカップリ
ングにおけるトルクとしては不充分であって、実用上は
不満がある。
次に例2に示すように、10.3A I −18N i
 −12,5Go−3Cu−0,5Ti残りFeからな
る半硬質磁石で、保磁力B HCが6050eのものを
使用してトルク値を測定した。このときのトルク値は約
16〜19kg/mで、これは実用上充分なトルクであ
ることが判った。
同様にして、例3に示す8.2A l −14,2N 
i −23,5Co−3,5Cu−0,5T i残りF
eがらなり、保磁力B HCが7550eの半硬質磁石
を使用してトルク値を測定した。このトルク値は約16
〜19.5kg/mで、実用上充分なトルクを有してい
る。
更に例4に示す如く、7.2A l −14,5N i
 −35G 。
−3Cu−5,3Ti残りFeからなり、保磁力BHC
が11050eの半硬質磁石を使用してトルク値を測定
したところ、このトルク値は約21〜23.5kg /
 mで、実用上充分なトルクを有していることが判った
これらの測定結果から、実施例に係るヒステリシスカッ
プリングでは、永久磁石界磁として希土類磁石を使用し
、これとヒステリシス結合している半硬質磁石の保磁力
を少なくとも5000e以上のものを使用すると、急激
にトルク特性が向上することが判った。なお本実施例で
は、永久磁石界磁としてサマリウムコバルト(Sm、C
oat)系の希土類磁石を使用し、半硬質磁石としては
、Al−N1−Go系のヒステリシス材を使用してトル
ク値を実測したものにつき説明したが、永久磁石界磁に
他の種類の希土類磁石を使用し、また他の種類のヒステ
リシス材からなる半硬質磁石を使用して、その保磁力が
5000e以上のものを使用することによっても、トル
ク向上の効果が得られた。更に実施例では、永久磁石界
磁と半硬質磁石とを軸方向に配置してその間に空隙を形
成する型式のヒステリシスカップリングにつき説明した
が、これ以外に、永久磁石界磁と半硬質磁石との間に半
径方向の環状空隙を形成する型式のヒステリシスカップ
リングにも、本発明はそのまま応用し得るものである。
発明の効果 このように本発明に係るヒステリシスカップリングによ
れば、永久磁石界磁として希土類磁石を使用すると共に
、半硬質磁石として保磁力が5000e以上のヒステリ
シス材を使用することにより、第3図で示した両磁石間
の磁気ヒステリシスループの面積が増大するものと思わ
れ、これにより前記増大した磁気ヒステリシスループの
面積に比例した結合トルクが得られる。従って装置全体
を大型化することなく、永久磁石界磁と半硬質磁石との
間の結合トルクの増大が図られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るヒステリシスカップリングの好適な
実施例を示すものであって、第1図は実施例に係るヒス
テリシスカップリングの保磁力とトルクとの関係を示す
グラフ図、第2図は一般的なヒステリシスカップリング
の縦断面図、第3図は磁気ヒステリシスループを示すグ
ラフ図である。 特許出願人   大同特殊鋼株式会社 FIG、3  5 −B FIG、2 FIG、I Hc

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円板状の永久磁石界磁と、この永久磁石界磁に対し所定
    の空隙を保持して配置した半硬質磁石とからなるヒステ
    リシスカップリングにおいて、前記永久磁石界磁として
    希土類磁石を使用すると共に、半硬質磁石として保磁力
    が500Oe以上のヒステリシス材を使用することを特
    徴とするヒステリシスカップリング。
JP22921686A 1986-09-27 1986-09-27 ヒステリシスカツプリング Pending JPS6387166A (ja)

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JP22921686A JPS6387166A (ja) 1986-09-27 1986-09-27 ヒステリシスカツプリング

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JP22921686A JPS6387166A (ja) 1986-09-27 1986-09-27 ヒステリシスカツプリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6387166A true JPS6387166A (ja) 1988-04-18

Family

ID=16888643

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JP22921686A Pending JPS6387166A (ja) 1986-09-27 1986-09-27 ヒステリシスカツプリング

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112398307A (zh) * 2020-11-30 2021-02-23 合肥工业大学 永磁盘式正弦扭矩联轴装置
JP2021515121A (ja) * 2018-02-21 2021-06-17 アクスチュエーター オーワイ 不正使用からデジタルロックを保護するための機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4885948A (ja) * 1972-02-18 1973-11-14

Patent Citations (1)

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JPS4885948A (ja) * 1972-02-18 1973-11-14

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JP2021515121A (ja) * 2018-02-21 2021-06-17 アクスチュエーター オーワイ 不正使用からデジタルロックを保護するための機構
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