JPS6386917A - 近接感知装置 - Google Patents
近接感知装置Info
- Publication number
- JPS6386917A JPS6386917A JP62200116A JP20011687A JPS6386917A JP S6386917 A JPS6386917 A JP S6386917A JP 62200116 A JP62200116 A JP 62200116A JP 20011687 A JP20011687 A JP 20011687A JP S6386917 A JPS6386917 A JP S6386917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- voltage
- current
- proximity
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 93
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 31
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 28
- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 8
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 claims description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 claims 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 44
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 230000009471 action Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 6
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 5
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 5
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 4
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R27/00—Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
- G01R27/02—Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant
- G01R27/26—Measuring inductance or capacitance; Measuring quality factor, e.g. by using the resonance method; Measuring loss factor; Measuring dielectric constants ; Measuring impedance or related variables
- G01R27/2611—Measuring inductance
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/945—Proximity switches
- H03K17/95—Proximity switches using a magnetic detector
- H03K17/9512—Proximity switches using a magnetic detector using digital techniques
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/94—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
- H03K17/945—Proximity switches
- H03K17/95—Proximity switches using a magnetic detector
- H03K17/952—Proximity switches using a magnetic detector using inductive coils
- H03K17/9537—Proximity switches using a magnetic detector using inductive coils in a resonant circuit
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、インダクタンス測定装置、より具体的には、
センサ・インダクタのインダクタンスを測定する可変イ
ンダクタンス測定装置を、センサ・ユニットへの目標物
の接近をモニターする手段として利用する近接感知装置
に係わる。
センサ・インダクタのインダクタンスを測定する可変イ
ンダクタンス測定装置を、センサ・ユニットへの目標物
の接近をモニターする手段として利用する近接感知装置
に係わる。
近接スイッチ及びその利点は、既に公知である。
負荷に対する電流のスイッチングにおいては多くの場合
、スイッチ装置はその耐用寿命を縮めその動作を不確実
にするような環境条件に置かねばならない情況がある。
、スイッチ装置はその耐用寿命を縮めその動作を不確実
にするような環境条件に置かねばならない情況がある。
悪条件下で作動せざるを得ない電気的スイッチ装置の一
例としては航空機工業に見られる。航空機では、多くの
スイッチ装置が極端な高温、極端な低温9強い撮動及び
衝撃のほか化学物質、腐食性流体及び有害な湿度条件に
曝される。従来の機械的スイッチにあっては、航空機操
縦の際に遭遇するような極端な環境条件の下では信頼出
来ず、また、航空機での利用に際しては、確実で信頼度
の高い動作を提供する遠隔操作能力を備えた電流制御及
びスイッチ装置を設置しなければならない場合が多い。
例としては航空機工業に見られる。航空機では、多くの
スイッチ装置が極端な高温、極端な低温9強い撮動及び
衝撃のほか化学物質、腐食性流体及び有害な湿度条件に
曝される。従来の機械的スイッチにあっては、航空機操
縦の際に遭遇するような極端な環境条件の下では信頼出
来ず、また、航空機での利用に際しては、確実で信頼度
の高い動作を提供する遠隔操作能力を備えた電流制御及
びスイッチ装置を設置しなければならない場合が多い。
このような情況において近接スイッチは、極端な環境条
件にも確実に耐え得ることが立証されている。この近接
スイッチの代表的なものとしてはコイル及びコアを有す
るインダクタを含み、遠隔の場所に配置されるセンサ・
ユニットと、ケーブルを介して該センサ・ユニットに接
続されセンサ・インダクタのインダクタンス変化に応答
する電子スイッチ回路とを含むいわゆる2分割近接感知
装置(two−piece proximity se
nsing system)から成る。公知のように、
センサ・インダクタのインダクタンスは、センサ・イン
ダクタ及び目標物(例えば降着装置支柱または貨物用ド
アの一部)を含む磁路の磁気抵抗変化に従って変化する
。電子スイッチ回路は、センサ・インダクタのインダク
タンスを測定することにより、センサ・ユニットへの目
標物接近の表示を提供するものである。
件にも確実に耐え得ることが立証されている。この近接
スイッチの代表的なものとしてはコイル及びコアを有す
るインダクタを含み、遠隔の場所に配置されるセンサ・
ユニットと、ケーブルを介して該センサ・ユニットに接
続されセンサ・インダクタのインダクタンス変化に応答
する電子スイッチ回路とを含むいわゆる2分割近接感知
装置(two−piece proximity se
nsing system)から成る。公知のように、
センサ・インダクタのインダクタンスは、センサ・イン
ダクタ及び目標物(例えば降着装置支柱または貨物用ド
アの一部)を含む磁路の磁気抵抗変化に従って変化する
。電子スイッチ回路は、センサ・インダクタのインダク
タンスを測定することにより、センサ・ユニットへの目
標物接近の表示を提供するものである。
動作中に遭遇する極端な環境に耐え得るようにセンサ・
ユニットを物理的に頑丈に構成し、近接感知装置の比較
的デリケートな電子スイッチ回路を該センサ・ユニット
の画かれた極端な環境条件から隔離するということも公
知である。
ユニットを物理的に頑丈に構成し、近接感知装置の比較
的デリケートな電子スイッチ回路を該センサ・ユニット
の画かれた極端な環境条件から隔離するということも公
知である。
上記のような配慮にも拘わらず、環境及びその他の条件
は、インダクタンス測定精度即ち近接感知装置のスイッ
チングの信頼度に影響を及ぼす。
は、インダクタンス測定精度即ち近接感知装置のスイッ
チングの信頼度に影響を及ぼす。
なぜならば、センサ・ユニットは、センサ・インダクタ
のインダクタンスのほかに、インダクタ・コイル及びケ
ーブルの抵抗に対応する等価直列抵抗と、ケーブルに起
因する等価分路キャパシタンスとを含む等価回路によっ
て特徴付けられているからである。コアの材料を適当に
選択すれば、等価インダクタンスが比較的温度に影響さ
れないようにセンサ・ユニットを製造することができる
。
のインダクタンスのほかに、インダクタ・コイル及びケ
ーブルの抵抗に対応する等価直列抵抗と、ケーブルに起
因する等価分路キャパシタンスとを含む等価回路によっ
て特徴付けられているからである。コアの材料を適当に
選択すれば、等価インダクタンスが比較的温度に影響さ
れないようにセンサ・ユニットを製造することができる
。
しかしセンサ・ユニットの等価直列抵抗及び等価分路キ
ャパシタンスは、温度に依存し、従ってインダクタンス
測定値も温度と共に変化することになる。
ャパシタンスは、温度に依存し、従ってインダクタンス
測定値も温度と共に変化することになる。
また、異なる近接感知装置の電子スイッチ回路及びセン
サ・ユニットを互いに交換できること、即ち、任意のセ
ンサ・ユニット及びこれと連携の任意の長さのケーブル
にどの電子スイッチ回路を接続しても該電子スイッチ回
路が動作し且つ校正を維持できることが望ましい。この
ように交換可能であるならば、センサ・インダクタと直
列の抵抗及びセンサ・インダクタと分路関係のキャパシ
タンス、特に後者が広い範囲に亘って変化する。
サ・ユニットを互いに交換できること、即ち、任意のセ
ンサ・ユニット及びこれと連携の任意の長さのケーブル
にどの電子スイッチ回路を接続しても該電子スイッチ回
路が動作し且つ校正を維持できることが望ましい。この
ように交換可能であるならば、センサ・インダクタと直
列の抵抗及びセンサ・インダクタと分路関係のキャパシ
タンス、特に後者が広い範囲に亘って変化する。
即ち、電子スイッチ回路を種々のセンサ・ユニット及び
ケーブルのアセンブリと接続するときに、近接感知装置
に特別な調整または再校正を施さなくて済むことが望ま
しい。
ケーブルのアセンブリと接続するときに、近接感知装置
に特別な調整または再校正を施さなくて済むことが望ま
しい。
2分割近接感知装置の温度依存性を軽減するため、この
種の公知装置ではセンサ・ユニットに温度補償回路を組
込むことが多い。2分割近接感知装置用温度補償式セン
サ・ユニットの一例は、米国特許第3,454,869
号に記載されている。この特許には、1個の誘導性素子
及び複数の抵抗性素子を含むマクスウェル・ブリッジと
、該ブリッジの誘導性素子のインダクタンス変化に応答
する同期検知器とを含む近接感知IIが開示されている
。
種の公知装置ではセンサ・ユニットに温度補償回路を組
込むことが多い。2分割近接感知装置用温度補償式セン
サ・ユニットの一例は、米国特許第3,454,869
号に記載されている。この特許には、1個の誘導性素子
及び複数の抵抗性素子を含むマクスウェル・ブリッジと
、該ブリッジの誘導性素子のインダクタンス変化に応答
する同期検知器とを含む近接感知IIが開示されている
。
誘導性素子と抵抗性素子の1つとが、センサ・ユニット
を構成する。センサ・ユニット中の抵抗性素子は、近接
感知装置によって測定されるインダクタンスの温度依存
性を軽減するようにある程度の温度補償を与えるべく選
定される。このようなセンサ・ユニットは、温度依存性
がある程度軽減されるけれども、この種の近接感知装置
の精度及び信頼性に影響を及ぼす要因がなおもいくつか
残る。
を構成する。センサ・ユニット中の抵抗性素子は、近接
感知装置によって測定されるインダクタンスの温度依存
性を軽減するようにある程度の温度補償を与えるべく選
定される。このようなセンサ・ユニットは、温度依存性
がある程度軽減されるけれども、この種の近接感知装置
の精度及び信頼性に影響を及ぼす要因がなおもいくつか
残る。
まず、センサ・ユニットに温度補償抵抗を組込んでも、
例えば航空様工業の如く多くの用途において遭遇する広
範囲の温度変化に亘って、センサ・ユニットの等個直列
抵抗から温度依存性を有効に消去することはできない。
例えば航空様工業の如く多くの用途において遭遇する広
範囲の温度変化に亘って、センサ・ユニットの等個直列
抵抗から温度依存性を有効に消去することはできない。
また、温度補償抵抗は、多くの場合比較的細いワイヤー
を利用した巻線方式を採用していることから、センサ・
ユニットの信頼性に影響する弱点を持込むことになる。
を利用した巻線方式を採用していることから、センサ・
ユニットの信頼性に影響する弱点を持込むことになる。
さらに、温度補償抵抗を使用するとセンサ・ユニットへ
のリード線が3本必要になり、従って、遠隔のセンサ・
ユニットを近接感知IIの電子スイッチ回路に接続する
のに必要な配線量が増大する。
のリード線が3本必要になり、従って、遠隔のセンサ・
ユニットを近接感知IIの電子スイッチ回路に接続する
のに必要な配線量が増大する。
かかる事態は、配線のコスト、保守の能率及び重量が重
視される航空機工業のような分野では重要な問題である
。また、温度補償抵抗を組込んだセンサ・ユニットに対
し3本のリード線が必要となるということは、信頼性に
影響する弱点となる。
視される航空機工業のような分野では重要な問題である
。また、温度補償抵抗を組込んだセンサ・ユニットに対
し3本のリード線が必要となるということは、信頼性に
影響する弱点となる。
また、センサ・ユニットに温度補償抵抗を組込むことが
センサ・ユニットの等価分路キャパシタンスの温度依存
性の解消に何ら役立たない。
センサ・ユニットの等価分路キャパシタンスの温度依存
性の解消に何ら役立たない。
従って本発明の一般的な目的は、近接感知装置に組込み
つる改良されたインダクタンス測定技術を提供すること
にある。
つる改良されたインダクタンス測定技術を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、温度変化や、センサ・インダクタ
を可変インダクタンス測定装置と接続するケーブルの長
さ変化と共に変化する等個直列抵抗及び等価分路キャパ
シタンスの存在にも拘わらず、センサ・インダクタのイ
ンダクタンスの正確な、温度に左右されない測定値を提
供できる可変インダクタンス測定装置を組込んだ近接感
知装置を提供することにある。
を可変インダクタンス測定装置と接続するケーブルの長
さ変化と共に変化する等個直列抵抗及び等価分路キャパ
シタンスの存在にも拘わらず、センサ・インダクタのイ
ンダクタンスの正確な、温度に左右されない測定値を提
供できる可変インダクタンス測定装置を組込んだ近接感
知装置を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、1本が共通または接地リー
ド線である2本だけのリード線を必要とする1個のイン
ダクタを唯一の構成回路素子とすることにより経済性、
保守能率及び信頼性を高めると共に配線及び接続の条件
を簡略化した遠隔センサ・ユニットを利用し、該遠隔セ
ンサ・ユニットを組込んだ近接感知VR置を提供するこ
とにある。
ド線である2本だけのリード線を必要とする1個のイン
ダクタを唯一の構成回路素子とすることにより経済性、
保守能率及び信頼性を高めると共に配線及び接続の条件
を簡略化した遠隔センサ・ユニットを利用し、該遠隔セ
ンサ・ユニットを組込んだ近接感知VR置を提供するこ
とにある。
本発明のさらに他の目的は、可変インダクタンスを測定
することができ、従来の装置よりも高い精度及び信頼度
を有し低いコストで目標物の接近を表示できる可変イン
ダクタンス測定装置を組込んだ近接感知装置を提供する
ことにある。
することができ、従来の装置よりも高い精度及び信頼度
を有し低いコストで目標物の接近を表示できる可変イン
ダクタンス測定装置を組込んだ近接感知装置を提供する
ことにある。
そこでこれら諸点に鑑み本発明は、センサ・ユニットへ
の目標物の接近を周期的にモニターするため、近接感知
装置と、遠隔センサ・ユニットを含む可変インダクタン
ス測定装置とを提示している。センサ・ユニットは、(
目標物の接近に応じてインダクタンスが変化する)1個
のセンサ・インダクタだけから成るが、温度依存性の等
個直列抵抗及び等価分路キャパシタンスを含む等価回路
によって特徴づけられる。連続する装置周期に、センサ
電流パルス発生回路が、センサ・ユニット及びセンサ・
インダクタに時間的に変化する電流を供給する。センサ
・ユニットの両端の電圧が一定の基*電圧レベルに達す
ると、センサ制御ループ回路が、センサ・ユニットの両
端の電圧を基準電圧レベルに維持するように、該センサ
・ユニットを流れる電流をidl tloする。センサ
・ユニットを流れる電流がゼロを通過すると微分回路が
センサの電流の変化率を測定し、センサ・インダクタの
インダクタンスを表わすインダクタンス・アナログ電圧
を出力する。最後に、センサ・ユニットへの目標物接近
が限界作動ギャップに対応することをセンサ・インダク
タのインダクタンスが指示すると、近接感知i置の近接
検知及びスイッチング回路が、目標物近接表示を出力す
る。
の目標物の接近を周期的にモニターするため、近接感知
装置と、遠隔センサ・ユニットを含む可変インダクタン
ス測定装置とを提示している。センサ・ユニットは、(
目標物の接近に応じてインダクタンスが変化する)1個
のセンサ・インダクタだけから成るが、温度依存性の等
個直列抵抗及び等価分路キャパシタンスを含む等価回路
によって特徴づけられる。連続する装置周期に、センサ
電流パルス発生回路が、センサ・ユニット及びセンサ・
インダクタに時間的に変化する電流を供給する。センサ
・ユニットの両端の電圧が一定の基*電圧レベルに達す
ると、センサ制御ループ回路が、センサ・ユニットの両
端の電圧を基準電圧レベルに維持するように、該センサ
・ユニットを流れる電流をidl tloする。センサ
・ユニットを流れる電流がゼロを通過すると微分回路が
センサの電流の変化率を測定し、センサ・インダクタの
インダクタンスを表わすインダクタンス・アナログ電圧
を出力する。最後に、センサ・ユニットへの目標物接近
が限界作動ギャップに対応することをセンサ・インダク
タのインダクタンスが指示すると、近接感知i置の近接
検知及びスイッチング回路が、目標物近接表示を出力す
る。
センサ制御ループ回路は、センサ・ユニットの両端の電
圧に応答するコンパレータ及びトランジスタ帰還ループ
から成る。センサ・ユニットの電圧が所定の基準電圧に
達すると、トランジスタ帰還ループがセンサ・ユニット
の電流を捕捉し、センサ・ユニットの電圧をこの基準電
圧に維持するのに充分なだけ電流を低下させる(その結
果、センサ・インダクタのインダクタンス測定に対する
センサ・ユニットの等価分路キャパシタンスの影響が除
去される)。
圧に応答するコンパレータ及びトランジスタ帰還ループ
から成る。センサ・ユニットの電圧が所定の基準電圧に
達すると、トランジスタ帰還ループがセンサ・ユニット
の電流を捕捉し、センサ・ユニットの電圧をこの基準電
圧に維持するのに充分なだけ電流を低下させる(その結
果、センサ・インダクタのインダクタンス測定に対する
センサ・ユニットの等価分路キャパシタンスの影響が除
去される)。
センサ・ユニットの電圧は一定であるが、微分回路は、
センサ・ユニットの電流に比例する電圧を微分する。セ
ンサ・インダクタのインダクタンス(従って、目標物の
接近)に対応するインダクタンス・アナログ電圧を得る
ため、センサ・ユニットの電流がゼロを通過する(その
結果、インダクタンス測定に対するセンサ・ユニットの
等個直列抵抗の影響が除去される)時点で、この比例電
圧の変化率が測定される。
センサ・ユニットの電流に比例する電圧を微分する。セ
ンサ・インダクタのインダクタンス(従って、目標物の
接近)に対応するインダクタンス・アナログ電圧を得る
ため、センサ・ユニットの電流がゼロを通過する(その
結果、インダクタンス測定に対するセンサ・ユニットの
等個直列抵抗の影響が除去される)時点で、この比例電
圧の変化率が測定される。
センサ・インダクタのインダクタンスが、限界作動ギャ
ップ以下の、目標物とセンサ・ユニットとの間の距離に
対応すると、近接感知装置の近接検知及びスイッチング
回路は、量子化された目標物近接検知パルスを発生する
。一連の量子化された目標物近接検知パルスは、シュミ
ット・トリガへ供給される時間平均近接電圧を得るため
に積分される。シュミット・トリガの出力は、センサ・
ユニットへの目標物の接近を表わす。
ップ以下の、目標物とセンサ・ユニットとの間の距離に
対応すると、近接感知装置の近接検知及びスイッチング
回路は、量子化された目標物近接検知パルスを発生する
。一連の量子化された目標物近接検知パルスは、シュミ
ット・トリガへ供給される時間平均近接電圧を得るため
に積分される。シュミット・トリガの出力は、センサ・
ユニットへの目標物の接近を表わす。
本発明を特徴付ける新規の構成要件は、特許請求の範囲
に記載しである。以下添付図面に示す好ましい実施例に
従って、本発明の構成、動作態様及び利点をさらに詳細
に説明する。
に記載しである。以下添付図面に示す好ましい実施例に
従って、本発明の構成、動作態様及び利点をさらに詳細
に説明する。
図示の好ましい実施例では、新規なインダクタンス測定
装置は、電子スイッチ回路と、この電子スイッチ回路か
ら遠隔の場所に配置できる(センサ・インダクタから成
る)センサ・ユニットとを含む2分割近接感知装置に組
込めるようにしである。
装置は、電子スイッチ回路と、この電子スイッチ回路か
ら遠隔の場所に配置できる(センサ・インダクタから成
る)センサ・ユニットとを含む2分割近接感知装置に組
込めるようにしである。
本発明の近接感知装置と併用するセンサ・ユニットは、
公知の態様で頑丈に製造することができる。センサ・ユ
ニットは、磁性コアに捲着したものでもよいコイルから
成るセンサ・インダクタを含む。コア材を適当に構成、
選択することにより、センサ・インダクタの等価インダ
クタンスの温度依存性を比較的小さくすることができる
。センサ・インダクタは、従来のように、頑丈なセンサ
・ユニット筐体内に入れられる。このセンサ・ユニット
は遠隔の場所に配設され、1本の共通ワイヤを含む1対
のワイヤから成るケーブルを介して近接感知装置の電子
スイッチ回路に接続される。
公知の態様で頑丈に製造することができる。センサ・ユ
ニットは、磁性コアに捲着したものでもよいコイルから
成るセンサ・インダクタを含む。コア材を適当に構成、
選択することにより、センサ・インダクタの等価インダ
クタンスの温度依存性を比較的小さくすることができる
。センサ・インダクタは、従来のように、頑丈なセンサ
・ユニット筐体内に入れられる。このセンサ・ユニット
は遠隔の場所に配設され、1本の共通ワイヤを含む1対
のワイヤから成るケーブルを介して近接感知装置の電子
スイッチ回路に接続される。
好ましい実施例の近接感知装置において、可変インダク
タンス測定装置は、センサ・ユニットへの目標物接近に
応じたセンサ・インダクタのインダクタンスを校正され
た形で表示する。当然のことながら、センサ・インダク
タのインダクタンスが目標物の接近に応じて変化する態
様は、目標物を形成する材料に依存する。一般的には、
磁性材から成る目標物は、センサ・ユニットに接近する
につれてセンサ・インダクタのインダクタンスを増大さ
せ、非磁性ではあるが導電性の金属材料から成る目標物
は、接近するに従ってセンサ・インダクタのインダクタ
ンスを減少させる。当業者ならば容易に実施できること
であるが、本発明のインダクタンス測定装置に僅かな変
更を加えるだけで、本発明の近接感知装置は、どちらの
タイプの目標物にも適応させることができる。以下近接
感知装置を詳述するに際して、目標物が磁性材料から成
り、従って、目標物がセンサ・ユニットへ接近するにつ
れてセンサ・ユニットのセンサ・インダクタのインダク
タンスが増大するものと仮定する。
タンス測定装置は、センサ・ユニットへの目標物接近に
応じたセンサ・インダクタのインダクタンスを校正され
た形で表示する。当然のことながら、センサ・インダク
タのインダクタンスが目標物の接近に応じて変化する態
様は、目標物を形成する材料に依存する。一般的には、
磁性材から成る目標物は、センサ・ユニットに接近する
につれてセンサ・インダクタのインダクタンスを増大さ
せ、非磁性ではあるが導電性の金属材料から成る目標物
は、接近するに従ってセンサ・インダクタのインダクタ
ンスを減少させる。当業者ならば容易に実施できること
であるが、本発明のインダクタンス測定装置に僅かな変
更を加えるだけで、本発明の近接感知装置は、どちらの
タイプの目標物にも適応させることができる。以下近接
感知装置を詳述するに際して、目標物が磁性材料から成
り、従って、目標物がセンサ・ユニットへ接近するにつ
れてセンサ・ユニットのセンサ・インダクタのインダク
タンスが増大するものと仮定する。
近接感知装置を詳述する前に、可変インダクタンスの測
定方法の概念を考察することが適当である。第1図の機
能ブロック及び回路図では、センサ・ユニットを一括し
て参照番号10で示しである。
定方法の概念を考察することが適当である。第1図の機
能ブロック及び回路図では、センサ・ユニットを一括し
て参照番号10で示しである。
上述のように、好ましい実施例の2分割近接感知装置の
センサ・ユニット10は、唯一の回路素子センサ・イン
ダクタから成る。しかし、センサ・ユニット10は、本
質的に、センサ・インダクタの直流抵抗と配線による直
列抵抗とに起因するある程度の直列抵抗成分を含むだけ
でなく、センサ・ユニットを近接感知装置の電子スイッ
チ回路に接続するケーブルの漂遊キャパシタンスに起因
する分路キャパシタンスをも含む。即ち、センサ・ユニ
ット10は、等価インダクタンスLS、直列抵抗RL及
び分路キャパシタンスCLを含むセンサ・インダクタか
ら成る等価回路によって特徴づけられる。
センサ・ユニット10は、唯一の回路素子センサ・イン
ダクタから成る。しかし、センサ・ユニット10は、本
質的に、センサ・インダクタの直流抵抗と配線による直
列抵抗とに起因するある程度の直列抵抗成分を含むだけ
でなく、センサ・ユニットを近接感知装置の電子スイッ
チ回路に接続するケーブルの漂遊キャパシタンスに起因
する分路キャパシタンスをも含む。即ち、センサ・ユニ
ット10は、等価インダクタンスLS、直列抵抗RL及
び分路キャパシタンスCLを含むセンサ・インダクタか
ら成る等価回路によって特徴づけられる。
センサ・ユニット10の等価回路に注目すると、センサ
・ユニット10に時間的に変化するifl!sが流れる
場合、回路分析から判るようにセンサ・ユニット10の
両端(即ち、回路点S′に現われる時間的に変化する)
電圧V3は、下記のように表現することができる。
・ユニット10に時間的に変化するifl!sが流れる
場合、回路分析から判るようにセンサ・ユニット10の
両端(即ち、回路点S′に現われる時間的に変化する)
電圧V3は、下記のように表現することができる。
但し、
iS−!L+ 1c(2)
なんらかの方法でセンサ電圧VSを一定(VL )とな
るように(即ちdVs / dt= O)制!llIす
れば、式(3)から 1c=oとなり、その結果、 1
L−iSとなる。ターると、センサ・ユニット10の両
端の電圧(回路点S′の電圧)を表わす式(1)は、次
のように変形することができる。
るように(即ちdVs / dt= O)制!llIす
れば、式(3)から 1c=oとなり、その結果、 1
L−iSとなる。ターると、センサ・ユニット10の両
端の電圧(回路点S′の電圧)を表わす式(1)は、次
のように変形することができる。
但しVLは任意の定数である。
式<4)を書き替えると、センサ・インダクタのインダ
クタンスしSは、下記の式で与えられる。
クタンスしSは、下記の式で与えられる。
センサ・ユニット10の電圧vsを一定(VL )とな
るように制御することで分路キャパシタンスCLの影響
が除去されているから、式■には容量性の項が現われな
い。センサ◆ユニット10のiI流 iSがゼロを通過
する時点でdiS/dtを得れば、温度に依存する抵抗
の項が除去され、下記式に従ってインダクタンスLSを
知ることができる。
るように制御することで分路キャパシタンスCLの影響
が除去されているから、式■には容量性の項が現われな
い。センサ◆ユニット10のiI流 iSがゼロを通過
する時点でdiS/dtを得れば、温度に依存する抵抗
の項が除去され、下記式に従ってインダクタンスLSを
知ることができる。
従って、本発明に用いるインダクタンス測定法は、(a
)センサ・ユニット10に時間的に変化する電流1sを
流し、(b)電圧V5が任意の一定値VLに達したら該
電圧VSがこの一定値VLに維持されるようにセンサ・
ユニット10の電流 iSを制御し、(C)電流 i5
がゼロを通過する時点でこの電流1sの時間微分値を得
る、という諸段階から成る。この方法によれば、本発明
の近接感知装置は、センサ・ユニット10への目標物接
近を周期的に検知するため、周期的にインダクタンスL
Sを校正した表示にする。即ち、特定の装置サイクルT
Sにおいて、近接感知装置は、センサ充電周期Tc及び
センサ・データ周期TDに亘って、上記インダクタンス
の測定を実施する。近接感知装置は、センサ・データ周
期To中に形成される校正されたインダクタンス表示に
応答し、目標物が一定の限界作動ギャップ以内の近い距
離までセンサ・ユニット10に接近する場合に目標物近
接表示を提供する。
)センサ・ユニット10に時間的に変化する電流1sを
流し、(b)電圧V5が任意の一定値VLに達したら該
電圧VSがこの一定値VLに維持されるようにセンサ・
ユニット10の電流 iSを制御し、(C)電流 i5
がゼロを通過する時点でこの電流1sの時間微分値を得
る、という諸段階から成る。この方法によれば、本発明
の近接感知装置は、センサ・ユニット10への目標物接
近を周期的に検知するため、周期的にインダクタンスL
Sを校正した表示にする。即ち、特定の装置サイクルT
Sにおいて、近接感知装置は、センサ充電周期Tc及び
センサ・データ周期TDに亘って、上記インダクタンス
の測定を実施する。近接感知装置は、センサ・データ周
期To中に形成される校正されたインダクタンス表示に
応答し、目標物が一定の限界作動ギャップ以内の近い距
離までセンサ・ユニット10に接近する場合に目標物近
接表示を提供する。
上記のインダクタンス測定装置を第1図及び第2図に従
って説明する。第1図の回路には、説明に必要な回路成
分のみを示しである。従って、図示の回路構成は、公知
の構成に比較して陽めて簡略である。尚、以下の説明は
単一の装置周期TSに係わるが、連続する装置周期の場
合でも可変インダクタンスを測定する方法は全く同じで
ある。
って説明する。第1図の回路には、説明に必要な回路成
分のみを示しである。従って、図示の回路構成は、公知
の構成に比較して陽めて簡略である。尚、以下の説明は
単一の装置周期TSに係わるが、連続する装置周期の場
合でも可変インダクタンスを測定する方法は全く同じで
ある。
センサ電流パルス発生回路20’ は、時点toにおい
て装置周期TSのセンサ充電周期Tcを開始させるため
、コンデンサC2’を電圧Vlに充電し、該コンデンサ
C2’ の電圧をセンサ・ユニット10の両端に切り換
える。その結果センサ・ユニット10に(波形Si l
で示すような)減衰正弦波電流 iSが流れ、式(1
)で表わされる減衰正弦波電圧vsがセンサ・ユニット
10の両端間(回路点S′ )に現われる。コンデンサ
C2’ は、図示のような極性を有するから、波形Sv
′から明らかなように、電圧VSは−Vtから始まり、
増大してゼロを通過する。
て装置周期TSのセンサ充電周期Tcを開始させるため
、コンデンサC2’を電圧Vlに充電し、該コンデンサ
C2’ の電圧をセンサ・ユニット10の両端に切り換
える。その結果センサ・ユニット10に(波形Si l
で示すような)減衰正弦波電流 iSが流れ、式(1
)で表わされる減衰正弦波電圧vsがセンサ・ユニット
10の両端間(回路点S′ )に現われる。コンデンサ
C2’ は、図示のような極性を有するから、波形Sv
′から明らかなように、電圧VSは−Vtから始まり、
増大してゼロを通過する。
以上の説明から明らかなように、本発明において可変イ
ンダクタンスを測定する技術的思想の要点は、センサ・
ユニットの電圧VSが基準電圧■Lに維持されるように
、時間的に変化する電流 iSを制御し、これにより、
センサ・インダクタンスLSの測定に及ぼす等画分路キ
ャパシタンスCLの影響を除去する点にある。即ち、第
1図図示の回路において、(回路点S′の)l圧V3が
時点1.においてコンパレータA2’の基準電圧VLま
で上昇すると、センサ制御ループ回路30′ のコンパ
レータ出力は、波形C′から明らかなように負となる。
ンダクタンスを測定する技術的思想の要点は、センサ・
ユニットの電圧VSが基準電圧■Lに維持されるように
、時間的に変化する電流 iSを制御し、これにより、
センサ・インダクタンスLSの測定に及ぼす等画分路キ
ャパシタンスCLの影響を除去する点にある。即ち、第
1図図示の回路において、(回路点S′の)l圧V3が
時点1.においてコンパレータA2’の基準電圧VLま
で上昇すると、センサ制御ループ回路30′ のコンパ
レータ出力は、波形C′から明らかなように負となる。
コンパレータA2’ の出力は、センサ制御ループ回路
30′の抵抗R15′及びダイオードD15′から成る
W&遠ループが電流iSを捕捉して電圧V3を基準電圧
VLに維持するのに充分な負のレベルになる。(時点1
.において、センサ電流パルス発生回路20′ は、セ
ンサ・ユニット1゜の両端からコンデンサC2’ を遮
断し、これにより、センサ充電周期Tcを終結させ、コ
ンデンサC2’が再びVlにむかって充電されるように
する。) 時点【Iは、センサ・データ周期Toの開始時点に相当
する。時点1.を過ぎると、センサ・ユニット10の全
電流がDiS’ /R15’帰還ループを流れる。即ち
、(回路成分が完全なら)回路点C′における電圧VC
は Vc =VL−iS R15’ この電圧VCは、(波形C′から明らかなように)電流
15と比例し、電流iS (波形3 Hr )の絶対値
がゼロにむかって次第に減少するにつれて増大する。
30′の抵抗R15′及びダイオードD15′から成る
W&遠ループが電流iSを捕捉して電圧V3を基準電圧
VLに維持するのに充分な負のレベルになる。(時点1
.において、センサ電流パルス発生回路20′ は、セ
ンサ・ユニット1゜の両端からコンデンサC2’ を遮
断し、これにより、センサ充電周期Tcを終結させ、コ
ンデンサC2’が再びVlにむかって充電されるように
する。) 時点【Iは、センサ・データ周期Toの開始時点に相当
する。時点1.を過ぎると、センサ・ユニット10の全
電流がDiS’ /R15’帰還ループを流れる。即ち
、(回路成分が完全なら)回路点C′における電圧VC
は Vc =VL−iS R15’ この電圧VCは、(波形C′から明らかなように)電流
15と比例し、電流iS (波形3 Hr )の絶対値
がゼロにむかって次第に減少するにつれて増大する。
センサ・データ周期Toにおいて、補償回路40′は、
電流1sの変化率、具体的には電流iSがゼロに達する
時点の電流iSの変化率を測定するために、比例1圧v
Cを微分する。即ち、比例筒 ・圧V(をコンデンサ
C4’ によって微分することにより、電流iSの変化
率と関連するアナログ電圧VDが抵抗R18′の両端(
即ち回路点D’ )に形成される。(センサ・データ周
期TOの終結後、ダイオードD4’がコンデンサC4’
から蓄積電荷を除去する。、)電流iSの量は、センサ
・データ周期Toが終結する時点t4でゼロに達するま
で次第に少なくなり、この時点(ig−0)において電
圧vOは、センサ・ユニットの電流1sの変化率と対応
する。波形C′で示すように、時点t4において電圧■
cは、コンパレータA2’ の基準電圧VLにあり、ダ
イオードD15′ は導通を停止する。その結果、D1
5’ /R15’帰還ループは電圧V3の制御をやめ、
この電圧V3は、時点to l において次の装置周期
が始まるまでゼロのままに維持される。
電流1sの変化率、具体的には電流iSがゼロに達する
時点の電流iSの変化率を測定するために、比例1圧v
Cを微分する。即ち、比例筒 ・圧V(をコンデンサ
C4’ によって微分することにより、電流iSの変化
率と関連するアナログ電圧VDが抵抗R18′の両端(
即ち回路点D’ )に形成される。(センサ・データ周
期TOの終結後、ダイオードD4’がコンデンサC4’
から蓄積電荷を除去する。、)電流iSの量は、センサ
・データ周期Toが終結する時点t4でゼロに達するま
で次第に少なくなり、この時点(ig−0)において電
圧vOは、センサ・ユニットの電流1sの変化率と対応
する。波形C′で示すように、時点t4において電圧■
cは、コンパレータA2’ の基準電圧VLにあり、ダ
イオードD15′ は導通を停止する。その結果、D1
5’ /R15’帰還ループは電圧V3の制御をやめ、
この電圧V3は、時点to l において次の装置周期
が始まるまでゼロのままに維持される。
センサ・データ周期TDが終結すると、電圧VD(波形
D’ )は、iS −0におけるN流1sの変化率のア
ナログ量となる。従って弐〇から、電圧VDは、インダ
クタンスLSのアナログ量を示し、従って、抵抗RLの
影響を受けないセンサ・ユニット10への目標物接近の
アナログ量を示す。
D’ )は、iS −0におけるN流1sの変化率のア
ナログ量となる。従って弐〇から、電圧VDは、インダ
クタンスLSのアナログ量を示し、従って、抵抗RLの
影響を受けないセンサ・ユニット10への目標物接近の
アナログ量を示す。
この場合、抵抗R18′ は、インダクタンス値と一定
関係をもつ値に電圧V□を規準化する機能を果たす。従
って、この可変インダクタンス測定法で得られる(時点
t4における)電圧v□は、インダクタンスしSの校正
された指示を、従って、センサ・ユニツ、ト10に対す
る目標物接近の校正された指示を提供し、この校正され
た指示は、センサ・ユニット10の温度にも、接続ケー
ブルの長さ及び温度にも影響されない。
関係をもつ値に電圧V□を規準化する機能を果たす。従
って、この可変インダクタンス測定法で得られる(時点
t4における)電圧v□は、インダクタンスしSの校正
された指示を、従って、センサ・ユニツ、ト10に対す
る目標物接近の校正された指示を提供し、この校正され
た指示は、センサ・ユニット10の温度にも、接続ケー
ブルの長さ及び温度にも影響されない。
次に、近接感知装置の好ましい実施例に関して説明する
。第3図は、等価回路で示したセンサ・ユニット10(
即ち、センサ・インダクタをその等価インダクタンスL
S、等個直列抵抗RL及び分路キャパシタンスCLで示
しである。)及び近接感知装置の電子スイッチ回路を含
む各種回路を示す。近接感知装置の各装置周期TSごと
に、センサM流パルス発生回路20はコンデンサC2と
共働して、センサ充電周期Tcにおいてセンサ・ユニッ
ト10に時間的に変化する電Fit iSを供給する。
。第3図は、等価回路で示したセンサ・ユニット10(
即ち、センサ・インダクタをその等価インダクタンスL
S、等個直列抵抗RL及び分路キャパシタンスCLで示
しである。)及び近接感知装置の電子スイッチ回路を含
む各種回路を示す。近接感知装置の各装置周期TSごと
に、センサM流パルス発生回路20はコンデンサC2と
共働して、センサ充電周期Tcにおいてセンサ・ユニッ
ト10に時間的に変化する電Fit iSを供給する。
対応の時間的に変化するセンサ電圧V5が基準電圧VL
に達すると、センサ充電周期Tcがセンサi制御ループ
回路30によって終結させられ、帰還制御回路32がコ
ンパレータA2と共働して電圧VSをVLで一定に維持
するように電流i5を捕捉する。この作用でセンサ・デ
ータ周期Toが始まり、電流IBがゼロに達して帰還制
御回路32が電流iSに対する制御をやめる時点で前記
センサ・データ周期Toが終了する。
に達すると、センサ充電周期Tcがセンサi制御ループ
回路30によって終結させられ、帰還制御回路32がコ
ンパレータA2と共働して電圧VSをVLで一定に維持
するように電流i5を捕捉する。この作用でセンサ・デ
ータ周期Toが始まり、電流IBがゼロに達して帰還制
御回路32が電流iSに対する制御をやめる時点で前記
センサ・データ周期Toが終了する。
センサ・データ周期TDにおいて、補償回路40は、電
流ミラー回路42によって電流i5に対応する電流を確
立し、電流/電圧変換回路44によりセンサ電流1sに
比例する電圧vCを作り出す。補償回路40に含まれる
微分/アナログ回路46は、電圧vCを微分して、セン
サ・データ周期TOにおける′IR流i5の変化率のア
ナログ量である電圧VDを形成する。
流ミラー回路42によって電流i5に対応する電流を確
立し、電流/電圧変換回路44によりセンサ電流1sに
比例する電圧vCを作り出す。補償回路40に含まれる
微分/アナログ回路46は、電圧vCを微分して、セン
サ・データ周期TOにおける′IR流i5の変化率のア
ナログ量である電圧VDを形成する。
近接検知・スイッチング回路5oは、センサ・ユニット
10への目標物接近が一定の限定作動距離または作動ギ
ャップに対応するときに目標物近接検知パルスを供給す
べく、センサ・データ周期T。
10への目標物接近が一定の限定作動距離または作動ギ
ャップに対応するときに目標物近接検知パルスを供給す
べく、センサ・データ周期T。
の終結時における電圧v□の校正レベルに応答する検知
・ゲート回路52を含む。前記目標物近接検知パルスは
、母子化回路54によって量子化される。
・ゲート回路52を含む。前記目標物近接検知パルスは
、母子化回路54によって量子化される。
連続する装置周I!1lTSの間に形成される一連の量
子化目標物近接検知バルブは、時間平均近接電圧を供給
する積分回路56に印加される。最後に、シュミット・
トリが・近接スイッチング回路58は、前記時間平均近
接電圧に応答し、目標物が作動ギャップまたはこれより
も近い距離までセンサ・ユニット10に接近した場合は
これを指示する。
子化目標物近接検知バルブは、時間平均近接電圧を供給
する積分回路56に印加される。最後に、シュミット・
トリが・近接スイッチング回路58は、前記時間平均近
接電圧に応答し、目標物が作動ギャップまたはこれより
も近い距離までセンサ・ユニット10に接近した場合は
これを指示する。
本発明の近接感知装置の具体的な回路実施例を第4図に
示す。第4図に示す回路の各点と連携の波形を第5図の
タイミング・ダイヤグラムに示すが、これらの波形のう
ちのいくつが(即ち、波形A、si%3v Sc、o及
びE ) i、t、第4図にもっと詳細に図示しである
。第5図のタイミング・ダイヤグラムは、連続する装置
周期TSSTS’ 、TS“及びTS=について示しで
ある。但し、以下に述べる第4図回路の説明は、単一の
装覆周朋TSに関して行ない、連続する装置周期間との
違いについては適宜の箇所で注意を喚起することにする
。
示す。第4図に示す回路の各点と連携の波形を第5図の
タイミング・ダイヤグラムに示すが、これらの波形のう
ちのいくつが(即ち、波形A、si%3v Sc、o及
びE ) i、t、第4図にもっと詳細に図示しである
。第5図のタイミング・ダイヤグラムは、連続する装置
周期TSSTS’ 、TS“及びTS=について示しで
ある。但し、以下に述べる第4図回路の説明は、単一の
装覆周朋TSに関して行ない、連続する装置周期間との
違いについては適宜の箇所で注意を喚起することにする
。
センサ・ユニット10は、リード線18a及び同18b
(リード線18bは共通リード線である。)を含む任
意の長さのケーブル18を介して電子スイッチ回路と接
続する。近接感知装置の動作環境は、ケーブル18を介
して近接感知装置へ容量的に結合する種々のノイズ源を
含むと仮定する。第4図では、このようなノイズ源をノ
イズ結合コンデンサCcと直列のノイズ発生器19で示
した。センサ・ユニット10中のインダクタは、回路点
■においてリード線18aを介してコンデンサC2の一
端と接続している。コンデンサC2の他端(回路点■)
は、センサ電流パルス発生回路20に接続する。
(リード線18bは共通リード線である。)を含む任
意の長さのケーブル18を介して電子スイッチ回路と接
続する。近接感知装置の動作環境は、ケーブル18を介
して近接感知装置へ容量的に結合する種々のノイズ源を
含むと仮定する。第4図では、このようなノイズ源をノ
イズ結合コンデンサCcと直列のノイズ発生器19で示
した。センサ・ユニット10中のインダクタは、回路点
■においてリード線18aを介してコンデンサC2の一
端と接続している。コンデンサC2の他端(回路点■)
は、センサ電流パルス発生回路20に接続する。
センサ電流パルス発生回路20は、パルス発生器A1、
トランジスタロ1乃至Q5及びコンデンサ01等から成
る。パルス発生器A1の出力は、抵抗R8を介して、エ
ミッタが接地されているトランジスタQ3のベースに接
続する。トランジスタQ3のコレクタはトランジスタQ
4のベースに接続し、トランジスタQ4のエミッタはダ
ーリントン方式でトランジスタQ5のベースと接続する
。
トランジスタロ1乃至Q5及びコンデンサ01等から成
る。パルス発生器A1の出力は、抵抗R8を介して、エ
ミッタが接地されているトランジスタQ3のベースに接
続する。トランジスタQ3のコレクタはトランジスタQ
4のベースに接続し、トランジスタQ4のエミッタはダ
ーリントン方式でトランジスタQ5のベースと接続する
。
ダーリントン・ベアに対するバイアスを供給するため、
トランジスタQ4のエミッタとアースとの間に抵抗R1
0を挿入しである。トランジスタQ5のコレクタは、回
路点■においてコンデンサC2の他端と接続し、トラン
ジスタQ5のエミッタは接地されている。コンデンサC
2の他端はまた、抵抗R11を介してバイアス電源■+
と接続する。
トランジスタQ4のエミッタとアースとの間に抵抗R1
0を挿入しである。トランジスタQ5のコレクタは、回
路点■においてコンデンサC2の他端と接続し、トラン
ジスタQ5のエミッタは接地されている。コンデンサC
2の他端はまた、抵抗R11を介してバイアス電源■+
と接続する。
後述のように、パルス発生器A1による装置周期TSの
開始直前に、コンデンサC2は、抵抗R11を介してほ
ぼ電圧Vlにまで充電される。
開始直前に、コンデンサC2は、抵抗R11を介してほ
ぼ電圧Vlにまで充電される。
パルス発生器A1は、トランジスタQ3及びダーリント
ン・ペアQ4/Q5によるバッファ効果でコンデンサC
2から隔離されている。この隔離は、近接感知装置が外
部的な同期ノイズ源の存在下で動作する場合に重要な意
義をもつ。例えば、ノイズ発生器19が近接感知装置の
装置周期TSとほぼ同期した周期を有する信号源である
と仮定する。(このような同期ノイズ信号は、他の近接
感知装置のセンサ・ユニット及び電子スイッチ回路間で
ケーブル18の近くにあるケーブルに起因することがあ
る)。また、特定タイプの絶縁またはシールドをケーブ
ル18に施すことによってこの同期信号を除去したり効
果的に減衰させることが、(技術的、経済的またはその
他の理由で)不可能であると仮定する。この場合、この
同期ノイズ信号は、不可避的にケーブル18に容量結合
してコンデンサC2に現われる。コンデンサC2がパル
ス発生器A1から隔離されていなければ、このパルス発
生器A1は、従って装置周期TSは、外部ノイズ信号と
同期状態に引き込まれることがある。
ン・ペアQ4/Q5によるバッファ効果でコンデンサC
2から隔離されている。この隔離は、近接感知装置が外
部的な同期ノイズ源の存在下で動作する場合に重要な意
義をもつ。例えば、ノイズ発生器19が近接感知装置の
装置周期TSとほぼ同期した周期を有する信号源である
と仮定する。(このような同期ノイズ信号は、他の近接
感知装置のセンサ・ユニット及び電子スイッチ回路間で
ケーブル18の近くにあるケーブルに起因することがあ
る)。また、特定タイプの絶縁またはシールドをケーブ
ル18に施すことによってこの同期信号を除去したり効
果的に減衰させることが、(技術的、経済的またはその
他の理由で)不可能であると仮定する。この場合、この
同期ノイズ信号は、不可避的にケーブル18に容量結合
してコンデンサC2に現われる。コンデンサC2がパル
ス発生器A1から隔離されていなければ、このパルス発
生器A1は、従って装置周期TSは、外部ノイズ信号と
同期状態に引き込まれることがある。
その結果、各装置周期TSごとに同期的に干渉が現われ
、近接感知装置の以侵の回路段における信号に付加され
る。このような同期干渉は、近接感知装置の誤ったスイ
ッチング動作を招く可能性がある。
、近接感知装置の以侵の回路段における信号に付加され
る。このような同期干渉は、近接感知装置の誤ったスイ
ッチング動作を招く可能性がある。
近接感知装置の好ましい実施例ではこのような可能性を
避けるため、パルス発生器A1は、コンデンサC2及び
ケーブル18から隔離するだけでなく、ランダム周期を
呈するようにしである。パルス発生器A1の周期、従っ
て装置周期TSをランダム周期にしたから、近接感知装
置が外部ノイズ源と同期関係に陥ることはあり得ない。
避けるため、パルス発生器A1は、コンデンサC2及び
ケーブル18から隔離するだけでなく、ランダム周期を
呈するようにしである。パルス発生器A1の周期、従っ
て装置周期TSをランダム周期にしたから、近接感知装
置が外部ノイズ源と同期関係に陥ることはあり得ない。
換言すれば、ランダムな装置周期TSを提供するような
パルス発生器A1を採用することにより、近接感知装置
のスイッチング動作に及ぶノイズ源の影響がランダム化
される。この周波数シフトの結果は、後述のように近接
検知・スイッチング回路50においてろ過されるランダ
ム・ノイズである。
パルス発生器A1を採用することにより、近接感知装置
のスイッチング動作に及ぶノイズ源の影響がランダム化
される。この周波数シフトの結果は、後述のように近接
検知・スイッチング回路50においてろ過されるランダ
ム・ノイズである。
近接感知装置の装置周W”r T sがランダム化され
れば、装置周期TSの開始時にコンデンサC2に現われ
る電圧もその影響を受ける。即ち、この電圧は、R11
/C2の時定数及びこのランダムな装置周期TSに依存
する。従って、連続する装置周期TSの開始時において
コンデンサC2の電圧は、上記電圧Vt付近の比較的狭
い範囲に抑えることができる。但し、詳しくは後述する
ように、装置周期TSの開始時におけるコンデンサC2
の正確な電圧は、センサ・ユニット10中のインダクタ
のインダクタンスLSの測定に影響しない。従って、以
下の説明では、装置周期TSの開始時のコンデンサC2
の電圧をVlであるとし、この電圧のランダム化の影響
は、適当な場所で述べることにする。
れば、装置周期TSの開始時にコンデンサC2に現われ
る電圧もその影響を受ける。即ち、この電圧は、R11
/C2の時定数及びこのランダムな装置周期TSに依存
する。従って、連続する装置周期TSの開始時において
コンデンサC2の電圧は、上記電圧Vt付近の比較的狭
い範囲に抑えることができる。但し、詳しくは後述する
ように、装置周期TSの開始時におけるコンデンサC2
の正確な電圧は、センサ・ユニット10中のインダクタ
のインダクタンスLSの測定に影響しない。従って、以
下の説明では、装置周期TSの開始時のコンデンサC2
の電圧をVlであるとし、この電圧のランダム化の影響
は、適当な場所で述べることにする。
パルス発生器A1は、常態では高い状態にあり、装置周
期TSのセンサ充電周期Tcの開始時に相当する時点t
oにおいて一時的にアース電位まで降下して開始パルス
を提供する。この開始パルスは、トランジスタQ3を不
導通にしく波形Aを参照)、バイアス電源V十に接続す
る抵抗R7を介してトランジスタQ4のベースに供給さ
れる電圧により、トランジスタQ4及び同Q5から成る
ダーリントン・ペアを導通させる。トランジスタQ5が
導通すると、コンデンサC2の回路点■側は接地される
。その結果、抵抗R11を介して電圧■工まで充電され
たコンデンサC2がセンサ・ユニット10と並列になり
、センサ・インダクタに電圧−VIを印加する。センサ
・インダクタ及びコンデンサC2によって形成される共
振回路は、(時点toから)発揚を開始する。時点to
において装置周期TSが開始した後、センサ・インダク
タ間の電圧VS及び当該インダクタを流れる電流 IS
はそれぞれ、回路点Sと連携の波形Sv及び同3iを参
照して説明することができる。コンデンサC2は図示の
ような極性を具えているから、時点toにおいてセンサ
・インダクタ間電圧は、−Vlまで急激に負方向に下降
し、次いで減衰正弦波の形で増大してゼロを通過する。
期TSのセンサ充電周期Tcの開始時に相当する時点t
oにおいて一時的にアース電位まで降下して開始パルス
を提供する。この開始パルスは、トランジスタQ3を不
導通にしく波形Aを参照)、バイアス電源V十に接続す
る抵抗R7を介してトランジスタQ4のベースに供給さ
れる電圧により、トランジスタQ4及び同Q5から成る
ダーリントン・ペアを導通させる。トランジスタQ5が
導通すると、コンデンサC2の回路点■側は接地される
。その結果、抵抗R11を介して電圧■工まで充電され
たコンデンサC2がセンサ・ユニット10と並列になり
、センサ・インダクタに電圧−VIを印加する。センサ
・インダクタ及びコンデンサC2によって形成される共
振回路は、(時点toから)発揚を開始する。時点to
において装置周期TSが開始した後、センサ・インダク
タ間の電圧VS及び当該インダクタを流れる電流 IS
はそれぞれ、回路点Sと連携の波形Sv及び同3iを参
照して説明することができる。コンデンサC2は図示の
ような極性を具えているから、時点toにおいてセンサ
・インダクタ間電圧は、−Vlまで急激に負方向に下降
し、次いで減衰正弦波の形で増大してゼロを通過する。
センサ・インダクタを流れる電流は、時点toにおいて
はゼロであり、この時点を過ぎると減衰正弦波の形で負
方向に増大する。
はゼロであり、この時点を過ぎると減衰正弦波の形で負
方向に増大する。
パルス発生器A1がトランジスタQ3を不導通化させて
後に該パルス発生器A1からの開始パルスが終了しても
、コンデンサC1と共働するトランジスタQ1及び同Q
2により、トランジスタQ3の不導通サイクルは終了し
ない。トランジスタQ2のベースは、回路点のにおいて
トランジスタQ3のコレクタと接続する。トランジスタ
Q2のエミッタは、電流制限用の抵抗R6を介して接地
され、このコレクタは、トランジスタQ1のエミッタと
、さらに、抵抗R5及び同R1を介してバイアス電WA
V+と接続する。トランジスタQ1のベースは、抵抗R
2及び同R1を介してバイアス電源■+と接続し、コレ
クタはバイアス電源■+と直接接続する。コンデンサC
1は、トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ3
のベースとの間に挿入される。トランジスタQ1のベー
スとアースとの間に挿入された抵抗R3及び同R4がト
ランジスタQ1をバイアスし、抵抗R3とR4間に基準
電圧VLが現われる。時点toにおける装置周期TSの
開始時に、トランジスタQ3が不導通化すると、抵抗R
7を介して供給されるベース駆動電圧によってトランジ
スタQ2が導通する。
後に該パルス発生器A1からの開始パルスが終了しても
、コンデンサC1と共働するトランジスタQ1及び同Q
2により、トランジスタQ3の不導通サイクルは終了し
ない。トランジスタQ2のベースは、回路点のにおいて
トランジスタQ3のコレクタと接続する。トランジスタ
Q2のエミッタは、電流制限用の抵抗R6を介して接地
され、このコレクタは、トランジスタQ1のエミッタと
、さらに、抵抗R5及び同R1を介してバイアス電WA
V+と接続する。トランジスタQ1のベースは、抵抗R
2及び同R1を介してバイアス電源■+と接続し、コレ
クタはバイアス電源■+と直接接続する。コンデンサC
1は、トランジスタQ2のコレクタとトランジスタQ3
のベースとの間に挿入される。トランジスタQ1のベー
スとアースとの間に挿入された抵抗R3及び同R4がト
ランジスタQ1をバイアスし、抵抗R3とR4間に基準
電圧VLが現われる。時点toにおける装置周期TSの
開始時に、トランジスタQ3が不導通化すると、抵抗R
7を介して供給されるベース駆動電圧によってトランジ
スタQ2が導通する。
トランジスタQ2が導通すると、そのコレクタ電圧が抵
抗R5の電圧降下分だけ降下する。トランジスタQ1の
エミッタにおけるこの電圧降下は、このトランジスタQ
1を導通させ、その結果トランジスタQ1はトランジス
タQ2が飽和しないように該トランジスタQ2に電流を
供給する。このようにして、トランジスタQ4のベース
へ流入していた電流は、トランジスタQ2の方へ流れ込
む。
抗R5の電圧降下分だけ降下する。トランジスタQ1の
エミッタにおけるこの電圧降下は、このトランジスタQ
1を導通させ、その結果トランジスタQ1はトランジス
タQ2が飽和しないように該トランジスタQ2に電流を
供給する。このようにして、トランジスタQ4のベース
へ流入していた電流は、トランジスタQ2の方へ流れ込
む。
トランジスタQ2のコレクタ電圧が降下すると、コンデ
ンサC1の、トランジスタQ2のコレクタと接続してい
る側の電圧も降下する。この電圧降下は、(初期におい
てはアース電位よりも概ねトランジスタQ3のベース・
エミッタ電圧だけ高いレベルにある)コンデンサC1の
他の側に影響し、トランジスタQ3のベースをアース電
位より低くし、トランジスタQ3を逆バイアスして不導
通にする。この逆バイアス作用は、パルス発生器A1か
らの開始パルスが終了してパルス発生器A1からの出力
が高くなる前に生じる。次いでコンデンサC1は、パル
ス発生器A1により抵抗R8を介してゆっくりと充電さ
れる。
ンサC1の、トランジスタQ2のコレクタと接続してい
る側の電圧も降下する。この電圧降下は、(初期におい
てはアース電位よりも概ねトランジスタQ3のベース・
エミッタ電圧だけ高いレベルにある)コンデンサC1の
他の側に影響し、トランジスタQ3のベースをアース電
位より低くし、トランジスタQ3を逆バイアスして不導
通にする。この逆バイアス作用は、パルス発生器A1か
らの開始パルスが終了してパルス発生器A1からの出力
が高くなる前に生じる。次いでコンデンサC1は、パル
ス発生器A1により抵抗R8を介してゆっくりと充電さ
れる。
コンデンサC1は、センサ電流パルス発生回路20中に
あって、近接感知装置の電子スイッチ回路の動作停止を
防ぐ。詳しくは後述するように、トランジスタQ2及び
トランジスタQ4/Q5の導通サイクル及びトランジス
タQ3の不導通サイクルは、回路点■に現われる負方向
電圧パルスPTの作用下に、時点1.において終了する
。この終了パルスPTは、コンデンサC2と、トランジ
スタQ4のコレクタ及びベース間に挿入されたダイオー
ドD1とを介してトランジスタQ2のベースへ反射し、
このトランジスタQ2を不導通にする。
あって、近接感知装置の電子スイッチ回路の動作停止を
防ぐ。詳しくは後述するように、トランジスタQ2及び
トランジスタQ4/Q5の導通サイクル及びトランジス
タQ3の不導通サイクルは、回路点■に現われる負方向
電圧パルスPTの作用下に、時点1.において終了する
。この終了パルスPTは、コンデンサC2と、トランジ
スタQ4のコレクタ及びベース間に挿入されたダイオー
ドD1とを介してトランジスタQ2のベースへ反射し、
このトランジスタQ2を不導通にする。
トランジスタQ2が不導通になると、トランジスタQ3
のベース電圧が急激に上昇し、このトランジスタQ3を
導通させてトランジスタQ4/Q5を不導通にし、セン
サ充電周期Tcを終了させる(時点1+ )。この作用
は、回路点のと連携の波形Aの、時点t1 と一致する
後縁によって表わされる。トランジスタQ5が不導通に
なると、コンデンサC2の回路点■側は、もはや接地せ
ず(従って、もはやセンサ・インダクタ間には接続され
ず)、コンデンサC2は、再び抵抗R11を介して電圧
■!にむかって充電される。(第5図の波形Bを参照)
トランジスタQ4及び同Q2のベースに終了パルスPT
が現われなければ、トランジスタQ2は導通状態を持続
してトランジスタQ3を不導通状態に、トランジスタQ
4/Q5を導通状態にそれぞれクランプする。コンデン
サC1の作用がなければ、コンデンサC2は、センサ・
ユニット10間に接続されたままとなり、再充電が妨げ
られる(装置は停止する)。コンデンサC1は、たとえ
終了パルスPTがなくても、トランジスタQ3がバイア
スされて導通してトランジスタQ4/Q5(及びQ2)
を不導通にし、コンデンサC2の再充電を可能にするレ
ベルまで、コンデンサC1が抵抗R8を介して充電され
るように配設される。
のベース電圧が急激に上昇し、このトランジスタQ3を
導通させてトランジスタQ4/Q5を不導通にし、セン
サ充電周期Tcを終了させる(時点1+ )。この作用
は、回路点のと連携の波形Aの、時点t1 と一致する
後縁によって表わされる。トランジスタQ5が不導通に
なると、コンデンサC2の回路点■側は、もはや接地せ
ず(従って、もはやセンサ・インダクタ間には接続され
ず)、コンデンサC2は、再び抵抗R11を介して電圧
■!にむかって充電される。(第5図の波形Bを参照)
トランジスタQ4及び同Q2のベースに終了パルスPT
が現われなければ、トランジスタQ2は導通状態を持続
してトランジスタQ3を不導通状態に、トランジスタQ
4/Q5を導通状態にそれぞれクランプする。コンデン
サC1の作用がなければ、コンデンサC2は、センサ・
ユニット10間に接続されたままとなり、再充電が妨げ
られる(装置は停止する)。コンデンサC1は、たとえ
終了パルスPTがなくても、トランジスタQ3がバイア
スされて導通してトランジスタQ4/Q5(及びQ2)
を不導通にし、コンデンサC2の再充電を可能にするレ
ベルまで、コンデンサC1が抵抗R8を介して充電され
るように配設される。
次に、コンパレータA2及び帰還制御回路32を含む第
4図図示のセンサ制御ループ回路30を考察する。コン
パレータA2の一方の非反転入力端子は、ゼロより大き
い基準電圧VLに接続する。コンパレータA2の反転入
力端子は、抵抗R12を介して回路点■と接続し、ダイ
オードD2を介してアースと接続する。ダイオードD2
は、電圧vSが負である間、コンパレータA2の反転入
力端子における負電圧を制限する。コンパレータA2の
出力と反転入力端子との間に挿入される帰還制御回路3
2は、トランジスタQ6、Q7及び安定化コンデンサC
3等から成る。コンパレータA2の出力は、トランジス
タQ6のベースと接続し、トランジスタQ6のコレクタ
は、トランジスタQ7のベースと接続する。トランジス
タQ7のコレクタは、ダイオードD3を介して直接回路
点■と接続し、ダイオードD3及び抵抗R12を介して
コンパレータA2の反転入力端子と接続し、エミッタは
アースと接続する。コンパレータA2の安定性を確実に
するため、コンパレータA2の反転入力端子は、安定化
コンデンサC3を介してトランジスタQ6のエミッタと
接続する。トランジスタQ6のコレクタとアースとの間
に接続された抵抗R14は、低電流レベルにおけるトラ
ンジスタQ6のインピーダンスを小さくすることにより
コンパレータA2の安定性を助長する。
4図図示のセンサ制御ループ回路30を考察する。コン
パレータA2の一方の非反転入力端子は、ゼロより大き
い基準電圧VLに接続する。コンパレータA2の反転入
力端子は、抵抗R12を介して回路点■と接続し、ダイ
オードD2を介してアースと接続する。ダイオードD2
は、電圧vSが負である間、コンパレータA2の反転入
力端子における負電圧を制限する。コンパレータA2の
出力と反転入力端子との間に挿入される帰還制御回路3
2は、トランジスタQ6、Q7及び安定化コンデンサC
3等から成る。コンパレータA2の出力は、トランジス
タQ6のベースと接続し、トランジスタQ6のコレクタ
は、トランジスタQ7のベースと接続する。トランジス
タQ7のコレクタは、ダイオードD3を介して直接回路
点■と接続し、ダイオードD3及び抵抗R12を介して
コンパレータA2の反転入力端子と接続し、エミッタは
アースと接続する。コンパレータA2の安定性を確実に
するため、コンパレータA2の反転入力端子は、安定化
コンデンサC3を介してトランジスタQ6のエミッタと
接続する。トランジスタQ6のコレクタとアースとの間
に接続された抵抗R14は、低電流レベルにおけるトラ
ンジスタQ6のインピーダンスを小さくすることにより
コンパレータA2の安定性を助長する。
波形S■及びSiに関しては、(時点toに始まる)セ
ンサ充電周期Tcの間、センサ・ユニット10間の減衰
正弦波電圧v3は、概ね一■lから増大し、遂には正の
レベルにまで振れる。従ってこのセンサ充電周期Tcの
間にセンサ・インダクタを流れる電流は、減衰正弦波の
形で負方向に増大する。所与の装置周期TSにおいて、
パルス発生器A1によるランダム化作用は、(コンデン
サC2によって印加される)電圧V3の初期値だけに影
響する。時点toを過ぎると、波形Sv及びSlは、式
(1)に従って決定される。概ね電圧v3がゼロを通過
する時点く時点toと 【!の間)に、電流 iSは負
のピークに達し、ゼロにむかってその大きさが減少し始
める(直列等価抵抗RLの影響により、電流1sは、電
圧VSがゼロである時に正確にピークとはならない)。
ンサ充電周期Tcの間、センサ・ユニット10間の減衰
正弦波電圧v3は、概ね一■lから増大し、遂には正の
レベルにまで振れる。従ってこのセンサ充電周期Tcの
間にセンサ・インダクタを流れる電流は、減衰正弦波の
形で負方向に増大する。所与の装置周期TSにおいて、
パルス発生器A1によるランダム化作用は、(コンデン
サC2によって印加される)電圧V3の初期値だけに影
響する。時点toを過ぎると、波形Sv及びSlは、式
(1)に従って決定される。概ね電圧v3がゼロを通過
する時点く時点toと 【!の間)に、電流 iSは負
のピークに達し、ゼロにむかってその大きさが減少し始
める(直列等価抵抗RLの影響により、電流1sは、電
圧VSがゼロである時に正確にピークとはならない)。
また、センサ充電周期Tcの間、コンパレータA2の反
転入力端子における電圧は、基準電圧VLよりも低い。
転入力端子における電圧は、基準電圧VLよりも低い。
従って、コンパレータA2の出力は、設計によってはバ
イアス電源■+に等しいのであろうが、高レベルにある
。斯くして、トランジスタQ6は不導通であり、トラン
ジスタQ7を不導通に保持する。
イアス電源■+に等しいのであろうが、高レベルにある
。斯くして、トランジスタQ6は不導通であり、トラン
ジスタQ7を不導通に保持する。
時点【0と tl の間に、センサ電圧VSが基準電圧
VLまで上昇する。その結果、コンパレータA2の出力
が急激に負に転じてトランジスタQ6を導通させ、これ
によってトランジスタQ7をも導通させる。この作用に
よりコンパレータA2の出力と反転入力端子との間の帰
還ループが閉じて帰還制御が行なわれ、コンパレータA
2の反転入力端子における電圧、即ち、センサ電圧V5
が基準電圧■L1.:維持される。帰還制御に際して、
トランジスタQ7は電流iSを「捕捉」し、センサ電圧
V5を基準電圧VLに維持するのに充分なだけダイオー
ドD3を介して電流を減少させる。実際にはコンデンサ
C2が存在するから、センサ・データ周期TOの間にセ
ンサml !s全全部トランジスタQ7を流れるわけで
はない。但し、このセンサ・データ周期To中にセンサ
・ユニット10とコンデンサC2との間を流れる誤差電
流は、比較的小さく且つ一定である。この誤差電流は、
校正によって容易に修正できるから、近接感知装置によ
って与えられる近接データの精度には影響しない。以下
の説明において、センサ電流1sは、センサ・ユニット
10を流れる電流からセンサ・ユニット10とコンデン
サC2との間の誤差電流を差引いた電流であると仮定す
る。
VLまで上昇する。その結果、コンパレータA2の出力
が急激に負に転じてトランジスタQ6を導通させ、これ
によってトランジスタQ7をも導通させる。この作用に
よりコンパレータA2の出力と反転入力端子との間の帰
還ループが閉じて帰還制御が行なわれ、コンパレータA
2の反転入力端子における電圧、即ち、センサ電圧V5
が基準電圧■L1.:維持される。帰還制御に際して、
トランジスタQ7は電流iSを「捕捉」し、センサ電圧
V5を基準電圧VLに維持するのに充分なだけダイオー
ドD3を介して電流を減少させる。実際にはコンデンサ
C2が存在するから、センサ・データ周期TOの間にセ
ンサml !s全全部トランジスタQ7を流れるわけで
はない。但し、このセンサ・データ周期To中にセンサ
・ユニット10とコンデンサC2との間を流れる誤差電
流は、比較的小さく且つ一定である。この誤差電流は、
校正によって容易に修正できるから、近接感知装置によ
って与えられる近接データの精度には影響しない。以下
の説明において、センサ電流1sは、センサ・ユニット
10を流れる電流からセンサ・ユニット10とコンデン
サC2との間の誤差電流を差引いた電流であると仮定す
る。
安定化コンデンサC3の存在により、帰還制御は、セン
サ電圧■Sが初めて基準電圧VLに達する正確な時点に
確立されるわけではない。むしろ、上昇するセンサ電圧
vsに対する帰還制御は、R12/ 03安定時定数に
よって決定される時間だけ遅延する。この遅延時間の間
、センサ電圧V3は上昇し続け、時点t1 において基
準電圧VLよりも大きい電圧ffl Vpに達する(第
4図の波形3v参照)。時点1.において帰還i+lJ
tallが完全に確立され、電圧v3は、急激にVp
からVLに降下し、回路点■において負方向電圧パルス
を提供する。
サ電圧■Sが初めて基準電圧VLに達する正確な時点に
確立されるわけではない。むしろ、上昇するセンサ電圧
vsに対する帰還制御は、R12/ 03安定時定数に
よって決定される時間だけ遅延する。この遅延時間の間
、センサ電圧V3は上昇し続け、時点t1 において基
準電圧VLよりも大きい電圧ffl Vpに達する(第
4図の波形3v参照)。時点1.において帰還i+lJ
tallが完全に確立され、電圧v3は、急激にVp
からVLに降下し、回路点■において負方向電圧パルス
を提供する。
この負方向パルスは、上述した終了パルスPTであり、
コンデンサC2及びトランジスタQ4のコレクタを介し
てトランジスタQ4及び同Q2のベースへ反射して該ト
ランジスタQ2、Q4を不導通にし、時点t1 におい
てセンサ充電周期Tcを終了させる。この終了動作を達
成するためには、終了パル・スPTの大きざが約1ボル
トでなければならず、R12/ C3の安定時定数もこ
れに応じて設定されなければならない。
コンデンサC2及びトランジスタQ4のコレクタを介し
てトランジスタQ4及び同Q2のベースへ反射して該ト
ランジスタQ2、Q4を不導通にし、時点t1 におい
てセンサ充電周期Tcを終了させる。この終了動作を達
成するためには、終了パル・スPTの大きざが約1ボル
トでなければならず、R12/ C3の安定時定数もこ
れに応じて設定されなければならない。
センサ電流波形3iを参照すると、電圧Vsが一定に保
持される場合には、センサ電流 iSは、もはや減衰正
弦波の形で変化せず、むしろ、概ねランプ状にゼロへ接
近する。式(Sから明らかなように、センサ電流i5は
、完全なランプ状ではない。即ち、等価直列抵抗RLの
影響により、センサ電流iSの変化率は、センサ電来が
ゼロに近づくにつれて小さくなる。
持される場合には、センサ電流 iSは、もはや減衰正
弦波の形で変化せず、むしろ、概ねランプ状にゼロへ接
近する。式(Sから明らかなように、センサ電流i5は
、完全なランプ状ではない。即ち、等価直列抵抗RLの
影響により、センサ電流iSの変化率は、センサ電来が
ゼロに近づくにつれて小さくなる。
時点【4においてセンサ電流 i5はゼロに達し、反転
しようとする。しかし、トランジスタQ7を流れる電流
は反転できず、トランジスタQ7及びダイオードD3は
木導通になる。この作用により帰還制御回路32は、セ
ンサ電流iSを制御できなくなり、センサ・ユニット1
0の電圧VSがゼロに降下する。以上の説明から明らか
なように、センサ制御ループ回路30がセンサ電流1s
を制御する1、からt4までの時間が、センサ・データ
周期TOである。好ましい実施例において、各装置周期
TSの長さは、連携のセンサ・データ周期TOの10倍
程度である。従って連続するセンサ・データ周期間で生
ずる遅延は、電力消費を節減するために近接感知装置の
デユーティ−・サイクルを小さく維持しながら、充分な
近接感知データ転送速度を得るためのものである。パル
ス発生器A1において行なわれる周期ランダム化作用は
、コンデンサC2によってセンサ・ユニット10へ印加
される初期電圧Vlも付随してランダム化することによ
って、センサ充電周期Tcにもセンサ・データ周期TD
にも比較的軽微な影響しか及ぼさない。
しようとする。しかし、トランジスタQ7を流れる電流
は反転できず、トランジスタQ7及びダイオードD3は
木導通になる。この作用により帰還制御回路32は、セ
ンサ電流iSを制御できなくなり、センサ・ユニット1
0の電圧VSがゼロに降下する。以上の説明から明らか
なように、センサ制御ループ回路30がセンサ電流1s
を制御する1、からt4までの時間が、センサ・データ
周期TOである。好ましい実施例において、各装置周期
TSの長さは、連携のセンサ・データ周期TOの10倍
程度である。従って連続するセンサ・データ周期間で生
ずる遅延は、電力消費を節減するために近接感知装置の
デユーティ−・サイクルを小さく維持しながら、充分な
近接感知データ転送速度を得るためのものである。パル
ス発生器A1において行なわれる周期ランダム化作用は
、コンデンサC2によってセンサ・ユニット10へ印加
される初期電圧Vlも付随してランダム化することによ
って、センサ充電周期Tcにもセンサ・データ周期TD
にも比較的軽微な影響しか及ぼさない。
具体的に説明すると、時点【0における電圧Vrの増加
(減少)は、センサ・データ周期Toの開始時における
センサ・ユニットの電流の増加(減少)を肩し、センサ
電流iSの初期変化率の増加(減少)を責す。その結果
、センサ・データ周期Toが終了する時点【4が、遅く
(早く)現われることになる。但し、この初期現象を過
ぎれば、センサ電流iSの変化率は何ら影響されず、式
■に従いセンサ・インダクタのインダクタンスL Sに
よって決定される。
(減少)は、センサ・データ周期Toの開始時における
センサ・ユニットの電流の増加(減少)を肩し、センサ
電流iSの初期変化率の増加(減少)を責す。その結果
、センサ・データ周期Toが終了する時点【4が、遅く
(早く)現われることになる。但し、この初期現象を過
ぎれば、センサ電流iSの変化率は何ら影響されず、式
■に従いセンサ・インダクタのインダクタンスL Sに
よって決定される。
次に、電流ミラー回路42、電流/電圧変換回路44及
び微分/アナログ回路46から成る第4図図示の補償回
路40について説明する。センサ・データ周期TOの問
、電流iSは、帰還υ1@回路32のトランジスタQ7
にも流れる。電流ミラー回路42は、ベースがトランジ
スタQ7のベースと接続し、コレクタがトランジスタQ
6のエミッタである回路点■と接続し、エミッタがアー
スと接続するトランジスタQ8から成る。トランジスタ
Q8は、該トランジスタQ8を流れる電流があらゆる電
流レベルにおいてトランジスタQ7を流れる電流(電流
iS)と比例するように、トランジスタQ7と整合さ
せである。
び微分/アナログ回路46から成る第4図図示の補償回
路40について説明する。センサ・データ周期TOの問
、電流iSは、帰還υ1@回路32のトランジスタQ7
にも流れる。電流ミラー回路42は、ベースがトランジ
スタQ7のベースと接続し、コレクタがトランジスタQ
6のエミッタである回路点■と接続し、エミッタがアー
スと接続するトランジスタQ8から成る。トランジスタ
Q8は、該トランジスタQ8を流れる電流があらゆる電
流レベルにおいてトランジスタQ7を流れる電流(電流
iS)と比例するように、トランジスタQ7と整合さ
せである。
補償回路40の電流/電圧変換回路44は、回路点■に
おいてバイアス電源V+とトランジスタQ8のコレクタ
との間に接続された抵抗R16から成る。
おいてバイアス電源V+とトランジスタQ8のコレクタ
との間に接続された抵抗R16から成る。
センサ・データ周期Toの間、トランジスタQ8を流れ
る電流は電流iSに比例するから、抵抗R16に発生す
る電圧Vc (波形C)は、同じセンサ・データ周期の
間の電流1sに正比例する。即ち、回路点■と連携の波
形Cは、センサ電* iSの波形Siと対応する。具体
的には、センサ・データ周期Toに亘って、電圧vCの
変化率は、電流ISの変化率に対応する。即ち、時点t
1 に、回路点Oにおける波形は、■十以下に急激に降
下し、次いで概ねランプ状にV+にむかって上昇する。
る電流は電流iSに比例するから、抵抗R16に発生す
る電圧Vc (波形C)は、同じセンサ・データ周期の
間の電流1sに正比例する。即ち、回路点■と連携の波
形Cは、センサ電* iSの波形Siと対応する。具体
的には、センサ・データ周期Toに亘って、電圧vCの
変化率は、電流ISの変化率に対応する。即ち、時点t
1 に、回路点Oにおける波形は、■十以下に急激に降
下し、次いで概ねランプ状にV+にむかって上昇する。
センサ・データ周期Toが終了する時点t4において、
電圧VCはV+に達するが、これは、電流iSがゼロに
達することに対応している。
電圧VCはV+に達するが、これは、電流iSがゼロに
達することに対応している。
電圧VCは、微分/アナログ回路46へ供給されるが、
この微分/アナログ回路46の目的は、電圧V(を微分
し、もって、電流iSの変化率のアナログ量、特に、電
流 iSがゼロになる時点t4におけるアナログ量を得
ることにある。微分/アナログ回路46は、!!衝増幅
器A3と、コンデンサC4、校正抵抗R18及び演算増
幅器A4を含む微分回路とからなる。緩衝増幅器A3の
非反転入力端子は、回路点Oと接続し、緩衝増幅器A3
の出力は、回路点(◎においてコンデンサC4の一方の
側と接続するだけでなく、その反転入力端子とも接続す
る。演算増幅器A4の非反転入力端子は基準電圧VLと
接続し、その反転入力端子はコンデンサC4の他側と接
続する。演算増幅器A4の出力は、校正抵抗R18及び
ダイオードD4を介してその反転入力端子及びコンデン
サC4の他側と接続する。尚、演算増幅器A4の非反転
入力端子が、センサ制御ループ回路30中のコンパレー
タA2の基準電圧を形成するのと同じ電圧VLと接続す
る点に留意されたい。このような基準電圧の構成により
、抵抗R4の端子間電圧VLの変化は、インダクタンス
しSを表現する式(5)の分母と分子のどちらにも等し
く現われるから、センサ・インダクタのインダクタンス
LSの決定に影響しない。
この微分/アナログ回路46の目的は、電圧V(を微分
し、もって、電流iSの変化率のアナログ量、特に、電
流 iSがゼロになる時点t4におけるアナログ量を得
ることにある。微分/アナログ回路46は、!!衝増幅
器A3と、コンデンサC4、校正抵抗R18及び演算増
幅器A4を含む微分回路とからなる。緩衝増幅器A3の
非反転入力端子は、回路点Oと接続し、緩衝増幅器A3
の出力は、回路点(◎においてコンデンサC4の一方の
側と接続するだけでなく、その反転入力端子とも接続す
る。演算増幅器A4の非反転入力端子は基準電圧VLと
接続し、その反転入力端子はコンデンサC4の他側と接
続する。演算増幅器A4の出力は、校正抵抗R18及び
ダイオードD4を介してその反転入力端子及びコンデン
サC4の他側と接続する。尚、演算増幅器A4の非反転
入力端子が、センサ制御ループ回路30中のコンパレー
タA2の基準電圧を形成するのと同じ電圧VLと接続す
る点に留意されたい。このような基準電圧の構成により
、抵抗R4の端子間電圧VLの変化は、インダクタンス
しSを表現する式(5)の分母と分子のどちらにも等し
く現われるから、センサ・インダクタのインダクタンス
LSの決定に影響しない。
微分/アナログ回路46は、以下に述べるようにして電
流i5の変化率のアナログ量を形成する。
流i5の変化率のアナログ量を形成する。
緩衝増幅器A3が、微分/アナログ回路46とこれに先
行する電流/N圧変換回路44との間に電流絶縁を提供
する。コンデンサC4が電流/It圧変換回路44から
引き出す電流がこれによって制限されるから、回路点O
における電圧vCの波形は、影響を受けない。緩衝増幅
器A3の作用により、回路点C)における波形は、回路
点Cにおける波形と対応する。即ち、センサ・データ周
期Toが開始する時点1.までは、コンデンサC4の回
路点()側は■+ボルトであり、他方の側は■しボルト
である。時点tl において回路点()における電圧(
波形C)が急激に降下し、これに呼応して演算増幅器A
4の出力は、ダイオードD4がコンデンサC4を放電さ
せ得るに充分な程、VLよりも高い正のレベルまで上昇
する。次いで演算増幅器A4の出力が降下して負となり
、反転入力端子における電圧をVLに維持するのに充分
な程に、校正抵抗R18を通る電流を減少させる。
行する電流/N圧変換回路44との間に電流絶縁を提供
する。コンデンサC4が電流/It圧変換回路44から
引き出す電流がこれによって制限されるから、回路点O
における電圧vCの波形は、影響を受けない。緩衝増幅
器A3の作用により、回路点C)における波形は、回路
点Cにおける波形と対応する。即ち、センサ・データ周
期Toが開始する時点1.までは、コンデンサC4の回
路点()側は■+ボルトであり、他方の側は■しボルト
である。時点tl において回路点()における電圧(
波形C)が急激に降下し、これに呼応して演算増幅器A
4の出力は、ダイオードD4がコンデンサC4を放電さ
せ得るに充分な程、VLよりも高い正のレベルまで上昇
する。次いで演算増幅器A4の出力が降下して負となり
、反転入力端子における電圧をVLに維持するのに充分
な程に、校正抵抗R18を通る電流を減少させる。
コンデンサC4及び校正抵抗R18は、電圧V(と連携
の回路点○における波形を微分する。演算増幅器A4は
、その反転入力端子に接続する微分コンデンサC4に対
し実効アース電位を提供し、もって、コンデンサC4が
抵抗R18を介してDCアースと接続する場合に生じる
微分誤差項をできるだけ小さくする。斯くして、微分コ
ンデンサC4が校正抵抗R18を通して得た電流、従っ
て校正抵抗R18間の時間微分電圧は、回路点C)にお
ける波形Cの微分と直接対応する。即ち、センサ・デー
タ周期Toの間、特にこのセンサ・データ周期Toが終
了する時点t4において、校正抵抗R18間の電圧VO
(回路点0)は、電圧vCの変化率のアナログ量、従っ
て電流t5の変化率のアナログ量となる。
の回路点○における波形を微分する。演算増幅器A4は
、その反転入力端子に接続する微分コンデンサC4に対
し実効アース電位を提供し、もって、コンデンサC4が
抵抗R18を介してDCアースと接続する場合に生じる
微分誤差項をできるだけ小さくする。斯くして、微分コ
ンデンサC4が校正抵抗R18を通して得た電流、従っ
て校正抵抗R18間の時間微分電圧は、回路点C)にお
ける波形Cの微分と直接対応する。即ち、センサ・デー
タ周期Toの間、特にこのセンサ・データ周期Toが終
了する時点t4において、校正抵抗R18間の電圧VO
(回路点0)は、電圧vCの変化率のアナログ量、従っ
て電流t5の変化率のアナログ量となる。
電圧v□は、波形りで表わされ、近接感知装置の補償回
路40から出力される。特にセンサ・データ周期Toが
終了する時点t* (1s−0)において、電圧VD
は、センサ・インダクタのインダクタンスしSと関連す
る。以上の関係を反映させるため式(Qへ代入すると、
下記式が得られる。
路40から出力される。特にセンサ・データ周期Toが
終了する時点t* (1s−0)において、電圧VD
は、センサ・インダクタのインダクタンスしSと関連す
る。以上の関係を反映させるため式(Qへ代入すると、
下記式が得られる。
即ち、センサ電流パルス発生回路20、センサ制御ルー
プ回路30及び補償回路40において実施されるインダ
クタンス測定法は等価分路キャパシタンスCLまたは等
個直列抵抗RLのどちらの可変性にも影響されないイン
ダクタンスLSの測定値を提供する。
プ回路30及び補償回路40において実施されるインダ
クタンス測定法は等価分路キャパシタンスCLまたは等
個直列抵抗RLのどちらの可変性にも影響されないイン
ダクタンスLSの測定値を提供する。
アナログ電圧vOと連携の波形りに関しては、センサ・
データ周期TDに亘って電圧VOが一定のままでないこ
とは明白である。式■と、インダクタンスしSが比較的
一定のままであるとの想定とから、電圧V□が一定でな
いということは、等個直列抵抗RLの影響下にdiS/
dtがセンサ・データ周期中に次第に減少すると云う事
実を反映する。波形りの形は、センサ・データ周期T[
)中の電Fit iSの変化率により式(■に従って
決定されるが、このセンサ・データ周期中に回路点0に
おける実際の電圧レベルは、校正抵抗R18の選定され
た値によって決定される。特に、校正抵抗R18は、電
流i5がゼロとなるセンサ・データ周期の終了時におけ
る電圧vOのレベルを決定する。従って、センサ・デー
タ周期TOの終了時における電圧VDは、インダクタン
スLSの測定値、即ち、センサ・ユニット10への目標
物接近の規準化された測定値から成る。詳しくは後述す
るように、本発明において抵抗R18の値は、所定の作
動ギャップへの近接感知装置の近接スイッチングを校正
すべく選択される。
データ周期TDに亘って電圧VOが一定のままでないこ
とは明白である。式■と、インダクタンスしSが比較的
一定のままであるとの想定とから、電圧V□が一定でな
いということは、等個直列抵抗RLの影響下にdiS/
dtがセンサ・データ周期中に次第に減少すると云う事
実を反映する。波形りの形は、センサ・データ周期T[
)中の電Fit iSの変化率により式(■に従って
決定されるが、このセンサ・データ周期中に回路点0に
おける実際の電圧レベルは、校正抵抗R18の選定され
た値によって決定される。特に、校正抵抗R18は、電
流i5がゼロとなるセンサ・データ周期の終了時におけ
る電圧vOのレベルを決定する。従って、センサ・デー
タ周期TOの終了時における電圧VDは、インダクタン
スLSの測定値、即ち、センサ・ユニット10への目標
物接近の規準化された測定値から成る。詳しくは後述す
るように、本発明において抵抗R18の値は、所定の作
動ギャップへの近接感知装置の近接スイッチングを校正
すべく選択される。
補償回路40から近接検知・スイッチング回路50へ電
圧vOが供給される。電圧vOに呼応して近接検知・ス
イッチング回路50は、目標物がセンサ・ユニットへ所
定作動ギャップまたはこれよりも近い距離まで接近する
と目標物近接検知パルスを出力する。上述したように、
目標物は磁性材から成るものと仮定されているから、イ
ンダクタンスしSは、目標物がセンサ・ユニット10へ
接近すればするほど増大し、°その結果、式■から明ら
かなように、センサ・データ周期To中の電流iSの変
化率が減少する。このような旧s/dtの減少は、第4
図の波形3iに破線で示してあり、センサ電流iSがゼ
ロに達し且つセンサ電圧v3がVLから降下する時点t
4がその分だけ遅れる(波形S■参照)。即ち、インダ
クタンスLSが増大すると、第5図において装置周期T
S”及びTS″中のセンサ・データ周期TD“及びTO
“が長くなっていることからも明らかなように、センサ
・データ周期Toの長さが増大する。但し、センサ・デ
ータ周期Toは、依然として装置周期TSよりはるかに
短い。電流iSの変化率のこの減少は、波形りの破線部
分が示すように、電圧v□の相応する変化となって現わ
れる。即ち、センサ・ユニット10への目標物接近に対
応するインダクタンスLSの増大は、センサ・データ周
期To中め電圧Voの増大、より具体的には、センサ・
データ周期Toが終了する時点t4における電圧V□の
増大を肩すく装置周期TS″及びTS“中の第5図波形
りを参照)。
圧vOが供給される。電圧vOに呼応して近接検知・ス
イッチング回路50は、目標物がセンサ・ユニットへ所
定作動ギャップまたはこれよりも近い距離まで接近する
と目標物近接検知パルスを出力する。上述したように、
目標物は磁性材から成るものと仮定されているから、イ
ンダクタンスしSは、目標物がセンサ・ユニット10へ
接近すればするほど増大し、°その結果、式■から明ら
かなように、センサ・データ周期To中の電流iSの変
化率が減少する。このような旧s/dtの減少は、第4
図の波形3iに破線で示してあり、センサ電流iSがゼ
ロに達し且つセンサ電圧v3がVLから降下する時点t
4がその分だけ遅れる(波形S■参照)。即ち、インダ
クタンスLSが増大すると、第5図において装置周期T
S”及びTS″中のセンサ・データ周期TD“及びTO
“が長くなっていることからも明らかなように、センサ
・データ周期Toの長さが増大する。但し、センサ・デ
ータ周期Toは、依然として装置周期TSよりはるかに
短い。電流iSの変化率のこの減少は、波形りの破線部
分が示すように、電圧v□の相応する変化となって現わ
れる。即ち、センサ・ユニット10への目標物接近に対
応するインダクタンスLSの増大は、センサ・データ周
期To中め電圧Voの増大、より具体的には、センサ・
データ周期Toが終了する時点t4における電圧V□の
増大を肩すく装置周期TS″及びTS“中の第5図波形
りを参照)。
目標物がセンサ・ユニット10に接近する場合、最終的
には、近接感知i置の目標接近条件と対応するように任
意に選択される作動ギャップに達する。後述するような
理由で、校正抵抗R18は、センサ・インダクタのイン
ダクタンスLSが目標物の前記作動ギャップ位置への到
達に対応するとき、センサ・データ周期Toの終了時に
アナログ電圧v□がゼロになるように選定される。この
状態は、時点t3においてゼロに達する波形りの破線部
分によって反映されている。
には、近接感知i置の目標接近条件と対応するように任
意に選択される作動ギャップに達する。後述するような
理由で、校正抵抗R18は、センサ・インダクタのイン
ダクタンスLSが目標物の前記作動ギャップ位置への到
達に対応するとき、センサ・データ周期Toの終了時に
アナログ電圧v□がゼロになるように選定される。この
状態は、時点t3においてゼロに達する波形りの破線部
分によって反映されている。
電圧VDは、近接検知・スイッチング回路50の検知・
ゲート回路52へ供給される。検知・ゲート回路52は
、検知コンパレータA5及びゲート・トランジスタQ9
から成る。検知コンパレータA5の非反転入力端子とゲ
ート・トランジスタQ9のベースとは共に、抵抗R19
を介して、補償回路40の出力に対応する回路点0と接
続する。検知コンパレータA5の反転入力端子は、基準
アース電位を設定づべくアースに接続される。検知コン
パレータA5の出力と非反転入力端子との間に安定化コ
ンデンサC5が接続される。検知コンパレータA5の出
力は、抵抗R20を介し、回路点■においてゲート・ト
ランジスタQ9のコレクタと接続し、該トランジスタQ
9のエミッタは、アースに接続される。スイッチングの
過渡現象を抑制するため、ゲート・トランジスタQ9の
ベースとアースとの間にコンデンサC6が接続される。
ゲート回路52へ供給される。検知・ゲート回路52は
、検知コンパレータA5及びゲート・トランジスタQ9
から成る。検知コンパレータA5の非反転入力端子とゲ
ート・トランジスタQ9のベースとは共に、抵抗R19
を介して、補償回路40の出力に対応する回路点0と接
続する。検知コンパレータA5の反転入力端子は、基準
アース電位を設定づべくアースに接続される。検知コン
パレータA5の出力と非反転入力端子との間に安定化コ
ンデンサC5が接続される。検知コンパレータA5の出
力は、抵抗R20を介し、回路点■においてゲート・ト
ランジスタQ9のコレクタと接続し、該トランジスタQ
9のエミッタは、アースに接続される。スイッチングの
過渡現象を抑制するため、ゲート・トランジスタQ9の
ベースとアースとの間にコンデンサC6が接続される。
電圧VDは、検知コンパレータA5の非反転入力端子及
びゲート・トランジスタQ9のベースに現われる。時点
t1 より前では、回路点0における演算増幅器A4の
出力が電圧VLで^く、その結果、検知コンパレータA
5からの出力が高く、ゲート・トランジスタQ9が導通
化する。ゲート・トランジスタQ9が導通すると、回路
点■における検知・ゲート回路52の出力が低くなる(
即ち、アース電位となる)。センサ・データ周1ITo
の開始直後、演算増幅器A4の出力がアース電位よりも
低くなってトランジスタQ9を不導通にし、検知コンパ
レータA5を(アース電位に対して)低い状態にスイッ
チする。その結果、回路点■における検知・ゲート回路
52からの出力電圧は、低い状態に維持される。
びゲート・トランジスタQ9のベースに現われる。時点
t1 より前では、回路点0における演算増幅器A4の
出力が電圧VLで^く、その結果、検知コンパレータA
5からの出力が高く、ゲート・トランジスタQ9が導通
化する。ゲート・トランジスタQ9が導通すると、回路
点■における検知・ゲート回路52の出力が低くなる(
即ち、アース電位となる)。センサ・データ周1ITo
の開始直後、演算増幅器A4の出力がアース電位よりも
低くなってトランジスタQ9を不導通にし、検知コンパ
レータA5を(アース電位に対して)低い状態にスイッ
チする。その結果、回路点■における検知・ゲート回路
52からの出力電圧は、低い状態に維持される。
センサ・データ周期Toの間電圧V□は、上述のように
次第に増大する。センサ・ユニット10からの目標物の
距離が作動ギャップよりも大きいことをインダクタンス
LSが示すならば、(実線で示す)波形りは、時点t4
までは(検知コンパレータA5の基準レベルである)ゼ
ロに達しない。
次第に増大する。センサ・ユニット10からの目標物の
距離が作動ギャップよりも大きいことをインダクタンス
LSが示すならば、(実線で示す)波形りは、時点t4
までは(検知コンパレータA5の基準レベルである)ゼ
ロに達しない。
即ち、回路点■におけるゲートされた出力は、センサ・
データ周期Toの長さに亘って低レベルに維持される。
データ周期Toの長さに亘って低レベルに維持される。
センサ・データ周期TDの終端において、演算増幅器A
4の出力は、高レベルに切換ねり、従って、検知コンパ
レータA5を高レベルに切換えさせると同時に、ゲート
・トランジスタQ9を導通させて回路点■を低レベルに
保持する。
4の出力は、高レベルに切換ねり、従って、検知コンパ
レータA5を高レベルに切換えさせると同時に、ゲート
・トランジスタQ9を導通させて回路点■を低レベルに
保持する。
しかしながら、センサ・ユニット10への目標物接近が
作動ギャップに相応すると、インダクタンスLSは、セ
ンサ・データ周期TDが終了する直前の時点t3におい
て、電圧VDと連携の(破線で示す)波形りがゼロに達
するような値となる。
作動ギャップに相応すると、インダクタンスLSは、セ
ンサ・データ周期TDが終了する直前の時点t3におい
て、電圧VDと連携の(破線で示す)波形りがゼロに達
するような値となる。
上述のように、時点1.において演算増幅器A4の出力
は、アース電位よりも低いレベルに降下し、トランジス
タQ9を不導通にし、また検知コンパレータA5を低レ
ベルに切換える。センサ・データ周期Toが終了する直
前に、(破線で示す)波形りが検知コンパレータA5の
基準レベルでもあるOボルトに達すると、検知コンパレ
ータA5は、ゲート・トランジスタQ9が導通する前に
高レベルに切換ねる。その結果、回路点■における検知
・ゲート回路52の出力に、ゲートされた目標近接検知
パルスPoが現われる。従って、目標物が作動ギャップ
よりも近くセンサ・ユニット10に接近し、その結果イ
ンダクタンスLSがざらに増大すると、校正された電圧
VDがゼロに達する時点t3が早くなり、目標物近接検
知パルスPDのパルス幅が増大する(増大したインダク
タンスLSまたはノイズにより、電圧Voのレベルは、
センサ・データ周期の終了前にゲート・トランジスタQ
9を導通させるに充分な電圧に達し、もって時点t4よ
りも早く目標物近接検知パルスを終了させることがある
。)。
は、アース電位よりも低いレベルに降下し、トランジス
タQ9を不導通にし、また検知コンパレータA5を低レ
ベルに切換える。センサ・データ周期Toが終了する直
前に、(破線で示す)波形りが検知コンパレータA5の
基準レベルでもあるOボルトに達すると、検知コンパレ
ータA5は、ゲート・トランジスタQ9が導通する前に
高レベルに切換ねる。その結果、回路点■における検知
・ゲート回路52の出力に、ゲートされた目標近接検知
パルスPoが現われる。従って、目標物が作動ギャップ
よりも近くセンサ・ユニット10に接近し、その結果イ
ンダクタンスLSがざらに増大すると、校正された電圧
VDがゼロに達する時点t3が早くなり、目標物近接検
知パルスPDのパルス幅が増大する(増大したインダク
タンスLSまたはノイズにより、電圧Voのレベルは、
センサ・データ周期の終了前にゲート・トランジスタQ
9を導通させるに充分な電圧に達し、もって時点t4よ
りも早く目標物近接検知パルスを終了させることがある
。)。
検知・ゲート回路52の出力は、量子化回路54へ供給
される。量子化回路54はこの出力に応答し、各装置周
期TSごとに所定量の量子化出力を形成する。具体的に
は、母子化回路54の機能は、各装置周期TSごとにセ
ンサ・データ周期To中に発生する目標物近接検知パル
スPoを使って、目標物近接検知パルスの品質に関係な
く量子化回路54と積分回路56との間で所定量の電荷
を確実に伝達させるようにすることにある。この機能は
、近接感知装置が電磁干渉の存在下で動作し、近接感知
装置の電子スイッチ回路とセンサ・ユニット10との間
のケーブル18へ不可避的にノイズ信号(ノイズ発生器
19及び結合コンデンサCcで表わされる。
される。量子化回路54はこの出力に応答し、各装置周
期TSごとに所定量の量子化出力を形成する。具体的に
は、母子化回路54の機能は、各装置周期TSごとにセ
ンサ・データ周期To中に発生する目標物近接検知パル
スPoを使って、目標物近接検知パルスの品質に関係な
く量子化回路54と積分回路56との間で所定量の電荷
を確実に伝達させるようにすることにある。この機能は
、近接感知装置が電磁干渉の存在下で動作し、近接感知
装置の電子スイッチ回路とセンサ・ユニット10との間
のケーブル18へ不可避的にノイズ信号(ノイズ発生器
19及び結合コンデンサCcで表わされる。
)が導入される場合に、特に重要である。容重的に結合
され、近接感知装置の後段利得回路で増幅されるノイズ
信号は、目標物近接検知パルスP。
され、近接感知装置の後段利得回路で増幅されるノイズ
信号は、目標物近接検知パルスP。
を歪ませるおそれがある。即ち、この1lla干渉は、
目標物近接検知パルスを誤って発生させ、または発生さ
せなかったりするか、あるいはこのパルスの大きさ及び
/またはパルス幅を歪ませるかもしれない。
目標物近接検知パルスを誤って発生させ、または発生さ
せなかったりするか、あるいはこのパルスの大きさ及び
/またはパルス幅を歪ませるかもしれない。
母子化回路54は、°トランジスタQ10. Qll及
びフリップフロップ回路点6から成る。トランジスタQ
10のベースは、抵抗R9を介してセンサ電流パルス発
生回路20中のパルス発生器A1の出力と接続する。ト
ランジスタQ11のベースは、検知・ゲート回路52中
の回路点■と接続する。トランジスタQIOのエミッタ
及びトランジスタQllのエミッタはアースに接続する
。トランジスタQ11のベースとアースとの間にコンデ
ンサC7が接続され、該コンデンサC7は、スイッチン
グ過渡現象を抑制するためのものである。トランジスタ
QIOのコレクタは、フリップ70ツブA6の一方の入
力と接続し、トランジスタQllのコレクタは、フリッ
プ70ツブA6の他方の入力と接続する。
びフリップフロップ回路点6から成る。トランジスタQ
10のベースは、抵抗R9を介してセンサ電流パルス発
生回路20中のパルス発生器A1の出力と接続する。ト
ランジスタQ11のベースは、検知・ゲート回路52中
の回路点■と接続する。トランジスタQIOのエミッタ
及びトランジスタQllのエミッタはアースに接続する
。トランジスタQ11のベースとアースとの間にコンデ
ンサC7が接続され、該コンデンサC7は、スイッチン
グ過渡現象を抑制するためのものである。トランジスタ
QIOのコレクタは、フリップ70ツブA6の一方の入
力と接続し、トランジスタQllのコレクタは、フリッ
プ70ツブA6の他方の入力と接続する。
装置周期TSが始まる時点toにおいて、パルス発生器
A1の出力が降下してトランジスタQ10を不導通にし
、フリップフロップ八6を電圧VNの高レベルにセット
する。この時点で、トランジスタQ11は、検知・ゲー
ト回路52の回路点■における低レベル出力電圧によっ
て不導通に維持される。従って、センサ・データ周期T
o中に目標近接状態が発生する場合にのみ、検知・ゲー
ト回路52の出力レベルが変化する。即ち、センサ・デ
ータ周期TD中に目標物とセンサ・ユニット10との間
隔が作動ギャップ以上になると、(ノイズの影響を無視
するとして、)目標物近接検知パルスPDが発生するこ
となく時点(4においてセンサ・データ周期Toが終了
する。その結果、対応の装置周期全体に亘ってトランジ
スタQ11は不導通のままであり、フリップフローツブ
八6は高レベルを持続する。しかし、目標物がセンサ・
ユニット10にむかって作動ギャップまたはこれよりも
近く接近すると、検知・ゲート回路52は、上述のよう
に目標物近接検知パルスPoを形成する。時点t3にお
けるこの検知パルスは、トランジスタQ11を導通させ
、フリップフロップ八〇を低レベル(アース電位)にす
る。フリップフロップ八6は、装置周期TSの間、即ち
、時点【3から、パルス発生器A1の出力が降下してト
ランジスタQIOが不導通になり、フリップフロップ八
6が高レベルに戻る新しい装置周期の開始まで、低い状
態を持続する。
A1の出力が降下してトランジスタQ10を不導通にし
、フリップフロップ八6を電圧VNの高レベルにセット
する。この時点で、トランジスタQ11は、検知・ゲー
ト回路52の回路点■における低レベル出力電圧によっ
て不導通に維持される。従って、センサ・データ周期T
o中に目標近接状態が発生する場合にのみ、検知・ゲー
ト回路52の出力レベルが変化する。即ち、センサ・デ
ータ周期TD中に目標物とセンサ・ユニット10との間
隔が作動ギャップ以上になると、(ノイズの影響を無視
するとして、)目標物近接検知パルスPDが発生するこ
となく時点(4においてセンサ・データ周期Toが終了
する。その結果、対応の装置周期全体に亘ってトランジ
スタQ11は不導通のままであり、フリップフローツブ
八6は高レベルを持続する。しかし、目標物がセンサ・
ユニット10にむかって作動ギャップまたはこれよりも
近く接近すると、検知・ゲート回路52は、上述のよう
に目標物近接検知パルスPoを形成する。時点t3にお
けるこの検知パルスは、トランジスタQ11を導通させ
、フリップフロップ八〇を低レベル(アース電位)にす
る。フリップフロップ八6は、装置周期TSの間、即ち
、時点【3から、パルス発生器A1の出力が降下してト
ランジスタQIOが不導通になり、フリップフロップ八
6が高レベルに戻る新しい装置周期の開始まで、低い状
態を持続する。
第5図の波形E及びFを参考にしながら要約すると、所
与の装置周期において目標物が作動ギャップ以上にセン
サ・ユニット10から離れていれば、量子化回路54か
らの出力(回路点■)は、この装置周期全体に亘って高
レベルにあり、その後の装置周期においても目標物近接
状態が存在しなければ高レベルのままである。この状態
を第5図では装置周期TS及びTS’ として図示した
。目標物がセンサ・ユニット10に接近すると、最終的
には、目標近接状態に対応する作動ギャップに達する。
与の装置周期において目標物が作動ギャップ以上にセン
サ・ユニット10から離れていれば、量子化回路54か
らの出力(回路点■)は、この装置周期全体に亘って高
レベルにあり、その後の装置周期においても目標物近接
状態が存在しなければ高レベルのままである。この状態
を第5図では装置周期TS及びTS’ として図示した
。目標物がセンサ・ユニット10に接近すると、最終的
には、目標近接状態に対応する作動ギャップに達する。
これは、装置周期゛「s″及びTS″における状態であ
ると想定する。即ち、装置周期TS″及びTS〜におい
ては、それぞれの装置周期が始まる時点to 11及び
to〜からセンサ・データ周期T。
ると想定する。即ち、装置周期TS″及びTS〜におい
ては、それぞれの装置周期が始まる時点to 11及び
to〜からセンサ・データ周期T。
“及びTo”において各目標物近接検知パルスPD”及
びPo’″が発生する時点t3″及びt3″まで、m子
化回路54中のフリップ70ツブA6からの出力は高い
レベルにある。検知段階の時点t3“ (h = )に
おいて、フリップ70ツブ八6は、低レベルに切換ねり
、その装置周期の残りの部分に亘ってその状態を維持す
る。各装置周期TSは、センサ充電周期Tcとセンサ・
データ周期Toとの組合わせよりもはるかに長いから、
目標物近接検知パルスPDをもたらす目標近接状態によ
り、量子化回路54の出力は、装置周期TS“及びTS
=における波形Fから明らかなように、高レベルにある
時間よりもはるかに長い時間に亘り低レベルにある。
びPo’″が発生する時点t3″及びt3″まで、m子
化回路54中のフリップ70ツブA6からの出力は高い
レベルにある。検知段階の時点t3“ (h = )に
おいて、フリップ70ツブ八6は、低レベルに切換ねり
、その装置周期の残りの部分に亘ってその状態を維持す
る。各装置周期TSは、センサ充電周期Tcとセンサ・
データ周期Toとの組合わせよりもはるかに長いから、
目標物近接検知パルスPDをもたらす目標近接状態によ
り、量子化回路54の出力は、装置周期TS“及びTS
=における波形Fから明らかなように、高レベルにある
時間よりもはるかに長い時間に亘り低レベルにある。
上述の記載から、量子化回路54からのこの量子化出力
は、目標物近接検知パルスPoの大きさともパルス幅と
も無関係である。むしろ、連続する各装置周期において
、量子化回路54からの量子仕出力の唯一のずれは、(
目標物近接検知パルスPOが誤って発生しまたは発生し
なかったりする可能性を無視するとして、)パルス発生
器A1のランダム化作用に起因するかまたは、目標物接
近状態に対しては量子化回路54がその出力を低レベル
に切換える連携の装置周期中の時点t3のずれに起因す
るかのどちらかである。パルス発生器A1のランダム化
作用は、直接的には各装置周期TSの長さをランダムに
変化させることにより、また間接的にはセンサ・データ
周期Toの開始及び終了時点(Iを(センサ・ユニット
10間に印加されるコンデンサC2の電圧Vlに及ぼす
影響を介して)変化させることにより量子化出力に影響
を与える。後者の場合、終了時点t1 の変化は、目標
近接状態においては目標物近接検知パルス発生時点t3
にも影響する。いずれの場合にも、量子化回路54から
の量子化出力に及ぼすパルス発生器A1の影響は、本質
的にランダムである。詳しくは後述するが、このランダ
ム効果は、近接感知装置からの近接スイッチング出力の
精度には影響しない。非ランダムなずれは、量子化回路
54からの量子化出力に発生するけれども、その精度に
は影響しない。具体的には、目標近接状態が存在する装
置周期TSにおいて、目標物が作動ギャップ内でセンサ
・ユニット10へ接近するにつれて、目標物近接検知パ
ルスPoの発生時点t3が、装置周期開始時点toに近
くなる。その結果、量子化出力の対応する(時点【0及
び13間の)高いレベルと(時点t3及び装置周期終了
時点間の)低いレベルとの比が変化し、その最大ずれは
、装置周期TSよりもはるかに短く設定されたセンサ・
データ周期Toにほぼ相当する。従って、本発明の量子
化法は、検知・ゲート回路52からの目標物近接検知パ
ルスPoをフィルタする有効な手段を提供する。
は、目標物近接検知パルスPoの大きさともパルス幅と
も無関係である。むしろ、連続する各装置周期において
、量子化回路54からの量子仕出力の唯一のずれは、(
目標物近接検知パルスPOが誤って発生しまたは発生し
なかったりする可能性を無視するとして、)パルス発生
器A1のランダム化作用に起因するかまたは、目標物接
近状態に対しては量子化回路54がその出力を低レベル
に切換える連携の装置周期中の時点t3のずれに起因す
るかのどちらかである。パルス発生器A1のランダム化
作用は、直接的には各装置周期TSの長さをランダムに
変化させることにより、また間接的にはセンサ・データ
周期Toの開始及び終了時点(Iを(センサ・ユニット
10間に印加されるコンデンサC2の電圧Vlに及ぼす
影響を介して)変化させることにより量子化出力に影響
を与える。後者の場合、終了時点t1 の変化は、目標
近接状態においては目標物近接検知パルス発生時点t3
にも影響する。いずれの場合にも、量子化回路54から
の量子化出力に及ぼすパルス発生器A1の影響は、本質
的にランダムである。詳しくは後述するが、このランダ
ム効果は、近接感知装置からの近接スイッチング出力の
精度には影響しない。非ランダムなずれは、量子化回路
54からの量子化出力に発生するけれども、その精度に
は影響しない。具体的には、目標近接状態が存在する装
置周期TSにおいて、目標物が作動ギャップ内でセンサ
・ユニット10へ接近するにつれて、目標物近接検知パ
ルスPoの発生時点t3が、装置周期開始時点toに近
くなる。その結果、量子化出力の対応する(時点【0及
び13間の)高いレベルと(時点t3及び装置周期終了
時点間の)低いレベルとの比が変化し、その最大ずれは
、装置周期TSよりもはるかに短く設定されたセンサ・
データ周期Toにほぼ相当する。従って、本発明の量子
化法は、検知・ゲート回路52からの目標物近接検知パ
ルスPoをフィルタする有効な手段を提供する。
連続する装置周期TSに亘って、量子化回路54からの
量子化出力は、積分回路56に供給される。
量子化出力は、積分回路56に供給される。
積分回路56は、量子化回路54(回路点[F])と、
接地された積分コンデンサC8との間に接続された抵抗
R21により構成されるRC積分回路から成る。
接地された積分コンデンサC8との間に接続された抵抗
R21により構成されるRC積分回路から成る。
積分回路56は、量子化回路(回路点O)からの連続す
るG子化出力をフィルタし、コンデンサC8間に時間的
に平均された近接電圧を形成する。瞬間的なノイズの影
響を無視すれば、連続する装置周期に亘って目標物がセ
ンサ・ユニット10に対して作動ギャップより離れて位
置する場合には、目標物近接検知パルスが発生せず、所
定歯の電荷が、このような各装置周期の間コンデンサC
8へ転送される。従って、コンデンサC8が電圧VNに
むかって徐々に充電される。これに反して、連続する装
置周期に亘って目標物が作動ギャップまたはこれよりも
近い位置にあれば、このような各装置周期TSにおいて
所定量の電荷が量子化回路54によってコンデンサC8
から除かれ、コンデンサC8は、アース電位にむかつて
徐々に放電する。
るG子化出力をフィルタし、コンデンサC8間に時間的
に平均された近接電圧を形成する。瞬間的なノイズの影
響を無視すれば、連続する装置周期に亘って目標物がセ
ンサ・ユニット10に対して作動ギャップより離れて位
置する場合には、目標物近接検知パルスが発生せず、所
定歯の電荷が、このような各装置周期の間コンデンサC
8へ転送される。従って、コンデンサC8が電圧VNに
むかって徐々に充電される。これに反して、連続する装
置周期に亘って目標物が作動ギャップまたはこれよりも
近い位置にあれば、このような各装置周期TSにおいて
所定量の電荷が量子化回路54によってコンデンサC8
から除かれ、コンデンサC8は、アース電位にむかつて
徐々に放電する。
既に述べたように、近接感知装置にノイズ信号が容量結
合することがあり得るから、積分回路5Gによる時間平
均近接電圧の形成は、重要である。
合することがあり得るから、積分回路5Gによる時間平
均近接電圧の形成は、重要である。
ノイズ信号は、検知・ゲート回路52からの出力に19
することにより直接的に、あるいは検知・ゲート回路へ
の入力における電圧VQに影響することにより間接的に
目標物近接検知パルスPDの誤った発生または不発生を
招来するおそれがある。
することにより直接的に、あるいは検知・ゲート回路へ
の入力における電圧VQに影響することにより間接的に
目標物近接検知パルスPDの誤った発生または不発生を
招来するおそれがある。
但し、このようなノイズ信号は、ランダムである(準同
期的な外部ノイズ源の場合には、ランダム化される)。
期的な外部ノイズ源の場合には、ランダム化される)。
即ち、一連の装置周期TSに亘って目標離隔状態の可能
性を反映して装置周期TSの50%以内で目標物近接検
知パルスPDが発生するならば、コンデンサC8の時間
平均近接電圧は、徐々に(フへップフロツブ八6の高レ
ベル出力に対応する)電圧VNへ上昇する。他方、目標
近接条件の可能性に相応して装置周期の50%以上に亘
って目標物近接検知パルスが発生するならば、■子化回
路54からの出力の時間平均は低く、コンデンサC8は
、これを反映して徐々に放電する。従って、ランダム・
ノイズの影響は除去され、コンデンサC8の時間平均近
接電圧は、センサ・ユニット10に対する目標物の近接
/離隔状態を正確に反映する。
性を反映して装置周期TSの50%以内で目標物近接検
知パルスPDが発生するならば、コンデンサC8の時間
平均近接電圧は、徐々に(フへップフロツブ八6の高レ
ベル出力に対応する)電圧VNへ上昇する。他方、目標
近接条件の可能性に相応して装置周期の50%以上に亘
って目標物近接検知パルスが発生するならば、■子化回
路54からの出力の時間平均は低く、コンデンサC8は
、これを反映して徐々に放電する。従って、ランダム・
ノイズの影響は除去され、コンデンサC8の時間平均近
接電圧は、センサ・ユニット10に対する目標物の近接
/離隔状態を正確に反映する。
積分回路56からの時間平均近接電圧出力は、シュミッ
ト・トリガ/近接スイッチング回路58へ供給される。
ト・トリガ/近接スイッチング回路58へ供給される。
演算増幅器A7は、帰還抵抗R22及びR23と共にシ
ュミット・トリガを形成し、近接スイッチング・トラン
ジスタQ12は、近接感知装置の近接スイッチング出力
を提供する。演算増幅器A7の反転入力端子は、積分コ
ンデンサCBと接続し、非反転入力端子は抵抗R22を
介して(フリップ70ツブ八6の高レベル状態と対応す
る)電圧VNの1/2として与えられる正電圧V N
/ 2と接続する。演算増幅器A7の出力は、抵抗R2
3を介して非反転入力端子と、抵抗R24を介して近接
スイッチング・トランジスタQ12のベースとそれぞれ
接続する。近接スイッチング・トランジスタQ12のベ
ースとアースとの間には、バイアス抵抗R25が接続す
る。抵抗R22及びR23によって形成される帰還分圧
器は、公知のシュミット・トリが回路の態様で演算増幅
器A7のトリガ電圧を変化させる。11]ち、演算増幅
器A7への反転入力端子に供給される時間平均近接電圧
が電圧VNに近づくと、演算増幅器A7の出力は低くな
る。従つて、帰還分圧器R22/ R23の作用下に演
算増幅器A7の非反転入力端子におけるトリガ電圧は、
■N/2とアース電位との中間値付近となる。即ち、シ
ュミット・トリガの出力を変化させるには、時間平均電
圧が、前記中間トリが・レベル以下に降下せねばならな
い。このように降下すると、演算増幅器へ7の出力が高
状態に切換ねり、シュミット・トリガ回路のトリガ電圧
をVN/2とVNとの間のほぼ中間的なレベルまで上昇
させる。
ュミット・トリガを形成し、近接スイッチング・トラン
ジスタQ12は、近接感知装置の近接スイッチング出力
を提供する。演算増幅器A7の反転入力端子は、積分コ
ンデンサCBと接続し、非反転入力端子は抵抗R22を
介して(フリップ70ツブ八6の高レベル状態と対応す
る)電圧VNの1/2として与えられる正電圧V N
/ 2と接続する。演算増幅器A7の出力は、抵抗R2
3を介して非反転入力端子と、抵抗R24を介して近接
スイッチング・トランジスタQ12のベースとそれぞれ
接続する。近接スイッチング・トランジスタQ12のベ
ースとアースとの間には、バイアス抵抗R25が接続す
る。抵抗R22及びR23によって形成される帰還分圧
器は、公知のシュミット・トリが回路の態様で演算増幅
器A7のトリガ電圧を変化させる。11]ち、演算増幅
器A7への反転入力端子に供給される時間平均近接電圧
が電圧VNに近づくと、演算増幅器A7の出力は低くな
る。従つて、帰還分圧器R22/ R23の作用下に演
算増幅器A7の非反転入力端子におけるトリガ電圧は、
■N/2とアース電位との中間値付近となる。即ち、シ
ュミット・トリガの出力を変化させるには、時間平均電
圧が、前記中間トリが・レベル以下に降下せねばならな
い。このように降下すると、演算増幅器へ7の出力が高
状態に切換ねり、シュミット・トリガ回路のトリガ電圧
をVN/2とVNとの間のほぼ中間的なレベルまで上昇
させる。
シュミット・トリガ/近接スイッチング回路58は、下
記のように作用する。目標物とセンサ・ユニット10と
の間隔が作動ギャップよりも大きければ、量子化回路5
6からの出力の、連続する装置周期TSに亘る時間平均
は、目標物近接検知パルスPoの発生しない場合の時間
平均に対応する。従って、コンデンサC8の時間平均近
接電圧は、演算増幅器A7のトリガ・レベルよりも高い
VNである。これにより演算増幅器A7の出力は低くな
り、近接スイッチング・トランジスタQ12は不導通に
なる。近接スイッチング・トランジスタQ12のこの状
態は、近接感知装置の目標離隔状態に対応し、目標物が
作動ギャップ距離までセンサ・ユニット10に接近しな
かったことを示す。
記のように作用する。目標物とセンサ・ユニット10と
の間隔が作動ギャップよりも大きければ、量子化回路5
6からの出力の、連続する装置周期TSに亘る時間平均
は、目標物近接検知パルスPoの発生しない場合の時間
平均に対応する。従って、コンデンサC8の時間平均近
接電圧は、演算増幅器A7のトリガ・レベルよりも高い
VNである。これにより演算増幅器A7の出力は低くな
り、近接スイッチング・トランジスタQ12は不導通に
なる。近接スイッチング・トランジスタQ12のこの状
態は、近接感知装置の目標離隔状態に対応し、目標物が
作動ギャップ距離までセンサ・ユニット10に接近しな
かったことを示す。
しかし目標物とセンサ・ユニット10との間隔が作動ギ
ャップ以内になると、検知・ゲート回路52の出力に連
続的な目標物近接検知パルスPoが現われる。その結果
、上述したように、目標物近接検知パルスPoが発生す
る装置周期TSごとに、コンデンサC8から所定量の電
荷量が除去される。
ャップ以内になると、検知・ゲート回路52の出力に連
続的な目標物近接検知パルスPoが現われる。その結果
、上述したように、目標物近接検知パルスPoが発生す
る装置周期TSごとに、コンデンサC8から所定量の電
荷量が除去される。
従って、コンデンサC8の時間平均近接電圧は、アース
電位にむかって低下する。最終的には、コンデンサC8
は、シュミット・トリガ回路のトリガ・レベル以下に(
即ち、V N / 2とアース電位との中間電圧以下に
)放電し、シュミット・トリガ演算増幅器A7の出力は
、高レベルに切換ねる。
電位にむかって低下する。最終的には、コンデンサC8
は、シュミット・トリガ回路のトリガ・レベル以下に(
即ち、V N / 2とアース電位との中間電圧以下に
)放電し、シュミット・トリガ演算増幅器A7の出力は
、高レベルに切換ねる。
この作用により近接スイッチング・トランジスタQ12
が導通し、近接感知装置からの目標近接表示が形成され
る。
が導通し、近接感知装置からの目標近接表示が形成され
る。
以上、新規のインダクタンス測定技術を組込んだ近接感
知装置の好ましい実施例に従って本発明を説明した。こ
の近接感知装置は、唯一の回路素子であるセンサ・イン
ダクタを含むセンサ・ユニットであって、共通ワイヤを
含む2本のワイヤから成る任意の長さのケーブルを介し
て近接感知装置の電子スイッチ回路に接続された遠隔セ
ンサ・ユニットを利用する。インダクタンスを測定する
回路部は、センサ・ユニットにおける温度にも接続ケー
ブルの長さ及び温度にも影響されないセンサ・インダク
タのインダクタンスLSの校正された測定値を周期的に
提供する。この周期的なインダクタンス測定値を利用す
ることにより、センサ・ユニット設置環境の温度変化に
影響されないセンサ・ユニットへの信頼できる正確な目
標物近接指示を得ることができる。本発明によれば、近
接感知の確度及び信頼性の改善を達成しながら、近接感
知装置の単純化及びコスト軽減をも達成することができ
る。
知装置の好ましい実施例に従って本発明を説明した。こ
の近接感知装置は、唯一の回路素子であるセンサ・イン
ダクタを含むセンサ・ユニットであって、共通ワイヤを
含む2本のワイヤから成る任意の長さのケーブルを介し
て近接感知装置の電子スイッチ回路に接続された遠隔セ
ンサ・ユニットを利用する。インダクタンスを測定する
回路部は、センサ・ユニットにおける温度にも接続ケー
ブルの長さ及び温度にも影響されないセンサ・インダク
タのインダクタンスLSの校正された測定値を周期的に
提供する。この周期的なインダクタンス測定値を利用す
ることにより、センサ・ユニット設置環境の温度変化に
影響されないセンサ・ユニットへの信頼できる正確な目
標物近接指示を得ることができる。本発明によれば、近
接感知の確度及び信頼性の改善を達成しながら、近接感
知装置の単純化及びコスト軽減をも達成することができ
る。
本発明のその他の実施態様及び改変は、好ましい実施例
の説明及び添付図面中の教示内容を利用することで当業
者ならば容易に理解できるであろう。従って、本発明は
、好ましい実施例に限定されるものではなく、前記その
他の実施例や改変も特許請求の範囲に含まれるものと理
解されるべきである。
の説明及び添付図面中の教示内容を利用することで当業
者ならば容易に理解できるであろう。従って、本発明は
、好ましい実施例に限定されるものではなく、前記その
他の実施例や改変も特許請求の範囲に含まれるものと理
解されるべきである。
第1図は、本発明に採用される可変インダクタンス測定
装置を図解する作用ブロック及び回路図であり、第2図
は、第1図の対応点と連携の説明的波形Si′、S■′
、C′及びD′を含むタイミング・ダイヤグラムであり
、第3図は、近接感知装置の好ましい実施例を示す作用
ブロック図であり、第4図は、第3図に示した近接感知
装置の回路図であり、第5図は、第4図図示回路の対応
回路点と連携の波形ASB、Si 1Sv 、C,E及
びFを示すタイミング・ダイヤグラムである。 10・・・センサ・ユニット 18・・・ケーブル 1
8a118b・・・リード線 19・・・ノイズ発生回
路 20.20′・・・センサ電流パルス発生回路 3
0130’ ・・・センサ制御ループ回路 32・・・
帰還制御回路 40.40’ ・・・補償回路 42・
・・電流ミラー回路 44・・・電流/N圧変換回路
46・・・微分/アナログ回路 50・・・近接検知・
スイッチング回路 52・・・検知・ゲート回路54・
・・量子化回路 56・・・積分回路 58・・・シュ
ミット・トリガ/近接スイッチング回路 A1・・・パ
ルス発生器 A2、A2’ ・・・コンパレータ A3
・・・緩衝増幅器 A4、A7・・・演算増幅器 A5
・・・検査コンパレータ A6・・・フリップフロップ
回路Q1〜Q12・・・トランジスタ 01〜C8、C
2’ 、C4’ ・・・コンデンサ D1〜D4.04
’ 、D15′・・・ダイオード R1へR12、R1
4、R16、R18〜R25、R15’ 、R18’・
・・抵抗特許出願人 エルデック コーボレイション〃
至ρノ 仕q ζ禍
装置を図解する作用ブロック及び回路図であり、第2図
は、第1図の対応点と連携の説明的波形Si′、S■′
、C′及びD′を含むタイミング・ダイヤグラムであり
、第3図は、近接感知装置の好ましい実施例を示す作用
ブロック図であり、第4図は、第3図に示した近接感知
装置の回路図であり、第5図は、第4図図示回路の対応
回路点と連携の波形ASB、Si 1Sv 、C,E及
びFを示すタイミング・ダイヤグラムである。 10・・・センサ・ユニット 18・・・ケーブル 1
8a118b・・・リード線 19・・・ノイズ発生回
路 20.20′・・・センサ電流パルス発生回路 3
0130’ ・・・センサ制御ループ回路 32・・・
帰還制御回路 40.40’ ・・・補償回路 42・
・・電流ミラー回路 44・・・電流/N圧変換回路
46・・・微分/アナログ回路 50・・・近接検知・
スイッチング回路 52・・・検知・ゲート回路54・
・・量子化回路 56・・・積分回路 58・・・シュ
ミット・トリガ/近接スイッチング回路 A1・・・パ
ルス発生器 A2、A2’ ・・・コンパレータ A3
・・・緩衝増幅器 A4、A7・・・演算増幅器 A5
・・・検査コンパレータ A6・・・フリップフロップ
回路Q1〜Q12・・・トランジスタ 01〜C8、C
2’ 、C4’ ・・・コンデンサ D1〜D4.04
’ 、D15′・・・ダイオード R1へR12、R1
4、R16、R18〜R25、R15’ 、R18’・
・・抵抗特許出願人 エルデック コーボレイション〃
至ρノ 仕q ζ禍
Claims (21)
- (1)インダクタンスL_Sが目標物の接近と公知の関
係で変化するセンサ・インダクタと、前記インダクタン
スL_Sと直列の温度などに依存する可変等価抵抗と、
前記インダクタンスL_Sと分路関係の温度などに依存
する可変等価キャパシタンスとを含むセンサ・ユニット
に対する目標物の接近をモニターするための近接感知装
置であつて、センサ・ユニットに、従って、センサ・イ
ンダクタに時間的に変化する波形を有する電流i_Sを
連続する各装置周期T_Sごとに周期的に供給する電流
発生器と、 そのセンサ電圧が基準電圧V_Lに達したら当該センサ
・ユニット間の電圧v_Sを一定にすべく制御する制御
ループと、 当該センサ電圧の一定推移期間において、関係▲数式、
化学式、表等があります▼ v_S=V_L i_S=0 に従つてインダクタンスL_Sの指示が得られるように
センサ電流i_Sがゼロのときの該センサ電流i_Sの
時間変化率を決定する微分回路と、前記インダクタンス
の指示に応答し、目標物接近とインダクタンスL_Sと
の間の公知の関係に従つてセンサ・ユニットに対する目
標物の接近を表わす目標物近接信号を供給する近接決定
部材とから成ることを特徴とする近接感知装置。 - (2)前記センサ電流i_Sが、減衰形で概ね正弦波状
の波形を有することを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項に記載の近接感知装置。 - (3)前記電流発生器が、各装置周期T_Sごとに前記
センサ・ユニット間に電圧を印加するセンサ電流パルス
供給部材から成ることを特徴とする特許請求の範囲第(
2)項に記載の近接感知装置。 - (4)前記センサ電流パルス供給部材が、 前記センサ・ユニットと接続すべく適合されたセンサ充
電コンデンサと、 各装置周期T_Sに先立つて前記センサ充電コンデンサ
を概ね一定の充電電圧に充電すべく動作する電流源と、 前記センサ充電コンデンサと基準アース電位との間に接
続され、前記センサ充電コンデンサが前記充電電圧に充
電されると前記センサ充電コンデンサを前記センサ・ユ
ニット間に実質的に接続するスイッチ部材 とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項
に記載の近接感知装置。 - (5)前記センサ電圧が前記基準電圧V_Lに達すると
、前記スイッチ部材が、前記センサ充電コンデンサと前
記センサ・ユニットとの接続を断つことを特徴とする特
許請求の範囲第(4)項に記載の近接感知装置。 - (6)前記制御ループが、 基準電圧V_L及び前記センサ電圧に応答し、前記セン
サ電圧が基準電圧V_Lに達すると出力を変える制御コ
ンパレータと、 前記センサ・ユニットに接続され、当該制御コンパレー
タの出力変化に応答して前記センサ電圧を基準電圧V_
Lに維持すべく前記センサ電流i_Sを制御する電流制
御回路 とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
に記載の近接感知装置。 - (7)前記電流制御回路が、 前記制御コンパレータの出力変化によって能動化され、
該制御コンパレータの入力と出力との間に接続される帰
還制御回路から成り、当該帰還制御回路は、能動化され
ると、前記センサ電流i_Sに対応する帰還電流を導通
することを特徴とする特許請求の範囲第(6)項に記載
の近接感知装置。 - (8)前記帰還制御回路が、 前記制御コンパレータの出力変化に応答して導通状態に
なる第1のソリッドステート・スイッチと、 前記センサ・ユニットに接続され、当該第1のソリッド
ステート・スイッチの導通状態に応答して当該帰還電流
を導通する第2のソリッドステート・スイッチ とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項
に記載の近接感知装置。 - (9)更に、前記帰還電流に、従つて、前記センサ電流
i_Sに対応する電流を供給する電流ミラー部材をも含
むことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の
近接感知装置。 - (10)前記微分回路が、 前記帰還電流に、従って、前記センサ電流i_Sに比例
する電圧v_Cを供給する電流/電圧変換部材と、 当該電圧v_Cの変化率のアナログ量、従って、センサ
電流i_Sの時間変化率のアナログ量である電圧V_D
を得るため当該電圧v_Cを微分する微分部材と、 関係式 ▲数式、化学式、表等があります▼ に従つてインダクタンスL_Sの指示が得られるように
前記電圧V_Dの値をインダクタンス値に規準化する校
正部材 とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項
に記載の近接感知装置。 - (11)前記微分回路が更に、前記電流/電圧変換部材
と前記微分部材との間に電流絶縁を提供する緩衝部材を
も含み、前記電圧v_Cは、電流/電圧変換部材におけ
るその波形に歪みを生ずることなく前記緩衝部材を介し
て結合されることを特徴とする特許請求の範囲第(10
)項に記載の近接感知装置。 - (12)前記近接決定部材が、前記電圧V_Dと、目標
物及びセンサ・ユニットの間の所定の作動ギャップに対
応する閾値作動電圧とに応答し、目標物が作動ギャップ
位置に来ると目標物近接検知信号を提供する検知部材か
ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
近接感知装置。 - (13)前記検知部材が、 前記電圧V_D及び閾値作動電圧に応答し、前記電圧V
_Dが閾値作動電圧に一致すると出力を変える検知コン
パレータと、 当該検知コンパレータの出力変化に応答して目標物近接
検知パルスP_Dを提供するゲート部材とから成ること
を特徴とする特許請求の範囲第(12)項に記載の近接
感知装置。 - (14)連続する各装置周期T_Sに対して、ランダム
・ノイズによる所与のパルスP_Dの発生の有無と同様
、連続するパルスP_Dの時間長及び大きさが、ランダ
ムに可変であり、前記近接決定部材が、時間平均近接電
圧を得るため、連続する装置周期T_Sに亘ってパルス
P_Dを積分する積分回路と、時間平均近接電圧に応答
し、目標物がセンサ・ユニットに対する作動ギャップ位
置にあることをこの時間平均近接電圧が示すと目標近接
表示を形成する近接スイッチング回路とをも含むことを
特徴とする特許請求の範囲第(13)項に記載の近接感
知装置。 - (15)前記センサ回路が、減衰形で概ね正弦波状の波
形を有することを特徴とする特許請求の範囲第(13)
項に記載の近接感知装置。 - (16)前記電流発生器が、各装置周期T_Sごとに前
記センサ・ユニット間に電圧を印加するセンサ電流パル
ス部材から成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1
5)項に記載の近接感知装置。 - (17)前記センサ電流パルス部材が、 前記センサ・ユニットに接続するよう適合されたセンサ
充電コンデンサと、 各装置周期T_Sに先立つて前記センサ充電コンデンサ
を概ね一定の充電電圧に充電する電流源と、当該センサ
充電コンデンサと基準アース電位との間に接続され、当
該センサ充電コンデンサが当該充電電圧まで充電される
とセンサ充電コンデンサを前記センサ・ユニット間に接
続するように動作し、もつてセンサ充電周期T_Cを開
始させるスイッチ部材 とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第(16)
項に記載の近接感知装置。 - (18)前記センサ電圧が前記基準電圧V_Lに達する
と、前記スイッチ部材が、前記充電コンデンサと前記セ
ンサ・ユニットとの接続を断つてセンサ充電周期T_C
を終結させることを特徴とする特許請求の範囲第(17
)項に記載の近接感知装置。 - (19)連続する装置周期T_Sに対して、ランダム・
ノイズによる所与のパルスP_Dの発生の有無と同様、
連続するパルスP_Dの時間長及び大きさがランダムに
可変であり、前記近接決定部材が更に、当該パルスP_
Dのそれぞれを当該パルスP_Dの時間長及び大きさと
は概ね無関係な所定量の電荷に変換する量子化回路と、 時間平均近接電圧を得るために連続する装置周期T_C
に亘つてそれぞれの電荷量を積分する積分回路と、 当該時間平均近接電圧に応答し、目標物がセンサ・ユニ
ットに対する作動ギャップ位置にあることを当該時間平
均近接電圧が示すと目標近接表示を形成する近接スイッ
チング回路 とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第(18)項
に記載の近接感知装置。 - (20)前記量子化回路が、 高い状態または低い状態の出力を供給する2レベル回路
と、 前記スイッチ部材に応答し、各装置周期T_Sごとに、
前記センサ充電周期T_Cの開始からパルスP_Dが発
生するまでの間の所定時点において当該2レベル回路を
高い状態にセットする第1のセット・スイッチと、 前記ゲート部材に応答し、前記パルスP_Dの発生時に
当該2レベル回路を低い状態に切換える第2セット・ス
イッチ とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第(19)
項に記載の近接感知装置。 - (21)前記スイッチ部材が、連続する装置周期T_S
の長さをランダム化するようにランダムな周波数で動作
することを特徴とする特許請求の範囲第(17)項に記
載の近接感知装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/002,968 US4219740A (en) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | Proximity sensing system and inductance measuring technique |
US002968 | 1979-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386917A true JPS6386917A (ja) | 1988-04-18 |
JPH0325969B2 JPH0325969B2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=21703427
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP251480A Granted JPS5596466A (en) | 1979-01-12 | 1980-01-12 | Proximity sensor and method of measuring inductance |
JP62200116A Granted JPS6386917A (ja) | 1979-01-12 | 1987-08-12 | 近接感知装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP251480A Granted JPS5596466A (en) | 1979-01-12 | 1980-01-12 | Proximity sensor and method of measuring inductance |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4219740A (ja) |
JP (2) | JPS5596466A (ja) |
CA (1) | CA1155195A (ja) |
FR (1) | FR2446485B1 (ja) |
GB (1) | GB2040054B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04334115A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-11-20 | Detra Sa | 誘導性近接センサー |
WO2008081569A1 (ja) * | 2007-01-02 | 2008-07-10 | Azuma Systems Co., Ltd. | 力および変位の検出方法 |
JP2009059528A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Omron Corp | 近接センサ |
Families Citing this family (57)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT367865B (de) * | 1980-11-28 | 1982-08-10 | List Hans | Einrichtung zur erzeugung eines impulses |
US4646002A (en) * | 1984-05-10 | 1987-02-24 | Regents Of The University Of Minnesota | Circuit for high impedance broad band probe |
US4845429A (en) * | 1986-03-12 | 1989-07-04 | Eldec Corporation | Inductance divider sensor |
EP0276540A1 (en) * | 1986-09-29 | 1988-08-03 | The University Of Western Australia | Inductive sensing |
CH672383A5 (ja) * | 1986-10-29 | 1989-11-15 | Baumer Electric Ag | |
EP0277421A1 (en) * | 1986-12-05 | 1988-08-10 | The University Of Western Australia | Capacitance sensor arrangement |
DE3807015A1 (de) * | 1987-04-29 | 1988-11-10 | Wabco Westinghouse Fahrzeug | Verfahren und schaltung zur messung einer induktivitaet |
US4827248A (en) * | 1987-06-30 | 1989-05-02 | The Boeing Company | Proximity sensor with automatic gap control |
JPH01241720A (ja) * | 1988-03-24 | 1989-09-26 | Terasaki Denki Sangyo Kk | 開閉器の接触子装置 |
EP0447449B1 (en) * | 1988-12-12 | 1994-11-02 | Curtis Instruments, Inc. | Means and method for measuring inductance |
US5148107A (en) * | 1988-12-12 | 1992-09-15 | Yale Materials Handling Corporation | Inductive proximity switch means and method |
US5051743A (en) * | 1989-05-31 | 1991-09-24 | Ball Corporation | High precision, high frequency current sensing and analog signal decoding network |
DE3920051A1 (de) * | 1989-06-20 | 1991-01-03 | Euchner & Co | Oszillator, insbesondere fuer einen beruehrungslos arbeitenden induktiven naeherungssensor oder naeherungsschalter |
US5498958A (en) * | 1990-12-21 | 1996-03-12 | Detra Sa | Inductive proximity sensor with periodic switching for sensing the presence of objects |
GB9111282D0 (en) * | 1991-05-24 | 1991-07-17 | Grau Ltd | Inductive sensor |
US5153525A (en) * | 1991-06-17 | 1992-10-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Vehicle detector with series resonant oscillator drive |
EP0523563A1 (en) * | 1991-07-15 | 1993-01-20 | Omron Corporation | Proximity switch |
FI89636C (fi) * | 1991-12-10 | 1993-10-25 | Valtion Teknillinen | Foerfarande foer bestaemning av induktans |
FI89415C (fi) * | 1992-01-09 | 1993-09-27 | Abb Stroemberg Drives Oy | Foerfarande foer att bestaemma kortslutningsinduktansen i en asynkronmaskin |
US5410488A (en) * | 1992-11-02 | 1995-04-25 | Lorton Aerospace Company | Proximity sensor gap measuring method and apparatus |
US20090046538A1 (en) * | 1995-06-07 | 2009-02-19 | Automotive Technologies International, Inc. | Apparatus and method for Determining Presence of Objects in a Vehicle |
US8054203B2 (en) * | 1995-06-07 | 2011-11-08 | Automotive Technologies International, Inc. | Apparatus and method for determining presence of objects in a vehicle |
DE19536198B4 (de) * | 1995-09-28 | 2006-03-30 | Endress + Hauser Gmbh + Co. Kg | Kapazitiver Schalter |
SE9902362L (sv) * | 1999-06-21 | 2001-02-21 | Ericsson Telefon Ab L M | Apparat och förfarande för att detektera närhet induktivt |
DE10011229B4 (de) * | 2000-03-08 | 2006-05-04 | Grohe Water Technology Ag & Co. Kg | Berührungssensor |
US6734796B2 (en) | 2000-04-04 | 2004-05-11 | Ian J. Forster | Self-check for a detector detecting the proximity of a transportation vessel |
US6281797B1 (en) | 2000-04-04 | 2001-08-28 | Marconi Data Systems Inc. | Method and apparatus for detecting a container proximate to a transportation vessel hold |
US6570377B1 (en) | 2000-10-02 | 2003-05-27 | Honeywell International Inc. | Systems and method for determining proximity sensor characteristics |
DE20105164U1 (de) * | 2001-03-23 | 2001-06-28 | Bernstein Ag | Induktiver Sicherheitssensor zur Überwachung von Türen und Toren |
US7015824B2 (en) * | 2002-08-01 | 2006-03-21 | Terion, Inc. | Trailer cargo detection using ultrasonic transducers |
US6842014B2 (en) * | 2003-04-10 | 2005-01-11 | Delphi Technologies, Inc. | Methods for determining inductance and resistance of an inductor |
BR0301329B1 (pt) * | 2003-05-12 | 2011-09-06 | suporte de sensor de proximidade, compressor, placa de válvulas e refrigerador. | |
US7025189B1 (en) * | 2003-08-13 | 2006-04-11 | Glenview Systems Inc. | Supply detecting device for money or equivalents |
US7548819B2 (en) * | 2004-02-27 | 2009-06-16 | Ultra Electronics Limited | Signal measurement and processing method and apparatus |
DE102004039389B4 (de) * | 2004-08-13 | 2007-08-02 | Airbus Deutschland Gmbh | Überwachungsschaltung für eine Türe |
US7358720B1 (en) | 2006-01-25 | 2008-04-15 | Simmonds Precision Products, Inc. | Proximity sensor interface |
ITRM20060136A1 (it) * | 2006-03-10 | 2007-09-11 | Link Formazione S R L | Sistema multimediale interattivo |
DE502006001069D1 (de) * | 2006-04-20 | 2008-08-21 | Festo Ag & Co Kg | Sensoranordnung mit Sensor und Signalverarbeitungseinrichtung |
DE102006024920B4 (de) * | 2006-05-24 | 2015-08-27 | Ifm Electronic Gmbh | Induktiver Näherungsschalter |
EP2574701A1 (en) * | 2007-12-11 | 2013-04-03 | Masco Corporation Of Indiana | Electrically controlled Faucet |
DE102008062302B4 (de) * | 2007-12-20 | 2015-01-22 | Robert Buck | Verfahren zur Bestimmung des Maßes der Änderung der Bedämpfung einer Last sowie Anordnung zur Durchführung eines derartigen Verfahrens |
DE102008029312B3 (de) * | 2008-06-20 | 2009-12-24 | Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH | Verfahren zur Wirküberwachung von Schienenbremsen |
US8766649B1 (en) * | 2009-10-02 | 2014-07-01 | The Boeing Company | Proximity sensor interface device and method for its use |
EP2429077B1 (en) | 2010-09-14 | 2013-04-10 | Optosys SA | Inductive proximity switch |
US10996044B2 (en) * | 2012-03-22 | 2021-05-04 | Zhibiao Shao | Measurement method for aviation-specific proximity sensor |
US9450284B2 (en) * | 2013-07-01 | 2016-09-20 | Hamilton Sundstrand Corporation | Resonance based cable compensation |
US10007017B2 (en) | 2014-11-14 | 2018-06-26 | Ultra Electronics Limited | Sensor core and sensor |
EP3443367B1 (en) * | 2016-04-12 | 2023-09-27 | Texas Instruments Incorporated | Remote sensing using sensor resonator with sensor inductor coupled to resonator capacitor over shielded cable |
DE102017128472A1 (de) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Pepperl + Fuchs Gmbh | Induktiver Näherungsschalter und Verfahren zum Betreiben eines induktiven Näherungsschalters |
DE102017128471A1 (de) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Pepperl + Fuchs Gmbh | Induktiver Näherungsschalter und Verfahren zum Betreiben eines induktiven Näherungsschalters |
JP6918284B2 (ja) * | 2018-02-21 | 2021-08-11 | オムロン株式会社 | 近接センサ |
CN110501035B (zh) * | 2018-05-18 | 2022-03-15 | 好庆科技企业股份有限公司 | 感测器及感测器的自动校正方法 |
US11054284B2 (en) | 2019-08-06 | 2021-07-06 | The Boeing Company | Method of ratiometric proximity sensing |
CN113271061B (zh) * | 2021-04-21 | 2023-02-10 | 华为数字能源技术有限公司 | 一种光伏系统、功率变换器及测量电感感值的方法 |
PT4141455T (pt) * | 2021-08-27 | 2024-06-21 | Univ Friedrich Alexander Er | Dispositivo de medição de indutância de grandes sinais e método para realizar um processo de medição para medir uma indutância |
CN114172503B (zh) * | 2021-11-23 | 2024-07-12 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种基于接近开关的同步位置误差补偿修正方法 |
CN116046045B (zh) * | 2023-01-28 | 2023-06-13 | 宜科(天津)电子有限公司 | 一种电感式传感器的校准方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3454869A (en) * | 1966-12-23 | 1969-07-08 | Electro Dev Corp | Proximity sensing system |
US3469204A (en) * | 1967-09-14 | 1969-09-23 | Whittaker Corp | Proximity sensitive on-off oscillator switch circuit |
US3514627A (en) * | 1968-03-20 | 1970-05-26 | Vapor Corp | Proximity switch |
US3569820A (en) * | 1969-02-24 | 1971-03-09 | Bourns Inc | Proximity detection system |
-
1979
- 1979-01-12 US US06/002,968 patent/US4219740A/en not_active Expired - Lifetime
-
1980
- 1980-01-09 GB GB8000746A patent/GB2040054B/en not_active Expired
- 1980-01-11 CA CA000343487A patent/CA1155195A/en not_active Expired
- 1980-01-11 FR FR8000586A patent/FR2446485B1/fr not_active Expired
- 1980-01-12 JP JP251480A patent/JPS5596466A/ja active Granted
-
1987
- 1987-08-12 JP JP62200116A patent/JPS6386917A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04334115A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-11-20 | Detra Sa | 誘導性近接センサー |
WO2008081569A1 (ja) * | 2007-01-02 | 2008-07-10 | Azuma Systems Co., Ltd. | 力および変位の検出方法 |
JP2009059528A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Omron Corp | 近接センサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5596466A (en) | 1980-07-22 |
GB2040054B (en) | 1983-02-16 |
JPH0325969B2 (ja) | 1991-04-09 |
FR2446485B1 (fr) | 1985-08-16 |
US4219740A (en) | 1980-08-26 |
CA1155195A (en) | 1983-10-11 |
GB2040054A (en) | 1980-08-20 |
JPH0114545B2 (ja) | 1989-03-13 |
FR2446485A1 (fr) | 1980-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6386917A (ja) | 近接感知装置 | |
US5073757A (en) | Apparatus for and method of measuring capacitance of a capacitive element | |
US4845429A (en) | Inductance divider sensor | |
US4788488A (en) | Continuous condition sensing system | |
JPS59202070A (ja) | センサ | |
JP2008542696A (ja) | 静電容量の測定回路 | |
JP3078843B2 (ja) | 低電力磁力計回路 | |
EP2344896A1 (en) | Current sensor capacitance measuring circuit | |
US20200240941A1 (en) | Method for operating a gas sensor arrangement and gas sensor arrangement | |
US6384596B1 (en) | Variable inductance transducer circuit producing an electrical current and voltage output | |
US4950998A (en) | Continuous condition sensing system | |
KR910004656B1 (ko) | 아날로그 신호적분 및 디지탈 신호변환회로 | |
US5278513A (en) | Continuous condition sensing system | |
EP1723717A2 (en) | Inductor-based current sensing | |
US20060158200A1 (en) | Capacitance measuring circuit | |
TWM611616U (zh) | 測量被動元件的測量電路 | |
JP2003156304A (ja) | 流体圧シリンダにおける位置検出器 | |
JPH05172877A (ja) | 抵抗値・容量値の測定装置 | |
CN116743146A (zh) | 一种基于电容式接近传感器的电路、装置及设备 | |
JP4298062B2 (ja) | 容量計測回路 | |
JP3066921B2 (ja) | 浮遊静電容量の影響を補正したゲート発振器 | |
KR950006886Y1 (ko) | 콘덴서 용량 측정회로 | |
JPH0130412B2 (ja) | ||
JPS5852543Y2 (ja) | 接触不良検出装置 | |
KR890008409Y1 (ko) | 온도차 검출회로 |