JPS6386850A - アルミニウム合金材の冷間加工方法 - Google Patents
アルミニウム合金材の冷間加工方法Info
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- JPS6386850A JPS6386850A JP23249286A JP23249286A JPS6386850A JP S6386850 A JPS6386850 A JP S6386850A JP 23249286 A JP23249286 A JP 23249286A JP 23249286 A JP23249286 A JP 23249286A JP S6386850 A JPS6386850 A JP S6386850A
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- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はアルミニウム合金材の冷間加工方法に関し、さ
らに詳しくは、金属間化合物を析出するアルミニウム合
金材の冷間加工方法に関する。
らに詳しくは、金属間化合物を析出するアルミニウム合
金材の冷間加工方法に関する。
[従来技術]
2024 (Al−Cu系)、6061 (Au−Mg
−5i系)、7075 (AM−Zn−Mg−Cu系)
等の金属間化合物を有するアルミニウム合金は通常、鋳
造、均質化熱処理、熱間圧延、冷間加工という工程によ
り所要形状に成形される。
−5i系)、7075 (AM−Zn−Mg−Cu系)
等の金属間化合物を有するアルミニウム合金は通常、鋳
造、均質化熱処理、熱間圧延、冷間加工という工程によ
り所要形状に成形される。
金属間化合物を有するアルミニウム合金材に対し、引張
、張出し等の冷間加工を加えると、変形を担う転位は、
これらの金属間化合物をせん断することができず、金属
間化合物の周りに優先的に堆積する。この堆積量がある
レベルになるとそれ以上の加工が困難となる。
、張出し等の冷間加工を加えると、変形を担う転位は、
これらの金属間化合物をせん断することができず、金属
間化合物の周りに優先的に堆積する。この堆積量がある
レベルになるとそれ以上の加工が困難となる。
そこで、従来は、表1に示すMIL規格に示すような焼
鈍と組み合せて冷間加工を行なっている。
鈍と組み合せて冷間加工を行なっている。
たとえば、7075の例では405℃×12時間という
条件で焼鈍を行なっている。
条件で焼鈍を行なっている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記した従来の、焼鈍と組み合せた冷間加工方
法においては、 ■焼鈍温度が高い ■焼鈍時間が長い という問題点がある。
法においては、 ■焼鈍温度が高い ■焼鈍時間が長い という問題点がある。
そこで、木発明者は、鋭意研究を行なった結果、従来よ
りも低温で、かつ、短時間で焼鈍することを可能ならし
めるアルミニウム合金材の冷開成形加工方法を開発した
。
りも低温で、かつ、短時間で焼鈍することを可能ならし
めるアルミニウム合金材の冷開成形加工方法を開発した
。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
本出願に係る第1発明は、金属間化合物を有するアルミ
ニウム合金材に対し、冷間加工と、該冷間加工による硬
化を除去するために行なう焼鈍とを繰り返して行なうこ
とにより所要形状に成形加工するアルミニウム合金材の
冷間加工方法において、直径が5X102〜2×104
Aの金冠間化合物を有するアルミニウム合金材の冷間加
工と、80〜250℃の温度における焼鈍とを組み合せ
て行なうことを特徴とするアルミニウム合金材の冷間加
工方法である。
ニウム合金材に対し、冷間加工と、該冷間加工による硬
化を除去するために行なう焼鈍とを繰り返して行なうこ
とにより所要形状に成形加工するアルミニウム合金材の
冷間加工方法において、直径が5X102〜2×104
Aの金冠間化合物を有するアルミニウム合金材の冷間加
工と、80〜250℃の温度における焼鈍とを組み合せ
て行なうことを特徴とするアルミニウム合金材の冷間加
工方法である。
また、本出願に係る第2発明は、金属間化合物を有する
アルミニウム合金材の冷間加工と、該冷間加工による硬
化を除去するために行なう焼鈍とを縁り返して行なうこ
とにより所要形状に成形加工するアルミニウム合金展伸
材の成形加工方法において、アルミニウム合金材を35
0〜550℃の温度で0.5〜50時間加熱保持後、2
5℃/時間以上の速度で室温まで冷却し、直径が5×1
02〜2×10’Aの金属間化合物を生成させた後、冷
間加工と80〜250℃の温度における焼鈍とを組み合
せて行なうことを特徴とするアルミニウム合金材の冷間
加工方法である。
アルミニウム合金材の冷間加工と、該冷間加工による硬
化を除去するために行なう焼鈍とを縁り返して行なうこ
とにより所要形状に成形加工するアルミニウム合金展伸
材の成形加工方法において、アルミニウム合金材を35
0〜550℃の温度で0.5〜50時間加熱保持後、2
5℃/時間以上の速度で室温まで冷却し、直径が5×1
02〜2×10’Aの金属間化合物を生成させた後、冷
間加工と80〜250℃の温度における焼鈍とを組み合
せて行なうことを特徴とするアルミニウム合金材の冷間
加工方法である。
ここでいうアルミニウム合金は、金冠間化合物を析出す
るアルミニウム合金である。
るアルミニウム合金である。
たとえば、A11−Cu系アルミニウム合金、AM−M
g−5i系アルミニウム合金、A文−Z n −M g
系アルミニウム合金等があげられる。
g−5i系アルミニウム合金、A文−Z n −M g
系アルミニウム合金等があげられる。
以下により詳細に説明する。
Al−Cu系アルミニウム合金はCu:2〜7重量%を
必須成分として合有し、M g : 51iE量%以下
、Si:2ffifik%以下、Mn:0.05〜2
、Qi量%、Cr:0.05〜0.531量%、Zr:
0.05〜o、5ffiffi%、V:0.05〜0
、5 ffuf’31y、T i : 0 、15重量
タロ以下の中から選んだ1種又は2種以上を含有し、残
部A文及び不純物からなるアルミニウム合金である。
必須成分として合有し、M g : 51iE量%以下
、Si:2ffifik%以下、Mn:0.05〜2
、Qi量%、Cr:0.05〜0.531量%、Zr:
0.05〜o、5ffiffi%、V:0.05〜0
、5 ffuf’31y、T i : 0 、15重量
タロ以下の中から選んだ1種又は2種以上を含有し、残
部A文及び不純物からなるアルミニウム合金である。
AM−Mg−5t系アルミニウム合金は1Mg:0.5
〜2.0重量%、Si:0.3〜5.0重量%を必須成
分として含有し、Cu:1重量%以下、M n : 0
、05〜1 、5重量%、Cr二〇、05〜0.5′
gLi%、Zr:0.05−0.5重量%、V:0.0
5〜0.5重量%、Ti:0.15jl(量%以下の中
から選んだ1種又は2種以上を含有し、残部Al及び不
純物からなるアルミニウム合金である。
〜2.0重量%、Si:0.3〜5.0重量%を必須成
分として含有し、Cu:1重量%以下、M n : 0
、05〜1 、5重量%、Cr二〇、05〜0.5′
gLi%、Zr:0.05−0.5重量%、V:0.0
5〜0.5重量%、Ti:0.15jl(量%以下の中
から選んだ1種又は2種以上を含有し、残部Al及び不
純物からなるアルミニウム合金である。
A n −Z n −M g系アルミニウム合金はZn
:3〜8重量%、Mg : 0 、5〜3重量%を必須
成分として含有し、Cu:3fi量%以下、Mn:0.
05〜2.0重量%、Zr:0.05〜0.5重量%、
Zr:0.05〜0.53TE量%、V:0.05〜0
.5重量%、Ti:0.15重量%の中から選んだ1種
又は2種以上を含有し、残部AI及び不純物からなるア
ルミニウム合金である。
:3〜8重量%、Mg : 0 、5〜3重量%を必須
成分として含有し、Cu:3fi量%以下、Mn:0.
05〜2.0重量%、Zr:0.05〜0.5重量%、
Zr:0.05〜0.53TE量%、V:0.05〜0
.5重量%、Ti:0.15重量%の中から選んだ1種
又は2種以上を含有し、残部AI及び不純物からなるア
ルミニウム合金である。
また、ここでいう合金材には、鋳造後の鋳塊を、たとえ
ば、鍛造、圧延、押出等の熱間加工あるいは冷間加工し
て製造される中間材をすべて含む0通常、#8造して作
成された鋳塊を400〜550℃の温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間圧延
、熱間鍛造、押出等の熱間加工及び冷間加−工された中
間材である。
ば、鍛造、圧延、押出等の熱間加工あるいは冷間加工し
て製造される中間材をすべて含む0通常、#8造して作
成された鋳塊を400〜550℃の温度で均質化熱処理
を行ない、次いで、300〜550℃の温度で熱間圧延
、熱間鍛造、押出等の熱間加工及び冷間加−工された中
間材である。
本発明においては、直径が5X102〜2×104Aの
金属間化合物を有するアルミニウム合金材の冷間加工を
行なう。
金属間化合物を有するアルミニウム合金材の冷間加工を
行なう。
ここでいう、金属間化合物としては、たとえば、CuA
u2 、CuMgAiz 、Mgz Si 。
u2 、CuMgAiz 、Mgz Si 。
MgZn2 、ZrAl3 、Cr2Mg3AJl+s
。
。
M n A l 6等の金属間化合物である。
本発明においては、かかる金属間化合物の直径を、5X
102〜2×104Aに限定する。
102〜2×104Aに限定する。
5×102A未満では、材料の強度が高くなりすぎ、成
形性を低下させる。
形性を低下させる。
一方、2×10’Aより大きくなると成形加工中に割れ
等が発生する恐れがある。
等が発生する恐れがある。
従って、本発明においては、金属間化合物の直径5X1
02〜2×104Aとする。
02〜2×104Aとする。
なお、ここで直径とは、金属間化合物が球形でない場合
は、長袖と短軸との平均値とする。
は、長袖と短軸との平均値とする。
このように、アルミニウム合金材中の金属間化合物の直
径を5X102〜2×104Aとするには、たとえば、
次のようにすればよい。
径を5X102〜2×104Aとするには、たとえば、
次のようにすればよい。
すなわち、アルミニウム合金材を350〜550℃の温
度で0.5〜50時間加熱保持後、25℃/時間以上の
速度で室温まで冷却する。
度で0.5〜50時間加熱保持後、25℃/時間以上の
速度で室温まで冷却する。
ここで、350〜550℃の温度としたのは、350℃
未満では、金属間化合物のサイズが5×102A未満と
なり、550℃を超えると金属間化合物の生成量が少な
くなるからである。
未満では、金属間化合物のサイズが5×102A未満と
なり、550℃を超えると金属間化合物の生成量が少な
くなるからである。
一方、加熱時間を0.5時間未満とすると金属間化合物
の生成量が少なすぎ、一方、50時間を超えると金属間
化合物の生成量が飽和してしまい経済上無駄だからであ
る。
の生成量が少なすぎ、一方、50時間を超えると金属間
化合物の生成量が飽和してしまい経済上無駄だからであ
る。
また、加熱保持後は25℃/時間以上の速度で室温まで
冷却する。冷却時間を短縮する上からは100℃/時間
以上がより好ましい。
冷却する。冷却時間を短縮する上からは100℃/時間
以上がより好ましい。
また、以上の熱処理は以下に述べるように2段で行なっ
てもよい、すなわち、まず、450〜550℃の温度で
0.5〜10時間の第1回目の加熱保持を行ない、続い
て第2回目の加熱保持の温度まで冷却し、350〜45
0℃の温度で0.5〜50時間の第2回の加熱保持を行
ない、25℃/時間以上の冷却速度で冷却する。
てもよい、すなわち、まず、450〜550℃の温度で
0.5〜10時間の第1回目の加熱保持を行ない、続い
て第2回目の加熱保持の温度まで冷却し、350〜45
0℃の温度で0.5〜50時間の第2回の加熱保持を行
ない、25℃/時間以上の冷却速度で冷却する。
本発明においては、上述した金属間化合物を有するアル
ミニウム合金材を、80〜250℃の温度において焼鈍
する。
ミニウム合金材を、80〜250℃の温度において焼鈍
する。
80℃より低温では、焼鈍を行なうのに数日以上を要し
、250℃以上では、温度として高すぎコストが高くな
る。
、250℃以上では、温度として高すぎコストが高くな
る。
なお、焼鈍時間は軟化度が0.5以上となる焼鈍時間が
好ましい。
好ましい。
ここで、軟化度は、第1図により定義される。
すなわち、予ひずみを3%与えた応力−ひすみ曲線と、
所定の焼鈍を行なった応力−ひすみ曲線とから求めたΔ
σ/σHを軟化度とする。
所定の焼鈍を行なった応力−ひすみ曲線とから求めたΔ
σ/σHを軟化度とする。
第2図は軟化度と焼鈍時間との関係を示したグラフであ
り、このグラフによれば、 0.5≦t exp (−3100/T)ただし、t:
時間(秒)、 T:焼鈍温度(0K) を満足するtで行なうのが好ましい。
り、このグラフによれば、 0.5≦t exp (−3100/T)ただし、t:
時間(秒)、 T:焼鈍温度(0K) を満足するtで行なうのが好ましい。
なお、以上′の軟化焼鈍の後、所定の冷間加工量に達す
れば、通常と同様に、加工材は再溶体化処理、時効処理
され最終製品となる。
れば、通常と同様に、加工材は再溶体化処理、時効処理
され最終製品となる。
もし、所望した冷間加工量に達せず、加工硬化した場合
や所望の冷間加工量が大きい場合は、本発明に係る熱処
理を訝り返し、再び冷間加工することを繰り返せばよい
。
や所望の冷間加工量が大きい場合は、本発明に係る熱処
理を訝り返し、再び冷間加工することを繰り返せばよい
。
[発明の実施例]
以下に木出願に係る発明の詳細な説明する。
工業的に造塊した表2に示す組成を右するアルミニウム
合金鋳塊を面削後、465℃×24時間の均質化熱処理
を施し、330〜450℃の温度で熱間圧延し、次いで
冷間圧延により厚さ3mmの板材とし、フェデラルタイ
プの引張試験片を作成した。
合金鋳塊を面削後、465℃×24時間の均質化熱処理
を施し、330〜450℃の温度で熱間圧延し、次いで
冷間圧延により厚さ3mmの板材とし、フェデラルタイ
プの引張試験片を作成した。
この試験片につき表3に示す熱処理を行なった。この熱
処理は、金属間化合物を析出させるための熱処理であり
、この熱処理の加8温度、加熱時間、冷却速度は、No
14.No15を除き第2発明に規定する範囲内である
。NoL4は加熱時間が短い比較例であり、No15は
加熱時間が長い比較例である。
処理は、金属間化合物を析出させるための熱処理であり
、この熱処理の加8温度、加熱時間、冷却速度は、No
14.No15を除き第2発明に規定する範囲内である
。NoL4は加熱時間が短い比較例であり、No15は
加熱時間が長い比較例である。
各試験片につき金属間化合物の直径を測定した。No1
4.No15を除きいずれも直径は5X 102〜2×
1.04 Aの範囲内にあった。N。
4.No15を除きいずれも直径は5X 102〜2×
1.04 Aの範囲内にあった。N。
14は、直径150Aと小さな金属間化合物を含み、N
o15は直径25000Aと、大きな金属間化合物を含
んでいる。
o15は直径25000Aと、大きな金属間化合物を含
んでいる。
なお、No4〜No8については510℃×3時間の熱
処理後、400℃×8時間の2段の熱処理を行なった。
処理後、400℃×8時間の2段の熱処理を行なった。
熱処理後、各試験片につき5%の引張ひずみを与えた。
なお、その際の応力を表3に示す。
次いで、表4に示す条件で軟化焼鈍を行なった。No1
〜No8は本出願に係る発明の実施例であり、No9〜
N015は比較例である。比較例のうち、No9〜No
12は加熱温度が本出願に係る発明範囲より高い比較例
である。No13は加熱温度が本出願に係る発明範囲よ
り低い比較例である。なお、N014.No15の軟化
焼鈍は本出願に係る発明に規定する範囲内で行なった。
〜No8は本出願に係る発明の実施例であり、No9〜
N015は比較例である。比較例のうち、No9〜No
12は加熱温度が本出願に係る発明範囲より高い比較例
である。No13は加熱温度が本出願に係る発明範囲よ
り低い比較例である。なお、N014.No15の軟化
焼鈍は本出願に係る発明に規定する範囲内で行なった。
軟化焼鈍時、軟化度が0.5となるに要した時間を測定
した。その結果を表2に示す0表2に示すように、比較
例であるNo9〜No12は温度が高いにもかかわらず
長時間を要した。
した。その結果を表2に示す0表2に示すように、比較
例であるNo9〜No12は温度が高いにもかかわらず
長時間を要した。
それに対して実施例は、従来より低い温度である80〜
240℃の温度でも十分に軟化が生じることが分る。そ
の時の所要時間は最大でも6.5時間で、従来の焼鈍時
間の最低値とほぼ同一であることから短時間で焼鈍が終
了するころが分る。
240℃の温度でも十分に軟化が生じることが分る。そ
の時の所要時間は最大でも6.5時間で、従来の焼鈍時
間の最低値とほぼ同一であることから短時間で焼鈍が終
了するころが分る。
次に、各試験片につき再引張試験を行なった。
その結果を表4に示す0表4に示すように本発明の実施
例においては、従来より低温かつ短時間での焼鈍にもか
かわらす再引張時の耐力は従来の焼鈍条件で行なった結
果と同様もしくは、従来を上回る結果が得られた。
例においては、従来より低温かつ短時間での焼鈍にもか
かわらす再引張時の耐力は従来の焼鈍条件で行なった結
果と同様もしくは、従来を上回る結果が得られた。
さらに、軟化焼鈍した試験片につき、再引張を行なった
。この再引張時の耐力により各試験片の冷間成形性を評
価した。
。この再引張時の耐力により各試験片の冷間成形性を評
価した。
再引張時の耐力を表4に示す0表4に示すように、実施
例は最大でも14kgf/mrn’以下の耐力を示し、
冷間加工性が良好であることがわかる。それに対し、金
属間化合物のサイズが本出願に係る発明に規定する範囲
外であるNo14゜No15の比較例は、15kgf/
mrn’以上の耐力を示し冷間加工性が良くないことが
わかる。また、軟化焼鈍時の加熱温度が低いN013も
高い耐力を示し冷間加工生が悪いことがわかる。
例は最大でも14kgf/mrn’以下の耐力を示し、
冷間加工性が良好であることがわかる。それに対し、金
属間化合物のサイズが本出願に係る発明に規定する範囲
外であるNo14゜No15の比較例は、15kgf/
mrn’以上の耐力を示し冷間加工性が良くないことが
わかる。また、軟化焼鈍時の加熱温度が低いN013も
高い耐力を示し冷間加工生が悪いことがわかる。
[発明の効果]
本発明に係る第1発明及び第2発明によれば。
低い焼鈍温度で、かつ短時間の焼鈍時間でアルミニウム
合金材を良好に冷間加工することができる。
合金材を良好に冷間加工することができる。
第1図は軟化度を定義したグラフである。第2図は軟化
度と焼鈍時間との関係を示すグラフである。 第1図 ひずみ 第2図 ヅ剋句11r間(s e c)
度と焼鈍時間との関係を示すグラフである。 第1図 ひずみ 第2図 ヅ剋句11r間(s e c)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属間化合物を有するアルミニウム合金材に対し、
冷間加工と、該冷間加工による硬化を除去するために行
なう焼鈍とを繰り返して行なうことにより所要形状に成
形加工するアルミニウム合金材の冷間加工方法において
、直径が5×10^2〜2×10^4Åの金属間化合物
を有するアルミニウム合金材の冷間加工と、80〜25
0℃の温度における焼鈍とを組み合せて行なうことを特
徴とするアルミニウム合金材の冷間加工方法。 2 金属間化合物を有するアルミニウム合金材の冷間加
工と、該冷間加工による硬化を除去するために行なう焼
鈍とを繰り返して行なうことにより所要形状に成形加工
するアルミニウム合金展伸材の成形加工方法において、
アルミニウム合金材を350〜550℃の温度で0.5
〜50時間加熱保持後、25℃/時間以上の速度で室温
まで冷却し、直径が5×10^2〜2×10^4Åの金
属間化合物を生成させた後、冷間加工と80〜250℃
の温度における焼鈍とを組み合せて行なうことを特徴と
するアルミニウム合金材の冷間加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23249286A JPS6386850A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | アルミニウム合金材の冷間加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23249286A JPS6386850A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | アルミニウム合金材の冷間加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386850A true JPS6386850A (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=16940165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23249286A Pending JPS6386850A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | アルミニウム合金材の冷間加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6386850A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581047A (ja) * | 1981-06-05 | 1983-01-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | アルミニウム合金平版印刷版用支持体 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP23249286A patent/JPS6386850A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581047A (ja) * | 1981-06-05 | 1983-01-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | アルミニウム合金平版印刷版用支持体 |
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