JPS6384555A - 脱臭剤 - Google Patents

脱臭剤

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Publication number
JPS6384555A
JPS6384555A JP61232778A JP23277886A JPS6384555A JP S6384555 A JPS6384555 A JP S6384555A JP 61232778 A JP61232778 A JP 61232778A JP 23277886 A JP23277886 A JP 23277886A JP S6384555 A JPS6384555 A JP S6384555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
present
compound
divalent iron
deodorizing
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP61232778A
Other languages
English (en)
Inventor
三木 良明
光司 宮崎
植田 恒久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP61232778A priority Critical patent/JPS6384555A/ja
Publication of JPS6384555A publication Critical patent/JPS6384555A/ja
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な脱臭剤に関し、更に詳しくは、(A)2
価鉄化合物、(B)アスコルビン酸化合物、(C)銅化
合物及び必要に応じて(D)水を含有して成ることを特
徴とする新規な脱臭剤に関する。
(従来の技術) 硫酸第一鉄や塩化第一鉄などの2価の鉄化合物は、脱臭
剤、鉄黒、媒染剤、し尿処理剤、医薬、製本、ペンボラ
等の種々の用途の原料として利用されており、中でも最
近脱臭剤としての利用が注目されてきている。しかし、
これらの2価鉄化合物は空気中の酸素や溶存している酸
素により酸化されやすく安定性に劣るという九問題があ
り、また、脱臭性能の面でも満足のいくものではなかり
た。
この問題に対処する九め、最近、2価の鉄化合物にアス
コルビン酸t−添加してなる脱臭剤(%開昭59−13
2937号、特願昭61−74087号など〕が開発さ
れているが、これらの方法では2価鉄化合物の安定性は
向上するものの、メルカプタン等の脱臭性能の面では未
だ充分なものではなかった。
(発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らは従来技術に見られるこれらの欠点全
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、(A)2価鉄化合物
、(B)アスコルビン酸化合物、(C)銅化合物及び必
要に応じて(D)水を含有して成る脱臭剤が、2価の鉄
化合物の安定性を改善し、かつメルカプタン等の脱臭性
能を飛躍的に向上させ得ることを見い出し、本発明を完
成するに到った。
(問題点を解決する九めの手段〕 かくして本発明てよれば(A)2価鉄化合物、(B)ア
スコルビン識化合物、(C)銅化合物及び必要に応じて
(D)水を含有して成る新規な脱臭剤が提供される。
本発明で用いられる(A) g分の2価の鉄化合物の具
体例としては、硫酸第一鉄、硫酸鷹−鉄アンモニウム、
塩化第−鉄、硝酸第一鉄などが挙げられるが、コストや
入手の容易性から硫酸第一鉄が最も好んで使用される。
(B)成分のアスコルビン僚化合物とは、L−アスコル
ビン酸、エリソルビン酸であり、これらは食品などの酸
化防止剤として公知のものである。
これらの化合物は酸の形で使用してもよいが、ナトリウ
ム塩、カリウム塩などのごとき水浴性の塩酸化物のいず
れでもよく、その具体例として、例えば、硫酸銅、硝酸
鋼、塩化第−鋼、塩化第二鋼、臭化第一銅、臭化第二銅
、ヨウ化第−銅、炭酸鋼、水酸化第二銅、?化第二銅、
シアン化鋼、酢酸鋼、クエンwt第二鋼、グルコン酸銅
、リンが酸銅、グリオキシル酸鋼、2−ケトグルタル酸
鋼、ピルビン酸銅、オキサロ酢酸鋼、ピロリン酸鋼、銅
クロa74#、Mクロロフィリンナトリウム、銅クロロ
フイリンカリウム、フタロシアニン銅クロロフイリン、
醸化第一銅、酸化第二銅などが挙げられる。コストや入
手の容易性から無機酸塩が、安全性の面からは錯体が好
んで使用される@なお1本発明においては上記銅化合物
が、L−アスコルビン酸銅又はエリソルビン酸銅である
場合は、別途上記(B)成分を加えなくとも銅と(B)
成分を含んでいるものと理解すべきである。
本発明における各化合物の配合比は目的物の要求性能に
応じ適宜選択しうるが、通常は2価の鉄化合物100重
量部に対しくB)成分が0,5〜200重量部、好まし
くは1〜50!量部の範囲である。
一方、(C)成分は0.01〜200!童部、好ましく
は0.02〜50重量部、さらに好ましくは0.05〜
20重量部の範囲である。(B)成分の使用量が過度に
少ないと2価の鉄化合物の安定性に劣るうえ、アンモニ
ア等のアルカリ性の悪臭の脱臭に適用した時に沈殿が生
成して使用しにくい場合があり、逆に過度に多いと経済
性に劣る場合がある。
一方、(C)成分の使用量が過度に少ないと脱臭性能が
劣る場合があり、逆に過度に多いと毒性の面で好ましく
ない場合がある。
又、本発明の効果を本質的に損なわない限り、既存の消
臭剤、脱臭剤と併用したり、顔料、着色剤、安定剤、酸
化防止剤等の各種添加剤を必要に応じて添加することが
できる。
本発明における脱臭剤の調製方法は特に制限されるもの
ではなく、例えば各成分を均一に溶解し水溶液にする方
法、該水溶液を凍結乾燥、粉層乾燥等により乾燥化する
方法、結晶粉末を均一に混合する方法等が挙げられる。
又、脱臭剤の性状も特に制限されるものではなく、例え
ば水溶液、粉末、錠剤にして単独で用いる他、必要に応
じて水溶液を紙、布、発泡シート、・母ルグ、轍維等の
含浸塗布可能な物質及び無機担体に含浸、塗布、担持さ
せて用いることもできる。
本発明で用いられる無機担体は該組成物が担持可能なも
のであれば特に制限されるものではなく、具体例として
は、活性炭、アルミナ、シリカデル、ゼオライト、クレ
ー、ベントナイト、ケイソウ土、散性白土等が挙げられ
る。無機担体の形状は、粉末、粒状、針状、繊維状等が
あるが特に制限されるものではない。含浸、塗布、担持
させる場合、対象となる部材に対する組成物の使用量は
特に制限はなく、用途及び使用方法等に応じて異なるが
、通常固形分として10〜20!t%の範囲である。
使用量が過度に少ないと機能が不充分である場合があり
、逆に過度に多い場合には経済性に劣る場合がある。
(発明の効果) かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の安定性を改
善し、かつメルカプタン等の脱臭性能全飛躍的に向上さ
せた新規な脱臭剤を得ることができる。
(実施例〕 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例中の部及びチは特に断りのな
い限シ重量基準である。
実施例1 第1表に示し次回、(B)及び(C)成分の所定量を蒸
留水に溶解し、全体が20gの水溶液に成るように調製
した。
次に得られた各水溶液t−1001R1三角フラスコに
100■入れて密栓し念後、エチルメルカグタン(0,
5#/31N2) IIIIlを加え、ガスクロマトグ
ラフィーにて30分後の気相部分のエチルメルカグタン
量全定量し、メルカプタン脱臭性能の評価とした。結果
を第1表に示す。
また、上記の各水溶液t50a+?ビーカーに入れ、ガ
ラス板をのせて20日間放置し、水溶液の色及び沈殿の
生成状況を観察した。結果を第1表に示す。
第1表よジ、本発明例は2価の鉄化合物の安定性を改善
し、かつメルカプタン脱臭性に優れることがわかる。
実施例2 第2表に示す囚、(B)及び(C)成分の所定!lを用
いること以外は実施例1と同様に水溶液を調製し、メル
カプタンの脱臭性能と2価鉄化合物の安定性を調べた。
その結果を第2表に示す@ 第2表より、本発明例は2価の鉄化合物の安定性及び脱
臭性に優れていることがわかる。
ま九、アンモニア脱臭効果についても同様に実験したと
ころ、本発明例は比較例に比べて脱臭時の沈殿生成抑制
効果が顕著であった。
実施例3 実施例1で調製した実験番号1−2の脱臭剤水溶液を第
3表に示す各種担体に含浸させた後、減圧乾燥させるこ
とにより固形分で10チ脱臭剤を担持させ九担持体を得
た。
この坦持体111のメルカプタン脱臭性能5一実施例1
と同様に調べた。
また、比較のため担体のみ1.9′t−用いた場合につ
いても同様に実験した。併わせて結果を第3表に示す。
第  3  表 *1ゼオライト :水澤化学工業株式会社製粒状合成ゼ
オライト、平均粒径2− 本2べ/トナイト:立花商会製 *3シリカ  ;青森県産出クリストバライト*4活性
炭  :国産化学株式会社裏粒状活性炭、平均粒径5f
i 第3表より、本発明の脱臭剤は担体に担持させ次場合で
も優れた脱臭性能を示すことがわかる。
また、実験番号3−4と3−8のアンモニア脱臭性能を
同様に調べたところ、本発明例(3−4)は比較例(3
−8)に比べ、脱臭性に優れていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、(A)2価鉄化合物、(B)アスコルビン酸化合物
    、(C)銅化合物及び必要に応じて(D)水を含有して
    成る脱臭剤。
JP61232778A 1986-09-30 1986-09-30 脱臭剤 Pending JPS6384555A (ja)

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JP61232778A JPS6384555A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 脱臭剤

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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59132937A (ja) * 1983-01-20 1984-07-31 Agency Of Ind Science & Technol 脱臭剤
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JPS60136506A (ja) * 1983-12-23 1985-07-20 Takasago Corp 脱臭・消臭剤
JPS60142856A (ja) * 1983-12-21 1985-07-29 工業技術院長 鉄(2)化合物を含有する粉体組成物及びその製造方法
JPS61106161A (ja) * 1984-10-31 1986-05-24 梶原 博文 固形状脱臭剤組成物
JPS61154673A (ja) * 1984-12-28 1986-07-14 株式会社祥光化学研究所 消臭剤
JPS61181467A (ja) * 1985-02-08 1986-08-14 王子製紙株式会社 脱臭剤

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