JPS638436A - 表面処理液 - Google Patents
表面処理液Info
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- JPS638436A JPS638436A JP15203386A JP15203386A JPS638436A JP S638436 A JPS638436 A JP S638436A JP 15203386 A JP15203386 A JP 15203386A JP 15203386 A JP15203386 A JP 15203386A JP S638436 A JPS638436 A JP S638436A
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- fatty acid
- surface treatment
- silicone oil
- metal salt
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Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は弾性体を積重ねた場合などに生じる粘着を防止
するための後処理表面処理方法に関し、さらに具体的に
は表面処理液に関する。
するための後処理表面処理方法に関し、さらに具体的に
は表面処理液に関する。
（従来の技術〕
従来、ベアリングシールあるいはオイルシール等の弾性
体で形成された成型物は、重ね合せたり包装すると互い
に粘着して接合し合うブロッキングを起すため作業上程
々の間部を起していた。このため粘着防止の後処理が必
要となり、その対策として表面処理液を塗布したり薬品
によって表面を化学的に変化させたりして対処していた
。
体で形成された成型物は、重ね合せたり包装すると互い
に粘着して接合し合うブロッキングを起すため作業上程
々の間部を起していた。このため粘着防止の後処理が必
要となり、その対策として表面処理液を塗布したり薬品
によって表面を化学的に変化させたりして対処していた
。
しかし、前者の表面処理液を塗布する方法の有機溶剤に
シリコーンオイル及び界面活性剤などを溶解して得てい
た表面処理液あるいはエマルジョン型シリコーンオイル
系表面処理液はブロッキング防止剤としてよりも美観処
理剤としての効果はあっても十分に粘着力を押えること
ができないばかりか弾性体表面がシリコーンオイル等の
液状成分によって漏れた状態になり外観不良の原因とな
るなどの欠点があった。また後者の化学的処理を行う薬
品は、例えばジエン系ゴムをハロゲン化すせるなど表面
を化学的に処理することにより摩擦係数を下げ表面だけ
を硬化させブロッキングを防止するものであるが、所望
する適度の表面粗さ及び表面硬化を得るには薬品配合割
合及び処理時間など調整に大変難しい問題が残りまた高
価であり、またハロゲンの残存により金属を含む複合製
品では錆の発生につながるなど多くの欠点を有していた
。
シリコーンオイル及び界面活性剤などを溶解して得てい
た表面処理液あるいはエマルジョン型シリコーンオイル
系表面処理液はブロッキング防止剤としてよりも美観処
理剤としての効果はあっても十分に粘着力を押えること
ができないばかりか弾性体表面がシリコーンオイル等の
液状成分によって漏れた状態になり外観不良の原因とな
るなどの欠点があった。また後者の化学的処理を行う薬
品は、例えばジエン系ゴムをハロゲン化すせるなど表面
を化学的に処理することにより摩擦係数を下げ表面だけ
を硬化させブロッキングを防止するものであるが、所望
する適度の表面粗さ及び表面硬化を得るには薬品配合割
合及び処理時間など調整に大変難しい問題が残りまた高
価であり、またハロゲンの残存により金属を含む複合製
品では錆の発生につながるなど多くの欠点を有していた
。
本発明はこの様な欠点を除去し、すべり及びブロッキン
グ対策に有効な表面処理液を提供するものである。
グ対策に有効な表面処理液を提供するものである。
本発明者はこの様な問題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、脂肪酸金属塩とアマイド系ワックス及びジメチル
シロキサン系オイル（１０〜１０００ＣＳ）を併用した
場合加硫ゴムに対して他に類を見ない優れた耐ブロッキ
ング性とすべり性を供し得ることを見いだし、本発明に
至ったのである０ 本発明は、脂肪酸金属塩（ステアリン酸亜鉛。
結果、脂肪酸金属塩とアマイド系ワックス及びジメチル
シロキサン系オイル（１０〜１０００ＣＳ）を併用した
場合加硫ゴムに対して他に類を見ない優れた耐ブロッキ
ング性とすべり性を供し得ることを見いだし、本発明に
至ったのである０ 本発明は、脂肪酸金属塩（ステアリン酸亜鉛。
ステアリン酸カルシウムなど）を０．１〜１０重量パー
セント、アマイド系ワックスを０．１〜１０重量パーセ
ント及びジメチルシロキサン系シリコーンオイル（１０
〜１ＱＯＯＣ８）を０．１〜１０重量パーセント固形パ
ラフィン０．１〜１０ｆｆｉｆｔパーセントを溶媒に溶
解または分散、乳化せしめることにより得られる表面処
理液である。
セント、アマイド系ワックスを０．１〜１０重量パーセ
ント及びジメチルシロキサン系シリコーンオイル（１０
〜１ＱＯＯＣ８）を０．１〜１０重量パーセント固形パ
ラフィン０．１〜１０ｆｆｉｆｔパーセントを溶媒に溶
解または分散、乳化せしめることにより得られる表面処
理液である。
（作用〕
一般にパラフィンというものはそれ自体粘着しニ＜＜、
実際パラフィンを主成分とするアンチブロッキング剤が
種々市販されているが夏季など気温が上昇すると粘着性
をもち、この場合十分な耐ブロッキング性を供しえない
。
実際パラフィンを主成分とするアンチブロッキング剤が
種々市販されているが夏季など気温が上昇すると粘着性
をもち、この場合十分な耐ブロッキング性を供しえない
。
しかし、この系に脂肪酸亜鉛を０．１〜１０重量パ重量
パーセントナることにより得られる処理液を加硫ゴムに
塗布または浸漬し、１００〜１５０℃に加熱し冷却する
ことにより形成される被膜はパラフィンの融点を越えて
もパラフィン単独の場合の様な挙動は示さない。すなわ
ち、パラフィン単独で形成された被膜は融点をさかいに
一瞬のうちに流動をおこし、もとの形態を保持すること
はできない。しかしこの脂肪酸亜鉛を添加した処理液に
より形成される被膜はパラフィンの融点以上の温度にお
いてももとの被膜の形態を保持し、パラフィンの流動は
示さないのである。このことがとりもなおさず、優れた
耐ブロッキング性を示す因子である。さらにアマイド系
ワックスを添加することによりこの効果を一段と増すこ
とができ、ジメチルシロキサン系シリコーンオイル（１
０〜１０００Ｃ３）を添加することにより被膜表面のす
べり性を向上さすことができる。
パーセントナることにより得られる処理液を加硫ゴムに
塗布または浸漬し、１００〜１５０℃に加熱し冷却する
ことにより形成される被膜はパラフィンの融点を越えて
もパラフィン単独の場合の様な挙動は示さない。すなわ
ち、パラフィン単独で形成された被膜は融点をさかいに
一瞬のうちに流動をおこし、もとの形態を保持すること
はできない。しかしこの脂肪酸亜鉛を添加した処理液に
より形成される被膜はパラフィンの融点以上の温度にお
いてももとの被膜の形態を保持し、パラフィンの流動は
示さないのである。このことがとりもなおさず、優れた
耐ブロッキング性を示す因子である。さらにアマイド系
ワックスを添加することによりこの効果を一段と増すこ
とができ、ジメチルシロキサン系シリコーンオイル（１
０〜１０００Ｃ３）を添加することにより被膜表面のす
べり性を向上さすことができる。
以上の様に本発明は、加硫ゴムを積み重ねた場合、この
界面に高温においても非粘着性を有する被膜を形成し耐
ブロッキング性とすべり性を与える表面処理液である。
界面に高温においても非粘着性を有する被膜を形成し耐
ブロッキング性とすべり性を与える表面処理液である。
次に実施例を示す。
ステアリン酸亜鉛（Ｚ−２０００，堺化学）二８部、エ
チレンビスステアロアミド（アーモスリップＥＢＳ、ラ
イオン油脂）；４部、１６５°Ｆパラフイン（モービル
石油）：１０部、シリコーンオイル（ＫＦ９６，１００
Ｃ８＋信越化学）：５部をエマルジョン化して各成分す
べての加えたものの濃度を２．５％になる様に表面処理
液を調整した０ 大きさの異なる１０種類の加硫ゴム片を各１０．００枚
づつ用意し、これらに上記のような割合で混合して得ら
れた表面処理液をディッピングし、１５０℃で１０分間
、乾燥、硬化せしめた。これを１００枚づつ積重ねると
共に表面処理液を施こさない加硫ゴム片をこれも１００
０枚用意し、１００枚づつ同様に積重ね、これらを４０
℃の雰囲気中に７日間放置後、ブロッキング状態を観察
した。観察の結果、本発明の表面処理液を施こした加硫
ゴム片にはブロッキングは見られず、良好な状態を保っ
ており、すべり特性にもすぐれていた。
チレンビスステアロアミド（アーモスリップＥＢＳ、ラ
イオン油脂）；４部、１６５°Ｆパラフイン（モービル
石油）：１０部、シリコーンオイル（ＫＦ９６，１００
Ｃ８＋信越化学）：５部をエマルジョン化して各成分す
べての加えたものの濃度を２．５％になる様に表面処理
液を調整した０ 大きさの異なる１０種類の加硫ゴム片を各１０．００枚
づつ用意し、これらに上記のような割合で混合して得ら
れた表面処理液をディッピングし、１５０℃で１０分間
、乾燥、硬化せしめた。これを１００枚づつ積重ねると
共に表面処理液を施こさない加硫ゴム片をこれも１００
０枚用意し、１００枚づつ同様に積重ね、これらを４０
℃の雰囲気中に７日間放置後、ブロッキング状態を観察
した。観察の結果、本発明の表面処理液を施こした加硫
ゴム片にはブロッキングは見られず、良好な状態を保っ
ており、すべり特性にもすぐれていた。
しかし表面処理液を施こさない加硫ゴム片は１００枚中
はぼ全体にブロッキングを起し、平均５６枚がブロッキ
ング度が大きくなかなかとれない状態であった。
はぼ全体にブロッキングを起し、平均５６枚がブロッキ
ング度が大きくなかなかとれない状態であった。
この様に本発明による表面処理液はこれをゴム表面に塗
布せしめるという簡単な方法で、ゴム弾性体特有の粘着
性をなくして、ブロッキングを確実に防止すると共にか
つすべり特性を向上せしめると共に外観の向上にも貢献
する理想的な表面処理液を提供するものである。
布せしめるという簡単な方法で、ゴム弾性体特有の粘着
性をなくして、ブロッキングを確実に防止すると共にか
つすべり特性を向上せしめると共に外観の向上にも貢献
する理想的な表面処理液を提供するものである。
なお、この表面処理液はベアリングシールやオイルシー
ルに限定されるものではなく、ゴム弾性体で作られブロ
ッキングが問題になる製品に広く応用されることは言う
までもない。
ルに限定されるものではなく、ゴム弾性体で作られブロ
ッキングが問題になる製品に広く応用されることは言う
までもない。
Claims (1)
- 脂肪酸金属塩を０．１〜１０重量部、アマイド系ワッ
クスを０．１〜１０重量部及び固形パラフィンを０．１
〜１０重量部、ジメチルシロキサン系シリコーンオイル
（１０〜１０００ＣＳ）を０．１〜１０重量部を溶媒に
溶解または分散または乳化せしめることを特長としたゴ
ム弾性体の表面処理液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15203386A JPS638436A (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 表面処理液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15203386A JPS638436A (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 表面処理液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS638436A true JPS638436A (ja) | 1988-01-14 |
| JPH0564977B2 JPH0564977B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=15531587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15203386A Granted JPS638436A (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 表面処理液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS638436A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998058013A1 (de) * | 1997-06-16 | 1998-12-23 | Petri Ag | Oberflächenverbesserndes material für nichtlackierte kunststoffoberflächen |
| JP2003507513A (ja) * | 1999-08-17 | 2003-02-25 | ザ ダウ ケミカル カンパニー | 易流動性ポリマー組成物 |
| JP2014124861A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Kureha Elastomer Co Ltd | ゴムシート、太陽電池モジュール製造用ダイヤフラムおよび太陽電池モジュールの製造方法 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP15203386A patent/JPS638436A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998058013A1 (de) * | 1997-06-16 | 1998-12-23 | Petri Ag | Oberflächenverbesserndes material für nichtlackierte kunststoffoberflächen |
| JP2003507513A (ja) * | 1999-08-17 | 2003-02-25 | ザ ダウ ケミカル カンパニー | 易流動性ポリマー組成物 |
| JP2014124861A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Kureha Elastomer Co Ltd | ゴムシート、太陽電池モジュール製造用ダイヤフラムおよび太陽電池モジュールの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0564977B2 (ja) | 1993-09-16 |
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