JPS6384015A - 半導体素子の作製方法 - Google Patents

半導体素子の作製方法

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JPS6384015A
JPS6384015A JP22908586A JP22908586A JPS6384015A JP S6384015 A JPS6384015 A JP S6384015A JP 22908586 A JP22908586 A JP 22908586A JP 22908586 A JP22908586 A JP 22908586A JP S6384015 A JPS6384015 A JP S6384015A
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JP
Japan
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layer
substrate
gaas
type
semiconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22908586A
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English (en)
Inventor
Seiichi Miyazawa
宮沢 誠一
Mitsuru Otsuka
満 大塚
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は半導体素子の作製方法に関し、特に基板上に互
いに導電型の異なる半導体領域を有する半導体素子の作
製方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、半導体基板上に互いに導電型の異なる半導体領域
、即ちp−n領域を設ける方法として、所謂拡散法或い
はイオン注入法等が知られている。この内、拡散法は例
えば、以下に説明するようにして行なわれていた。
第8図(a)、(b)、(c)は夫々拡散法のプロセス
を示す略断面図である。まず(a)に示すようにn型G
aAs基板上に、Si3N4から成る厚さ1μm程度の
マスク2を形成する。
次にマスク2を形成した基板1を、ZnAs2中に配し
、630℃で数10分加熱し、(b)に示すように基板
1中にZnを2μm程度の深さに拡散させ、p壁領域3
を形成する。この後、マスク2を取りさると、(C)に
示すようにn型基板1にp壁領域3を有する半導体素子
が形成される。
次に、イオン注入法について説明する。
第9図(a)、(b)は夫々イオン注入法のプロセスを
示す略断面図である。まず(a)に示すように、n型G
aAs基板11上に、金属から成るマスク12を形成し
、Zn”ビーム14を照射して、p壁領域13を形成す
る。この時点では、p壁領域13は結晶のみだれを生じ
ており、単結晶とはいい難い状態になっている。
そこで、マスク12を除去した後、(b)に示すように
Si3N4から成るキャップ層15を1μm程度積層し
、約aOO℃で30分程度熱処理して、p壁領域13の
結晶性を回復させる。注入するイオンとしては、Znゝ
の他にSi、Se、S等或いはSeとGa、GeとGa
、GeとAs等の2重注入が知られている。
ところが、以上説明したような従来の方法においては、
2μm以下の微細なp−n領域の形成は困難であった。
例えば、拡散法ではマスクの下に拡散物質のまわり込み
が生じる為、マスクの大きさをあまり小さくすることが
出来なかった。
また、イオン注入法においても、注入領域は狭くとも、
注入後の熱処理により不純物の拡散を生じ、注入領域よ
りも不純物領域が拡大するため、やはり微細な領域の形
成は困難であった。
更に、イオン注入法においては、例えばGaAs基板を
用いた場合に、注入後の熱処理の際に、As及びGaの
蒸発により欠陥を生じ、高純度の膜を形成出来ないとい
った問題点も有していた。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を除去し、簡単
なプロセスで微細なp−n領域の形成が可能な半導体素
子の作製方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、化合物半導体基板に少なくとも、
格子方向指数で示す<110>軸にほぼ平行でかつミラ
ー指数で示す(001)面となす角度が20°以上の面
及び前記(ooB面となす角度が20°未満の面を形成
する過程と、前記基板上に両性不純物を含む半導体を積
層し、前記各々の面に互いに導電型の異なる半導体層全
成長せしめる過程とから成る半導体素子の作製方法によ
って達成される。
ここで(110>釉とは格子方向を示す指数で、対称関
係にある(110)、(101)。
(011)等を代表して示すものである。また、(00
1)面は、ミラー指数で、対称関係にある同等な格子面
(ool)、(oto)。
(100)等を代表するものである。また、上記(00
1)面となす角度が20°以上の面は、(110)軸と
平行であることが望ましいが、多少の角度(例えば±4
5°)を有していても、本発明を実施することは可能で
ある。また、基板としては牟層のウェハーやこのウェハ
ー上に半導体薄膜を積滞したものを用いることが出来る
〔実力五個〕
以下に本発明の実jf例を図面を用いて詳細に説明する
第1図及び第2図は、本発明の詳細な説明する為の図で
、夫々半導体基板に形成された傾斜面の概略図及びこの
傾斜面が(001)面となす角度に応じて基板上に成長
する半導体層の導電型を示す図である。ここでは、基板
としてGaAsを用いた場合を例に説明する。
通常、GaAs基板上にSiをドープしたGaAs等の
半導体を積層すると、n型の半導体層が成長する。しか
し、これは、Asが安定な面、つまりAs面と呼ばれて
いる面での話である。従来は、このAs面のみを利用し
て半導体素子を作製していた。
ところが、GaAsの様なIII −V族の化合物に対
して、Siの様なIII族は両性不純物である。
SiがGaサイトに入ればn型、Asサイトに入ればp
型となる。つまり、SLがAsサイトに入る様な面を作
れば、SiをドープしたGaAsを用いても、p型半導
体層を成長させることが出来る。このような面を、以下
Ga面と呼ぶ。
GaAs基板の(001)面はAs面であるが、第1図
のように、この面に対して<110)軸にほぼ平行に角
度θをなす傾斜面を形成すると、θが20°以上でGa
面が出る。即ち、第2図に示すように、(001)面と
なす角度θが20°以上になると、この傾斜面上にはp
型の半導体層が成長する。即ち、同一基板上に(o o
 i )面となす角度が20°以上の面と、20”未満
の面とを形成すると、−回の成長で各々の面上にp型及
びn型の半導体層を得えることが出来る。また、このよ
うな面はエツチング等によって、微細な構造の加工が可
能である。
本発明は、この原理を用いて半導体層の導電型を制御し
、微細な構造のp−n領域を有する半導体素子を作製す
るものである。本発明の方法は、例えば、基板温度65
0℃程度、GaAsの成長速度1μm / hの条件の
もとで行なわれる。
また、フラックス比J A−4/ J a−は5以下、
特に2以下であることが望ましい。
以下に、本発明を用いて具体的な半導体素子を作製する
方法を説明する。
第3図は本発明の方法で作製した静電話導型トランジス
タ(以下、SITと称す)の構造を示す略断面図である
。ここで21はn ”−G a A sウェハー、22
はn−G a A S層、23はSiドープGaAs層
、24はn ”、−G a A s層、25及び26は
電極である。作製は、まず、n ”−G a、A sウ
ェハー21上にキャリア濃度の低いnミGaAs層22
を1〜3μm積層し、続いて通常の干渉露光法によりこ
のn−G a A s層22をエツチングし、図に示す
ような高さ約5000人の台形状に加工した。この際、
台形の上底は(ool)面に平行であるが、台形の両辺
に当る傾斜面は、(110)軸に平行で、(ooB面と
20°以上の角度をなすようにした。
次に、このように加工したn−GaAs層22上にSi
ドープGaAS層を積層すると、傾斜面上の第3図の斜
線部で示す部分はp型となり、その他の部分はn−Ga
Asが成長した。この上に更にn−GaAs層24を厚
さ0.2μm程度形成し、最後に電極25.26を蒸着
により形成した。
次に、このように作製されたSITの動作を説明する。
電極25及び26間に電圧を加えると、電流は図の29
に示すようにSiドープGaAs層23のチャンネル部
(n−GaAs部分)を流れる。このとき、層23のp
型部分とn′″−GaAs層22のキャリア濃度により
、各々の層に空乏層が広がる。この内キャリア濃度の低
いn−GaAs層22の方が空乏層の広がりが大きく、
層23に加える電圧によりこの層22の空乏層の広がり
を変化させて、電流29を制御することが出来る。この
SITは、チャンネル長が短かく、直列抵抗が小さく、
更にゲート容量が小さいので、高速動作が可能である。
本発明の方法を用いれば、上記チャンネル部の幅を20
0o人程度に再現性良く作製することが出来る。また、
干渉露光法の代わりにフォトリソを用いても本発明の実
施は可能である。
第4図及び第5図は夫々第3図示のSITの変形例を示
す略断面図で、図中第3図と同一の部材には同一の符号
を付し詳細な説明は省略する。第4図のSITは第3図
のn−G a A s層22を薄くし、短チャンネル化
(例えばチャンネル長3000人程度)を図ったもので
、更に高速動作が可能である。本例も第3図示の例と全
く同様の方法で作製することが出来る。
第5図は、第3図示の素子に比べ、チャンネルの間隔が
広く、チャンネル間にn型領域28が形成される例を示
す。第3図示の例とはSiO2層27が設けられている
点で異なる。
このSi02層27は、上記n型領域28を通って電流
が流れるのを防ぐ為のものである。
作製は、まず、n“−GaAsウェハー21上に、n−
G a A s層22を積層し、フォトリソによフてパ
ターン形成した後、硫酸系エッチャント   (H2S
O4:   H202:   H20=1    : 
  1=10)で工・ンチングし、高さ5000人、上
底の幅2000人の台形状に加工した。
次に、この上にSiドープGaAs層23を積層すると
、傾斜面上の斜線部で示す部分にはp−GaAsが成長
し、その他の部分はn型領域となった。この後、絶縁層
である5i02層27を5000人形成し、台形の上部
のみを取り去った。更にn”−GaAs層24を積層す
ると、台形の上部はn”−GaAsとなり、5i02層
27の上は多結晶のGaAsとなった。最後に電極25
.26を蒸着した。
このように、本発明によれば、高速動作のトランジスタ
を簡単に作製することが出来る。
第6図は、本発明の方法で作製した半導体レーザの構造
を示す略断面図である。ここで、31はn−GaAsウ
ェハー、32はp−GaAsFi、33はn−GaAs
層、34はn−AuGaAsバッファ層、35はn−G
aAsレーザ活性層、36はp−AlGaAsバッファ
層、37はp−GaASギャップ層、38.39は電極
である。ここでウェハー31とP−GaAs層32から
成る基板は、台形状の凸部を有しており、この台形の辺
を成す傾斜面は、(110)軸に平行で(001)面と
20°以上の角度を有している。従って、この傾斜面上
に成長した半導体層は図の斜線部で示すようにp型領域
40となる。
電極38.39間に電圧を印加すると、電流は上記p壁
領域40で狭窄されて41に示すようにストライプ状の
領域を流れ、低いしきい値で活性層35からはレーザ光
が出射する。
次に、このような半導体レーザの作製過程を説明する。
まず、n−GaAs基板51を逆メサ方向にエツチング
し、凸部を形成した。この上にP −G a A s 
q 32を0.5.um形成すると、三角形に加工され
た上記基板31の上部はp−GaAs層が薄くなった。
これを三角形の上部が悪くなる程度に化学エツチングし
、第6図のように基板31を一部露出させた。次に、こ
のように形成した基板上に、順に淳さ0. 5μmのn
−GaAs層33.厚さ1.0μmのn−AJ2GaA
sバッファ層34.厚さ0.1μmのn−GaAsレー
ザ活性層35.厚さ1.5μmのP−AflGaAsバ
ッファ層36及び厚さ0.5μmのp−GaAsギャッ
プ層37を積層した。そして最後にこの半導体層の上下
に金属を蒸着し、電極38.39とした。
本発明によれば、基板の微細加工により、活性層におけ
る電流注入域の幅を5000人程度にすることが出来、
低しきい値の半導体レーザを簡単に作製することが出来
る。
本発明は、薄膜トランジスタアレイ等の素子分離にも用
いることが出来る。この例を第7図に示す。
第7図は本発明の方法を用いて作製された半導体素子の
略断面図を示し、図中、42は半絶縁性GaAs基板、
44はSiドープGaAs層、45及び46は層44中
に形成された素子を示す。基板42に43で示すような
傾斜面を(110)軸に平行で(ool)面と20゜以
上の角度を成すように設け、この上にSiドープ(Ga
As層44を1μm程度積層すると、斜線部で示す部分
はp壁領域となり、その他の部分はn−GaAsが成長
する。このn−GaAsの部分に素子45.46を作製
すると、上記p壁領域が分離体となって、簡単に素子分
離を行なうことが出来る。
本発明は以上説明した実施例の他にも、種々の変形が可
能である。例えば、実施例では半導体材料としてGaA
sを用いたが、InP等を用いても本発明は実施可能で
ある。また、本発明に用いられる成長法としては、分子
線エピタキシー(MBE)が代表的であるが、有機金属
化学気相成長法(MO−CVD)を用いることも出来る
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は基板に段差を設けること
によって、この基板上に形成される半導体層の導電型を
制御するようにしたので、簡単なプロセスで、微細なp
−n領域の形成が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明の詳細な説明する概略図
、第3図乃至第7図は夫々本発明の方法によって作製さ
れた半導体素子の例を示す略断面図、第8図(a)、(
b)、(c)及び第9図(a)、(b)は夫々従来の半
導体素子の作製方法を説明する略断面図である。 21 −−−−−−−−−− n ”−G a A s
ウェハー、22−−−一−−−−−−n−G a A 
s層、23 −−−−−−−−−− S iドープGa
As層、24−−−−−−−−−− n ”−G a 
A s層、25.26−−−−電極、 29 −−−−−−−−−一電流。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化合物半導体基板に少なくとも、格子方向指数で
    示す〈110〉軸にほぼ平行でかつミラー指数で示す{
    001}面となす角度が20°以上の面及び前記{00
    1}面となす角度が20°未満の面を形成する過程と、
    前記基板上に両性不純物を含む半導体を積層し、前記各
    々の面に互いに導電型の異なる半導体層を成長せしめる
    過程とから成る半導体素子の作製方法。
  2. (2)前記基板がGaAsから成り、該基板上にSiを
    ドープしたGaAs又はAlGaAsを積層する特許請
    求の範囲第1項記載の半導体素子の作製方法。
JP22908586A 1986-09-26 1986-09-26 半導体素子の作製方法 Pending JPS6384015A (ja)

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US07/273,721 US4932033A (en) 1986-09-26 1988-11-17 Semiconductor laser having a lateral p-n junction utilizing inclined surface and method of manufacturing same

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