JPS638377A - 農薬としての活性を有するテトラジン誘導体 - Google Patents

農薬としての活性を有するテトラジン誘導体

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JPS638377A
JPS638377A JP62138333A JP13833387A JPS638377A JP S638377 A JPS638377 A JP S638377A JP 62138333 A JP62138333 A JP 62138333A JP 13833387 A JP13833387 A JP 13833387A JP S638377 A JPS638377 A JP S638377A
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JP62138333A
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クルト・ハンス・ゲルハルト・ピルグラム
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテトラジン銹導体に関するものである。
一層詳細にいえば本発明は、3,乙−ジ置換−八ツ。
ゲ,左ーテトラジン化合物、その製法、およびその農薬
特にダニの卵の殺滅剤としての使用に関する。
欧州特許第A−j9’/2号明細書(発明者フイソンズ
)には、次式 〔ここにR1 、 R2 、 R4は互いに同一または
相異なる基であってよく、そしてその各々は水素、フェ
ニル基、炭素原子/一6個のアルキル基、炭素原子3一
乙個のアルケニル基またはアルキニル基であり、前記の
フェニル基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基
の各々は非置換または置換さnた基であってよく、この
場合の/個″!念はそれ以上の置換基はハロダン原子、
ヒドロキシ基,シアン基、カル?キシ基、炭素原子2−
3個のアルコキシカルボニル基、または炭素原子/−4
個のアルコキシ基であり:あるいはR1とR2とが一緒
になって単結合( single bond )を表わ
し:R3は炭素原子/一乙個のアルキル基,炭素原子3
−7個のシクロアルキル基、フェニル基、炭素iチク−
10個のフェニルアルキル基を表わし、こnらの各基は
非置換または置換されたものであってよく、この場合の
7個またばそn以上の置換基はハロダン原子、炭素原子
/一乙個のアルキル基まfc!/″iアルコキシ基、ニ
トロ基、シアノ基、メルカプト基、または炭素原子/−
4個のアルキルメルカプト基であり: R6は少なくとも二ー位置が置換さnたフェニル基を表
わし、しかしてこの場合の置換基は弗素、塩素、臭素ま
たは沃素である〕のテトラジーンは、殺ダニ活性特にそ
の卵の殺滅活性を有するものであることが開示さnてい
る。
欧州特許第Aーツタ乙37号明細書(発明者フイソンズ
)には、次式 〔ここにR’ 、 R2およびR4は互い疋同−または
相異なる基であってよく、その各々は水素原子、フェニ
ル基、炭素原子/−乙個のアルキル基、炭素原子3−6
個のアルケニル基またはアルキニル基であり、こnらの
基は非置換または置換さnた基であってよく、この場合
の7個またはそれ以上の置換基はハロゲン原子、ヒドロ
キシ基、シアノ基、カル?キシ基、炭素原子−一!個の
アルコキシ力ルゲニル基、または炭素原子/−4個のア
ルコキシ基であり;あるいハR1とR2とが一緒になっ
て単結合を表わし: Halは弗素、塩素、臭素または沃素を表わし;R3は
ニーヨードフェニル基、2.3−ジハロフェニル基、ニ
ーメチルチオフェニル基、シクロヘキシル基、シクロヘ
キシルアルキル基、シクロヘキセニル基、シクロヘキサ
ジェニル基、/−ナフチル基、ニーナフチル基またはビ
フェニリル基を表ワシ、前記ノシクロヘキシル基、シク
ロヘキセニル基、シクロヘキサジェニル基、ナフチャ基
、ビフェニル基の各々は非置換または置換さ扛た基であ
ってよく、この場合の7個またはそn以上の置換基は炭
素原子/−A個のアルキル基、アルコキシ基またはアル
キルチオ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、シアノ基、
ハロゲン原子、炭素原子コー乙個のアルカノイルオキシ
基、アミン基、フェニルアミノ基、アルキルアミノ基ま
たはジアルキルアミノ基である(最後に述べたλつの基
の中のアルキル部は炭素原子/−6個を有するものであ
る)〕のテトラジン誘導体は、農薬活性、特に殺ダニ活
性およびその幼虫および卵の殺滅活性を有することが開
示さ扛ている。
発明の構成 すぐnた農薬活性、特にダニの卵の殺滅活性を有する新
規なテトラジン誘導体が今や発見さnた。
したがって本発明は、次式 〔ここにAは、ム、2.4’、5−テトラジニレン基ま
たは次式 の八な−ジヒドロー八2.’J、!−テトラジニレン基
であり、 Rは水素原子、C1−、アルキル基、(C1−6アルコ
キシ)メチル基、(C2−6アルコキシーアルコキシ)
メチル基、フェニルC1−4アルキル基、まfcはハロ
フェニルC1−4アルキル、4で6る:]の3.A−ジ
置換−/、、2,4.5−テトラジン化合物に関するも
のである。
Aが式(II)の基であるときには、Rは好ましくは水
素原子、直鎖状C1−4アルキル基、ベンジル基または
λ−ハロペンシル基である。
用語「ハロ」は弗素、塩素、臭素を包含して意味する用
語である。弗素が好ましい。
最も好ましい式(1)の化合物は、Aが式(II)の基
であシ、Rが水素原子、メチル基、エチル基、ベンジル
基またはニーフルオロベンジル基である3、6−ビス(
2−ジクロロ−/−シクロヘキセン−/−イル’) −
/、2.’1..!r−テトラジンである。
さらにまた本発明は、前記の式(1)の化合物を型造す
る方法において、次式 〔ここにLtdリーピング基(leaving zro
up )好ましくは塩素原子である〕 の化合物と、次式 %式% (ここにRFi既述の意味を有する) のヒドラジンとを不活性溶媒の存在下に反応させ、式(
1)の所望化合物を単離し、次いで任意的に、Rが水素
であるときには前記の式(1)の化合物〔ここにAは式
(II)の基であり、Rは水素である〕を、Aが/、2
.’1.3−テトラジニレン基である式(1)の化合物
に還元することを特徴とする製造方法にも関する。
式(至)の化合物の製法については、Lが塩素原子であ
る化合物の製造例が後の文節に記載さnているので、そ
の教示に基いて容易に理解さn得るであろう。またはそ
f’Llc類似の製法に従ってコークロロー/−ホルミ
ルー/−シクロヘキセンかう出発して製造することもで
き、その詳細は「シンセシスJ/9g/年(6)、第t
ir3頁−第11gtt頁に記載されている。
式 %式% (ここにRは水素、C1−4アルキル基またはベンジル
基である)のヒドラジンは公知物質である。Rがハロペ
ンシル基であるヒドラジンは、後記の(2−フルオロベ
ンジル)ヒドラジンの製造例に記載の製法に従って製造
できる。Rが(C4,アルコキシ)メチル基またh (
C2,アルコキシ−アルコキシ)メチル基であるヒドラ
ジンは、それに対応するクロロメチル(C1,アルキル
)エーテルマタはクロロメチル(C2−6アルコキシア
ルキル)エーテルを、2倍ないしり倍過剰モル量のヒド
ラジンで処理することによって製造できる。あるいは、
アルキルヒドラジンカル?キシレート(すなワチアルキ
ルカルパゼート)ヲクロロメチル−(c、、アルキル)
−または−(C2−6アルコキシアルキル)−エーテル
でアルキル化し、その結果得らnる2 −(C,−6ア
ルキル)メチル〔または(C2−6アルコキシーアルコ
キシ)メチル〕ヒドラジンカル?キシレートを塩基で処
理してこnを加水分解/脱カルゲキシルすることによっ
て、(CI−4フルコキシ)メチル−または(C2−6
アルコキシーアルコキシ)メチルヒドラジンを製造する
ことも可能である。
式(2)の化合物とヒドラジンRNH−NT(2との反
応は、周囲温度(室温)から反応混合物の還流温度まで
の範囲内の温度において実施できる。適尚々不活性溶媒
の例にはアルカノール(たとえばエタノール)があげら
れる。人が式(IQの基であ5Rが水素である式(1)
の化合物を、Aが/、コ、ゲ、よ一テトラジニレン基で
ある式(1)の化合物に還元する操作は、水溶液中で、
アルカリ金属亜硝酸塩(たとえば亜硝酸す) IJウム
)を用いて酸(たとえば酢酸)の存在下に、たとえば0
−73℃の温度において行うのが便利である。
以下余白 式(1)の化合物はダニの卵に対し毒性を示し、したが
って、植物を害するダニの殺滅剤として有用であること
が見出された。したがって本発明はまた、有効量の式(
1)の化合物をダニ等の害虫の生息場所(たとえばダニ
の産卵が行われる植物またはそのおそれがある植物)K
施用することによって、植物有害ダニの如き害虫をその
生息場所において防除する方法をも提供するものである
式(1)の化合物の施用方法について述べれば、この化
合物を適当な不活性担体または表面活性剤もしくはその
両者と混合して組成物を作り、これを常法に従って施用
するのが一般に最も効果的である。したがって本発明は
また、活性成分としての式(1)の化合物と、不活性担
体または表面活性剤もしくはその両者とを含有する農薬
組成物(好ましくは殺ダニ剤組成物)にも関する。
本明細書で使用される「担体」なる用語は、無機物また
は有機物でも、また合成品でも天然産のものでもよく、
それと活性化合物を混合または調剤して、植物、または
その他の処理対象物への施用またはその貯蔵、運搬また
は取扱いを容易ならしめるようにする不活性な固形また
は液状物質を意味する。さらに、農薬の調製時に通常使
用される物質、たと−えば農園芸分野の常用助剤もまた
、本発明において有利に使用できる。
好適な固形担体は天然および合成粘土およびケイ酸塩た
とえばケインウ土のような天然産シリカ、タルクの如き
ケイ酸マグネ/ウム、エタン9ルジャイトおよびヒル石
の如きケイ酸マグネシウムアルミニウム、カオリナイト
、モントモリロナイトおよび雲母の如きケイ酸アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸カル7ウム、合成水利酸化
ケイ素および合成ケイ酸カルシウムまたはアルミニウム
、炭素および硫黄の如き元素、たとえばクマロン樹脂、
ポリ塩化ビニルおよびスチレン重合体および共重合体の
如き天然樹脂および合成樹脂、瀝青、蜜蝋、ノfラフイ
ン蝋および塩素化ミネラルワックスの如き臘、粉砕した
トウモロコアの穂軸のような粉砕した天然産繊維材料で
あってもよい。
適当なg扶担体の例をあげると、それらは通常水、たと
えばインプロピルアルコールやグリコールの如キアルニ
ール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルインブ
チルケトンおよびシクロヘキサノンの如きケトン類、ニ
ーエトキシエタノールの如キエーテル類、ベンゼン、ト
ルエンおよびキシレンの如き芳香族炭化水素、ケr27
ン、軽質鉱油の如き石油留分、四塩化炭素、ベルクロロ
エチレン、トリクロロエタンの如き塩素化炭化水素であ
る。液化された通常揮発性のガス状化合物もまた適当で
ある。異種の液体の混合物もしばしば好適である。
前記の表(界)面活性剤は乳化剤またに分散剤または湿
潤剤であってもよい。また非イオン性でもイオン性でも
よい。除草剤や殺虫剤の調合に通常使用される表面活性
剤を本発明において使用してもよい。上記表面活性剤は
たとえばポリアクリル酸およびリダニンスルホン酸のナ
トリウム塩またはカル7ウム塩、分子内に炭素原チクな
くとも72個を含む脂肪酸または脂肪族アミンまたはア
ミドとエチレンオキシドおよび/またはプロピ1ノンオ
キシドとの縮合生成物、グリセリン、ンルビタン、蔗糖
またはペンタエリトリットの脂肪酸エステル類、これら
とエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド
との縮合物、脂肪族アルコールまたはp−オクチルフェ
ノールまたttp−オクチルクレゾールの如きアルキル
フェノール類とエチレンオキシドおよび/′!たはプロ
ピレンオキシドとの縮合生成物、これらの縮合生成物の
硫酸エステルまたはスルホン酸エステル、分子内に炭素
原チクなくとも70個を含む硫酸エステルまタハスルホ
ン酸エステルのアルカリ金属またはアルカリ出金属塩好
ましくはす) IJウム塩たとえばナトリウムラウリル
サルフェート、ナトリウム第二アルキルサルフェート、
スルホン化ヒマシ油ノナトリウム塩、およびナトリウム
ドブフルベンゼンスルホネートの如きナトリウムアルキ
ルアリールスルホネート、およびエチレンオキシドの重
合体およびエチレンオキノドとfaピレンオキ/Pの共
重合体である。
2F:発明の組成物は湿潤性粉剤、撒布剤、溶液、乳化
性濃縮物、乳剤、懸濁濃縮物またはエアロゾールとして
調剤することができる。水和剤は通常、活性化合物2!
−73Mfkチを含み、普通固形担体のほかに分散剤3
−10’Xjk%、表面活性剤−一/!r重量%、およ
び必要に応じて安定剤および/または浸透剤または粘着
剤の如きその他の添加剤0−70重量%を含む。撒布剤
は通常湿潤性粉剤と同じ組成であるが分散剤?含まない
散布濃縮物として調剤され、使用現場で追加の固形担体
で希釈され通常活性成分θ!;−10重量%を含む組成
物にする。乳化性濃縮物は通常溶剤および必要な場合共
溶剤のほかに、活性化合物1o−so重i/容iチ、乳
化剤−一20重量/容量チシよび安定剤、浸透剤、腐食
抑制剤の如き適当な添加剤0−20重量/容量%を含む
。j部濁濃縮物は安定な、非沈降性の流動性生成物を得
るように調合され、通常活性成分1O−7j?重量%、
分散剤θ左−5M量チ、表面活性剤/−タ重量%、沈降
防止剤、脱泡剤、腐食抑制剤、安定剤、浸透剤および粘
着剤の如き適当な添加剤θ/−70重量%および担体と
して水または有機液体(すなわち、活性成分が実質的に
不溶である有機液体)を含み、さらに、ある種の有機添
加剤または無機塩を、沈降防止のため、または水に対す
る不凍剤として担体に溶解させてもよい。
水性の分散液および乳剤、たとえば、本発明の湿潤性粉
末または濃厚液を水で希釈することによって得られる組
成物も本発明の範囲内に入る。前記乳剤は油中水型でも
、あるいは水中油型でもよく、そして濃いマヨネーズ様
の稠度をもつものであってもよい。
前記の説明から明らかなように、本発明の組成物は、本
発明の式(1)の化合物を約0000/重量%程度の少
量、ないし約95重8%程度の大量含有するものであっ
てよい。
本発明の組成物は他種成分を含有し得、たとえば、殺虫
、殺ダニ、殺菌性等の農薬活性を有する他種化合物を所
望に応じて配合できる。
式(1)の化合物を用いてダニを防除する場合には、こ
の化合物から前記のいずれかの型の7阻成物を作り、こ
れをダニの生息場所またはダニを防除すべき場所(たと
えば植物の葉および/または果実)に施用するのがよい
。この化合物は、既にダニの卵が存在する植物に施用で
き、あるいはこの化合物を、ダニに侵されるおそれのあ
る植物に、前もって施用しておくことも可能である。勿
論この化合物は、所望効果を得るのに充分な全使用すべ
きである。この施用量は一般に次の条件に左右され、す
なわち使用担体の種類、施用方法および施用条件等に左
右され、たとえばこの組成物が生息場所にエアロゾル、
フィルムまたは不連続状粒子の形で施用されるかどうか
、あるいはこのフィルムの厚み、粒子の寸法等に左右さ
れて種々変わるであろう。防除すべきダニの生息場所へ
の弐(1)の化合物の必要施用iを、上記の条件を考慮
して決定することは、当業者であれば容易になし得るで
あろう。防除すべきダニの生息場所への式(I)の化合
物の効果的な施用量(ダニと接触する盆)は一般に約θ
θ0/−0!r%C組成物全重量基準)であるが、或種
の条件下では約0000%程度の少量であってよく、あ
るいは約2%程度の大量が必要なこともあシ得る。
実施例 本発明は以下の実施例によって一層よく理解され得るで
あろう。実施例中の種々の化合物は、必要に応じて、適
尚な化学分析およびスペクトル分析を行うことによって
確実に同定された。
以下余白 例  1 3、ls −ヒス(,2−クロロ−/−シクロヘキセン
−7−イル)−へ≠−ジヒドロ−/、2.IA、J−−
テトラジン〔化合物(1)〕および3,6−ビス(2−
クロロ−7−シクロヘキセン−l−イル) −/、2.
≠は−テトラジン〔化合物(2)〕の製造 硝酸銀≠91の水溶液(水の量は270 rnl )を
室温において烈しく攪拌しながらその中にガス状酸素を
供給して泡立たせた。水酸化ナトリウム!OIを水2♂
Oml K溶かしてなる溶液≠Omlと、30%過酸化
水素水溶液/、2mlとの両者を滴下した。1反応混合
物の温度を、2j℃にし、2−クロロ−1−ホルミル−
7−シクロヘキセン/ 02.! 1および前記の水酸
化す) IJウム溶液rt、toWLtを反応混合物に
攪拌下に滴下したが、このとき反応混合物は冷却してそ
の温度が27℃に保たれるようにした。反応が完了した
ときに〔すなわち、アルデヒドが完全に消費された時点
で(気液クロマトグラフィによって分析)〕、反応混合
物を濾過し、水性F液をエーテルで抽出する操作を行っ
た。残留水性相を硫酸で酸性化し、濾過した。生°じた
結晶を集めて氷水で洗浄し、真空炉で25℃において乾
燥し、ヘキサンから再結晶させた3、2−クロロ−/−
シクロヘキセン−7−カルゲンa(/A)が融点/ 0
7− / 07. j ℃の黄色結晶として得られた。
上記の化合物(/A)≠3gと塩化チオニルタ00−と
の混合物だ1周囲温度(20℃)において攪拌下にジメ
チルホルムアミドを5滴添加し、次いで混合物を還流下
に(77℃)4時間加熱した。
未反応の塩化チオニルをストリッピング操作によって混
合物から除去した。2−クロロ−7−シクロヘキセン−
/−カルボン酸クロライド(/B)が褐色の液体として
得られた。
9j冬ヒドラジン/lA≠gのテトラヒドロフラフ(T
HF)2!rd中溶液を、化合物(/B)j 01とT
HFjθQ tyrlとの混合物に、烈しい攪拌下に3
0分間を要して滴下した。この操作では混合物の温夏を
0〜5℃に保った。次いで混合物を0℃において30分
間攪拌し、室温に加熱し、そして攪拌下に氷水2600
r!Ll中に注ぎ入れた。これによって得られた混合物
を濾過し、固体を集めて真空炉で乾燥した。/、2−ビ
ス(2−クロロ−7−シクロヘキセン−7−カルボニル
)ヒドラジン(IC)が融点2!!−26I℃の黄褐色
固体として得られた。
化合物(IC)を周囲温度(室温)において、五塩化燐
4Lよざgのオキシ塩化燐gooy中浴液に、攪拌下に
5分間を要して添加した。得られた混合物を70℃にお
いて7時間攪拌し、次いで2時間にわたって還流した(
107℃)1.すなわちこの還流は、塩化水素の発生が
止むまで行った。真後にストリッピング操作によって減
圧下に揮発物全除去し、残留物を烈しい攪拌下に氷/水
混合物2jOOILI中に注ぎ入れた。これによって得
られた混合物に抽出操作を、塩化メチレンを用いて行っ
た。抽出物(extract )を乾燥しくMg504
)、濾過し、溶媒をス) IJツピング操作によって除
去シタ。/、≠−シクロロー/、lA−ビスC2−クロ
ロ−1−シクロヘキセン−/−イル)アジン(/D)が
、不均質な褐色シロップ状物質の形で得られた。
o−r℃において、化合物(/D)/ 7 j #の無
水エタノール、200d中溶液Vc9 j %ヒドラジ
ン/ /、りgを、75分間を要して滴下した。得られ
た混合物を還流下に70分間加熱し、次いで室温におい
て/♂時間攪拌した。混合物を濾過し、F液にス) I
Jツビング操作を行って溶媒を除去し、残留物を烈しい
攪拌下に氷/水混合物2300m1中に注ぎ入れた。そ
の結果得られた混合物をエーテルで抽出し、抽出物を乾
燥しく Mg5O4) 、ストリッピング操作によって
溶媒を除去し、残留物をシリカダルに吸収させて乾式ク
ロマトグラフィ操作を行った。このクロマトグラフィ操
作は、溶離剤としてTHFと酢酸エチルとへキサンとの
混合物(容量比/:4t:20の混合物)を用いて実施
した。3種の結晶質フラクションが得られたが、そのう
ちの1種は化合物(11であって、これはヘキサンから
の再結晶によって融点/9f−20,2℃の黄色固体と
して得られた。さらに化合物(2)も得られたが、これ
はヘキサンからの再結晶によって融点/乙!−/1.2
℃の赤紫色固体の形で回収された。
例  2 化合物(1)の製造 精製された化合物(IC)から例/記載の方法によって
化合物(/D)を再び請判した。
化合物(/D)7fiのTHF / 0−中溶液を周囲
温度(室温)において、77チヒドラジン(すなわち実
質的に無水のヒドラジン) 3. lI−,9の無水エ
タノ−シフ00M中溶液に滴下し、得られた混合物を還
流下に30分間攪拌した。次いで、ストリッピング操作
によって減圧下に溶媒を除去し、残留物を沸騰トルエン
/jOLIVc溶解した。得られた溶液を2j℃に冷却
し、濾過しだ9、化合物(1)が融点202−.206
℃の無色固体として得られた。これらの操作は全部、空
気の不存在下に行った。
例  3 化合物(2)の製造 例2で得られた化合物(11/、 j gの氷酢酸2!
17Il中溶液に10−13℃において攪拌下に20%
亜硝酸す) IJウム水溶液を過剰f滴下した。氷水を
添加し1反応混合物を濾過した。固体を集めて冷水で洗
浄し、空気乾燥し、ジエチルエーテルとヘキサンとのl
:/(容量比)混合物から再結晶した。化合物(2)が
融点/2乙−7乙り℃の赤色固体として得られた。
例≠−6 例1および例2に記載の方法に従って、ただし今回はヒ
ドラジンの代シにメチルヒドラジン、エチルヒドラジン
、ベンジルヒト9ラジンをそれぞれ用いて操作を行うこ
とてよって、次の化合物が得られた。
31Z−ビス(2−クロロ−/−シクロヘキセン−/−
イル)−/−メチル−/、4t−ジヒト90−八コ、≠
、!−テトラジン〔化合物(3) ] 、黄色結晶、融
点/29−/3/℃: 3、A−ビス(2−クロロ−/−シクロヘキセン−7−
イル)−/−エチル−/、4t−ジヒドロ−/、2.’
AJ−テトラジン〔化合物(4) ] 、黄色結晶、融
点97−99℃; !、1.−ビス(,2−クロロ−7−シクロヘキセン−
/−イル) −/−−<ンジルーへ≠−ジヒドロ−/、
2.IA、よ−テトラジン〔化合物(5)〕、黄色結晶
、融点り!−27℃。
例  7 3、!−ビス(,2−クロロ−7−シクロヘキセン−/
−イル)−/−(1−フルオロベンジル)−/、4Z−
ジヒt−” o −/、2.tA、!;−テトラジン〔
化合物(6)〕の製造 2−フルオロベンズアルデヒド37.2 、F 、メタ
ノール/23111および水isomlの混合物に、メ
チルヒドラジノカルボキシレート271/を添加した。
この混合物をt≠℃に加熱し、次いで還流下に13分間
加熱し、0℃に冷却し、濾過しだ。メチル3−CC2−
フルオロフェニル)メチレン〕カルパゼー) (gA)
が融点/33−137℃の固体物質として得られた。
化合物(AA) j 31とメタノール2jOmlとの
混合物をO′cVc冷却した。少量のエリスロシンを添
加し、混合物11C2N−塩酸を加えて−=3−IAに
調節した。
次いで混合物を攪拌しながら、これにす) IJウムシ
アノ、IPロバイドライド//、μgを、30分間を要
して少量づつ添加した。このとき、−を3−弘に保つた
めに塩酸を滴下した1、混合物を周囲温度(室温)にお
いて3時間攪拌し、ストリッピング操作を行って溶媒を
減圧下に除去した。残留物を冷水(0℃)2jθ℃と混
合し、得られた混合物をエーテルで抽出した。抽出物を
乾燥しくMg5O4)、濾過し、ストリッピング操作に
よって溶媒を除去シタ。メチル3− (2−フルオロベ
ンジル)カルバゼート(AC)が無色シロップ状物質と
して得られた。
化合物(乙C)≠乙Sのメタノール!0rrLl中溶液
を、水酸化す) IJウム20gの水2夕Q tut中
溶液溶液加した。その結果得られた混合物を攪拌し、還
流下に2時間加熱し、70℃に冷却し、混合物が明らか
に酸性になるまで濃塩酸で処理した後に、混合物をエー
テルで抽出した。水性相にjO係氷水酸化ナトリウム水
溶液添加して、明白に塩基性にした。抽出物を乾燥しく
 Mg504)、濾過した。F液にストリッピング操作
を行って溶媒を除去した。
(2−フルオロベンジル)ヒドラジン(乙D)が淡黄褐
色の透明なシロップ状物質の形で得られた。
例2に記載の化合物(/D)から化合物(1)を製造す
る方法と同様な方法に従って、化合物(AD)から化合
物(6)を製造した。化合物(6)はコノ・り色のシロ
ップ状物質として得られた。
例  了 活性評価試験 式(11の化合物が有するマダニの卵の殺滅活性を、下
記の標準試験方法に従って測定した。
1、殺卵活性(急性) 若いマメ植物(Phaaeolus vulgaris
)から葉を除去し、ただし1枚だけ残した。1枚だけの
葉を残したこの植物に、ダニ(Tatranychua
 urtic&e)のメスの成虫を生息させた。11時
間後に、動き得るダニをゆるやかな空気流によって葉か
ら全部除去した。したがって、葉には卵だけが残った。
試験化合物のアセトン中溶液(濃度/ % w/v )
である原液を1表面活性剤「アトロツクス10≠J’A
J(登録商標)のo、 o t j4水溶液で、所望濃
度になる迄希釈することによって調製された試験液2ミ
リリツトルで、前記の葉の上下両面を処理した。
試験液を植物の葉に噴霧する操作は、葉をターンテーブ
ルに載せて回転させながら行った。処理された植物を温
度27℃(gO″F)、相対湿度jj優のもとで!日間
保った。次いで葉を観察して、生きているダニおよび未
郷化卵の数を数え、殺卵率(%)を次式だよって算出し
た。
殺卵率(%) = −X / 00 A+B ここにAは、生きているダニの数であり、Bは、未岬化
卵の数である。
活性化合物を種々の施用量で用いて試験し、LC5o値
〔試験液中の化合物の量(%)〕を、プロビット、アナ
リシス、プログラムによって求めた。
この試験の結果を次表て示す。
第  l  表 化合物   LCso値(チ) /               0.00/2   
          0.0023         
    0.001゜弘             0
.00乙J″             0.0026
           0.00 /■、殺卵活性(残
効性) ダニが生息していない2組の試験植物に、前記の試験(
1)の場合と同様な噴霧方法によって試験化合物の溶液
を噴霧し、そして試験(1)の場合と同様だ保った。そ
のうちの1組には、1日後に植物にメスのダニを生息さ
せ、/に一2≠時間後に、動き得るダニを除去し、卵は
≠−j日放置して生長させた。次いで、未詳化卵の数を
数え、LC5o値を算出した。
別の1組も同様な方法で処理し支が、この組では、薬剤
を噴霧してから7日後に植物に虫を生息させた。
この試験の結果を次表に示す。
第■表 2  0.00よ、3″ 0.0A9 30.0≠、I  O,237

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔ここにAは、1,2,4,5−テトラジニレン基また
    は次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の1,4−ジヒドロ−1,2,4,5−テトラジニレン
    基であり、 Rは水素原子、C_1_−_4アルキル基、(C_1_
    −_6アルコキシ)メチル基、(C_2_−_6アルコ
    キシ−アルコキシ)メチル基、フェニルC_1_−_4
    アルキル基、またはハロフェニルC_1_−_4アルキ
    ル基である〕の3,6−ジ置換−1,2,4,5−テト
    ラジン化合物。
  2. (2)Aが式(II)の基であり、Rが水素原子、直鎖状
    C_1_−_4アルキル基、ベンジル基または2−ハロ
    ベンジル基であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。
  3. (3)Aが式(II)の基であり、Rが水素原子、メチル
    基、エチル基、ベンジル基または2−フルオロベンジル
    基であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の化合物。
  4. (4)特許請求の範囲第1項−第3項のいずれか1項に
    記載の式( I )の化合物を製造する方法において、次
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (ここにLはリービング基である) の化合物と、次式 RNH−NH_2 (ここにRは特許請求の範囲第1項記載の意味を有する
    ) のヒドラジンとを不活性溶媒の存在下に反応させ、式(
    I )の所望化合物を単離し、次いで任意的に、Rが水
    素であるときには前記の式( I )の化合物〔ここにA
    は式(II)の基であり、Rは水素である〕を、Aが1,
    2,4,5−テトラジニレン基である式( I )の化合
    物に還元することを特徴とする製造方法。
  5. (5)Lが塩素原子であることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の製造方法。
  6. (6)特許請求の範囲第1項−第3項のいずれか1項に
    記載の式( I )の化合物を活性成分として含有し、か
    つ少なくとも1種の担体を含有することを特徴とする農
    薬組成物。
  7. (7)少なくとも2種の担体を含有し、そのうちの少な
    くとも1種が表面活性剤であることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項記載の組成物。
  8. (8)農薬としての有効量の特許請求の範囲第1項−第
    3項のいずれか1項に記載の化合物または特許請求の範
    囲第6項または第7項に記載の組成物を、害虫の生息場
    所に施用することを特徴とする、害虫をその生息場所で
    防除する方法。
JP62138333A 1986-06-05 1987-06-03 農薬としての活性を有するテトラジン誘導体 Pending JPS638377A (ja)

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JPH02160705A (ja) * 1988-12-13 1990-06-20 Shionogi & Co Ltd 懸濁流動性殺ダニ剤
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JPS6059477U (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 松下電工株式会社 コネクタのコンタクトの構造

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