JPS6383548A - 温度センサ−付きの温水タンクの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は、温水温度の制御をおこなうための温度センサ
ー付きの温水タンクの構造に関するものである。

［背景技術］ 温水温度の制御をおこなうための温度センサー付きの温
水タンクにあっては、「温水温度のばらつきを小さくす
る」、「温水を多く確保する」こと温水を多く供給でき
るようにすることにある。しかして、従来のタンク４は
底が深いものであり、第８図（ａ）に示すようにシーズ
ヒータのようなヒータ５をタンク４の底部に配置し、温
度センサー３をタンク４内に挿入して温度センサー３の
温度検知部２をタンク４の下部に位置させた場合、温度
検知部２が設定温度に達した時にはすでにタンク４上部
は設定温度より肖くなっているため温度が安定しないと
いう問題があり、またｆｉＳ８図（ｂ）のように温度検
知部２をタンク４内の上部に位置させた場合には温度検
知部２が設定温度に達した場合にはタンク４上部は設定
温度に達するが、温度検知部２位置以下は設定温度に達
していないため設定温度が少ないという問題があった。

このため第８図＜８）のものにおいて用いる温度センサ
ー３を第９図に示す構造のものにすることが考えられて
いる。すなわち第９図に示すように温度センサー３の外
殻を薄くて艮い銅の箭１′で形成し、筒１′の下端部に
底１ａ″を溶接で固定する。そＩｆ怜１′の下纏怒めテ
ロ１和怒２かタンク４の下部のヒータ５の近くに位置さ
せることが考えられている。このものにあっては、上部
の温度が熱伝導性のよい銅の９１’により下部の温度検
知部２側に伝わることとなり、上部が設定温度より高く
ならないようにして安定した温水を多くとることができ
るようになっている。しかしながら、細長くて薄い銅の
１１’　を加工するのは複雑でコストがアップするとい
う問題があり、更に薄い銅の筒１′の下端部に底１ａ’
　を溶接にて取り付けるため、溶接不良で銅の箇１′内
に入れである温度検知部２側への水もれの恐れがあり、
信頼性に欠けるという問題があった。添付図面中７は筒
１′内に充填される充填材、６はリード線である。

［発明の目的１ 本発明は、上記の従来の問題点に鑑みて発明したもので
あって、その目的とするところは、安定した温水を多量
に供給でき、またコストが安（なり、更に温度検知部側
への水もれの恐れがない温度センサー付きの温水タンク
の構造を提供するにある。

［発明の開示］ 本発明の温度センサー付きの温水タンクの構造は、合成
樹脂製の有底筒１内の下端部に温度検知部２を設けた温
度センサー３を横長で底の浅いタンク４内に上方より吊
り下げ、タンク４内の底部にヒータ５を配置し、有底筒
１の下部をタンク４内の略中央部付近に配置して成るこ
とを特徴とするものであって、このような構成を採用す
ることで、上記した本発明の目的を達成したものである
。

すなわち本発明にあっては、叙述のようにタンク、４を
横長で底の浅い構造とすることでタンク４内の下部と上
部との温度差を少なくできるのみならず、温度検知部の
位置を従来に比べて上方に位置させであるので、タンク
４内の上部の温度を設定温度に近づけることができ、ま
た外殻である有底筒１を合成樹脂製とすることで、温度
センサー３の熱応答性を従来の銅の筒よりも遅くでき、
このことにより温度センサー３の温度検知部２で所定温
度を検知するまでの間タンク４内の底部のヒータ４が加
熱しており、タンク４内の下部の温度を設定温度に近付
けることができるようになり、全体として安定した温度
の温水を多量に供給で勝るようになったものである。

以下本発明を添付図面に示す実施例により詳述する。本
発明のタンク４はたとえば肛門を温水で洗浄する温水洗
浄便座用のタンクとして用いられるものであり、従来の
縦長で底の深いタンクに比べて横長で底の浅いものであ
る。このタンク１内にはシーズヒータのようなヒータ５
が挿入され、ヒータ５の下部がタンク１の底に沿わせで
ある。

温度センサー３の外殻は合成樹脂製の有底筒１であり、
有底筒１内の下端部にサーミスタのような温度検知部２
が入れてあり、有底筒１内には充填材７が充填しである
。図中６は温度検知部２のリード線である。ここで有底
筒１は前述のように合成樹脂により一体成形しであるが
、有底９１の下端部の温度検知部２を入れである部分は
肉厚を薄くしである。上記の構成の温度センサー３はタ
ンク４内に上方より吊り下げられるものである。こ５よ
ｒ）離してタンク４内の略中央部付近に配置しである。

したがって本発明に用いる有底筒１は上下長さが短いも
のである。

ところで、本発明のタンク４はすでに述べたように温水
洗浄便座８の温水供給タンクとして用いられるが、この
温水洗浄便座８の概略図を第３図に示す。第３図におい
て温水洗浄弁座８にはタンク４、電源部１０、ポンプ部
１１、洗浄用の温水の噴出用のノズル部１２、温風噴き
出し装置１３が設けてあり、このような構成の温水洗浄
便座８を便器の後部に装着し、用便後にタンク４内の温
水をポンプ部１１によりノズル部１２の先端部から人体
の肛門に噴射して洗浄し、その後に温風噴き出しｖｃｆ
ｉ１３から温風を噴き出して肛門の洗浄をおこなうもの
である。ここで、本発明にあっては、タンク４を横長で
底の浅い構造とすることでタンク４内の下部と上部との
温度差を少なくでき、また温度検知部の位置を従来に比
べて上方に位置させであるので、タンク４内の上部の温
度を設定１日　−ｍｌ　＋＋　　！Ｗ　／／ｌ↓　テ　
簀　−１ノづｔ　偽　　　　士　ン参　ｂ（古島１１　
（１プマ　−ヒｆＩｉｌを合成樹脂製とすることで、温
度センサー３の熱応答性を従来の銅の筒よりも遅くでき
、このことにより温度センサー３の温度検知部２で所定
温度を検知するまでの間タンク４内の底部のヒータ４が
加熱しており、タンク４内の下部の温度を設定温度に近
付けることができるようになり、全体として安定した温
度の温水を多量に供給できるのである。なお電源部１０
は第４図に示すように入出力基板１４と制御基板１５の
間に発熱素子１６、放熱板１７を取り付けである。ここ
で放熱板１７は入出力基板１４から制御基板１５への雑
音を防止するために制御回路グランドに接続しである。

また放熱板１７の端部を折曲しであるので、放熱板１７
が広くとれて放熱性がよくなり、また電源部１０のスペ
ースが広くとれない場合でも対応できるものである。ま
たポンプ部１１、洗浄用の温水の噴出用の７：Ｘル部１
２、温風噴き、出し装置１３の各電気的接続部１１ａ、
　１２ａ、　１３ｔはそれぞれ第５図、第６図に示すよ
うに略−直線状に配置してあり、また各電気的接続部１
１ａ、１２ａ、１３ａの固定側であるジャック１８側を
すべて同一方向に位置させ、着脱側であるプラグ１９側
をすべて反対方向に位置させである。−例を示すと第７
図のようにジャック１８側を右にプラグ１９側を左に配
置するものである。このように各電気的接続部１１ａ、
　１２ｍ、　１３ａをそれぞれ一直線状に配置し、しか
も着脱側であるプレグ１９をすべて同一方向に位置させ
ることで、組立ｎ理などの際における電気配線の着脱が
効率的に且つ確実におこなえることとなる。

［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のように、合成樹脂製の有底筒
内の下端部に温度検知部を設けた温度センサーを横長で
底の浅いタンク内に上方より吊り下げ、タンク内の底部
にヒータを配置し、有底筒の下部をタンク内の略中央部
付近に配置しであるので、横長で底の浅いタンク構造に
よりタンク内の下部と上部との温度差を少なくでき、ま
た温度検知部の位置を従来に比べて上方に位置して、タ
ンク内の上部の温度を設定温度に近づけることができる
ものであり、さらに外殻である有底筒が合成樹脂製であ
るため、温度センサーの熱応答性を従来の銅の簡よりも
遅くでき、このことにより温度センサーの温度検知部で
所定温度を検知するまでの間タンク内の底部のヒータが
加熱しており、タンク内の下部の温度を設定温度に近付
けることができるようになり、全体として安定した温度
の温水を多量に供給できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略断面図、第２図は同上に用いる温
度センサーの断面図、第３図は温水洗浄便座の概略平面
図、第４図は同上の電源部の部材の配置例を示す説明図
、ｔ！Ｓ５図はポンプ部、ノズル部、温風噴き出し装置
の各電気的接続部の配置を示す説明のための概略平面図
、第６図は同上の正面図、第７図は同上のポンプ部にお
ける電気的接続部の拡大平面図、ｆｉ８図（ａ）（ｂ）
はそれぞれ従来例のタンク内に温度センサーを配置した
例を示す概略断面図、第９図は従来に用いる温度センサ
ーの断面Ｍであっで、１は有底筒、２は温度検知部、３
は温度センサー、４はタンク、５はヒータである。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第１図　　　５°−ｔ：、−７ 第２図 第３図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）合成樹脂製の有底筒内の下端部に温度検知部を設
   けた温度センサーを横長で底の浅いタンク内に上方より
   吊り下げ、タンク内の底部にヒータを配置し、有底筒の
   下部をタンク内の略中央部付近に配置して成ることを特
   徴とする温度センサー付きの温水タンクの構造。